JPH0719462U - シーズナブル・パネル - Google Patents

シーズナブル・パネル

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JPH0719462U
JPH0719462U JP5543293U JP5543293U JPH0719462U JP H0719462 U JPH0719462 U JP H0719462U JP 5543293 U JP5543293 U JP 5543293U JP 5543293 U JP5543293 U JP 5543293U JP H0719462 U JPH0719462 U JP H0719462U
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decorative
decorative plate
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plates
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JP5543293U
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JP2510029Y2 (ja
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俊彦 加藤
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コトラス株式会社
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部屋又は家屋の雰囲気を変化させることがで
きるリバーシブルタイプのシーズナブル・パネルを提供
することを目的とする。 【構成】 躯体1の裏面に飾枠2を蝶着し、この飾枠2
に上中下の3枚の化粧板2a,2b,2cの上下縁の中
心をそれぞれ軸で回動自在に取付け、止金3で飾枠2を
躯体1にロックする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、表裏の化粧(模様、色調、材質等)を用途や季節に応じて変化させ ることができるリバーシブルタイプのシーズナブル・パネル、例えばドアーパネ ル、壁面パネル、仕切り壁パネル、カウンター天板等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、従来の内壁の化粧や仕切壁の化粧あるいはドアーの化粧は、建 築主の意向あるいは時流に応じて選択決定され、施工後老巧化し改装する迄はそ の儘の状態で使用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
我が国は春、夏、秋、冬と季節の変化が鮮明であり、季節の変り目には衣更え の習慣がある。又、インテリア市場もより多用化の傾向にあり、内装等の変化に 対する欲求も高って来ている。
【0004】 従って、家屋又は部屋の雰囲気を決定する内壁や仕切壁あるいは玄関ドアの化 粧も季節に応じて変えたいという要求があるが、従来は簡単には出来なかった為 、部屋の調度品や観葉植物を変えたりすることにより対応している。
【0005】 また、部屋を他目的に使う場合、例えば、日常事務室として使用している部屋 をパーティー会場として用いようとした場合、雰囲気に違和感があり、意気が盛 り上らないということは度々経験するところである。そこで、本考案は、部屋の 雰囲気及び用途などを変化させることができるリバーシブルタイプのシーズナブ ル・パネルを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1の第1の考案 は、表裏両端の化粧を異にする適数の化粧板を並設し、各化粧板の上下又は左右 の中心を回転軸を介して躯体に取付け、その回転軸を介して各化粧板を単体で表 裏変換自在に構成したものであり、請求項2の第2の考案は、表裏両面の化粧を 異にする適数の化粧板を並設し、各化粧板の上下両端をリンクを介して下地又は 躯体に連結し、各化粧板を表裏変換自在に構成したものであり、請求項3の第3 の考案は、表裏両面の化粧を異にする適数の化粧板を並設し、各化粧板の上下両 端をリンクを介して下地又は躯体に連結すると共に、各化粧板を連結リンクを介 して連繋し、各化粧板を連動して表裏変換自在に構成したものであり、請求項4 の第4の考案は、表裏両面の化粧を異にする適数の化粧板を並設し、各化粧板の 上下両端をガイドレールに摺動及び回動自在に連繋させ、各化粧板を単体で表裏 変換自在に構成したものであり、請求項5の第5の考案は、表裏両面の化粧を異 にする適数の化粧板を並設し、各化粧板の上下両端をガイドレールに摺動自在に 設けた同一のスライダーに回動自在に連繋したものであり、請求項6の考案は前 記請求項2及び3の第2及び第3の考案における下地に化粧板回動用の凹部を設 けたものである。
【0007】
【作用】
本考案によると、各化粧板を任意に裏返えすことができ、第3の考案によると 、各化粧板は同時に連動して裏返えすことができ、例えば明るい化粧面と、落着 いた化粧面でそれぞれ異なった雰囲気を醸し出すように変化させることができる 。また第6の考案によると、壁面に適用した場合化粧板の引き起しを容易に行う ことができる。
