JPH07185009A - カテーテルの可撓性ガイドワイヤ - Google Patents

カテーテルの可撓性ガイドワイヤ

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JPH07185009A
JPH07185009A JP5282270A JP28227093A JPH07185009A JP H07185009 A JPH07185009 A JP H07185009A JP 5282270 A JP5282270 A JP 5282270A JP 28227093 A JP28227093 A JP 28227093A JP H07185009 A JPH07185009 A JP H07185009A
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guidewire
tip
guide wire
groove
flexible
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JP5282270A
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S Schwartz Robert
エス. スクワーツ ロバート
Berry David
ベリー デビッド
S Halberson Frederick
エス. ハルバーソン フレデリック
V Donedio James Iii
ブイ.ドネディオ, ザ サード ジェームズ
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MEIYOO FUANDEESHIYON FOR MEDIC
Meiyoo Fuandeeshiyon For Medical Edeyukeeshiyon & Res
Mayo Foundation for Medical Education and Research
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MEIYOO FUANDEESHIYON FOR MEDIC
Meiyoo Fuandeeshiyon For Medical Edeyukeeshiyon & Res
Mayo Foundation for Medical Education and Research
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屈曲した通路を辿れる可撓性のある先端部を
持つと共に、体外挿入部位から操作できる充分なコラム
強度を持つガイドワイヤを提供することを目的とする。 【構成】 前記器具は細長い非コイル状のワイヤからな
り、そのワイヤは基部、先端部、および前記基部と前記
先端部の間に位置する可撓部を持ち、その可撓部には軸
方向に間隔をあけた溝が加工されている。前記ガイドワ
イヤの製造方法には、丸い先端部を形成するためにワイ
ヤの一端を研磨することと、可撓部を形成するために、
前記先端部に隣接するワイヤ部分に、所定パターンの、
軸方向に間隔をあけた溝を加工することが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカテーテルガイドワイ
ヤ、更に詳細には、単一部品として製造される可撓性先
端部を持つガイドワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】カテーテルは、しばし
ば、循環系へのカテーテルの挿入を必要とする診断また
は治療手段として使用され、心臓に近い動脈のような所
定の部位まで挿入される。カテーテルを所望の部位に導
くには、循環系の中でカテーテルが所望の部位に達する
まで、体外挿入部位(body access site)から、カテー
テルを先導するガイドワイヤをカテーテルと交互に前進
させる。ガイドワイヤとカテーテルが辿らなければなら
ない通路は極めて屈曲している。
【0003】カテーテルとガイドワイヤは、所望の部位
まで屈曲した通路を辿るために確実に柔軟でなければな
らない。しかしながら、これらのガイドワイヤを循環系
の中で前進させるには、体外に位置するガイドワイヤの
