JPH0717127U - 乳幼児支持機能付き背負い袋 - Google Patents
乳幼児支持機能付き背負い袋Info
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- JPH0717127U JPH0717127U JP053617U JP5361793U JPH0717127U JP H0717127 U JPH0717127 U JP H0717127U JP 053617 U JP053617 U JP 053617U JP 5361793 U JP5361793 U JP 5361793U JP H0717127 U JPH0717127 U JP H0717127U
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一面が背負い部(22)とされ開口部(2
1)が形成されてなる主収納部(2)と、この主収納部
の表面に袋状に形成された副収納部(4)と、肩紐
(3)とからなり、副収納部(4)は下方に開口部(4
1)が形成され、この開口部(41)を介して乳幼児支
持片(7)が出入自在に収納されている。肩紐(3)先
端には係合部(3b)が設けられ、主収納部(2)下端
部には第一係合片(6)が、また乳幼児支持片(7)の
左右側部の先端には第二係合片(8)が設けられ、肩紐
(3)と第一係合片(6)、第二係合片(8)とがそれ
ぞれ係脱自在とされている。 【効果】 荷物を収納して「ナップザック」として利用
することができるとともに、赤ちゃんを連れて外出する
際には、赤ちゃんを「だっこ」又は「おんぶ」状態で支
持することもでき、使用性に優れている。
1)が形成されてなる主収納部(2)と、この主収納部
の表面に袋状に形成された副収納部(4)と、肩紐
(3)とからなり、副収納部(4)は下方に開口部(4
1)が形成され、この開口部(41)を介して乳幼児支
持片(7)が出入自在に収納されている。肩紐(3)先
端には係合部(3b)が設けられ、主収納部(2)下端
部には第一係合片(6)が、また乳幼児支持片(7)の
左右側部の先端には第二係合片(8)が設けられ、肩紐
(3)と第一係合片(6)、第二係合片(8)とがそれ
ぞれ係脱自在とされている。 【効果】 荷物を収納して「ナップザック」として利用
することができるとともに、赤ちゃんを連れて外出する
際には、赤ちゃんを「だっこ」又は「おんぶ」状態で支
持することもでき、使用性に優れている。
Description
【0001】
この考案は乳幼児支持機能付き背負い袋に係り、その目的は、荷物を収納して 肩から背負い、「ナップザック」として利用することができるとともに、赤ちゃ んを連れて外出する際には、荷物の収納と同時に赤ちゃんを「だっこ」又は「お んぶ」状態で支持させることもできる携帯に便利な乳幼児支持機能付き背負い袋 を提供することにある。
【0002】
荷物を収納した袋を肩から背負う「ナップザック」や「リュックサック」等の 背負い袋は、方手で持ち運びするかばん類と比較すると、荷物の運搬が楽に行な え、しかも両手が開放されて自由に使えるため、古くからハイキングや登山等に 利用されていた。 ところが、近年では、このような背負い袋のデザインや色彩が、年々ファッシ ョン化されされくるようになり、従来のハイキングや登山等の目的以外に、荷物 を収納するかばん類の代用品として、通常の外出時にも背負い袋が利用されてく るようになってきた。 このような背負い袋としては、開閉自在な袋状の主収納部に肩紐を取り付けた 「ナップザック」形状を有するものが汎用的に使用されている。
【0003】 また、赤ちゃんを連れて外出する際には、赤ちゃんを「だっこ」又は「おんぶ 」状態で保持して外出することが多く、このような場合には「乳幼児支持具」が 利用されている。 赤ちゃんを背中に背負い、「おんぶ」状態を支持するための「支持具」として は、「おんぶ紐」と呼ばれる布状の紐体が古くから使用されていた。 一方、赤ちゃんを母親の胸元で「だっこ」状態で支持させる「支持具」として は、例えば図13に示すような、乳幼児抱き具(A)が存在している。 この乳幼児抱き具(A)は、支持基部(b)とこの支持基部(b)下方部より 延出された尻当て部(図示せず)、上方部より延出される肩紐(c)、左右の側 方部より延出される腰紐(d)とから構成されており、支持基部(b)と尻当て 部とにより、赤ちゃんを「抱っこ」状態で、母親の胸元に支持してなるなるもの であった。
