JPH0716908B2 - サ−クルカッタ−における回転式移動刃のシヤ−角度可変機構 - Google Patents

サ−クルカッタ−における回転式移動刃のシヤ−角度可変機構

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JPH0716908B2
JPH0716908B2 JP62144567A JP14456787A JPH0716908B2 JP H0716908 B2 JPH0716908 B2 JP H0716908B2 JP 62144567 A JP62144567 A JP 62144567A JP 14456787 A JP14456787 A JP 14456787A JP H0716908 B2 JPH0716908 B2 JP H0716908B2
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JP
Japan
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blade
movable blade
moving
circle cutter
rotary
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JP62144567A
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JPS63312094A (ja
Inventor
徳司 相澤
Original Assignee
株式会社サイバネット
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 ロール巻きされた普通紙、感光紙、感熱紙、感圧紙、静
電記録紙、トレーシングペーパー等、或いは、第2原図
が電子複写機、ファクシミリ、プリンター等から出図さ
れた大版紙又は長尺紙を正確、美麗、迅速にカットする
各種図面向きのサークルカッターの改良に関する。
(ロ)従来の技術 これまでのサークルカッターは回転式移動刃にバックテ
ーパーを予め付けておき、このバックテーパーで移動刃
と固定刃とのシャー角度を保っていた。バックテーパー
を円板状の回転式移動刃に付与するためには、第4図に
示すように、平鉄板を円形に切抜いた円板(a)を、そ
の片側周縁面を旋盤で研削し(b)、次で反対側全体を
切削加工し(c)、最後に中央部に孔を穿設して仕上げ
た(d)。従ってバックテーパー39は既製のテーパー面
を固定刃の傾角に合わせた不変のものであった。
ロータリーカッターが大型図面のカットに便利な反面、
固定刃と回転刃のすり合せに極めて高い精度が要求さ
れ、さらに刃の取付けには高度の熟練と細心の注意を要
するだけでなく、刃の切れ味が鈍化したときにはロータ
リーカッターユニットを全体として一式変換しなければ
ならなかった。
そこで、固定刃と回転式移動刃の取換えがたやすいサー
クルカッターが広く用いられるようになった。しかしな
がら、前述の如く、バックテーパー39が移動刃ごとに特
定角度で予め決まっているため、刃の摩耗に伴い切れ味
が鈍ると直ちに移動刃の交換をしなければならず、この
交換に当たってはカッターの稼動を一時休止して所定の
分解及び組立て作業を経てカッターを再運転し得るもの
となるなど、保守が厄介であることと刃部品の多数常備
が要求されることなどと併せて従来のサークルカッター
の技術的課題とされてきた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は上述の様な従前のサークルカッターにおける課
題を一気に解決し、回転式移動刃と固定刃とのすり合せ
及びカッターへの取付けに何ら熟練を要さず、刃の切れ
味が鈍化したときには極めて簡単なねじ締めのみで最適
な切れ味を復活し、最終点まで刃が摩耗するに至ったと
きにも簡単な刃の交換のみでよいサークルカッターを提
供する。
(ニ)問題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、本発明は、サークルカッタ
ーの移動刃組立体のシャフトに回転可能に取付けられた
移動刃と、前記移動刃と同軸状に取付けられていて前記
移動刃の背面と当接する凸部を有するカップリングと、
前記シャフトに螺着され前記移動刃及び前記カップリン
グを連結するナットとを備え、前記ナットの締付力を調
整することにより前記カップリングを前記移動刃に押付
ける力を調整し、前記移動刃を変形させて、前記移動刃
の固定刃に対するシャー角度を可変ならしめるように構
成されている。
(ホ)実施例 本発明の実施例に関し図面に基いて以下説明する。回転
式移動刃移動装置Aの移動刃組立体32はフレームFに固
定された固定刃組立体31の固定刃11に沿って移動する機
構になっている。即ち、回転式移動刃移動装置Aの両端
に固定されたプーリ14,15に巻掛けられたワイヤー18
は、このワイヤー18の中間に介設したワイヤー緊張スプ
リング19により常時緊張されている。接触又は非接触式
のセンサー16,17は回転式移動刃移動装置Aがそれぞれ
のセンサー設置位置にあって静止状態にあるか否かを検
知確認する働きをする。
サークルカッターのフレームFには給紙コンベア30がモ
ータ33により駆動されかつコンベア面に押えローラ36が
圧接されて設けられている。また、フレームFに固設さ