基部端にトルクを加えなければならないので、ガイドワ
イヤは、その先端を体外の挿入部位−−ガイドワイヤの
先端から150cm以上ある場合がある−−から操作で
きるだけの充分なコラム強度(column strength )を持
たなければならない。
【0004】現状のカテーテルガイドワイヤはこれらの
要件を満たすために、テーパー状の先端部分を設けてガ
イドワイヤの先端の可撓性を増しているが、残念なが
ら、これによって先端のコラム強度が低下してしまって
いる。この問題を改善するために、ワイヤコイルをワイ
ヤのテーパー部分に蝋付けまたは半田付けして、可撓性
を失わずにテーパー状のワイヤ部分のコラム強度を増加
させている。この種のガイドワイヤは米国特許 第 4,53
8,622 号、第4,545,390 号、第 4,582,181 号および第
4,846,186 号に開示されている。
【0005】残念ながら、この種のガイドワイヤの構造
はガイドワイヤのテーパー化、ワイヤコイルの成形、所
望の長さへのコイル切断、ガイドワイヤの先端部分への
コイルの固定等多くの製造工程が必要となる。この構造
は製造に時間がかかりコスト高であるばかりか、患者の
体内でコイルがワイヤから分離してしまう危険性があ
る。
【0006】現行の設計の欠点を解消する試みの一つ
は、米国特許 第 5,095,915 号に記載されているように
テーパー状の先端部分をポリマーのスリーブに包む方法
である。このポリマー製スリーブを追加することによっ
て、コイルを使用せずにカテーテルガイドワイヤのテー
パー状先端のコラム強度が増加する。次にスリーブの曲
げの可撓性を増すために、ポリマー製スリーブに軸方向
に間隔をあけた溝(複数)(以下単に溝とする)が加工
される。残念ながら、この方法もまた、ガイドワイヤを
形成するために多くの製造工程と部品を使用しなければ
ならない。その上、患者の血管中でポリマー製スリーブ
がワイヤから離脱する潜在的な危険性がある。更に、ワ
イヤの先端がテーパーになっているので先端強度が低下
してしまう。
【0007】それ故、単体から製造され、屈曲した通路
を辿れる可撓性のある先端部を持つと共に、体外挿入部
位から操作できる充分なコラム強度を持つガイドワイヤ
のニーズが高まっている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用および効果】本発明
は、カテーテルガイドワイヤとして使用するための装置
に関するとともに、カテーテルガイドワイヤの製造方法
に関する。本発明は基部、先端部、および基部と先端部
の間に位置する可撓部を有する非コイル状の長尺ワイヤ
を含み、その可撓部には軸方向に間隔をあけた溝が加工
されている。溝はガイドワイヤの先端の可撓性を増すよ
うな所定のパターンに加工される。それにもかかわら
ず、ガイドワイヤは単体から製造されるので可撓部のコ
ラム強度を維持することができる。その上、本発明は単
体から製造されるので、患者の血管中でガイドワイヤの
一部が離脱する危険性が解消される。
【0009】本発明によるガイドワイヤの製造方法に
は、丸い先端を形成するためにワイヤの一端をバーニッ
シュ加工する工程、および可撓部を形成するために先端
部に隣接した所定長さのワイヤに所定パターンの、軸方
向に間隔をあけた溝を加工する工程が含まれる。更に、
ガイドワイヤは滑りを良くするためにテフロンまたはヒ
ドロゲルのような薄いポリマー皮膜を被覆される。。本
発明では前記先行技術に記載された追加部品と製造工程
の多くが排除されるので、ガイドワイヤのコストが削減
される。本発明は、また、コンピュータ制御の加工法を
使用することによって更にガイドワイヤの生産コストを
削減すると共に生産性の向上を可能にするであろう。
【0010】以下に、下図に示される好ましい実施例に
ついて本発明を更に詳細に説明する。
【0011】
【実施例】図1に示すように、小径のガイドワイヤ10
は患者の循環系を通して、血管21中の血流を阻害した
閉塞23のある領域までバルーンカテーテル22のよう
なカテーテル20を誘導するために用いられる。ガイド
ワイヤ10は挿入部位から患者の循環系を通して、遮断
された血管21の領域までルートを辿るだけの充分の長
さを持つ。これらのガイドワイヤ10の長さは通常17
