JPH07189785A - 内燃機関の燃料制御装置,方法、及びそれを用いた車両 - Google Patents

内燃機関の燃料制御装置,方法、及びそれを用いた車両

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JPH07189785A
JPH07189785A JP33100493A JP33100493A JPH07189785A JP H07189785 A JPH07189785 A JP H07189785A JP 33100493 A JP33100493 A JP 33100493A JP 33100493 A JP33100493 A JP 33100493A JP H07189785 A JPH07189785 A JP H07189785A
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internal combustion
combustion engine
fuel control
sensor means
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Seiji Asano
誠二 浅野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンの吸気脈動を増幅することなく、且つ
過渡周波数を損なうことのないフィルタリングを提供す
る。 【構成】エンジンの吸入空気量を検出する手段を持ち、
検出された吸入空気量をエンジン回転数のパラメータ等
でサンプリングされたデータの時間間隔を可変とし差文
式を計算する。 【効果】吸入空気の脈動を増幅することなく目的とする
出力を得ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料制御装
置,方法、及びこれらの装置を備えた車両等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、例えば特開昭61−116051
号公報記載のように、機関の動作状態を示す信号を所定
時間ごと、または所定クランク角度ごとに検出して動作
量検出データとして記憶すると共に、前回の平均動作量
検出データと今回の動作量検出データとを所定の平均化
定数を用いて平均化処理し、この平均化処理した値に基
づいて、平均動作量検出データを更新するようにし、し
かも機関の運転状態が定常時と加減速時とでは前記平均
化定数を変更するようにした、と記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上記述した従来技術
の問題点として下記のものが論ぜられる。
【0004】平均化定数(加重平均重み)を用いて、平
均化処理を行う場合、その減衰周波数(時定数)近傍の
ゲインが問題となる。特に、デジタルフィルタリング処
理の場合は、サンプリングの周波数(エイリアス)と、
減衰周波数の関係により、意図した周波数のゲインを得
ることができない。また、意図した周波数ゲインを得る
ためには、フィルタの構成が複雑となり、演算負荷の増
大,演算プログラム領域の拡大等の問題が発生する。
【0005】本発明は、吸入空気の脈動を増幅すること
なく目的とする出力を取り出し得る内燃機関の燃料制御
装置,方法、及びそれを用いた車両を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、計測された空気流量に関連して読みだされ
たサンプリング値Qa(n)とそのnc回前に記憶された
サンプリング値Qaf(n−nc)(nc:内燃機関の動
作状態に応じて可変に定めら得る自然数)とに基づき平
均値Qaf(n)を演算し、上記演算された平均値Qaf
(n)に基づいて燃料噴射量信号を求めることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】内燃機関の動作状態に応じてncの値が可変と
なるので、加重平重平均値Qaf(n)が吸入空気の脈動
の影響を受け難くなり、目的とする出力が得られるよう
になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の各種実施例について図を用い
て説明する。図1は、本発明の制御ブロックの1実施例
である。
【0009】本制御ブロックには、内燃機関の吸入する
空気流量の質量流量を計測する第1のセンサ手段の一例
である熱式空気流量計(以下、H/Wセンサと略す
る。)、内燃機関用の動作状態を監視するための第2の
センサ手段の一例である内燃機関のクランク角度を検出
するクランク角度センサ、及び、排気ガス中の酸素濃度
