JPH0718069Y2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH0718069Y2 JPH0718069Y2 JP1986124727U JP12472786U JPH0718069Y2 JP H0718069 Y2 JPH0718069 Y2 JP H0718069Y2 JP 1986124727 U JP1986124727 U JP 1986124727U JP 12472786 U JP12472786 U JP 12472786U JP H0718069 Y2 JPH0718069 Y2 JP H0718069Y2
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- JP
- Japan
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- cassette
- reel
- central portion
- tape
- pair
- Prior art date
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Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08721—Brakes for tapes or tape reels
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08728—Reels or cores; positioning of the reels in the cassette
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、ビデオテープレコーダ等のテープ記録再生装
置に用いられる、テープが巻装されたリールを収容する
ものとされたテープカセットに関する。
置に用いられる、テープが巻装されたリールを収容する
ものとされたテープカセットに関する。
（考案の概要） 本考案は、テープ記録再生装置、例えば、ビデオテープ
レコーダに装着されて用いられる、テープが巻装された
リールを収容するものとされたテープカセットにおい
て、第１及び第２のカセット半体が相互に係合せしめら
れてテープが巻装された一対のリールが収納される空間
が形成され、第１のカセット半体の内側に４個以上の取
付孔が中央部に関して点対称的に設けられたリール押え
ばねが、その取付孔のうちの中央部から実質的に等距離
にある２個を第１の半体の内側中央部分に設けられた取
付ピンに係合せしめて取り付けられ、その長手方向にお
ける両端部分が一対のリールに夫々当接する位置に配さ
れるものとなされることにより、リール押えばねが取り
付けられる第１のカセット半体として、取付ピンの位置
が異なる複数種のものが用いられ得るようにしたもので
ある。
レコーダに装着されて用いられる、テープが巻装された
リールを収容するものとされたテープカセットにおい
て、第１及び第２のカセット半体が相互に係合せしめら
れてテープが巻装された一対のリールが収納される空間
が形成され、第１のカセット半体の内側に４個以上の取
付孔が中央部に関して点対称的に設けられたリール押え
ばねが、その取付孔のうちの中央部から実質的に等距離
にある２個を第１の半体の内側中央部分に設けられた取
付ピンに係合せしめて取り付けられ、その長手方向にお
ける両端部分が一対のリールに夫々当接する位置に配さ
れるものとなされることにより、リール押えばねが取り
付けられる第１のカセット半体として、取付ピンの位置
が異なる複数種のものが用いられ得るようにしたもので
ある。
（従来の技術） 磁気テープが巻装された一対のリールを内部に保持し、
ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置において使
用されるテープカセットは、その匣体に形成された透孔
から一部分を外部に臨ませるものとされた一対のリール
の各々が磁気記録再生装置に設けられた一対のリール台
の夫々に透孔を介して係合せしめられて磁気記録再生装
置に装着される。そして、一対のリールが磁気記録再生
装置のリール台の回動に伴って回動せしめられて、磁気
テープが走行状態におかれるものとされるが、その際、
テープの走行が安定に行われるためには、各リールが対
応するリール台に適切に係合するものとされることが必
要とされ、それゆえ、テープカセットは、磁気記録再生
装置に挿着されるに際し、各リールをそれが係合するリ
ール台の方向に押圧するリール押えばねをその内部に備
えるものとされる。
ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置において使
用されるテープカセットは、その匣体に形成された透孔
