JPH07184644A - 血管内皮細胞培養方法および血管内皮細胞用培地 - Google Patents

血管内皮細胞培養方法および血管内皮細胞用培地

Info

Publication number
JPH07184644A
JPH07184644A JP5331358A JP33135893A JPH07184644A JP H07184644 A JPH07184644 A JP H07184644A JP 5331358 A JP5331358 A JP 5331358A JP 33135893 A JP33135893 A JP 33135893A JP H07184644 A JPH07184644 A JP H07184644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vascular endothelial
medium
culture
endothelial cells
serum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5331358A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Shiyouen
進 勝圓
Ryohei Yamamoto
良平 山本
Toyokazu Nishino
豊和 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Original Assignee
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurabo Industries Ltd, Kurashiki Spinning Co Ltd filed Critical Kurabo Industries Ltd
Priority to JP5331358A priority Critical patent/JPH07184644A/ja
Publication of JPH07184644A publication Critical patent/JPH07184644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 細胞培養容器への細胞接着活性を有する高分
子等の被覆が不要であり、培地中の血清成分を減らすこ
との可能な血管内皮細胞培養方法および当該方法に使用
する低血清の培地を提供することを目的とする。 【構成】 少なくともトランスフェリン、インスリンを
含有する培地を用い、細胞接着性を改善するための被覆
を有していない培養容器内で血管内皮細胞を培養するこ
とに特徴付けられる血管内皮細胞培養方法、および少な
くともインスリン、トランスフェリンを含有し、血清を
0.1〜1.0%含有する血管内皮細胞用培地。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動物、特にヒトの血管内
皮細胞を培養するための方法および当該方法に用いる培
地に関する。より詳しくは、本発明は培養容器内部に細
胞接着性タンパク質等を細胞接着性を改善するために被
覆する必要のない、低血清条件下で血管内皮細胞を培養
するための培地に関する。
【0002】
【従来の技術】血管内皮細胞は動脈硬化症などの血管病
変や癌の転移時の血管新生等に関与し、その増殖や分化
の研究が盛んに行われている。さらに、血管内皮細胞が
産生する生理活性物質であるインターロイキン1やプロ
スタサイクリン、血小板由来類似増殖因子、腫瘍壊死因
子、エンドセリン等の研究も活発に行われている。
【0003】血管内皮細胞などの接着性動物細胞は、培
養容器の器壁等、担体表面へ接着しないと増殖しないた
め、現在該細胞の培養には通常、ウシ胎児血清あるいは
仔牛血清を10%以上含有する培地が用いられている。
【0004】さらに使用する培地によっては細胞を安定
化させるため、あらかじめ天然高分子等の細胞接着性タ
ンパク質あるいは細胞接着活性を有するペプチドを導入
した高分子等を培養容器内部に被覆する必要もある。
【0005】しかしながら、血清は大量生産ができず、
非常に高価である上に、その組成は固体差(ロット差)
が大きく、1ロットの量が限られているため、ロット変
更のたび毎にロットチェック、培養条件の調整や管理等
に煩雑な操作を必要とする。さらに血清は、血液細胞や
