JPH07175747A - データ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法 - Google Patents
データ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法Info
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- JPH07175747A JPH07175747A JP34413393A JP34413393A JPH07175747A JP H07175747 A JPH07175747 A JP H07175747A JP 34413393 A JP34413393 A JP 34413393A JP 34413393 A JP34413393 A JP 34413393A JP H07175747 A JPH07175747 A JP H07175747A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パソコン、モデム等の電子機器に装備されて
いるデータ伝送用の標準化インターフェースを利用し
て、安価で、小型化可能な外部信号入力方法と信号出力
方法を提供する。 【構成】 パソコン、モデム等の電子機器1に装備され
ている標準化インターフェース2に、外部機器3の状態
に応じてON/OFFされる接点4又は入力バッファー
5を介して外部信号を入力するようにした。電子機器1
からの信号を標準化インターフェース2の出力ピン6か
ら入力ピンに7に送る折返し回路8を接点4又は入力バ
ッファー5を介して外部信号により開閉し、その開閉に
より折返し回路8に流れる信号をON、OFFするよう
にした。電子機器1からの出力信号を標準化インターフ
ェース2を介して外部機器3に送り出すようにした。電
子機器1からの出力信号を標準化インターフェース2に
接続された出力バッファー10から外部機器3に送り出
すようにした。
いるデータ伝送用の標準化インターフェースを利用し
て、安価で、小型化可能な外部信号入力方法と信号出力
方法を提供する。 【構成】 パソコン、モデム等の電子機器1に装備され
ている標準化インターフェース2に、外部機器3の状態
に応じてON/OFFされる接点4又は入力バッファー
5を介して外部信号を入力するようにした。電子機器1
からの信号を標準化インターフェース2の出力ピン6か
ら入力ピンに7に送る折返し回路8を接点4又は入力バ
ッファー5を介して外部信号により開閉し、その開閉に
より折返し回路8に流れる信号をON、OFFするよう
にした。電子機器1からの出力信号を標準化インターフ
ェース2を介して外部機器3に送り出すようにした。電
子機器1からの出力信号を標準化インターフェース2に
接続された出力バッファー10から外部機器3に送り出
すようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークステーション(W
S)、パーソナルコンピュータ(PC)、ポータブルタ
ーミナル、モデム等に装備されているRS−232−C
等のデータ伝送用のインターフェースをデータ伝送用標
準化インターフェースを利用した外部信号の入力方法と
信号出力方法に関するものである。
S)、パーソナルコンピュータ(PC)、ポータブルタ
ーミナル、モデム等に装備されているRS−232−C
等のデータ伝送用のインターフェースをデータ伝送用標
準化インターフェースを利用した外部信号の入力方法と
信号出力方法に関するものである。
【0002】オフィスビルにおける空調機(外部機器)
の運転状況、出入り禁止の出入口の扉(外部機器)の開
閉状態、雨水が溜ると排水ポンプを運転して雨水を排水
する遠隔地の無人排水装置等を自動監視或は制御するに
は、それら外部機器の状況を外部信号として電子計算機
類に入力する必要がある。また、それら外部機器を遠隔
制御するためにはそれらを電子計算機類(電子機器)か
ら外部機器に制御するための信号(外部用信号)を送出
しなければならない。本発明はこのような外部機器から
の外部信号の電子機器への入力方法と、電子機器から外
部機器への信号出力方法に関するものである。
の運転状況、出入り禁止の出入口の扉(外部機器)の開
閉状態、雨水が溜ると排水ポンプを運転して雨水を排水
する遠隔地の無人排水装置等を自動監視或は制御するに
は、それら外部機器の状況を外部信号として電子計算機
類に入力する必要がある。また、それら外部機器を遠隔
制御するためにはそれらを電子計算機類(電子機器)か
ら外部機器に制御するための信号(外部用信号)を送出
しなければならない。本発明はこのような外部機器から
の外部信号の電子機器への入力方法と、電子機器から外
部機器への信号出力方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】WS、PC等の電子計算機(電算機類)
には、ディスプレイ、キーボード、フロッピーディス
ク、プリンタ、マウス等の標準入出力装置用のインター
フェースが装備されている他、標準入出力装置以外の外
部機器を接続するための標準化インターフェースが装備
されている。このような標準化インターフェースはデー
タ通信用に規格化されており、例えば図12に示すよう
な25ピンタイプのRS−232−Cインターフェース
の場合には表1のように各端子(ピン)の役割が規格化
されている。
には、ディスプレイ、キーボード、フロッピーディス
ク、プリンタ、マウス等の標準入出力装置用のインター
フェースが装備されている他、標準入出力装置以外の外
部機器を接続するための標準化インターフェースが装備
されている。このような標準化インターフェースはデー
タ通信用に規格化されており、例えば図12に示すよう
な25ピンタイプのRS−232−Cインターフェース
の場合には表1のように各端子(ピン)の役割が規格化
されている。
【0004】この標準化インターフェースには同じく標
準化インターフェースを備えた通信モデム等の外部機器
を接続して、電算機類と外部機器との間でそのインター
フェースの規格で定められた通信手続き(プロトコル)
に基づいてデータ通信を行うのが一般的である。
準化インターフェースを備えた通信モデム等の外部機器
を接続して、電算機類と外部機器との間でそのインター
フェースの規格で定められた通信手続き(プロトコル)
に基づいてデータ通信を行うのが一般的である。
【0005】ところで、従来は、WS、PC等はデータ
通信には使用されていたが、プロセス入出力装置を具備
しないため外部機器の管理、制御等には使用されず、そ
れらの管理や制御は次の様にして行われていた。 .プロセス入出力装置を装備したミニコンピュータを
使用し、そのプロセス入出力装置に外部機器とのプロセ
ス入出力を受け持つ入出力装置を接続してミニコンピュ