から一部分を外部に臨ませるものとされた一対のリール
の各々が磁気記録再生装置に設けられた一対のリール台
の夫々に透孔を介して係合せしめられて磁気記録再生装
置に装着される。そして、一対のリールが磁気記録再生
装置のリール台の回動に伴って回動せしめられて、磁気
テープが走行状態におかれるものとされるが、その際、
テープの走行が安定に行われるためには、各リールが対
応するリール台に適切に係合するものとされることが必
要とされ、それゆえ、テープカセットは、磁気記録再生
装置に挿着されるに際し、各リールをそれが係合するリ
ール台の方向に押圧するリール押えばねをその内部に備
えるものとされる。
このようなリール押えばねを備えるものとされた従来の
テープカセットにあっては、例えば、第７図及び第８図
に示される如く、匣体を構成する上側半体１の内側にリ
ール押えばね３が取り付けられるものとされ、このリー
ル押えばね３は、その中央部分3aにおいてその幅方向に
配列されて穿設された一対の取付孔が、上側半体１の内
側中央部分に突出して設けられた一対の取付ピン6a及び
6bに夫々係合せしめられている。そして、上側半体１の
長手方向における中央部分3aの両側には、上側半体１の
内側から、上側半体１と共に匣体を構成して磁気テープ
７が巻装された一対のリール8a及び8bを収容する空間を
形成する下側半体９側へと湾曲する、弾性を有するもの
とされたアーム部4a及び4bが伸びており、これらアーム
部4a及び4bの夫々の先端部分5a及び5bが、リール8a及び
8bの夫々の中央部分の上部に当接するようにされてい
る。下側半体９には透孔10a及び10bが設けられていて、
リール8a及び8bの夫々の中央部分がこれら透孔10a及び1
0bから外部に臨むようにされており、このテープカセッ
トが磁気記録再生装置に装着される際には、リール8a及
び8bが、透孔10a及び10bを通じて磁気記録再生装置に設
けられた一対のリール台に夫々係合するものとされ、リ
ール押えばね３におけるアーム部4a及び4bの夫々の先端
部分5a及び5bによって各リール台側に押圧される。
テープカセットにあっては、例えば、第７図及び第８図
に示される如く、匣体を構成する上側半体１の内側にリ
ール押えばね３が取り付けられるものとされ、このリー
ル押えばね３は、その中央部分3aにおいてその幅方向に
配列されて穿設された一対の取付孔が、上側半体１の内
側中央部分に突出して設けられた一対の取付ピン6a及び
6bに夫々係合せしめられている。そして、上側半体１の
長手方向における中央部分3aの両側には、上側半体１の
内側から、上側半体１と共に匣体を構成して磁気テープ
７が巻装された一対のリール8a及び8bを収容する空間を
形成する下側半体９側へと湾曲する、弾性を有するもの
とされたアーム部4a及び4bが伸びており、これらアーム
部4a及び4bの夫々の先端部分5a及び5bが、リール8a及び
8bの夫々の中央部分の上部に当接するようにされてい
る。下側半体９には透孔10a及び10bが設けられていて、
リール8a及び8bの夫々の中央部分がこれら透孔10a及び1
0bから外部に臨むようにされており、このテープカセッ
トが磁気記録再生装置に装着される際には、リール8a及
び8bが、透孔10a及び10bを通じて磁気記録再生装置に設
けられた一対のリール台に夫々係合するものとされ、リ
ール押えばね３におけるアーム部4a及び4bの夫々の先端
部分5a及び5bによって各リール台側に押圧される。
また、本願の出願人によって先になされた実用新案登録
出願・実願昭61−56367号には、その長手方向における
中央部分において長手方向に配列されて穿設された一対
の取付孔を有するものとされたリール押えばねが、匣体
を構成する上側半体の内側中央部分に突出して設けられ
た一対の取付ピンに一対の取付孔を夫々係合させて、上
側半体の内側に取り付けられたテープカセットが開示さ
れている。
出願・実願昭61−56367号には、その長手方向における
中央部分において長手方向に配列されて穿設された一対
の取付孔を有するものとされたリール押えばねが、匣体
を構成する上側半体の内側中央部分に突出して設けられ
た一対の取付ピンに一対の取付孔を夫々係合させて、上
側半体の内側に取り付けられたテープカセットが開示さ
れている。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、上述の如くの既に提案されているテープ
カセットにあっては、それに備えられるリール押えばね
が、テープカセットにおける匣体を構成する上側半体の
内側に取り付けられるにあたり、その長手方向における
中央部分に穿設された一対に取付孔が、上側半体の内側
中央部分に突出して設けられた一対の取付ピンの夫々係
合せしめられるものとされるので、リール押えばねが取