【0008】
【実施例】
図1は第1の考案を玄関ドアーに適用した場合の第1の実施例を示すもので、 躯体1(ドア本体)の表面に飾枠2を蝶着し、この飾枠2に上中下の3枚の化粧 板2a,2b,2cの上下線の中心をそれぞれ軸で回動自在に取付けたものであ る。
【0009】 図2は飾枠2の止金3の構造を示すもので、操作ツマミ3aを動かすと、円盤 3bが回動してストッパー・バー3cがドアのハンドル金具1aに抜き差しされ て、飾枠2を開披又はロックすることができる。
【0010】 図3は第1の実施例における化粧パターンを変化させる場合の手順を示すもの で、先ず止金3を外して飾枠2を(イ)に示すように開き、次に化粧板2a,2 b,2cを(ロ)、(ハ)に示すように裏返えした後、飾枠2を閉じ止金3で飾 枠2を躯体1に固定すれば、玄関ドアの化粧パターンを全く異なったものとする ことができる。即ちこの実施例によると、例えば季節に応じて玄関ドアの化粧パ ターンを変化させることができる。この実施例は玄関ドアに適用した場合である が、部屋のドアにも適用し得ることは勿論である。
【0011】 図4は他の化粧パターンとする場合の一例を示すもので、(イ),(ロ)は中 央の化粧板2bを裏返えしにする場合を、また(ハ)は上下の化粧板2a,2c を裏返えしにした場合を例示するもので、こゝでは化粧パターンのバリエーショ ンの全部を図示しなかったが、8通りに玄関ドアの化粧パターンを変化させるこ とが出来る。
【0012】 図5は第2の本考案を玄関ドアに適用した場合の第2の実施例を示すもので、 躯体4(ドア本体)の表面に化粧板5の上下の一側をリンク6,7を介して連繋 し、且つコ状の飾枠4aを蝶着したものである。なお4bは飾枠4aの止金であ る。
【0013】 図6は第2の実施例における化粧板5の裏返えしの手順を示すもので、先ず止 金4bを外して飾枠4aを図6の(イ)のように開き、次に化粧板を(ロ)、( ハ)に示すように開き、次いで(ニ)、(ホ)に示すように裏返えしにして閉じ 、最後に飾枠4aを(ヘ)のように閉じ止金4bで躯体4に止める。
【0014】 図7は本考案を壁面パネルに適用した場合の第3の実施例の構成と、その化粧 の変化を示すもので、8,8,8,8は表面に天然石、裏面に天然木材やセラミ ック、ホーロー、金属等を張り合わせた化粧板、9,10は化粧板8の上下両端 の片側を下地11に連結する上下のリンク(下側リンク10は図示せず)、12 ,13は各化粧板8の上下両端の中央を連結する連結リンク(下側連結リンク1 3は図示せず)である。そしてこの連結リンク12,13は目地隠し兼用となっ ている。なお、11aは下地11に設けた化粧板の引起し用凹部である。
【0015】 次に化粧板変換の手順を説明すると、化粧粧板8の1枚、例えば左端の化粧板 の止金を外し(イ)図の想像線で示すように左側を押し、手前に突出した反対側 に手を掛けて引き、図7の(ロ)〜(ニ)に示すように化粧板8を動かすと、全 化粧板は連結リンク12,13を介して手前に開き、回動して裏返えした後押す と(ホ)に示すように裏面の化粧となる。
【0016】 図8は本考案を壁面をに取付けて使用する壁面パネルに適用した場合の第4の 実施例の構成と、その化粧の変換方法を示すもので、8,8,8は表裏両面に天 然石や天然木材、セラミック、ホーロー、金属等を張り合わせた化粧板、9,1 0は化粧板8の上下両端の片側を躯体11’に連結する上下リンク(下側リンク 10は図示せず)、12’,13’は各化粧板8の上下両端の中央を連結する連 結リンク(下側連結リンク13’は図示せず)である。そしてこの連結リンク1 2’,13’は隙間隠し兼用のメジとなっている。
【0017】 図9の(イ),(ロ),(ハ),(ニ),(ホ)は化粧板を表裏変換させる場 合の様子を示す斜視図で、化粧板8の1枚、例えば中央の化粧板の止金aのツマ ミを動かして止金を外し、更にそのツマミを引き、図9の(ロ)〜(ニ)に示す ように化粧板8を動かすと、全化粧板は連結リンク12’,13’を介して手前 に開き、回動して裏返えした後押すと(ホ)に示すように裏面の化粧となる。従 って、化粧板8,8,8の裏面の化粧をイメージの全く異なったものに選択製作 しておくと、部屋の雰囲気を一変させることができる。
【0018】 図10はこの実施例において、3枚の化粧板の中、両側の化粧板のみを裏返え した場合の化粧パターンの変化を、また図11は中央の化粧板のみを裏返えした 場合の化粧パターンの変化と、各化粧パターンにおけるリンクの状態を示すもの である。
【0019】 図12は本考案の第5の実施例を正面から見た斜視図と平面図を示し、図13 は下部の詳細を示すもので、躯体11’(実施例では枠体)の上下に設けたガイ ドレール14にスライダー15を摺動自在に設け、このスライダーに化粧板8, 8,8の一側を回動自在に設けたものである。
【0020】 この実施例は、止金aツマミを引いて外し、更にそのツマミを引いて各化粧板 を図14の(ロ)のように開き、次に図14の(ハ)に示すように右方に移動し 、(ニ),(ホ)に示すように閉じると化粧板8が裏返えしになり化粧パターン が一変する。
