JPH0717996Y2 - シエルクラッカー - Google Patents

シエルクラッカー

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Publication number
JPH0717996Y2
JPH0717996Y2 JP1989047732U JP4773289U JPH0717996Y2 JP H0717996 Y2 JPH0717996 Y2 JP H0717996Y2 JP 1989047732 U JP1989047732 U JP 1989047732U JP 4773289 U JP4773289 U JP 4773289U JP H0717996 Y2 JPH0717996 Y2 JP H0717996Y2
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JP
Japan
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sounding
shell
detonator
squib
cracker
Prior art date
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Application number
JP1989047732U
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JPH02140198U (ja
Inventor
保 小嶋
和行 天田
三郎 瀬下
Original Assignee
日本装弾株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は銃猟の際、叢林又は物陰に潜んだ獲物を追出し
たり、田畑や果樹園を荒らす鳥獣類や空港における鳥類
を追拂うために使われるシエルクラッカーに関するもの
で、特に安全性に優れ、大きな音量の得られるシエルク
ラッカーに関するものである。
(従来の技術および課題) 最近、空港において航空機の離着陸の際に、鳥類がエン
ジンに吸い込まれてエンジンに異常をきたす事故が散見
され、又田畑や果樹園において穀草や果実が収穫前に鳥
獣類によって食い荒らされる被害が増大している。そこ
でこれらの鳥獣類を追い拂うため、猟銃から発射され、
鳥獣類の真上で爆発し爆音を発して追い拂うシエルクラ
ッカーの使用が見直されている。
シエルクラッカーの構造について、これまでにいくつか
の提案がなされている。例えば特公昭47-49274号公報に
は、薬莢内に収める炸薬筒の構造の改良等により銃身内
での過早爆発を防止し、安全確実なシエルクラッカーを
得ることが開示されている。
さらに、特開昭62-215333号公報には、導火線を挿入し
た発音体チューブ内に発音薬を装薬し、上蓋及び底板を
接着剤により封着せしめた発音体を、雷管及び発射薬を
装薬した薬莢内部に装着してなる構造が簡単で、かつ安
全で効果の大きいシエルクラッカーが提案されている。
このシエルクラッカーは、優れた性能を有するものであ
るが、雷管の強弱により導火線突破の起ることがあり、
その改良が望まれていた。
本考案者は、このシエルクラッカーの改良を鋭意検討の
結果、その導火線の位置を雷管に対して偏芯させること
により、この課題を解決できることを見出したものであ
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案は導火線を挿入した発音体チューブに
発音薬を装薬封入した発音体を、雷管および発射薬を装
薬した薬莢内部に装着してなるシエルクラッカーにおい
て、雷管に対し導火線の位置を偏芯させることを特徴と
するシエルクラッカーである。
次に本考案の実施例を図面に従って詳述する。薬莢9内
に装着する発音体は、発音体チューブ2と上蓋4及び底
板5からなり、底板を貫通して導火線1が挿入されてい
る。本考案の特徴はこの導火線が底板を貫通して発射薬
および発音薬内に挿入する位置を雷管に対し偏芯させる
ことである。
すなわち、導火線がフラッシュホールの直上の位置を占
めることを避けるように工夫したものである。従って、
導火線の偏芯は発音体チューブの中心を外せば効果があ
るが、好ましくはシエルクラッカーの断面において、雷
管のフラッシュホール外周と発音体チューブ内周とで囲
まれた環状の範囲に偏芯させるのよい。
発音体チューブと上蓋及び底板の材料は、銃から発射さ
れて空中で爆発した際、細かく飛散して落下物が安全と
するため紙、プラスチックが使用される。導火線は燃焼
秒時が2〜3秒の延時信管が適当であり、その一端又は
両端に黒色火薬11の泥薬を塗布、乾燥して、発射薬から
導火線へ又導火線から発音薬への着火性を良好にしてい
る。又導火線の発射薬中に挿入される部分をふさ状に切
りさき、導火線への着火性を向上させることもできる。
導火線が貫通している底板5は発音体チューブ2と接着
剤6にて堅固に封着されている。この発音体に充填され
る発音薬3は爆発音を目的として一般に使われているも
のでよく、例えば過塩素酸カリウムとアルミニウム粉と
硫黄又は三硫化アンチモンとの三味配合物等を挙げるこ
とができる。発音体の上部は上蓋4でふさがれ、その上
から接着剤6を流し込んで固めてある。本考案において
接着剤による上蓋及び底板と発音体チューブとの接着強
度を150kg以上とすることが重要である。
本考案において発射薬8に黒色火薬を用いるのが好まし
い。黒色火薬は発火時に発生する圧力が低いため、発音
体への影響がほとんどなく、円滑に銃口より飛び出すの
で安全で確実なシエルクラッカーを得ることができる。
雷管7を装着した薬莢9にベースワッズ12を設け、これ
に発射薬8として黒色火薬を評取し、その上に上記の発
音体を装着し、口蓋10を置き口締めを行って本考案のシ
エルクラッカーが完成する。
(考案の効果) 本考案により、雷管による導火線の突破が防止でき、腔
内爆発のない安全で効果の大きいきシエルクラッカーを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図(a)および横断
面図(b)である。 1……導火線、8……発射薬 2……発音体チューブ、9……薬莢 3……発音薬、10……口蓋 4……上蓋、11……黒色火薬 5……底板、12……ベースワッズ 6……接着剤、13……ベースメタル 7……雷管、14……フラッシュホール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導火線1を挿入した発音体チューブ2内に
    発音薬3を装薬封入した発音体を、雷管7および発射薬
    8を装薬した薬莢9内部に装着してなるシエルクラッカ
    ーにおいて、雷管に対し導火線の位置を偏芯させること
    を特徴とするシエルクラッカー。
JP1989047732U 1989-04-25 1989-04-25 シエルクラッカー Expired - Lifetime JPH0717996Y2 (ja)

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JPH02140198U JPH02140198U (ja) 1990-11-22
JPH0717996Y2 true JPH0717996Y2 (ja) 1995-04-26

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