JPH07175929A - ドアの自動開閉管理システム - Google Patents

ドアの自動開閉管理システム

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JPH07175929A
JPH07175929A JP32150093A JP32150093A JPH07175929A JP H07175929 A JPH07175929 A JP H07175929A JP 32150093 A JP32150093 A JP 32150093A JP 32150093 A JP32150093 A JP 32150093A JP H07175929 A JPH07175929 A JP H07175929A
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隆 黒須
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バッジ等の証明用具が不要であり、管理が容易
で、各個人に応じたドアの開閉制御を行えるドアの自動
開閉管理システムを実現する。 【構成】開信号の入力により開錠するキーロック機構1
1を有するドア10と、ドアからの入室を希望する者、
およびドア10からの退室を希望する者の顔画像を撮像
するCCDカメラ30と、カメラ30による画像データ
からモザイク画像データを作成し、入室希望者HUMIN
のモザイク画像データをメモリ部43に格納する特徴抽
出部42と、特徴抽出部42によるメモリ部43へのデ
ータの格納処理が終了したとき、および特徴抽出部42
で得られた退室希望者HUMOUT のモザイク画像データ
とメモリ部43に記憶されているモザイク画像データと
を比較し、両データがあからじめ設定された一致条件範
囲内の場合に、開信号SOPNを一定時間だけキーロック
機構11に出力する判定部44を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアの開錠を希望する
者の体の特徴を画像データにより識別し、開閉制御を行
うドアの自動開閉管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムとしては、たと
えば特開平5−79232号公報に開示されている「ド
アの自動案内システム」が提案されている。この自動案
内システムは、ドアに近づいた人物の胸バッジを撮像す
るカメラと、カメラからの画像データと比較するために
あらかじめ複数の胸バッジの画像データを記憶して蓄積
する画像データ蓄積部と、カメラからの画像データと画
像データ蓄積部からの画像データとを順次比較して照合
判定を行う照合判定部と、照合判定部の比較結果に基づ
いて作動するドアロック機構および音声を発生する音声
発生部とを備えている。
【0003】このシステムによれば、訪問者の胸バッジ
の種類を画像認識することで、誤動作をおこすことなく
確実なドアの開閉制御を行え、また、ドアからの入室が
できないと判定された場合も、音声発生部を通して「こ
のドアからは入れません」などの案内メッセージを発生
でき、適切な案内を実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムでは、胸バッジの種類を画像認識する
ことでドアの開閉制御を行っていることから、胸バッジ
を所持していなければ入退室できず、胸バッジの紛失、
盗難防止等のための管理が煩雑である。また、逆に胸バ
ッジを割り当てられた人物以外の者が胸バッジを所持し
ていれば簡単に入退室できるため、機密性を重視した部
屋等における入退室管理に漏れが生じ、この点からも胸
バッジの管理を厳重にする必要があり煩雑であり、また
機密性の確保などに問題がある。
【0005】また、自動車等においても、キーを車内に
忘れたり、紛失あるいは盗難されたりする場合があり、
自分の自動者であるにもかかわらずドアを開錠できず、
また、他人に勝手に開錠されるなどの不都合がある。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、バッジ等の証明用具が不要であ
り、管理が容易で、各個人に応じたドアの開閉制御を行
えるドアの自動開閉管理システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、開信号の入力により開錠するドアと、
