JPH07174826A - オプチカル・モジュール - Google Patents

オプチカル・モジュール

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JPH07174826A
JPH07174826A JP6156386A JP15638694A JPH07174826A JP H07174826 A JPH07174826 A JP H07174826A JP 6156386 A JP6156386 A JP 6156386A JP 15638694 A JP15638694 A JP 15638694A JP H07174826 A JPH07174826 A JP H07174826A
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measurement
optical
signal
electro
measuring
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JP6156386A
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English (en)
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K Ravel Mikhail
ミハイル・ケー・ラベル
D Jones Michael
マイケル・ディー・ジョーンズ
H Pepper Steven
スティーブン・エイチ・ペッパー
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Original Assignee
Tektronix Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/302Contactless testing
    • G01R31/308Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation

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  • Toxicology (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電気光学材料層を交換しても光学部品の位置関
係を再調整する必要の無い特性測定システム用のオプチ
カル・モジュールを提供すること。 【構成】測定ビームを用いて被測定デバイスの所定領域
の特性を測定する特性測定システムの可動部品として、
通常動作するオプチカル・モジュールを提供する。この
モジュールは、被測定デバイスの特性変化に応じて屈折
率が変化する材料を含み、該材料に上記測定ビームが照
射され、該測定ビームと上記材料との相互作用により情
報伝搬ビームを発生する測定手段27と、この測定手段
からの情報伝搬ビームを受け、該情報伝搬ビームの光学
的特性を表す測定信号を発生する測定光学系48とを具
え、上記測定手段27及び上記測定光学系48は、互い
に固定的接続され、測定動作中に上記オプチカル・モジ
ュールが移動しても上記測定ビーム及び情報伝搬ビーム
の光伝搬経路の長さが変化しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DUT(被測定デバイ
ス)の電気的特性等を測定する特性測定システムのオプ
チカル・モジュールに関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】DUTの
特性を測定する光測定システムでは、材料に対する光線
の照射、入射又は通過特性等の光特性に影響を与えるよ
うな材料を使用する。このような材料では、その材料の
特性の変化に応じて光の屈折率が変化するので、その材
料を通過する光の特性も変化する。屈折率の変化は、そ
の材料を通過する光や材料表面で反射する光の位相を変
化させる。この位相の変化は、その光の偏光状態の変化
を検出することにより測定することができる。
【0003】このような光学的な測定システムの一例
は、電気光学測定システムである。電気光学測定システ
ムでは、このような光学材料を被測定デバイスに近接さ
せて配置する。例えば、ガリウム砒素の被測定デバイス
は、電気光学的性質があり、電気光学材料として機能す
る。被測定デバイスの電気的効果に基づく電界(電気的
性質を表す物理量)が電気光学材料の光学的性質を変化
させる。この電気光学材料に測定光線を照射し、生じる
光線の光学的特性は、電気光学材料の影響を受ける。こ
の光線の光学的特性の変化を検出し、電気光学材料の内
部又は近傍の電界の変化を表す電気信号に変換する。こ
の電気信号は、被測定デバイスの電気的特性の変化も表
している。
【0004】電気光学測定システムでは、被測定デバイ
スに対して電気光学材料の位置を精密に制御する必要が
ある。また、測定光線に対する光学的部品の位置や配置
関係も精密に制御しなければならない。電気光学測定シ
ステムにおける殆どの仕事は、これらの問題、すなわ
ち、被測定デバイス及び光学部品の位置を測定光線に対
してかなりの時間固定させておくという問題を解決する
研究であった。
【0005】エンジニアリング又は製造現場において、
経済的な観点から、極めて多くの被測定デバイスの特性
を一度に試験したいという要請がしばしば起こる。この
ような現場において、既存の電気接触試験システムで
は、テスト・ステーション間で被測定デバイスを高速で
移動させる。テスト・ステーションは、2つの目的で使
用されるプローブ・アームを備えている。1つの目的
は、被測定デバイスに試験用の電気信号を印加すること
であり、もう1つの目的は、被測定デバイスの一部分に
接触させるようにプローブを移動させ、電気的特性(電
圧又は電流等)を測定することである。
【0006】エンジニアリング又は製造の現場におい
て、電気光学測定システムを便利に使用したいという要
請がある。電気光学測定システムは、電気接触型のシス
テムに比較して種々の重要な利点がある。被測定デバイ
スにプローブを電気的に接触させると、測定すべき電気
的特性が変化してしまう。これは、電気接触型測定シス
テムで微小な電圧、電流や高周波数信号を測定する場合
の障害となる。電気光学的測定システムでは、被測定デ
バイスとの電気的接触がないので、このような問題は起
こらない。電気光学測定システムは、広帯域特性を有
し、フェムト秒(10の−15乗秒)のオーダーで発生
する高速信号やテラヘルツ(10の12乗Hz)のオー
ダーの高周波信号等の電気的特性を測定できるものであ
る。
【0007】研究過程で開発された電気光学測定システ
ムは、エンジニアリングや製造の現場に応用する際の様
々な問題を提供した。このような現場では、被測定デバ
イスに対してプローブ先端の電気光学材料層を移動させ