5cmから300cmまでの範囲で、外径は一般に10
〜18ミル(1/1000インチ)である。ガイドワイ
ヤ10が循環系に沿って挿入された後、ガイドワイヤが
通るだけの充分な直径の中心通路つまり内腔を持つカテ
ーテル20がガイドワイヤ上に滑入される。次に、ガイ
ドワイヤ10とカテーテル20は循環系の中を希望の位
置に達するまで交互に前進させられる。操作を行なう医
師はガイドワイヤ10の進行状況をX線監視スクリーン
上でモニターする。
【0012】ガイドワイヤ10は周辺用途つまり冠動脈
以外の部位への接近用としても使用される。これらのガ
イドワイヤ10は冠動脈用のガイドワイヤ10と類似し
た特性を持つが、通常は長さが80cmから400cm
で外径は10〜65ミル、より一般的には24〜38ミ
ルである。当該技術に精通した人間であれば、これら寸
法を除いて、冠動脈用と周辺用ガイドワイヤの操作と特
性が非常に類似していることを理解出来るであろう。従
って、以下の議論は冠動脈用のガイドワイヤ10に限定
するが、同じ議論が周辺用途のガイドワイヤ10にも適
用できることは言うまでもない。
【0013】ガイドワイヤ10の先端は可撓性があり所
定の形に成形できるので、循環系を通して、閉塞された
血管21までガイドワイヤ10を容易に導くことができ
る。担当医師はガイドワイヤ10の基部端にトルクを加
え、循環系を通してガイドワイヤ10を前進させる。こ
れらのトルクはガイドワイヤ10の長さに沿って伝達さ
れ、希望の方向を指すようにワイヤ先端の向きを変え
る。
【0014】図2から4に示すように、ガイドワイヤ1
0は基部11、先端部12および可撓部13を有する。
先に述べたように、冠動脈用のガイドワイヤ10の外径
は10〜18ミル(1ミルは1/1000インチ)であ
る。好ましい実施例では、ガイドワイヤ10はニチノー
ル(nitinol )のような耐キンク性材料で作られる。ニ
チノールが好ましいのはその超弾性特性による。この超
弾性特性がキンクを防止するので、ガイドワイヤ10は
永久変形することなく鋭角の回りに曲がることができ
る。ニチノールはまた、従来の使用材料より大きなトル
クを加えることができるので、ガイドワイヤ10の操作
性を増加させる。しかし、当該技術に精通した人間であ
れば、他の材料例えばステンレス鋼等が本発明に使用で
きることを理解出来るであろう。
【0015】先端部12はガイドワイヤ10の一端に位
置して半球形の形状を持つ。好ましい実施例では、先端
部12は血管21を傷つけないように、少なくとも10
ミルの直径を持つ。10ミル未満の直径の先端部12は
槍のように作用して、血管21を傷つけたり穴を明ける
かもしれない。先端部12はまた、医師がX線監視スク
リーン上で先端部12を見れるように、金のような放射
線を透過しない材料でメッキされる。好ましい実施例で
は、先端部12を0.2〜0.5ミルの金でメッキする
こともできる。
【0016】可撓部13は、基部11に隣接する第1の
端を持つと共に先端部12に隣接する第2の端を有し、
所定パターンの、軸方向に間隔をあけた溝14を含む。
好ましい実施例では図2〜4に示すように、円周の一部
に加工した溝(non-circumferential grooves 以下、非
円周状の溝とする)14が、可撓部13の断面を通って
延びる平面に沿って、対向する方向から可撓部13に加
工される。溝14はまた、隣接する溝14を、90度だ
け角度をずらした方向から溝切りするように加工され
る。当該技術に精通した人間であれば、隣接する溝14
を他の角度、例えば図5〜6に示すように30度だけず
らすことや、複数の軸に沿って加工できることを理解出
来るであろう。
【0017】その上、図3、4に示すように、可撓部の
第1の端に隣接する溝14の深さは先端部12に隣接す
る溝14よりも浅い。先端部に近い溝14の深さを増す
ことによって、先端部12に最も近い可撓部13の可撓
性が増加する。図2は、可撓部13に滑らかなテーパー
状のコア16を作るように、わずかずつ増加する深さで
加工された溝14のパターンを示しているが、当該技術
に精通した人間であれば、段付きのテーパーコア16を
持つ可撓部13を形成するように溝14を加工できるこ
とを理解出来るであろう。