り付けられる上側半体として、その内側に設けられる取
付けピンの配置が特定された、１種類のものしか用いる
ことができないことになってしまう。
カセットにあっては、それに備えられるリール押えばね
が、テープカセットにおける匣体を構成する上側半体の
内側に取り付けられるにあたり、その長手方向における
中央部分に穿設された一対に取付孔が、上側半体の内側
中央部分に突出して設けられた一対の取付ピンの夫々係
合せしめられるものとされるので、リール押えばねが取
り付けられる上側半体として、その内側に設けられる取
付けピンの配置が特定された、１種類のものしか用いる
ことができないことになってしまう。
斯かる点に鑑み、本考案は、第１及び第２のカセット半
体が相互に係合せしめられてテープが巻装された一対の
リールが収納される空間が形成されるとともに、第１の
カセット半体の内側にリール押えばねが取り付けられる
ものとされるにあたり、リール押えばねの取付けがなさ
れる第１のカセット半体として、リール押えばねに対す
る取付ピンの位置が異なる複数種のものが用いられ得る
ようにされたテープカセットを提供することを目的とす
る。
体が相互に係合せしめられてテープが巻装された一対の
リールが収納される空間が形成されるとともに、第１の
カセット半体の内側にリール押えばねが取り付けられる
ものとされるにあたり、リール押えばねの取付けがなさ
れる第１のカセット半体として、リール押えばねに対す
る取付ピンの位置が異なる複数種のものが用いられ得る
ようにされたテープカセットを提供することを目的とす
る。
（問題を解決するための手段） 上述の目的を達成すべく、本考案に係るテープカセット
は、内側中央部分に取付ピンが設けられた第１のカセッ
ト半体と、第１の半体に係合せしめられ、テープが巻装
される一対のリールを第１のカセット半体とで形成する
空間内に収容するものとされた第２のカセット半体とを
有し、さらに、４個以上の取付孔が中央部に関して点対
称的に穿設されたリール押えばねが、取付孔のうちの中
央部から実質的に等距離にある２個が第１のカセット半
体の取付ピンの位置に対応して選択されてその取付ピン
に係合せしめられることにより、第１の半体の内側に取
り付けられ、その長手方向における両端部分が一対のリ
ールに夫々当接する位置に配されて構成される。
は、内側中央部分に取付ピンが設けられた第１のカセッ
ト半体と、第１の半体に係合せしめられ、テープが巻装
される一対のリールを第１のカセット半体とで形成する
空間内に収容するものとされた第２のカセット半体とを
有し、さらに、４個以上の取付孔が中央部に関して点対
称的に穿設されたリール押えばねが、取付孔のうちの中
央部から実質的に等距離にある２個が第１のカセット半
体の取付ピンの位置に対応して選択されてその取付ピン
に係合せしめられることにより、第１の半体の内側に取
り付けられ、その長手方向における両端部分が一対のリ
ールに夫々当接する位置に配されて構成される。
（作用） このように構成される本考案に係るテープカセットにお
いては、第１のカセット半体の内側にリール押えばねが
取り付けられるに際し、第１のカセット半体の内側中央
部に設けられた取付ピンのうち、リール押えばねに設け
られた４個以上の取付孔のうちの中央部から実質的に等
距離にある２個に対応する位置をとるものが選択され
て、その２個の取付孔に嵌挿せしめられる。従って、リ
ール押えばねの取付けがなされるべき第１のカセット半
体として、リール押えばねに対する取付ピンの位置が異
なるものとされた複数種のものが用いられることにな
る。また、リール押えばねが、それに設けられた４個以
上の取付孔が中央部に関して点対称的に配され、その全
体が中央部に関して点対称的に形成されたものとされる
ので、第１のカセット半体に対する取付けが、極めて容
易とされる。
いては、第１のカセット半体の内側にリール押えばねが
取り付けられるに際し、第１のカセット半体の内側中央
部に設けられた取付ピンのうち、リール押えばねに設け
られた４個以上の取付孔のうちの中央部から実質的に等
距離にある２個に対応する位置をとるものが選択され
て、その２個の取付孔に嵌挿せしめられる。従って、リ
ール押えばねの取付けがなされるべき第１のカセット半
体として、リール押えばねに対する取付ピンの位置が異
なるものとされた複数種のものが用いられることにな
る。また、リール押えばねが、それに設けられた４個以
上の取付孔が中央部に関して点対称的に配され、その全
体が中央部に関して点対称的に形成されたものとされる
ので、第１のカセット半体に対する取付けが、極めて容
易とされる。
（実施例） 第１図は、本考案に係るテープカセットの一例における
一部分の内側構造を示し、また、第２図は本考案に係る
テープカセットの一例の外観を全体的に示す。斯かる本
考案に係るテープカセットの一例は、第２図に示される
