JPH07178153A - 芳香容器 - Google Patents

芳香容器

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JPH07178153A
JPH07178153A JP5323629A JP32362993A JPH07178153A JP H07178153 A JPH07178153 A JP H07178153A JP 5323629 A JP5323629 A JP 5323629A JP 32362993 A JP32362993 A JP 32362993A JP H07178153 A JPH07178153 A JP H07178153A
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JP
Japan
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container
liquid perfume
transparent
decorative
volatile component
Prior art date
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Pending
Application number
JP5323629A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamada
起義 山田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 底部面積よりも小なる開口面積の口部1aを
備えた透明な容器1内に、透明な液状香料2を充填する
とともに、容器1内の底面には、液状香料2の揮発性成
分に対して不溶性のある材料で構成され、かつ、裏面に
液状香料2よりも比重の大きな粉粒体を付着してある可
撓性の装飾用シート3を配設してある。 【効果】 容器自体に装飾を施すものに比して、装飾効
果の異なる多種類のものを製作面及びコスト面で有利に
製造することができるとともに、梱包時や輸送時等にお
ける取り扱いも容易に行うことができ、しかも、長期間
にわたって所期の装飾効果を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも内部側底面
を外部から透視可能な透明又は半透明部分を有する容器
の上部に、当該容器内の底部面積よりも小なる開口面積
の口部を形成するとともに、前記容器内に、透明又は半
透明な液状香料を充填してある芳香容器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の芳香容器は、室内や車内等の比
較的人目に触れやすい部位に配置される関係上、芳香に
よる雰囲気の向上と同時に、装飾機能も重要視されてい
る。そのため、従来では、容器又は当該容器を覆うケー
ス自体の形状、模様、色彩を工夫したり、或いは、容器
の外面に造花等の装飾体を取付ける方法が講じられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器又
はケース自体の形状、模様、色彩を工夫することによっ
て装飾効果を高めることができるものの、形状や模様等
が複雑になればなる程、製造コストが高騰するため、装
飾効果の異なる多種類のものを準備することは実質的に
難しい。また、容器の外面に造花等の装飾体を取付けた
場合には、同一の容器を用いながらも、その装飾体を他
のものに取り替えることによって、装飾効果の異なる芳
香容器を製造コスト面で有利に実現することができるも
のの、その装飾体が嵩張るため、梱包時や輸送時等にお
ける取り扱いが難しくなる。本発明は、上述の実情に鑑
みて為されたものであって、その目的は、装飾効果の異
なる多種類のものを製作面及びコスト面で有利に製造す
ることができるとともに、梱包時や輸送時等における取
り扱いも容易に行うことができるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明による芳香容器では、冒記した構成におい
て、前記容器内の底面に、前記液状香料の揮発性成分に
対して不溶性のある材料で構成され、かつ、裏面に液状
香料よりも比重の大きな粉粒体を付着してある可撓性の
装飾用シートを配設してあることを特徴とするものであ
り、それによる作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】容器内の底部に装飾用シートを配置するが故
に、容器自体が装飾用シートの保護ケースとなるばかり
でなく、装飾用シートとして複数種類のものを準備する
ことによって、単一の容器を用いながらも装飾効果の異
なる複数種類の芳香容器を簡単に現出することができ
る。しかも、前記装飾用シートが香料に対して不溶性の
ある材料で構成されているから、香料の揮発性成分によ
って装飾体が色褪せたり、溶解することがない。更に、
前記装飾用シートの裏面には、香料よりも比重の大きな
粉粒体を付着してあるが故に、当該装飾用シートを容器
内の底面に確実に配置しながらも、当該装飾用シートの
可撓性が損なわれることがなく、容器の小さな開口面積
の口部から容易に挿入することができる。
【0006】
【発明の効果】従って、容器自体に装飾を施すものに比
して、装飾効果の異なる多種類のものを製作面及びコス
ト面で有利に製造することができるとともに、梱包時や
輸送時等における取り扱いも容易に行うことができ、し
かも、長期間にわたって所期の装飾効果を維持すること
ができる。
【0007】
【実施例】
〔第1実施例〕図1〜図4に示す芳香容器は、全体が透
明なガラス製の容器1の上部に、当該容器1内の底部面
積よりも小なる開口面積の口部1aが形成されていると
ともに、当該容器1内には、透明又は半透明な液状の香
料2が充填され、更に、前記容器1内の底面には、液状
香料2中のアルコール等の揮発性成分に対して不溶性の
ある材料で構成され、かつ、裏面3bに液状香料よりも
比重の大きな粉粒体aを付着してある可撓性の装飾用シ
ート3が配設されている。また、前記容器1の口部1a
には、発散用フェルト4を貫通保持する合成樹脂製の保
持部材5が、前記揮散用フェルト4の下部側が容器1内
の液状香料2に浸漬される状態で着脱自在に内嵌保持さ