ータへのプロセス入出力を行う。 .WS、PC等にプロセス入出力の機能を持たせる拡
張ボードを取り付け、この拡張ボードに外部機器とのプ
ロセス入出力を受け持つ入出力装置を接続してWS、P
C等にプロセス入出力を行う。
通信には使用されていたが、プロセス入出力装置を具備
しないため外部機器の管理、制御等には使用されず、そ
れらの管理や制御は次の様にして行われていた。 .プロセス入出力装置を装備したミニコンピュータを
使用し、そのプロセス入出力装置に外部機器とのプロセ
ス入出力を受け持つ入出力装置を接続してミニコンピュ
ータへのプロセス入出力を行う。 .WS、PC等にプロセス入出力の機能を持たせる拡
張ボードを取り付け、この拡張ボードに外部機器とのプ
ロセス入出力を受け持つ入出力装置を接続してWS、P
C等にプロセス入出力を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のプロセス
入出力方法には次のような問題があった。 .前記の場合はミニコンと外部機器との間でプロセ
ス入出力を行うことができ、しかもミニコンはWSやP
Cに比べて処理能力が高いので制御が複雑な産業用ロボ
ットを何台も一括して制御するようなプロセス制御には
適している。しかしミニコンは非常に高価であるため制
御情報の少ないビル管理等ではコスト的に採算が取れな
い。またミニコンはかなり大型であるため設置に場所を
取るという問題もある。
入出力方法には次のような問題があった。 .前記の場合はミニコンと外部機器との間でプロセ
ス入出力を行うことができ、しかもミニコンはWSやP
Cに比べて処理能力が高いので制御が複雑な産業用ロボ
ットを何台も一括して制御するようなプロセス制御には
適している。しかしミニコンは非常に高価であるため制
御情報の少ないビル管理等ではコスト的に採算が取れな
い。またミニコンはかなり大型であるため設置に場所を
取るという問題もある。
【0007】.前記の場合はWSやPCがミニコン
に比べて安価であるためシステム全体が安価になるが、
通常はプロセス入出力用の拡張ボードが標準装備されて
いないので、そのようなハードウエアを別途に購入しな
ければならず、結果的にはそれ程安価にはならない。ま
た拡張ボードを使用するためには拡張スロットが内蔵さ
れているデスクトップ型の電算機を用意するとか、或は
ラップトップ型、ノート型の電算機に拡張スロットを外
付けしたものを用意しなければならず、小型化も困難で
ある。
に比べて安価であるためシステム全体が安価になるが、
通常はプロセス入出力用の拡張ボードが標準装備されて
いないので、そのようなハードウエアを別途に購入しな
ければならず、結果的にはそれ程安価にはならない。ま
た拡張ボードを使用するためには拡張スロットが内蔵さ
れているデスクトップ型の電算機を用意するとか、或は
ラップトップ型、ノート型の電算機に拡張スロットを外
付けしたものを用意しなければならず、小型化も困難で
ある。
【0008】本発明の目的はWS、PC、ポータブルタ
ーミナル、モデム等の電子機器に装備されている標準化
インターフェース(例えばRS−232−C、V21、
V24、X21、X24等)を利用して、安価で、しか
も小型化も可能なデータ伝送の標準化インターフェース
を利用した外部信号入力方法と信号出力方法を提供する
ことにある。
ーミナル、モデム等の電子機器に装備されている標準化
インターフェース(例えばRS−232−C、V21、
V24、X21、X24等)を利用して、安価で、しか
も小型化も可能なデータ伝送の標準化インターフェース
を利用した外部信号入力方法と信号出力方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
データ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信
号入力方法は、図1に示す様にWS、PC、ポータブル
ターミナル、モデム等の電子機器1に装備されているR
S−232−C等の標準化インターフェース2に、外部
機器3の状態に応じてON/OFFされるマイクロスイ
ッチやリミットスイッチ等の接点4(図1)又はリード
リレーやフォトカプラー等の入力バッファー5(図2)
を介して外部信号を入力するようにしたことを特徴とす
るものである。
データ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信
号入力方法は、図1に示す様にWS、PC、ポータブル
ターミナル、モデム等の電子機器1に装備されているR
S−232−C等の標準化インターフェース2に、外部
機器3の状態に応じてON/OFFされるマイクロスイ
ッチやリミットスイッチ等の接点4(図1)又はリード
リレーやフォトカプラー等の入力バッファー5(図2)
を介して外部信号を入力するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0010】本発明のうち請求項2のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部信号入力方法は、図
3に示す様に電子機器1からの信号を標準化インターフ
ェース2の出力ピン6から同標準化インターフェース2
の入力ピンに7に送る折返し回路8を接点4又は入力バ
ッファー5を介して外部信号により開閉し、その開閉に
より折返し回路8に流れる信号をON、OFFするよう
にしたことを特徴とするものである。
化インターフェースを利用した外部信号入力方法は、図
3に示す様に電子機器1からの信号を標準化インターフ
ェース2の出力ピン6から同標準化インターフェース2
の入力ピンに7に送る折返し回路8を接点4又は入力バ
ッファー5を介して外部信号により開閉し、その開閉に
より折返し回路8に流れる信号をON、OFFするよう
にしたことを特徴とするものである。
【0011】本発明のうち請求項3のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部信号入力方法は、図
4に示す様に標準化インターフェース2の入力ピン7
と、それとは別に用意された電源9との間を、接点4を
介して請求項1の外部信号により開閉し、その開閉によ
り電源9から標準化インターフェース2の入力ピン7へ
の電源供給をON、OFFするようにしたことを特徴と
するデータ伝送用標準化インターフェースを利用した外
部信号入力方法。
化インターフェースを利用した外部信号入力方法は、図
4に示す様に標準化インターフェース2の入力ピン7
と、それとは別に用意された電源9との間を、接点4を
介して請求項1の外部信号により開閉し、その開閉によ
り電源9から標準化インターフェース2の入力ピン7へ
の電源供給をON、OFFするようにしたことを特徴と
するデータ伝送用標準化インターフェースを利用した外
