JPH07185374A - 竪型ローラミル - Google Patents

竪型ローラミル

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JPH07185374A
JPH07185374A JP33333393A JP33333393A JPH07185374A JP H07185374 A JPH07185374 A JP H07185374A JP 33333393 A JP33333393 A JP 33333393A JP 33333393 A JP33333393 A JP 33333393A JP H07185374 A JPH07185374 A JP H07185374A
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JP
Japan
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crushing
hot air
roller
gas blowing
housing
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Withdrawn
Application number
JP33333393A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nozawa
光男 野沢
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品粉末度の目標値を変更する場合、その変
更幅が相当大きな幅(中程度)であっても、運転中に実
施することができる。 【構成】 ハウジング1と粉砕テーブル2の間の間隙1
8の下方にガス吹き込みノズル20を設け、このノズル
20を粉砕ローラ2の直前に対応する位置及び直後に対
応する位置に配置し、且つその接続ダクトにはダンパー
22を備えている。運転中に、粉砕ローラの直前又は直
後に対応する上記間隙18の箇所から噴出する熱風の流
速を大きく、他の間隙18から噴出する熱風の流速を小
さくすることが適宜できる。この構成のため、竪型ロー
ラミルの運転を停止せずに、製品の粉末度を変えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば水砕スラグ等の
セメント原料や石炭などを微粉砕するためのミルであっ
て、粗粒分を外部循環方式によって循環させながら粉砕
する竪型ローラミルに関する。
【0002】
【従来の技術】水砕スラグや石炭等を微粉砕する粉砕機
の一つとして、駆動装置を備えた粉砕テーブルの上にこ
のテーブルの回転に伴って従動回転する粉砕ローラを配
設した竪型のローラミルがある。図6はその概略を示す
断面図である。1は竪型円筒状のハウジングで、その中
の下部には粉砕テーブル2が配設されている。この粉砕
テーブル2は、外周部にダムリング3が設けられ、その
上部が皿状に形成されている。又、粉砕テーブル2は回
転軸4によって支持され、水平に配置されている。5は
変速機6、モータ7よりなる駆動装置である。
【0003】そして、粉砕テーブル2の上には、粉砕テ
ーブル2に圧接しこの粉砕テーブルの回転に伴って従動
回転するように構成された複数の粉砕ローラ8が配設さ
れている。9は粉砕ローラ8の回転軸であって、その支
点10はローラ8の上下動が可能なように支持されてお
り、又この支点10にはローラ8を粉砕テーブル2に圧
接させるための油圧シリンダ11が接続されている。
【0004】又、ハウジング1内の上部には、後述のよ
うにして供給された熱風によって吹き上げられた粉砕品
を分級するための分級機12が備えられている。この分
級機12には高速回転させる回転羽根13が懸吊された
状態に取り付けられている。14は円筒状の回転軸、1
5は減速機、16はモータである。又、17は被粉砕物
の供給シュートであり、分級機12を貫通させて配設さ
れ、粉砕テーブル2の中心部に被粉砕物を供給するよう
になっている。
【0005】そして、ハウジング1の下部には空気が加
熱され約120℃に維持されている熱風の吹き込み口
(図示せず)が設けられており、ハウジング1内へ導入
された熱風が粉砕テーブル2とハウジング1の間の環状
の間隙18から各部均等の風速で吹き上げられるように
なっている。
【0006】このように構成された竪型ローラミルによ
る粉砕は次のように行われる。被粉砕物はシュート17
を経て、回転している粉砕テーブル2の中心部に供給さ
れる。この被粉砕物は、粉砕テーブル2の回転に伴って
