JPH07186956A - 地上装置及び移動体制御装置 - Google Patents

地上装置及び移動体制御装置

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JPH07186956A
JPH07186956A JP33098593A JP33098593A JPH07186956A JP H07186956 A JPH07186956 A JP H07186956A JP 33098593 A JP33098593 A JP 33098593A JP 33098593 A JP33098593 A JP 33098593A JP H07186956 A JPH07186956 A JP H07186956A
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JP
Japan
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transmitter
transmission signal
track circuit
transmission
level
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JP33098593A
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Takehiko Hoshino
武彦 星野
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前方の軌道回路の軌間短絡による送信信号の
レベル低下を防止し、後方の軌道回路における無信号化
を防止し得る地上装置を提供する。 【構成】 軌道1は、絶縁されない軌道回路1T、2T
・・が移動体31、32の車軸311、321により軌
間短絡される。送信器群2は、閉塞境界毎に設けられ、
各閉塞境界毎に第1の送信器221と第2の送信器22
2とが対となって構成されている。第1の送信器221
は、軌道回路2Tの進行方向aの先端側A1、A2に設
けられ、第1の送信信号S21を軌道回路2Tに送信す
る。第2の送信器222は、第1の送信器221から進
行方向後方に間隔L1をおいた地点B1、B2に設けら
れ、第1の送信信号S21と同一の第2の送信信号S2
2を軌道回路2Tに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地上装置及び移動体制
御装置に関し、更に詳しくは、無絶縁軌道回路を利用し
た地上装置及び移動体制御装置において、前方の軌道回
路の閉塞境界が軌間短絡されたことによる後方の軌道回
路における送信信号のレベル低下を防止し、後方の軌道
回路における無信号化を防止する技術に係る。
【0002】
【従来の技術】無絶縁軌道回路を利用した地上装置及び
移動体制御装置の従来技術として、特開昭62−239
801号公報が知られている。かかる従来技術は、無絶
縁軌道回路を利用して列車検知を行なう技術を開示して
いる。地上装置は、軌道回路毎に送信器と受信器を備
え、それぞれの送信器が周波数の異なる周波数信号を送
信してそれぞれの閉塞区間の受信器の誤検知を防止し、
受信器が軌間短絡により周波数信号を受信できない場合
に当該閉塞区間の列車検知を行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
地上装置及び移動体制御装置は、軌道が無絶縁であるた
め、図5に示すように、先行列車31により前方の軌道
回路1Tの閉塞境界が軌間短絡されると、後方の軌道回
路2Tの送信器2から送信される送信信号S2の送信電
流の一部が前方の軌道回路1Tに吸い取られる。吸い取
られる電流Isは、送信点A1、A2から後続列車32
を見たインピーダンスZ2と、送信点A1、A2から先
行列車31を見たインピーダンスZ1との比に軌道回路
電流I2を乗算した値となる。通常、先行列車31及び
後続列車32は、1軌道回路につき1列車となるように
制御されるので、インピーダンス比(Z2/Z1)は1
よりも大きく、電流Isは軌道回路電流I2よりも大き
くなる。このため、後方の軌道回路2Tに送信される送
信信号S2の電流レベル、即ち軌道回路電流I2のレベ
ルが低下し、後方の軌道回路2Tの後尾部分で無信号化
を招く。軌道回路2Tの無信号化により、後続列車32
の制御ができなくなる。特に、最近の軌道回路は、列車
の高速化、設備の経済性等を考慮して、長大化する傾向
にあるので、この点が顕著になってきた。
【0004】そこで、本発明の課題は、上述した問題点