【0004】
しかしながら、前記した背負い袋では、荷物を収納して比較的楽に持ち運ぶこ とはできるが、赤ちゃんを母親の胸元或いは背中で支持させるという機能は備え られておらず、赤ちゃんを連れて外出する際には充分なものではないという課題 が存在した。 すなわち、前記した背負い袋を持って、赤ちゃんを連れて外出する際には、背 負い袋とは別に、赤ちゃんを「だっこ」又は「おんぶ」するための「支持具」を 用意しなければならず、外出時に持ち運ぶ荷物が多くなるという課題が存在した 。一方、「おんぶ紐」や「乳幼児抱き具」など、従来の「乳幼児支持具」では、 赤ちゃんを母親の胸元或いは背中で支持させることはできるが、同時に哺乳瓶や おむつ等の荷物を収納する機能は備えられておらず、別に荷物の収納袋を用意し なければならないという課題が存在した。 そこで、オムツや哺乳瓶などのベビー用品、或いはその他の荷物を収納して楽 に持ち運ぶことができるとともに、同時に必要に応じて赤ちゃんを母親の胸元或 いは背中で支持させる機能をも備えた携帯に適した優れた背負い袋の創出が望ま れていた。
【0005】
この考案では一面が背負い部とされ開口部が形成されてなる主収納部と、この 主収納部の表面に袋状に形成された副収納部と、肩紐とからなる背負い袋であっ て、前記副収納部には乳幼児支持片が出入自在に収納されてなることを特徴とす る乳幼児支持機能付き背負い袋及び背負い部と背面部と開口部とが形成された主 収納部と、前記背負い部の表面に袋状に形成された副収納部と、前記背負い部の 上部位置より延出され、先端部に係合部が形成された左右の肩紐とからなり、前 記主収納部の周囲には背負い部と背面部とをその周囲で係着させる係脱機構が備 えられ、且つ下端部には前記肩紐先端の係合部と係脱自在に係合される2個の第 一係合片が設けられ、前記副収納部は下方部に開口部が形成されるとともに、そ の内部には乳幼児支持片が前記開口部を介して出入自在に収納され、この乳幼児 支持片は左右両側部に湾曲状の脚抜き部が形成されてなるとともに、その先端に は前記肩紐と係脱自在に係合される第二係合片が左右それぞれに設けられてなる ことを特徴とする乳幼児支持機能付き背負い袋を提供することにより、前記従来 の課題を悉く解消する。
【0006】
主収納部に必要な荷物を収納し、肩紐を任意な長さに調節して主収納部下端部 の第一係合片と係合することによって、「ナップザック」が形成される。 また、背負い部表面に設けられた副収納部から乳幼児支持片を取り出し、先端 の第二係合片を肩紐と係合させることにより「乳幼児支持具」が形成される。 このため、赤ちゃんを連れて外出する際には、「乳幼児支持具」として利用し 、赤ちゃんを母親の胸元或いは背中に「だっこ」又は「おんぶ」状態で支持させ て外出することができる。 また、この際、主収納部内にオムツや哺乳ビン等のベビー用品を収納すること もできる。 従って、赤ちゃんを連れて外出する際には、赤ちゃんの支持と共に荷物の収納 を同時に行なうことができ、携帯に適した背負い袋となる。 さらに、主収納部の表面に小物収納部を設けることによって、取り出す機会の 多い小物類を区分けして収納することができる。 また、背負い部表面に補助紐を取り付けることによって、赤ちゃんに対する保 持機能が良好になる。
【0007】
以下、この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の実施例を、図面に基づい て詳述する。 図1乃至図2はこの考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の一実施例に係る 外観図であり、図3は正面図である。 図示するように、この考案の乳幼児支持機能付き背負い袋(1)は、開口部( 21)が形成された主収納部(2)と、肩紐(3)と、主収納部(2)の表面に 設けられた副収納部(4)とから形成される。 主収納部(2)には、背負い部(22)と背面部(23)とが備えられ、背負 い部(22)には補強布(図示せず)が積層されている。 また、図示する実施例では背面部(23)表面にファスナー(F)等により開 閉自在とされる小物収納部(5)が形成されている。 さらに、主収納部(2)の下端部には二本の渡し紐(6a)が間隔をおいて設 けられ、この先端には肩紐(3)先端の係合部(3b)と係脱自在に係合される 第一係合片(6)がそれぞれ設けられている。