を検出する酸素濃度センサ(以下O2 センサと略す
る。)の各々の出力が、各ブロックに入力されている。
ブロック101は、内燃機関の吸入空気量の吸気脈動平
均化処理である。ブロック102は平均化処理された吸
入空気量に、H/Wセンサの物理的な応答遅れを含むた
めデジタルフィルタリングで補償される。ブロック10
3は、クランク角度センサの信号を処理し、エンジンの
回転数を計算する。ブロック104は、前述のブロック
102の吸入空気量と、ブロック103のエンジンの回
転数から、内燃機関の要求する基本燃料量を計算する。
ブロック105は、内燃機関の燃料噴射弁に噴射信号を
セットしてから、吸気弁が開くまでの吸入空気量の変化
量を補償するため、前述のブロック102と同様なデジ
タルフィルタリングを施す。ブロック107は、空燃比
を理論空燃比に保つため、O2 センサの信号をもとにO
2 フィードバックで前述のブロック104の基本燃料量
を補正する。
【0010】図2は、本発明のシステムの全体の構成の
一例を示す図である。
【0011】内燃機関200には、吸入する空気量の質
量流量を計測するH/Wセンサ201,内燃機関のクランク
角度を検出するクランク角度センサ202,内燃機関の
要求する燃料を噴射する燃料噴射弁203,排気ガス中
の酸素濃度を検出するO2 センサ204,内燃機関のア
イドリング中の回転制御を行うため、吸気管絞り弁を通
過しない空気量を制御するアイドルスピードコントロー
ルバルブ205,吸気管絞り弁の開度を検出する吸気管
絞り弁開度センサ206,気筒に流入した混合気の点火
する点火栓207、及び前述の各センサからの信号を記
憶されたプログラムに基づき予め定められた手順で計算
処理し、そのデータ処理動作に応じて前述の燃料噴射弁
等のアクチュエータ等を制御駆動する信号を発生するデ
ータ処理ユニット208、から構成される。
【0012】図3は、データ処理ユニット208の内部
の回路ブロックを示す。
【0013】前述の図2の各種センサの信号を入力し、
また小信号(トランジスタTTLレベル)をアクチュエ
ータ駆動用の大電圧信号に変換するドライバ回路30
1,入出力信号をデジタル演算処理の離散データに変換
する入出力回路302,デジタル演算処理を行うマイク
ロコンピュータ、もしくはそれに準ずる演算回路を保有
する演算回路303,演算回路303の演算処理に用い
る定数,変数、及びプログラムを格納するメモリ、メモ
リは不揮発性のROM304,揮発性のRAM305、及び揮発性の
RAM305の内容を保持するバックアップ回路306からな
る。本実施例ではデジタル演算装置で構成されている
が、アナログ演算装置でも構成されることは言うまでも
ない。尚本実施例では、入力信号として、O2 センサ,
絞り弁開度センサ(スロットル開度センサ),クランク
角度センサ,H/Wセンサを入力し、点火栓信号,アイ
ドルスピードコントロール信号,燃料噴射量信号が出力
されている。
【0014】図4は、前述の図1の吸気管脈動平均化処
理の具体的な手法を示している。図4上段は、脈動平均
化処理間隔が比較的短い時間の時を示している。下段の
図は、吸気管脈動時間に同期した場合でありこの場合
は、同期していない上段の図の物より、脈動幅は少な
い。(尚本図は、理想的な場合であり、脈動幅はまった
くない。)尚、サンプリング時間のタイミングによって
は、図4下段の図のようにΔA/F分だけずれることも
発生するが、内燃機関制御装置でO2 フィードバックの
空燃比補正を行っているため、問題はない。数1に脈動
平均化処理の基本式を示す。数1−1は、連続域におけ
る、脈動平均化処理のラプラル演算子を用いた式を示し
ている。式中のTは、図4の脈動間隔のTを示してい
る。(実際の脈動平均化処理の場合、脈動間隔Tの周波
数から減衰が始まるため、このTより短めの値を設定す
る。)数1−2は、数1−1をデジタル演算の演算間隔
Δtに基づいて、離散化したものである。数1−2の例
えば加重平均の重み定数となる所定の係数であるWEI
GTと、演算間隔Δtとの関係は、数1−3に示され
る。
【0015】
【数1】
【0016】数2は、脈動平均化処理の加重平均値の初
期値を示している。吸入空気量が、最初にサンプリング
されたとき、加重平均値は、その値をそのまま用いる。
【0017】
【数2】
【0018】図5は、内燃機関の過渡時のH/Wセンサ
出力値,空気流量中心値、それらの値の制御装置のサン
プル値,サンプル値加重平均値の挙動を示している。
【0019】数3は、加重平均に取り出して来る古いフ
ィルタリング値の時間遅れ値を可変としたものである。
数3−1は、加重平均の基本式であり、ncはnc回前
を示している。数3−2には、加重平均の重みと時間遅