部信号入力方法。
【0012】本発明のうち請求項4のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法は、
図5に示す様に電子機器1からの出力指令を標準化イン
ターフェース2を介して外部機器3に送り出すようにし
たことを特徴とするものである。
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法は、
図5に示す様に電子機器1からの出力指令を標準化イン
ターフェース2を介して外部機器3に送り出すようにし
たことを特徴とするものである。
【0013】本発明のうち請求項5のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法は、
図6に示す様に電子機器1からの出力指令を標準化イン
ターフェース2に接続されたリードリレーやフォトカプ
ラー等の出力バッファー10から外部機器3に送り出す
ようにしたことを特徴とするものである。
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法は、
図6に示す様に電子機器1からの出力指令を標準化イン
ターフェース2に接続されたリードリレーやフォトカプ
ラー等の出力バッファー10から外部機器3に送り出す
ようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明のうち請求項1のデータ伝送用標準化イ
ンターフェースを利用した外部信号入力方法では、標準
化インターフェース2に接続されている接点4又は入力
バッファー5が外部機器の状態に応じてON又はOFF
されると外部信号が標準化インターフェース2を介して
電子機器1に入力され、同外部信号が電子機器1で処理
されて外部機器の状況が把握される。
ンターフェースを利用した外部信号入力方法では、標準
化インターフェース2に接続されている接点4又は入力
バッファー5が外部機器の状態に応じてON又はOFF
されると外部信号が標準化インターフェース2を介して
電子機器1に入力され、同外部信号が電子機器1で処理
されて外部機器の状況が把握される。
【0015】本発明のうち請求項2のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の出力端子6から出力される
信号が接点4又は入力バッファー5を介して、同標準化
インターフェース2の入力端子7に折り返す様に接続し
ておき、電子機器1の出力指令を標準化インターフェー
ス2に出力したとき、接点4又は入力バッファー5が外
部機器の状態に応じONしていると、同標準化インター
フェース2の入力端子7に折り返された信号が入力され
る、このことが電子機器1にモニターされ外部機器の状
況が把握される。
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の出力端子6から出力される
信号が接点4又は入力バッファー5を介して、同標準化
インターフェース2の入力端子7に折り返す様に接続し
ておき、電子機器1の出力指令を標準化インターフェー
ス2に出力したとき、接点4又は入力バッファー5が外
部機器の状態に応じONしていると、同標準化インター
フェース2の入力端子7に折り返された信号が入力され
る、このことが電子機器1にモニターされ外部機器の状
況が把握される。
【0016】本発明のうち請求項2のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の出力端子6から出力される
信号が接点4又は入力バッファー5を介して、同標準化
インターフェース2の入力端子7に折り返す様に接続し
ておき、電子機器1の出力指令を標準化インターフェー
ス2に出力したとき、接点4又は入力バッファー5が外
部機器の状態に応じOFFしていると、同標準化インタ
ーフェース2の入力端子7に折り返された信号が入力さ
れない、このことが電子機器1にモニターされ外部機器
の状況が把握される。
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の出力端子6から出力される
信号が接点4又は入力バッファー5を介して、同標準化
インターフェース2の入力端子7に折り返す様に接続し
ておき、電子機器1の出力指令を標準化インターフェー
ス2に出力したとき、接点4又は入力バッファー5が外
部機器の状態に応じOFFしていると、同標準化インタ
ーフェース2の入力端子7に折り返された信号が入力さ
れない、このことが電子機器1にモニターされ外部機器
の状況が把握される。
【0017】本発明のうち請求項3のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の入力端子7の電源9との間
に接点4又は入力バッファー5を接続し、外部機器の状
態に応じ接点4又は入力バッファー5がONすると標準
化インターフェース2の入力端子7に電源9の電圧が入
力される、このことが電子機器1にモニターされ外部機
器の状況が把握される。
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の入力端子7の電源9との間
に接点4又は入力バッファー5を接続し、外部機器の状
態に応じ接点4又は入力バッファー5がONすると標準
化インターフェース2の入力端子7に電源9の電圧が入
力される、このことが電子機器1にモニターされ外部機
器の状況が把握される。
【0018】本発明のうち請求項4のデータ伝送の標準
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法で
は、電子機器1からの出力指令がそれに装備されている
標準化インターフェース2を介して外部機器3に送り出
され、その外部用信号により外部機器が制御される。
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法で
は、電子機器1からの出力指令がそれに装備されている
標準化インターフェース2を介して外部機器3に送り出
され、その外部用信号により外部機器が制御される。
【0019】本発明のうち請求項5のデータ伝送の標準
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法で
は、電子機器1からの出力指令に基づいて、標準化イン
ターフェース2に接続されたリードリレーやフォトカプ
ラー等の出力バッファー10から外部機器3に外部用信
号が送り出され、その外部用信号により外部機器が制御
される。
化インターフェースを利用した外部用信号出力方法で
は、電子機器1からの出力指令に基づいて、標準化イン
ターフェース2に接続されたリードリレーやフォトカプ
ラー等の出力バッファー10から外部機器3に外部用信