を解決し、前方の軌道回路の閉塞境界が軌間短絡された
場合に、後方の軌道回路における送信信号のレベル低下
を防止し、後方の軌道回路における無信号化を防止し得
る地上装置及び移動体制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、軌道と、送信器群とを含む地上装置であ
って、前記軌道は、絶縁されない2以上の閉塞区間を含
み、前記閉塞区間が軌道回路を構成し移動体の車軸によ
り軌間短絡されるようになっており、前記送信器群は、
閉塞境界毎に設けられ、各閉塞境界毎に第1の送信器と
第2の送信器とが対となって構成され、第1の送信器が
前記軌道回路の進行方向の先端側に設けられて第1の送
信信号を前記軌道回路に送信し、前記第2の送信器が第
1の送信器から進行方向後方に間隔をおいて設けられ、
前記第1の送信信号と同一の第2の送信信号を前記軌道
回路に送信するものである。
【0006】更に、上述の地上装置と、車上装置とを含
む移動体制御装置であって、前記車上装置は、受電器
と、制御回路とを含み、前記受電器が前記軌道回路と電
磁結合して前記第1の送信信号または前記第2の送信信
号を受信し、前記制御回路が前記第1の送信信号または
前記第2の送信信号に基づき制御出力を出力するもので
ある。
【0007】
【作用】軌道は、絶縁されない2以上の閉塞区間を含
み、閉塞区間が軌道回路を構成し移動体の車軸により軌
間短絡されるようになっており、送信器群は、閉塞境界
毎に設けられ、各閉塞境界毎に第1の送信器と第2の送
信器とが対となって構成され、第1の送信器が軌道回路
の進行方向の先端側に設けられて第1の送信信号を軌道
回路に送信しているから、移動体が送信点を通過するま
で軌道回路を介して移動体に第1の送信信号を送信でき
る。移動体が送信点を通過すると、前方の軌道回路が軌
間短絡されるので、移動体は後方の軌道回路から送信さ
れた第1の送信信号を受信できない。このため、第1の
送信器により閉塞境界が確定される。
【0008】第2の送信器は第1の送信器から進行方向
後方に間隔をおいて設けられ、第1の送信信号と同一の
第2の送信信号を軌道回路に送信するから、先行列車が
閉塞境界において前方の軌道回路を軌間短絡していると
きにも、第1の送信信号に第2の送信信号を加算して第
1の送信信号の送信レベルの低下を補償する。更に、第
2の送信器は第1の送信器よりも先行列車の軌間短絡点
から離れていて、しかも続行列車側に位置しているの
で、第2の送信信号の送信レベルの低下は小さい。従っ
て、第2の送信信号の送信レベルは後方の軌道回路を無
信号区間としない送信信号レベルを維持できる。これに
より、前方の軌道回路の閉塞境界が軌間短絡された場合
に、後方の軌道回路における送信信号のレベル低下を防
止し、後方の軌道回路における無信号化を防止し得る地
上装置が得られる。
【0009】更に、車上装置は、受電器が軌道回路と電
磁結合して第1の送信信号または第2の送信信号を受信
し、制御回路が第1の送信信号または第2の送信信号に
基づき制御出力を出力するものであるから、前方の軌道
回路の閉塞境界が軌間短絡された場合にも、後方の軌道
回路における無信号化の影響を受けることなく移動体制
御をなし得る移動体制御装置が得られる。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る地上装置の第1の実施例
の構成を示すブロック図である。図は自動列車停止装置
(ATC装置)に適用した場合を示し、1は軌道、2は
送信器群、31は先行列車、32は後続列車、311、
321は車軸、411、412、421、422は受電
器である。
【0011】軌道1は、絶縁されない2以上の閉塞区間
1T、2T・・・を含んでいる。閉塞区間1T、2T・
・・は、軌道回路を構成し、先行列車31、後続列車3
2の車軸311、321により軌間短絡される。
【0012】送信器群2は、閉塞境界毎に設けられ、各
閉塞境界毎に第1の送信器と第2の送信器とが対となっ
て構成されている。閉塞区間1Tと閉塞区間2Tとの閉
塞境界には、第1の送信器221と第2の送信器222
とが設けられている。第1の送信器221は、軌道回路
2Tの進行方向aの先端側A1、A2に設けられて第1
の送信信号S21を軌道回路2Tに送信する。第2の送
信器222は、第1の送信器221から進行方向後方に
間隔L1をおいた地点B1、B2に設けられ、第1の送
信信号S21と同一の第2の送信信号S22を軌道回路
2Tに送信する。間隔L1は、使用周波数により異なる
が、数mから数十mに設定される。他の閉塞境界でも同
様である。
【0013】受電器411、412、421、422
