JPH07185996A - 遠隔操作加工装置 - Google Patents
遠隔操作加工装置Info
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- JPH07185996A JPH07185996A JP33075993A JP33075993A JPH07185996A JP H07185996 A JPH07185996 A JP H07185996A JP 33075993 A JP33075993 A JP 33075993A JP 33075993 A JP33075993 A JP 33075993A JP H07185996 A JPH07185996 A JP H07185996A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品への作業内容に応じて物品への作業位置
指定を遠隔操作により確実にできるようにして、作業効
率を向上することにある。 【構成】 試料台3上に載置固定された被加工物品2の
形状をスクリーン1上に投影する投影手段5と、スクリ
ーン1の投影面を入力盤面とするとともに、入力盤面上
を所定の指示具7により指示して座標入力(x、y)を
行う座標入力手段6と、被加工物品2への所望部位への
加工を行うために所定移動方向の移動機構91と所定工
具92,93とを具備した加工手段9と、座標入力手段
6を介して入力される座標入力データと、加工手段の位
置データ(X、Y)とを入力し、座標入力データと加工
手段の位置データとの比較により加工手段を所望部位に
移動するように制御する制御手段8とを具備する。
指定を遠隔操作により確実にできるようにして、作業効
率を向上することにある。 【構成】 試料台3上に載置固定された被加工物品2の
形状をスクリーン1上に投影する投影手段5と、スクリ
ーン1の投影面を入力盤面とするとともに、入力盤面上
を所定の指示具7により指示して座標入力(x、y)を
行う座標入力手段6と、被加工物品2への所望部位への
加工を行うために所定移動方向の移動機構91と所定工
具92,93とを具備した加工手段9と、座標入力手段
6を介して入力される座標入力データと、加工手段の位
置データ(X、Y)とを入力し、座標入力データと加工
手段の位置データとの比較により加工手段を所望部位に
移動するように制御する制御手段8とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔操作加工方法及び遠
隔操作加工装置に係り、例えば、被加工物スクリーン上
に直接投影するか、或は、その2次元合成画像をスクリ
ーン上に撮影して、所望の加工箇所を直接スクリーン上
において指定して所望の加工を行うことを可能とした遠
隔操作加工方法及び遠隔操作加工装置に関するものであ
る。
隔操作加工装置に係り、例えば、被加工物スクリーン上
に直接投影するか、或は、その2次元合成画像をスクリ
ーン上に撮影して、所望の加工箇所を直接スクリーン上
において指定して所望の加工を行うことを可能とした遠
隔操作加工方法及び遠隔操作加工装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、小型装置に使用されるネジや
カム乃至板バネなどの小型部品を製造した後で、組立工
程に用いる前に、部品自体の加工の良否を判定するため
に拡大投影検査機が利用されている。
カム乃至板バネなどの小型部品を製造した後で、組立工
程に用いる前に、部品自体の加工の良否を判定するため
に拡大投影検査機が利用されている。
【0003】即ち、試料台の内部に投影スクリーン上に
おいて、被検試料である小型部品が結像する光学系(レ
ンズやミラー等)を含む光源を備えた試料台を有する投
影検査機を組み立て工程途中に配設しておき、小型部品
を試料台上に置く。この後に、小型部品のアウトランン
または外観状態を投影スクリーン上に拡大投影して、例
えば「バリ」等の加工不良箇所を拡大投影することによ
り不良判別を行なうようにしている。
おいて、被検試料である小型部品が結像する光学系(レ
ンズやミラー等)を含む光源を備えた試料台を有する投
影検査機を組み立て工程途中に配設しておき、小型部品
を試料台上に置く。この後に、小型部品のアウトランン
または外観状態を投影スクリーン上に拡大投影して、例
えば「バリ」等の加工不良箇所を拡大投影することによ
り不良判別を行なうようにしている。
【0004】一方、高温状態や真空状態等の厳しい危険
環境下での作業や、微細加工技術分野においては、遠隔
作業のロボット装置技術が利用されている。例えば、原
子力発電所等で利用される3次元マニピュレータはその
好例であり、原子力発電所の炉芯内部での作業は放射能
汚染の危険があることから、放射能漏洩の内作業室内に
おいて炉心を配置しておき、外部からの遠隔操作により
炉芯の交換作業等を行なうようにしている。
環境下での作業や、微細加工技術分野においては、遠隔
作業のロボット装置技術が利用されている。例えば、原
子力発電所等で利用される3次元マニピュレータはその
好例であり、原子力発電所の炉芯内部での作業は放射能
汚染の危険があることから、放射能漏洩の内作業室内に
おいて炉心を配置しておき、外部からの遠隔操作により
炉芯の交換作業等を行なうようにしている。
【0005】具体的には、操作室内に設置されたモニタ
を観察しながら操作者はハンドルを操作して炉芯内に配
設されている3次元マニピュレータの多関節3次元ロボ
ットなどを操作するようにしている。このように遠隔操
作するためにマニピュレータ内には炉芯撮影用のカメラ
が固定されており、このカメラにより撮影された画像を
モニタに表示するようにして、操作者がモニタを確認し
ながら操作を行うようにしている。
を観察しながら操作者はハンドルを操作して炉芯内に配
設されている3次元マニピュレータの多関節3次元ロボ
ットなどを操作するようにしている。このように遠隔操
作するためにマニピュレータ内には炉芯撮影用のカメラ
が固定されており、このカメラにより撮影された画像を
モニタに表示するようにして、操作者がモニタを確認し
ながら操作を行うようにしている。
【0006】このような、極限作業環境下での試料や操
作状態を操作者が知る手段としては、カメラなどによる
画像情報のみに依存していたが、その実作業との違いに
起因する異和感を払拭できなかった。
作状態を操作者が知る手段としては、カメラなどによる
画像情報のみに依存していたが、その実作業との違いに
起因する異和感を払拭できなかった。
【0007】そこで、近年になり、操作性向上のたため
に仮想現実(Virtual Reality 、略してVR)技術のシ
ミュレーション技術の研究が進んでいる。このVR技術
によれば、例えば、マニピュレータの先端において、圧
力センサなどからなる触角センサを設けておき、試料を
把持した際の反力を検出することにより、操作者に対し
て数値で知らせたり、あるいはハンドルを握るのと逆の
方向の反力をハンドルに発生させるなどして、操作者に
実際に試料を握った感覚を伝達するなどの技術開発が盛
んに行なわれている。即ち、このようなVR技術によれ
ば、プログラミングにより決められた一連の作業を繰り
返しロボットに行わせるNC加工機とは異なり、毎回違
った作業を正確にロボットに行わせることが可能となる
ものである。
