JPH071906U - 防護用のマスク - Google Patents
防護用のマスクInfo
- Publication number
- JPH071906U JPH071906U JP3212493U JP3212493U JPH071906U JP H071906 U JPH071906 U JP H071906U JP 3212493 U JP3212493 U JP 3212493U JP 3212493 U JP3212493 U JP 3212493U JP H071906 U JPH071906 U JP H071906U
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- Japan
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- goggle
- mask
- goggles
- protective mask
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴーグル及び保護マスクの装着及び取外しが
容易で且つ迅速に行え、しかも収納するのに場所をとる
ことなく収納することことのできる防護用マスクを提供
することを目的とする。 【構成】 顔面に装着して使用する防護用のマスクにお
いて、マスク本体1にはゴーグル8が上下にスライド自
在に設けられ、且つマスク本体1又はゴーグル8には、
マスク本体1とゴーグル8との隙間を閉塞するガイド体
4が設けられてなることにある。
容易で且つ迅速に行え、しかも収納するのに場所をとる
ことなく収納することことのできる防護用マスクを提供
することを目的とする。 【構成】 顔面に装着して使用する防護用のマスクにお
いて、マスク本体1にはゴーグル8が上下にスライド自
在に設けられ、且つマスク本体1又はゴーグル8には、
マスク本体1とゴーグル8との隙間を閉塞するガイド体
4が設けられてなることにある。
Description
【0001】
本考案は、例えば医療における血液,薬品の顔面及び呼吸器系への飛散を保護 するのに使用される防護用のマスクに関する。
【0002】
医療において使用される顔面保護具としては、作業者の目を保護するゴ−グル と呼吸器系(鼻,口)を保護する保護マスクとが公知である。 そして、医療状況によっては、これらゴ−グルと保護マスクとを同時に使用す る場合があり、この場合にはゴ−グル及び保護マスクにそれぞれ取り付けられた 装着ベルト体を頭部に締結していた。
【0003】
しかしながら、上記従来のゴ−グルと保護マスクとは別個独立のものであるこ とから、これらゴ−グル及び保護マスクを同時に使用する際には、個々に設けら れた装着ベルト体を頭部に装着させる必要があり、その装着又は取外し作業が面 倒で煩雑となるという問題点があった。
【0004】 しかも、収納する時は、ゴ−クルと保護マスクとを別々に収納しなければなら ず収納に場所を取るという欠点があった。
【0005】 それ故に、本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、ゴ−クル及 び保護マスクの装着及び取外しが容易且つ迅速に行え、しかも、収納するのに場 所を取ることなく収納することのできる防護用のマスクを提供することを課題と する。
【0006】
本考案が、上記課題を解決するための技術的手段は、顔面に装着して使用する 防護用のマスクにおいて、マスク本体1にはゴ−グル8が上下にスライド自在に 設けられ、且つマスク本体1又はゴ−グル8にはマスク本体1とゴ−グル8との 隙間を閉塞するガイド体4が設けられてなることにある。
【0007】
即ち、本考案の防護用のマスクを、例えば医療に使用する場合は、先ずマスク 本体1を顔面に装着せしめ、その後ゴ−グル8を上方にスライドすることで、手 術中の血液,薬品の顔面及び呼吸器系への飛散を防止することができることとな る。 この際、前記マスク本体1とゴ−グル8との間には、該マスク本体1とゴ−グ ル8との間を閉塞するためのガイド体4が設けられているために、隙間よりの血 液,薬品の浸入を防止することができることとなる。
【0008】 次に、防護用マスクを収納する場合は、前記ゴ−グル8を下方にスライドして マスク本体1に重ね合わすことで、コンパクトにして収納することができること となる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
【0010】 図1〜3において、1は不識布を略半球状に形成したマスク本体で、上端部分 には変形自在な金属製の板体2が貼着している。3,3は前記マスク本体1の両 側縁部に取り付けられた2本の紐体を示す。
【0011】 4は前記マスク本体1の上部側の曲面に沿って下端部分を接着した略半円状で 硬質の合成樹脂よりなるガイド体で、略中央部分の上下方向に複数の孔4a…が穿 設され、該孔4a…の両側で上端側より中途部にかけて一対の切欠部4b, 4bが形成 されている。5,5は前記ガイド体4の両端側に硬質の合成樹脂のピン6,6を 挿通した後係止体7,7を止め合わせることで構成された止具を示す。
【0012】 8は前記ガイド体4の止具5,5に略曲面状の切欠孔9,9を係入することで スライド自在に取付けられ透明の合成樹脂よりなるゴ−グルで、下端側中央部に 突起部8aが形成され、上方側に内側より押圧することで表側を突起して穿設され た複数の孔8b…が穿設されている。9a, 9aは前記切欠孔9,9の下端側に形成さ れた係止孔で、9b, 9bは前記切欠孔9,9の上端側に形成された係止孔を示す。
【0013】 次に、前記防護用のマスク10を、例えば手術用として使用する場合について説 明する。