ドアの一面側からの通過を希望する者、およびドアの他
面側からの通過を希望する者の少なくとも一部位を撮像
する撮像手段と、記憶手段と、上記撮像手段による画像
データから所定の特徴を抽出し、ドアの一面側からの通
過を希望する者の抽出データを上記記憶手段に格納する
特徴抽出手段と、上記特徴抽出手段による上記記憶手段
への抽出データの格納処理が終了したとき、および上記
特徴抽出手段で得られたドアの他面側からの通過を希望
する者の抽出データと上記記憶手段に記憶されている抽
出データとを比較し、両データがあからじめ設定された
一致条件範囲内の場合のうち、少なくとも一致条件範囲
内の場合に、上記開信号をドアの錠部に出力する判定手
段とを有する。
【0008】
【作用】本発明によれば、まず、ドアの一面側からの通
過を希望する者の体の一部位、たとえば顔が撮像され、
この画像データは特徴抽出手段に入力される。特徴抽出
手段では、入力画像データから所定の特徴抽出が行わ
れ、抽出されたデータが記憶手段に格納される。特徴抽
出手段による記憶手段への抽出データの格納処理が終了
すると、判定手段において開信号が生成されて、ドアの
錠部に一定時間出力される。これにより、ドアは開錠さ
れ一面側からの通過を希望する者はドアを通過し、たと
えば他の部屋に入室する。そして、一定時間が経過する
と、ドアの開錠状態は解除され、閉状態となる。
【0009】他の部屋に入室した者が退室する場合に、
その退室希望者、すなわちドアの他面側からの通過を希
望する者の顔が撮像され、この画像データは特徴抽出手
段に入力される。特徴抽出手段では、入力画像データか
ら所定の特徴抽出が行われ、抽出されたデータは判定手
段に出力される。判定手段では、ドアの他面側からの通
過を希望する者の抽出データと、ドアの一面側からの通
過前に得られ、記憶手段に記憶されている抽出データと
が比較される。比較の結果、データがあからじめ設定さ
れた一致条件範囲内の場合には、開信号が一定時間だけ
ドアの錠部に出力される。これにより、ドアは開錠され
他面側からの通過を希望する者はドアを通過し、他の部
屋から退室する。もし、比較の結果、データがあからじ
め設定された一致条件範囲外の場合には、開信号の出力
は行われず、ドアは開錠されない。
【0010】
【実施例】図1は、本発明に係るドアの自動開閉管理シ
ステムの一実施例を示すブロック構成図である。図1に
おいて、10はドア、20は人検知部、30はCCDカ
メラ、40はシステム制御部をそれぞれ示している。
【0011】ドア10には、キーロック機構11および
ドアインターホン12が設けられている。キーロック機
構11は、システム制御部40による開信号SOPN の入
力期間のみ開錠状態となる。ドアインターホン12はド
ア10の所定の位置に配置され、システム制御部40に
よる音声データDAUD を受けて発声する。本実施例にお
いては、ドア10の図中左側を室外とし、右側を室内と
する。また、ドア10の両側には、入室、退室を希望す
る人物HUMINおよびHUMOUTが立ち、顔を撮像させ
るための規定位置POSIN、POSOUT が定められてい
る。
【0012】人検知部20は、ドア10の規定位置PO
INの近傍に設けられ、規定位置POSINに人物が立っ
たことを検知し検知信号DT1 を出力する第1の焦電セ
ンサ21と、ドア10の規定位置POSOUT の近傍に設
けられ、規定位置POSOUTに人物が立ったことを検知
し検知信号DT2 を出力する第2の焦電センサ22とか
ら構成されている。
【0013】CCDカメラ30は、ドア10の近傍で、
かつ規定位置POSIN、POSOUTに立った人物の顔を
中心とする画像が得られるように、たとえば高さ1.6
〜2.0m程度の位置で、水平方向に所定角度だけ回転
できるように配置されている。CCDカメラ30の回転
および駆動制御はカメラ駆動部31により行われる。カ
メラ駆動部30は、第1の焦電センサ21による検知信
号DT1 および第2の焦電センサ22による検知信号D
2 を受けると、CCDカメラ30に駆動電力等を供給
して作動させ、検知信号DT1 が入力されているとき
は、規定位置POSINに立つ人物HUMINにレンズが正
対し、検知信号DT2 が入力されているときは、規定位
置POSOUT に立つ人物HUMOUT にレンズが正対する