に仮想現実(Virtual Reality 、略してVR)技術のシ
ミュレーション技術の研究が進んでいる。このVR技術
によれば、例えば、マニピュレータの先端において、圧
力センサなどからなる触角センサを設けておき、試料を
把持した際の反力を検出することにより、操作者に対し
て数値で知らせたり、あるいはハンドルを握るのと逆の
方向の反力をハンドルに発生させるなどして、操作者に
実際に試料を握った感覚を伝達するなどの技術開発が盛
んに行なわれている。即ち、このようなVR技術によれ
ば、プログラミングにより決められた一連の作業を繰り
返しロボットに行わせるNC加工機とは異なり、毎回違
った作業を正確にロボットに行わせることが可能となる
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の前者によれば。拡大投影機により、加工後の小
型部品の形状の良否は検査員により判定するに留まる。
即ち、不良品を良品にすすために「バリ」を除去するよ
うな所謂追加工を行うことはできないことから、不良品
を見出した場合には、装置から取り外して、別の装置に
セットしてから追加工し、この後に拡大投影機を用いて
再度検査することとなる。この結果、不良品発生が多い
場合には、追加工が頻繁に発生してしまい、不良品を廃
棄する方が返って歩留まりが良くなってしまうような事
態になってしまう。
従来例の前者によれば。拡大投影機により、加工後の小
型部品の形状の良否は検査員により判定するに留まる。
即ち、不良品を良品にすすために「バリ」を除去するよ
うな所謂追加工を行うことはできないことから、不良品
を見出した場合には、装置から取り外して、別の装置に
セットしてから追加工し、この後に拡大投影機を用いて
再度検査することとなる。この結果、不良品発生が多い
場合には、追加工が頻繁に発生してしまい、不良品を廃
棄する方が返って歩留まりが良くなってしまうような事
態になってしまう。
【0009】換言すれば、実際の大量製造ラインでは、
初期加工後の良否判定の検査にのみにおいて装置を使用
することが多い。このために、初期加工による不良品の
発生はそのまま歩留りを反映することとなるため、前段
の初期加工においては必要以上に良い加工精度を設定し
ている。
初期加工後の良否判定の検査にのみにおいて装置を使用
することが多い。このために、初期加工による不良品の
発生はそのまま歩留りを反映することとなるため、前段
の初期加工においては必要以上に良い加工精度を設定し
ている。
【0010】また、従来装置の後者においては、遠隔作
業用のマニピュレータであることから、試料を正確かつ
高精度に追加する作業をハンドリング操作することにか
なりの熟練を要するという欠点がある。つまり、マニピ
ュレータに取り付けられたカメラにより撮影されたモニ
タ画像と、マニピュレータを動かすハンドル等との間に
はヒステリシスなどによる多少の相対位置ズレを伴うた
めに、モニタを見ながら試料の形状や状態に合わせて正
確にマニピュレータを動かすことは非常に難しいもので
ある。
業用のマニピュレータであることから、試料を正確かつ
高精度に追加する作業をハンドリング操作することにか
なりの熟練を要するという欠点がある。つまり、マニピ
ュレータに取り付けられたカメラにより撮影されたモニ
タ画像と、マニピュレータを動かすハンドル等との間に
はヒステリシスなどによる多少の相対位置ズレを伴うた
めに、モニタを見ながら試料の形状や状態に合わせて正
確にマニピュレータを動かすことは非常に難しいもので
ある。
【0011】即ち、具体的には、ハンドルを動かしてみ
て、実際のマニピュレータの動きをモニタで確認して必
要な操作量を判断しながら操作するために、モニタで判
別できうる程度のマニピュレータの動作精度しか確保で
きない。これは、カメラ撮影からモニタ画像に変換する
出力の位置精度が、ハンドル操作をマニピュレータ動作
に変換する機械的精度に比べて充分でないことが一因で
ある。さらにまた、両者(カメラ撮影からモニタ画像に
変換する出力、ハンドル操作をマニピュレータ動作に変
換する)の整合性を確保することは困難であることか
ら、実施の操作には相当の熟練を必要とする。
て、実際のマニピュレータの動きをモニタで確認して必
要な操作量を判断しながら操作するために、モニタで判
別できうる程度のマニピュレータの動作精度しか確保で
きない。これは、カメラ撮影からモニタ画像に変換する
出力の位置精度が、ハンドル操作をマニピュレータ動作
に変換する機械的精度に比べて充分でないことが一因で
ある。さらにまた、両者(カメラ撮影からモニタ画像に
変換する出力、ハンドル操作をマニピュレータ動作に変
換する)の整合性を確保することは困難であることか
ら、実施の操作には相当の熟練を必要とする。
【0012】そこで、上記のような遠隔操作装置を用い
て正確な加工を行えるようにするためには、複数のカメ
ラを利用した3次元位置検出機能であって、高速かつ高
性能な画像処理技術を伴ったシステムを利用した高精度
出力手段を設ける必要があるが、このような構成は、装
置が大型かつ高価になってしまう。
て正確な加工を行えるようにするためには、複数のカメ
ラを利用した3次元位置検出機能であって、高速かつ高
性能な画像処理技術を伴ったシステムを利用した高精度
出力手段を設ける必要があるが、このような構成は、装
置が大型かつ高価になってしまう。
【0013】一方、モニタとハンドルとのインターフェ
イスを別個の独立した構成にした場合には、双方の位置
ずれを小さくするには限界があることから、正確で高精
度の作業を指示しにくいとう問題があった。
イスを別個の独立した構成にした場合には、双方の位置
ずれを小さくするには限界があることから、正確で高精
度の作業を指示しにくいとう問題があった。
【0014】したがって本発明は上述した問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、物品
への作業内容に応じて物品への作業位置指定を遠隔操作
により確実にできるようにして、作業効率を向上するこ
とにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、物品
への作業内容に応じて物品への作業位置指定を遠隔操作
により確実にできるようにして、作業効率を向上するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明は試料台上に載置固定され
た被加工物品の形状をスクリーン上に投影する投影手段
と、スクリーンの投影面を入力盤面とするとともに、該
入力盤面上を所定の指示具により指示して座標入力を行
う座標入力手段と、被加工物品への所望部位への加工を
行うために所定移動方向の移動機構と所定工具とを具備
した加工手段と、座標入力手段を介して入力される座標
入力データと、加工手段の位置データとを入力し、座標
入力データと加工手段の位置データとの比較により加工
手段を所望部位に移動するように制御する制御手段とを
具備している。
的を達成するために、本発明は試料台上に載置固定され
た被加工物品の形状をスクリーン上に投影する投影手段
と、スクリーンの投影面を入力盤面とするとともに、該
入力盤面上を所定の指示具により指示して座標入力を行
う座標入力手段と、被加工物品への所望部位への加工を
行うために所定移動方向の移動機構と所定工具とを具備
