JPH0717852Y2 - ボールジョイント用ソケット - Google Patents

ボールジョイント用ソケット

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JPH0717852Y2
JPH0717852Y2 JP1991061278U JP6127891U JPH0717852Y2 JP H0717852 Y2 JPH0717852 Y2 JP H0717852Y2 JP 1991061278 U JP1991061278 U JP 1991061278U JP 6127891 U JP6127891 U JP 6127891U JP H0717852 Y2 JPH0717852 Y2 JP H0717852Y2
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JP
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ball joint
hole
socket
radio
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JP1991061278U
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JPH04126015U (ja
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功 西尾
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功 西尾
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラジコン用のボールジ
ョイント用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオコントロール(以下、ラジ
コンと記す)ホビーの高機能,高精度化されてきてお
り、特にラジコンヘリコプター可動部のスワッシュプレ
ート回りやピッチアジャスター類、また、ラジコンカー
の可動部においては、タイロッド,サスペンションアー
ム類,ステアリング回り等の動きを的確に成さしめるも
のとして、前記可動部の主要位置にボールジョイント部
を形成し、該ボールジョイント部間を、ロッド両側に螺
形した部所に円柱又は四角柱や多角柱等の形状からなる
本体の先方に丸曲部を形成し、該丸曲部の両側を平坦に
形成すると共に、中心部に湾曲孔を形成し、さらに、本
体の中心部にロッドを螺着する穴を形成したボールジョ
イント用ソケットを螺設し、該ソケットの湾曲孔を前記
ボールジョイントの球面に嵌着連結し、使用されている
ものである。
【0003】また、操作ロッドの先方を球状としたロッ
ドエンドを構成し、その球状部に前記(ソケット)形状
の支持体を嵌着して揺動体を構成するものとして実開昭
61−52716号公報記載のものが公知である。この
ものは、操作レバーを油圧コントロールバルブに連結す
る操作ロッドにおいて、上記操作ロッドのロッドエンド
を操作ロッドに接合される支持体と該支持体に球面嵌着
される球体部を形成した揺動体で構成し、上記揺動体の
一端には、取付部材に螺着するネジ部と締付座面部とを
形成すると共に支持体を貫通した揺動体の他端には、締
付工具の接合部を設けた操作ロッドにおけるロッドエン
ドであり、この構成により、操作ロッドに支持体を接合
し、揺動体の一端に形成したネジ部を取付部材の取付ネ
ジ孔に臨ませて、揺動体の他端に設けた接合部に接合さ
せたスパナ等の締付工具で締付けることで、操作ロッド
のロッドエンドを取付部材に取付固定することによっ
て、ロッドエンドの球体部によって嵌着された支持体を
回動揺動できるという操作ロッドのロッドエンドであっ
て、該ロッドエンドの球体部に支持体を嵌着させるに
は、プレス機や木ハンマー等の力を借りて嵌入し、ま
た、嵌脱するにはペンチやプライヤーでは到底無理であ
り、プレス機や大型の特殊な器具を利用しなければな
ず、また、現状では球体部と共に嵌着した支持体ともど
も取り替えてしまうものであり、資材の無駄である。
【0004】また、球継手に自由室が形成されたものと
して、実開平2−33920号公報記載のものが公知で
あるが、このものは、継手ケーシングと接続ピンとが一
体に形成されており、かつ接続ピンが内ねじ山を備えて
いる形式の球継手において、前記内ねじ山を有する接続
ピンねじ孔がケーシング側で開口しており、かつ接続ピ
ンのケーシングへの移行範囲において自由室が形成され
ており、該自由室が接続ピンの切欠き部によって形成さ
れた球継手であり、また、該自由室は接続ピンを貫通す