れ値の可変量の関係を示している。数3−3は、ncを
内燃機関の回転数Nとの関数にして計算することを示し
ている。(吸気脈動は、内燃機関の回転数の関数とな
る。)
【0020】
【数3】
【0021】図6は、前述の数3−3のncの計算の具
体的な1例を示している。ncを内燃機関回転数Nの関
数とし、Nのテーブル検索としている。尚本実施例で
は、図のように段階的にncを可変とし、Nに対してヒ
ステリシスを設けてある。
【0022】図7は、H/Wセンサ出力値と、空気流量
計算タイミング、及び前述のncの関係を示したタイミ
ングチャートである。nc=1の時が、1回前フィルタ
リング値、nc=2で2回前フィルタリング値、nc=
3で3回前フィルタリング値に対応する。図に示してい
るように、ncが大きくなるに連れ、加重平均の時間幅
が大きくなるため、吸気脈動が無視される。
【0023】図8は、吸気管絞り弁開度TVOと、吸入
空気量、及び加重平均値の関係を示している。ncが大
きくなるに連れ、吸入空気量の立上りに対して遅れる場
合が有る。
【0024】図9は、前述の図8のncを大きくした場
合の立上り遅れに対する補償の1実施例を示している。
吸気管絞り弁開度が変化中は、ncをそれぞれ変えたと
きの加重平均値の最大値を取るようにしている。
【0025】図10は、吸入空気量がステップ変化した
ときの、H/Wセンサ出力値を示している。H/Wセン
サに物理的な遅れが有るために、出力値は遅れて出力さ
れる。
【0026】図11は、前述の図10のH/Wセンサの
応答遅れをモデル式に置き換えて制御装置内部で補償す
る制御ブロック図を示している。数4はその遅れ補償の
デジタル演算で行う差分式である。
【0027】
【数4】
【0028】数4−1は、伝達関数表示、数4−2,4
−3は、数4−1を差分式展開をしたものである。数4
−4,4−5,4−6,4−7は差分式の係数と、伝達
関数の自定数、及び前述の加重平均と同様ncとの関係
を示している。
【0029】図12は、前述の図1の遅れ補償を行った
ときの例である。H/Wセンサ出力に対して、ncを1
に固定としたときは、オーバーシュート,脈動増幅が発
生しているがnc可変にした時は緩和されている。
【0030】図13はステップ応答に対する補償値を表
わす図である。
【0031】図14は、吸気管圧力センサの出力値と、
実際の吸気管圧力を示している。前述のH/Wセンサと
同様にセンサ自体に物理的な遅れが有るため出力は遅れ
ている。
【0032】図15は、過渡時の内燃機関の燃料噴射弁
燃料噴射量セットタイミングと、その時セットされた燃
料の混合気が気筒内へ流入したときの、タイミングずれ
による不足空気量を示している。
【0033】図16は、前述の図14,図15の遅れに
対する補償方法を示している。それぞれの遅れは、1次
遅れ系,時間遅れ系であり、連続域での補償は、ラプラ
ス演算子の1次進み系となり、離散化すると1次微分系
の加算となる。本図の具体的補償式を数5に示す。Pm
は圧力センサ出力値、QcはH/Wセンサ計測空気量、
Pmf,Qcfはそれぞれの補償値、Tは補償時間、△
tは計算周期を示す。尚本実施例では、H/Wセンサ計
測空気量には、吸気管体積が加味されているとする。
【0034】
【数5】
【0035】図17,図18は、前述の図14,図15
の遅れ補償でncが適切でないときの補償値の挙動を示
している。図17は、脈動値対しncが小さい値で固定
した場合であり、脈動を増幅している。これに対して図
18は、脈動値たいしncが大きい値であり、脈動増幅
はないものの、大きなうねりが発生している。
【0036】図19は、図17,図18に対して、nc
を適切な値の時の補償値を示している。ncを前述した
ように内燃機関の回転数等で可変とした場合は、脈動増
幅,うねりの発生等なく補償できる。
【0037】図20は、前述してきた差分式(遅れ補
償,加重平均)とnc可変の制御ブロックを示す。ブロ
ック2001は差分式計算、ブロック2002は差分式
の入力値、フィルタリング値の時間シフトのブロック、
2003はnc計算のブロックである。
【0038】図21は、nc計算のブロックの1例であ
る。内燃機関回転数Nでncをテーブル検索する。本実
施例では、ヒステリシス付きの階段型検索としている。
【0039】回転数Nが大きくなるとncの値は階段状
で小さくなっていく例を示している。
【0040】図22は、nc計算のブロックの1例であ
る。ブロック2201は、内燃機関の回転数と吸入空気
量で基本燃料量Tpを計算する。ブロック2202で、
前述のブロックで計算された基本燃料量Tpでncをヒ
ステリシス付きの階段型検索する。
【0041】図23は、ncを内燃機関の回転数Nと吸
