JPH07193520A - 受信信号中の雑音を識別するための装置および方法 - Google Patents

受信信号中の雑音を識別するための装置および方法

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JPH07193520A
JPH07193520A JP6270838A JP27083894A JPH07193520A JP H07193520 A JPH07193520 A JP H07193520A JP 6270838 A JP6270838 A JP 6270838A JP 27083894 A JP27083894 A JP 27083894A JP H07193520 A JPH07193520 A JP H07193520A
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signal
samples
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iterative
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JP6270838A
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English (en)
Inventor
John G Bartkowiak
ジョン・ジィ・バートコウィアック
Safdar M Asghar
サフダー・エム・アシャー
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Advanced Micro Devices Inc
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Advanced Micro Devices Inc
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/34Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
    • H03G3/344Muting responsive to the amount of noise (noise squelch)
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1027Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信信号中の雑音を識別する装置および方法
を提供する。 【構成】 受信信号中の雑音を識別しかつ抑制する装置
は、第1の信号処理手段12と、第2の信号処理手段1
4と、しきい値を生成するためのしきい値生成手段16
とを備える。第1の信号処理手段が反復信号サンプルと
予測反復信号サンプルとを発生して、これらを比較し予
測誤差パラメータを生成する。第2の信号処理手段が発
生された連続反復信号サンプルに基づきしきい値調節値
を生成する。論理手段18は予測誤差パラメータと、し
きい値調節値と、しきい値とを論理的に処理して雑音表
示値を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】無線電話システムで使用されるシステム
等のある型の通信システムにおいては、アナログ信号を
送ることで伝えられる情報は、一連の符号化された情報
表現、一般には高周波数の周波数シフトキーイング(F
SK)によって成立する一連の「1」と「0」の形式で
受信器によって受信される。このような伝送は伝送路に
おける建物や他の物体などからの反射を受ける可能性が
有り、受信を妨害または歪ませ得る態様で他の受信信号
に対して時間遅延された無線周波数(RF)信号が受信
器に到来することがある。結果として、受信器の復調器
(またはデコーダ)は受信信号を誤って変換する可能性
があり、その場合不安定になり干渉を生じさせ得る。こ
のような干渉は、こういったシステムのユーザにとって
はポンとはじけるようなもしくはカチッという音または
耳障りな雑音の形で受取られる。
【0002】通信産業においては、干渉や他の雑音を補
償する方法として、遅延を伴う帰還回路を設けて、受信
信号の雑音成分を予測できるようにし、この雑音成分の
複製近似値を生成して、元の信号からこの近似値雑音成
分を減算して入来信号中に受信された雑音をなくすこと
がよく行なわれている。しかしながら、無線電話や類似
するシステムに関し発行される工業規格は、このような
システムには遅延を導入しないことを要件としており、
すなわちこのようなシステムは一般にリアル・タイムの
システムとして知られるものでなければならない。結果
的に、このようなシステムにおいて雑音をなくすための
解決方法もまたリアル・タイムのシステムでなければな
らない。
【0003】入来信号中の雑音を素早く識別して抑制
し、かつ本発明による装置が真の音声に対し誤ってトリ
ガした場合でも受信した音声の理解を妨げないような形
でミューティングを行なうようリアル・タイムの雑音識
別および抑制システムが設計されてきた。ただし、これ
らの雑音検出システムを使用する場合、高振幅トーンお
よび送信器において発生し符号化されて受信器に送られ
る、飽和したまたはクリッピングされた音声が受信器に
よってデコードされる可能性がある。この場合の符号化
/復号化方法が適応差動パルス符号変調(ADPCM)
といったものである場合、デコーダは信号を再構成する
が、そのデコーダ出力信号は高振幅トーンに対しては飽
和されたものとなり、かつわずかにクリッピングされて
いた符号化された信号に対しては激しくクリッピングを
されたものとなる可能性がある。
【0004】デコーダ出力が飽和していたりクリッピン
グされていたりする場合、雑音検出アルゴリズムによっ
て雑音抑制アルゴリズムが間違ってトリガされたり、良
好なトーンや音声までも誤ってミューティングされる可
能性がある。このような誤ったトリガは、雑音検出アル
ゴリズムのプログラムされたしきい値を下げることによ
って避けることができる。しかしながら、しきい値を下
げることで雑音バーストが存在する際の雑音識別および
検出システムの性能が低くなる可能性がある。このよう
な雑音バーストをシステムがとらえることができず、厄
介な雑音信号がユーザに伝えられてしまうかもしれな
い。
【0005】
【発明の概要】本発明は、受信信号における雑音を識別
するための装置を提供するものである。同装置は、受信
信号を受けて予測誤差パラメータを生成するための第1
の信号処理手段を備える。同装置はまた受信信号を受け
てしきい値調節値を生成するための第2の信号処理手段
をさらに備える。同装置はしきい値を生成するためのし
きい値生成手段をさらに備える。同装置はまた第1の信
号処理手段と、第2の信号処理手段と、しきい値生成手
段とに動作的に接続されて、予測誤差パラメータ、しき
い値調節値およびしきい値を論理的に処理して雑音表示
値を生成するための論理手段をさらに備える。
【0006】第1の信号処理手段は、前記受信信号の第
1の複数の連続サンプルを受けて、第1の反復信号を発
生するための第1の反復処理手段と、前記第1の反復処
理手段と動作的に接続されて、前記第1の反復信号を受
けかつ第1の反復信号の次のサンプル値を予測するため
の予測手段と、前記第1の反復処理手段および前記予測
手段に動作的に接続されて前記第1の反復信号を前記次