号が送り出され、その外部用信号により外部機器が制御
される。
【0020】
【実施例1】図7は本発明のデータ伝送の標準化インタ
ーフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法
の一実施例を示したものであり、図7の1は電子機器で
あり、これには例えばデスクトップ型のパーソナルコン
ピュータが使用される。この電子機器1には図8(a)
(b)に示す第1と第2の二つの標準化インターフェー
ス(例えばRS−232−Cインターフェース)21 、
22 が装備されており、この標準化インターフェース2
1 、22 は電子機器1に搭載されたソフトにより制御、
作動されるようにしてある。以下、標準化インターフェ
ース2がRS−232−Cインターフェースの場合を例
として説明する。
ーフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法
の一実施例を示したものであり、図7の1は電子機器で
あり、これには例えばデスクトップ型のパーソナルコン
ピュータが使用される。この電子機器1には図8(a)
(b)に示す第1と第2の二つの標準化インターフェー
ス(例えばRS−232−Cインターフェース)21 、
22 が装備されており、この標準化インターフェース2
1 、22 は電子機器1に搭載されたソフトにより制御、
作動されるようにしてある。以下、標準化インターフェ
ース2がRS−232−Cインターフェースの場合を例
として説明する。
【0021】図7の121 〜125 は標準化インターフ
ェース2と外部機器3との間に配置されたマイクロスイ
ッチ、4は各マイクロスイッチ121 〜125 の接点、
図7の10は図8(b)の第2のRS−232−Cイン
ターフェース21 と外部機器3との間に配置された出力
バッファであり、この出力バッファ10にはリードリレ
ーが使用されている。
ェース2と外部機器3との間に配置されたマイクロスイ
ッチ、4は各マイクロスイッチ121 〜125 の接点、
図7の10は図8(b)の第2のRS−232−Cイン
ターフェース21 と外部機器3との間に配置された出力
バッファであり、この出力バッファ10にはリードリレ
ーが使用されている。
【0022】前記マイクロスイッチ121 〜125 は図
示されていない外部機器3のある条件が満たされるとO
Nになり、その条件が消滅するとOFFになるスイッチ
であり、外部機器3の各所に取り付けられている。
示されていない外部機器3のある条件が満たされるとO
Nになり、その条件が消滅するとOFFになるスイッチ
であり、外部機器3の各所に取り付けられている。
【0023】これらのマイクロスイッチ121 〜125
は電子機器1の裏面に設けられている第1のRS−23
2−Cインターフェース21 と図8(a)に示すように
接続されており、同RS−232−Cインターフェース
21 の各端子から夫々のマイクロスイッチ121 〜12
5 に信号を送り出すと、その信号が各マイクロスイッチ
121 〜125 によりON/OFFされ、ON状態にあ
るマイクロスイッチからの信号のみがRS−232−C
インターフェース21 の端子に返送されるようにしてあ
る。前記した第1のRS−232−Cインターフェース
21 とマイクロスイッチ121 〜125 とは直接リード
線で配線しても良いが、同RS−232−Cインターフ
ェース21 側からのリード線とマイクロスイッチ121
〜125側からのリード線を端子板を介して接続・配線
するようにした方が良い。
は電子機器1の裏面に設けられている第1のRS−23
2−Cインターフェース21 と図8(a)に示すように
接続されており、同RS−232−Cインターフェース
21 の各端子から夫々のマイクロスイッチ121 〜12
5 に信号を送り出すと、その信号が各マイクロスイッチ
121 〜125 によりON/OFFされ、ON状態にあ
るマイクロスイッチからの信号のみがRS−232−C
インターフェース21 の端子に返送されるようにしてあ
る。前記した第1のRS−232−Cインターフェース
21 とマイクロスイッチ121 〜125 とは直接リード
線で配線しても良いが、同RS−232−Cインターフ
ェース21 側からのリード線とマイクロスイッチ121
〜125側からのリード線を端子板を介して接続・配線
するようにした方が良い。
【0024】前記電子機器1は第1のRS−232−C
インターフェース21 に戻される信号の有無を同RS−
232−Cインターフェース21 の端子毎にチェック
(折返しテスト)することが可能であり、この情報から
外部機器3の状態を得ることができるようになっている
(即ち外部機器3のプロセス入力を行なうことができ
る)。
インターフェース21 に戻される信号の有無を同RS−
232−Cインターフェース21 の端子毎にチェック
(折返しテスト)することが可能であり、この情報から
外部機器3の状態を得ることができるようになっている
(即ち外部機器3のプロセス入力を行なうことができ
る)。
【0025】前記の出力バッファ10は図7に示す様に
外部機器3の接点101 、102 に配線されている。図
8(b)の第2のRS−232−Cインターフェース2
2 と接点101 、102 とは直接リード線で配線しても
良いが、同RS−232−Cインターフェース22 側か
らのリード線と接点101 、102 側からのリード線を
端子板を介して接続・配線するようにした方が良い。
外部機器3の接点101 、102 に配線されている。図
8(b)の第2のRS−232−Cインターフェース2
2 と接点101 、102 とは直接リード線で配線しても
良いが、同RS−232−Cインターフェース22 側か
らのリード線と接点101 、102 側からのリード線を
端子板を介して接続・配線するようにした方が良い。
【0026】図7の出力バッファ10は電子機器1の裏
面に設けられている第2のRS−232−Cインターフ
ェース22 に図8(b)に示すように接続されており、
同RS−232−Cインターフェース22 から各出力バ
ッファー101 、102 (図7)に送る信号(電流)を
ON/OFFすることで、出力バッファー101 、10
2 が開閉し、外部機器3の回路をON/OFFすること
ができるようにしてある(即ち外部機器3へのプロセス
出力を行なうことができる)。
面に設けられている第2のRS−232−Cインターフ
ェース22 に図8(b)に示すように接続されており、
同RS−232−Cインターフェース22 から各出力バ
ッファー101 、102 (図7)に送る信号(電流)を
ON/OFFすることで、出力バッファー101 、10
2 が開閉し、外部機器3の回路をON/OFFすること
ができるようにしてある(即ち外部機器3へのプロセス
出力を行なうことができる)。