【0018】好ましい実施例では、可撓部13は長さ5
〜30cm、より好ましくは20〜25cmで、溝14
の幅と、溝14間の相互の間隔幅は5〜10ミルであ
る。可撓部13のコラム強度を維持するために、溝14
の深さは、可撓部13のコア16の最小厚さが3ミルか
ら5ミルの間になるように制限される。
【0019】図7に示すように、本発明の第2の実施例
には基部11と可撓部13の間にテーパー部15が含ま
れている。テーパー部15は基部11の直径が10ミル
未満にならないようににするために設けられている。そ
のため、可撓部13と先端部12の外径が先に述べた理
由でほぼ10ミルに保たれる。次に、可撓部13と先端
部12が先に開示した好ましい実施例に従って適切に形
成される。
【0020】図8に示すように、本発明の第3の実施例
には螺旋状の溝が加工された可撓部13が含まれる。こ
れらの螺旋状の溝14は、均一深さあるいは先端に行く
につれて増加する深さにすることができる。溝14の幅
は5ミルと10ミルの間が望ましく、溝14の間の間隔
幅は5ミルと20ミルの間が望ましい。当該技術に精通
した人間であれば、この実施例に第2の実施例で開示さ
れたテーパー部15を組込めることは理解出来るであろ
うし、また、他の溝パターン、例えば均一深さまたは先
端に行くにつれて増加する深さに加工された円周溝1
4、あるいは可撓部13の可撓性を増加させるような任
意の他のパターンを本発明に利用できることも理解出来
るであろう。
【0021】本発明によるガイドワイヤ10の好ましい
製造方法は、まず最初に、10ミルと18ミルの間の直
径を持つ所望の長さの耐キンク性ワイヤを得ることであ
る。そこで、そのワイヤの一端をバーニッシュ加工また
は研削して、丸い先端部12を形成する。もし第2の実
施例で開示されたテーパー部15を希望するなら、先端
部12の直径と可撓部13部分のワイヤ直径を少なくと
も10ミルに研削する。次に、可撓部13の第1の端と
残りの基部11の外径の間を緩やかなテーパーにバーニ
ッシュ加工する。
【0022】次に、所定のパターンを持つ溝14を適当
な機械加工法、例えば研削、放電加工(EDM)、レー
ザー等によって可撓部13の部分に加工する。しかしな
がら、溝14の好ましい加工法はコンピュータ制御のE
DM機を使用することであり、更に好ましい方法は、コ
ンピュータ制御のプランジEDM機の使用である。当該
技術に精通した人間であれば知っているように、プラン
ジEDM機は母材を所定の形状に加工するために適切に
配置、成形された放電電極を利用する。
【0023】プランジEDM機を使用して溝14を加工
するには、ガイドワイヤの先端部12と基部11を固定
装置に固定して、可撓部13が、対向配置される1対以
上の電極間で溝14の加工のための適切な位置に位置決
めされるようにする。対向配置された各対の電極は、所
望の溝形状と深さを加工するような設計形状を持つ。各
対の一方の電極がガイドワイヤ10に押し付けられて溝
14の一部を加工する。その電極がワイヤから離れる
と、次に、反対側に配置された電極がガイドワイヤに押
し付けられて溝14を完成する。当該技術に精通した人
間であれば、一連の電極の対が可撓部13の長さ沿いに
配置されて各電極がそれぞれの位置でそれぞれの溝を加
工するように形成されていることを理解出来るであろ
う。このような方式を使用すれば、可撓部13のすべて
の溝14を2段階で加工することができ、改良されたガ
イドワイヤ10を高速で、信頼性と再現性のある方法で
製造することができる。
【0024】当該技術に精通した人間であれば、ワイヤ
EDM機を使用できることも理解出来るであろう。ワイ
ヤEDM機は、電極の代わりに充電されたワイヤを使用
する以外はプランジEDM機とよく似ている。先の議論
と同様に、ワイヤEDM機による溝14の加工は、まず
最初にガイドワイヤ10を固定装置に固定して、ガイド
ワイヤ10を溝14の加工のための適切な位置に位置決
めすることである。次にEDMワイヤが内方向に移動し
て所望の溝14を加工する。次にEDMワイヤはガイド
ワイヤ10の外径を越えて外方向に移動する。次いで固
定装置が、ガイドワイヤ10を、溝14の別の組の加工
のための適切な位置まで回転および/または移動させ
る。次に、EDMワイヤが内方向に移動して溝14の次