ように回転制御を行う。なお、検知信号DT1 およびD
2 が同時に入力されているときは、先に入力された信
号に基づいた回転制御を行う。
【0014】システム制御部40は、前処理部41、特
徴抽出部42、メモリ部43、判定部44および音声デ
ータ蓄積部45により構成されている。前処理部41
は、CCDカメラ30で得られたアナログ画像データI
Mに対する雑音除去、2値化などの前処理を行い、信号
41として特徴抽出部42に出力する。
【0015】特徴抽出部42は、前処理部41による信
号S41を受けて、図2に示すように、顔画像のうち周辺
の髪の部分を除いた部分を顔の中心部CNTとして抽出
し、抽出した部分の濃淡値を、たとえば128×128
で標本化して照合パターンを得、さらに照合パターンを
たとえば16分割してモザイク画像を得、ブロック内の
濃度を平均化して256次元の濃淡値ベクトルとする。
そして、特徴抽出部42では、人検知部20の第1の焦
電センサ21による検知信号DT1 が入力された場合に
は、そのモザイク画像データをメモリ部43に格納し、
第2の焦電センサ22による検知信号DT2 が入力され
た場合にはそのモザイク画像データを判定部44に出力
する。
【0016】判定部44は、人検知部20の第2の焦電
センサ22による検知信号DT2 が入力されると、メモ
リ部43に格納されている入室した人物の顔のモザイク
画像データと、特徴抽出部43によるこれから退室しよ
うとしている人物のモザイク画像データとを比較して、
両者の一致度を照合する。そして、照合度があらかじめ
規定した基準範囲内にあれば、先に入室した者が退室す
るものとして、退室を許可するため開信号SOPN を生成
し、一定時間だけキーロック機構11に出力するととも
に、肯定的なメッセージ、たとえば「どうぞ退室して下
さい」を発声するように信号SAUD を音声データ蓄積部
45に出力する。この場合、メモリ部43から読み出さ
れ、一致判定を受けたデータは、メモリ部43から消去
される。
【0017】また、照合度があらかじめ規定した基準範
囲外であれば、開信号を生成せず、否定的なメッセー
ジ、たとえば「データ不一致のため退室できません」を
発声するように信号SAUD を音声データ蓄積部45に出
力する。この場合、メモリ部43から読み出され、不一
致判定を受けたデータは、メモリ部43から消去されな
い。さらに、判定部44は、特徴抽出部42によるモザ
イク画像データのメモリ部43への格納処理が終了する
と、入室を許可するため開信号SOPN を生成し、一定時
間だけキーロック機構11に出力するとともに、肯定的
なメッセージ、たとえば「どうぞお入り下さい」を発声
するように信号SAUD を音声データ蓄積部45に出力す
る。
【0018】次に、上記構成による動作を、図3および
図4のフローチャートに基づき説明する。まず、入室を
希望する者が、ドア10の前面側に定められている規定
位置POSINに、顔がCCDカメラ30が配置されてい
る領域に正対するように立つと、人検知部20の第1の
焦電センサ21により検知され(S1)、検知信号DT
1がカメラ駆動部31、並びにシステム制御部40の特
徴抽出部42および判定部44に出力される。
【0019】カメラ駆動部31では、検知信号DT1
入力されたことに伴い、CCDカメラ30に駆動電力を
供給して作動させ、規定位置POSINに立つ人物HUM
INの顔を中心とした部分がレンズに正対するように回転
制御が行われる。これにより、CCDカメラ30で人物
HUMINの顔を中心とした部分が撮像され(S2)、そ
のアナログ画像データがシステム制御部40の前処理部
41に入力される。
【0020】前処理部41では、CCDカメラ30で得
られたアナログ画像データIMに対する雑音除去、2値
化などの前処理が行われ(S3)、前処理が施された画
像データは信号S41として特徴抽出部41に出力され
る。
【0021】特徴抽出部42では、前処理部41による
信号S41を受けて、顔画像のうち周辺の髪の部分を除い
た部分が顔の中心部CNTとして抽出され、抽出された
部分の濃淡値が、128×128で標本化され照合パタ
ーンが得られる。そして、照合パターンがたとえば16
分割されてモザイク画像が得られる(S4)。ここで、
ブロック内の濃度を平均化して256次元の濃淡値ベク
トルとする。このとき、特徴抽出部42には、人検知部