【0008】 また、図示する実施例では、主収納部(2)の周囲に係脱機構(2a)が備え られている。 この係脱機構(2a)としては、実施例ではファスナーが使用されているが、 特に限定はされず、ホック、ボタン、面ファスナー等の任意のものが適宜好適に 使用できる。 この係脱機構(2a)の係脱操作により、主収納部(2)の背負い部(22) と背面部(23)とが、それぞれ周囲部で係着される。 すなわち、図1及び図2に示す実施例では、係脱機構(2a)を解除した状態 を示し、図4及び図5に示す実施例では係脱機構(2a)により、背負い部(2 2)と背面部(23)とをそれぞれの周囲で係着させた状態を示している。 係脱機構(2a)を解除した状態(図1乃至図2)では、主収納部(2)に厚 みが生じ、荷物等の収納空間を確保することができる。 また、係脱機構(2a)により背負い部(22)と背面部(23)とを係着さ せた状態(図4乃至図5)では、主収納部(2)下端部に設けられた渡し紐(6 a)と第一係合片(6)は、背負い部(22)と背面部(23)との間隙に挟持 された状態で収納されてしまい、しかも主収納部(2)が薄くまとまるため外観 上コンパクトなものとすることができる。 従って、旅行カバンに収納して持ち運ぶ際、或いは主収納部(2)内に荷物を 収納せず、後述する「乳幼児支持具」としてのみ利用する際には、背負い袋(1 )全体をコンパクト化することができる。
【0009】 また、主収納部(2)の開口部(21)には開閉機構(2b)が設けられてい る。開閉機構(2b)として、図示する実施例においてはファスナーが使用され ているが、特に限定はされず、ボタン、ホック、面ファスナー等適宜任意のもの を用いればよい。 この開閉機構(2b)を開閉操作することにより、開口部(21)が開口又は 閉鎖され、荷物の収容、取り出しを行なうことができる。
【0010】 肩紐(3)は、図3に示すように背負い部(22)の左右の上部位置よりそれ ぞれ延出されて二本設けられている。 図示する実施例では、肩紐(3)は、一本の帯状物より形成され、背負い部( 22)表面位置にて部分的に取着されている。また、この肩紐(3)は、背負い 部(22)の左右の上部位置よりそれぞれ延出されて、それぞれ左右の肩紐(3 )とされている。 肩紐(3)の延出方向の先端部分には、肩紐(3)の長さを伸縮自在に調節す る調節片(3a)と、係合部(3b)とがそれぞれ設けられている。 この係合部(3b)は、主収納部(2)の下端部に設けられた第一係合片(6 )、或いは後述する乳幼児支持片(7)の左右先端部に設けられた第二係合片( 8)と係脱自在に係合される。
【0011】 また、図2乃至図3に示すように、主収納部(2)の背負い部(22)表面に は、下方に開口部(41)を備えた副収納部(4)が袋状に形成されている。 副収納部(4)の開口部(41)は、ファスナー又は面ファスナー、ホック等 の係合手段(4a)により自在に開閉することができる。 この副収納部(4)の内部には、図6に示すような乳幼児支持片(7)が、開 口部(41)を介して出入自在に収納されている。 乳幼児支持片(7)は、その端部が副収納部内部において縫合されている。 また、左右両側部には湾曲状の脚抜き部(71)が形成されており、且つ先端 の左右側部には前記肩紐(3)先端の係合部(3b)と係脱自在に係合される第 二係合片(8)がそれぞれ設けられている。 尚、この考案において、肩紐(3)先端部に設けられる係合部(3b)及び主 収納部(2)下端部に設けられる第一係合片(6)、乳幼児支持片(7)の先端 に設けられる第二係合片(8)としては、特に限定はされないが、ワンタッチ式 バックルを形成する係合部、係合片を用いることが、赤ちゃんに対する安全性の 面から特に好ましい。
【0012】 また、この考案では主収納部(2)の背負い部(22)表面に補助紐(9)を 設けておくこともできる。 図示する実施例では、背負い部(22)表面に、左右の端部より延出された補 助紐が係脱機構(9a)(図示する実施例ではワンタッチ式バックル)により係 脱自在とされて設けられている。 このように補助紐(9)を設けておくと、赤ちゃんを「だっこ」又は「おんぶ 」状態で支持する際に、赤ちゃんの胴回り等を補助的に支持させることができ、 安全性が高くなる。 さらに、主収納部(2)の背面部(23)表面に、ポケット状の小物収納部( 5)を設けておくと、頻繁に出し入れする小物類を区分けして収納させることが でき、使用性が良好なものとなる。