のサンプル値と比較して、予測誤差パラメータを生成す
るための比較手段とを含んでもよい。第2の信号処理手
段は、前記受信信号の第2の複数の連続するサンプルを
受けて、受信信号に応答する第2の反復信号を発生する
ための第2の反復処理手段を含んでもよく、かつまた前
記第2の反復処理手段と動作的に接続されて第2の反復
信号に応答するしきい値調節ファクタを生成するための
しきい値調節手段をさらに含んでもよい。
【0007】本発明はまた受信信号における雑音を識別
するための装置をさらに提供する。同装置は、受信信号
を受けて予測誤差パラメータを生成するための第1の信
号処理手段を備える。第1の信号処理手段は、第1の反
復信号を発生するための第1の反復処理手段と、第1の
反復信号の次のサンプル値を予測するための予測手段
と、予測誤差パラメータを生成するための比較手段とを
備える。第1の反復処理手段は、受信信号の第1の複数
の連続するサンプルを受けて、複数の第1の反復信号サ
ンプルを発生するが、連続する第1の反復信号は各々受
信信号の第1の複数の連続するサンプルのうちの予め定
められた数の値を表わしている。予測手段は、第1の反
復処理手段と動作的に接続され、複数の第1の反復信号
サンプルを受けかつ複数の予測された第1の反復信号サ
ンプルを発生する。この複数の予測された第1の反復信
号サンプルのうちの少なくとも1つの連続する予測され
た第1の反復信号サンプルが次の連続する第1の反復信
号サンプルを予測するために使用される。比較手段は、
第1の反復処理手段と予測手段とに動作的に接続され
て、連続する第1の反復信号サンプルを予測される第1
の反復信号サンプルと比較して、この比較に基づき予測
誤差パラメータを生成する。
【0008】同装置はさらに、受信信号を受けて、しき
い値調整値を生成するための第2の信号処理手段をさら
に備える。第2の信号処理手段は、第2の反復信号を発
生するための第2の反復処理手段と、しきい値調節ファ
クタを生成するためのしきい値調節手段とを含む。第2
の反復処理手段は受信信号の第2の複数の連続するサン
プルを受けて、複数の第2の反復信号サンプルを発生す
る。連続する第2の反復信号サンプルの各々は、受信信
号の、第2の複数の連続するサンプルのうちの第2の予
め定められた数の値を表わす。しきい値調節手段は、第
2の反復処理手段と動作的に接続されて、選択された連
続する第2の反復信号サンプルに応答するしきい値調節
値を生成する。
【0009】同装置はまた、しきい値を生成するための
しきい値生成手段をさらに備える。同装置はまた、第1
の信号処理手段と、第2の信号処理手段と、しきい値生
成手段とに動作的に接続されて、予測誤差パラメータ、
調節値、およびしきい値を論理的に処理して雑音表示値
を生成する論理手段をさらに備える。
【0010】本発明はまた、受信信号における雑音を識
別するための方法を提供する。同方法は、第1の複数の
第1の反復信号サンプルを発生するステップを含み、少
なくとも連続する第1の反復信号サンプルの1つが受信
信号の第1の複数の連続するサンプルの値を表わしてい
る。同方法はまた、第2の複数の予測される第1の反復
信号サンプルを発生するステップを含み、連続する予測
される第1の反復信号サンプルの少なくとも1つが次の
連続する第1の反復信号サンプルを予測させる。同方法
はまた、連続する第1の反復信号サンプルを予測される
第1の反復信号サンプルと比較しかつこの比較に基づい
て予測誤差パラメータを生成するステップをさらに含
む。同方法はまた、複数の第2の反復信号サンプルを発
生するステップを含み、連続する第2の反復信号サンプ
ルの少なくとも1つが受信信号の第2の複数の連続する
サンプルのうちの第2の予め定められた数の値を表わし
ている。同方法はまた、選択された連続する第2の反復
信号サンプルに基づいてしきい値調節値を生成するステ
ップをさらに含む。同方法はまた、しきい値を生成する
ステップをさらに含む。同方法はまた、予測誤差パラメ
ータ、しきい値調節値、およびしきい値を論理的に処理
して、この予測誤差パラメータと、しきい値調節値と、
しきい値との間の予め定められた論理関係に従う雑音表
示値を生成するステップをさらに含む。
【0011】したがって、本発明の利点は、飽和した信
号と高振幅信号とからの信号雑音を識別するための適応
型しきい値システムが提供される点である。
【0012】本発明のさらなる利点は、クリッピングさ
れた音声や高振幅トーンをミューティングせずに受信器
を通過させる一方雑音バーストを識別しかつ抑制するこ
とができる点である。
【0013】本発明のさらなる利点は、リアル・タイム
の雑音識別および抑制システムにおいて雑音検出アルゴ
リズムのプログラムされたしきい値を下げることなく、
雑音抑制アルゴリズムの誤ったトリガを避けられる点で
ある。
【0014】本発明のさらなる利点および特徴について
は、本発明の好ましい実施例を示す添付の図面とともに
検討すれば、明細書および特許請求の範囲から明らかに
なることであろう。
【0015】
【発明の説明】図1は、本発明の好ましい実施例の模式
ブロック図である。図1において、飽和した信号および
高振幅信号から信号雑音を識別するための装置10が示
され、同装置は第1の信号処理手段12と、第2の信号
処理手段14と、しきい値生成手段16と、論理手段1
8とを含む。
【0016】装置10は、無線電話システム、たとえば
電話受信器とベースユニットとの間に接続コードがな
く、ベースユニットが配線などによって電話信号を受信
するように構成されているシステムにおいて使用でき
る。このような無線電話システムにおいては、第1の処
理手段12の入力20と、第2の処理手段14の入力2
2で受けた入力音声は、この受信システムが受信する前
に帯域が既に4KHzに制限されている。この入力音声
は録音機器等の他のシステムにおける他の音声源からも
受けることが可能で、線形フォーマットまたは圧縮され
た形、すなわちいくつかの圧縮アルゴリズムのうちいず
れかによって圧縮されたものでもよい。圧縮された形態
の音声(たとえばパルス符号変調すなわちPCM、適応
差動パルス符号変調すなわちADPCM、または差動パ
ルス符号変調すなわちDPCM等)が、適当な受信符号
システム用の通常のデコーダを通過して、線形データと
して音声受信器内に導入される。雑音検出は、好ましく
はこの受信信号がデコードされた後に行なわれる。この
ような遅延が性能にとって致命的であったり、工業規格
によって遅延が認められていない場合には、このような
遅延を受信システムに取入れる必要はない。ただし、少
量の遅延を使用すれば、信号の、雑音がある通過部分の
始めの部分を取除くことができ、性能が改善されること
になる。
【0017】入来信号sは、第1の信号処理手段12に
より入力20で、信号デコーダ(図1には図示せず)の
出力から受信される。第1の信号処理手段12は、移動
平均フィルタ24等、第1の反復信号を発生するための
第1の反復処理手段と、予測ユニット26等の、第1の
反復信号の次のサンプル値を予測するための予測手段
と、第1の信号処理手段12の出力30で予測誤差パラ
メータEt を生成するための比較手段28とを含む。
【0018】移動平均フィルタ24は、受信された入来
信号sの第1の複数の連続するサンプルを入力32で受
ける。連続するサンプルは、時間的に連続していること
が好ましいが、直接的な連続状態(中断していない)か
または間接的な連続状態(サンプルのいくつかが抜けて
いる)のいずれかでもよい。移動平均フィルタ24は、