は、軌道回路1T、2T・・・を介して送信される送信
信号S21、S22を受信する。受信された送信信号S
21、S22は、列車制御の制御情報となる。
【0014】上述したように、軌道1は、絶縁されない
2以上の閉塞区間1T、2T・・・を含み、閉塞区間1
T、2T・・・が軌道回路を構成し先行列車31、後続
列車の車軸311、321により軌間短絡されるように
なっており、送信器群2は、閉塞境界毎に設けられ、各
閉塞境界毎に第1の送信器221と第2の送信器222
とが対となって構成され、第1の送信器221が軌道回
路2Tの進行方向aの先端側A1、A2に設けられて第
1の送信信号S21を軌道回路2Tに送信しているか
ら、先行列車31が送信点A1、A2を通過するまで軌
道回路2Tを介して先行列車31に送信信号S21を送
信できる。先行列車31が送信点A1、A2を通過する
と、軌道回路1Tが軌間短絡されるので、先行列車31
は軌道回路2Tから送信される第1の送信信号S21を
受信できない。このため、第1の送信器221により閉
塞境界が確定される。
【0015】第2の送信器222は、第1の送信器22
1から進行方向後方に間隔L1をおいた地点B1、B2
に設けられ、第1の送信信号S21と同一の第2の送信
信号S22を軌道回路2Tに送信するから、先行列車3
1が閉塞境界において前方の軌道回路1Tを軌間短絡し
ているときにも、第1の送信信号S21の送信電流I2
1に第2の送信信号S22の送信電流I22を加算して
第1の送信信号S21の送信レベルの低下を補償する。
更に、第2の送信器222は第1の送信器221よりも
先行列車31の軌間短絡点C1、C2から離れていて、
しかも続行列車32側に設けられているので、第2の送
信信号S22の送信レベルの低下は第1の送信信号S2
1の送信レベルの低下より小さい。従って、第2の送信
信号S22の送信レベルは、後方の軌道回路2Tを無信
号区間としない送信信号レベルを維持できる。これによ
り、軌道回路1Tの閉塞境界が軌間短絡された場合に
も、軌道回路2Tにおける送信信号レベルの低下を防止
し、軌道回路2Tにおける無信号化を防止し得る地上装
置が得られる。
【0016】図2は本発明に係る地上装置の第2の実施
例の構成を示すブロック図である。図において、図1と
同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。
【0017】第2の送信器222は、レベル検出部22
3と、送信部224とを有している。レベル検出部22
3は、第1の送信信号S21の電圧または電流のレベル
を検出してレベル検知信号S3を出力する。送信部22
4はレベル検知信号S3が設定レベルよりも低レベルで
あるときに第2の送信信号S22を送信する。
【0018】図3は先行列車31が軌道回路2Tを進出
した後の送信信号S21及び送信信号S22の電圧レベ
ルを示す図である。横軸は第1の送信器211の送信点
A1、A2からの先行列車31の移動距離Lを示し、縦
軸は送信点A1、A2での送信信号S21の電圧レベル
及び送信点B1、B2での送信信号S22の送信レベル
を示している。電圧レベルVr1は、レベル検知部22
3が第1の送信信号S21に基づき先行列車31が軌道
回路2Tを進出したことを判断するレベルである。電圧
レベルVr1は、通常、図示しない列車検知装置の列車
検知レベルに設定される。電圧レベルVr2は、先行列
車31が軌道回路境界にあり、車軸短絡の影響有とレベ
ル検知部223が判断するレベルである。第2の送信器
222の送信部224は、第1の送信器221と同一の
送信能力を有している。第1の送信器221と第2の送
信器222との間隔L1は、電圧レベルが電圧レベルV
r1から電圧レベルVr2となるまでの先行列車31の
移動距離L2に設定される。これにより、第2の送信器
222は、先行列車31が軌道回路2Tを進出したと判
断した時点で、即ち第1の送信信号S21の電圧レベル
が電圧レベルVr1になった時点で車軸短絡の影響を受
ることのない電圧レベル、即ち電圧レベルVr2以上で
送信信号S22を送信できる。先行列車31が軌道回路
2Tを進出したと判断した時点で、第1の送信信号S2
1の電圧レベルが電圧レベルVr2以下にあるから、レ
ベル検知部223はレベル検知信号S3を出力する。こ
のため、先行列車31が軌道回路2Tを進出して後続列
車32が軌道回路2Tに進入した最悪の場合でも、第2
の送信信号S22により軌道回2Tの後尾部分の無信号
化を防止できる。
【0019】第1の送信信号S21の電圧レベルが電圧
レベルVr2以上になると、レベル検知部223はレベ