【0013】 以上のような構成からなるこの考案の乳幼児支持機能付き背負い袋(1)の使 用状態について、以下説明する。 荷物のみを収納して「ナップザック」として使用する際には、前記図1乃至図 2に示すように、乳幼児支持片(7)を副収納部(4)内に収納した状態で使用 する。 すなわち、主収納部(2)周囲の係脱機構(2b)による係着を解除し、主収 納部(2)内に荷物を収納する。 肩紐(3)を任意の長さに調節して、先端の係合部(3b)を、下端部に設け られた第一係合片(6)とを係合させる。 このような状態で背負い袋(1)を、図9に示すように利用者(H)が肩から 背負うと、通常の「ナップザック」として使用することができる。
【0014】 また、赤ちゃんを連れて外出する際には、図6乃至図7に示すように副収納部 (4)より乳幼児支持片(7)を取り出して使用する。 すなわち、主収納部(2)周囲の係脱機構(2b)により、背負い部(22) と背面部(23)とを係着させ、乳幼児支持片(7)先端の第二係合片(8)を 肩紐(3)先端の係合部(3b)と係合させる。 この際、左右二本の肩紐(3)は、赤ちゃんの落下を防ぐため、それぞれを中 途部で交差させた状態で、第二係合片(8)と係合させる。 二本の交差する左右の肩紐(3)と乳幼児支持片(7)と主収納部(2)とに よって形成された領域内に赤ちゃんを配置し、主収納部(2)を赤ちゃんの背当 てとし、且つ乳幼児支持片(7)を赤ちゃんの尻当てとして利用することにより 、「乳幼児支持具」が形成される。 この考案の乳幼児支持機能付き背負い袋(1)を、「乳幼児支持具」として使 用する際の赤ちゃんの支持位置としては、特に限定されず、図10に示すように 母親(M)の胸元に主収納部(2)を配置させ、「だっこ」状態で赤ちゃんを支 持したり、或いは図11に示すように、背中に主収納部(2)を配置させ、「お んぶ」状態で赤ちゃんを支持したり、適宜任意に利用することができる。 また、このように主収納部(2)の周囲に設けられた係脱機構(2a)により 、背負い部(22)と背面部(23)とをそれぞれその周囲で係着させておくと 、主収納部(2)が薄くまとまり、コンパクトなものとすることができる。 尚、この考案において、乳幼児支持片(7)の内部に発泡合成樹脂等による尻 当て用のパッド材を挿入しておくことも適宜任意に行なうことができる。
【0015】 さらにこの考案の乳幼児支持機能付き背負い袋(1)は、前記「ナップザック 」としての機能と、「乳幼児支持具」としての機能との両方の機能を同時に利用 することもできる。 すなわち、図8に示すように主収納部(2)周囲の係脱機構(2b)を解除し 、主収納部(2)内部に、哺乳瓶やオムツなどの荷物を収納する。 同時に副収納部(4)より乳幼児支持片(7)を取り出して、左右二本の肩紐 (3)をそれぞれ中途部で交差させた状態で、乳幼児支持片(7)と肩紐(3) とを係合させる。 このような状態で、例えば図12に示すように母親(M)が、背負い袋(1) を胸元で保持することにより、赤ちゃん(B)を「抱っこ」状態で支持しながら 荷物を収納して移動することができ、赤ちゃんを連れて外出する際には、携帯に 便利な背負い袋(1)となる。
【0016】
以上詳述した如く、この考案は一面が背負い部とされ開口部が形成されてなる 主収納部と、この主収納部の表面に袋状に形成された副収納部と、肩紐とからな る背負い袋であって、前記副収納部には乳幼児支持片が出入自在に収納されてな ることを特徴とする乳幼児支持機能付き背負い袋及び背負い部と背面部と開口部 とが形成された主収納部と、前記背負い部の表面に袋状に形成された副収納部と 、前記背負い部の上部位置より延出され、先端部に係合部が形成された左右の肩 紐とからなり、前記主収納部の周囲には背負い部と背面部とをその周囲で係着さ せる係脱機構が備えられ、且つ下端部には前記肩紐先端の係合部と係脱自在に係 合される2個の第一係合片が設けられ、前記副収納部は下方部に開口部が形成さ れるとともに、その内部には乳幼児支持片が前記開口部を介して出入自在に収納 され、この乳幼児支持片は左右両側部に湾曲状の脚抜き部が形成されてなるとと もに、その先端には前記肩紐と係脱自在に係合される第二係合片が左右それぞれ に設けられてなることを特徴とする乳幼児支持機能付き背負い袋であるから、荷 物を収納して「ナップザック」として使用することができるとともに、赤ちゃん を連れて外出する際には、荷物の収納と同時に赤ちゃんを「だっこ」又は「おん ぶ」状態で支持する「支持具」としても利用することができ、使用性、携帯性が 良好であるという優れた効果を奏する。
