JPH07184069A - 機密文書管理装置 - Google Patents

機密文書管理装置

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JPH07184069A
JPH07184069A JP5323814A JP32381493A JPH07184069A JP H07184069 A JPH07184069 A JP H07184069A JP 5323814 A JP5323814 A JP 5323814A JP 32381493 A JP32381493 A JP 32381493A JP H07184069 A JPH07184069 A JP H07184069A
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JP5323814A
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Koichi Ejiri
公一 江尻
Tei Abe
悌 阿部
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機密文書を可視化し、ハードコピー中に所定
情報コードを埋め込み、該コードを解読可能とする。 【構成】 ユーザ2が機密文書のハードコピーを要求す
ると、パスワード要求手段1は、ユーザ2に対して特定
のパスワードを要求する。文書画像変換手段4は、パス
ワード又は該パスワードを一定の関数に従って変換した
ディジタル信号をキーとして、対象とする文書画像を変
換する。出力手段7は、前記文書画像変換手段4によっ
て変換された画像をコピーとして出力する。また、前記
文書画像変換手段4は、対象とする文書画像の空間周波
数を抽出する抽出手段5と、該抽出手段により抽出され
た空間周波数の一部を与えられたパスワードに従って変
換する演算手段とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機密文書管理装置に関
し、より詳細には、機密文書を可視化する場合に、ハー
ドコピー中に所定の情報コードを埋め込み、必要に応じ
て埋め込まれたコードを解読するようにした機密文書管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機密を要する文書の管理は、一般的には
利用者の注意に訴えるようにしている。しかし、より安
全性を高める努力もなされている。そのひとつが、文書
そのものを人間には不可視化する方法である。最も簡単
には、コンピュータやワードプロセッサの外部メモリに
保存することである。フロッピーディスクがその代表例
である。これを可視化するためには、特定の装置による
特定の操作を必要とする。また、従来の機密文書の管理
方法として、その1つの代表は、操作者に特定のパスワ
ードを入力させ、このパスワードがあらかじめ登録され
たものと合致するか、あるいは特定の演算関係にあるも
のを正当な者とみなして、機密文書の可視化を許可する
ものである。
【0003】先に提案されている特願平4−22523
1号のものは、転写されたトナー像の定着を行う定着装
置と、複写機を特定する識別コードを発色性物質を用い
て印写する識別コード印写装置とを備え、不正複写が行
われた画像形成装置を特定し、不正複写の抑制、及び再
犯防止を行えるようにしたものである。また、特願平4
−239055号のものは、機械固有の識別マークを記
載した記憶手段と、画像データに記憶手段に記憶されて
いる識別マークを合成して出力する識別マーク合成手段
と、識別マークが合成された画像データを入力データと
し、識別マーク合成部分とそれ以外の画像データ部分と
でディザパターンを切り換えて、微細領域における面積
階調をとるようにディザ処理を行うディザ処理手段とを
備え、違法複写が行われた画像形成装置を特徴し、違法
複写の抑制、及び犯人の追跡を容易にするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
機密文書管理装置においては、操作が比較的に容易であ
るため、機密保持の観点からはこころもとないものであ
る。また、いったん可視化した情報は自由にコピーがで
きるので、機密の管理方法が更に難しくなる。もし、複
数枚の文書可視化を行ったとしたら(例えば、秘密会議
の配布資料として)よほどの注意がないかぎり印刷され
た機密文書の管理はむずかしくなる。この心配を少なく
するために「機密文書」であることを明示する「密」の