ル検知信号S3を停止し、送信部224も第2の送信信
号S22の送信を停止する。レベル検知部223がレベ
ル判定をするときは、送信部224は第2の送信信号S
22の送信を停止する。
【0020】後続列車32が送信点A1、A2及び送信
点B1、B2に進入してくる場合の第1の送信信号S2
1及び第2の送信信号S22の電圧レベルは、先行列車
31が送信点A1、A2及び送信点B1、B2から進出
していく場合の第1の送信信号S21及び第2の送信信
号S22の電圧レベルと対称性がある。後続列車32が
送信点A1、A2及び送信点B1、B2に進入してくる
場合は、第1の送信信号S21及び第2の送信信号S2
2の電圧レベルが低下しても伝送距離が短くなるので、
軌道回路2Tが無信号となることはない。
【0021】これにより、第2の送信器222が常時第
2の送信信号S22を送信しなくても、軌道回路1Tの
閉塞境界が軌間短絡された場合に、軌道回路2Tにおけ
る送信信号レベルの低下を防止し、軌道回路2Tにおけ
る無信号化を防止し得る地上装置が得られる。
【0022】第1の送信器221と第2の送信器222
との間隔L1は数m〜数十mであるから、レベル検知部
223は、送信点A1、A2または送信点B1、B2の
いずれかの点における第1の送信信号S21の電圧また
は電流レベルが入力されればよい。第1の実施例の間隔
L1も上述のように決定することができる。
【0023】また、第2の実施例における第1の送信器
211は、第2の送信器222が第2の送信信号S22
を送信しているときに第1の送信信号S21の送信を停
止する。第2の送信器222は、第2の送信信号S22
の送信レベルが電圧レベルVr3以上になったときに送
信を停止する。この時、第1の送信器221は第1の送
信信号S21を送信する。このため、第1の送信信号S
21と、第2の送信信号S22とを加算するために同期
させる必要がなくなる。しかも、第1の送信信号S21
と第2の送信信号S22が混在することがないので、車
上側での信号判別が容易になる。
【0024】更に、第2の実施例における第1の送信器
211は、第2の送信器222が第2の送信信号S22
の送信を開始してから一定時間Tを経過するまで第1の
送信信号S21の送信を停止する。一定時間Tは、先行
列車31が移動距離L2を走行する時間に設定される。
このため、第1の送信器221は、前方の軌道回路1T
の軌間短絡により送信レベルが低下したときにのみ第2
の送信器222の補助を受け、復帰したときは車軸短絡
の影響を受ることのない電圧レベル、即ち電圧レベルV
r2以上で送信信号S21を送信する。従って、第1の
送信器221により閉塞境界を明確にできる。
【0025】図5は本発明に係る移動体制御装置の構成
を示すブロック図である。図において、図1及び図2と
同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。4
1、42は車上装置、413、423は制御装置であ
る。制御装置413、423は、マイクロ・コンピュー
タで構成されている。
【0026】車上装置4は、受電器411、412、4
21、422が軌道回路1T、2T・・・と電磁結合し
て第1の送信信号S21または第2の送信信号S22を
受信し、制御回路413、423が第1の送信信号S2
1または第2の送信信号S22に基づき制御出力S4
1、S42を出力するものであるから、前方の軌道回路
1Tの閉塞境界が軌間短絡された場合にも、後方の軌道
回路2Tにおける無信号化の影響を受けることなく移動
体制御をなし得る移動体制御装置が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、以
下のような効果が得られる。 (a)軌道は、絶縁されない2以上の閉塞区間を含み、
閉塞区間が軌道回路を構成し移動体の車軸により軌間短
絡されるようになっており、送信器群は、閉塞境界毎に
設けられ、各閉塞境界毎に第1の送信器と第2の送信器
とが対となって構成され、第1の送信器が軌道回路の進
行方向の先端側に設けられて第1の送信信号を軌道回路
に送信しているから、第1の送信器により閉塞境界を明
確に確定し得る地上装置を提供できる。 (b)第2の送信器は第1の送信器から進行方向後方に
間隔をおいて設けられ、第1の送信信号と同一の第2の
送信信号を軌道回路に送信するから、前方の軌道回路の
閉塞境界が軌間短絡された場合に、後方の軌道回路にお
ける送信信号のレベル低下を防止し、後方の軌道回路に
おける無信号化を防止し得る地上装置が得られる。 (c)車上装置は、受電器が軌道回路と電磁結合して第
1の送信信号または第2の送信信号を受信し、制御回路