【提出日】平成5年10月21日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【0013】 以上のような構成からなるこの考案の乳幼児支持機能付き背負い袋(1)の使 用状態について、以下説明する。 荷物のみを収納して「ナップザック」として使用する際には、前記図1乃至図 2に示すように、乳幼児支持片(7)を副収納部(4)内に収納した状態で使用 する。 すなわち、主収納部(2)周囲の係脱機構(2a)による係着を解除し、主収 納部(2)内に荷物を収納する。 肩紐(3)を任意の長さに調節して、先端の係合部(3b)を、下端部に設け られた第一係合片(6)とを係合させる。 このような状態で背負い袋(1)を、図9に示すように利用者(H)が肩から 背負うと、通常の「ナップザック」として使用することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【0014】 また、赤ちゃんを連れて外出する際には、図6乃至図7に示すように副収納部 (4)より乳幼児支持片(7)を取り出して使用する。 すなわち、主収納部(2)周囲の係脱機構(2a)により、背負い部(22) と背面部(23)とを係着させ、乳幼児支持片(7)先端の第二係合片(8)を 肩紐(3)先端の係合部(3b)と係合させる。 この際、左右二本の肩紐(3)は、赤ちゃんの落下を防ぐため、それぞれを中 途部で交差させた状態で、第二係合片(8)と係合させる。 二本の交差する左右の肩紐(3)と乳幼児支持片(7)と主収納部(2)とに よって形成された領域内に赤ちゃんを配置し、主収納部(2)を赤ちゃんの背当 てとし、且つ乳幼児支持片(7)を赤ちゃんの尻当てとして利用することにより 、「乳幼児支持具」が形成される。 この考案の乳幼児支持機能付き背負い袋(1)を、「乳幼児支持具」として使 用する際の赤ちゃんの支持位置としては、特に限定されず、図10に示すように 母親(M)の胸元に主収納部(2)を配置させ、「だっこ」状態で赤ちゃんを支 持したり、或いは図11に示すように、背中に主収納部(2)を配置させ、「お んぶ」状態で赤ちゃんを支持したり、適宜任意に利用することができる。 また、このように主収納部(2)の周囲に設けられた係脱機構(2a)により 、背負い部(22)と背面部(23)とをそれぞれその周囲で係着させておくと 、主収納部(2)が薄くまとまり、コンパクトなものとすることができる。 尚、この考案において、乳幼児支持片(7)の内部に発泡合成樹脂等による尻 当て用のパッド材を挿入しておくことも適宜任意に行なうことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【0015】 さらにこの考案の乳幼児支持機能付き背負い袋(1)は、前記「ナップザック 」としての機能と、「乳幼児支持具」としての機能との両方の機能を同時に利用 することもできる。 すなわち、図8に示すように主収納部(2)周囲の係脱機構(2a)を解除し 、主収納部(2)内部に、哺乳瓶やオムツなどの荷物を収納する。 同時に副収納部(4)より乳幼児支持片(7)を取り出して、左右二本の肩紐 (3)をそれぞれ中途部で交差させた状態で、乳幼児支持片(7)と肩紐(3) とを係合させる。 このような状態で、例えば図12に示すように母親(M)が、背負い袋(1) を胸元で保持することにより、赤ちゃん(B)を「抱っこ」状態で支持しながら 荷物を収納して移動することができ、赤ちゃんを連れて外出する際には、携帯に 便利な背負い袋(1)となる。
【図1】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の
一実施例(係脱機構を解除した状態)を示す外観図であ
る。
一実施例(係脱機構を解除した状態)を示す外観図であ
る。
【図2】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の
一実施例(係脱機構を解除した状態)を示す他の外観図
である。
一実施例(係脱機構を解除した状態)を示す他の外観図
である。
【図3】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の
一実施例に係る背負い部側での正面図である。
一実施例に係る背負い部側での正面図である。
