JPH0718981Y2 - 円筒回転体 - Google Patents
円筒回転体Info
- Publication number
- JPH0718981Y2 JPH0718981Y2 JP2343187U JP2343187U JPH0718981Y2 JP H0718981 Y2 JPH0718981 Y2 JP H0718981Y2 JP 2343187 U JP2343187 U JP 2343187U JP 2343187 U JP2343187 U JP 2343187U JP H0718981 Y2 JPH0718981 Y2 JP H0718981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- slider
- rotating body
- cylindrical rotating
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は円筒回転体に関し、特に360度以上の回転に
対しても滑らかに回転させることができると共に、機械
的な衝撃を与えることなく回転を止めることができる比
較的簡単な機構を備えるようにしたものである。
対しても滑らかに回転させることができると共に、機械
的な衝撃を与えることなく回転を止めることができる比
較的簡単な機構を備えるようにしたものである。
「考案の背景」 レーザ・ダイオードから発光するビーム・パターンを測
定するために、例えば実願昭61−11256号公報「発光ピ
ーム・パターン測定器」に記載されているものを用いる
ことができる。第２図にその概略図を示す。これは円筒
13に半球状の空間を形成し、その球面に複数の受光素子
14を配列している。そしてこの半球状の空間の中心に被
測定レーザ・ダイオード12が固定されるようにテーブル
11上に配置する。そして上記円筒を回転させながら、レ
ーザ12から各方向に発光しているレーザの強度を受光素
子14で測定するようにしたものである。
定するために、例えば実願昭61−11256号公報「発光ピ
ーム・パターン測定器」に記載されているものを用いる
ことができる。第２図にその概略図を示す。これは円筒
13に半球状の空間を形成し、その球面に複数の受光素子
14を配列している。そしてこの半球状の空間の中心に被
測定レーザ・ダイオード12が固定されるようにテーブル
11上に配置する。そして上記円筒を回転させながら、レ
ーザ12から各方向に発光しているレーザの強度を受光素
子14で測定するようにしたものである。
従来、円筒13を１回転以上、例えば400度回転させて20
度〜380度において発光ビーム・パターンを測定するた
めに、第３図に示すように上記円筒13の外周に40度離し
て２つの突起物21、22を設けていた。そして突起物21を
例えば光センサで検出できるように円筒13を配置してか
ら、右側に回転され、３回目に突起物を検出した時に回
転を止めるようにしていた。従って突起物を検出する回
路等が複雑になるという問題があった。また例えば突起
物を検出する回路に故障が生じて突起物が検出されず、
円筒13が必要以上に回転して受光素子14に接続されてい
る導線が切れるという問題もあった。
度〜380度において発光ビーム・パターンを測定するた
めに、第３図に示すように上記円筒13の外周に40度離し
て２つの突起物21、22を設けていた。そして突起物21を
例えば光センサで検出できるように円筒13を配置してか
ら、右側に回転され、３回目に突起物を検出した時に回
転を止めるようにしていた。従って突起物を検出する回
路等が複雑になるという問題があった。また例えば突起
物を検出する回路に故障が生じて突起物が検出されず、
円筒13が必要以上に回転して受光素子14に接続されてい
る導線が切れるという問題もあった。
「問題点を解決するための手段」 この考案による円筒回転体は、つるまき線状の溝が設け
られた円筒と、ガイド・ピンが該つるまき線状の溝に嵌
合し、円筒の回転に伴って上下するスライダーと、該ス
ライダーが指定値を越えて上昇又は下降した時に上記円
筒の回転を止めるスイッチ手段とにより構成される。従
って比較的簡単な構成で、360度を越えて上記円筒を滑
らかに回転させることができると共に、機械的な衝撃を
与えることなく確実に円筒の回転を止めることができ
る。
られた円筒と、ガイド・ピンが該つるまき線状の溝に嵌
合し、円筒の回転に伴って上下するスライダーと、該ス
ライダーが指定値を越えて上昇又は下降した時に上記円
筒の回転を止めるスイッチ手段とにより構成される。従
って比較的簡単な構成で、360度を越えて上記円筒を滑
らかに回転させることができると共に、機械的な衝撃を
与えることなく確実に円筒の回転を止めることができ
る。
「実施例」 第１図にこの考案の一実施例である円筒回転体の斜視図
を示す。これは例えば球面状の内面に複数の受光素子が
配置されている円筒13の外周につるまき線状の溝15を設
けている。そして軸19を中心として上下に移動可能なス
ライダー16のガイド・ピンを上記溝15に嵌合させてい
る。またスライダー16に突起17を設け、上記円筒13の回
転に伴ってスライダー15が指定値以上に上昇又は下降し
た時に、リミッタスイッチ18の端子20を押圧してスイッ
チを開くことにより、円筒13の回転を止めるようにして
いる。このように構成することにより、円筒13が１回転
以上、例えば400度回転する場合も、滑らかに回転させ
ることができる。従って例えばレーザ・ダイオード12か
ら各方向に発光しているビームを全角度に渡って精度良
く測定できると共に、上記円筒をつき当てなどの機械的
な衝撃を加えることなく止めることができる。
を示す。これは例えば球面状の内面に複数の受光素子が