血管内皮細胞等の産生する生理活性物質を含む様々な成
分の混合物であり、未知の成分が培養細胞の産生物の分
析、アッセイ等で問題となる。このため、培地中に含ま
れる血清量は可能な限り少なくするべきである。
【0006】血清濃度の低い培地としては血管内皮細胞
用に開発された基礎培地に各種成長因子および2%の牛
胎児血清を加えた低血清培地(E−GM UV:倉敷紡
績社製)を用いれば血管内皮細胞の培養が可能である。
しかし、2%以下の低血清条件下で血管内皮細胞を培養
する場合には、細胞の接着性を改善するために、培養容
器内側等の培養担体を天然高分子等の細胞接着性タンパ
ク質あるいは細胞接着活性を有するペプチドを導入した
高分子等で被覆等の処理を施す必要があり、手間がかか
っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するため細胞培養容器への細胞接着性を改善するた
めの被覆が不要であり、培地中の血清成分を減らすこと
の可能な血管内皮細胞培養方法および当該方法に使用す
る低血清の培地を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】すなわち本発明は、少なくとも
インスリン、トランスフェリンを含有する培地を用い、
細胞接着性を改善するための被覆を有していない培養容
器内で血管内皮細胞を培養することに特徴付けられる血
管内皮細胞の培養方法に関する。
【0009】さらに本発明は少なくともインスリン、ト
ランスフェリンを含有し、血清を0.1〜1.0%含有す
る血管内皮細胞用培地に関する。
【0010】本発明の培養方法に用いる培地には、イン
スリンおよびトランスフェリンを添加する。インスリン
およびトランスフェリンを添加することにより、従来の
培地にくらべて非常に低い血清濃度で、細胞接着性を改
善するための被覆を有さない通常の培養器内での血管内
皮細胞の接着、維持、増殖が可能となる。
【0011】インスリンおよびトランスフェリンは基礎
培地中にそれぞれ0.1μg/ml〜1mg/ml、好
ましくは1μg/ml〜100μg/ml添加する。な
お、インスリンはインスリン様増殖因子IまたはIIと交
換してもよい
【0012】本発明の培養方法においては、インスリン
およびトランスフェリンを含有する培地に血清を0.1
〜1.0%添加した培地を用いて培養する。血清はウ
シ、ウマ、ヒト等いずれを用いてもよいが、入手のしや
すさや経済性の観点から牛胎児血清が好適に用いられ
る。血清濃度が0.1%未満では血管内皮細胞が増殖し
ないばかりでなく、血管内皮細胞の接着、維持も不可能
となる。
【0013】本発明の培養方法においては、インスリ
ン、トランスフェリンおよび0.1〜1.0%の血清を含
有する培地にさらに血清アルブミンを添加してもよい。
血清アルブミンとしては、ウシ、ウマ、ヒト、ブタ、ラ
ット、ウサギ等由来のものが用いられるが、経済性、入
手しやすさ等から牛血清アルブミン(BSA)が特に好
適に用いられる。BSAの濃度は1μg/ml〜100
μg/ml、好ましくは1μg/ml〜1mg/mlで
ある。
【0014】本発明の培養方法においては、インスリ
ン、トランスフェリンおよび0.1〜1.0%の血清を含
有する培地にさらに高密度リポプロテイン(HDL)を
添加してもよい。HDLの濃度は1μg/ml〜10m
g/ml、より好ましくは1μg/ml〜100μg/
mlである。
【0015】血清アルブミンまたはHDLを添加するこ
とにより、血管内皮細胞の増殖性が向上し、さらに効率
の良い培養が可能となる。
【0016】本発明の方法において、基礎培地としては
栄養分を多く含有し、各種添加物の濃度の高い血管内皮
細胞培養用基礎培地を用いる。具体的には基礎倍地には
以下のアミノ酸、ビタミン類、ミネラルを含有し、さら
に以下に例示する成長因子やホルモン等のその他の添加
物を含有する。
【0017】本発明に用いる基礎培地中のアミノ酸とし
ては、L−アラニン、L−アルギニン、L−アスパラギ
ン、L−アスパラギン酸、L−システイン、L−グルタ
ミン酸、L−グルタミン、グリシン、L−ヒスチジン、
L−イソロイシン、L−ロイシン、L−リジン、L−メ
チオニン、L−フェニルアラニン、L−プロリン、L−
セリン、L−スレオニン、L−トリプトファン、L−チ
ロシン、L−バリンが挙げられる。本発明に用いる基礎
培地中、アミノ酸の濃度は特に限定的ではないが、通常