入空気量Qaでメモリに記憶されたマップ検索の例を示
している。
【0042】図24は、吸入空気量Qaを周波数解析し
てncを求める1例である。ブロック2401は、吸入
空気量周波数解析のブロック、ブロック2402では最
大パワスペクトルの周波数を求め、ブロック2403で
ncをヒステリシス付きの階段型検索する。
【0043】図25は、本実施例の内燃機関制御装置の
制御のフローチャートを示している。
【0044】ブロック2501でH/Wセンサ出力AD
値を読み込む。ブロック2502で吸気管脈動処理を施
す。ブロック2503でH/Wセンサの物理的応答遅れ
を保証する。ブロック2504でクランク角度センサ等
により内燃機関の回転数を検出する。ブロック2505
では、燃料噴射量セットと混合気の気筒流入時のタイミ
ングずれを補償する行程遅れ補償を施す。ブロック25
06で、燃料噴射弁,H/Wセンサ等のバラツキを吸収
する空燃比補正をし、ブロック2507で排気ガスの酸
素濃度から空燃比フィードバックを行う。
【0045】図26は、差分式計算のフローチャートを
示す。ブロック2601でncを計算する。ブロック2
602でncを差分式へ渡し、ブロック2603でnc
に基づき入力変数を選択する。ブロック2604で差分
式計算を行い、ブロック2605で出力,入力値の時間シフ
トを行う。
【0046】図27は、nc計算の1例のフローチャー
トである。ブロック2701で内燃機関の回転数Nを読
み込み、ブロック2702のNでncをテーブル検索す
る。図28は、nc計算の他の例のフローチャートであ
る。ブロック2801で内燃機関の回転数Nを読み込
む。ブロック2802で吸入空気量Qaを読み込む。ブ
ロック2803で基本燃料量Tpを計算し、ブロック2
804で前述のTpに基づいてncをテーブル検索す
る。
【0047】図29は、nc計算の他の例のフローチャ
ートである。ブロック2901,2902で内燃機関の
回転数N,吸入空気量Qaを読み込む。ブロック290
3でN,Qaに基づきncをマップ検索する。
【0048】図30は、nc計算の他の例のフローチャ
ートで有る。ブロック3001で吸入空気量Qaを読み
込む。ブロック3002で周波数解析を行うデータ列が
十分かどうかを判断する。もし十分であれば、ブロック
3003で高速フーリエ変換を行い、ブロック3004
で最大パワスペクトルの周波数maxf を計算する。ブロ
ック3005では、maxf でncをテーブル検索する。
【0049】本実施例によれば、内燃機関の気筒に流入
する空気流量を吸気間絞り弁を通過する空気量(H/W
センサ,吸気管圧力センサ等)の出力値から求めること
ができる。
【0050】本発明の実施例によれば、加重平均,遅れ
補償フィルタ等の差分式に入力されるデータ列の時間遅
れ間隔を、内燃機関の回転数等の内燃機関の動作に応じ
て可変とするので、吸気管脈動を増幅することなく、目
的とする出力を取り出すことができる。
【0051】また、計算周期は、最小の周期で行ってい
るので、必要とする中心周波数をエイリアス等で損なう
ことはない。
【0052】また、制御装置として同一の計算手順で、
入力する差分式のデータを切り替え、フィルタの減衰周
波数を変更できるので、計算負荷,プログラム領域を低
減できる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、吸入空気の脈動を増幅
することなく目的とする出力を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の制御ブロックである。
【図2】本発明の内燃機関周りの構成を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例の内燃機関制御装置の内部ブロ
ックである。
【図4】本発明の吸入空気量のサンプルの1例である。
【図5】本発明の吸入空気量のサンプル値とサンプル値
加重平均値の例である。
【図6】本発明のフィルタリング入力の時間間隔の検索
の例である。
【図7】本発明のフィルタリング入力時間間隔とフィル
タリングの関係を示した図である。
【図8】本発明のフィルタリング入力時間間隔を可変さ
せたときのフィルタリングの出力の例である。
【図9】本発明のフィルタリング入力時間間隔を可変さ
せたときの過渡の例である。
【図10】本発明の内燃機関の空気流量計の空気流量ス
テップ変化に対する出力の例である。
【図11】本発明の内燃機関の空気流量計の遅れ補償の
1例である。
【図12】本発明の空気流量計の遅れ補償のフィルタリ
ング入力時間間隔を可変させたときの過渡の例である。
【図13】ステップ応答に対する補償値を表す図であ