した加工手段と、座標入力手段を介して入力される座標
入力データと、加工手段の位置データとを入力し、座標
入力データと加工手段の位置データとの比較により加工
手段を所望部位に移動するように制御する制御手段とを
具備している。
【0016】また、好ましくは、投影手段が被加工物品
を所定倍率で拡大または縮小して投影するように構成さ
れている。
を所定倍率で拡大または縮小して投影するように構成さ
れている。
【0017】また、好ましくは、投影手段の倍率を設定
する倍率変更手段と、設定された倍率に合わせて加工手
段の移動及び動作を調節する調節制御手段とをさらに具
備している。
する倍率変更手段と、設定された倍率に合わせて加工手
段の移動及び動作を調節する調節制御手段とをさらに具
備している。
【0018】また、好ましくは、座標入力手段は、ペン
形状をなした指示具から発生された振動を入力盤面内を
伝搬させ、スクリーン上に配設された複数の振動センサ
ーで検出し、検出された信号の到達タイミングより一義
的に求まる振動伝搬遅延時間より座標入力データを算出
する超音波方式である。
形状をなした指示具から発生された振動を入力盤面内を
伝搬させ、スクリーン上に配設された複数の振動センサ
ーで検出し、検出された信号の到達タイミングより一義
的に求まる振動伝搬遅延時間より座標入力データを算出
する超音波方式である。
【0019】また、好ましくは、試料台上に載置固定さ
れた被加工物品の外観形状を撮影乃至モニタ表示してお
き画像入力する画像入力手段と、画像入力手段により入
力された画像入力データを基に、被加工物品の2次元画
像データを合成生成する画像処理手段と、画像処理手段
の出力による2次元画像データを投射スクリーン上に投
射する投射表示手段と、投射スクリーンの投影面を入力
盤面とするとともに、入力盤面上を所定の指示具により
指示して座標入力を行う座標入力手段と、被加工物品へ
の所望部位への加工を行うために所定移動方向の移動機
構と所定工具とを具備した加工手段と、座標入力手段を
介して入力される座標入力データと、加工手段の位置デ
ータとを入力し、座標入力データと加工手段の位置デー
タとの比較により加工手段を所望部位に移動するように
制御するための主制御手段とを具備している。
れた被加工物品の外観形状を撮影乃至モニタ表示してお
き画像入力する画像入力手段と、画像入力手段により入
力された画像入力データを基に、被加工物品の2次元画
像データを合成生成する画像処理手段と、画像処理手段
の出力による2次元画像データを投射スクリーン上に投
射する投射表示手段と、投射スクリーンの投影面を入力
盤面とするとともに、入力盤面上を所定の指示具により
指示して座標入力を行う座標入力手段と、被加工物品へ
の所望部位への加工を行うために所定移動方向の移動機
構と所定工具とを具備した加工手段と、座標入力手段を
介して入力される座標入力データと、加工手段の位置デ
ータとを入力し、座標入力データと加工手段の位置デー
タとの比較により加工手段を所望部位に移動するように
制御するための主制御手段とを具備している。
【0020】そして、好ましくは、座標入力手段は、ペ
ン形状をなした指示具から発生された振動を入力盤面内
を伝搬させ、スクリーン上に配設された複数の振動セン
サーで検出し、検出された信号の到達タイミングより一
義的に求まる振動伝搬遅延時間より座標入力データを算
出する超音波方式である。
ン形状をなした指示具から発生された振動を入力盤面内
を伝搬させ、スクリーン上に配設された複数の振動セン
サーで検出し、検出された信号の到達タイミングより一
義的に求まる振動伝搬遅延時間より座標入力データを算
出する超音波方式である。
【0021】
【作用】上記構成によれば、試料台上に置かれた被加工
物品である試料の形状をスクリーンに投影し、指示具に
より座標入力を行うことにより、座標入力と投影出力と
の相対位置ずれを少なくするように働く。
物品である試料の形状をスクリーンに投影し、指示具に
より座標入力を行うことにより、座標入力と投影出力と
の相対位置ずれを少なくするように働く。
【0022】さらに、投影手段が試料の形状を所定の倍
率で拡大、或は、縮小して投影する投影手段としたこと
により、試料の形状や状態、さらに、加工手段の動き等
を適切な画面サイズで、操作者が確認できるようにな
る。
率で拡大、或は、縮小して投影する投影手段としたこと
により、試料の形状や状態、さらに、加工手段の動き等
を適切な画面サイズで、操作者が確認できるようにな
る。
【0023】さらに、投影手段の倍率を設定する倍率変
更手段と、設定された倍率に合わせて、加工手段の動作
を調節する制御手段を備えたことにより、必要に応じて
表示(投影スクリーン)の倍率を操作者が変更でき、倍
率が変わっても加工機の操作方法を変える必要がないよ
うにできる。
更手段と、設定された倍率に合わせて、加工手段の動作
を調節する制御手段を備えたことにより、必要に応じて
表示(投影スクリーン)の倍率を操作者が変更でき、倍
率が変わっても加工機の操作方法を変える必要がないよ
うにできる。
【0024】さらに、座標入力手段が、ペン形状の指示
具により発生しスクリーン上を伝搬した振動を、スクリ
ーン上に配置したセンサで検出し、検出した信号の到達
タイミングより一義的に求まる振動伝搬遅延時間より座
標入力座標を算出する超音波方式の座標入力手段とした
ことにより、投影スクリーンと座標入力手段の入力面を
同一のものとすることで、入出力間での物理的な相対位
置ズレをゼロにするようにできる。
具により発生しスクリーン上を伝搬した振動を、スクリ
ーン上に配置したセンサで検出し、検出した信号の到達
タイミングより一義的に求まる振動伝搬遅延時間より座
標入力座標を算出する超音波方式の座標入力手段とした
ことにより、投影スクリーンと座標入力手段の入力面を
同一のものとすることで、入出力間での物理的な相対位
置ズレをゼロにするようにできる。
【0025】また、試料台に置かれた試料をカメラによ
り投影するか、或は、試料の形状に関するデータをキー
ボードやマウス等により入力する入力手段と、入力手段
により入力された入力データを基に、試料の断面図、側
面図等の3面図、或は立面図等の2次元画像データを合
成する画像処理手段と、画像処理手段出力の2次元画像
データを投影スクリーン上に投射する投射表示手段と、
投影スクリーンに重ねて構成された、ペン形状の指示具
により座標入力を行う座標入力手段と、座標入力手段に
より入力された入力座標に連動して工具を移動及び動
作、或は、選択する加工手段を備えたことにより、作業
に応じて試料の3次元位置データを必要な2次元データ
に変換でき作業効率が向上し、かつ、一体に構成するこ
とで座標入力と投射画像出力との相対位置ズレをなくせ
るようにできる。
り投影するか、或は、試料の形状に関するデータをキー
ボードやマウス等により入力する入力手段と、入力手段
により入力された入力データを基に、試料の断面図、側
面図等の3面図、或は立面図等の2次元画像データを合
成する画像処理手段と、画像処理手段出力の2次元画像
データを投影スクリーン上に投射する投射表示手段と、
投影スクリーンに重ねて構成された、ペン形状の指示具
により座標入力を行う座標入力手段と、座標入力手段に
より入力された入力座標に連動して工具を移動及び動
作、或は、選択する加工手段を備えたことにより、作業