発生する遠心力によって、粉砕テーブル2の上を渦巻き
状の軌跡を描きながらその外周部へ移動し、テーブル2
と粉砕ローラ8の間に噛み込まれて粉砕される。次い
で、この粉砕処理品はダムリング3を乗り越えて粉砕テ
ーブル2から落下する。落下した粉砕処理品は、間隙1
8から噴出する熱風によって、粗大な粒子と比較的細か
い粒子とに分けられる。
【0007】即ち、比較的細かい粒子は熱風によって吹
き上げられ、それよりも大きな粒子はそのまま落下す
る。落下した粗粒はハウジング1の下部から抜き出さ
れ、新たに供給される被粉砕物と一緒に再度ミル内へ投
入される。このように、粉砕処理品のうち、粗粒分はミ
ル内から抜き出されて循環(外部循環)させられる。
【0008】一方、比較的細かい粒子は熱風によって乾
燥されながら上昇し、そのうち所定粒径以下の大きさに
粉砕されたものだけが分級機12を通過して排出口19
から排出し、捕集されて製品となる。分級機12を通過
しなかった粒子は粉砕テーブル2上に落下し、再び粉砕
される。
【0009】上記竪型ローラミルを使用する粉砕におい
て、製品の粉末度を変える場合には、次の4つのうち何
れかの処置を行うか、或いはそれらの処置の組み合わせ
を実施する。 粉砕ローラの圧下力の変更 粉砕テーブルのダムリングの高さの変更 熱風供給量の変更 分級機の回転数の変更
【0010】平常の運転中に、製品粉末度の目標値を維
持するために、他の条件変化によって起こる粉末度の変
動に対する調節を行う場合には、熱風供給量の変更又
は分級機の回転数の変更、或いはその両方を組み合わ
せた操作を実施する。
【0011】又、製品粉末度の目標値を変える場合に
は、その変更幅の大きさによって処置の仕方が異なり、
粉末度の変更幅が小幅であれば、上記の処置と同じ
を繰り返して実施すればよいが、粉末度の変更幅が大幅
であれば、ミルの運転を停止し、粉砕ローラの圧下力
の変更又は粉砕テーブルのダムリングの高さの変更を
行ったのち、運転開始後、上記の処置によって微調
整を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の竪型ロールミル
においては、製品粉末度の目標値を運転中に変更する場
合、熱風供給量を変更したり、分級機の回転数を変
更したりする操作を行うようになっているが、これらの
操作は微調整には適しているが、粉末度の目標値を変更
するような大幅な変更を目的とする調整手段としては適
していない。
【0013】すなわち、熱風供給量を変更するだけの
操作を行った場合、製品粉末度の調整限度は±30cm2/
g (ブレーン値)程度であり、若し、±100cm2/g
(ブレーン値)の調整を行おうとすれば、被粉砕品の供
給量を±20%も変化させなければならず、操業上のバ
ランスが崩れてしまう。又、分級機の回転数を上げ
て、+100cm2/g (ブレーン値)の調整を行おうとす
れば、分級機を駆動する動力が1.5〜2倍にもなり、
製造コストが上がる。
【0014】従って、上記の竪型ロールミルにおいて
は、粉末度目標の変更幅が中程度(ブレーン値で100
cm2/g 程度)の場合、上記の熱風供給量を変更する操
作や分級機の回転数を変更する操作だけでは処置でき
ず、ミルの運転を停止して、粉砕ローラの圧下力の変
更又は粉砕テーブルのダムリングの高さの変更を行っ
たのち、運転開始後に、上記の処置によって微調整
を行わなければならない。このため、ミルの運転停止に
よって粉砕能率が低下すると共に、粉末度の目標値を変
更するために長時間を要す。更に、上記の操作は、
製品の粉末度の測定結果を見ながら、その結果に基づい
て段階的に行わなければならず、粉末度が目標値に達す
るまでに長時間を要する。
【0015】本発明は、製品粉末度の目標値を変更する
場合、その変更幅が相当大きな幅(中程度)であって
も、運転中に実施することができる竪型ローラミルを提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、ハウジングと粉砕テーブルと
の間の間隙の下方にガス吹き込みノズルを設け、このガ
ス吹き込みノズルを粉砕テーブルの回転方向における粉
砕ローラの直前の上流部及び粉砕ローラの直後の下流部
に対応する位置にそれぞれ配置し、ガス吹き込みノズル
に接続するそれぞれのダクトに流量調節器を備えてい
る。
【0017】なお、以下の説明においては、ハウジング
と粉砕テーブルとの間の間隙を、単にハウジングとの間
隙と言う。又、粉砕ローラの直前の上流部を、単に粉砕
ローラの直前と言い、粉砕ローラの直後の下流部を、単