る必要性が研究過程の場合より遥かに高い。エンジニア
リング環境では、種々の異なる形式の被測定デバイスを
測定しなければならない。このような現場において、電
気光学システムは、被測定デバイスに対して電気光学材
料を1センチメートル(cm)のオーダーで3次元的に
しばしば移動させなければならない。動作中において、
電気光学材料と被測定デバイスとの間の代表的な離間距
離は、1〜5マイクロメートル(μm)程度である。セ
ンチメートルのオーダーでプローブを移動させたり、動
作中には電気光学材料との離間距離を数マイクロメート
ルに維持したりしなければならないので、使用者が被測
定デバイスと電気光学測定システムとを何回も接触さ
せ、電気光学材料を損傷し易いという傾向がある。
【0008】研究過程で使用する目的で開発された電気
光学測定システムでは、損傷した電気光学材料を新しい
無損傷の材料と交換する為にマイクロ位置調整器が必要
になる。しかし、エンジニアリング及び製造環境では、
装置不足、光学技術者不足、時間不足等のために材料の
交換を行うのが困難である。その上、交換の必要な場合
に電気光学材料を損傷してしまう可能性は、研究環境の
場合よりもエンジニアリング及び製造の環境下での方が
高いかも知れない。従って、エンジニアリング及び製造
の現場環境でも電気光学材料を損傷することなく容易に
交換できるようにすべきである。その上、測定ビームに
関する光学部品の位置関係(アラインメ)も、システム
の動作の信頼性のためには重要であるが、その位置関係
の再調整には、相当の時間と専門性が必要である。従っ
て、光学部品の位置関係の再調整を行う必要のない測定
システムが望ましい。
【0009】エンジニアリング又は製造の現場環境で
は、被測定デバイスに対して電気光学材料層を移動させ
る為には更に多くの要求が課されることになる。エンジ
ニアリングの環境では、種々の異なるタイプの被測定デ
バイスの試験をしなければならないのが普通である。製
造現場の環境では、1種類の製品を大量に試験しなけれ
ばならない場合もあれば、もっと多くの異なる種類の製
品の試験をする必要の生じることもある。このような種
々の環境では、被測定デバイスを固定する試験ステージ
に対して電気光学材料層を容易に且つ迅速に移動可能に
しなければならない。研究過程で開発された電気光学測
定システムでは、そのような要請もなかったし、そんな
に迅速に移動させる機能もなかった。何故なら、位置制
御が通常は手動式又は機械的な機構であったので、相互
の位置関係を動かせば光学部品間のアラインメントも簡
単に崩れてしまうものだったからである。光学部品間の
アラインメントを再度調整するのは、光学技術者にとっ
てさえ時間のかかる作業であり、普通の人間には困難な
仕事であった。エンジニアリングや製造の現場で電気光
学測定システムを操作する人間は、光学技術者でないの
が普通である。従って、電気光学測定システムは、エン
ジニアリングや製造の現場で必要なプローブの移動を実
行しても光学システムのアラインメントを再調整する必
要がないように設計されるべきである。
【0010】その上、エンジニア又は製造の現場におい
て、電気光学材料層は小さく、比較的複雑な被測定デバ
イスの近傍で簡単に移動可能となるようにしなければな
らない。例えば、集積回路やハイブリッド回路のリード
線の間やパターンの周辺でのプローブの移動の場合が問
題となる。研究目的で開発された殆どの電気光学測定シ
ステムは顕微鏡の対物レンズを使用しているが、これ
は、被測定デバイスに対して大きすぎて扱い難く、目的
の位置にプローブ先端を挿入することが困難である。研
究目的で開発された同様な電気光学測定システムは、精
密な位置制御を簡単に実行する機能には制限があり、エ
ンジニアリング又は製造の現場で必要とされるように、
頻繁に且つ大幅に位置を移動させる操作にも制限があ
る。
【0011】上述のように、研究目的で開発された従来
の電気光学測定システムは、必要となる機能を十分に備
えてはいない。必要な機能を備えた電気光学測定システ
ムの実現が要請されている。
【0012】本発明の目的は、電気光学材料層を交換し
ても光学部品の位置関係を再調整する必要の無い特性測
定システム用のオプチカル・モジュールを提供すること
である。
【0013】本発明の他の目的は、エンジニアリング及
び製造の現場環境で必要となる被測定デバイスに対する
プローブの移動を容易に行える特性測定システムのオプ
チカル・モジュールを提供することである。
【0014】
【課題を解決する為の手段】本発明は、測定ビームを用
いて被測定デバイスの所定領域の特性を測定する特性測
定システムの可動部品として、通常動作するオプチカル
・モジュールを提供する。このモジュールは、被測定デ
バイスの特性変化に応じて屈折率が変化する材料を含
み、該材料に上記測定ビームが照射され、該測定ビーム
と上記材料との相互作用により情報伝搬ビームを発生す
る測定手段と、この測定手段からの情報伝搬ビームを受
け、該情報伝搬ビームの光学的特性を表す測定信号を発
生する測定光学系とを具え、上記測定手段及び上記測定
光学系は、互いに固定的に接続され、測定動作中に上記
オプチカル・モジュールが移動しても上記測定ビーム及
び情報伝搬ビームの光伝搬経路の長さが変化しないこと
を特徴とする。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に係る電気光学測定システム
10の一実施例の構成を示すブロック図である。電気光
学測定システム10は、被測定デバイス14(例えば、
集積回路やハイブリッド回路デバイス)の選択された領
域12(表面13上)の電気的特性を測定する。被測定
デバイス14は、刺激信号源20から電気プローブ・コ
ンタクト18を介してテスト信号である刺激信号16を
受ける。図1において、刺激信号源20は、信号同期ユ
ニット19の中の一部として示している。しかし、この
刺激信号源20は、被測定デバイス14上に設置しても
良い。例えば、クロック発生器その他の信号源を被測定
デバイス14上に配置し、コンタクト18を介して被測
定デバイス14に供給される電力で動作するようにして
も良い。そのような場合には、デバイス・クロック信号
DEVCLKが、被測定デバイス14からライン18aを介し
て信号同期ユニット19に供給され、被測定デバイス1
4から離れた位置にあるクロック95からの信号の代わ
りにクロック信号CLKとして使用される。
【0016】この実施例において、刺激信号16は被測
定デバイス14の電気的特性に影響を与える。電気光学
測定システム10の目的は、刺激信号16に応じて領域
12の中又はその近傍における電気的特性を測定するこ
とである。この測定システム10は、刺激信号16を被
測定デバイス14に印加したことによって発生した電界
を検出する。システム10は、この測定を行う為に領域
12と被測定デバイス14との距離を接近させ、理想的