如く、その匣体が第１のカセット半体11とそれに係合す
る第２のカセット半体12とを有して構成され、さらに、
これらカセット半体11及び12に対して蓋体13が取り付け
られたものとされる。カセット半体11及び12は、前述の
第８図に示される従来のテープカセットに収納されてい
るリール8a及び8bと同様の、磁気テープが巻装された一
対のリール14a及び14bを収容する内部空間を形成し、蓋
体13は、例えば、カセット半体11の側縁部に回動可能に
支持されて、一対のリール14a及び14bが収容される内部
空間を開閉するものとされている。カセット半体11に
は、一対の透明窓部15a及び15bが設けられており、その
外部から透明窓部15a及び15bを介して内部空間内のリー
ル14a及び14b、さらには、それらに巻装された磁気テー
プを透視できるようにされている。
一部分の内側構造を示し、また、第２図は本考案に係る
テープカセットの一例の外観を全体的に示す。斯かる本
考案に係るテープカセットの一例は、第２図に示される
如く、その匣体が第１のカセット半体11とそれに係合す
る第２のカセット半体12とを有して構成され、さらに、
これらカセット半体11及び12に対して蓋体13が取り付け
られたものとされる。カセット半体11及び12は、前述の
第８図に示される従来のテープカセットに収納されてい
るリール8a及び8bと同様の、磁気テープが巻装された一
対のリール14a及び14bを収容する内部空間を形成し、蓋
体13は、例えば、カセット半体11の側縁部に回動可能に
支持されて、一対のリール14a及び14bが収容される内部
空間を開閉するものとされている。カセット半体11に
は、一対の透明窓部15a及び15bが設けられており、その
外部から透明窓部15a及び15bを介して内部空間内のリー
ル14a及び14b、さらには、それらに巻装された磁気テー
プを透視できるようにされている。
カセット半体11の内側には、第１図に示される如く、リ
ール押えばね16が取り付けられている。このリール押え
ばね16は、第３図及び第４図に明瞭に示される如く、全
体として、湾曲して弾性を有する帯状板体とされ、例え
ば、ステンレス板等の弾性金属材料から打ち抜かれて形
成される。そして、その長手方向における中央部分16a
には、その幅方向に直線状に配列された４個の取付孔17
a,17b,17c及び17dが、中央部分16aにおける中央部に関
して点対称的に穿設されている。また、中央部分16aの
両側にはアーム部18a及び18bが伸びており、それらの夫
々の先端部分19a及び19bがリール押圧部とされる。
ール押えばね16が取り付けられている。このリール押え
ばね16は、第３図及び第４図に明瞭に示される如く、全
体として、湾曲して弾性を有する帯状板体とされ、例え
ば、ステンレス板等の弾性金属材料から打ち抜かれて形
成される。そして、その長手方向における中央部分16a
には、その幅方向に直線状に配列された４個の取付孔17
a,17b,17c及び17dが、中央部分16aにおける中央部に関
して点対称的に穿設されている。また、中央部分16aの
両側にはアーム部18a及び18bが伸びており、それらの夫
々の先端部分19a及び19bがリール押圧部とされる。
斯かるリール押えばね16は、その中央部分16aに穿設さ
れた４個の取付孔17a,17b,17c及び17dのうちの、外側に
位置し、中央部分16aにおける中央部から実質的に等距
離にある２個、即ち、取付孔17a及び17dが、カセット半
体11の内側中央部分にそこから突出して設けられた一対
の取付ピン20a及び20bに夫々係合せしめられ、そのアー
ム部18a及び18bの夫々の先端部分19a及び19bがカセット
半体11の内面から離隔するようにされて、カセット半体
11に取り付けられている。そして、アーム部18a及び18b
の夫々の先端部分19a及び19bが、前述の第８図に示され
る従来のテープカセットにおいて、リール押えばね３の
アーム部4a及び4bの夫々の先端部分5a及び5bがリール8a
及び8bの夫々の中央部分の上部に当接する状態と同様の
状態のもとに、一対のリール14a及び14bの夫々の中央部
分の一端部に当接するものとされる。
れた４個の取付孔17a,17b,17c及び17dのうちの、外側に
位置し、中央部分16aにおける中央部から実質的に等距
離にある２個、即ち、取付孔17a及び17dが、カセット半
体11の内側中央部分にそこから突出して設けられた一対
の取付ピン20a及び20bに夫々係合せしめられ、そのアー
ム部18a及び18bの夫々の先端部分19a及び19bがカセット
半体11の内面から離隔するようにされて、カセット半体
11に取り付けられている。そして、アーム部18a及び18b
の夫々の先端部分19a及び19bが、前述の第８図に示され