配置されている円筒13の外周につるまき線状の溝15を設
けている。そして軸19を中心として上下に移動可能なス
ライダー16のガイド・ピンを上記溝15に嵌合させてい
る。またスライダー16に突起17を設け、上記円筒13の回
転に伴ってスライダー15が指定値以上に上昇又は下降し
た時に、リミッタスイッチ18の端子20を押圧してスイッ
チを開くことにより、円筒13の回転を止めるようにして
いる。このように構成することにより、円筒13が１回転
以上、例えば400度回転する場合も、滑らかに回転させ
ることができる。従って例えばレーザ・ダイオード12か
ら各方向に発光しているビームを全角度に渡って精度良
く測定できると共に、上記円筒をつき当てなどの機械的
な衝撃を加えることなく止めることができる。
またリミッタスイッチ18の代わりに他のスイッチ手段を
用いても良い。例えばスライダーの外周部を導体で構成
すると共に、該スライダーの上下に２つの端子を備え
る。スライダーが指定された範囲にある時は、上記２つ
の端子はスライダーの外周部を通じて電気的に接続され
ている。そしてスライダーが指定範囲を越えて上昇又は
下降した時、２つの端子を絶縁して円筒の回転を止める
ようにしている。
用いても良い。例えばスライダーの外周部を導体で構成
すると共に、該スライダーの上下に２つの端子を備え
る。スライダーが指定された範囲にある時は、上記２つ
の端子はスライダーの外周部を通じて電気的に接続され
ている。そしてスライダーが指定範囲を越えて上昇又は
下降した時、２つの端子を絶縁して円筒の回転を止める
ようにしている。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案による円筒回転体は、回転
する円筒の外周部につるまき線状の溝を設け、この溝に
ガイド・ピンを嵌合させてスライダを上下させ、スライ
ダが指定範囲を越えて上昇又は下降した時に円筒の回転
を確実に止めるようにしている。従って上記円筒を360
度を越えて回転させる場合も滑らかに動作させることが
できる。これにより、円筒の下面に複数の受光素子を設
けてレーザタイオードから発光するビームパターンを全
角度に渡って測定する場合も、精度良く測定できる。ま
た上記円筒をつき当てなどの機械的な衝撃を与えること
なく止めることができる。
する円筒の外周部につるまき線状の溝を設け、この溝に
ガイド・ピンを嵌合させてスライダを上下させ、スライ
ダが指定範囲を越えて上昇又は下降した時に円筒の回転
を確実に止めるようにしている。従って上記円筒を360
度を越えて回転させる場合も滑らかに動作させることが
できる。これにより、円筒の下面に複数の受光素子を設
けてレーザタイオードから発光するビームパターンを全
角度に渡って測定する場合も、精度良く測定できる。ま
た上記円筒をつき当てなどの機械的な衝撃を与えること
なく止めることができる。
第１図はこの考案による円筒回転体の斜視図、第２図は
この考案が適用される発光ビーム・パターン測定器の概
略図、第３図は従来の円筒回転体の上面図である。
この考案が適用される発光ビーム・パターン測定器の概
略図、第３図は従来の円筒回転体の上面図である。
Claims (1)
- 【請求項１】A.外周につるまき線状の溝が設けられた円
筒と、 B.ガイド・ピンが該円筒の溝に嵌合し、円筒の回転に伴
って上下するスライダーと、 C.該スライダーが指定値以上に上昇又は下降した時に上
記円筒の回転を止めるスイッチ手段と、 を具備して成ることを特徴とする円筒回転体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2343187U JPH0718981Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 円筒回転体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2343187U JPH0718981Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 円筒回転体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63129838U JPS63129838U (ja) | 1988-08-24 |
| JPH0718981Y2 true JPH0718981Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=30821735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2343187U Expired - Lifetime JPH0718981Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 円筒回転体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718981Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4511004B2 (ja) * | 2000-08-21 | 2010-07-28 | 株式会社Ｉｈｉ | 回転機構における回転端リミット構造 |
-
1987
- 1987-02-19 JP JP2343187U patent/JPH0718981Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63129838U (ja) | 1988-08-24 |
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