20の第1の焦電センサ21による検知信号DT1 が入
力されていることから、モザイク画像データのメモリ部
43への格納処理が行われる(S5)。
【0022】そして、特徴抽出部42によるモザイク画
像データのメモリ部43への格納処理が終了すると(S
6)、判定部44で入室を許可するため開信号SOPN
生成され、一定時間だけキーロック機構11に出力され
るとともに、肯定的なメッセージを発声するように信号
AUD が音声データ蓄積部45に出力される。これによ
り、ドア10が開錠され(S7)、またドアインターホ
ン12から「どうぞお入り下さい」というメッセージが
発声され、入室希望者HUMINはドア10を開けて入室
する。
【0023】次に、退室を希望する者が、ドア10の後
面側に定められている規定位置POSOUT に、顔がCC
Dカメラ30が配置されている領域に正対するように立
つと、人検知部20の第2の焦電センサ22により検知
され(ST1)、検知信号DT2 がカメラ駆動部31、
並びにシステム制御部40の特徴抽出部42および判定
部44に出力される。
【0024】カメラ駆動部31では、検知信号DT2
入力されたことに伴い、CCDカメラ30に駆動電力を
供給して作動させ、規定位置POSOUT に立つ人物HU
OU T の顔を中心とした部分がレンズに正対するように
回転制御が行われる。これにより、CCDカメラ30で
人物HUMOUT の顔を中心とした部分が撮像され(ST
2)、そのアナログ画像データがシステム制御部40の
前処理部41に入力される。
【0025】前処理部41では、CCDカメラ30で得
られたアナログ画像データIMに対する雑音除去、2値
化などの前処理が行われ(ST3)、前処理が施された
画像データは信号S41として特徴抽出部42に出力され
る。
【0026】特徴抽出部42では、前処理部41による
信号S41を受けて、顔画像のうち周辺の髪の部分を除い
た部分が顔の中心部として抽出され、抽出された部分の
濃淡値が、128×128で標本化され照合パターンが
得られる。そして、照合パターンがたとえば16分割さ
れてモザイク画像が得られる(ST4)。ここでまた、
ブロック内の濃度を平均化して256次元の濃淡値ベク
トルとする。このとき、特徴抽出部41には、人検知部
20の第2の焦電センサ22による検知信号DT2 が入
力されていることから、モザイク画像データが判定部4
4に出力される(ST5)。
【0027】そして、このとき判定部44には人検知部
20の第2の焦電センサ22による検知信号DT2 が入
力されていることから、メモリ部43に格納されている
入室した人物の顔のモザイク画像データと、特徴抽出部
43によるこれから退室しようとしている人物のモザイ
ク画像データとが比較され、両者の一致度の照合が行わ
れる(ST6,ST7)。そして、照合度があらかじめ
規定した基準範囲内にあれば、先に入室した者が退室す
るものとして、退室を許可するため開信号SOPN が生成
され、一定時間だけキーロック機構11に出力されると
ともに、肯定的なメッセージを発声するように信号S
AUD が音声データ蓄積部45に出力される。これによ
り、ドア10が開錠され(ST8)、またドアインター
ホン12から「どうぞ退室して下さい」というメッセー
ジが発声され、退室希望者HUMOUTはドア10を開け
て退室する。この場合、メモリ部43から読み出され、
一致判定を受けたデータは、メモリ部43から消去され
る。
【0028】これに対して、照合度があらかじめ規定し
た基準範囲外であれば、開信号が生成されず、否定的な
メッセージを発声するように信号SAUD が音声データ蓄
積部45に出力される。これにより、「データ不一致の
ため退室できません」というメッセージが発声され、退
室希望者HUMOUT は退室が拒否される(ST9)。こ
の場合、メモリ部43から読み出され、不一致判定を受
けたデータは、メモリ部43から消去されない。
【0029】以上説明したように、本実施例によれば、
開信号の入力により開錠するキーロック機構を有するド
ア10と、ドアからの入室を希望する者、およびドア1
0からの退室を希望する者の顔画像を撮像するCCDカ
メラ30と、カメラ30による画像データからモザイク
画像データを作成し、入室希望者HUMINのモザイク画
像データをメモリ部43に格納する特徴抽出部42と、
特徴抽出部42によるメモリ部43へのデータの格納処