第1の複数の反復信号サンプルを発生する。連続する反
復信号サンプルの各々は、入来信号sの予め定められた
数の複数の連続するサンプルの値を表わす。受信信号の
予め定められた数の複数の連続するサンプルの値とは入
力信号sの複数の連続するサンプルの数の平均でよい。
【0019】予測ユニット26は、移動平均フィルタ2
4が発生した複数の反復信号サンプルを入力34で受け
て、複数の予測される反復信号サンプルを発生する。複
数の予測される反復信号サンプルのうち連続する予測さ
れる反復信号サンプルの各々が次の連続する反復信号サ
ンプルを予測するために使用される。
【0020】比較手段28は、移動平均フィルタ24が
発生した複数の反復信号サンプルを第1の入力36で受
ける。比較手段28はまた、予測ユニット26が発生す
る複数の予測される反復信号サンプルを第2の入力38
で受ける。比較手段28は、複数の反復信号サンプルを
予測される反復信号サンプルと比較する。好ましくは、
この比較にはそれぞれの連続する反復信号サンプルとそ
れぞれの予測される反復信号サンプルが含まれ、これら
の信号は好ましくは実質的に同期している。この比較に
基づき、比較手段28は比較に基づく予測誤差パラメー
タEt を生成する。この予測誤差パラメータEt は第1
の信号処理手段12の出力30に送られる。
【0021】第1の信号処理手段12の動作について図
2を参照して詳細に説明することにする。
【0022】第2の信号処理手段14は、好ましくは自
動回帰フィルタ等の、第2の反復信号を発生するための
第2の反復処理手段と、しきい値調節テーブル42等
の、しきい値調節ファクタを生成するためのしきい値調
節手段とを含む。
【0023】自動回帰フィルタ40は、入力信号sの第
2の複数の連続するサンプルを入力44で受ける。この
連続するサンプルは、時間的に連続していることが好ま
しいが、直接的な連続状態(中断されていない)または
間接的な連続状態(サンプルのいくつかが抜けている)
のいずれかでもよい。好ましくは、自動回帰フィルタ4
0により受信された第2の複数の連続する信号サンプル
は、移動平均フィルタ24が受信した第1の複数の連続
信号サンプルと同じであることが好ましい。好ましく
は、自動回帰フィルタ40は移動平均フィルタ24の時
定数より長い時定数を有する。
【0024】自動回帰フィルタ40は、第2の複数の反
復信号サンプルを発生する。連続する反復信号サンプル
の各々が入力信号sの複数の連続するサンプルのうちの
予め定められた数を表わす値を表わす。好ましくは、自
動回帰フィルタ40により使用されるこの予め定められ
た数の連続するサンプルは、移動平均フィルタ24が使
用する予め定められた数の連続するサンプルよりも多
い。自動回帰フィルタ40は、以下の式による出力信号
av(t)を生成する。
【0025】
【数1】 Sav(t)=a|x(t)|+bSav(t−1) ただし|x(t)|は、入力信号のモジュラスまたは絶
対値であり、aとbとは自動回帰フィルタ40のフィル
タ係数であり、かつSav(t)は時間tにおける自動回
帰フィルタ40の出力である。
【0026】好ましくは、フィルタ係数aおよびbは比
較的長い時定数を規定する。出力信号Sav(t)は、し
きい値調節テーブル42の入力46に与えられる。しき
い値調節テーブル42は、自動回帰フィルタ40により
生成された信号に応答してしきい値調節値Eadj を生成
する。
【0027】好ましくは、しきい値調節テーブル42
は、ルックアップテーブルを含む。自動回帰フィルタ4
0の出力Sav(t)は調節値のルックアップテーブルへ
の入力として使用される。表Iの例示的な値を参照。
【0028】
【表1】 表I 自動回帰 信号レベル Ethr 調節 段階番号 (10進表現) (dB′s) 1 0−79 −0.75 2 80−177 −1.5 3 178−245 −2.25 4 246−299 −3.0 5 300−348 −3.75 6 349−399 −4.5 7 400−2047 −5.25 このように、表Iの例示的しきい値調節テーブル42
は、7段階で機能し、各段階が、段階当り0.75dB
だけEthr を減らす。
【0029】信号雑音を識別するための装置10はさら
に、プログラムされたしきい値装置16等の、しきい値
を生成するためのしきい値生成手段を含む。生成された
しきい値Ethr はプログラムしきい値ユニット16の出
力48へ与えられらる。
【0030】装置10はまた、予測誤差パラメータ
t 、しきい値調節値Eadj およびしきい値Ethr を論
理的に処理して雑音表示値を生成するための論理手段1
8をさらに備える。論理手段18は、予測誤差パラメー
タEt を受けるための入力50と、しきい値調節値E
adj を受けるための第2の入力52と、しきい値Ethr
を受けるための第3の入力54とを有する。論理手段1
8はまた、雑音表示値を与えるためたの出力56を有す
る。好ましくは、論理手段18は、予測誤差パラメータ
がしきい値としきい値調節値との間の差よりも小さい場
合に、すなわち、Et<Ethr −Eadj である場合に雑
音表示値を生成する。
【0031】装置10の誤ったトリガの防止は、Eadj
を調節して、プログラムされたしきい値Ethr を下向き
に動的に適応させることによってEt が(Ethr −E
adj )より小さくならないようにすることにより行なわ
れていることがわかる。自動回帰フィルタ40の出力S
av(t)は調節値からなるルックアップテーブルへの入
力として使用され、これら調節値は論理手段18により
プログラムされたEthr値から減算される。このように
して、プログラムされたしきい値は、入力信号レベル|
X(t)|の絶対値が増大するにつれて下向きに調節さ
れる。入力されたクリッピングされた音声信号または高
振幅トーンの振幅はそれでも比較的ゆっくりと経時的に
変化するので、自動回帰フィルタ40によって行なわれ
たしきい値の調節は、自動回帰フィルタ40の出力信号
av(t)とともにゆっくり動いて第1の信号処理手段
12がトリガをしないようにする。
【0032】しかしながら、受信信号sにバースト雑音
が存在している場合には、受信信号sの振幅はかなり急
速に増大する可能性がある。自動回帰フィルタ40は、
長い時定数を有していることが好ましいので、自動回帰
フィルタ40の出力は、移動平均フィルタ24ほど素早
く入力信号におけるこのような急速な変化についていく
ことができない。したがって、下向きのしきい値の適応
調節は、雑音バーストに対して装置10がトリガするの
を防ぐほどには速くない。この雑音バーストはミューテ
ィングされるが、クリッピングされた音声や高振幅トー
ンはそのまま装置10を通過する。
【0033】図2は、図1の第1の信号処理手段の装置
の他の実施例を示す模式ブロック図である。図2に示さ
れる第1の信号処理手段12は、移動平均フィルタ24
と、予測ユニット26と、コンパレータユニット28と
を備える。移動平均フィルタ24は、信号レベル平均ユ
ニット112と、対数変換および正規化ユニット114
とを備える。
【0034】入来信号sは、信号レベル平均ユニット1
12により入力122で信号デコーダ(図2には図示せ
ず)の出力から受信される。信号レベル平均ユニット1
12は、次の関係に従い平均信号レベルδt を計算す
る。
【0035】
【数2】
【0036】ここでδt =平均信号レベル、 |si |=入来信号sのi番目のサンプルの信号レベル