に応じて試料の3次元位置データを必要な2次元データ
に変換でき作業効率が向上し、かつ、一体に構成するこ
とで座標入力と投射画像出力との相対位置ズレをなくせ
るようにできる。
【0026】そして、座標入力手段と、ペン形状の指示
具により発生し投影スクリーン上を伝搬した振動を、投
射スクリーン上に配置したセンサで検出し、検出した信
号の到達タイミングより一義的に求まる振動伝搬遅延時
間より座標入力座標を算出する超音波方式の座標入力手
段としたことにより、投影スクリーンと座標入力手段の
入力面を同一のものとすることで、入出力間での物理的
な相対位置ズレをゼロにするようにできるものである。
具により発生し投影スクリーン上を伝搬した振動を、投
射スクリーン上に配置したセンサで検出し、検出した信
号の到達タイミングより一義的に求まる振動伝搬遅延時
間より座標入力座標を算出する超音波方式の座標入力手
段としたことにより、投影スクリーンと座標入力手段の
入力面を同一のものとすることで、入出力間での物理的
な相対位置ズレをゼロにするようにできるものである。
【0027】
【実施例】以下に本発明の各実施例につき、添付図面を
参照して詳細に述べる。
参照して詳細に述べる。
【0028】先ず、図1は第1実施例に係る遠隔操作加
工装置の要部を示した概念図であって、本図において図
中の一点鎖線で示した投影ユニット5の内部には光透過
材料から構成された試料台3が設けらえており、図示し
ない基部に固定されるか、あるいは基部に対して相対移
動可能になるように設けられている。
工装置の要部を示した概念図であって、本図において図
中の一点鎖線で示した投影ユニット5の内部には光透過
材料から構成された試料台3が設けらえており、図示し
ない基部に固定されるか、あるいは基部に対して相対移
動可能になるように設けられている。
【0029】この試料台3上には薄板状の試料2が載置
固定されているが、この試料2は外部からスリット(不
図示)を通して、簡単に試料台3に差込み入れることが
できるように構成されている。一方、試料2の外形形状
(アウトラインまたは影)は、投影ユニット5内に配設
されているランプ51と複数のレンズ52とミラー53
を介して、投影ユニット5外に配設されている投影スク
リーン1上に結像するように構成されている。この投影
スクリーン1に結像された試料2のアウトライン画像I
は、投影ユニット5の光学的な設定により、実際の試料
寸法より拡大されており、例えば20倍の大きさとなっ
て投影されている。
固定されているが、この試料2は外部からスリット(不
図示)を通して、簡単に試料台3に差込み入れることが
できるように構成されている。一方、試料2の外形形状
(アウトラインまたは影)は、投影ユニット5内に配設
されているランプ51と複数のレンズ52とミラー53
を介して、投影ユニット5外に配設されている投影スク
リーン1上に結像するように構成されている。この投影
スクリーン1に結像された試料2のアウトライン画像I
は、投影ユニット5の光学的な設定により、実際の試料
寸法より拡大されており、例えば20倍の大きさとなっ
て投影されている。
【0030】以上のように構成される投影スクリーン1
上には座標入力タブレット6が積層ないし重ね合わせる
状態で設けられており、この座標入力タブレット6上を
タブレット入力用のペン状の指示具7で指定することに
より、タブレット入力座標出力が制御ユニット8に出力
されるように構成されている。
上には座標入力タブレット6が積層ないし重ね合わせる
状態で設けられており、この座標入力タブレット6上を
タブレット入力用のペン状の指示具7で指定することに
より、タブレット入力座標出力が制御ユニット8に出力
されるように構成されている。
【0031】この座標入力タブレット6には、例えば抵
抗膜方式の感圧式、電磁誘導方式や静電結合方式などを
使用可能であるが、図示のように投影スクリーン1に重
ねた状態でアウトライン画像Iを投影できる条件を満足
することができれば、他の方式のものでも良い。
抗膜方式の感圧式、電磁誘導方式や静電結合方式などを
使用可能であるが、図示のように投影スクリーン1に重
ねた状態でアウトライン画像Iを投影できる条件を満足
することができれば、他の方式のものでも良い。
【0032】次に、上記の投影ユニット5の近傍には加
工ユニット9が配設されており、案内部材91によりX
−Y−Z方向に移動自在に設けられるとともにており、
3軸のステージと回転ステージ(不図示)が備わってお
り、制御ユニット8からの移動データ(ステージ駆動信
号)により所望の位置に移動、及び回転する一方、加工
ユニット9に設けられているドリル92やグラインダ9
3等の複数の工具を用いて、試料台3上の試料2に対す
る追加工を可能にしている。この加工ユニット9には上
述の制御ユニット8が接続されており、制御ユニット8
からの制御信号により工具が選択されるとともに、追加
工を時候する開始・終了する。
工ユニット9が配設されており、案内部材91によりX
−Y−Z方向に移動自在に設けられるとともにており、
3軸のステージと回転ステージ(不図示)が備わってお
り、制御ユニット8からの移動データ(ステージ駆動信
号)により所望の位置に移動、及び回転する一方、加工
ユニット9に設けられているドリル92やグラインダ9
3等の複数の工具を用いて、試料台3上の試料2に対す
る追加工を可能にしている。この加工ユニット9には上
述の制御ユニット8が接続されており、制御ユニット8
からの制御信号により工具が選択されるとともに、追加
工を時候する開始・終了する。
【0033】図2は制御ユニット8内部のブロック図で
あって、本図において、タブレット6からの座標データ
(x,y)の値はデータ格納部8aに入力される。ま
た、加工ユニット9からの位置データ(X,Y)はツー
ル座標データ8bに格納されるように構成されており、
比較部8cにおいて、各データの比較を行いツールドラ
イバー8dに対する所定駆動指令を送り、加工ユニット
9の駆動を行うように構成されている。
あって、本図において、タブレット6からの座標データ
(x,y)の値はデータ格納部8aに入力される。ま
た、加工ユニット9からの位置データ(X,Y)はツー
ル座標データ8bに格納されるように構成されており、
比較部8cにおいて、各データの比較を行いツールドラ
イバー8dに対する所定駆動指令を送り、加工ユニット
9の駆動を行うように構成されている。
【0034】以上説明の構成による制御例を図3の動作
説明フローチヤートに基づいて述べると、試料2がセッ
トされるとステツプS1において作業開始がなされて、
投影ユニット5の起動がステツプS2において実行され
て、アウトライン画像Iが、投影スクリーン1に投影さ
れる。
説明フローチヤートに基づいて述べると、試料2がセッ
トされるとステツプS1において作業開始がなされて、
投影ユニット5の起動がステツプS2において実行され
て、アウトライン画像Iが、投影スクリーン1に投影さ
れる。
【0035】ここで、試料台3の平面の2次元座標位置
と、座標入力タブレット6の出力座標値とは予め複数の
基準位置を設定することにより、正確な相対位置合わせ
が行われていることから、投影スクリーン1に投影され
た試料2のアウトライン画像Iにおいて「バリ」などの
不具合箇所の確認がステツプS3において実施される
と、その投影画像位置と加工ユニットによる加工位置と