る従来のテープカセットにおいて、リール押えばね３の
アーム部4a及び4bの夫々の先端部分5a及び5bがリール8a
及び8bの夫々の中央部分の上部に当接する状態と同様の
状態のもとに、一対のリール14a及び14bの夫々の中央部
分の一端部に当接するものとされる。
また、カセット半体12には、図示されていないが、一対
の透孔が設けられていて、リール14a及び14bの夫々の中
央部分の他端部がこれら透孔から外部に臨むようにされ
ており、本例が、例えば、磁気記録再生装置に装着され
る際には、リール14a及び14bの夫々の中央部分の他端部
が、カセット半体12に設けられた一対の透孔を通じて磁
気記録再生装置に設けられた一対のリール台に夫々係合
するものとされ、斯かる状態において、リール押えばね
16におけるアーム部18a及び18bの夫々の先端部分19a及
び19bによって、リール14a及び14bが夫々リール台側に
押圧される。従って、磁気記録再生装置に装着された本
例の内部でのリール14aとリール14bとの間における磁気
テープの走行が安定に行われる。
の透孔が設けられていて、リール14a及び14bの夫々の中
央部分の他端部がこれら透孔から外部に臨むようにされ
ており、本例が、例えば、磁気記録再生装置に装着され
る際には、リール14a及び14bの夫々の中央部分の他端部
が、カセット半体12に設けられた一対の透孔を通じて磁
気記録再生装置に設けられた一対のリール台に夫々係合
するものとされ、斯かる状態において、リール押えばね
16におけるアーム部18a及び18bの夫々の先端部分19a及
び19bによって、リール14a及び14bが夫々リール台側に
押圧される。従って、磁気記録再生装置に装着された本
例の内部でのリール14aとリール14bとの間における磁気
テープの走行が安定に行われる。
このように、リール押えばね16は、その中央部分16aに
おいて幅方向に直線状に配列された４個の取付孔17a〜1
7dのうちの、カセット半体11の内側中央部分に設けられ
た取付ピンに対応するものが選択され、その選択された
取付孔が取付ピンに係合せしめられることにより、カセ
ット半体11の内側に取り付けられるものとされるので、
その内側に設けられた取付ピンの位置が異なるものとさ
れた複数種のカセット半体に取り付けられ得ることにな
る。例えば、第５図に示される如くに、第１図に示され
るカセット半体11の取付ピン20a及び20bより狭い間隔を
有するものとされた取付ピン21a及び21bが設けられたカ
セット半体11′に対しては、リール押えばね16の中央部
分16aに配列された４個の取付孔17a〜17dのうちの、内
側に位置し、中央部分16aにおける中央部から実質的に
等距離にある２個、即ち、取付孔17a及び17dが選択され
て取付ピン21a及び21bに夫々係合せしめられることによ
り、リール押えばね16のカセット半体11′の内側に対す
る取付けがなされる。また、第６図に示される如くに、
第５図に示されるカセット半体11′の取付ピン21a及び2
1bよりさらに狭い間隔を有するものとされた取付ピン22
a及び22bが設けられたカセット半体11″に対しては、リ
ール押えばね16の中央部分16aに配列された４個の取付
孔17a〜17dのうちの取付孔17b及び17cが選択されて取付
ピン22a及び22bに夫々係合せしめられることにより、リ
ール押えばね16のカセット半体11″の内側に対する取付
けがなされる。
おいて幅方向に直線状に配列された４個の取付孔17a〜1
7dのうちの、カセット半体11の内側中央部分に設けられ
た取付ピンに対応するものが選択され、その選択された
取付孔が取付ピンに係合せしめられることにより、カセ
ット半体11の内側に取り付けられるものとされるので、
その内側に設けられた取付ピンの位置が異なるものとさ
れた複数種のカセット半体に取り付けられ得ることにな
る。例えば、第５図に示される如くに、第１図に示され
るカセット半体11の取付ピン20a及び20bより狭い間隔を
有するものとされた取付ピン21a及び21bが設けられたカ
セット半体11′に対しては、リール押えばね16の中央部
分16aに配列された４個の取付孔17a〜17dのうちの、内
側に位置し、中央部分16aにおける中央部から実質的に
等距離にある２個、即ち、取付孔17a及び17dが選択され
て取付ピン21a及び21bに夫々係合せしめられることによ
り、リール押えばね16のカセット半体11′の内側に対す
る取付けがなされる。また、第６図に示される如くに、
第５図に示されるカセット半体11′の取付ピン21a及び2
1bよりさらに狭い間隔を有するものとされた取付ピン22
a及び22bが設けられたカセット半体11″に対しては、リ
ール押えばね16の中央部分16aに配列された４個の取付
孔17a〜17dのうちの取付孔17b及び17cが選択されて取付