の組を加工する。所望の可撓部の全長にわたってこの手
順が繰り返され、所望の溝14が加工される。当該技術
に精通した人間であれば、複数の固定装置および/また
は複数のEDMワイヤが、複数のガイドワイヤ10に同
時に複数の溝を加工するために使用できることを理解出
来るであろう。
【0025】次に先端部12が電気メッキ法、スパッタ
リングまたはその他のメッキ法によって金メッキされ
る。ガイドワイヤ10は、次に、ポリマー、好ましくは
ポリウレタンまたはテフロンで被覆され、ガイドワイヤ
10をプラスチック皮膜に包んで血管中の移動性を向上
させる。ポリマー皮膜は周知の任意の方法例えば浸漬コ
ーティング(dip coat- ing )、熱シュリンキング(he
at shrinking)、スプレー溶着(spray depositing)、
蒸着(vapor depositing)といった方法でガイドワイヤ
10にポリマー材料を被覆することができる。ガイドワ
イヤ10は、次に、ヒドロゲルと溶剤の溶液中に浸漬コ
ーティングされて、患者の体内におけるガイドワイヤ1
0の移動性を更に向上させる。当該技術に精通した人間
であれば、患者の体内での移動性の向上のためにガイド
ワイヤ10が他の材料、例えばポリエチレンまたはその
他のポリマー、あるいは薬剤含浸皮膜材(drug impregn
atedcoatings)で被覆できることを理解出来るであろ
う。
【0026】本出願では、好ましい実施例に関して構
造、材料、機能と工程の詳細と共にその特性と長所を説
明してきたが、言うまでもなく、それらの開示は証例的
なものである。その実施例に対して、特に形状、寸法、
配置の問題で様々な変更が行なわれる場合も、添付した
請求範囲を表現する用語の一般的な意味で拡張される最
大範囲までは、本発明の原理の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1】内壁沿いの堆積物で閉塞した血管を示すと共
に、血管内部の可撓性ガイドワイヤとカテーテルの位置
関係を示す概略図。
【図2】一部省略した本発明の好ましい実施例の立面
図。
【図3】図2の一部断面図。
【図4】図2の一部断面図。
【図5】一部省略した図2の別の実施例の立面図。
【図6】図5の一部断面図。
【図7】一部省略した本発明の第2実施例の立面図。
【図8】一部省略した本発明の第3実施例の立面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド ベリー アメリカ合衆国,コロラド州 80503,ロ ングモント,マラソン ロード 8906 (72)発明者 フレデリック エス. ハルバーソン アメリカ合衆国,ミネソタ州 55127,ノ ース オークス,チャールス レイク ロ ード 11 (72)発明者 ジェームズ ブイ.ドネディオ, ザ サ ード アメリカ合衆国,ミネソタ州 55318,チ ャスカ,ハーリング レーン 112123

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟な先端を持ちカテーテル等と共に使用
    されるガイドワイヤであって、下記を備えたもの:基部
    を有する非コイル状長尺ワイヤ、先端部および軸方向に
    間隔をあけた溝であって前記基部にほぼ隣接する第1の
    端と前記先端部にほぼ隣接する第2の端を有する溝が設
    けられた可撓部。
  2. 【請求項2】前記ガイドワイヤが耐キンク性材料ででき
    ている、請求項1のガイドワイヤ。
  3. 【請求項3】前記可撓部の前記溝の深さが前記第1の端
    から前記第2の端まで増加し、前記可撓部にテーパー状
    のコアが形成された、請求項1のガイドワイヤ。
  4. 【請求項4】前記可撓部の前記コアが緩やかなテーパー
    を成している、請求項3のガイドワイヤ。
  5. 【請求項5】前記ガイドワイヤは、更に、前記ガイドワ
    イヤの移動性を向上するための皮膜手段を有する、請求
    項1のガイドワイヤ。
  6. 【請求項6】前記皮膜手段がヒドロゲル皮膜である、請
    求項5のガイドワイヤ。
  7. 【請求項7】前記溝が非円周状である、請求項1のガイ
    ドワイヤ。