は正確に一致することになる。
と、座標入力タブレット6の出力座標値とは予め複数の
基準位置を設定することにより、正確な相対位置合わせ
が行われていることから、投影スクリーン1に投影され
た試料2のアウトライン画像Iにおいて「バリ」などの
不具合箇所の確認がステツプS3において実施される
と、その投影画像位置と加工ユニットによる加工位置と
は正確に一致することになる。
【0036】次に、ステツプS4において、目視検査に
よる不具合点の有無が判別されて、無しの場合には、次
の試料に移行する(ステツプS5)。一方、不具合点が
有りの判定があると、ステツプS6に進み、例えば不具
合箇所の追加工を要する部位を指示具7を用いて範囲指
定する。
よる不具合点の有無が判別されて、無しの場合には、次
の試料に移行する(ステツプS5)。一方、不具合点が
有りの判定があると、ステツプS6に進み、例えば不具
合箇所の追加工を要する部位を指示具7を用いて範囲指
定する。
【0037】これに続き、ステツプS7において、制御
ユニット8はアウトライン画像Iに対応する実際の試料
の正確な位置を判断し、加工ユニット9の動作及び位置
を制御する演算処理を各座標、位置データに基づき実行
し、ステツプS8に進み、加工ユニット9のドリルやグ
ラインダ等の複数の工具を選択する一方、3軸のステー
ジと回転ステージをステージ駆動信号を発生して加工ユ
ニット9を所望の位置に移動、及び回転する。この後
に、加工が実施されて不具合箇所が除去されてステツプ
S9において終了する。ここで、加工ユニット9の工具
の選択は、制御ユニット8に設けられた切り替えスイッ
チ等であらかじめ設定できるようにして良く、また、座
標入力タブレット6上にあらかじめ工具選択用のタッチ
スイッチを印刷しておき指示具7で選択しても良い。
ユニット8はアウトライン画像Iに対応する実際の試料
の正確な位置を判断し、加工ユニット9の動作及び位置
を制御する演算処理を各座標、位置データに基づき実行
し、ステツプS8に進み、加工ユニット9のドリルやグ
ラインダ等の複数の工具を選択する一方、3軸のステー
ジと回転ステージをステージ駆動信号を発生して加工ユ
ニット9を所望の位置に移動、及び回転する。この後
に、加工が実施されて不具合箇所が除去されてステツプ
S9において終了する。ここで、加工ユニット9の工具
の選択は、制御ユニット8に設けられた切り替えスイッ
チ等であらかじめ設定できるようにして良く、また、座
標入力タブレット6上にあらかじめ工具選択用のタッチ
スイッチを印刷しておき指示具7で選択しても良い。
【0038】さらに試料2が板状の形状である場合に
は、投影スクリーン1に投影されるアウトライン画像I
は単なる2次元情報となるが、試料2の識別及び加工を
行うためには充分な情報である。
は、投影スクリーン1に投影されるアウトライン画像I
は単なる2次元情報となるが、試料2の識別及び加工を
行うためには充分な情報である。
【0039】また、上記の本実施例では、板状の試料の
良否の判定を、従来の拡大投影機を操作する際と同じ感
覚で使用できるだけでなく、試料の追加工も試料台に試
料を置いたそのままの状態で正確に行うことができる。
良否の判定を、従来の拡大投影機を操作する際と同じ感
覚で使用できるだけでなく、試料の追加工も試料台に試
料を置いたそのままの状態で正確に行うことができる。
【0040】以上をまとめると、作業状態を監視する表
示器、すなわち出力インターフェイスである投影スクリ
ーン1と、加工箇所を指示する座標入力タブレット6を
重ねて1体化することで、単に操作性が向上するだけで
なく、小型部品の加工も拡大投影することで指示具7に
よる加工範囲の指示を行い易くなり作業性が大幅に向上
することになる。
示器、すなわち出力インターフェイスである投影スクリ
ーン1と、加工箇所を指示する座標入力タブレット6を
重ねて1体化することで、単に操作性が向上するだけで
なく、小型部品の加工も拡大投影することで指示具7に
よる加工範囲の指示を行い易くなり作業性が大幅に向上
することになる。
【0041】次に、タブレット6と投影スクリーン1を
上述のように重ねることで、高精度(正確)に加工操作
が行えることになるが、依然として誤差が残ることにな
る。即ち、図4の視差の説明図において、操作者の視線
位置により変わる視差誤差が発生する、したがって上述
のように投影スクリーン1と座標入力タブレット6を重
ねて配置しても、タブレットを機能させるために必要と
なる図示のような物理的な寸法を確保しなければなら
ず、視差誤差の要因を完全に「ゼロ」にはできない。こ
の視差誤差量は視線の入力面に対する角度によって変わ
ってしまうために、操作者が同じ位置から見ていても、
投影スクリーン1上の位置によって視差誤差量が変わる
ことになる。
上述のように重ねることで、高精度(正確)に加工操作
が行えることになるが、依然として誤差が残ることにな
る。即ち、図4の視差の説明図において、操作者の視線
位置により変わる視差誤差が発生する、したがって上述
のように投影スクリーン1と座標入力タブレット6を重
ねて配置しても、タブレットを機能させるために必要と
なる図示のような物理的な寸法を確保しなければなら
ず、視差誤差の要因を完全に「ゼロ」にはできない。こ
の視差誤差量は視線の入力面に対する角度によって変わ
ってしまうために、操作者が同じ位置から見ていても、
投影スクリーン1上の位置によって視差誤差量が変わる
ことになる。
【0042】そこで、図5の模式図であってタブレット
の特徴的な一部の構成要素のみを示した断面図におい
て、座標入力タブレット1として超音波方式のタブレッ
トを使用し、タブレット6の入力面6aを投影スクリー
ン1と共有するように構成している。このようにタブレ
ット6の入力面6aを投影スクリーン1と共有可能にす
る方式のタブレットとしては、超音波方式の座標入力装
置が使用可能である。
の特徴的な一部の構成要素のみを示した断面図におい
て、座標入力タブレット1として超音波方式のタブレッ
トを使用し、タブレット6の入力面6aを投影スクリー
ン1と共有するように構成している。このようにタブレ
ット6の入力面6aを投影スクリーン1と共有可能にす
る方式のタブレットとしては、超音波方式の座標入力装
置が使用可能である。
【0043】この方式のタブレットとしては、例えば、
特願昭61-245474 の「座標入力装置」)において開示さ
れているので、詳細な説明は省略する。この方式のタブ
レットを用いるために投影スクリーン1は、少なくとも
一方の面が光を散乱するように凹凸の表面処理がなさ
れ、かつ振動(表面波、或は板波)が伝播するような材
料(ガラスやプラスチック等)が用いられる。
特願昭61-245474 の「座標入力装置」)において開示さ
れているので、詳細な説明は省略する。この方式のタブ
レットを用いるために投影スクリーン1は、少なくとも
一方の面が光を散乱するように凹凸の表面処理がなさ
れ、かつ振動(表面波、或は板波)が伝播するような材
料(ガラスやプラスチック等)が用いられる。
【0044】以上の構成において振動ペンからなる指示
具7から発せられた振動は、投影スクリーン1上を伝播
して、所定の場所に設置された複数の振動検出センサ1
0により検出され、伝播にかかった時間から伝播距離を
求め、3角測量の方法で指示具7による指示位置の座標
を算出する。以上の動作において、投影面と座標指示面