【図4】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の
一実施例(係脱機構により背負い部と背面部とを係着さ
せた状態)を示す外観図である。
一実施例(係脱機構により背負い部と背面部とを係着さ
せた状態)を示す外観図である。
【図5】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の
一実施例(係脱機構により背負い部と背面部とを係着さ
せた状態)を示す他の外観図である。
一実施例(係脱機構により背負い部と背面部とを係着さ
せた状態)を示す他の外観図である。
【図6】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋に
おいて、乳幼児支持片を取り出した状態の一実施例を示
す正面図である。
おいて、乳幼児支持片を取り出した状態の一実施例を示
す正面図である。
【図7】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の
乳幼児支持片を取り出した状態の一実施例(係脱機構に
より背負い部と背面部とを係着させた状態)を示す外観
図である。
乳幼児支持片を取り出した状態の一実施例(係脱機構に
より背負い部と背面部とを係着させた状態)を示す外観
図である。
【図8】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋の
乳幼児支持片を取り出した状態の一実施例(係脱機構を
解除した状態)を示す外観図である。
乳幼児支持片を取り出した状態の一実施例(係脱機構を
解除した状態)を示す外観図である。
【図9】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋を
「ナップザック」として利用する状態を示す外観図であ
る。
「ナップザック」として利用する状態を示す外観図であ
る。
【図10】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋
を「乳幼児支持具」として利用する状態(「だっこ」状
態)を示す外観図である。
を「乳幼児支持具」として利用する状態(「だっこ」状
態)を示す外観図である。
【図11】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋
を「乳幼児支持具」として利用する状態(「おんぶ」状
態)を示す外観図である。
を「乳幼児支持具」として利用する状態(「おんぶ」状
態)を示す外観図である。
【図12】この考案に係る乳幼児支持機能付き背負い袋
を「ナップザック」及び「乳幼児支持具」として利用す
る状態(「だっこ」状態)を示す外観図である。
を「ナップザック」及び「乳幼児支持具」として利用す
る状態(「だっこ」状態)を示す外観図である。
【図13】従来の乳幼児支持具の一例を示す使用状態説
明図である。
明図である。
1 乳幼児支持機能付き背負い袋 2 主収納部 21 開口部 22 背負い部 23 背面部 2a 係脱機構 3 肩紐 3b 係合部 4 副収納部 41 開口部 5 小物収納部 6 第一係合片 7 乳幼児支持片 71 脚抜き部 8 第二係合片 9 補助紐
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (5)
- 【請求項1】 一面が背負い部とされ開口部が形成され
てなる主収納部と、この主収納部の表面に袋状に形成さ
れた副収納部と、肩紐とからなる背負い袋であって、前
記副収納部には乳幼児支持片が出入自在に収納されてな
ることを特徴とする乳幼児支持機能付き背負い袋。 - 【請求項2】 背負い部と背面部と開口部とが形成され
た主収納部と、前記背負い部の表面に袋状に形成された
副収納部と、前記背負い部の上部位置より延出され、先
端部に係合部が形成された左右の肩紐とからなり、前記
主収納部の周囲には背負い部と背面部とをその周囲で係
着させる係脱機構が備えられ、且つ下端部には前記肩紐
先端の係合部と係脱自在に係合される2個の第一係合片
が設けられ、前記副収納部は下方部に開口部が形成され
るとともに、その内部には乳幼児支持片が前記開口部を
介して出入自在に収納され、この乳幼児支持片は左右両
側部に湾曲状の脚抜き部が形成されてなるとともに、そ
の先端には前記肩紐と係脱自在に係合される第二係合片
が左右それぞれに設けられてなることを特徴とする乳幼