には、被測定電気特性に影響を与えないように、領域1
2とプローブ先端の電気光学材料層27との間の距離を
1〜5μm程度にする。測定システム10は、被測定デ
バイス14の領域12付近と物理的に接触しなくても動
作できるように設計されているが、原理的にはシステム
10が被測定デバイス14に接触しても測定動作を実行
できる。
【0017】システム10は、レンズ及びプローブ・ア
センブリ21を含む。このアセンブリ21は、プローブ
・アーム26に支持されたレンズ・マウント22及びプ
ローブ・チップ・マウント24を含んでいる。レンズ・
マウント22及びプローブ・チップ・マウント24は、
内部が透明であり、出来れば、後述する部品を支持する
部分以外の部分が中空である。
【0018】プローブ・チップ・マウント24は、一方
の端部でガリウム砒素(GaAS)、タンタル酸リチウ
ム(LiTaO3)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)
のような電気光学材料層27を支持している。ガリウム
砒素は、被測定デバイス14の電気的特性の測定に好適
である。その理由は、ガリウム砒素のピロ電気効果は、
タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムよりもずっと低
く、電気光学材料層27の温度変化の影響が殆ど問題に
ならないからである。
【0019】アーム26は、プローブ位置調整器28に
よって支持され、被測定デバイス14に対して任意の方
向に移動可能である。プローブ位置調整器28は、被測
定デバイス14を保持している支持体(図示せず)に固
定されている。プローブ位置調整器28は、電気光学材
料層27を表面13の近傍の任意の位置に移動させる。
【0020】位置調整器28は、コントローラ34から
信号路32を介して供給される移動信号30によって動
作し、被測定デバイス14に対してアーム26を動か
す。コントローラ34は、ユーザー41が操作する位置
指示操作用レバー(ジョイスティック)40からのコマ
ンド経路38上のコマンド信号36に応じて移動信号3
0を出力する。
【0021】レーザー光源である測定ビーム源42は、
測定ビーム44を発生し、この信号44を柔軟な光ファ
イバの経路46を介して測定光学系48に送る。この測
定光学系48は、測定ビーム44をミラー49で反射さ
せ、レンズ・マウント22及びプローブ・チップ・マウ
ント24を通過させて電気光学材料層27に供給する。
測定ビーム44の経路46は、その測定ビーム44の1
つの偏光状態(例えば、直線偏光状態)の光を通過させ
るフレキシブル光ファイバである。この光経路46は、
光を偏光させて単一の偏光状態の測定ビーム44を出力
するような光ファイバでも良い。測定ビーム源42は、
信号及び同期ユニット19の中の一部である。
【0022】電気光学材料層27は、測定ビーム44に
応じて、検出した電界、すなわち、被測定デバイス14
の電気的特性を表す光特性の情報伝搬ビーム124を発
生する。この情報伝搬ビーム124は、プローブ・チッ
プ・マウント24及びレンズ・マウント22を介して測
定光学系48に送られ、ビーム124の情報を表す電気
又は光の測定信号50となる。この測定信号50は、測
定信号路52を介して測定信号取込ユニット54に供給
される。この測定信号取込ユニット54は、信号及び同
期ユニット19の中の一部分である。測定信号取込回路
54は、信号路56を介して測定信号57をコントロー
ラ34に供給する。この測定信号57は、測定信号50
に含まれている情報、すなわち被測定デバイス14の特
性の測定結果を表している。コントローラ34は、信号
路56からの情報に基づいて測定信号50の情報を表す
測定表示信号58を発生し、この表示信号58を信号路
59を介して表示器60に供給する。表示器60は、測
定信号50の情報、すなわち測定領域12の電気的特性
を表す測定信号表示画像又は波形62を表示する。
【0023】観測ビーム源64(図2参照)は観測ビー
ム66を発生する。観測ビーム66は、レンズ・マウン
ト22及び電気光学材料層27を通過し、表面13の一
部分68に照射される。この一部分68は、領域12を
含むのが普通であるが、含まなくても良い。この照射部
分68から出力される光線69は、レンズ・マウント2
2及びプローブ・チップ・マウント24を通過し、部分
68の情報を表す光パターン画像信号70となる。この
光パターン画像信号70は、プローブ・アーム26に固
定されたフィルタ71(図2参照)を通過する。フィル
タ71は、ビデオ・カメラ72にも固定されていること
が望ましい。ビデオ・カメラ72は、フィルタ71の出
力光線を受け、光パターンを表すビデオ・カメラ出力信
号74を発生する。観測信号路又はフレキシブル電気ケ
ーブル76を介して観測信号7がコントローラ34に送
られる。コントローラ34は、この観測信号74から観
測表示信号78を発生する。表示器60は、表示信号路
59を介して観測表示信号78を受け、観測信号、すな
わち部分68の光学的特性を表す観測表示を画面上に表
示する。
【0024】位置調整器28に取り付けられた位置セン
サ82は、位置電気信号84を発生し、この信号をフレ
キシブル電気信号路86を介してコントローラ34に供
給する。力センサ88も位置調整器28に設けられてお
り、力信号90を発生し、この信号90を信号路92を
介してコントローラ34に送る。位置信号84は、被測
定デバイス14に対するプローブ・アーム26の位置を
表している。力信号90は、アーム26に加えられた
力、例えば、プローブ・チップ・マウント24又は層2
7と被測定デバイス14との接触により生じる捻れの力
等を表している。コントローラ34は、力信号90を用
いて移動信号30を出力する。
【0025】コントローラ34は、デバイス14に関す
る電気的概略、表面13の物理的状態等の情報を記憶す
るメモリ81を含んでいる。コントローラ34は、位置
信号84及び適当な初期情報を使用して被測定デバイス
14に対する電気光学材料層27の位置(プローブ先端
位置)を決定する。詳細に後述するように、コントロー
ラ34は、表示信号路59を介して、以下の信号を表示
器60に送る。これらの信号とは、デバイス14が刺激
信号16を受けたときの領域12の予想電圧又は電流波
形を表す信号58Mと、デバイス14に対するプローブ
先端の電気光学材料層27の電気的概略位置を表す信号
78Mと、デバイス14に対するプローブ先端の層27
の物理的位置を表す信号79Mである。表示器60は、
ユーザー41に見えるように、予測応答として予測電圧
又は予測電流波形62Mと、電気的概略位置80Mと、
物理的位置81Mとを表示する。よって、ユーザー41
は、実際の応答62と予測応答62Mとを比較し、領域
12を含む表面13の一部分68の画像80を電気的概