れているとともに、前記保持部材5を容器1の口部1a
の上面との間で挾持固定するための段部6aと、複数本
のスリット状の芳香拡散用開口6bとを備えた透明な合
成樹脂製の外蓋6が、前記容器1の口部1aに着脱自在
に外嵌保持されている。前記保持部材5のうち、前記容
器1の口部1aと相対向する嵌合面には、内外方向の複
数箇所で接触する環状突起5aが形成されていて、当該
保持部材5と容器1の口部1aとの嵌合面間で、かつ、
前記環状突起5aの隣接間の各々に液状香料2の漏洩を
防止するための減圧用環状空間Pを形成してある。ま
た、前記保持部材5の中央筒部5Aには、合成樹脂製の
キャップ7が着脱自在に外嵌保持されているとともに、
当該保持部材5の中央筒部5Aの外周面には、前記キャ
ップ7の嵌合面に形成した環状溝7aに弾性的に嵌合す
る環状突起5bと、キャップ7との対向面間に減圧用環
状空間を形成する環状溝5cとが形成されている。前記
外蓋6には、当該外蓋6の内周面との間に、液状香料2
の香りに相当する天然香料原料又は装飾部材を収納する
ための空間Sを区画形成する合成樹脂製の透明な内カバ
ー8が粘着テープ等で着脱自在に付設されているととも
に、この内カバー8の中央部には芳香拡散用開口8aが
貫通形成されている。前記装飾用シート3の表面3aに
は、液状香料2の中の揮発性成分に対して不溶性のある
インク(例えば、大日本印刷(株)の商品名エイキイン
ク)で図柄や絵画等の装飾模様を印刷して構成してあ
る。また、この装飾用シート3は、テトロン製で、厚み
は175ミクロン、比重は1.4にそれぞれ構成されて
いる。更に、前記装飾用シート3の裏面3bにアクリル
系の粘着剤bを介して付着される粉粒体aは、ガラス製
で、大きさは45〜2360ミクロン、比重は2.5に
それぞれ構成されている。前記液状香料2は、オイル
(精油)、香剤、エステル、アルコール等を配合して構
成されていて、その比重は配合される成分の種類や配合
割合によって異なるが、当該実施例においては約0.9
4〜0.96に設定してある。尚、前記キャップ7は、
使用時に保持部材5から取り外す。
【0008】〔第2実施例〕図5、図6は、前記キャッ
プ7の別実施例を示し、これは、保持部材5の中央筒部
5Aの外周面に密着される状態で外嵌される中央筒部7
Aと、保持部材5の外側筒部5Bの内周面に密着する状
態で内嵌される外側筒部7Bと、これら両筒部7A,7
Bの上端に亘って連設される円板状蓋部7C、及び、当
該円板状蓋部7Cの周縁の一箇所から円周方向に沿って
延出される操作片7Dとを一体成形してある。この実施
例の場合には、操作片7Dを長くして、キャップ取外し
時の操作性を高めながらも、当該操作片7Dの半径方向
外方への突出量を少なくすることができ、外蓋6の大型
化を抑制することができる。
【0009】〔その他の実施例〕 上述の実施例では、容器1全体を透明に構成した
が、当該容器1全体を半透明に構成してもよい。要する
に、容器1としては、内部側の底面を外部から透視でき
る、換言すれば、容器1内の装飾用シート3を外部から
透視できるものであれば、容器1の一部のみを透明又は
半透明に構成して実施してもよい。 容器1自体の構造も上述の実施例構造に限定される
ものではなく、各種条件に応じて変更可能である。 装飾用シート3の材質も上述の実施のようなテトロ
ンシートに限定されるものではなく、例えば、ポリエチ
レンシート等を使用することも可能である。 粉粒体aの材質も上述の実施のようなガラス製のも
のに限定されるものではなく、例えば、アルミニウム合
金等の金属製のものを使用することも可能である。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す断面正面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】嵌合部の拡大断面図
【図4】装飾用シートの一部の拡大断面図
【図5】第2実施例を示す嵌合部の拡大断面図
【図6】キャップの斜視図
【符号の説明】
1 容器 1a 口部 2 液状香料 3 装飾用シート a 粉粒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも内部側底面を外部から透視可
    能な透明又は半透明部分を有する容器(1)の上部に、
    当該容器(1)内の底部面積よりも小なる開口面積の口
    部(1a)を形成するとともに、前記容器(1)内に、
    透明又は半透明な液状香料(2)を充填してある芳香容
    器であって、 前記容器(1)内の底面に、前記液状香料(2)の揮発
    性成分に対して不溶性のある材料で構成され、かつ、裏
    面に液状香料(2)よりも比重の大きな粉粒体(a)を
    付着してある可撓性の装飾用シート(3)を配設してあ
    る芳香容器。
JP5323629A 1993-12-22 1993-12-22 芳香容器 Pending JPH07178153A (ja)

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JP5323629A JPH07178153A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 芳香容器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102390217A (zh) * 2011-07-26 2012-03-28 张家港欧爱化妆品有限公司 一种可散发香味的车用饰品
JP2015164861A (ja) * 2014-02-05 2015-09-17 信越ポリマー株式会社 揮散剤用容器
JP2017184701A (ja) * 2016-03-31 2017-10-12 ライオン株式会社 害虫駆除装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102390217A (zh) * 2011-07-26 2012-03-28 张家港欧爱化妆品有限公司 一种可散发香味的车用饰品
JP2015164861A (ja) * 2014-02-05 2015-09-17 信越ポリマー株式会社 揮散剤用容器
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