理が終了したとき、および特徴抽出部42で得られた退
室希望者HUMOUT のモザイク画像データとメモリ部4
3に記憶されているモザイク画像データとを比較し、両
データがあからじめ設定された一致条件範囲内の場合
に、開信号SOPN を一定時間だけキーロック機構11に
出力する判定部44を設けたので、バッジ等の証明用具
が不要であり、紛失や盗難防止用の煩雑な手間が要ら
ず、管理が容易で、各個人に応じたドアの開閉制御を行
えるドアの自動開閉管理システムを実現できる。
【0030】なお、本実施例では、ある部屋への入退室
をする場合を例に説明したが、自動車などのドアロック
システムなどにも適用できる。たとえば、ドアにスイッ
チを設け、スイッチを押すとカメラが作動するように設
定し、運転者から車から降りドアを締めてからスイッチ
を押して顔の画像を得て、上述と同様の特徴抽出を行っ
てメモリ部に格納させる。そして、データの格納が終了
するとドアがロック可能状態となり、別に設けたスイッ
チを押すことにより、ドアをロック状態にできるように
構成する。ドアの開錠を行う場合は、カメラ用スイッチ
を押して顔の画像を得、その特徴抽出された画像データ
とメモリ部に格納されているデータとを照合し、一致し
たならば、ロックを解除するように構成する。
【0031】このような構成にすることにより、車のキ
ーを持たなくともロックでき、かつロックした者しか開
錠できないことから、キーの紛失や車の盗難等を防止で
きる利点がある。
【0032】また、顔データの特徴抽出処理としては、
モザイク画像データの作成に限定されるものでないこと
はいうまでもない。また、顔データではなくとも、たと
えな人差し指などを撮像して、入退室の管理を行うよう
に構成してもよいことは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バッジ等の証明用具が不要であり、紛失や盗難防止用の
煩雑な手間が要らず、管理が容易で、各個人に応じたド
アの開閉制御を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアの自動開閉システムの一実施
例を示すブロック構成図である。
【図2】本発明に係る特徴抽出処理の一例を説明するた
めの図である。
【図3】入室時の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】退室時の動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
10…ドア 11…キーロック機構 12…ドアインターホン 20…人検知センサ 21…第1の焦電センサ 22…第2の焦電センサ 30…CCDカメラ 31…カメラ駆動部 40…システム制御部 41…前処理部 42…特徴抽出部 43…メモリ部 44…判定部 45…音声データ蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/21 K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開信号の入力により開錠するドアと、 ドアの一面側からの通過を希望する者、およびドアの他
    面側からの通過を希望する者の少なくとも一部位を撮像
    する撮像手段と、 記憶手段と、 上記撮像手段による画像データから所定の特徴を抽出
    し、ドアの一面側からの通過を希望する者の抽出データ
    を上記記憶手段に格納する特徴抽出手段と、 上記特徴抽出手段による上記記憶手段への抽出データの
    格納処理が終了したとき、および上記特徴抽出手段で得
    られたドアの他面側からの通過を希望する者の抽出デー
    タと上記記憶手段に記憶されている抽出データとを比較
    し、両データがあからじめ設定された一致条件範囲内の
    場合のうち、少なくとも一致条件範囲内の場合に、上記
    開信号をドアの錠部に出力する判定手段とを有すること
    を特徴とするドアの自動開閉管理システム。
JP32150093A 1993-12-21 1993-12-21 ドアの自動開閉管理システム Expired - Fee Related JP2738811B2 (ja)

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