れた回転式移動刃移動装置Aの直ぐ下流側に送出コンベ
ア34とこれを駆動するモータ35、及び送出コンベア34面
に圧接された押えローラ37が設けられている。
回転式移動刃移動装置Aはガイドレール9に移動機構10
を遊定して移動刃組立体32が移動自在ならしめられてい
る。
移動刃組立体32は移動機構10下面のばね板3にベアリン
グ2を介して固定されたシャフト1に回転式の移動刃
6、移動刃6と組合わされて後述するように移動刃6の
背面を押圧するカップリング5、及びカラー4、7をナ
ット8で締着してなる。
移動刃組立体32は移動の両端点でラバークッション20、
21により緩衝され、また移動組立体32は駆動用モータ13
により駆動される。
上記移動刃組立体32に組み込まれたカップリング5は、
第5図に示すように、全体が皿形(a)、へりの細分さ
れた皿形(b)、十字形(c)などの形状をなし、かつ
それらの辺縁部に凸部6′、6″、6が形成されてい
る。これらの凸部6′、6″、6は、第2図に示すよ
うに、円形の移動刃6の背面と当接し移動刃6を押圧し
て凹盆状に円形の移動刃6を変形させ、それによってシ
ャー角度を変化せしめる。
(ヘ)作用 図化された紙が給紙方向にサークルカッター内に差し込
まれモーター13に通電されると、サークルカッターの一
端に静止していた移動刃組立体32は他端に向かって移動
しセンサー(16又は17)に感知されてから静止する。こ
の移動刃組立体32の移動過程で刃体6により紙はカット
される。移動刃組立体32の移動方向が他端から一端に反
転して行われても紙が送入されていれば同様にカットさ
れる。このような組立体32の移動が繰返されカットが反
覆されている間に移動刃6が摩耗し、固定刃11との間の
截断作用が低下した場合、カップリング5をシャフト1
上でナツト8の締付けによりシャー角αを可変し大きく
することができ、これによって移動刃6の切れ味を復元
することができる。
(ト)発明の効果 以上の構成と作用により、本発明による機構は、シャー
角度固定の従来のサークルカッターに見られない回転式
移動刃自体のシャー角度の可変化が実現され、切れ味の
最適調整と復元が自在に可能となるため被処理用紙の適
用範囲を格段に多様化すると共に、移動刃の長寿命化、
カッターの操作と保守の簡易化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
添付図第1図は、本発明によるサークルカッターにおけ
る回転式移動刃のシャー角度可変機構を中心にカッター
の基本構成を示すたて断面図、第2図はシャー角度可変
機構即ち移動刃組立体の部分破断横断面図、第3図は回
転式移動刃移動装置Aの上方斜視図、第4図は従来のサ
ークルカッターに組み込まれているバックテーパー付き
の回転式移動刃の製作過程を示す断面図、第5図は本発
明の機構におけるカップリングの数例を示す斜視平面図
である。 A……回転式移動刃移動装置、 5……カップリング、6……回転式移動刃、11……固定
刃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サークルカッターの移動刃組立体のシャフ
    トに回転可能に取付けられた移動刃と、前記移動刃と同
    軸状に取付けられていて前記移動刃の背面と当接する凸
    部を有するカップリングと、前記シャフトに螺着され前
    記移動刃及び前記カップリングを連結するナットとを備
    え、前記ナットの締付力を調整することにより前記カッ
    プリングを前記移動刃に押付ける力を調整し、前記移動
    刃を変形させて、前記移動刃の固定刃に対するシャー角
    度を可変ならしめたことを特徴とする、サークルカッタ
    ーにおける回転式移動刃のシャー角度可変機構。
JP62144567A 1987-06-10 1987-06-10 サ−クルカッタ−における回転式移動刃のシヤ−角度可変機構 Expired - Lifetime JPH0716908B2 (ja)

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JPS63312094A JPS63312094A (ja) 1988-12-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04106194U (ja) * 1991-02-21 1992-09-11 東洋刃物株式会社 ペーパーカツター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6164916U (ja) * 1984-05-31 1986-05-02
DE3430443A1 (de) * 1984-08-18 1986-02-20 Ibm Deutschland Gmbh, 7000 Stuttgart Schneidvorrichtung fuer papier- und folienbahnen, insbesondere fuer druckwerke, plotter, kopiergeraete und aehnliche maschinen

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JPS63312094A (ja) 1988-12-20

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