の絶対値、 n=サンプル数 信号レベル平均ユニット112は、サンプリング速度8
KHzで、n個のサンプルに関して入力信号sの絶対値
を平均する。
【0037】正常な音声の間は、信号レベル平均ユニッ
ト112の出力はゆっくりと変化するので、その出力を
正確に予測することができる。しかしながら、入来信号
sに雑音がある場合には、平均信号レベルδt の予測に
大きな誤差が生じる。入力信号sにおけるこのような雑
音の存在は、予測誤差の逆数が予め定められたしきい値
レベルより少ない場合常に(すなわち逆に言えば予測誤
差が予め定められたしきい値レベルよりも大きい場合は
常に)検出することができる。しきい値レベルの選択に
よって第1の信号処理手段12の性能は影響を受け得
る。しきい値を高く設定しすぎると、第1の信号処理手
段12が真の音声に対してもトリガし、かつしきい値が
低く設定されすぎると、雑音をとらえられない可能性が
あるからである。
【0038】信号レベル平均ユニット112は、その出
力δt を線124を介して対数変換および正規化ユニッ
ト114へ与える。入来信号sは、好ましくは周波数シ
フトキード(FSK)信号の形式で一連の「1」と
「0」として受信され、信号レベル平均ユニット112
へ入力される前にデコーダにより線形データに変換され
る。
【0039】対数変換および正規化ユニット114は以
下のような公知の関係に従い平均信号レベルδt の変換
を行なう。
【0040】
【数3】
【0041】ここでSnorm=最大信号レベルに対し正規
化された平均信号レベル、 δt =平均信号レベル、 δmax =最大予想信号レベル こうして、対数変換および正規化ユニット114は、出
力126に、第1の信号処理手段12により受取られる
ことが予想される最大信号レベルδmax に対して正規化
された平均信号レベルδt を表わす量Snorm(デシベル
(db)で表わす)を与える。好ましくはδmax =81
92である。
【0042】式(1)と式(2)の構成は、2進算術シ
ステムにおいて使用するため簡素化されることが好まし
く、かつ除算は、計算上の便宜、効率および速度を考え
て除いた方が好ましい。
【0043】各入力信号サンプルsi は、算術マスクが
19ビットである以下に示すフォーマットで構成された
16ビットの2の補数である。
【0044】
【表2】 Bit No. 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 S 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ここで「S」は符号ビットであり、かつ15の大きさビ
ット「ビット15−1」が存在する。
【0045】式(1)は、信号レベルのモジュラスまた
は絶対値または各入力信号サンプルsi の信号強度が生
成され、|si |の先行する(n−1)個のサンプルに
加えられることを要件とする。nの値は好ましくは8に
選択されるが、これは8が2 3 を表わすので2進法で取
扱いが容易だからである。8つのサンプルは、オーバー
フローなしで上に示した数字フォーマットで算述演算論
理装置(ALU)内に累積可能で、かつn=8を収容す
る平均フィルタは、信号レベル平均ユニットの要件を満
たす上で良い性能を示している。
【0046】こうして、平均信号レベルδt は、最終的
に累積されると以下のような累積フォーマットでALU
内に存在することになる。
【0047】
【表3】 式(2)を簡素化して以下に示す式(3)の形式で2進
システムを使用してのより簡単な処理のために基2の対
数フォーマットでSnormを表現してもよい。
【0048】
【数4】
【0049】δmax は、好ましくは8192=213とし
て選択される。これはこの例示するシステムにおいては
8192が正常なデコーダ出力において予想される最大
信号レベルだからである。8192を超える信号はいず
れもオーバーロード信号(すなわち飽和した音声入力ま
たは雑音)として扱われる。式(3)は特に除算を除い
ている点で、第1の信号処理手段12の動作を簡素化し
ている。Kは無視することができるスケールファクタで
あり、K1 は予め記憶させることが可能な定数なので、
計算を必要としない。上記の累積フォーマットにおける
ALUの上位16ビットがlog2 ハードウェア(公知
の回路ブロックとして入手可能である)に与えられ、l
og2 ハードウェアの出力は以下に示す12ビットフォ
ーマットに記憶された11ビットプラス暗示されたプラ
ス符号(12ビット)の値である。
【0050】
【表4】 このlog2 の値は符号付の4ビットの指数であり、こ
の4ビットの指数が16ビットの値δt における最上位
の「1」の位置を表わす7ビット仮数パラメータであ
る。
【0051】予め記憶された定数K1 が、対数変換およ
び正規化ユニット114により信号レベル平均ユニット
112の出力δt から減算されて、正規化された平均信
号レベルSnormが生成され得る。
【0052】正規化された平均信号レベルSnormは、線
128を介してコンパレータユニット28の第1の入力
36へ運ばれ、線130を介して予測ユニット26の入
力34へ運ばれる。
【0053】正規化された平均信号レベルの予測値S^
norm(注:^は本来S上に位置する)は、以下の関係に
従い決定される。
【0054】
【数5】
【0055】ここでm=4でありかつΥi =予め定義さ
れた定数である。過去の4つの測定されたSnormの値は
Υi t-i normで表わされかつ予測ユニット26に累積
される。式(4)は8×16ビット並列乗算器を使用し
て実行され得るが、Snormパラメータ(上記の12ビッ
トフォーマットにおける)のうち上位16ビットが乗算
器の16ビット入力に与えられかつΥi パラメータ(8
ビット符号付係数として予め記憶されている)は乗算器
の8ビット入力に与えられる。乗算器の出力は好ましく
は上記の12ビットフォーマット(およびlog2 フォ
ーマット)である。
【0056】予測ユニット26はS^normの値を線13
4を介してコンパレータユニット28の第2の入力38
へ伝える。この装置によって予測ユニット26が値S^
normを計算するのだが、これについては図3を参照して
以下に詳細に説明することにする。
【0057】コンパレータユニット28は、以下の関係
に従い、好ましくはデシベル(db)で予測誤差パラメ
ータEt を計算する。
【0058】
【数6】
【0059】この式を以下のように簡素化することがで
きる。
【0060】
【数7】
【0061】式(6)を実行するのに必要なのは2つの
減算と2つのlog2 関数だけであり、したがって除算
をなくすることにより式(6)の実行を簡素化してい
る。K 2 =20log102であり、かつK2 は好ましい
実施例においては無視し得る定数である。
【0062】第1の信号処理手段12は、信号レベル予
測および正常な音声の間は平均信号レベルは比較的ゆっ
くりと変化するという仮定に基づいているが、チャネル
雑音によってデコーダ(ここから入力信号sが第1の信
号処理手段12により受取られる)が不安定になること
が多く、入力信号sが音声情報を含んでいる場合に見ら
れるものよりもより短い時間でデコードされた信号レベ
ルが大きく増大する結果となる。レベルにおけるこの急
速かつ大きな増大が、ユーザによりポンとはじけるよう
な音もしくはカチッという不快な音として受取られるも
のである。
【0063】正常な音声の間は、入力信号sの比較的ゆ