【0027】次に各マイクロスイッチ121 〜125 に
よるプロセス入力の具体的な手段と、出力バッファ10
によるプロセス出力の具体的な手段を説明する。この場
合も標準化インターフェース2がRS−232−Cイン
ターフェースの場合を例として説明する。
よるプロセス入力の具体的な手段と、出力バッファ10
によるプロセス出力の具体的な手段を説明する。この場
合も標準化インターフェース2がRS−232−Cイン
ターフェースの場合を例として説明する。
【0028】図7のマイクロスイッチ121 、122 は
図8(a)の第1のRS−232−Cインターフェース
21 のER端子とTI端子、ER端子とDR端子とを接
続するように配線されている。ER端子は”データ端末
装置レディ”と呼ばれるインターフェースであり、電子
機器1に搭載されているOSのファンクション・コール
でRS−232−Cインターフェース21 のオープン処
理を行うと、自動的に同ER端子から+5〜15VのO
N信号が出力され、そのON信号がマイクロスイッチ1
21 、122 を介して夫々TI端子とDR端子に入力さ
れるようになる(両スイッチ121 、122 の接点がO
N状態にある場合)。
図8(a)の第1のRS−232−Cインターフェース
21 のER端子とTI端子、ER端子とDR端子とを接
続するように配線されている。ER端子は”データ端末
装置レディ”と呼ばれるインターフェースであり、電子
機器1に搭載されているOSのファンクション・コール
でRS−232−Cインターフェース21 のオープン処
理を行うと、自動的に同ER端子から+5〜15VのO
N信号が出力され、そのON信号がマイクロスイッチ1
21 、122 を介して夫々TI端子とDR端子に入力さ
れるようになる(両スイッチ121 、122 の接点がO
N状態にある場合)。
【0029】図8(a)のTI端子は”試験表示”と呼
ばれるインターフェースであり、ER端子のON信号が
同TI端子に入力されるとOSに”データ回線終端装置
が試験状態にある”というメッセージが送られる。また
DR端子は”データセットレディ”と呼ばれるインター
フェースで、ER端子のON信号が同DR端子に入力さ
れるとOSに”データ回線終端装置が送受信可能な状態
にある”というメッセージが送られる。このOSに送ら
れるメッセージをOSのファンクション・コールにより
読み出すことでマイクロスイッチ121 、122 がON
状態にあるかそうでないかをチェックすることができる
ようになっている(メッセージの読み出し用のファンク
ション・コールがOS側でサポートされていない場合に
は、同読み出しを可能にするプログラムを作製する必要
がある)。
ばれるインターフェースであり、ER端子のON信号が
同TI端子に入力されるとOSに”データ回線終端装置
が試験状態にある”というメッセージが送られる。また
DR端子は”データセットレディ”と呼ばれるインター
フェースで、ER端子のON信号が同DR端子に入力さ
れるとOSに”データ回線終端装置が送受信可能な状態
にある”というメッセージが送られる。このOSに送ら
れるメッセージをOSのファンクション・コールにより
読み出すことでマイクロスイッチ121 、122 がON
状態にあるかそうでないかをチェックすることができる
ようになっている(メッセージの読み出し用のファンク
ション・コールがOS側でサポートされていない場合に
は、同読み出しを可能にするプログラムを作製する必要
がある)。
【0030】マイクロスイッチ123 、124 は図8
(a)の第1のRS−232−Cインターフェース21
のRS端子とCS端子、RS端子とCD端子とを接続す
るように配線されている。RS端子は”送信要求”と呼
ばれるインターフェースで、電子機器1に搭載されてい
るOSのファンクション・コールでRS−232−Cイ
ンターフェース21 のオープン処理を行うと前記ER端
子と同様にRS端子から+5〜15VのON信号が出力
され、そのON信号がマイクロスイッチ123 、124
を介して夫々CS端子とCD端子に入力されるようにな
る(両スイッチ123 、124 の接点がON状態にある
場合)。
(a)の第1のRS−232−Cインターフェース21
のRS端子とCS端子、RS端子とCD端子とを接続す
るように配線されている。RS端子は”送信要求”と呼
ばれるインターフェースで、電子機器1に搭載されてい
るOSのファンクション・コールでRS−232−Cイ
ンターフェース21 のオープン処理を行うと前記ER端
子と同様にRS端子から+5〜15VのON信号が出力
され、そのON信号がマイクロスイッチ123 、124
を介して夫々CS端子とCD端子に入力されるようにな
る(両スイッチ123 、124 の接点がON状態にある
場合)。
【0031】CS端子は”送信可”と呼ばれるインター
フェースであり、RS端子のON信号が同CS端子に入
力されるとOSに”データの送信可”というメッセージ
が送られる。またCD端子は”キャリア検出”と呼ばれ
るインターフェースで、RS端子のON信号が同CD端
子に入力されるとOSに”キャリア受信中”というメッ
セージが送られる。このOSに送られるメッセージをO
Sのファンクション・コールにより読み出すことでマイ
クロスイッチ123 、124 がON状態にあるかそうで
ないかをチェックすることができるようになっている
(メッセージの読み出しがOS側でサポートされていな
い場合には、同読み出しを可能にするプログラムを作製
する必要がある)。
フェースであり、RS端子のON信号が同CS端子に入
力されるとOSに”データの送信可”というメッセージ
が送られる。またCD端子は”キャリア検出”と呼ばれ
るインターフェースで、RS端子のON信号が同CD端
子に入力されるとOSに”キャリア受信中”というメッ
セージが送られる。このOSに送られるメッセージをO
Sのファンクション・コールにより読み出すことでマイ
クロスイッチ123 、124 がON状態にあるかそうで
ないかをチェックすることができるようになっている
(メッセージの読み出しがOS側でサポートされていな
い場合には、同読み出しを可能にするプログラムを作製
する必要がある)。
【0032】図7のマイクロスイッチ125 は図8
(a)の第1のRS−232−Cインターフェース21
のSD端子とRD端子とを接続するように配線されてい
る。SD端子は”送信データ”と呼ばれるインターフェ
ースで、電子機器1に搭載されているOSのファンクシ
ョン・コールでRS−232−Cインターフェース21
の送信処理を行うと予め送信バッファにためておいたデ
ータ信号(この場合、データの内容は何でも良い)が同
SD端子から送出され、そのデータ信号がマイクロスイ
ッチ125 を介してRD端子に入力され、電子機器1の
受信バッファに保存される(スイッチ125 の接点がO
N状態にあるとき)。