ピン22a及び22bに夫々係合せしめられることにより、リ
ール押えばね16のカセット半体11″の内側に対する取付
けがなされる。
従って、本考案に係るテープカセットは、第１図に示さ
れるカセット半体11に対してのみならず、他のカセット
半体にも取り付けられ得る汎用性に富んだリール押えば
ね16を備えたものとされ、それにより製造コストの低減
が図られるものとなる。
れるカセット半体11に対してのみならず、他のカセット
半体にも取り付けられ得る汎用性に富んだリール押えば
ね16を備えたものとされ、それにより製造コストの低減
が図られるものとなる。
なお、上述の例はカセット半体11,11′あるいは11″等
をカセット半体12とが形成する空間内に磁気テープが巻
装されたリール14a及び14bを収容するものとされている
が、斯かるリール14a及び14bに代えて、磁気テープ以外
のテープが巻装されたリールを収容するものとされても
よい。
をカセット半体12とが形成する空間内に磁気テープが巻
装されたリール14a及び14bを収容するものとされている
が、斯かるリール14a及び14bに代えて、磁気テープ以外
のテープが巻装されたリールを収容するものとされても
よい。
（考案の効果） 以上の説明から明らかな如く、本考案に係るテープカセ
ットは、テープが巻装された一対のリールを収容する匣
体の構成部材とされるとともに内側にリール押えばねが
取り付けられるカセット半体として、その内側に設けら
れる取付ピンの配置が異なる複数種のものが用いられ得
るものとされ、その結果、リール押えばねの汎用化が図
られたものとされるとともに、リール押えばねのカセッ
ト半体に対する取付けが極めて容易とされて、製造が容
易で、製造コストを低減することができるものとなる。
ットは、テープが巻装された一対のリールを収容する匣
体の構成部材とされるとともに内側にリール押えばねが
取り付けられるカセット半体として、その内側に設けら
れる取付ピンの配置が異なる複数種のものが用いられ得
るものとされ、その結果、リール押えばねの汎用化が図
られたものとされるとともに、リール押えばねのカセッ
ト半体に対する取付けが極めて容易とされて、製造が容
易で、製造コストを低減することができるものとなる。
第１図は本考案に係るテープカセットの一例におけるカ
セット半体の内側を示す平面図、第２図は本考案に係る
テープカセットの一例の外観を示す斜視図、第３図及び
第４図は第１図に示されるリール押えばねの平面図及び
側面図、第５図及び第６図は本考案に係るテープカセッ
トの一例に用いられるカセット半体の第１図に示される
ものとは異なる例を示す平面図、第７図は従来のテープ
カセットにおける上側半体の内側を示す平面図、第８図
は従来のテープカセットの断面図である。 図中、11,11′及び11″は第１のカセット半体、12は第
２のカセット半体、16はリール押えばね、16aはリール
押えばね16の中央部分、17a〜17dは取付孔、20a,20b,21
a,21b,22a及び22bは取付ピンである。
セット半体の内側を示す平面図、第２図は本考案に係る
テープカセットの一例の外観を示す斜視図、第３図及び
第４図は第１図に示されるリール押えばねの平面図及び
側面図、第５図及び第６図は本考案に係るテープカセッ
トの一例に用いられるカセット半体の第１図に示される
ものとは異なる例を示す平面図、第７図は従来のテープ
カセットにおける上側半体の内側を示す平面図、第８図
は従来のテープカセットの断面図である。 図中、11,11′及び11″は第１のカセット半体、12は第
２のカセット半体、16はリール押えばね、16aはリール
押えばね16の中央部分、17a〜17dは取付孔、20a,20b,21
a,21b,22a及び22bは取付ピンである。
Claims (1)
- 【請求項１】内側中央部分に取付ピンが設けられた第１
のカセット半体と、 該第１のカセット半体に係合せしめられ、テープが巻装
される一対のリールを上記第１のカセット半体とで形成
する空間内に収容するものとされた第２のカセット半体
と、 ４個以上の取付孔が中央部に関して点対称的に設けら
れ、該取付孔のうちの上記中央部から実質的に等距離に
ある２個が、上記第１のカセット半体の取付ピンの位置
に対応して選択されて該取付ピンに係合せしめられるこ
とにより、上記第１のカセット半体の内側に取り付けら
れ、その長手方向における両端部分が上記一対のリール
に夫々当接する位置に配されるリール押えばねと、 を備えて成るテープカセット。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986124727U JPH0718069Y2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | テープカセット |