っくりと変化する信号レベルは比較的正確に予測するこ
とができる。しかしながら、デコーダが不安定になると
(たとえば雑音が存在する場合など)、この信号は予測
することができず、予測器出力に大きな誤差を生じさせ
る。第1の信号処理手段12は、予測誤差パラメータE
t が予め定められたしきい値よりも低い場合には常に雑
音バーストの始まりを検出する。しきい値の選択によっ
てシステムの性能や応答性が直接的に影響を受けるが、
この選択は一般に経験に基づき決定される。
【0064】図3は、図2の第1の信号処理手段の予測
ユニットの代表的な実施例を表わす模式ブロック図であ
る。図3に示される予測ユニット26は、複数の遅延ユ
ニット1501 、1502 、1503 、1504 、…1
50n を含む多段デジタルフィルタとして示されてい
る。各遅延ユニット150i は1追加期間だけ受信信号
norm(正規化された平均信号レベル)を遅延するの
で、出力線1521 は1期間遅延した受信信号St-1
normを伝え、出力線1522 は、2つ分の期間遅延した
受信信号St-2 normを伝え、出力線1523 は、3つの
時間単位遅延した受信信号St-3 normを伝え、出力線1
524 は、4つの時間単位遅延した受信信号S t-4 norm
を伝え、かつ出力線152n は、n個分の時間単位遅延
された受信信号St-n normを伝える。
【0065】出力線152i によって伝えられたそれぞ
れの出力信号St-i normの各々はそれぞれスケールファ
クタΥi で乗算されるので、出力信号St-1 normにはス
ケールファクタΥ1 が乗算され、出力信号St-2 norm
はスケールファクタΥ2 が乗算され、出力信号St-3
normにはスケールファクタΥ3 が乗算され、出力信号S
t-4 normにはスケールファクタΥ4 が乗算され、かつ出
力信号St-n normにはスケールファクタΥn が乗算され
る。結果として得られた測定出力信号Υi
t-i normは、加算器154で合計され、この加算器がS
normの複数の先行するサンプルSt-i normに基づき正規
化した平均信号レベルSnormの予測値S^normを出力1
56で与える。
【0066】図4は、図1の第1の信号処理手段の好ま
しい実施例の模式ブロック図である。図4においては、
入来信号sは、信号差サンプルユニット211により信
号デコーダ(図4には図示せず)の出力から第1の信号
処理手段200により受信される。
【0067】信号差サンプルユニット211は、入来信
号sの現在のサンプルと入来信号sの先行する信号との
差を表わす出力を生成する。入来信号sは定期的な間隔
で(すなわち一定のサンプル速度で)サンプルされ、差
サンプルユニット211が発生した差出力は各サンプリ
ングにおける入来信号sの信号レベルの変化率または傾
斜に直接的に関連している。信号レベルのこの変化率
は、通信用信号、特に音声信号からの雑音を識別するの
に特に有用である。というのも雑音信号の傾斜は音声信
号の傾斜とはかなり異なっているからである。雑音信号
は大変容易に、またより重要なことは大変素早くその傾
斜によって音声信号から区別することができる。差信号
出力は、たとえば図5に示すような装置のような構成に
よって測定され得る。
【0068】図5は、図4に示す第1の信号処理手段の
好ましい実施例の信号差サンプルユニットとしての使用
に適した代表的な装置を詳細に示す模式ブロック図であ
る。図5において、入力信号サンプルsi は接合部20
1で受信される。信号サンプルsi は遅延ユニット20
2に与えられかつ加算器206の正のノード204に与
えられる。遅延ユニット202は遅延された(好ましく
は1サンプル遅延)信号サンプルsi-1 を発生し、かつ
遅延された信号si-1 は加算器206の負のノード20
8に与えられる。加算器206は出力210で差信号s
i −si-1 を発生する。差信号si −si-1 は入力22
で信号差レベル平均ユニット212により受信される
(図4)。信号差レベル平均ユニット212は、好まし
くは以下の関係に従い平均差信号レベルΔt を計算す
る。
【0069】
【数8】
【0070】ここでΔt =平均差信号レベル、 |si −si-1 |=入力信号sのi番目のサンプルの信
号レベルと、入力信号sの(i−1)番目のサンプルと
の差を表わす絶対値、 n=サンプル数 信号差レベル平均ユニット212は、好ましくは8KH
zのサンプリング速度でn個サンプルに関して差信号レ
ベル(si −si-1 )の絶対値を平均する。
【0071】正常な音声の間には信号差レベル平均ユニ
ット212の出力はゆっくりと変化するので、その出力
を正確に予測することができる。しかしながら、入来信
号sに雑音がある場合には、平均差信号レベルΔt の予
測には大きな誤差が発生する。入力信号sにおけるこの
ような雑音の存在は、予測誤差の逆数が予め定められた
しきい値レベルより低い場合は常に(すなわち逆に言え
ば予測誤差が予め定められたしきい値よりも大きい場合
は常に)検出され得る。
【0072】図4を参照して、信号差レベル平均ユニッ
ト212は、その出力Δt を線124を介して対数変換
および正規化ユニット114に与える。平均信号レベル
Δtは線124を介して対数変換および正規化ユニット
124へ与えられる。入来信号sは、好ましくは周波数
シフトキード(FSK)信号の形式で一連の「1」と
「0」として受信され、信号差サンプルユニット211
へ入力される前にデコーダにより線形データに変換され
る。
【0073】対数変換および正規化ユニット114は好
ましくは以下の知られた関係に従い平均差信号レベルΔ
t の変換を行なう。
【0074】
【数9】
【0075】ここでΔSnorm=最大信号レベルに対して
正規化された平均差信号レベル、 Δt =平均差信号レベル、 Δmax =最大予想差信号レベル こうして、対数変換および正規化ユニット114は入力
126に、装置200が受取ると予想される最大差信号
レベルΔmax に対して正規化した平均差信号レベルΔt
を表わす量ΔSnorm(デシベル(db)で表わす)を生
成する。
【0076】式(7)および(8)の構成は、2進算述
システムでの使用のため好ましくは簡素化されて、計算
上の便宜、効率および速度を考えて除算を除くことが望
ましい。式(8)を簡素化して、以下の式(9)の形式
で2進システムを使用するより簡単な処理ができるよう
に基2の対数フォーマットでΔSnormを表わすことがで
きる。
【0077】
【数10】
【0078】式(9)は、特に除算を除いている点で装
置200の動作を簡素化している。Kは無視することが
できるスケールファクタであり、かつK1 は予め記憶す
ることができる定数なので計算を必要としない。
【0079】予め記憶される定数K1 を対数変換および
正規化ユニット114により信号差レベル平均ユニット
212の出力Δt から減算して、正規化された平均差分
信号レベルΔSnormを生成し得る。
【0080】正規化された平均差信号レベルΔS
normは、線128を介してコンパレータユニット28の
入力138に伝えられ、かつ予測ユニット26の入力3
4へ線130を介して伝えられる。
【0081】正規化された平均差信号レベルΔS^norm
の予測値は、以下の関係に従い決定される。
【0082】
【数11】
【0083】ここでm=4でありかつΥi は予め定義さ
れた定数である。ΔSnormの過去の4つの測定された値