印があるが、これとてコピーされたらひとたまりもない
という問題点があった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、機密を要するファイルからこれを可視化、特
にハードコピーに変換する場合に、そのハードコピー中
に、このコピーを行った人や目的や日付などを埋め込
み、あとで必要になればこの埋め込まれたコードを解読
することが可能な手段を提供すること、また、コードの
埋め込まれたハードコピーはその自体、見た目には通常
の文書と同じであるので、この文書を読んだり、文書に
書き込んだりすることはなんら制約を受けないようにし
た機密文書管理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)機密文書のハードコピーを要求す
るユーザに特定のパスワードを要求する要求手段と、該
パスワードまたは該パスワードを一定の関数に従って変
換したディジタル信号をキーとして、対象とする文書画
像を変換する変換手段と、該変換手段により該変換され
た画像を前記コピーとして出力する出力手段とを有する
こと、更には、(2)前記文書画像変換手段は、対象と
する文書画像の空間周波数を抽出する抽出手段と、該抽
出手段により抽出された空間周波数の一部を与えられた
パスワードに従って変換する演算手段とを有すること、
更には、(3)前記(2)において、対象とする画像の
ランレングスを前記空間周波数とすること、更には、
(4)前記(3)において、特定のランレングスの値と
該ランレングス値の整数倍のランレングスのみを与えら
れたパスワードのコード列に依存して他のランレングス
に変換すること、更には、(5)前記(1)において、
前記画像の解読に当って画像のスキューを補正するこ
と、更には、(6)前記(4)において、適当な狭い領
域の画像から周波数分布を求め、該狭い領域の分布と、
該領域を含むより広い領域の周波数特徴が同じであるか
否かを調べることにより、画像中に埋め込まれたコード
を解読することを特徴としたものである。
【0007】
【作用】ユーザが機密文書のハードコピーを要求する
と、ユーザに対して特定のパスワードを要求する。該パ
スワード又は該パスワードを一定の関数に従って変換し
たディジタル信号をキーとして、対象とする文書画像を
変換し、変換された画像をコピーとして出力する。前記
文書画像の変換としては、対象とする文書画像の空間周
波数を抽出し、抽出された空間周波数の一部を与えられ
たパスワードに従って変換する。
【0008】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による機密文書管理装置の一実施
例を説明するための構成図で、図中、1はパスワード要
求手段、2はユーザ、3は機密文書記憶手段、4は文書
画像変換手段、5は抽出手段、6は演算手段、7は出力
手段である。ユーザ2が機密文書のハードコピーを要求
すると、パスワード要求手段1は、ユーザ2に対して特
定のパスワードを要求する。文書画像変換手段4は、パ
スワード又は該パスワードを一定の関数に従って変換し
たディジタル信号をキーとして対象とする文書画像を変
換する。出力手段7は、前記文書画像変換手段4によっ
て変換された画像をコピーとして出力する。また、前記
文書画像変換手段4は、対象とする文書画像の空間周波
数を抽出する抽出手段5と、該抽出手段により抽出され
た空間周波数の一部を与えられたパスワードに従って変
換する演算手段とを有している。
【0009】本発明は、画像を周波数空間に変換し、そ
の後、周期分布に加工を加えることにある。ここで言う
周波数空間とは、周波数空間に直交変換したもの、例え
ば、フーリエ変換、またテキストファイルであれば、文
字コード列を1次元のコードの鎖とみなしたとき、コー
ド列の周期性分布を対象とするものである。以下、具体
的に発明の構成について説明する。
【0010】まず、コード化について説明する。例とし
て、白/黒からなる2値画像が、図2のように与えられ
たとする。画像を画素の単位で読み取って行くとき、走
査線を単位として読み取られることが多い。すなわち、
直線上にならぶ狭い範囲を連続して読み取り、この信号
を細分化して個々の画素を構成する。この走査線上の信
号を周波数空間で考えてみる。もっともよく利用されて
いる周波数表現は、いわゆるランレングス分布と呼ばれ
るもので、白や黒の連続区間の長さの分布として現せ
る。
【0011】図2は、2値化の例である。走査線は左上
からスタートし水平方向に読み取って行く。図中、0は