【0014】 先ず、図4(イ),(ロ)に示すように紐体3,3でマスク本体1を口及び鼻 の部分に装着せしめ、その後該マスク本体1を装着した状態で金属板2を鼻高さ に合わせて屈曲することにで、口及び鼻の部分を該マスク本体1で密封すること ができることとなる。 この際、前記マスク本体1が不識布で構成されているために、消毒液等の臭い の浸入を防止することができる。
【0015】 次に、ゴ−グル8を切欠孔9,9に沿って上方に移動せしめ、その後該切欠孔 9,9に形成された係止孔9b, 9bに止具6,6を嵌入することで該ゴ−グル8の 移動を係止することができることとなる。 この際、前記ゴ−グル8は突起部8aをガイド体4の孔4aに係入することで、そ の上端部分を作業者の前頭部に当接して、該ゴ−グル8の内周面がガイド体4に 略閉塞されるために、手術中の血液が隙間より浸入することなく使用することが できることとなる。
【0016】 次に、防護用マスク10を収納する場合は、図5に示すように該ガイド体4の孔 4aより前記ゴ−グル8は突起部8a取外して前記ゴ−グル8を切欠孔9,9に沿っ て下方へ移動せしめ、その後該切欠孔9,9の先端側の形成された係止孔9a, 9a に前記止具6,6を係入することにより該ゴ−グル8を係止した状態で収納する ことができることとなる。
【0017】 尚、上記実施例では、ゴ−グルをスライドするのに、ガイド体の両側に設けら れた一対の止具を切欠孔に係入することでゴ−グルをスライドしたが、本考案の ゴ−グルのスライド手段はこれに限定されるものでなく、例えば図6(イ)、( ロ)に示すようにゴ−グルの裏面に溝の形成された板体11,11を貼着することに よりゴ−グルを移動して、切欠孔より飛来する血液等の浸入を防止することも可 能である。要は、ゴ−グルがマスク本体に沿ってスライド自在であればそのスラ イド手段は問うものでない。
【0018】 又、上記実施例では、移動後のゴ−グルの止具を係止孔に係入し、且つ中央部 分の突起部を孔に係入したが、本考案のゴ−グルを係止する手段はこれに限定さ れるものでなく、例えば図7(イ),(ロ)に示すようにガイド体の両側に階段 状の突起部12…を設け各突起部にゴ−グルの下端側を当接することによりゴ−グ ルの移動を係止してもよい。要は、スライド後のゴ−グルを係止することができ るならその係止手段は問うものでない。
【0019】 又、図7(イ)に示すようにガイド体が湾曲した際にマスク本体に沿って容易 に湾曲すべく該ガイド体に2本の切欠部を形成したが、本考案のガイド体への切 欠部の形成はこれに限定されるものでなく、例えばガイド体の中央部分に形成し てもよい。
【0020】 更に、上記実施例では、医療に使用したが、本考案の使用目的はこれに限定さ れるものでなく、例えば化学実験中の薬品の飛散よけ及び農業用の殺虫剤の散布 用としても使用することができる。
【0021】 又、上記実施例では、ゴ−グルの係止孔を略円形状に穿設したが、本考案の係 止孔の形状はこれに限定されるものでなく,例えば上下方向で直線状に穿設して もよい。
【0022】
本考案は、叙上のようにマスク本体にゴ−グルがスライド自在に設けられてい るためにマスク本体を顔面に装着後、ゴ−グルをスライドするだけで顔面全体を 保護して使用することができ、しかもマスク本体又はゴ−グルにはガイド体が設 けられているために、例えば手術中の血液等の飛散がマスク本体とゴ−グルとの 隙間より浸入することなく使用できるという特別顕著な効果がある。
【0023】 しかも、収納時はゴ−グルをマスク本体に重ね合わすべくスライドすることに よりコンパクトに収納することができるので、持ち運びに適するという利点があ る。
【0024】 また、ゴ−グルがマスク本体と一体となっているために、ゴ−グルに止め用の 紐体を必要しないという利点がある。
【提出日】平成6年9月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【0011】 4は前記マスク本体1の上部側の曲面に沿って下端部分を接着した略半円状で 硬質の合成樹脂よりなるガイド体で、略中央部分の上下方向に複数の孔4a…が穿 設され、該孔4a…の両側で上部側より中途部にかけて前記ガイド体4が湾曲した 際にマスク本体1に沿って容易に湾曲すべく 一対の切欠部4b, 4bが形成されてな る。5,5は前記ガイド体4の両端側に硬質の合成樹脂のピン6,6を挿通した 後係止体7,7を止め合わせることで構成された止具を示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【0012】 8は前記ガイド体4の止具5,5に略曲面状の切欠孔9,9を係入することで スライド自在に取り付けられた透明の合成樹脂よりなるゴーグルで、該ゴーグル 8 の下端側中央部に突起部8aが形成されてなる。9a, 9aは前記切欠孔9,9の下 端側に形成された係止孔で、9b, 9bは前記切欠孔9,9の上端側に形成された係 止孔を示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【0015】 次に、ゴーグル8を切欠孔9,9に沿って上方に移動せしめ、その後該切欠孔 9,9に形成された係止孔9b, 9bに止具5,5を嵌入することで該ゴーグル8の 移動を係止することができることとなる。 この際、前記ゴーグル8は突起部8aをガイド体4の孔4aに係入することで、そ の上端部分を作業者の前頭部に当接して、該ゴーグル8の内周面下端部がガイド 体4に閉塞されるために 、手術中の血液が隙間より侵入することなく使用するこ とができることとなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【0016】 次に、防護用マスク10を収納する場合は、図5に示すように該ガイド体4の孔 4aより前記ゴーグル8の突起部8aを取り外して前記ゴーグル8を切欠孔9,9に 沿って下方へ移動せしめ、その後該切欠孔9,9の先端側に形成された係止孔9a , 9aに前記止具6,6を係入することにより前記ゴーグル8を係止した状態で収 納することができることとなる。