はΥi ΔSt-i normで表わし、かつ予測ユニット26に
累積される。式(10)は8×16ビットの並列乗算器
を用いて実行され得るが、ΔSnormパラメータ(上記の
12ビットフォーマットの)上位16ビットが乗算器の
16ビット入力に与えられかつΥi パラメータ(8ビッ
ト符号付係数として予め記憶された)が乗算器の8ビッ
ト入力に与えられる。乗算器の出力は好ましくは上記の
12ビットのフォーマット(およびlog2 フォーマッ
ト)である。
【0084】予測ユニット26は、線134を介してΔ
S^normの値をコンパレータユニット28の第2の入力
38に伝える。この装置によって予測ユニット26が値
ΔS^normを計算するのだが、この装置については図3
を参照して既に説明したとおりである。
【0085】コンパレータユニット28は、以下の関係
に従い好ましくはデシベル(db)で予測誤差パラメー
タEt を計算する。
【0086】
【数12】
【0087】この式は以下のとおり簡素化することがで
きる。
【0088】
【数13】
【0089】式(12)の実行には2つの減算と2つの
log2 関数のみが必要なので、除算をなくすことによ
って式(12)の実行が簡素化されている。K2 =20
log102でありかつK2 は好ましい実施例においては
無視することができる定数である。
【0090】第1の信号処理手段の好ましい実施例の残
りの部分は図1−図3を参照して既に説明をしたものと
実質的に同じように構成されかつ動作する。
【0091】図6は、本発明の方法の好ましい実施例を
示すフロー図である。図6において、方法はブロック6
0において入力信号sの受信とともに開始される(図5
参照)。
【0092】ブロック62では、第1の反復信号サンプ
ルが計算される。複数の第1の反復信号サンプルが入力
信号から発生される。連続する反復信号サンプルの各々
が受信信号の複数の連続するサンプルのうちの第1の予
め定められた数のサンプルの値を表わす。好ましくは、
第1の予め定められた数の値は受信信号の連続するサン
プルの第1の予め定められた数の平均である。好ましく
は、移動平均フィルタが計算を行なう。
【0093】ブロック64では、複数の予測される第1
の反復信号が発生される。連続する予想される第1の反
復信号サンプルの各々を使用して次の連続する第1の反
復信号サンプルを予測する。
【0094】ブロック66では、ブロック62で計算さ
れた第1の反復信号サンプルとブロック64で計算され
た予測される第1の反復信号サンプルとが比較される。
tで表わす予測誤差パラメータはこの比較に基づいて
生成される。好ましくは、この比較にはそれぞれの連続
する第1の反復信号サンプルと、それぞれの予測される
第1の反復信号サンプルとが含まれ、これらは実質的に
同期している。
【0095】ブロック68では、複数の第2の反復信号
サンプルが入力信号から計算される。連続する第2の反
復信号サンプルの各々は、受信信号の複数の連続するサ
ンプルのうちの第2の予め定められた数のサンプルの値
を表わす。好ましくは、第2の予め定められた数のサン
プルは第1の予め定められた数のサンプルよりも多い。
【0096】ブロック70では、しきい値調節値Eadj
が選択された第2の反復信号サンプルに基づき計算され
る。好ましくは選択された第2の反復信号サンプルに応
答するルックアップテーブル等のしきい値調節手段が設
けられる。
【0097】ブロック72には、しきい値が生成され、
かつブロック74には、予測誤差パラメータと、しきい
値調節値と、しきい値との間の予め定められた論理関係
に従い雑音表示を生成するか否かを決定するための論理
手段が設けられている。好ましくは、Et <Ethr −E
adj であれば、雑音表示値がブロック76で生成され
る。
【0098】上の詳細な図面および特定的な例によって
本発明の好ましい実施例を開示したが、これらは説明目
的のものであって、本発明の装置が開示の厳密な細部お
よび条件に制約されず、かつ特許請求の範囲によって定
義される本発明の精神から逸脱することなく様々な変更
が可能である点について理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の好ましい実施例の模式ブロック
図である。
【図2】図1の第1の信号処理手段のもう1つの実施例
の模式ブロック図である。
【図3】図2の第1の信号処理手段の予測ユニットの代
表的な実施例の模式ブロック図である。
【図4】図1の第1の信号処理手段の好ましい実施例の
模式ブロック図である。
【図5】図1の第1の信号処理手段の図4に示した好ま
しい実施例の信号差サンプルユニットとしての使用に適
した代表的な装置の細部を示す模式ブロック図である。
【図6】本発明の方法の好ましい実施例を示すフロー図
である。
【符号の説明】
12 第1の信号処理手段 14 第2の信号処理手段 16 しきい値生成手段 18 論理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ジィ・バートコウィアック アメリカ合衆国、78735 テキサス州、オ ースティン、トレイル・クレスト・サーク ル、4702 (72)発明者 サフダー・エム・アシャー アメリカ合衆国、78750 テキサス州、オ ースティン、クウィル・リーフ・コーブ、 7010

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号中の雑音を識別するための装置
    であって、 前記受信信号を受けかつ予測誤差パラメータを生成する
    ための第1の信号処理手段と、 前記受信信号を受けかつしきい値調節値を生成するため
    の第2の信号処理手段と、 しきい値を生成するためのしきい値生成手段と、 前記第1の信号処理手段と、前記第2の信号処理手段
    と、前記しきい値生成手段と動作的に接続されて、前記
    予測誤差パラメータ、前記しきい値調節値、および前記
    しきい値を論理的に処理して雑音表示値を生成する、論
    理手段とを含む、装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号処理手段が、前記受信信
    号の第1の複数の連続するサンプルを受けかつ第1の反
    復信号を発生するための第1の反復処理手段と、前記第
    1の反復処理手段と動作的に接続されて前記第1の反復
    信号を受けかつ前記第1の反復信号の次のサンプル値を
    予測するための予測手段と、前記第1の反復処理手段と
    前記予測手段とに動作的に接続されて前記第1の反復信
    号を前記次のサンプル値と比較して、前記予測誤差パラ
    メータを生成するための比較手段とを含む、請求項1に
    記載の受信信号中の雑音を識別するめたの装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の信号処理手段が、前記受信信
    号の第2の複数の連続するサンプルを受けかつ前記受信
    信号に応答する第2の反復信号を発生するための第2の
    反復処理手段と、前記第2の反復処理手段と動作的に接
    続されて前記第2の反復信号に応答して前記しきい値調
    節値を生成するためのしきい値調節手段とを含む、請求
    項2に記載の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の反復処理手段が前記受信信号