る開口であったり、また、接続ピンの貫通する開口もし
くは切欠き部が、ねじ軸線に対してほぼ垂直に延びてい
る球継手を構成したものである。
【0005】しかしながら、この球継手に開口した自由
室の構成目的は、制御棒の先端の接続ピンを螺着する盲
穴を形成する際、該盲穴底に残余金属が入り込み、その
残余金属を後から入念に取り除くという手間を省くため
と共に、接続ピンの調整ストロークを盲穴の長さよ自由
室の開口部までネジ込める、としたものであるが、その
ため、該調節によっては自由室の開口部縁に接続ピン先
端が当接して開口部が塞がり、鉄棒やレンチを差入れよ
うとしても挿入できないということが生じる構成のもの
である。
【0006】
【考案が解決しょうとする課題】本考案は、前記した操
作ロッドの先方を球状としたロッドエンドに嵌着した支
持体を嵌脱させる際、該ロッドエンドと支持体の両方を
取り替えず、支持体だけを容易に嵌脱させる機能を構成
するかにある。また、球継手に自由室を形成する開口部
におても、接続ピンの突出により開口部が塞がることな
く、鉄棒やレンチが差し入れできる開口部もしくは孔を
常に保持させるかにある。また、ラジコンヘリコプター
の場合、左右のメインローターのピッチを完全に合せる
トラッキング調整(左右のメインローターブレードのピ
ッチ角度を揃えることであり、また、その角度が適正で
あるかの確認は、モーターコントロールステックをヘリ
コプターが浮き上がる直前まで上げて空中停止させた状
態でメインローターブレードを真横から見て、その軌跡
が横一直線となっていたらよしとし、また、その軌跡の
先端が上又は下にブレて見える場合には、一旦ラジコン
ヘリを地上に降ろした後、メインローターブレードグリ
ップ10端のボールジョイント11部に嵌着してフエザ
リングシャフトまたはロッド9を螺着したソケットを嵌
脱するには、ボールジョイントとボールジョイント用ソ
ケット間の限られた隙間に、ペンチやプライヤーの先端
を差し入れ丸曲部内側平坦部縁に指先や爪を引つ掛け強
引に嵌脱するか、また、ペンチやプライヤー等で前記平
坦部縁とボールショイントの先端部を挟み、平坦部縁を
引き上げるようにして嵌脱していた。
【0007】そのため、爪の弱い人などは爪を割った
り、爪を剥したり指先にケガする人がいる。また、ペン
チやプライヤー等の工具を使用する場合にも、ボールジ
ョイントは球面状のためすべりやすく、また、すべった
場合、メインローター等の可動部やソケット或はロッド
等に損傷を与えてしまうものであった。
【0008】本考案は、ボールジョイントに嵌着したボ
ールジョイント用ソケットを嵌脱する際、いかにして指
先や爪に怪我の発生をなくし、また、工具を使用するに
もメインローター等の可動部やソケット或はロッド等に
損傷を与えることなく、容易に嵌脱できるソケットを提
供するかにある。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】ラジコンの可動部のボ
ールジョイント部に、円柱又は四角柱や多角柱等の形状
からなる本体の先方を丸曲部に形成し、該丸曲部の両側
を平坦に形成し、該中心部に前記ボールジョイントに嵌
着自在とする湾曲孔を形成し、さらに、本体の長手方向
に向けロッドを螺着する穴を形成して構成するラジコン
用のボールジョイント用ソケットにおいて、該ボールジ
ョイント用ソケットを樹脂性とし、また、前記湾曲孔と
螺着する穴との間に、精密ドライバーや小型の六角レン
チ等の挿入出専用独立の孔を設けてラジコン用のボール
ジョイント用ソケットを構成する。
【0010】
【作 用】ボールショイントに嵌着したボールジョイン
ト用ソケット本体の孔に精密用ドライバーや小型の六角
レンチ等の直状部を挿入し、そのまま右か左に廻すこと
によって前記ボールジョイントの球面部より嵌脱する。
【0011】
【実施例】本考案の一実施例を図面,1図にもとずいて
説明する。主材を樹脂製からなる円柱(四角柱,多角柱
等は図示せず)形状からなる本体1の先方に丸曲部2を
形成し、該丸曲部2の両側を平坦部5に形成すると共に
該中心部に湾曲孔3を形成し、さらに、本体1の中心に
ロッドを螺着する穴6を形成したソケットにおいて、前
記湾曲孔3と螺着する穴6間に、これも平坦部5面に対
し精密ドライバーや六角レンチ等の直状部を挿入出する
直状の孔7(直径1.6mm〜1.8mm)を本体1に
形成してラジコン用のボールジョイント用ソケットAを
構成する。
【0012】本考案の他の実施例として図面,第2図を
説明する。これも、前記同様に本体1の先方に丸曲部2
を形成し、該丸曲部2の両側を平坦部5とし、該中心部
に湾曲孔3を形成し、本体1の中心に穴6を形成したソ
ケットにおいて、前記平坦部5面に対し並行の孔8を湾
曲孔3と螺着する穴6間の本体1に形成してボールジョ