略の予測位置画像80M及び物理的予測位置画像81M
と比較できる。
【0026】信号同期ユニット19は、刺激信号16及
び測定ビーム44の相対的位相及び周波数を同期及び制
御する装置を含んでいる。これらの装置としては、タイ
ムベース・ユニット94及びクロック発生器95があ
る。信号同期ユニット19は、コントローラ34からタ
イムベース信号路96を介してコントローラ信号又は位
相制御信号98を受ける。この位相制御信号は、刺激信
号16の周波数及び位相と、測定ビーム44の周波数及
び位相との所望の関係を示している。 信号同期ユニッ
ト19は、コントローラ34から信号路99を介して信
号Nも受ける。後述するように、信号同期ユニット19
の動作により、刺激信号源20が刺激信号16を発生
し、光パルス発生器である測定ビーム源42は測定ビー
ム44を発生する。これら両信号間の周波数と位相の関
係は、位相信号98により制御され、既知である。
【0027】信号同期ユニット19は、測定ビーム44
と所定の周波数及び位相関係のある繰り返し測定信号5
0も捕捉する。好適実施例では、測定信号取込ユニット
54は、測定ビーム44に同期した測定信号50を捕捉
する。
【0028】刺激信号源20、測定ビーム源42及び測
定信号取込ユニット54は、互いに同期して動作し、測
定ビーム44及び刺激信号16を発生し、測定信号50
を取り込む。クロック発生器95は、この同期動作を制
御するクロック信号を発生する。クロック発生器95
は、これらのユニットやタイムベース・ユニット94の
外部に設けても良いし、これらの装置の内部に設けても
良い。タイムベース・ユニット94は、位相信号98に
従って、刺激信号16と測定ビーム44との間の周波数
及び位相の関係を適正に維持するので、測定信号取込ユ
ニット54により実行される信号捕捉の周波数及び位相
とも一定の関係が維持される。タイムベース・ユニット
94は、刺激信号源20、測定ビーム源42及び測定信
号取込ユニット54の外部に設けても、これらの内部に
設けてもどちらでも良い。
【0029】位相制御信号98は、刺激信号16及び測
定ビーム44の各信号と非同期である。信号同期ユニッ
ト19は、位相制御信号98に基づいて、刺激信号16
と測定ビーム44との間の相対的周波数及び位相を調整
する。よって、コントローラ34は、位相制御信号98
を発生するのにクロック発生器95にアクセスする必要
がない。しかし、コントローラ34は、信号同期ユニッ
ト19またはそれらの構成要素から分離する必要もな
い。
【0030】図2は、図1のシステム10の一部分の構
成を詳細に示すブロック図である。説明の便宜上、図1
の構成要素の一部分を省略している。観測ビーム源すな
わち発光ダイオード(LED)64は接続線65から電
力供給を受け、観測ビーム66を発生する。この観測ビ
ーム66の波長領域は、測定ビーム44の波長領域を含
んでいないことが望ましい。観測ビーム66は、簡単な
コリメート・レンズ109を通過し、更に50対50の
ビーム・スプリッタ110を通過し、ダイクイック・ミ
ラーのようなビーム合成器112に送られる。このビー
ム合成器112は、観測ビーム66の波長領域のビーム
を反射し、それ以外の全ての波長領域のビームを通過さ
せる(ただし、測定ビーム44の波長領域部分を除
く)。このビーム合成器112からのビームは、ビーム
反射器49を介してレンズ・マウント22に供給され
る。レンズ・マウント22は、レンズ114を保持して
いる。レンズ114は、観測ビーム66を焦点に集束さ
せる。観測ビーム66は、レンズ114の開口部分の全
体に照射されることが望ましい。観測ビーム66の少な
くとも一部分は電気光学材料層27及び反射コーティグ
156を通過し、領域68を照射する。
【0031】レンズ114は、領域68から発生し、層
27を通過した観測ビーム66に基づく光69を受け、
この光から光パターン70を形成する。この光は、ビー
ム反射器49で反射され、ビーム合成器112に照射さ
れ、ビーム・スプリッタ110で分割され、一方の分割
ビーム116は観測光学系72に供給され、他方の分割
ビーム(無視して良いので図示していない)は、観測ビ
ーム源64に供給される。分割ビーム116は、フィル
タ71を通過する。このフィルタ71は、測定ビーム4
4の周波数成分を後述する程度まで減衰させ、周囲光線
の周波数成分を遮断または大幅に減衰させる。ビーム1
16の残りの部分は、ビーム120として観測光学系7
2に送られ、ここで観測信号74が発生される。従っ
て、レンズ114は、層27又は被測定デバイスの領域
68の像をビデオ・カメラ上に結像させる。ビデオ・カ
メラと共に更に集束光学素子を追加して、プローブ先端
の層27が被測定デバイス14の表面13に近づかない
うちに層27を介して被測定デバイスの様子を見えるよ
うに構成しても良い。
【0032】測定ビーム44もビーム合成器112に入
射し、観測ビーム66と略共通の経路を通過する。この
測定ビーム44は、その後、ビーム反射器49、レンズ
・マウント22及びレンズ114を通過し、層27の支
持材料層122に照射される。測定ビーム44の一部
は、ビーム合成器112で失われるが、この一部分は、
ここでは無視する。レンズ114は、測定ビーム44を
層27上で小さなスポットに集束させる。このスポット
は、層27の中心に近いことが望ましい。層27は、測
定ビーム44から層27の電気光学的性質に基づく光特
性の情報伝搬ビーム124を生成する。この情報伝搬ビ
ーム124は、支持材料層122を通過し、レンズ11
4を通過し、ビーム反射器49に達する。この情報伝搬
ビーム124の一部分を除く全てのビームは、ビーム合
成器112を通過し、測定光学系48に供給され、そこ
で測定信号に変換される。
【0033】ビーム合成器112を通過しなかった情報
伝搬ビーム124の一部分は、そこで反射され、光パタ
ーン70と略共通に伝搬しビーム・スプリッタ110に
供給される。ここでビームは分割され、一方の分割ビー
ムは、ビーム116と略共通の経路で観測光学系72に
供給され、他方の分割ビーム(無視できるので図示して
いない)は、観測ビーム源64に送られる。観測光学系
72に向かう光はフィルタ71を通過し、この通過した
部分が観測光学系(ビデオカメラ)72に達する。
【0034】フィルタ71、ビーム合成器112及びビ
ーム・スプリッタ110を選択し、これらをビデオ・カ
メラ72に対して協同させ、情報伝搬ビーム124から
導くビームの強度を適切に調整する。すなわち、そのビ
ームの強度は、ビデオ・カメラ72が層27及び反射コ
ーティング156に照射される測定ビーム44のスポッ
トの像を形成可能で且つ表示像80上にその位置を表示
できる程度の十分な強度であり、他方、領域68の像が
ホワイトアウトする程にビデオ・カメラ72の応答許容
範囲を超えない程度の強度である。この結果、ユーザー
41は、表示像80で領域68の像を見ることにより、