る。
【図14】本発明の圧力センサの応答遅れの1例であ
る。
【図15】本発明の内燃機関の気筒へ入る空気量の動き
と燃料計算タイイミングの1例である。
【図16】本発明の遅れ補償のデジタル演算の1例であ
る。
【図17】本発明の遅れ補償のフィルタ出力の1例であ
る。
【図18】本発明の遅れ補償のフィルタ出力の1例であ
る。
【図19】本発明の遅れ補償の過渡時の1例である。
【図20】本発明の内燃機関制御装置の差分式の制御ブ
ロックである。
【図21】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
1例である。
【図22】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
1例である。
【図23】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
1例である。
【図24】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
1例である。
【図25】本発明の内燃機関制御装置の制御のフローチ
ャートである。
【図26】本発明の内燃機関制御装置の差分式のフロー
チャートである。
【図27】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
フローチャートの1例である。
【図28】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
フローチャートの1例である。
【図29】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
フローチャートの1例である。
【図30】本発明のフィルタリング入力時間間隔検索の
フローチャートの1例である。
【符号の説明】
101…吸気管脈動平均化処理ブロック、102…セン
サ応答遅れ補償ブロック、104…基本燃料計算ブロッ
ク、105…行程遅れ補償ブロック、200…内燃機
関、201…熱式空気流量計、203…燃料噴射弁、2
08…データ処理ユニット、303…演算装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 366 B

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸入する空気流量を計測する第
    1のセンサ手段と、 内燃機関の動作状態を監視するための第2のセンサ手段
    と、 所定のタイミングで上記第1のセンサ手段の出力信号を
    サンプリングする手段と、 サンプリングされたサンプリング値を記憶する手段と、 上記空気流量に関連して読みだされたサンプリング値Q
    a(n)とそのnc回前に記憶されたサンプリング値Qa
    f(n−nc)(nc:第2のセンサ手段の出力信号に応
    じて可変に定めら得る自然数)とに基づき平均値Qaf
    (n)を演算する手段と、 上記演算された平均値Qaf(n)に基づいて燃料噴射量
    信号を求める噴射量演算手段と、 上記燃料噴射量信号に応じて内燃機関に燃料を供給する
    燃料噴射弁と、を備えたことを特徴とする内燃機関の燃
    料制御装置。
  2. 【請求項2】上記第1のセンサ手段は、熱式空気流量計
    を有することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃
    料制御装置。
  3. 【請求項3】上記第1のセンサ手段は、内燃機関の吸気
    管圧力を検出する手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関の燃料制御装置。
  4. 【請求項4】上記第2のセンサ手段は、内燃機関の回転
    数Nを計測する手段を有することを特徴とする請求項1
    から請求項3の何れかに記載の内燃機関の燃料制御装
    置。
  5. 【請求項5】上記第2のセンサ手段は、内燃機関の回転
    数Nを計測する手段と吸入空気量を計測する手段を有す
    ることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記
    載の内燃機関の燃料制御装置。
  6. 【請求項6】上記第2のセンサ手段は、内燃機関の吸入
    する空気の吸気脈動周波数を計測する手段を有すること
    を特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の内
    燃機関の燃料制御装置。
  7. 【請求項7】上記サンプリングする手段は、一定時間間