イント用ソケットBを構成する。
【0013】また、前記同様に本体1の先方に丸曲部2
を構成し、該丸曲部2の両側を平坦部5とし、該中心部
に湾曲孔3を形成し、本体1の中心に穴6を形成したソ
ケットにおいて、前記平坦部5面に対し、斜めの孔(図
示せず)または交差する孔(図示せず)を平坦部5下方
の本体1に形成してボールジョイント用ソケットを構成
するものも、本考案の目的によるものである。
【0014】
【考案の効果】本考案は、素材を樹脂性としたことによ
り、図面,第3図に図示した一実施例のラジコンヘリの
メインローターグリップ10のボールジョイント11部
にボールジョイント用ソケットAを、ミキシングレバー
12のボールジョイント13部にボールジョイント用ソ
ケットBをロッド9両端のネジを利してそれぞれを螺着
し、その螺着したそれぞれのボールショイント用ソケッ
トA,Bの湾曲孔を、各ボールジョイント部に当てがい
指先で押せば容易に嵌着できものである。また、ラジコ
ンヘリコプターのそれぞれの可動部所のボールジョイン
ト間の相対する角度によって、前記各実施例としたボー
ルジョイント用ソケットA〜Dの内のなかから最も適し
たボールジョイント用ソケットを選び出して使用するこ
とができるので、嵌脱に際して従来の、ボールジョイン
トとボールジョイント用ソケット間の限られた隙間を気
にすることなくボーリジョイント用ソケット本体の孔に
精密用ドライバーや小型の六角レンチ等の直状部を差し
込み、ロッドの縦軸方向に対し右横又は左横に動かせる
ことにより、前記ロッドに負荷が架をかけることがない
ので変形の心配がなく回動でき、また、さらにボールジ
ョイント部縁にボールジョイント用ソケット湾曲部孔縁
を当接させ、そのままさらに横に動かせば、前記当接部
が支点となり、ボールジョイント部に嵌着されたボール
ジョイント用ソケットを容易に嵌脱できる。
【0015】そのため、従来からボールジョイントとボ
ールジョイント用ソケットの嵌着状態部所に直接指先だ
けで嵌脱してたことによって生じた指先や爪を怪我させ
る心配から解放され、また、ペンチやプライヤー等の挟
み損ないによって、メインローターやジョイント等の摺
接可動部やソケット等を損傷又は変形させずに嵌脱でき
るという特有の効果があり、また外部的にも製品として
好評を得ているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の正面図。
【図2】 本考案の他の実施例の正面図。
【図3】 本考案の使用状態の正面図。
【符号の説明】
1…本体 2…丸曲部 3…湾曲孔 4…係止板 5…平坦部 6…穴 7…孔 8…孔 9…ロッド A…ボールジョイント用ソケット B…ボールジョイント用ソケット C…ボールジョイント用ソケット D…ボールジョイント用ソケット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジオコントロール(以下、ラジコンと
    記す)の可動部のボールジョイント部に、円柱又は四角
    柱や多角柱等の形状からなる本体の先方を丸曲部に形成
    し、該丸曲部の両側を平坦に形成し、該中心部に前記ボ
    ールジョイントに嵌着自在とする湾曲孔を形成し、さら
    に、本体の長手方向に向けロッドを螺着する穴を形成し
    て構成するラジコン用のボールジョイント用ソケットに
    おいて、該ボールショイント用ソケットを樹脂性とし、
    また、前記湾曲孔と螺着する穴との間に、精密ドライバ
    ーや小型の六角レンチ等の挿入出専用独立の孔を設けた
    ことを特徴とするラジコン用のボールジョイント用ソケ
    ット。
  2. 【請求項2】 丸曲部の平坦に対し垂直の孔を本体に設
    けた実用新案登録請求第1項記載のラジコン用のボール
    ジョイント用ソケット。
  3. 【請求項3】 丸曲部の平坦に対し横方向の孔を本体に
    設けた実用新案登録請求第1項記載のラジコン用のボー
    ルジョイント用ソケット。
  4. 【請求項4】丸曲部の平坦に対し交差する複数の孔を本
    体に設けた実用新案登録請求第1項記載のラジコン用の
    ボールジョイント用ソケット。
JP1991061278U 1991-05-01 1991-05-01 ボールジョイント用ソケット Expired - Lifetime JPH0717852Y2 (ja)

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JPH04126015U JPH04126015U (ja) 1992-11-17
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