(a)の第1のRS−232−Cインターフェース21
のSD端子とRD端子とを接続するように配線されてい
る。SD端子は”送信データ”と呼ばれるインターフェ
ースで、電子機器1に搭載されているOSのファンクシ
ョン・コールでRS−232−Cインターフェース21
の送信処理を行うと予め送信バッファにためておいたデ
ータ信号(この場合、データの内容は何でも良い)が同
SD端子から送出され、そのデータ信号がマイクロスイ
ッチ125 を介してRD端子に入力され、電子機器1の
受信バッファに保存される(スイッチ125 の接点がO
N状態にあるとき)。
【0033】前記送信バッファへのデータ蓄積、及び受
信バッファに保存されたデータの読み出しはOSのファ
ンクション・コールにより行うことができる。
信バッファに保存されたデータの読み出しはOSのファ
ンクション・コールにより行うことができる。
【0034】図7の出力側バッファ10は図8(b)の
第2のRS−232−Cインターフェース22 のER端
子とSG端子とを接続するように配線されている。ER
端子は電子機器1に搭載されているOSのファンクショ
ン・コールでRS−232−Cインターフェースのオー
プン処理を行うと、自動的に同ER端子から+5〜15
VのON信号が出力され、同ON信号が出力側バッファ
(リードリレー)101 の電磁コイルを作動させて同リ
ードリレーの接点をONにする。なお、SG端子はアー
ス用の端子である。
第2のRS−232−Cインターフェース22 のER端
子とSG端子とを接続するように配線されている。ER
端子は電子機器1に搭載されているOSのファンクショ
ン・コールでRS−232−Cインターフェースのオー
プン処理を行うと、自動的に同ER端子から+5〜15
VのON信号が出力され、同ON信号が出力側バッファ
(リードリレー)101 の電磁コイルを作動させて同リ
ードリレーの接点をONにする。なお、SG端子はアー
ス用の端子である。
【0035】出力側バッファ(リードリレー)102 は
図8(b)の第2のRS−232−Cインターフェース
22 のRS端子とSG端子とを接続するように配線され
ている。RS端子は電子機器1に搭載されているOSの
ファンクション・コールでRS−232−Cインターフ
ェース22 のオープン処理を行うと、自動的に同RS端
子から+5〜15VのON信号が出力され、同ON信号
がリードリレー32 の電磁コイルを作動させ、リードス
イッチの接点をONにする。なお、SG端子はアース用
の端子である。
図8(b)の第2のRS−232−Cインターフェース
22 のRS端子とSG端子とを接続するように配線され
ている。RS端子は電子機器1に搭載されているOSの
ファンクション・コールでRS−232−Cインターフ
ェース22 のオープン処理を行うと、自動的に同RS端
子から+5〜15VのON信号が出力され、同ON信号
がリードリレー32 の電磁コイルを作動させ、リードス
イッチの接点をONにする。なお、SG端子はアース用
の端子である。
【0036】
【実施例2】図7、8に示す本発明の標準化インターフ
ェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法は、
電子機器1がRS−232−Cインターフェース2を2
セット装備している場合であるが、図9に示すように2
台の電子機器1を使用して、一方の電子機器1で入力側
バッファ5によるプロセス入力を行い、もう一方の電子
機器1で出力側バッファ10によるプロセス出力を行な
うようにしてもよい。このとき各電子機器1によるプロ
セス入力及びプロセス出力が統合されるように、各電子
機器1をホストコンピュータ15と無線回線で結び、各
電子機器1がホストコンピュータ15から送られる指令
に基づいて処理を行い、また指令に基づいて各電子機器
1が得た情報をホストコンピュータ15へ送信されるよ
うにしても良い。
ェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法は、
電子機器1がRS−232−Cインターフェース2を2
セット装備している場合であるが、図9に示すように2
台の電子機器1を使用して、一方の電子機器1で入力側
バッファ5によるプロセス入力を行い、もう一方の電子
機器1で出力側バッファ10によるプロセス出力を行な
うようにしてもよい。このとき各電子機器1によるプロ
セス入力及びプロセス出力が統合されるように、各電子
機器1をホストコンピュータ15と無線回線で結び、各
電子機器1がホストコンピュータ15から送られる指令
に基づいて処理を行い、また指令に基づいて各電子機器
1が得た情報をホストコンピュータ15へ送信されるよ
うにしても良い。
【0037】
【実施例3】この他、本発明のデータ伝送の標準化イン
ターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方
法では、図10に示すようにマイクロスイッチ4でプロ
セス入力を行う電子機器1と、出力バッファー10でプ
ロセス出力を行う電子機器1とをLAN等のネットワー
クで結んでも良い。
ターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方
法では、図10に示すようにマイクロスイッチ4でプロ
セス入力を行う電子機器1と、出力バッファー10でプ
ロセス出力を行う電子機器1とをLAN等のネットワー
クで結んでも良い。
【0038】さらに、本発明のデータ伝送の標準化イン
ターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方
法では図11に示すように電子機器1の二つのRS−2
32−Cインターフェース2にモデム20、21を接続
し、外部機器3側にも前記モデム20、21と電話回線
で繋がったモデム22、23を用意し、この外部機器3
側のモデムにプロセス入力を行うマイクロスイッチ12
1 、122 やプロセス出力を行うリードリレー(出力側
バッファ)10を接続するようにしても良い。但しこの
場合は一つのRS−232−Cインターフェースでプロ
セス入力が2点、もう一つのRS−232−Cインター
フェースでプロセス出力が1点しか利用できない。
ターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方
法では図11に示すように電子機器1の二つのRS−2
32−Cインターフェース2にモデム20、21を接続
し、外部機器3側にも前記モデム20、21と電話回線
で繋がったモデム22、23を用意し、この外部機器3
側のモデムにプロセス入力を行うマイクロスイッチ12
1 、122 やプロセス出力を行うリードリレー(出力側
バッファ)10を接続するようにしても良い。但しこの
場合は一つのRS−232−Cインターフェースでプロ