白、1は黒の画素を表す。最初の6ライン分の黒のラン
レングス分布を図3に示す。図を見てわかるように短い
ランが多い。この分布は文書画像に特徴的であり、事務
に使われる文書であれば、言語を問わず「短いランにピ
ーク値を持ち右下がりになだらかに減衰する」。もちろ
ん、サンプル数が少ないときはこのなだらかさは期待で
きない。
【0012】さらに、より具体的に処理手段について説
明する。今、ここで利用するパラメータを以下のように
設定する。 s=001100110010(パスワード用コード) N_code=12 Run_one=7,Run_zero=5 N_repeat=7 min_n_r=5 また、近傍とは、設定されたランレングスより1つ短い
ものまで含めることにする。
【0013】図4は、本発明による機密文書管理装置の
処理全体のフローチャートである。以下、各ステップに
従って順に説明する。step1 ;パスワード入力を行う。(操作者+配布対象
者)のコードをsと置く(コード長をN_codeビットと
する)。step2 ;出力用画像中にコード化開始信号を入れる。画
像を読み込む:もし、読み込むべき画像が存在しなけれ
ば終了する。step3 ;読み込んだ走査線上の黒ランの数:n_rがある
値min_n_rより大きいときは、n_lineに1を加算する。
そうでなければ何もしない。step4 ;ランを変形する:もし、コードsのn_line目の
ビットが1ならば、ランレングスRun_oneの整数倍の近
傍のランを、0であれば、ランレングスRun_zeroの整
数倍の近傍のランを短くする。同時に、短くした黒ラン
の隣の白ランを短くした黒ランの長さ分だけ長くする。step5 ;前記step4の操作を、N_repeat回数繰り返し
たら、パラメータn_stepに1を加算する(n_step=n_li
ne/N_repeat)(ただし、n_stepの初期値は0)。step6 ;n_step>N_codeならば、n_step=0にリセッ
トする(step2へ)。
【0014】すなわち、処理のスタートを明示するスタ
ート線を出力画像の中につくる。パスワード中の対象ビ
ットは0番目(すなわち、S(0)=0)だから(n_step
=0)、最初の4つの白画素は対象外で何もされない。
続く2つの黒画素はRun_one=1、または、Run_zero
=1より小さいから、何もされない。次の白画素列も対
象外で、無処理である。同様な処理を続けて行くと、最
初に対象となる黒ランは4番目の黒(ランレングス=
4)である。これは、Run_zero=1に等しいから、ラ
ンレングスを3に変更する。同時に、次に続く白のラン
レングス21を22に変更する。
【0015】図2の1−7ラインまでは、同じような処
理を続ける。8ライン目は、n_step=1となるから、S
(1)を調べる。S(1)=0であるから、以前と同じ処理
を繰り返す。12,13走査ライン目は、ランの数が5
であるから無視する。14,15走査ラインは同じ処理
を行う。16ライン目は、n_step=2、すなわち、S
(2)=1だから、対象となる黒のランレングスは7の倍
数、およびその値から1を引いた数(6,13,20
…)である。すなわち、黒のランレングスが6,7,1
3,14,20,21などに一致すれば、これをそれぞ
れ5,5,12,12,19,19に変更するととも
に、続く白のランレングスを変更した値だけ補正する。
【0016】結果は図5に示すとおりである。図を見て
わかる通り、変換された画像の可読性に何ら問題はな
い。この図5の最初の6ライン分の黒のランレングス分
布は、図6のようになる(コード0に対応している)。
分布を見ると、ランレングスの値が5の倍数付近が、ゼ
ロになっているとともに、その直前の値が大きくなって
いることがわかる。
【0017】次に、復号化について説明する。今までは
コード情報を、画像中に埋め込む手順を説明してきた。
続いで、上のように変形された画像から元の埋め込まれ
たコード情報を復元(復号化)することを説明する。図
7は、本発明による機密文書管理装置の復号化処理のフ
ローチャートである。以下、各ステップに従って順に説
明する。step1 ;ディジタルコードを埋め込まれた画像には通常
スタートマークを有するものとする。スタートマークは
単なる1本の横線でもよいし、他に取り決めしてもよ
い。また、マークがない場合は、マニュアルによる指示
を待つものとする。すなわち、復号スタートの信号を探
す(必要に応じて画像のスキュー補正を行う)。もし、
見つかれば以下の処理へ、そうでなければ、入力指示待
ちとなる。