| CA000544161A CA1292567C (en) | 1986-08-14 | 1987-08-11 | Leaf spring for video tape cassette |
| KR1019870008876A KR880003323A (ko) | 1986-08-14 | 1987-08-13 | 테이프 카세트 |
| EP87401890A EP0262008A1 (en) | 1986-08-14 | 1987-08-14 | A structure of a tape cassette having a spring for urging reels |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986124727U JPH0718069Y2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | テープカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6332371U JPS6332371U (ja) | 1988-03-02 |
| JPH0718069Y2 true JPH0718069Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=14892610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986124727U Expired - Lifetime JPH0718069Y2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | テープカセット |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0262008A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0718069Y2 (ja) |
| KR (1) | KR880003323A (ja) |
| CA (1) | CA1292567C (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE8903934U1 (de) * | 1989-03-31 | 1989-08-24 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Andruckfeder für Bandkassetten und Bandkassetten damit |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4368860A (en) * | 1979-12-06 | 1983-01-18 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording tape cassette |
| JPS58140583U (ja) * | 1982-03-13 | 1983-09-21 | 日立マクセル株式会社 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
| JPS59149283U (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-05 | ティーディーケイ株式会社 | テ−プカセツト |
-
1986
- 1986-08-14 JP JP1986124727U patent/JPH0718069Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-08-11 CA CA000544161A patent/CA1292567C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-08-13 KR KR1019870008876A patent/KR880003323A/ko not_active Application Discontinuation
- 1987-08-14 EP EP87401890A patent/EP0262008A1/en not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR880003323A (ko) | 1988-05-16 |
| EP0262008A1 (en) | 1988-03-30 |
| CA1292567C (en) | 1991-11-26 |
| JPS6332371U (ja) | 1988-03-02 |
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