セス入力が2点、もう一つのRS−232−Cインター
フェースでプロセス出力が1点しか利用できない。
【0039】前記電子機器1としてはパーソナルコンピ
ュータ以外にもワークステーションや、携帯用端末機、
無線小型端末機等の機器を使用することもできる。前記
の接点4としてはマイクロスイッチの他リミットスイッ
チ等を使用でき、前記の入力側バッファ5としてはリー
ドリレー、フォトカプラー等を使用でき、前記の出力側
バッファ10としてはリードリレーやフォトカプラーを
使用できる。
ュータ以外にもワークステーションや、携帯用端末機、
無線小型端末機等の機器を使用することもできる。前記
の接点4としてはマイクロスイッチの他リミットスイッ
チ等を使用でき、前記の入力側バッファ5としてはリー
ドリレー、フォトカプラー等を使用でき、前記の出力側
バッファ10としてはリードリレーやフォトカプラーを
使用できる。
【0040】ちなみに、標準化インターフェース2には
RC232C以外にも各種のもの、例えばV21、V2
4、X21、X24等があり、それらを利用しても良
い。
RC232C以外にも各種のもの、例えばV21、V2
4、X21、X24等があり、それらを利用しても良
い。
【0041】標準化インターフェース2からの信号の送
受信は電子機器1に搭載されているBIOS、ドライ
バ、OS等の基本ソフトウエアを利用して行うことがで
きる。この場合、これら基本ソフトウエアに、プロセス
入出力に必要なアプリケーションソフトを付加して行
う。
受信は電子機器1に搭載されているBIOS、ドライ
バ、OS等の基本ソフトウエアを利用して行うことがで
きる。この場合、これら基本ソフトウエアに、プロセス
入出力に必要なアプリケーションソフトを付加して行
う。
【0042】
【発明の効果】本発明のデータ伝送の標準化インターフ
ェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法によ
れば下記のような効果がある。 .プロセス入出力用の拡張ボードのようなハードウエ
アを用意しなくても標準化インターフェース2だけで簡
単にプロセス入出力ができる。 .標準化インターフェース2を装備している電算機で
あれば、ワークステーション、パーソナルコンピュー
タ、携帯用端末機、無線小型端末機でもプロセス入出力
を行うことができる。 .モデムの標準化インターフェース2にプロセス入力
すれば、電話回線を使用しての遠隔プロセス入力も行な
うことができる。 .特殊なハードウエアが不要で、また安価なPC等の
電算機を利用することができるので安価なプロセス入出
力用システムを構築することができる。 .標準化インターフェース2としてRS−232−C
を選択する場合、殆どの電算機がRS−232−Cを標
準装備しており、またBIOS、ドライバ、OS等の基
本ソフトも殆どRS−232−Cをサポートしているの
で、プロセス入出力用のソフト開発が非常に容易であ
る。また開発費も安くできる。 .電算機を無線回線、電話回線、LAN等の通信回線
で接続することにより遠隔地のプロセス入出力でも容易
に、且つ安価に実施することができる。
ェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法によ
れば下記のような効果がある。 .プロセス入出力用の拡張ボードのようなハードウエ
アを用意しなくても標準化インターフェース2だけで簡
単にプロセス入出力ができる。 .標準化インターフェース2を装備している電算機で
あれば、ワークステーション、パーソナルコンピュー
タ、携帯用端末機、無線小型端末機でもプロセス入出力
を行うことができる。 .モデムの標準化インターフェース2にプロセス入力
すれば、電話回線を使用しての遠隔プロセス入力も行な
うことができる。 .特殊なハードウエアが不要で、また安価なPC等の
電算機を利用することができるので安価なプロセス入出
力用システムを構築することができる。 .標準化インターフェース2としてRS−232−C
を選択する場合、殆どの電算機がRS−232−Cを標
準装備しており、またBIOS、ドライバ、OS等の基
本ソフトも殆どRS−232−Cをサポートしているの
で、プロセス入出力用のソフト開発が非常に容易であ
る。また開発費も安くできる。 .電算機を無線回線、電話回線、LAN等の通信回線
で接続することにより遠隔地のプロセス入出力でも容易
に、且つ安価に実施することができる。
【図1】請求項1の発明の第1の例の説明図。
【図2】請求項1の発明の第2の例の説明図。
【図3】請求項2の発明の説明図。
【図4】請求項3の発明の説明図。
【図5】請求項4の発明の説明図。
【図6】請求項5の発明の説明図。
【図7】本発明の一実施例を示した概略図。
【図8】(a)は標準化インターフェースと接点との配
線例を示した説明図、(b)は標準化インターフェース
と出力バッファーとの配線例を示した説明図。
線例を示した説明図、(b)は標準化インターフェース
と出力バッファーとの配線例を示した説明図。
【図9】RS−232−Cを1機しか装備していないP
Cを2台使用してこれらを無線回線でホストコンピュー
タと接続した場合の概略図。
Cを2台使用してこれらを無線回線でホストコンピュー
タと接続した場合の概略図。
【図10】RS−232−Cを1機しか装備していない
PCを2台使用してこれらをLANでホストコンピュー
タと接続した場合の概略図。
PCを2台使用してこれらをLANでホストコンピュー
タと接続した場合の概略図。
【図11】標準化インターフェースと接点、標準化イン
ターフェースと出力バッファーとをモデムを介して接続
する場合の概略図。
ターフェースと出力バッファーとをモデムを介して接続
する場合の概略図。
【図12】RS−232−Cインターフェース用のコネ
クタの正面図。
クタの正面図。
1 電子機器 2 標準化インターフェース 3 外部機器 4 接点 5 入力バッファー 6 出力ピン 7 入力ピン 8 折返し回路 9 電源 10 出力バッファー
【表1】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明のうち請求項3のデータ伝送用標準
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の入力端子7と電源9との間
に接点4又は入力バッファー5を接続し、外部機器の状
態に応じ接点4又は入力バッファー5がONすると標準
化インターフェース2の入力端子7に電源9の電圧が入
力される、このことが電子機器1にモニターされ外部機
器の状況が把握される。
化インターフェースを利用した外部信号入力方法では、
標準化インターフェース2の入力端子7と電源9との間
に接点4又は入力バッファー5を接続し、外部機器の状
態に応じ接点4又は入力バッファー5がONすると標準
