JPH071753U - 魚巣ブロック - Google Patents
魚巣ブロックInfo
- Publication number
- JPH071753U JPH071753U JP038942U JP3894293U JPH071753U JP H071753 U JPH071753 U JP H071753U JP 038942 U JP038942 U JP 038942U JP 3894293 U JP3894293 U JP 3894293U JP H071753 U JPH071753 U JP H071753U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- hole
- fish nest
- block
- nest block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案の魚巣ブロックは、小魚や稚魚を対象と
した魚巣ブロックである。 【構成】コンクリートブロックBの表面から奥に向けて
直径5〜6cmの小径の穴1を多数設けた魚巣ブロック
であって、魚のテリトリーを考えワンルーム形としたも
のである。
した魚巣ブロックである。 【構成】コンクリートブロックBの表面から奥に向けて
直径5〜6cmの小径の穴1を多数設けた魚巣ブロック
であって、魚のテリトリーを考えワンルーム形としたも
のである。
Description
【0001】
本考案は河川の護岸工事等の際に配設する小魚を対象とした魚巣ブロ ックに関する。
【0002】
従来から魚巣ブロックとしては種々の形状のものが開発されて利用に 供されている。しかし、これらの魚巣ブロックに設けてある穴はブロッ ク1個に対して中央に大型の穴を一個設けるもの、あるいは単なる凹部 を形成してこのブロックを連接して全体に凹条を形成するものであった 。
【0003】
したがって、これらの魚巣ブロックを配設した場合には、大形の成魚 から小形の稚魚までが隠場として利用することとなる。このとき大形の 魚が穴の中に入っていると小魚は侵入することができずに追い出される 結果となり、小魚は隠場がなく神経質となって体が休まるときがない。
【0004】
このため本考案は、このような小魚を対象としたワンルーム形の魚巣 ブロックであって、穴(1)の大きさも直径が5〜6cmとした小穴を ブロックに対して多数設けたものであって、小魚一匹一匹が穴に入って 隠場として利用するものである。
【0005】
したがって、この魚巣ブロックを配設した場合にはウグイやモロコあ るいは川エビなどの小形の魚は勿論のこと稚魚なども隠場として利用す るため魚の成育がきわめてよい。またナマズやウナギは魚体が穴壁に触 れることによって安心できるという生態があるため穴(1)を小さくす ることによって特に住み付きがよい。
【0006】
添付図面により本考案の魚巣ブロックを説明すると、図1は本考案の 魚巣ブロックBの正面図を示すものであって、(1)は魚が隠る穴を示 している。魚巣ブロックBの大きさについては適宜であるが取扱いの点 を考えて普通に使用されている護岸用の積みブロック程度が適当であり 、魚が隠る穴(1)の大きさについては小魚を対象とするため直径が5 〜6cm程度がよい。また穴(1)の数についても図にあっても6個の 円型の穴としているが、穴(1)は四角形でも三角形でも適当であり、 数にあっても6個に限ることはない。
【0007】 図2は魚巣ブロックBの断面図を示すものであって、穴(1)はブロ ックBの表面から奥に向つて貫通して設けてある。図3は穴(1)の構 造を変えた別の実施例であって、穴(1)をブロックBに対して途中ま で設ける半通穴(1−1)としたものであって、このように半通穴(1 −1)とすることによってブロックBを直接土壁に向けて配設しても土 泥によって穴詰りを防ぐことができる。更に図4は穴(1)の構造を変 えた別の実施例であって穴(1)の最奥部で隣接する穴(1)連接させ て空室(1−2)としたものである。このように空室(1−2)を設け ることによって群をなして隠る稚魚などが自由に出入りすることができ る。
【0008】 図5は本考案の魚巣ブロックBを配設した状態図を示すものであり、 大型のU字溝水路Aに設けてあるが一般には改築工事をした河川や水田 の用排水路に設けるものである。図中の符号Wは水位を示している。ま た図6は魚巣ブロックBの穴(1)に魚Fが入ったときの状態図を示し ている。
【0009】
本考案の魚巣ブロックBは、魚が隠場とする穴(1)を小型として小 魚や稚魚が住みつき易くしたもので、普通土の壁面にできる穴(ゴロ) が小魚の隠場として利用されていることをコンクリートブロックに再現 したものであり、またコンクリートブロックの表面は粗面であるため苔 や水草の付きがよいという魚に対して好環境を現出したもので小魚や稚 魚の成育に効果は大きい。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】魚巣ブロックの正面図。
【図2】魚巣ブロックの断面図。
【図3】別な実施例による魚巣ブロックの断面図。
【図4】さらに別な実施例による魚巣ブロックの断面
図。
図。
【図5】使用の状態を示す説明図。
【図6】魚巣ブロックに魚が入る状態図。
(1)…魚巣の穴 (1−1)…半通穴 (1−2)…穴の最奥の空室 B…本考案の魚巣ブロック
Claims (3)
- 【請求項1】コンクリートブロックBの表面から奥に向
けて直径の小さい穴(1)を多数設けたことを特徴とし
た魚巣ブロック。 - 【請求項2】コンクリートブロックBの表面から奥に向
けて設ける直径の小さい穴(1)を半通穴(1−1)と
したことを特徴とした請求項1に記載の魚巣ブロック。 - 【請求項3】コンクリートブロックBの表面から奥に向
けて設ける穴(1)を最奥部で隣接する穴(1)と連接
させて空室(1−2)を設けることを特徴とした請求項
1に記載の魚巣ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP038942U JPH071753U (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 魚巣ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP038942U JPH071753U (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 魚巣ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071753U true JPH071753U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12539285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP038942U Pending JPH071753U (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 魚巣ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071753U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516095B1 (ja) * | 1965-10-13 | 1976-02-25 | ||
JPS571720U (ja) * | 1980-06-05 | 1982-01-06 | ||
JPS6410522B2 (ja) * | 1980-05-31 | 1989-02-22 | Tosoh Corp | |
JPH0291312A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Gantan Funaki | 生態環境保護機能を備えたコンクリート壁 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP038942U patent/JPH071753U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516095B1 (ja) * | 1965-10-13 | 1976-02-25 | ||
JPS6410522B2 (ja) * | 1980-05-31 | 1989-02-22 | Tosoh Corp | |
JPS571720U (ja) * | 1980-06-05 | 1982-01-06 | ||
JPH0291312A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Gantan Funaki | 生態環境保護機能を備えたコンクリート壁 |
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