    隔のタイミングで上記第1のセンサ手段の出力信号をサ
    ンプリングする手段であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項6の何れかに記載の内燃機関の燃料制御装置。
  8. 【請求項8】上記平均は、重み付けによる加重平均であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記
    載の内燃機関の燃料制御装置。
  9. 【請求項9】上記平均値Qaf(n)は、 Qaf(n)=(1−WEIGHT)Qa(n)+WEIGHT・Qaf(n−nc) (WEIGHT:重み係数)の関係によって演算されることを
    特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の内燃
    機関の燃料制御装置。
  10. 【請求項10】上記請求項1から請求項9の何れかに記
    載の内燃機関の燃料制御装置と、 前記内燃機関の燃料制御装置の制御信号で制御される内
    燃機関と、を備えたことを特徴とする車両。
  11. 【請求項11】内燃機関の吸入する空気流量を計測する
    第1のセンサ手段と、 内燃機関の動作状態を監視するための第2のセンサ手段
    と、 内燃機関に燃料を供給する燃料噴射弁と、 デ−タ処理動作の結果に応じて上記燃料噴射弁を制御す
    る燃料噴射量信号を発生するデ−タ処理ユニットとを備
    えたものにおいて、 所定のタイミングで上記第1のセンサ手段の出力信号を
    サンプリングし、 サンプリングされたサンプリング値を記憶し、 上記空気流量に関連して読みだされたサンプリング値Q
    a(n)とそのnc回前に記憶されたサンプリング値Qa
    f(n−nc)(nc:第2のセンサ手段の出力信号に応
    じて可変に定めら得る自然数)とに基づき平均値Qaf
    (n)を演算し、 上記演算された平均値Qaf(n)に基づいて燃料噴射量
    信号を求めることを特徴とする内燃機関の燃料制御方
    法。
  12. 【請求項12】上記第1のセンサ手段は、熱式空気流量
    計を有することを特徴とする請求項11記載の内燃機関
    の燃料制御方法。
  13. 【請求項13】上記第1のセンサ手段は、内燃機関の吸
    気管圧力を検出する手段を有することを特徴とする請求
    項11記載の内燃機関の燃料制御方法。
  14. 【請求項14】上記第2のセンサ手段は、内燃機関の回
    転数Nを計測する手段を有することを特徴とする請求項
    11から請求項13の何れかに記載の内燃機関の燃料制
    御方法。
  15. 【請求項15】上記第2のセンサ手段は、内燃機関の回
    転数Nを計測する手段と吸入空気量を計測する手段を有
    することを特徴とする請求項11から請求項14の何れ
    かに記載の内燃機関の燃料制御方法。
  16. 【請求項16】上記第2のセンサ手段は、内燃機関の吸
    入する空気の吸気脈動周波数を計測する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項11から請求項15の何れかに記
    載の内燃機関の燃料制御方法。
  17. 【請求項17】上記サンプリングする手段は、一定時間
    間隔のタイミングで上記第1のセンサ手段の出力信号を
    サンプリングする手段であることを特徴とする請求項1
    1から請求項16の何れかに記載の内燃機関の燃料制御
    方法。
  18. 【請求項18】上記平均は、重み付けによる加重平均で
    あることを特徴とする請求項11から請求項17の何れ
    かに記載の内燃機関の燃料制御方法。
  19. 【請求項19】上記平均値Qaf(n)は、 Qaf(n)=(1−WEIGHT)Qa(n)+WEIGHT・Qaf(n−nc) (WEIGHT:重み係数)の関係によって演算されることを
    特徴とする請求項11から請求項18の何れかに記載の
    内燃機関の燃料制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076083A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Denso Corp サンプリング周期の設定方法および信号処理装置
JP2015068348A (ja) * 2015-01-16 2015-04-13 マツダ株式会社 気筒休止状態判定装置

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