が同一な構成であるために、視差誤差が全くないシステ
ムが得られる。これにより、正確な加工位置を指定でき
る高精度な加工機を実現可能にできる。
具7から発せられた振動は、投影スクリーン1上を伝播
して、所定の場所に設置された複数の振動検出センサ1
0により検出され、伝播にかかった時間から伝播距離を
求め、3角測量の方法で指示具7による指示位置の座標
を算出する。以上の動作において、投影面と座標指示面
が同一な構成であるために、視差誤差が全くないシステ
ムが得られる。これにより、正確な加工位置を指定でき
る高精度な加工機を実現可能にできる。
【0045】次に、本発明の第2実施例の構成につき、
図6の遠隔操作加工装置の要部を示した概念図に基づい
て述べる。本図において、第1実施例において説明済の
構成については、同様の符号を付して説明を割愛して相
違部分に限定して述べる。
図6の遠隔操作加工装置の要部を示した概念図に基づい
て述べる。本図において、第1実施例において説明済の
構成については、同様の符号を付して説明を割愛して相
違部分に限定して述べる。
【0046】本図において、制御ユニット8からの倍率
制御信号により投影ユニット5が図中の矢印H方向に移
動するとともに、投影ユニット5内部のレンズ52も矢
印h方向に移動するように構成されており、投影スクリ
ーン1上で結像される試料2の像の拡大倍率を変更でき
るようにしている。
制御信号により投影ユニット5が図中の矢印H方向に移
動するとともに、投影ユニット5内部のレンズ52も矢
印h方向に移動するように構成されており、投影スクリ
ーン1上で結像される試料2の像の拡大倍率を変更でき
るようにしている。
【0047】このために投影ユニット5とレンズ52の
それぞれの移動量は、倍率を変えても必ず投影スクリー
ン1上で結像されるように自動調節機能を有している。
この拡大倍率は、制御ユニット8に設けられたスイッチ
(不図示)により設定するか、座標入力タブレット6上
に印刷された倍率指定項目を指示具7で指示することに
より行われるように構成されている。
それぞれの移動量は、倍率を変えても必ず投影スクリー
ン1上で結像されるように自動調節機能を有している。
この拡大倍率は、制御ユニット8に設けられたスイッチ
(不図示)により設定するか、座標入力タブレット6上
に印刷された倍率指定項目を指示具7で指示することに
より行われるように構成されている。
【0048】以上の構成により、倍率変更の指示がなさ
れると、投影ユニット5とレンズ52の各矢印方向の移
動を行うとともに、座標入力タブレット6からの出力座
標値(x.y)に基づいて加工ユニット9に対して出力
する移動データに変換する際に、制御ユニット8におい
て倍率に合わせた変換が自動的に行われるように構成さ
れている。
れると、投影ユニット5とレンズ52の各矢印方向の移
動を行うとともに、座標入力タブレット6からの出力座
標値(x.y)に基づいて加工ユニット9に対して出力
する移動データに変換する際に、制御ユニット8におい
て倍率に合わせた変換が自動的に行われるように構成さ
れている。
【0049】すなわち、いかなる倍率においても、指示
具7で指示した試料2の加工箇所に加工ユニット9の工
具が移動するように制御される。尚、この実施例におい
ては、倍率の設定に合わせて自動的に工具の動きが変わ
る構成としたが、必ずしも自動でなくて良く、倍率変更
後に試料台3上の座標と、座標入力タブレット6の座標
との間の位置合わせ調整を行う位置合わせ手段を備えて
いても良い。
具7で指示した試料2の加工箇所に加工ユニット9の工
具が移動するように制御される。尚、この実施例におい
ては、倍率の設定に合わせて自動的に工具の動きが変わ
る構成としたが、必ずしも自動でなくて良く、倍率変更
後に試料台3上の座標と、座標入力タブレット6の座標
との間の位置合わせ調整を行う位置合わせ手段を備えて
いても良い。
【0050】この位置合わせ手段は、上述のあらかじめ
定めた基準位置を指示具7で指示することで、制御ユニ
ット8により位置ずれや線長さの倍率を補正する方法
や、あらかじめ制御ユニット8が位置合わせ用のテーブ
ルをデータとして保持しておき、テーブルに応じた倍率
の設定を実行する構成であっても良い。
定めた基準位置を指示具7で指示することで、制御ユニ
ット8により位置ずれや線長さの倍率を補正する方法
や、あらかじめ制御ユニット8が位置合わせ用のテーブ
ルをデータとして保持しておき、テーブルに応じた倍率
の設定を実行する構成であっても良い。
【0051】以上のように本装置によれば、必要に応じ
て倍率を変更しながら加工箇所の指示を正確に行えるこ
とから、上述したように不具合箇所の発見後の所謂追加
工装置としての使用ばかりではなく、製造ロットが少な
い場合には加工箇所を拡大して範囲指定し加工を行う拡
大投影加工装置として使用しても十分に産業上利用価値
を具備する装置となるものである。
て倍率を変更しながら加工箇所の指示を正確に行えるこ
とから、上述したように不具合箇所の発見後の所謂追加
工装置としての使用ばかりではなく、製造ロットが少な
い場合には加工箇所を拡大して範囲指定し加工を行う拡
大投影加工装置として使用しても十分に産業上利用価値
を具備する装置となるものである。
【0052】次に、本発明の第3実施例を図7の概念図
に基づき述べる。本図において、試料は、上記のような
板状の試料に限らなず、立体的な試料の加工及び検査が
可能であることが望ましい。そこで、本実施例では立体
的な試料2を扱うことが可能となるように、試料台3上
に載置固定された試料2はTVカメラ11により撮影さ
れた後に、画像データ出力として制御ユニット8に出力
されるように構成されている。
に基づき述べる。本図において、試料は、上記のような
板状の試料に限らなず、立体的な試料の加工及び検査が
可能であることが望ましい。そこで、本実施例では立体
的な試料2を扱うことが可能となるように、試料台3上
に載置固定された試料2はTVカメラ11により撮影さ
れた後に、画像データ出力として制御ユニット8に出力
されるように構成されている。
【0053】このTVカメラ11は図示のように多関節
ロボット12の先端部位に固定されており、、撮影方向
と3次元位置(X−Y−W)を変えることが可能な構成
となっている。この移動は制御ユニット8からのカメラ
位置・姿勢制御信号により行われるようにしており、ま
たTVカメラ11により得られた画像データは、制御ユ
ニット8において画像処理され、3次元情報が2次元情
報に変換される。
ロボット12の先端部位に固定されており、、撮影方向
と3次元位置(X−Y−W)を変えることが可能な構成
となっている。この移動は制御ユニット8からのカメラ
位置・姿勢制御信号により行われるようにしており、ま
たTVカメラ11により得られた画像データは、制御ユ
ニット8において画像処理され、3次元情報が2次元情
報に変換される。
【0054】すなわち、一方向または複数の方向からの
画像データを基に、試料形状の3次元座標データを生成
した後に記憶手段(不図示)に格納した上で、必要に応
じて加工位置に応じて正面図や側面図、断面図などの画
像データに変換する。
画像データを基に、試料形状の3次元座標データを生成
した後に記憶手段(不図示)に格納した上で、必要に応
じて加工位置に応じて正面図や側面図、断面図などの画
像データに変換する。