層27及び反射コーティング156上を照射する測定ビ
ーム44のスポットの直下点に対応するスポットを観測
できる。
【0035】測定ビーム44の波長領域は、観測ビーム
68の波長領域から外れた領域である。これは、ビーム
合成器112、ビーム・スプリッタ110、フィルタ7
1の使用を容易にして上述の機能を達成するためであ
る。このようなフィルタリング動作を行わないと、測定
ビーム44から導いたビーム116の成分が観測光学系
(ビデオ・カメラ)72の応答範囲を超えるので、領域
68の情報を正確に表す観測信号74を生成することが
出来なくなるのである。同様の理由により、観測ビーム
66の波長領域は、システム10を使用している場所に
存在する周囲光線の波長領域から外れるように設定す
る。この観測ビーム66も、被測定デバイス14の電気
的特性に影響を与えないような波長領域及び強度に設定
する。
【0036】一実施例において、測定ビーム源42内の
ダイオード駆動型YLF(イットリウム・フッ化ランタ
ン)モードロック・レーザーが平均パワー100mWで
約1047nmの波長の出力ビームを発生する。観測ビ
ーム源64は、日立製のHE−8811発光ダイオード
で、その出力のピーク成分の波長は約820nmであ
り、スペクトラムの波長の半値幅は約50nmであり、
平均パワーは約30mWである。ビデオ・カメラ72
は、測定ビーム44及び観測ビーム66の波長に応じて
撮像するもので、1100nmまでの波長の光まで応答
するCCDカメラである。このカメラは、パナソニック
・モデルGPMS112型のように十分小さい装置なの
でプローブ・アーム26にも適合する。フィルタ71、
140及び142は、スコットRG−715ガラス製
で、厚さが2mmでビーム136及び138の光電変換
器144及び146での平均パワーを約2mWとする。
【0037】測定ビーム44及び情報伝搬ビーム124
に影響を与える光学部品(測定光学系48、ビーム合成
器112、びーむ反射器49、レンズ114、支持材料
層122、電気光学材料層27)は、システム10の通
常の動作中には互いに固定関係で接続されている。この
結果、アーム26を使用してこれらの部品の何れかを動
かしても相互の光学的アラインメントに影響を与えず、
測定ビーム44及び情報伝搬ビーム124の光学伝搬経
路の長さにも影響を与えないようになっている。観測ビ
ーム66及び光パターン70に影響するような更に別の
光学部品(観測ビーム源64、レンズ109、ビーム・
スプリッタ110、フィルタ71及び観測光学系72)
も、観測ビーム66、情報伝搬ビーム124、測定ビー
ム44、光パターン70に影響するような光学部品(ビ
ーム反射器49、レンズ114、層122、層27)に
対して固定されている。従って、アーム26によりこれ
らの何れかが動いても、これらのビームの光学的長さに
影響を与えることがない。望ましくは、測定ビーム44
及び情報伝搬ビーム124に影響するような光学部品の
各位置は、観測ビーム66及び光パターン70に影響す
る光学部品と同様に、通常動作中にアーム26に対して
固定されている。
【0038】レンズ・マウント22及びプローブ・チッ
プ・マウント24は、アーム26の一端125に対して
調整可能な角度φで固定されている。プローブ・チップ
・マウントの応用について説明したように、レンズ・マ
ウント22及びプローブ・チップ・マウント24は、そ
れらの中の測定ビーム44及び観測ビーム66の経路に
略平行な軸の周りに回転可能な構造である。これらの各
部品の調整を行い、測定ビーム44及び観測ビーム66
の光学経路に影響する他の光学部品(被測定デバイス1
4以外)に対してこれらの部品の配置を固定させる。こ
れらの調整を完了してから、システム10を動作させ、
被測定デバイス14の特性の試験・測定を実行する。
【0039】図3は、図1及び図2のシステム10の一
部分を便宜上省略して示した本発明の実施例の平面図で
ある。特に、本発明の好適実施例で用いられる第1変換
サブユニット162を示している。測定ビーム44の伝
搬経路46となる光ファイバの一端は鏡面仕上げされ、
プローブ・アーム26に固定された標準光ファイバ・コ
ネクタのフェルール126に接続されている。このよう
なフェルール126は、精密に製造されており、柔軟な
光ファイバを正確且つ安価に固定することができる。よ
って、光ファイバのこの部分は、アーム26に対して固
定されており、勿論、他の光学部品もアーム26に対し
て固定されている。測定ビーム44は、レンズ128を
通過する。このレンズ128は、単純な非球面レンズ
(コーニング社の350080)である。その後、測定
ビーム44は、偏光状態を制御する波長板(バイアス調
整装置)130を通過する。この波長板130は、測定
ビーム44の偏光状態を最大感度に設定し、層27へ向
かう光経路の残りの部分の偏作用を補償する。測定ビー
ム44は、図2について説明したように伝搬する。オプ
ションとして任意に設けられるビーム・スプリッタ13
1は、測定ビーム44の一部を取り出し、この部分信号
を干渉計又は位相感度検出信号の取込技法における基準
信号として使用しても良い。
【0040】波長板130を調整し、又は、電気光学材
料層27の厚さを選択して、測定ビーム44が単一の偏
光状態となるようにすることが望ましい。すなわち、測
定ビーム44が層27に達する時に直線偏光となってい
ることが望ましい。原理的には、この調整は層27の厚
さを選択することによってのみ可能であるが、波長板1
30を設けることが望ましい。層27の位置における測
定ビーム44の偏光面と、層27の電気光学軸180
(図5参照)との角度は、層27の電界に対する情報伝
搬ビーム124の感度を最大にするために45度にする
のが好適である。
【0041】レンズ128及び114は、コンパクト・
ディスク用に設計されたコーニング社製の非球面レンズ
が好適である。これらのレンズは、小型で安価で、開口
数が高い。この開口数により、層28上における測定ビ
ーム44の集束スポットの大きさが決まり、アーム26
上の測定ビーム44と情報伝搬ビーム124との分離度
が決まる。この開口数が高ければ、集束焦点のスポット
も小さくなり、ビームの分離度も高くなるので、電気光
学システム10にとって望ましい。
【0042】図2について述べたように、情報伝搬ビー
ム124は、ビーム合成器112から出力され、測定光
学系48に入射する。測定光学系48は、ビーム反射器
132と、誘導ビーム発生器・偏光器として機能するビ
ーム・スプリッタ134を含んでいる。このビーム・ス
プリッタ134は、情報伝搬ビーム124を第1及び第
2誘導ビーム136及び138に分離する。これら2つ
の誘導ビームは、互いに独立な直交直線偏光であり、独
立の強度を有する。バイアス波長板130及び層270
の厚さsは、適当に選択され、ビーム124がビーム・