それぞれ1mg/ml〜1500mg/mlである。
【0018】本発明に用いる基礎培地中のビタミン類と
してはD−ビオチン、フォリニック酸、DL−α−リポ
酸、ニコチンアミド、D−パントテン酸、ピリドキシ
ン、リボフラビンン、チアミン、シアノコバラミン(ビ
タミンB12)、アデニン、コリン、myo−イノシトー
ル、プトレッシン、ピルビン酸、チミジンが例示され
る。本発明に用いる基礎培地中、ビタミン類の濃度は特
に限定的ではないがそれぞれ0.5μg/ml〜150
mg/mlである。
【0019】ミネラル類としては、カルシウム、カリウ
ム、マグネシウム、リン、ナトリウム、銅、鉄、セレ
ン、マンガン、ケイ素、モリブデン、バナジウム、ニッ
ケルおよび亜鉛が例示される。本発明に用いる基礎培地
中、ミネラル類の濃度は特に限定的ではないが、通常そ
れぞれ0.05μg/ml〜10000mg/mlであ
る。
【0020】基礎培地に添加する成長因子またはホルモ
ンとしては、内皮細胞成長因子(ECGF)、内皮細胞
増殖因子(ECGS)、内皮細胞由来成長因子(ECD
GF)、上皮成長因子(EGF)、酸性繊維芽細胞成長
因子(acidic FGF)、塩基性繊維芽細胞成長因子(b
asic FGF)、インスリン様成長因子−1(IGF−
1)、マクロファージ由来成長因子(MDGF)、血小
板由来成長因子(PDGF)、腫瘍血管新生因子(TA
F)、ウシ脳抽出液(BBE)、ウシ脳下垂体抽出液
(BPE)、糖質コーチコイド(ハイドロコーチゾン、
コーチゾン、コーチコステロン、デキサメサゾン、トリ
アムシノロン、プレドニゾロン等)、コレステロール、
各種ビタミン等が挙げられる。これらの成長因子または
ホルモン類は単独で、あるいは適宜混合して添加すれば
よい。
【0021】基礎培地には、さらに抗生物質を添加す
る。抗生物質はゲンタマイシン、アンフォテリシン、ア
ンピシリン、ミノマイシン、カナマイシン、ペニシリ
ン、ストレプトマイシン、ゲンタシン、タイロシン、オ
ーレオマイシン等通常の動物細胞の培養に用いられるも
のがいずれも好適に用いられる。抗生物質は培地中に
0.1μg/ml〜100μg/ml、より好ましくは
0.25μg/ml〜50μg/ml添加する。
【0022】上述の基礎培地として具体的にはMCDB
107(極東製薬工業社製)、MCDB131(Knedle
r, A and Ham R.G., In vitro Cellular & Development
al Biology 23, 7 481〜491(1987))に各種ホルモン類
および成長因子類を添加した培地が挙げられる。表1お
よび2にMCDB107およびMCDB131の組成を
示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】通常の動物細胞培養用に用いられる培地、
例えばD−MEM、F−10、MCDB153等の培地
にインスリン、トランスフェリンを添加しても、血清濃
度が1.0%以下の低血清条件では血管内皮細胞の増殖
性が悪い。
【0026】本発明の培養方法によって、様々な動物種
由来、様々な部位由来の血管内皮細胞を低血清条件下に
おいて効率的に培養することが可能である。特に、従来
困難であったヒト由来の血管内皮細胞の低血清条件下に
おける培養を、細胞接着性を改善するための被覆を有し
ていない培養容器、すなわち培養容器の内壁への細胞接
着性タンパク質あるいは細胞接着活性を有するペプチド
を含む高分子等による被覆を有していない培養容器内で
培養することができる。一般的な培養条件は、培養する
細胞の種類によって従来用いられている条件を適宜選択
すればよい。
【0027】以下実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
【実施例1】培地 表1に示した組成のMCDB107培地(極東製薬工業
社製)および表2に示した組成のMCDB131培地
(Knedler, A and Ham R.G., In vitro Cellular& Deve
lopmental Biology 23, 7 481〜491(1987))を基礎培地
として用いた。両方の基礎培地に添加物として上皮成長
因子(EGF:10ng/ml、倉敷紡績社製)、牛脳
抽出液(BBE:0.4%(v/v)、倉敷紡績社
製)、インスリン(10μg/ml、シグマ社製)を添
加した。ここへ、牛胎児血清(FBS)をそれぞれ2.