【0018】step2;1本の走査ライン単位に画像を読
み取る。この時、入力される画像は白/黒の2値である
とする。1本の走査ラインは数千の画素からなってい
る。もし、画像情報が存在しなければ処理を終了する。step3 ;前記step2で読み取った走査線の中の黒のラン
の数を判定する。すなわち、もし黒の情報が少ないとき
は(ここではmim_n_rより少なければ)なにもしないでs
tep2に戻る。そうでなければ、次のstep4へ移る。
【0019】step4;まず、読み取られる画像は、その
画像をプロットしたときとは若干異なるのが普通であ
る。この誤差はプリンタの印字プロセスやまた画像を読
み取るときのサンプリングプロセスに起因する。従っ
て、この誤差を前提にした処理が以下においてなされ
る。n_lineの値がN以上になったとき、過去Nライン分
の黒ランレングス分布をhist_buff(r)と置く。n_lineの
値がN_repeatに達したとき、それまでの黒ランレング
ス分布関数をhist_current(f)と置く。したがって、n_l
ine>Nならば、hist_buff(r)は最新のNライン分のみ
を保持している。
【0020】step5;まず、次の関数を定義する。 f_current(j)=hist_current(X(j)-2)-hist_current
(X(j)) 同様に、f_prev(j),f_buff(j)を定義する。この関数は
定義から明らかなように、点X(j)における頻度と、点
X(j-2)の頻度の差分をとったものであり、両者の差が
大きいところで、局所的なピークを有する。更に次の関
数を定義する:
【0021】
【数1】
【0022】同様に、period_buff(k)も定義する。この
関数の意味するところは、原点を始点としたサンプリン
グ関数kにおける周期性の強さである。図6の例に式
(1)を適用すれば、k=5にピークが現われる。もち
ろん、処理画像である図5をスキャナで再サンプリング
すれば、ランレングスの分布関数も変形するが、(1)
式のように、複数の区間jについて加算すれば、その誤
差は無視できるほどのものとなる。検査する周期kは、
Run_oneとRun_zeroの2種類だけであり、また、jの
取り得る区間も1〜5で十分なことが経験上知られてい
るから、演算回数は10でよい。
【0023】(1)n_line>N_repeat/2 かつ period_buff(Run_one)=period_current(Run_one)>
N_peak が成り立つか? (2)n_line>N_repeat/2 かつ period_buff(Run_zero)=period_current(Run_zero)
>N_peak が成り立つか?なお、ここでN_peakはあらかじめ定め
られたある閾値である。もし、前記条件(1)が成り立
てば、コード1が解読されたことになるし、条件(2)
が成り立てば、0が解読されたことになる。両方とも成
り立たなければ、解読不能か失敗であり、もし、両方と
も成り立てば、解読不定である。すなわち、コードは不
明である。
【0024】step6;前記step5で解読されたコードが
順番に記憶される。また、図7に示されるように、分布
関数やパラメータのリセットが行なわれる。step7 ;前記step6で求められたビット列は、通常8ビ
ット単位に分類される。この8ビットの単位は、しばし
ば英数文字を表わすのに利用される。ところが、英数文
字だけなら、7ビットあれば用が足りる。余った1ビッ
トは誤りチェック用に利用される。すなわち、予備の1
ビットと英数用の7ビットをあわせて、合計の1の数が
偶数または奇数になるように符号の割り当てをする。こ
のような符号列では、step6の解読コードは容易にエラ
ーチェックができる。8ビット毎の区切ったコード列中
の1の数をカウントし、あらかじめ定められた偶数/奇
数の規則に従わない場合は、エラーコード(説明なし)
を付与して出力する。
【0025】画像の解読に際し、スキュー補正法があ
る。このスキュー補正法については、「印刷文書画像の
高速スキュー補正法」(江尻公一 外3名、1993、
画像電子学会1年次大会号稿、p.45)に記載されてい
る。ディジタル複写機の出現によって、画像情報処理は
本格的な応用の時代を迎え、例えば、OCR(文字認
識)技術によって文書のイメージ情報は文字コードへと
変換され、コンピュータと人間のコミュニケーションが
可能になってきた。また、文書画像の種類や性質を自動
判別したり、領域を自動的に切り出したりすることで事
務の効率化が進んでいる。しかし、これらの前提条件と