  8. 【請求項8】隣接する前記非円周状の溝が90度ずれた
    角度に位置する、請求項7のガイドワイヤ。
  9. 【請求項9】前記ガイドワイヤは更にテーパー部を備
    え、前記テーパー部は前記基部に隣接して前記基部に等
    しい直径を有する第1の端を持つと共に、前記可撓部に
    隣接して第1の端よりも小さい直径で前記可撓部に等し
    い直径を有する第2の端を持つ、請求項1のガイドワイ
    ヤ。
  10. 【請求項10】前記先端部は放射線を透過しない材料で
    メッキされている、請求項1のガイドワイヤ。
  11. 【請求項11】可撓性先端を有しカテーテル等と共に使
    用されるガイドワイヤであって、下記を備えたもの: a 基部を有する非コイル状長尺ワイヤ、先端部および
    軸方向に間隔をあけた溝であって前記基部にほぼ隣接す
    る第1の端と前記先端部にほぼ隣接する第2の端を有す
    る溝が設けられた可撓部。 b 体内における前記ガイドワイヤの移動性を向上する
    ための皮膜手段。
  12. 【請求項12】前記皮膜手段がヒドロゲル皮膜で被覆す
    る前記ガイドワイヤに塗布されたポリエレン皮膜であ
    る、請求項11のガイドワイヤ。
  13. 【請求項13】可撓性先端を持ちカテーテル等と共に使
    用されるガイドワイヤの製造方法であって、下記工程を
    備えたもの: a 丸い先端部を形成するために、耐キンク性材料で作
    られたワイヤの一端をバーニッシュ加工すること、およ
    び b 前記ガイドワイヤの基部に隣接する第1の端と前記
    先端部に隣接する第2の端を持つ可撓部を形成するため
    に、所定パターンの軸方向に間隔をあけた溝を前記先端
    部に隣接するワイヤの所定の長さにわたって加工するこ
    と。
  14. 【請求項14】前記溝が放電加工機で加工される、請求
    項13のガイドワイヤの製造方法。
  15. 【請求項15】軸方向に間隔をあけた溝を持つ可撓部の
    長さが5cmと30cmの間である、請求項13のガイ
    ドワイヤの製造方法。
  16. 【請求項16】前記溝が非円周状に加工され、隣接する
    溝が90度ずれた角度に位置する、請求項13のガイド
    ワイヤの製造方法。
  17. 【請求項17】前記溝は前記可撓部の前記第1の端から
    前記可撓部の前記第2の端に行くにつれて深さが増すよ
    うに加工されている、請求項13のガイドワイヤの製造
    方法。
  18. 【請求項18】前記工程が更に:前記基部の直径より小
    さい直径を持つ可撓部を形成するために前記可撓部を研
    削する工程、および前記可撓部の前記第1の端から前記
    基部までのテーパー部を研削する工程を有する、請求項
    13のガイドワイヤの製造方法。
  19. 【請求項19】可撓性先端を持ちカテーテル等と共に使
    用されるガイドワイヤの製造方法であって下記の工程を
    備えたもの: a 丸い先端部を形成するために、耐キンク性材料で作
    られたワイヤの一端をバーニッシュ加工すること、 b 第1の端と前記先端部に隣接する第2の端を持つ可
    撓部を形成するために、所定のパターンの、軸方向に間
    隔をあけた溝を前記先端部に隣接するワイヤの所定の長
    さにわったて加工すること、 c 前記ガイドワイヤを、前記ワイヤの移動性を向上さ
    せる材料で被覆すること、および d 体内にある前記ガイドワイヤをX線で見ることがで
    きるように、前記先端部を放射線が透過しない材料でメ
    ッキすること。
  20. 【請求項20】前記ガイドワイヤの上にプラスチック皮
    膜を形成するために、前記ガイドワイヤを液状ポリウレ
    タンに浸漬して被覆する工程、前記プラスチック皮膜を
    持つ前記ガイドワイヤをヒドロゲル溶液中に浸漬する工
    程を有する、請求項19のガイドワイヤの製造方法。
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Cited By (12)

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