0%(v/v)(A)、1.0%(v/v)(B)、0.
5%(V/v)(C)、0.3%(v/v)(D)、0.
1%(v/v)(E)を加えた低血清培地、および上記
培地に血清を全く添加しない無血清培地(F)を調製し
て培養に用いた。
【0028】細胞 正常ヒト臍帯静脈血管内皮細胞(HUVEC)は低血清
血管内皮細胞増殖培地(E−GM UV、倉敷紡績社
製)で2次培養された正常ヒト臍帯静脈血管内皮細胞培
養キット(エンドセル、倉敷紡績社製)を用いた。ま
た、正常ヒト大動脈血管内皮細胞(HAEC)はE−G
M UVで4次培養された正常ヒト大動脈血管内皮細胞
培養キット(エンドセル−AO、倉敷紡績社製)を用い
た。なお、E−GM UVは血管内皮細胞基礎培地(E
−BM)にEGF(10ng/ml)、ハイドロコーチ
ゾン(1μg/ml)、抗菌剤(ゲンタマイシン:50
μg/ml、アンフォテリシンB:0.25μg/m
l)、BBE(0.4%(v/v))およびFBS(2
%(v/v))を添加したものである。
【0029】培養 上記方法で調製した低血清培地(A〜E)および無血清
培地(F)を市販のポリスチレン製細胞培養用35mm
ディッシュ(細胞培養用シャーレ、住友ベークライト社
製)に2mlずつ添加し、37℃に設定した5%濃度炭
酸ガス雰囲気のインキュベーターであらかじめ1時間イ
ンキュベートした。E−GM UVで2次培養したHU
VECおよび4次培養したHAECを基礎培地に4.6
×105個/mlの濃度に懸濁し、各培地に細胞の播種
密度が5000個/cm2となるように100μlずつ
播種した。4日間培養後、トリプシン処理をして細胞を
剥離させ、細胞数の計測を行った。なお、比較としてイ
ンスリン、トランスフェリンを添加せず、FBSを1.
0%添加した培地(G)、MCDB107およびMCD
B131の各基礎培地にEGF、ハイドロコーチゾン、
BBEを添加せず、上記実施例と同じ濃度で抗菌剤、イ
ンスリン、トランスフェリンおよび1.0%FBSのみ
を添加した培地(H)、およびE−GM UV(I)培
地を用いて同様の培養を行った。結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】MCDB107、131のいずれの培地を
用いても、低い血清濃度で異なる組織由来の正常ヒト血
管内皮細胞の培養が可能であった。インスリン、トラン
スフェリンを添加することによってFBSの濃度が1.