に粉砕ローラの直後と言う。
【0018】
【作用】上記のように、ハウジングとの間隙の下方にガ
ス吹き込みノズルが設けられていると、ノズルの近傍に
おいては、噴出する熱風が相対的に速い流速を保ちなが
ら、上記間隙のノズル配置箇所に集中的に吹き込まれる
ので、この特定の箇所を通過する熱風の流速はノズルが
配置されていない他の箇所よりも大きくなる。
【0019】従って、ガス吹き込みノズルが粉砕ローラ
の直前及び粉砕ローラの直後に対応する位置に配置さ
れ、且つガス吹き込みノズルに接続するダクトに流量調
節器が備えられているため、粉砕ローラの直前又は直後
のガス吹き込みノズルのうち、何れかを全開又は全閉に
したり、双方のノズルから噴出する熱風の流量を適宜調
節することもできるので、粉砕ローラの直前に対応する
ハウジングとの間隙から吹き上げる熱風の流速を大きく
したり、又、粉砕ローラの直後に対応するハウジングと
の間隙から吹き上げる熱風の流速を大きくしたりするこ
とができ、上記間隙の周方向における各箇所の熱風の吹
き上げ流速を多様に変化させることができる。
【0020】ところで、粉砕テーブル上に投入された被
粉砕物は粉砕処理された後、粉砕テーブルの外周部から
落下するが、この落下する粉砕処理品には非常に粗い粒
子から微細な粒子まで種々のものが含まれている。そし
て、比較的細かい粒子だけが熱風によって吹き上げら
れ、そのうち所定の粒径以下のものだけが製品として回
収されるが、吹き上げられる粒子の大きさは熱風の流速
によって異なる。
【0021】このように、熱風によって吹き上げられる
粒子の大きさは、ハウジングとの間隙を通過する熱風の
流速によって異なるので、上記間隙の各箇所における熱
風の流速が一定でないと、上記間隙においては、粒径の
大きい粒子でも吹き上げる箇所と、粒径の小さい粒子だ
けしか吹き上げない箇所とが存在するようになる。
【0022】上述の状況を図5(a) ,(b) によって具体
的に説明する。(a) 図は粉砕ローラの直後に対応する箇
所の間隙を流れる熱風の流速を大きくした場合の説明
図、(b) 図は粉砕ローラの直前に対応する箇所の間隙を
流れる熱風の流速を大きくした場合の説明図である。図
5において、2は粉砕テーブル、8a,8bは粉砕ロー
ラ、18はハウジングとの間隙を示す。又、円弧状の矢
印は粉砕テーブル2の回転方向を示す。
【0023】例えば、(a) 図のように、粉砕ローラ8
a,8bの直後に対応する箇所の間隙A,Bを流れる熱
風の流速を大きくすると、間隙A,Bでは、粉砕ローラ
8a,8bで粉砕された直後の粉砕処理品が落下してく
るので、ここに落下した粉砕処理品は或る程度大きな粒
子でも吹き上げられる。そして、吹き上げられた粒子の
うち、大きな粒子は分級機12によって選別されて粉砕
テーブル2上に落下してくるが、ある程度大きな粒子で
あっても、ある確率で分級機12をくぐり抜けるものが
あるので、分級機12を通過したものの粒度分布が粒径
の大きい側に偏り、製品の粉末度は粗くなる。
【0024】又、(b) 図のように、粉砕ローラ8a,8
bの直前に対応する箇所の間隙C,Dを流れる熱風の流
速を大きくした場合、粉砕ローラ8a,8bで粉砕され
た粉砕品の一部は間隙D,Cの箇所に到達するまでの間
に落下する。そして、粉砕ローラ8aと間隙Dの間、粉
砕ローラ8bと間隙Cの間の熱風流速は比較的小さいの
で、ある程度細かい粒子だけが吹き上げられる。このた
め、製品の粉末度は細かくなる。
【0025】
【実施例】図1は本発明の一実施例の主要部を示す概略
の断面図である。この図において、図6と同じ部分につ
いては同一の符号を付しその説明を省略する。本実施例
においては、ハウジング1との間隙18の下方にガス吹
き込みノズル20が設けられている。そして、ガス吹き
込みノズル20に接続するそれぞれのダクト21には流
量調節器であるダンパー22が備えられている。23は
熱風を供給するためのヘッダーである。
【0026】図2は図1の竪型ローラミルにおけるガス
吹き込みノズルの配置を示した図であり、図3及び図4
は他の実施例におけるガス吹き込みノズルの配置を示し
た図である。図2〜図4において、2は粉砕テーブル、
8は粉砕ローラ、9はその回転軸、18はハウジングと
の間隙、20a,20bはガス吹き込みノズル、21は
ダクト、22はダンパーであり、粉砕テーブルの中に記
した白抜きの矢印は粉砕テーブル2の回転方向を示す。
【0027】図2〜図4のガス吹き込みノズルの配置は
共通の基準に基づいてなされているので、図の説明は、
図2についてのみ行い、図3及び図4については省略す