    の複数の連続するサンプルを受けて、複数の反復信号サ
    ンプルを発生し、前記複数の反復信号サンプルのうちの
    少なくとも1つの連続する反復信号サンプルが前記受信
    信号の前記複数の連続するサンプルの予め定められた数
    の値を表わす、請求項3に記載の受信信号中の雑音を識
    別するための装置。
  5. 【請求項5】 前記しきい値生成手段が、選択された前
    記連続する反復信号サンプルに応答して前記しきい値調
    節値を生成する、請求項4に記載の受信信号中の雑音を
    識別するための装置。
  6. 【請求項6】 受信信号中の雑音を識別するための装置
    であって、 前記受信信号を受けて予測誤差パラメータを生成するた
    めの第1の信号処理手段を含み、 前記第1の信号処理手段が、第1の反復信号を発生する
    ための第1の反復処理手段と、前記第1の反復信号の次
    のサンプル値を予測するための予測手段と、前記予測誤
    差パラメータを生成するための比較手段とを含み、 前記第1の反復処理手段が前記受信信号の第1の複数の
    連続サンプルを受けて、複数の第1の反復信号サンプル
    を発生し、前記複数の第1の反復信号サンプルのうち少
    なくとも1つの連続する第1の反復信号サンプルが前記
    受信信号の前記第1の複数の連続するサンプルの第1の
    予め定められた数の値を表わし、 前記予測手段が前記第1の反復処理手段と動作的に接続
    され、前記複数の第1の反復信号サンプルを受け、かつ
    複数の予測される第1の反復信号サンプルを発生し、前
    記複数の予測される第1の反復信号サンプルのうちの少
    なくとも1つの連続する前記予測される第1の反復信号
    サンプルが次の前記連続する第1の反復信号サンプルを
    予測させ、 前記比較手段が前記第1の反復処理手段と前記予測手段
    とに動作的に接続されて前記連続する第1の反復信号サ
    ンプルを前記予測される第1の反復信号サンプルと比較
    し、前記比較手段が前記比較に基づいて前記予測誤差パ
    ラメータを生成し、前記装置がさらに、 前記受信信号を受けてしきい値調節値を生成するための
    第2の信号処理手段を含み、前記第2の信号処理手段
    が、第2の反復信号を発生するための第2の反復処理手
    段としきい値調節ファクタを生成するためのしきい値調
    節手段とを含み、 前記第2の反復処理手段が前記受信信号の第2の複数の
    連続するサンプルを受けて、複数の第2の反復信号サン
    プルを発生し、前記複数の第2の反復信号サンプルのう
    ち少なくとも1つの連続する第2の反復信号サンプルが
    前記受信信号の前記第2の複数の連続するサンプルの第
    2の予め定められた数の値を表わし、 前記しきい値調節手段が前記第2の反復処理手段と動作
    的に接続されて、選択された前記連続する第2の反復信
    号サンプルに応答して前記しきい値調節値を生成し、前
    記装置がさらにしきい値を生成するためのしきい値生成
    手段と、 前記第1の信号処理手段と、前記第2の信号処理手段
    と、前記しきい値調節手段とに動作的に接続されて、前
    記予測誤差パラメータ、前記しきい値調節値、および前
    記しきい値を論理的に処理して雑音表示値を生成するた
    めの論理手段とを含む、装置。
  7. 【請求項7】 前記受信信号の前記第1の複数の連続す
    るサンプルと前記受信信号の前記第2の複数の連続する
    サンプルとが前記受信信号の同じ複数の連続するサンプ
    ルである、請求項6に記載の雑音を識別するための装
    置。
  8. 【請求項8】 前記受信信号の前記第1の複数の連続す
    るサンプルの前記第1の予め定められた数の前記値が前
    記受信信号の前記第1の複数の連続するサンプルの前記
    第1の予め定められた数の平均である、請求項6に記載
    の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  9. 【請求項9】 前記比較手段により行なわれる前記比較
    が、前記連続する第1の反復信号サンプルのそれぞれ
    と、前記予測される第1の反復サンプルのそれぞれとを
    含み、前記それぞれの前記連続する第1の反復信号サン
    プルと前記それぞれの前記連続する予測される第1の反
    復信号サンプルとが実質的に同期している、請求項6に
    記載の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の予め定められた数が前記第
    1の予め定められた数よりも大きい、請求項6に記載の
    受信信号中の雑音を識別するための装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の反復処理手段が移動平均信
    号フィルタを含む、請求項6に記載の受信信号中の雑音
    を識別するための装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の反復処理手段が自動回帰信
    号フィルタを含む、請求項6に記載の受信信号中の雑音
    を識別するための装置。
  13. 【請求項13】 前記しきい値調節手段が前記選択され
    た前記第2の反復信号サンプルに応答して前記しきい値
    調節値を生成するためのルックアップテーブルを含む、
    請求項6に記載の受信信号中の雑音を識別するための装
    置。
  14. 【請求項14】 前記論理手段が、前記予測誤差パラメ
    ータが、前記しきい値と前記しきい値調節値との差より
    も小さい場合に前記雑音表示値を生成する、請求項6に
    記載の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  15. 【請求項15】 前記受信信号の前記第1の複数の連続
    するサンプルの前記第1の予め定められた数の前記値が
    前記受信信号の前記第1の複数の連続するサンプルの前
    記第1の予め定められた数の平均である、請求項7に記
    載の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  16. 【請求項16】 前記比較手段により行なわれる前記比
    較が、前記連続する第1の反復信号サンプルのそれぞれ
    と前記予測される第1の反復信号サンプルのそれぞれと
    を含み、前記それぞれの前記連続する第1の反復信号サ
    ンプルと前記それぞれの前記連続する予測される第1の
    反復信号サンプルとが実質的に同期している、請求項1
    5に記載の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  17. 【請求項17】 前記第2の予め定められた数が前記第
    1の予め定められた数よりも大きい、請求項16に記載
    の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  18. 【請求項18】 前記第1の反復処理手段が移動平均信
    号フィルタを含む、請求項17に記載の受信信号中の雑
    音を識別するめたの装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の反復処理手段が自動回帰信