【0055】このようにして変換された2次元画像デー
タはプロジェクタ13に送られ、投射スクリーン14上
に表示されるので、操作者は投射スクリーン14を見て
試料2の形状を判断して、投射スクリーン14上に重ね
られて設けられた座標入力タブレット6を指示具7で指
示することにより、加工箇所の指示を行う。
タはプロジェクタ13に送られ、投射スクリーン14上
に表示されるので、操作者は投射スクリーン14を見て
試料2の形状を判断して、投射スクリーン14上に重ね
られて設けられた座標入力タブレット6を指示具7で指
示することにより、加工箇所の指示を行う。
【0056】このようにして指示具7により指示された
座標入力タブレット6上の座標位置データは制御ユニッ
ト8に送られる。一方、制御ユニット8は送られた指示
座標位置データより、必要な加工位置を判断して、加工
ユニット9及び試料台3を移動する。
座標入力タブレット6上の座標位置データは制御ユニッ
ト8に送られる。一方、制御ユニット8は送られた指示
座標位置データより、必要な加工位置を判断して、加工
ユニット9及び試料台3を移動する。
【0057】尚、本実施例では、試料台3面上の2次元
の移動は試料台3が、加工ユニット9と試料台3との距
離方向と回転方向(向き合わせ)の移動は加工ユニット
9が行う構成としており、上述のように、全て加工ユニ
ット9側で行う構成とは異なるが、試料と工具との相対
的な移動が必要であるだけで、いずれの手段により移動
を行っても構わないことは言うまでもない。また、制御
ユニット8はカメラ位置・制御信号を生成するのと同時
に、試料台3の位置とTVカメラ11からの画像データ
上の位置との整合を取る。これにより、座標入力タブレ
ット6で指示された試料2上の加工箇所と、実際に試料
2と工具が加工する位置とが一致することになる。
の移動は試料台3が、加工ユニット9と試料台3との距
離方向と回転方向(向き合わせ)の移動は加工ユニット
9が行う構成としており、上述のように、全て加工ユニ
ット9側で行う構成とは異なるが、試料と工具との相対
的な移動が必要であるだけで、いずれの手段により移動
を行っても構わないことは言うまでもない。また、制御
ユニット8はカメラ位置・制御信号を生成するのと同時
に、試料台3の位置とTVカメラ11からの画像データ
上の位置との整合を取る。これにより、座標入力タブレ
ット6で指示された試料2上の加工箇所と、実際に試料
2と工具が加工する位置とが一致することになる。
【0058】以上説明の実施例においても、上述の超音
波方式の座標入力タブレット6を使用すればさらに加工
位置指示精度を向上できることは言うまでもない。
波方式の座標入力タブレット6を使用すればさらに加工
位置指示精度を向上できることは言うまでもない。
【0059】以上説明の第3実施例の構成によれば、1
台のTVカメラ11を用いて、試料2の3次元座標デー
タを得ていた。このために、例えば試料2の肉厚等を知
るための断面図への画像変換処理には時間を要すること
になる。
台のTVカメラ11を用いて、試料2の3次元座標デー
タを得ていた。このために、例えば試料2の肉厚等を知
るための断面図への画像変換処理には時間を要すること
になる。
【0060】図8に複数のTVカメラ11を用意してリ
アルタイムで3次元座標データを得る構成例を示す。図
8(a)は第4実施例の概念図、(b)はモニタ図であ
る。本図において、複数のTVカメラを固定して用いる
ようにすれば、時間を要する座標変換処理が必要でなく
ある。この結果、制御ユニット8の能力も低くできるた
め、安価な加工機を実現可能になる。本図において、複
数の投射スクリーン上に複数のカメラ11A、11Bか
らの生の映像データを表示させ、複数の指示具7A、7
Bを用いて加工箇所を指示できるようにして、同時に複
数の工具9が動作するように構成されている。
アルタイムで3次元座標データを得る構成例を示す。図
8(a)は第4実施例の概念図、(b)はモニタ図であ
る。本図において、複数のTVカメラを固定して用いる
ようにすれば、時間を要する座標変換処理が必要でなく
ある。この結果、制御ユニット8の能力も低くできるた
め、安価な加工機を実現可能になる。本図において、複
数の投射スクリーン上に複数のカメラ11A、11Bか
らの生の映像データを表示させ、複数の指示具7A、7
Bを用いて加工箇所を指示できるようにして、同時に複
数の工具9が動作するように構成されている。
【0061】尚、この実施例においては、乗用車などか
なり大型の試料2を、小さなスクリーンに縮小して表示
する構成例を図示したが、これとは逆に上述のように微
細部品を拡大投影するように構成しても良いことは言う
までもない。さらにまた、加工用の工具類は、上述した
構成に限定されず、例えば旋盤を試料台として用いるな
どして、オンサイト用の加工機に必要な構成要素を備え
ることで、同様の効果が得られる。
なり大型の試料2を、小さなスクリーンに縮小して表示
する構成例を図示したが、これとは逆に上述のように微
細部品を拡大投影するように構成しても良いことは言う
までもない。さらにまた、加工用の工具類は、上述した
構成に限定されず、例えば旋盤を試料台として用いるな
どして、オンサイト用の加工機に必要な構成要素を備え
ることで、同様の効果が得られる。
【0062】また、上記の実施例では、投射スクリーン
1に投射する画像データは、TVカメラ11により撮影
した生データ(アナログ値)自体か、撮影データを画像
処理してデジタル変換したものを使用するとしたが、制
御ユニット8に、キーボードやマウス等の別の入力手段
を設けておき、表示された画像データを操作者が形成し
て加工できるように構成としても良い。具体的には、理
想的な加工後の形状をあらかじめ入力しておき、TVカ
メラ11からのデータと重ねて表示すれば加工不良箇所
が容易に判定できるようになるものである。
1に投射する画像データは、TVカメラ11により撮影
した生データ(アナログ値)自体か、撮影データを画像
処理してデジタル変換したものを使用するとしたが、制
御ユニット8に、キーボードやマウス等の別の入力手段
を設けておき、表示された画像データを操作者が形成し
て加工できるように構成としても良い。具体的には、理
想的な加工後の形状をあらかじめ入力しておき、TVカ
メラ11からのデータと重ねて表示すれば加工不良箇所
が容易に判定できるようになるものである。
【0063】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。以上説明したように、試料
の2次元的形状を投影或は投射スクリーンに表示させ、
スクリーンと一体に構成した座標入力タブレットへの座
標指示と連動して、加工用の工具が試料の指示位置を加
工する加工機としたことで、作業性の高い、高精度な加
工が行える。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。以上説明したように、試料
の2次元的形状を投影或は投射スクリーンに表示させ、
スクリーンと一体に構成した座標入力タブレットへの座
標指示と連動して、加工用の工具が試料の指示位置を加
工する加工機としたことで、作業性の高い、高精度な加
工が行える。
【0064】さらに、座標入力タブレットに超音波方式
のタブレットを利用することで、視差誤差の全くない高