スプリッタ112に達する時、ビーム136及び138
のパワーが等しくなり、電気光学材料層27に印加され
る電界がゼロとなる。この結果、ビーム124は、円偏
光状態となる。このような光学的バイアスの調整ビーム
136及び138の解析に差動検出技法を使用する場合
に有効である。比検出を行う場合、このような光学的バ
イアスの調整により、システム10の線形性が改善さ
れ、測定ビーム44及び情報伝搬ビーム124の光学的
特性に対する電気光学材料層27の影響を良好に測定で
きる。
【0043】実施例において、誘導ビーム136及び1
38は、夫々フィルタ140及び142を通過する。こ
れらのフィルタは、測定ビーム44の波長以外の波長の
成分を遮断する。フィルタ140及び142を通過した
後、ビーム136及び138の残りの成分は、光電変換
器である第1及び第2レシーバ144及び146に夫々
供給される。これらのレシーバとしては、例えば、ユナ
イテッド・ディテクタ・テクノロジー社製のUDT 5
DPコンバータが適している。これらの光電変換器は、
夫々誘導ビーム136及び138の強度を表す第1及び
第2電気信号147及び148を発生する。これら電気
信号147及び148は、テスト信号50を構成する。
信号147及び148は、テスト信号路50の接続線1
49及び150を介して第2変換器サブユニット164
に送られる。従って、テスト信号50の中の信号147
及び148は、情報伝搬ビーム124の独立な直線偏光
状態の2つの成分の振幅を表している。
【0044】図4は、他の実施例としての第1変換器サ
ブユニット162′の構成を示す図である。この変換器
サブユニット162′は、本発明の実施例で用いる情報
伝搬ビーム124を解析する。図4において、ビーム1
36及び138は、フィルタ140及び142を通過す
る。これらフィルタを通過した成分は、ビーム147A
及び148Aとして、レンズ144A及び146Aを夫
々通過し、夫々コネクタ・フェルール149A及び15
0Aを通って柔軟光接続線149B及び150Bに送ら
れる。これら接続線149B及び150Bは、ビーム1
47A及び148Aを更に解析回路に供給する。この解
析回路は、測定ビーム44、観測ビーム66、光パター
ン70又は情報伝搬ビーム124に関連するプローブ・
アーム26又は他の光学部品に固定されていない。この
解析回路は、図3に示したような形式の回路が望まし
く、ビーム147A及び148Aを受け、これらの強度
を表す電気信号に変換する光電気変換器である。テスト
信号50′は、ビーム147A及び148Aを含み、接
続線52′は、接続線149B及び150Bを含む。
【0045】図5は、図1〜図3における、領域68、
部分68、層27、支持層122及びレンズ114の部
分を便宜上一部省略した断面図である。支持層122
は、層27を支持し、測定ビーム44及び観測ビーム6
6に含まれる波長に対して透明である。層27の第1表
面152は、支持層122に結合され、第2表面154
は、第1表面152と被測定デバイス14との間に位置
する。コーティング表面156を設けることにより、測
定ビーム44を高効率で反射し、観測ビーム66を通過
させるようにしている。従って、測定ビーム44は、層
27の電気光学材料からの影響を受けた後にコーティン
グ表面156で反射され、層27から情報伝搬ビーム1
24として出力される。測定ビーム44は、被測定デバ
イス14に供給されずに反射されるので、測定中にデバ
イス14の電気的特性に影響を与えない。しかし、少な
くとも観測ビーム66の一部は、層27及びコーティン
グ面156を通過し、被測定デバイス14の一部68を
照射する。ここから出力される光線69は、コーティン
グ156、層27及び支持層122を通過し、光パター
ン70を形成する。層27の厚さの好適値は、約50μ
m以下(例えば、27、38又は50μm)であり、支
持層122の厚さの好適値は、約1.2mm程である。
層27、支持層122及びコーティング156により、
プローブ・チップ158が構成される。
【0046】支持層122は、ビーム44、66、70
及び124に対して薄い平行平板として作用するので、
これらのビームから形成される像には、球面収差が現れ
る。レンズ114は、このような球面収差を補償するよ
うに設計されている。レンズ114の一例としては、コ
ーニング社製のコーニング非球面レンズ350160と
いうコンパクト・ディスク用の市販品でも良い。コンパ
クト・ディスク用レンズは、標準のコンパクト・ディス
クの薄い平行平板に起因する球面収差を補正するように
製造されており、例えば、1.2mmの厚さ及び1.5
7の屈折率を有するプレートに起因する収差を補正す
る。このような補正は、支持層122の厚さが1.2m
mであり、ビーム44及び66の波長に対して支持層1
22の屈折率が代表的なガラスと同じ程度であれば都合
が良い。この薄い平行平板に起因する球面収差は、ガラ
スの屈折率とは実質的に無関係である。測定ビーム44
が測定ビーム源42で生成されたレーザーである場合、
測定ビーム44の波長領域は、極めて狭い波長範囲(数
オングストローム程度)に入っている。観測ビーム66
も、システム10を設計する際に、観測ビーム66に関
連する色収差を考慮する必要がない程、十分に狭い波長
範囲に入っていることが望ましい。観測ビーム源64が
発光ダイオードである場合、観測ビーム66の波長範囲
は、30〜60nm程度であり、システム10を実現す
る殆どの場合の条件を十分に満たしている。従って、測
定ビーム44及び情報伝搬ビーム124の支持層122
に起因する色収差は、無視できる。その上、層27は、
支持層122に対する厚さによっては、それほど大きな
収差の原因とはならないので、収差を調整する目的のた
めには、これを無視しても良い。
【0047】代表的なガラスの屈折率と比較してずっと
高いか、又はずっと低い屈折率を有するガラス又は他の
材料で支持材料層122を形成した場合、その厚さtを
適切に選択し、ビーム44及び66に対する支持層12
2の屈折率により、支持層122によって発生する球面
収差をレンズ114が補正するようにすべきである。こ
のことは、ワレン・ジェイ・スミス(Warren J. Smit
h)著「モダン・オプチカル・エンジニアリング(Moder
n Optical Engineering):McGraw-Hill Book Co., New
York, 1966」の第84頁の最初の式で厚さtが決ま
る。この式は以下のとおりである。
【0048】
【数1】 ここで、tは、計算される厚さであり、Nは、支持材料
層122の屈折率、U及びuは、上述のビームが層27
及びレンズ114に対してなす傾き角である。球面収差
は、レンズ114が補正するように設計されている。別
の実施例としては、レンズ114は、所定の屈折率及び
厚さtを有する支持層122に起因する球面収差を補正