が第1の送信信号または第2の送信信号に基づき制御出
力を出力するものであるから、前方の軌道回路の閉塞境
界が軌間短絡された場合にも、後方の軌道回路における
無信号化の影響を受けることなく移動体制御をなし得る
移動体制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地上装置の第1の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明に係る地上装置の第2の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図3】先行列車が軌道回路を進出した後の送信信号の
電圧レベルを示す図である。
【図4】本発明に係る移動体制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】従来の地上装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 軌道 1T、2T 閉塞区間(軌道回路) 2 送信器群 221 第1の送信器 222 第2の送信器 31 先行列車(移動体) 32 後続列車(移動体) 311、321 車軸 L1 第1の送信器と第2の送信器との間隔 S21 第1の送信信号 S22 第2の送信信号 I21 第1の送信信号の送信電流 I22 第2の送信信号の送信電流 Is 吸い込み電流

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道と、送信器群とを含む地上装置であ
    って、 前記軌道は、絶縁されない2以上の閉塞区間を含み、前
    記閉塞区間が軌道回路を構成し移動体の車軸により軌間
    短絡されるようになっており、 前記送信器群は、閉塞境界毎に設けられ、各閉塞境界毎
    に第1の送信器と第2の送信器とが対となって構成さ
    れ、第1の送信器が前記軌道回路の進行方向の先端側に
    設けられて第1の送信信号を前記軌道回路に送信し、前
    記第2の送信器が第1の送信器から進行方向後方に間隔
    をおいて設けられ、前記第1の送信信号と同一の第2の
    送信信号を前記軌道回路に送信するものである地上装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の送信器は、レベル検出部と、
    送信部とを有しており、前記レベル検出部は前記第1の
    送信信号の電圧または電流のレベルを検出してレベル検
    知信号を出力し、前記送信部は前記レベル検知信号が設
    定レベルよりも低レベルであるときに前記第2の送信信
    号を送信するものである請求項1に記載の地上装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の送信器は、前記第2の送信器
    が前記第2の送信信号を送信しているときに前記第1の
    送信信号の送信を停止する請求項2に記載の地上装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の送信器は、前記第2の送信器
    が前記第2の送信信号の送信を開始してから一定時間を
    経過するまで前記第1の送信信号の送信を停止する請求
    項2に記載の地上装置。
  5. 【請求項5】 地上装置と、車上装置とを含む移動体制
    御装置であって、 前記地上装置は、請求項1、2、3または4に記載の何
    れかでなり、 前記車上装置は、受電器と、制御回路とを含み、前記受
    電器が前記軌道回路と電磁結合して前記第1の送信信号
    または前記第2の送信信号を受信し、前記制御回路が前
    記第1の送信信号または前記第2の送信信号に基づき制
    御出力を出力するものである移動体制御装置。
JP33098593A 1993-12-27 1993-12-27 地上装置及び移動体制御装置 Pending JPH07186956A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321398A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 踏切制御装置
JP2010228687A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Hitachi Ltd 列車制御地上装置および列車制御システム

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