して画像が傾き(スキュー)のない状態で入力される必
要があるため、多くのスキュー補正の技術が開発されて
いる。
【0026】入力された文書画像を50dpi程度の解
像度に落とした2値画像からスタートする。黒画素が連
結するパターンを「連結成分」と称して、この連結成分
に外接する矩形で表す。今、A4サイズの原稿から連結
成分の矩形を順次読み取り、その内のBuff_Size個が
Bufferメモリに蓄えられたとする。Buff_Size個の矩
形のいくつかの左端は、段組の方向が水平なら水平に、
垂直であれば垂直に並ぶことが期待される。従って、両
方向に投影された矩形の1コーナーの座標値のヒストグ
ラムの最大値をとれば、段組の端点座標を表しているこ
とが期待される。この状態で新たにもう1つの矩形
“i”を読み取った後、矩形“i”はBuffer内部の矩
形と逐次比較される。疑似プログラムに示される条件に
合致する矩形“j”が見つかれば、その角度a(i,j)
が計算され、ヒストグラム用テーブルhist_slope[a(i,
j)]に頻度が1つ加算される。画像全体に対し、同様な
処理をした後、hist_slope[a(i,j)]の最大値を求めれ
ば、この最大値を持つ角度a(i,j)が求めるスキュー
角である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、機密文書のハードコピーを要求するユーザ
に、特定のパスワードを要求する要求手段と、該パスワ
ード又は該パスワードを一定の関数に従って変換したデ
ィジタル信号をキートして対象とする文書画像を変換す
る変換手段と、該変換手段により変換された画像をコピ
ーとして出力する出力手段とを有しているので、印刷さ
れた機密文書の管理を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による機密文書管理装置の一実施例を
説明するための構成図である。
【図2】 本発明における2値画像の例を示す図であ
る。
【図3】 本発明における黒ランレングスの頻度分布を
示す図である。
【図4】 本発明による機密文書管理装置の処理条件の
フローチャートである。
【図5】 図4における処理の結果を示す図である。
【図6】 本発明における変形後の黒ランレングスの頻
度分布を示す図である。
【図7】 本発明による機密文書管理装置の復号化処理
のフローチャートである。
【符号の説明】
1…パスワード要求手段、2…ユーザ、3…機密文書記
憶手段、4…文書画像変換手段、5…抽出手段、6…演
算手段、7…出力手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機密文書のハードコピーを要求するユー
    ザに特定のパスワードを要求する要求手段と、該パスワ
    ードまたは該パスワードを一定の関数に従って変換した
    ディジタル信号をキーとして、対象とする文書画像を変
    換する変換手段と、該変換手段により該変換された画像
    を前記コピーとして出力する出力手段とを有することを
    特徴とする機密文書管理装置。
  2. 【請求項2】 前記文書画像変換手段は、対象とする文
    書画像の空間周波数を抽出する抽出手段と、該抽出手段
    により抽出された空間周波数の一部を与えられたパスワ
    ードに従って変換する演算手段とを有することを特徴と
    する請求項1記載の機密文書管理装置。
  3. 【請求項3】 対象とする画像のランレングスを前記空
    間周波数とすることを特徴とする請求項2記載の機密文
    書管理装置。
  4. 【請求項4】 特定のランレングスの値と該ランレング
    ス値の整数倍のランレングスのみを与えられたパスワー
    ドのコード列に依存して他のランレングスに変換するこ
    とを特徴とする請求項3記載の機密文書管理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像の解読に当って画像のスキュー
    を補正することを特徴とする請求項1記載の機密文書管
    理装置。
  6. 【請求項6】 適当な狭い領域の画像から周波数分布を
    求め、該狭い領域の分布と、該領域を含むより広い領域
    の周波数特徴が同じであるか否かを調べることにより、
    画像中に埋め込まれたコードを解読することを特徴とす
    る請求項4記載の機密文書管理装置。
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