するように製造すべきである。しかし、コンパクト・・
ディスク用のレンズをレンズ114として使用するのが
経済的である。層27は、光軸180を有し、この光軸
は、図6に関して説明するように、調整可能である。
【0049】図6は、プローブ・アーム26上のビーム
反射器49付近に設けられたレンズ・マウント22及び
プローブ・チップ・マウント24の断面図である。プロ
ーブ・チップ・マウント24は、プローブ・チップ15
8及びプローブ・チップ・マウント・ベース159を含
んでいる。プローブ・チップ・マウント・ベース159
は、支持表面159Sを有する。支持層122のマウン
ト表面123は、プローブ・チップ・マウント・ベース
の支持表面159Sにより支持される。レンズ・マウン
ト22、プローブ・チップ・マウント24、支持層12
2、及び電気光学材料層27は、測定ビーム44及び観
測ビーム66の経路に略垂直な平面上の断面は円形にな
っている。
【0050】レンズ・マウント22は、ネジ山160及
び162の螺合によって、アーム26に固定されてい
る。ネジ山160及び162の螺合により、測定ビーム
44及び観測ビーム66の経路に略平行な軸の周りにア
ーム26に対してレンズ・マウント22を回動させるこ
とが出来る。レンズ・マウント22にハンドル164が
取り付けられており、ユーザーは容易にハンドルを持っ
てレンズ・マウントを回動させることができる。ネジ山
160及び162を螺合させることにより、アーム26
上でレンズ・マウント22を測定ビーム44及び観測ビ
ーム66に平行に容易にに取り付けることができる。ま
た、アーム26にレンズ・マウント22を保持させ、測
定ビームと平行にレンズ・マウント22を動かさないで
レンズ・マウント22を相対的に回転できるように構成
しても良い。
【0051】レンズ・マウント22のレンズ管の外側表
面のレンズ・アラインメント表面166は、プローブ・
チップ・マウント24の上側の内側表面であるプローブ
・アラインメント表面168と合わさる。これら表面1
66及び168により、レンズ114に対して層27を
適正位置に容易に調整できる。また、両表面管に僅かな
間隙(クリアランス)170を形成して、レンズ114
から測定ビーム44及び観測ビーム66が層27まで経
路175を通るように、中心軸の位置を適正に保持する
ように構成しても良い。表面166及び168間でレン
ズ・マウント22及びアーム26に対してプローブ・チ
ップ・マウント24をスライド調整できる。
【0052】プローブ・チップ・マウント24は、レン
ズ・マウント22に2つの方法の何れか又は両方の方法
で固定される。第1実施例では、レンズ・マウント22
に形成されたネジ山174にプローブ・チップ・マウン
ト24に形成したネジ山172を螺合させる。プローブ
・チップ・マウント24とレンズ・マウント22との相
対的な回転により、光経路175の長さに関わる距離1
76を調整する。レンズ・マウント22に対するプロー
ブ・チップ・マウント24の相対的位置は、オとして設
けられるセット・ネジ178で固定させるようにしても
良い。このセット・ネジ178は、プローブ・チップ・
マウント24を貫通し、レンズ・マウント22に圧力接
触させる。別の実施例としては、ネジ山172及び17
4を除去し、セット・ネジ178を設け、堅く締めるこ
とにより、プローブ・チップ・マウント24とレンズ・
マウント22との間の相対的維持を保持し、距離176
及び両者間の回転位置も固定する。何れの実施例でも、
ネジ山160及び162により、レンズ・マウント22
とプローブ・チップ・マウント24との間の回動接続が
可能であり、相互の相対的位置を固定したり、層27の
配置(電気光学軸180:図5参照)を調整したりでき
る。ネジ山160及び162により、アーム26とレン
ズ・マウント22との相対的位置をビーム44及び66
の伝搬経路と略平行な方向に動かす場合、レンズ・マウ
ント22をプローブ・チップ・マウント24の周りに回
転させるとき、レンズ・マウント22とプローブ・チッ
プ・マウント24との位置調整を更に行う必要があるか
も知れない。表面166及び168の間に光経路175
と層27との位置関係を調整するために、アラインメン
ト構体179Aを設けている。ネジ山172及び174
又はセット・ネジ178並びに表面166及び168に
より、調整距離176の調整構体179Bが決まる。
【0053】層27を形成する材料は、光応答又は電気
光学軸を有し、この軸に沿って特定の強さで光応答を発
生する。層27は、光軸が表面156に平行か又は垂直
になるように配置される。光軸180(図5参照)が表
面156と平行の場合、デバイス14の電界に対して光
軸180の方向を合わせられるので、電気光学的作用を
最大にできるので、デバイス14の電気的特性の測定に
有利である。被測定デバイス14に対するプローブ・チ
ップ・マウント24の方向を調整することにより、光軸
180の方向を変化させることができる。プローブ・チ
ップ・マウント24の回動により、距離176、即ち、
層27とレンズ114及びビーム反射器49との距離が
変化すると、光線を適正に集束させる為に距離176を
再度調整する必要があるかも知れない。
【0054】ネジ山172及び174を設けた場合、距
離176の微調整ができるが、間善意ぴったりと合わな
いという傾向がある。一般に、ネジ山は、仕上げ表面に
比較して機械的精度が低いので、レンズ114に対して
層27の位置関係及び中心を適正に設定しようとする
と、表面166及び168の方の信頼性が高く、ネジ山
172及び174の方が低くなる。
【0055】図7は、システム10の一部の部品の断面
図を含む部分的な構成を示す図であり、光パターン70
及び対応する測定ビーム44を層27上に集束させ、図
6のネジ山172及び174を除去し、レンズ・マウン
ト22とプローブ・チップ・マウント24との相対的位
置をセット・ネジ178で固定した場合を示している。
プローブ・チップ・マウント24は、保護用出荷容器の
ような容器182で保持されている。図6の表面166
及び168の位置関係は、被測定デバイス14を通常載
せている載置台の上に容器182を置く等により、良好
に調整されている。図1のように、ユーザー41は、表
示装置60の表示画像80を見て、位置調整器28を操
作してアーム26及びそれに取り付けられたレンズ・マ
ウント22を移動させる。この移動の方向は、例えば垂
直方向であり距離176を変化させる方向である。表示
画像80上で層27の画像の焦点が合った時、ユーザー
41は、必要な微調整を行い、層27の所望のレベル上
(例えば、反射コーティング156)に表示画像の焦点
を合わせる。所望の画像焦点が合った時、ユーザーは、
セット・ネジ178を締めてレンズ・マウント22に対
してぷr・チップ・マウント24を固定する。
【0056】システム10は、被測定デバイス14の電
気的特性以外の特性も測定できるように応用できる。シ