精度な操作が行える。さらに、超音波方式では、抵抗膜
方式並の大面積の入力面が可能となり、しかもサブミリ
の精度を備えている点から考えて、遠隔操作加工装置に
は最も適切となる。
のタブレットを利用することで、視差誤差の全くない高
精度な操作が行える。さらに、超音波方式では、抵抗膜
方式並の大面積の入力面が可能となり、しかもサブミリ
の精度を備えている点から考えて、遠隔操作加工装置に
は最も適切となる。
【0065】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被加工物品への作業内容に応じて被加工物品への作業位
置指定を遠隔操作により確実に行えるようにして、作業
効率を向上することが可能となる効果がある。
被加工物品への作業内容に応じて被加工物品への作業位
置指定を遠隔操作により確実に行えるようにして、作業
効率を向上することが可能となる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例に係る概略説明をする概念
図である。
図である。
【図2】図1の制御部8のブロック図である。
【図3】図2の動作説明フローチヤートである。
【図4】スクリーンとタブレットの断面図である。
【図5】スクリーンと超音波式タブレットの断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2実施例に係る概略説明をする概念
図である。
図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る概略説明をする概念
図である。
図である。
【図8】(a)は本発明の第4実施例に係る概略説明を
する概念図である。(b)は(a)のモニタ表示状態の
説明図である。
する概念図である。(b)は(a)のモニタ表示状態の
説明図である。
1 投影スクリーン、 2 試料、 3 試料台、 6 座標入力タブレット、 7 指示具、 8 制御ユニット、 9 加工ユニット、 11 TVカメラ、 13 プロジェクタ、 14 投射スクリーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 肇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 克行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 試料台上に載置固定された被加工物品の
形状をスクリーン上に投影する投影手段と、 前記スクリーンの投影面を入力盤面とするとともに、該
入力盤面上を所定の指示具により指示して座標入力を行
う座標入力手段と、 前記被加工物品への所望部位への加工を行うために所定
移動方向の移動機構と所定工具とを具備した加工手段
と、 前記座標入力手段を介して入力される前記座標入力デー
タと、前記加工手段の位置データとを入力し、前記座標
入力データと前記加工手段の位置データとの比較により
前記加工手段を前記所望部位に移動するように制御する
制御手段と、 を具備することを特徴とする遠隔操作加工装置。 - 【請求項2】 前記投影手段が前記被加工物品を所定倍
率で拡大または縮小して投影することを特徴とする請求
項1に記載の遠隔操作加工装置。 - 【請求項3】 前記投影手段の倍率を設定する倍率変更
手段と、 前記設定された倍率に合わせて、前記加工手段の移動及
び動作を調節する調節制御手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項2に記載の遠
隔操作加工装置。 - 【請求項4】 前記座標入力手段は、ペン形状をなした
前記指示具から発生された振動を前記入力盤面内を伝搬
させ、前記スクリーン上に配設された複数の振動センサ
ーで検出し、該検出された信号の到達タイミングより一
義的に求まる振動伝搬遅延時間より前記座標入力データ
を算出する超音波方式であることを特徴とする請求項1
に記載の遠隔操作加工装置。 - 【請求項5】 試料台上に載置固定された被加工物品の
外観形状を撮影乃至モニタ表示しておき画像入力する画
像入力手段と、 該画像入力手段により入力された画像入力データを基
に、前記被加工物品の2次元画像データを合成生成する
画像処理手段と、 前記画像処理手段の出力による2次元画像データを投射
スクリーン上に投射する投射表示手段と、 前記投射スクリーンの投影面を入力盤面とするととも
に、該入力盤面上を所定の指示具により指示して座標入
力を行う座標入力手段と、 前記被加工物品への所望部位への加工を行うために所定
移動方向の移動機構と所定工具とを具備した加工手段
と、 前記座標入力手段を介して入力される前記座標入力デー
タと、前記加工手段の位置データとを入力し、前記座標
入力データと前記加工手段の位置データとの比較により
前記加工手段を前記所望部位に移動するように制御する
ための主制御手段と、 を具備することを特徴とする遠隔操作加工装置。 - 【請求項6】 前記座標入力手段は、ペン形状をなした
前記指示具から発生された振動を前記入力盤面内を伝搬
させ、前記スクリーン上に配設された複数の振動センサ
ーで検出し、該検出された信号の到達タイミングより一
義的に求まる振動伝搬遅延時間より前記座標入力データ
を算出する超音波方式であることを特徴とする請求項5
に記載の遠隔操作加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33075993A JPH07185996A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 遠隔操作加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33075993A JPH07185996A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 遠隔操作加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185996A true JPH07185996A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18236233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33075993A Pending JPH07185996A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 遠隔操作加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07185996A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020062725A (ja) * | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33075993A patent/JPH07185996A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020062725A (ja) * | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010806 |