【0021】 この実施例は、前記実施例3及び4のように幾通りにも変化させることは出来 ないが、例えば昼間は事務所に、夜はパーティー会場などに使用する場合等に好 適な壁面パネルとして利用できる。
【0022】 図15及び図16は、図7及び図8に示すリバーシブルタイプのシーズナブル ・パネルに用いられる開披機構の一例を示すもので、躯体11’に設けた蓋16 を開いて押出しレバー17を手前に引くことにより、それと連動する押出金具1 8を回動させて化粧板8の片側を押し出し、化粧板8の変換を容易にするもので 、押出しレバー17を後方に押した時は、ストッパー杆19が躯体11’のスト ッパー孔20に挿入されて化粧板8の回動をロックするようになっている。
【0023】
【考案の効果】
化粧板を任意に裏返えしにすることにより家屋や部屋の雰囲気を全く違ったも のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の正面図と飾枠を開披した状態の
斜視図である。
【図2】止金の構造を示す一部截断斜視図である。
【図3】第1の実施例において、化粧パターンを変化さ
せる場合の手順を示す説明図である。
【図4】第1の実施例において他の化粧パターンとする
場合の手順及び化粧パターン例を示す説明図である。
【図5】第2の実施例の正面図と、飾枠を開いた状態の
斜視図と平面図である。
【図6】第2の実施例における化粧板変換の手順を示す
説明図である。
【図7】第3の実施例の構成と、化粧板変換の手順を示
す図である。
【図8】第4の実施例の構成と化粧板変換の手順を示す
平面図である。
【図9】第4の実施例における化粧板変換の様子を示す
正面から見た斜視図である。
【図10】第4の実施例において他の化粧パターンとし
た場合の正面から見た斜視図と平面図である。
【図11】第4の実施例において他の異なる化粧パター
ンとした場合の正面から見た斜視図と平面図である。
【図12】第5の実施例の正面から見た斜視図と平面図
である。
【図13】第5の実施例における摺動、回転部分の詳細
図である。
【図14】第5の実施例における化粧パターン変換の手
順を示す斜視図と平面図である。
【図15】化粧板開披機構の端部の前面から見た斜視図
である。
【図16】化粧板開披機構中間部の裏側から見た斜視図
である。
【符号の説明】
1,4,13 躯体 2 飾枠 3 止金 5,8 化粧板 6,7,9,10 リンク 11 下地 11a 引起し用凹部 12,13 連結リンク 14 ガイドレール 15 スライダー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面の化粧を異にする適数の化粧板
    を設け、化粧板の上下又は左右の中心をに回転軸を介し
    て躯体に取付け、その回転軸を介して各化粧板を単体で
    表裏変換自在に構成したことを特徴とするシーズナブル
    ・パネル。
  2. 【請求項2】 表裏両面の化粧を異にする適数の化粧板
    を並設し、各化粧板の上下両端をリンクを介して下地又
    は躯体に連結し、各化粧板を表裏変換自在に構成したこ
    とを特徴とするシーズナブル・パネル。
  3. 【請求項3】 表裏両面の化粧を異にする適数の化粧板
    を並設し、各化粧板の上下両端をリンクを介して下地又
    は躯体に連結すると共に、各化粧板を連結リンクを介し
    て連繋し、各化粧板を適数連動して表裏変換自在に構成
    したことを特徴とするシーズナブル・パネル。
  4. 【請求項4】 表裏両面の化粧を異にする適数の化粧板
    を並設し、各化粧板の上下両端をガイドレールに摺動及
    び回動自在に連繋させ、各化粧板を単体で表裏変換自在
    に構成したことを特徴とするシーズナブル・パネル
  5. 【請求項5】 表裏両面の化粧を異にする適数の化粧板
    を並設し、各化粧板の上下両端をガイドレールに摺動自
    在に設けた同一のスライダーに回動自在に連繋したこと
    を特徴とするシーズナブル・パネル。
  6. 【請求項6】 下地に化粧板回動用凹部を設けたことを
    特徴とする請求項2又は3記載のシーズナブル・パネ
    ル。
JP1993055432U 1993-09-08 1993-09-08 シ―ズナブル・パネル Expired - Lifetime JP2510029Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143886U (ja) * 1984-08-25 1986-03-22 多田 綾子 音波を発生させ蚊を追放する装置
JPH0540465U (ja) * 1991-10-28 1993-06-01 株式会社ノダ 内装構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143886U (ja) * 1984-08-25 1986-03-22 多田 綾子 音波を発生させ蚊を追放する装置
JPH0540465U (ja) * 1991-10-28 1993-06-01 株式会社ノダ 内装構造

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