化インターフェース2の入力端子7に電源9の電圧が入
力される、このことが電子機器1にモニターされ外部機
器の状況が把握される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図7の出力バッファ10は電子機器1の裏
面に設けられている第2のRS−232−Cインターフ
ェース22に図8(b)に示すように接続されており、
同RS−232−Cインターフェース22から各出力バ
ッファー101、102(図7)に送る信号(電圧)を
ON/OFFすることで、出力バッファー101、10
2が開閉し、外部機器3の回路をON/OFFすること
ができるようにしてある(即ち外部機器3へのプロセス
出力を行なうことができる)。
面に設けられている第2のRS−232−Cインターフ
ェース22に図8(b)に示すように接続されており、
同RS−232−Cインターフェース22から各出力バ
ッファー101、102(図7)に送る信号(電圧)を
ON/OFFすることで、出力バッファー101、10
2が開閉し、外部機器3の回路をON/OFFすること
ができるようにしてある(即ち外部機器3へのプロセス
出力を行なうことができる)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (5)
- 【請求項1】 ワークステーション、パーソナルコンピ
ュータ、ポータブルターミナル、モデム等の電子機器
(1)に装備されているRS−232−C等の標準化イ
ンターフェース(2)に、外部機器(3)の状態に応じ
てON/OFFされるマイクロスイッチやリミットスイ
ッチ等の接点(4)又はリードリレーやフォトカプラー
等の入力バッファー(5)を介して外部信号を入力する
ようにしたことを特徴とするデータ伝送用標準化インタ
ーフェースを利用した外部信号入力方法。 - 【請求項2】 請求項1の電子機器(1)からの指令を
請求項1の標準化インターフェース(2)の出力ピン
(6)から同標準化インターフェース(2)の入力ピン
に(7)に送る折返し回路(8)を、請求項1の接点
(4)又は入力バッファー(5)を介して外部信号によ
り開閉し、その開閉により折返し回路(8)に流れる信
号をON、OFFするようにしたことを特徴とするデー
タ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信号入
力方法。 - 【請求項3】 標準化インターフェース(2)の入力ピ
ン(7)とそれとは別に用意された電源(9)との間
を、請求項1の接点(4)を介して請求項1の外部信号
により開閉し、その開閉により電源(9)から標準化イ
ンターフェース(2)の入力ピン(7)への電源供給を
ON、OFFするようにしたことを特徴とするデータ伝
送用標準化インターフェースを利用した外部信号入力方
法。 - 【請求項4】 請求項1の電子機器(1)からの出力指
令を、請求項1の標準化インターフェース(2)を介し
て外部機器(3)に送り出すようにしたことを特徴とす
るデータ伝送用標準化インターフェースを利用した信号
出力方法。 - 【請求項5】 請求項1の電子機器(1)からの出力指
令に基づいて、請求項1の標準化インターフェース
(2)に接続されたリードリレーやフォトカプラー等の
出力バッファー(10)から外部機器(3)に信号を送
り出すようにしたことを特徴とするデータ伝送用標準化
インターフェースを利用した信号出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34413393A JPH07175747A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | データ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34413393A JPH07175747A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | データ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175747A true JPH07175747A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18366899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34413393A Pending JPH07175747A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | データ伝送用標準化インターフェースを利用した外部信号入力方法と信号出力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07175747A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6952742B2 (en) | 1995-03-06 | 2005-10-04 | Tadahiko Hisano | External storage device and method of accessing same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0475120A (ja) * | 1990-07-18 | 1992-03-10 | Junkosha Co Ltd | 汎用インターフェース回路 |
JPH0559522B2 (ja) * | 1987-05-12 | 1993-08-31 | Taiyo Yuden Kk |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP34413393A patent/JPH07175747A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0559522B2 (ja) * | 1987-05-12 | 1993-08-31 | Taiyo Yuden Kk | |
JPH0475120A (ja) * | 1990-07-18 | 1992-03-10 | Junkosha Co Ltd | 汎用インターフェース回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6952742B2 (en) | 1995-03-06 | 2005-10-04 | Tadahiko Hisano | External storage device and method of accessing same |
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