児支持機能付き背負い袋。 - 【請求項3】 前記肩紐先端の係合部と第一係合片、第
二係合片との係合がワンタッッチ式バックルによる係合
とされてなることを特徴とする請求項1乃至2に記載の
乳幼児支持機能付き背負い袋。 - 【請求項4】 前記主収納部の背面部表面に小物収納部
が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至3に記
載の乳幼児背負い袋。 - 【請求項5】 前記主収納部の背負い部に補助紐が設け
られてなることを特徴とする請求項1乃至4に記載の乳
幼児背負い袋。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993053617U JP2539090Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 乳幼児支持機能付き背負い袋 |
BE9301166A BE1005935A6 (fr) | 1993-09-07 | 1993-10-28 | Sac a bandouliere avec fonction de porte-bebe. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993053617U JP2539090Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 乳幼児支持機能付き背負い袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717127U true JPH0717127U (ja) | 1995-03-28 |
JP2539090Y2 JP2539090Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=12947873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993053617U Expired - Lifetime JP2539090Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 乳幼児支持機能付き背負い袋 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539090Y2 (ja) |
BE (1) | BE1005935A6 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101645219B1 (ko) * | 2016-04-21 | 2016-08-03 | 조만수 | 착용자의 전방으로 위치 변경이 용이한 백팩 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7350683B2 (en) * | 2003-06-30 | 2008-04-01 | Meyer Design Group, Inc. | Flexible rod support member for packs, bags and other articles |
GB2435415B (en) * | 2006-02-24 | 2011-04-13 | Deborah Claire Mankelow | Carrying bag |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP1993053617U patent/JP2539090Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-28 BE BE9301166A patent/BE1005935A6/fr not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101645219B1 (ko) * | 2016-04-21 | 2016-08-03 | 조만수 | 착용자의 전방으로 위치 변경이 용이한 백팩 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2539090Y2 (ja) | 1997-06-18 |
BE1005935A6 (fr) | 1994-03-15 |
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