0%の培地(B)であっても2%のFBSが添加されて
いるE−GM UV培地(I)の増殖性に匹敵する細胞
数が得られた。さらに血清濃度を0.1%にまで低下さ
せても少なくとも細胞を維持することは可能であった。
一方、インスリン、トランスフェリンを添加していない
培地(G)ではFBSを1.0%添加しても培養2日目
には細胞が剥離し、細胞を維持することができなかっ
た。
【0032】
【実施例2】実施例1のMCDB107培地を基礎培地
として用いた用いた低血清培地(A〜E)および無血清
培地(F)に牛血清アルブミン(BSA:10μg/m
l、シグマ社製)または高密度リポプロテイン(HD
L:10μgタンパク質/ml、ベーリンガーマンハイ
ム社製)を添加し、実施例1と同じ条件でHUVECの
培養を行った。結果を表4に示す。
【0033】
【表4】
【0034】BSAまたはHDLの添加により、血管内
皮細胞の細胞増殖性がさらに向上した。
【0035】
【発明の効果】本発明により、細胞接着性タンパク質、
あるいは細胞接着活性を有するペプチド等の高分子等で
培養容器を被覆せずに従来の血管内皮細胞用培地より低
血清条件下で血管内皮細胞を効率的に培養することが可
能となった。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともインスリン、トランスフェリ
    ンを含有する培地を用い、細胞接着性を改善するための
    被覆を有していない培養容器内で血管内皮細胞を培養す
    ることに特徴付けられる血管内皮細胞培養方法。
  2. 【請求項2】 培地がさらに血清アルブミンを含有して
    いる請求項1記載の血管内皮細胞培養方法。
  3. 【請求項3】 培地がさらに高密度リポプロテイン(H
    DL)を含有している請求項1記載の血管内皮細胞培養
    方法。
  4. 【請求項4】 血管内皮細胞がヒト由来である請求項1
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくともインスリン、トランスフェリ
    ンを含有し、血清を0.1〜1%含有する血管内皮細胞
    用培地。
  6. 【請求項6】 さらに血清アルブミンを含有する請求項
    5記載の血管内皮細胞用培地。
  7. 【請求項7】 さらに高密度リポプロテインを含有する
    請求項5記載の血管内皮細胞用培地。
JP5331358A 1993-12-27 1993-12-27 血管内皮細胞培養方法および血管内皮細胞用培地 Pending JPH07184644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5331358A JPH07184644A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 血管内皮細胞培養方法および血管内皮細胞用培地

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5331358A JPH07184644A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 血管内皮細胞培養方法および血管内皮細胞用培地

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07184644A true JPH07184644A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18242794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5331358A Pending JPH07184644A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 血管内皮細胞培養方法および血管内皮細胞用培地

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07184644A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115466712A (zh) * 2022-09-27 2022-12-13 细新(上海)医疗科技有限公司 一种原代大血管内皮细胞的培养体系和应用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115466712A (zh) * 2022-09-27 2022-12-13 细新(上海)医疗科技有限公司 一种原代大血管内皮细胞的培养体系和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2577114B2 (ja) 細胞培養基
US5908782A (en) Chemically defined medium for human mesenchymal stem cells
US6617159B1 (en) Serum free medium for chondrocyte cells
JP4532493B2 (ja) 細胞培養培地
US5143842A (en) Media for normal human muscle satellite cells
Kan et al. In vitro proliferation and lifespan of human diploid fibroblasts in serum‐free BSA‐containing medium
WO2014082814A1 (en) Serum-free medium for human mesenchymal stem cells
Hewlett Strategies for optimising serum-free media
CN114574433B (zh) 一种化学成分明确的用于肌源性细胞体外增殖的培养基
McFarland et al. Proliferation of the turkey myogenic satellite cell in a serum-free medium
US20050019310A1 (en) Method for culturing and expansion of mammalian undifferentiated epidermal kerainocytes exhibiting stem cell characteristics
JPH07184644A (ja) 血管内皮細胞培養方法および血管内皮細胞用培地
Roberts et al. A novel epithelial cell from neonatal rat lung: isolation and differentiated phenotype
CN111876373A (zh) 化学成分明确的人气道上皮细胞无血清培养基及其应用
EP1059352A1 (en) Long term cell culture of human carcinoma
JPH07184645A (ja) 血管内皮細胞用無血清培地
Leach et al. The use of avian epiphyseal chondrocytes for in vitro studies of skeletal metabolism
Kumamoto et al. Serum-free culture of insulin-secreting clonal cells from a hamster insulinoma
Lee et al. The effects of various hormones and growth factors on the growth of human insulin-producing cell line in serum-free medium
AU734174B2 (en) Chemically defined medium for human mesenchymal stem cells
JPH0322972A (ja) 無血清培地
JPH07274952A (ja) 肝細胞の培養法
CN116478910A (zh) 诱导肝细胞分化为胆管细胞的培养方法及所使用的孵育液
Collodi et al. Serum-free media
JP2577114C (ja)