る。図2において、ガス吹き込みノズルは粉砕ローラ8
に対し各々2つずつ配置されている。そのうちの1つで
あるガス吹き込みノズル20aは粉砕テーブル2の回転
方向における粉砕ローラ8の上流部であって、且つ粉砕
ローラ8の直前に対応する箇所の間隙18の直下に配置
され、他の一つであるガス吹き込みノズル20bは粉砕
ローラ8の直後に対応する箇所の間隙18の直下に配置
されている。
【0028】なお、図2の説明においては、ガス吹き込
みノズルを配置する位置を粉砕ローラ8の直前又は直後
に対応する箇所の間隙18の直下であるとしているが、
本発明における粉砕ローラの直前又は直後とは、そのガ
ス吹き込みノズル20の配置位置を決める基準となる粉
砕ローラ8からその前後の粉砕ローラ8,8との中間点
よりも手前の範囲α又は範囲βである。
【0029】上記のように構成された竪型ローラミルの
運転中に、製品の粉末度を比較的大幅(中程度)に変え
ようとする場合の操作を図2によって説明する。粉末度
を粗くしようとする場合には、各粉砕ローラ8の直後に
配置されているガス吹き込みノズル20bのダクトに備
えたダンパー22を開にし、ガス吹き込みノズル20a
のダクトに備えたダンパー22を閉にする。次いで、熱
風の供給量を調節したり、分級機の回転数を調節したり
する粉末度の微調整操作を行う。
【0030】又、粉末度を細かくしようとする場合に
は、各粉砕ローラ8の直前に配置されているガス吹き込
みノズル20aのダクトに備えたダンパー22を開に
し、ガス吹き込みノズル20bのダクトに備えたダンパ
ー22をを閉にする。粉末度の微調整操作は上記と同様
に行う。
【0031】更に、各ダンパー22を操作して、ガス吹
き込みノズル20aから噴出させる熱風の流量と、ガス
吹き込みノズル20bから噴出させる熱風の流量を適宜
調節すれば、製品の粉末度を更にきめ細かく変えること
ができる。
【0032】次に、本発明の構成による竪型ローラミル
によって水砕スラグを粉砕した結果について説明する。 (実施例1、2)図1及び図2で説明したものと同じ構
成による実用機の竪型ロールミルを使用し、熱風の吹き
込みは次の2条件で行った。
【0033】粉砕ロールの直後の位置に対応するガス
吹き込みノズルのダンパーを全開にし、粉砕ロールの直
前の位置に対応するガス吹き込みノズルのダンパーを全
閉にする(実施例1の熱風吹き込み条件) ガス吹き込みノズルのダンパーの開閉を上記と逆に
する(実施例2の熱風吹き込み条件)
【0034】この結果は表1に示す。上記2条件による
操業結果を比較すると、熱風の吹き込みを実施例1の条
件にすれば、粉末度は実施例2の場合よりも粗くなる
が、外部循環量は少なくなり、水砕スラグの供給量(粉
砕量)は実施例2の場合よりも増加する。又、逆の見方
をすると、実施例2の条件にすると、外部循環量が多く
なって、水砕スラグの供給量は減少するが、粉末度の細
かい製品が得られる。
【0035】上記の結果のように、実施例1と実施例2
の粉末度の差はかなり大きくなり、熱風を供給するガス
吹き込みノズルを変えるだけで、従来のミルを使用した
場合には、運転中の調整が実質的に困難な粉末度の変更
を行うことができた。
【0036】(従来例1)図6で説明した従来の竪型ロ
ーラミル(粉砕ローラ4基)を使用した。この結果は表
2に示す。このミルはハウジングとの間隙から吹き上げ
る熱風の流速が各部とも一様になるようになっているの
で、製品の粉末度、外部循環量、水砕スラグの供給量な
どの結果は実施例1と実施例2の中間付近の値になっ
た。製品の粉末度について、従来例1と実施例1、実施
例2の粉末度(ブレーン値)の差はそれぞれ−100cm
2/g 、+100cm2/g 程度あり、運転中には調整が困難
な粉末度の差が生じた。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明においては、ハウジングと粉砕テ
ーブルとの間の間隙の下方にガス吹き込みノズルが設け
られており、このガス吹き込みノズルは粉砕ローラの直
前に対応する位置及び直後に対応する位置に配置され、
且つその接続ダクトには流量調節器が備えられているの
で、粉砕ローラの直前又は直後に対応する上記間隙の箇
所から噴出する熱風の流速を適宜変えることができる。
【0040】このため、粉砕直後に落下してきたものを
吹き上げて、分級機を通過するものの粒度分布を粒径が
大きい側に偏らせたり、粉砕後ある時間経過後に落下し
てきたものを吹き上げて、粒度分布を粒径が小さい側に
偏らせたりすることができるので、運転中に、相当大き