    号フィルタを含む、請求項18に記載の受信信号中の雑
    音を識別するための装置。
  20. 【請求項20】 前記しきい値調節手段が、前記選択さ
    れた前記第2の反復信号サンプルに応答して前記しきい
    値調節値を生成するためのルックアップテーブルを含
    む、請求項19に記載の受信信号中の雑音を識別するた
    めの装置。
  21. 【請求項21】 前記論理手段が、前記予測誤差パラメ
    ータが、前記しきい値と前記しきい値調節値との差より
    も小さい場合に前記雑音表示値を生成する、請求項20
    に記載の受信信号中の雑音を識別するための装置。
  22. 【請求項22】 受信信号中の雑音を識別するための方
    法であって、 (1) 第1の複数の第1の反復信号サンプルを発生す
    るステップを含み、前記複数の第1の反復信号サンプル
    のうち少なくとも1つの連続する第1の反復信号サンプ
    ルが前記受信信号の第1の複数の連続するサンプルの第
    1の予め定められた数のサンプルの値を表わし、 (2) 第2の複数の予測される第1の反復信号サンプ
    ルを発生するステップを含み、前記複数の予測される第
    1の反復信号サンプルの少なくとも1つの連続する前記
    予測される第1の反復信号サンプルが次の前記連続する
    第1の反復信号サンプルを予測させ、 (3) 前記連続する第1の反復信号サンプルを前記予
    測される第1の反復信号サンプルと比較して、前記比較
    に基づき予測誤差パラメータを生成するステップと、 (4) 複数の第2の反復信号を発生するステップを含
    み、前記複数の第2の反復信号サンプルのうち少なくと
    も1つの連続する第2の反復信号サンプルが、前記受信
    信号の前記第2の複数の連続するサンプルの第2の予め
    定められた数の値を表わし、 (5) 選択された前記連続する第2の反復信号サンプ
    ルに基づきしきい値調節値を生成するステップと、 (6) しきい値を生成するステップと、 (7) 前記予測誤差パラメータ、前記しきい値調節
    値、および前記しきい値を論理的に処理して、前記予測
    誤差パラメータと、前記しきい値調節値と、前記しきい
    値との間の予め定められた論理関係に従って雑音表示値
    を発生するステップとを含む、方法。
  23. 【請求項23】 前記受信信号の前記第1の複数の連続
    するサンプルと前記受信信号の前記第2の複数の連続す
    るサンプルとが、前記受信信号の同じ複数の連続するサ
    ンプルである、請求項22に記載の受信信号中の雑音を
    識別するための方法。
  24. 【請求項24】 前記受信信号の前記第1の複数の複数
    の連続するサンプルの前記第1の予め定められた数の前
    記値が前記受信信号の前記第1の複数の連続するサンプ
    ルの前記第1の予め定められた数の平均である、請求項
    22に記載の受信信号中の雑音を識別するための方法。
  25. 【請求項25】 前記比較が、前記連続する第1の反復
    信号サンプルのそれぞれと前記予測される第1の反復信
    号のサンプルのそれぞれとを含み、前記それぞれの前記
    連続する第1の反復信号サンプルと前記それぞれの前記
    連続する予測される第1の反復信号サンプルとが実質的
    に同期している、請求項22に記載の受信信号中の雑音
    を識別するための方法。
  26. 【請求項26】 前記の第2の予め定められた数が前記
    第1の予め定められた数より大きい、請求項22に記載
    の受信信号中の雑音を識別するための方法。
  27. 【請求項27】 前記複数の第1の反復信号サンプルを
    前記発生するための第1の反復処理手段を設けるステッ
    プをさらに含み、前記第1の反復処理手段が移動平均信
    号フィルタを含む、請求項22に記載の受信信号中の雑
    音を識別するための方法。
  28. 【請求項28】 前記複数の第2の反復信号サンプルの
    前記発生のための第2の反復処理手段を設けるステップ
    をさらに含み、前記第2の反復処理手段が自動回帰信号
    フィルタを含む、請求項22に記載の受信信号中の雑音
    を識別するための方法。
  29. 【請求項29】 前記しきい値調節値を生成するための
    しきい値調節手段を設けるステップをさらに含み、前記
    しきい値調節手段が前記選択された前記連続する第2の
    反復信号サンプルに応答して、前記しきい値調節値の前
    記生成を行なうためのルックアップテーブルを含む、請
    求項22に記載の受信信号中の雑音を識別するための方
    法。
  30. 【請求項30】 前記論理手段が、前記予測誤差パラメ
    ータが、前記しきい値と前記しきい値調節値との差より
    も小さい場合に前記雑音表示値を生成する、請求項22
    に記載の受信信号中の雑音を識別するための方法。
  31. 【請求項31】 前記受信信号の前記第1の複数の連続
    するサンプルの前記第1の予め定められた数の前記値
    が、前記受信信号の前記第1の複数の連続するサンプル
    の前記第1の予め定められた数の平均である、請求項2
    3に記載の受信信号中の雑音を識別するための方法。
  32. 【請求項32】 前記比較が、前記連続する第1の反復
    信号サンプルのそれぞれと、前記予測される第1の反復
    信号サンプルのそれぞれとを含み、前記それぞれの前記
    連続する第1の反復信号サンプルと前記それぞれの前記
    連続する予測される第1の反復信号サンプルとが実質的
    に同期している、請求項31に記載の受信信号中の雑音
    を識別するための方法。
  33. 【請求項33】 前記第2の予め定められた数が前記第
    1の予め定められた数よりも大きい、請求項32に記載
    の受信信号中の雑音を識別するための方法。
  34. 【請求項34】 前記複数の第1の反復信号サンプルの
    前記発生のための第1の反復処理手段を設けるステップ
    をさらに含み、前記第1の反復処理手段が移動平均信号
    フィルタを含む、請求項33に記載の受信信号中の雑音
    を識別するための方法。
  35. 【請求項35】 前記複数の第2の反復信号サンプルの
    前記発生のための第2の反復処理手段を設けるステップ
    をさらに含み、前記第2の反復処理手段が自動回帰信号
    フィルタを含む、請求項34に記載の受信信号中の雑音
    を識別するための方法。
  36. 【請求項36】 前記しきい値調節値を生成するための
    しきい値調節手段を設けるステップをさらに含み、前記
    しきい値調節手段が前記選択された前記連続する第2の
    反復信号サンプルに応答して前記しきい値調節値の前記
    生成を行なうためのルックアップテーブルを含む、請求
    項35に記載の受信信号中の雑音を識別するための方
    法。
  37. 【請求項37】 前記論理手段が、前記予測誤差パラメ
    ータが前記しきい値と前記しきい値調節値との間の差よ
    り小さい場合に前記雑音表示値を生成する、請求項36
    に記載の受信信号中の雑音を識別するための方法。
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