ステム10は、電界の変化に応じた層27の屈折率(複
素数)の変化により上述のように動作する。層27は、
測定ビーム44に応答して、情報伝搬ビーム124に含
まれていた情報を分離する。層27は、複素数の屈折率
がデバイス14の特性に応じて変化するのでその情報を
分離できる。媒体内部の平面波の伝搬は次式で表される
ことは周知である。 E=Eoexp(i2πνt)exp{(−i2πx/c)
(n−ik)} ここで、n−ik=n′は、複素屈折率であり、実数項
のnの位相変化だけでなく、虚数項の−ikによる減衰
量の情報も含んでいる。
【0057】システム10は、層27によって分離され
た位相変化及び減衰量の両方の情報を検出できる。AG
C比検出器166の出力(I1−I2)は、位相変化に応
答する。しかし、減衰量に関する情報は、ホト検出器1
44及び146(図3)のような素子から得られる。従
って、システム10は、情報伝搬ビーム124又はその
成分136又は138に関する減衰量の情報からそのビ
ーム124の差動位相又は偏光の情報を識別することが
できる。
【0058】種々の材料において、その材料のパラメー
タの変化の結果として屈折率が変化するということが経
験上知られている。電気光学材料では、印加される電界
が変化すると、屈折率が変化する。電気光学材料は、電
磁界のユニタリ性により磁気的特性の変化に応じた電界
の変化を検出することにより、磁気的特性の変化を測定
するように使用できる。対象となる磁界の変化に応じて
屈折率が変化するような別の材料も既知である。そのよ
うな磁気光材料を層27として使用することにより、磁
気的特性を直接測定することもできる。ピロ電気的(py
roelectric)材料は、温度変化に応じて屈折率が変化す
る。従って、層27の材料として上述のように、電気光
学材料、磁気光材料、ピロ電気的材料等を使用すること
により、被測定デバイス14の電気的特性のみならず、
磁気的特性や温度も測定することが可能になる。これら
の材料の層27は、プローブ・チップの中にレンズ・ア
センブリと共に組み込んでも良い。システム10では、
層27の位置調整用にマイクロ位置調整器28を使用す
ることにより、所望の位置に層27を調整し、被測定デ
バイス14の領域12との距離を最適に調整したり、非
破壊接触に好適な位置調整をしたりすることが可能であ
る。
【0059】層27の材料として上述のピロ電気的材料
を使用することにより、システム10は、更に集積化さ
れるマイクロプロセッサその他の回路で発生する熱や消
費する熱に関する実際の環境の値として、被測定デバイ
スの温度特性を測定できる。例えば、領域12の温度特
性の検出により、デバイス14内の回路素子の不適切な
熱の発生による破損や誤動作を検出できることもある。
【0060】ピロ電気的効果を示す材料、すなわち、層
27の材料として使用できる例としては、タンタル酸リ
チウム及びニオブ酸リチウムがある。このような材料
は、電気光学的性質も示すので、屈折率の変化応答にお
いて、電気的特性の変化によるものと、温度変化による
ものとを分離することが重要となる。
【0061】以上本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応
じて種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には
明らかである。
【0062】
【発明の効果】本発明のオプチカル・モジュールは、被
測定デバイスの特性変化に応じて屈折率が変化する材料
を含み、該材料に上記測定ビームが照射され、該測定ビ
ームと上記材料との相互作用により情報伝搬ビームを発
生する測定手段と、この測定手段からの情報伝搬ビーム
を受け、該情報伝搬ビームの光学的特性を表す測定信号
を発生する測定光学系とを互いに固定的に接続すること
により、測定動作中に上記オプチカル・モジュールが移
動しても測定ビーム及び情報伝搬ビームの光伝搬経路の
長さが変化しないので、材料を交換しても光学部品の位
置関係を再調整する必要がないので、エンジニアリング
環境や製造現場環境でも高精度かつ高信頼性を維持でき
る。また、材料の選択により、電気的特性のみならず、
磁気的特性や温度特性等種々の測定を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の実施例の一部分を省略し、特定部分の構
成を更に詳細に示したブロック図である。
【図3】図1の実施例の一部分を省略した平面図であ
る。
【図4】図3の実施例の変換サブユニットの他の実施例
を示すブロック図である。
【図5】被測定デバイスとプローブ先端部との詳細な構
成を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例のプローブ部分を示す断面図
である。
【図7】本発明の他の実施例の要部を示す簡略図であ
る。
【符号の説明】 14 被測定デバイス 16 刺激信号 19 信号同期ユニット 20 刺激信号源 21 プローブ 26 プローブ・アーム 27 電気光学材料層 28 位置調整器 34 コントローラ(制御手段) 42 測定ビーム源 44 測定ビーム 48 測定光学系 124 情報伝搬ビーム
フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ディー・ジョーンズ アメリカ合衆国オレゴン州97221 ポート ランド サウス・ウェスト タネルウッド 4429 (72)発明者 スティーブン・エイチ・ペッパー アメリカ合衆国オレゴン州97229 ポート ランド ノース・ウェスト ワンハンドレ ッド・フォーティーンス 710

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定ビームを用いて被測定デバイスの所
    定領域の特性を測定する特性測定システムの可動部品と
    して、通常動作するオプチカル・モジュールであって、 上記被測定デバイスの特性変化に応じて屈折率が変化す
    る材料を含み、該材料に上記測定ビームが照射され、該
    測定ビームと上記材料との相互作用により情報伝搬ビー
    ムを発生する測定手段と、 上記情報伝搬ビームを受け、該情報伝搬ビームの光学的
    特性を表す測定信号を発生する測定光学系とを具え、 上記測定手段及び上記測定光学系は、互いに固定的に接
    続され、測定動作中に上記オプチカル・モジュールが移
    動しても上記測定ビーム及び情報伝搬ビームの光伝搬経
    路の長さが変化しないことを特徴とするオプチカル・モ
    ジュール。
JP6156386A 1993-06-16 1994-06-16 オプチカル・モジュール Pending JPH07174826A (ja)

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