な変更幅で、製品の粉末度を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の主要部を示す概略の
断面図である。
【図2】図2は図1のミルにおけるガス吹き込みノズル
の配置を示した図である。
【図3】図3は他の実施例におけるガス吹き込みノズル
の配置を示した図である。
【図4】図4は他の実施例におけるガス吹き込みノズル
の配置を示した図である。
【図5】図5は粉砕ローラの直前又は直後に対応する箇
所の間隙を流れる熱風の流速を変えた場合において、吹
き上げられる粒子の大きさが変化する状況を説明するた
めの図である。
【図6】図6は従来の竪型のローラミルの概略を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 粉砕テーブル 4 粉砕テーブルの回転軸 5 粉砕テーブルの駆動装置 8,8a,8b 粉砕ローラ 9 粉砕ローラの回転軸 12 分級機 13 回転羽根 17 被粉砕物の供給シュート 18 ハウジングと粉砕テーブルとの間の間隙 20,20a,20b ガス吹き込みノズル 21 ダクト 22 ダンパー 23 ヘッダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミルのハウジング内の下部に駆動装置を
    備えて回転可能に構成された粉砕テーブルが配設され、
    この粉砕テーブルの上に該粉砕テーブルの回転に伴って
    従動回転するように構成された複数の粉砕ローラが配設
    され、前記ハウジング内の上部に該ハウジングの下方か
    ら供給されたガスによって吹き上げられた粉砕品を分級
    するための分級機が備えられた竪型ローラミルにおい
    て、前記ハウジングと前記粉砕テーブルとの間の間隙の
    下方にガス吹き込みノズルが設けられ、このガス吹き込
    みノズルが前記粉砕テーブルの回転方向における前記粉
    砕ローラの直前の上流部及び前記粉砕ローラの直後の下
    流部に対応する位置にそれぞれ配置され、前記ガス吹き
    込みノズルに接続するそれぞれのダクトに流量調節器が
    備えられたことを特徴とする竪型ローラミル。
JP33333393A 1993-12-27 1993-12-27 竪型ローラミル Withdrawn JPH07185374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33333393A JPH07185374A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 竪型ローラミル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33333393A JPH07185374A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 竪型ローラミル

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JPH07185374A true JPH07185374A (ja) 1995-07-25

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ID=18264944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33333393A Withdrawn JPH07185374A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 竪型ローラミル

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JP (1) JPH07185374A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044151A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 宇部興産機械株式会社 粉砕システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044151A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 宇部興産機械株式会社 粉砕システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306