【図1】本考案の防護用保護マスクの一実施例を示す斜
視図。
視図。
【図2】防護用保護マスクを示し、(イ)は平面図、
(ロ)は(イ)のA−A線断面図。
(ロ)は(イ)のA−A線断面図。
【図3】ゴ−グルの取付けを示し、(イ)は平面図、
(ロ)は断面図。
(ロ)は断面図。
【図4】防護用保護マスクの使用例を示し、(イ)は正
面図、(ロ)は断面図。
面図、(ロ)は断面図。
【図5】防護用保護マスクの使用例を示す斜視図。
【図6】防護用保護マスクの他実施例を示し、(イ)は
正面図、(ロ)は断面図。
正面図、(ロ)は断面図。
【図7】防護用保護マスクの他実施例を示し、(イ)は
斜視図、(ロ)は(イ)のB−B線断面図。
斜視図、(ロ)は(イ)のB−B線断面図。
1…マスク本体 2…金属板 4…ガイド体 8…ゴ−グル
Claims (1)
- 【請求項1】 顔面に装着して使用する防護用のマスク
において、マスク本体(1) にはゴ−グル(8) が上下にス
ライド自在に設けられ、且つマスク本体(1) 又はゴ−グ
ル(8) にはマスク本体(1) とゴ−グル(8) との隙間を閉
塞するガイド体(4) が設けられてなることを特徴とする
防護用のマスク。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212493U JP2505332Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 防護用のマスク |
EP94250096A EP0625344A3 (en) | 1993-04-20 | 1994-04-15 | Integrated mask and protective goggles. |
KR2019940008264U KR940024241U (ko) | 1993-04-20 | 1994-04-19 | 합체식 마스크와 보호안경 구조물 |
CN94104285A CN1095632A (zh) | 1993-04-20 | 1994-04-20 | 整体面罩和目镜结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212493U JP2505332Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 防護用のマスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071906U true JPH071906U (ja) | 1995-01-13 |
JP2505332Y2 JP2505332Y2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=12350141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212493U Expired - Lifetime JP2505332Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-06-15 | 防護用のマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505332Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001525203A (ja) * | 1997-12-05 | 2001-12-11 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 透明なシールドを有する保護物品 |
JP2010279637A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Reiji Oshima | アイカバー付きマスク |
KR102225421B1 (ko) * | 2020-06-19 | 2021-03-09 | 백기선 | 페이스 쉴드 프레임의 투명보호창에 조립되는 위생 쉴드 마스크 |
JP2022054839A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 豊 村上 | スライド式フェースシールド。 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP3212493U patent/JP2505332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001525203A (ja) * | 1997-12-05 | 2001-12-11 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 透明なシールドを有する保護物品 |
JP2010279637A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Reiji Oshima | アイカバー付きマスク |
KR102225421B1 (ko) * | 2020-06-19 | 2021-03-09 | 백기선 | 페이스 쉴드 프레임의 투명보호창에 조립되는 위생 쉴드 마스크 |
JP2022054839A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 豊 村上 | スライド式フェースシールド。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2505332Y2 (ja) | 1996-07-31 |
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