JPH07168649A - コンピュータ - Google Patents

コンピュータ

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JPH07168649A
JPH07168649A JP5315218A JP31521893A JPH07168649A JP H07168649 A JPH07168649 A JP H07168649A JP 5315218 A JP5315218 A JP 5315218A JP 31521893 A JP31521893 A JP 31521893A JP H07168649 A JPH07168649 A JP H07168649A
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body case
battery
cover
case
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Application number
JP5315218A
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English (en)
Inventor
Naoyoshi Saigami
直義 妻神
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水性を有するコンピュータにおいて、異常
時に爆発性ガスを発生するバッテリをケース内に内蔵す
ることができ、しかも前記爆発性ガスが発生してもケー
ス内部の安全性を維持することのできるコンピュータを
提供する。 【構成】 異常時に爆発性ガスを発生するバッテリ23
を本体ケース2内に気密および液密に密閉するととも
に、前記バッテリら発生した爆発性ガスの1次収容部を
前記本体ケース2とし、前記本体ケース2に開設されて
いるガス抜き用孔44,45を通気性はあるが通水性は
ない多孔膜により封止したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器をケース
内に防水性を確保して内蔵されたコンピュータに関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、各種の情報処理に用いられるコンピュータは、内蔵
されている電子機器等が湿気を嫌うために、湿気の少な
い使用環境において使用されている。
【0003】一方、今日においては、例えば、建設工事
現場、土木工事現場等のように、屋外の雨水のかかるよ
うなコンピュータにとって劣悪な使用環境下において
も、コンピュータを利用した情報処理を遂行する必要性
が増加している。
【0004】そのため、従来においては、コンピュータ
を雨水から遮断する特別ブースを現場に設置し、当該特
別ブース内においてコンピュータを利用した情報処理を
行なっていた。
【0005】しかしながら、前記工事現場等において
は、現場で採取したデータを直にコンピュータに入力し
て必要な情報処理を行ない、その処理結果に基づいてそ
の後の作業進行内容を決定する必要性が高く、特別ブー
ス内に設置されているコンピュータでは当該情報処理を
迅速に行なうことができなかった。また、特別ブースの
設置には高額の費用がかかり、更に、大きな設置空間を
必要とするために、設置に苦慮するという不都合があっ
た。
【0006】そこで、ラップトップコンピュータ等の小
型のコンピュータの全体を透明樹脂シート等からなる防
水カバーにより覆って、コンピュータの防水性を確保す
るとともに、コンピュータを手元に置いて、作業現場に
おける迅速な情報処理を行なうようにしている。
【0007】しかしながら、作業現場においては、防水
カバーが破断するおそれが非常に多く、コンピュータの
防水性確保が不十分であり、しかも防水カバー越しの情
報の入力作業等は不便であり、使用勝手が非常に悪いと
いう不都合があった。
【0008】このようなことより、劣悪な使用環境下に
おいても使用可能なコンピュータの出現が望まれてい
た。
【0009】そのためには、コンピュータを構成する各
種の機器をケース内に防水性を確保して内蔵することが
考えられるが、携帯用のコンピュータとするためには小
型でありながら長持ちするバッテリを装着する必要があ
る。このような条件を満たすバッテリとしては、ニッケ
ル・水素電池等があるが、この種のバッテリは異常時に
水素ガス等の爆発性ガスを防爆弁より外部に漏洩させる
ように形成されている。従って、この種の爆発性ガスを
発生させるバッテリをコンピュータのケースの外側に装
着するいわゆる外付方式が考えられる。ところが、バッ
テリを外付方式に形成すると、コンピュータが落下する
等の大きな衝撃を受けると耐振動性が低いためにバッテ
リが離脱しやすく、また電極が錆びやすかったり、バッ
テリが露出しているために外観上に問題点があった。
【0010】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、防水性を有するコンピュータにおいて、異常時
に爆発性ガスを発生するバッテリをケース内に内蔵する
ことができ、しかも前記爆発性ガスが発生してもケース
内部の安全性を維持することのできるコンピュータを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解消するた
めに、本発明のコンピュータは、異常時に爆発性ガスを
発生するバッテリを本体ケース内に気密および液密に密
閉するとともに、前記バッテリから発生した爆発性ガス
の1次収容部を前記本体ケースとし、前記本体ケースに
開設されているガス抜き用孔を通気性はあるが通水性は
ない多孔膜により封止したことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、本体ケース内に防水性を確保
して内蔵されているバッテリより爆発性ガスが発生した
場合、当該爆発性ガスは本体ケース内に1次的に収容さ
れ、その後多孔膜およびガス抜き用孔を通って本体ケー
ス外へ排出されてゆき、当該本体ケース内の爆発性ガス
の濃度は安全基準範囲内に確実に維持される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図17によ
り説明する。
【0014】図1から図6は本発明のコンピュータの1
実施例であるペンを用いて各種の操作を行なうペンコン
ピュータ1の外観を示している。
【0015】このペンコンピュータ1は、偏平な略直方
体状の携帯自在な本体ケース2内にコンピュータに必要
な各種の構成機器を内蔵するとともに、操作用ペン3に
より種々の情報操作ができるように形成されている。
【0016】更に説明すると、本体ケース2の正面の中
央部分には略矩形の開口4が開設されており、その内側
には情報入力用のタブレット5を最上部に設けた液晶パ
ネル等からなるディスプレイ6が装着されている。ま
た、本体ケース2の正面のディスプレイ6の左右両側部
分には、操作用ペン3の先端部の操作用突起3aによる
押動操作によりオン、オフされるスイッチ類、すなわち
電源スイッチ7、ディスプレイ6のバックライトスイッ
チ8、ディスプレイ6のブライトスイッチ9、コントラ
ストスイッチ10、ディスプレイ6に図示しないキーボ
ードを表示して操作するためのキーボードスイッチ11
およびファンクションスイッチ群12が配設されてい
る。また、電源スイッチ7の近傍には、電源のオン、オ
フ状態を指示する電源ランプ13、後述するバッテリ2
3の充電状態を指示するバッテリランプ14および本体
ケース2内の温度状態を指示するサーモランプ15が配
設されている。また、本体ケース2の正面の最右側部分
には、前記操作用ペン3を収納するためのペン収納部1
6が上下方向の貫通孔状にして設けられている。このペ
ン収納部16には、操作用ペン3の回り止め突起3bが
係合される保持スリット17と、操作用ペン3の保持突
起3cが係合して脱落を防止するための係合凹部18と
が形成されている。
【0017】本体ケース2の4隅部には、それぞれ本体
ケース2および内部機器等を落下や衝突等の衝撃から保
護する弾性材製のクッション部19が設けられている。
このクッション部19は、本体ケース2の隅部の外面よ
り四方八方に突出する防護突部20、20によって形成
されており、落下したときに先ずこれらの防護突部2
0、20が最初に衝突して衝撃を緩衝吸収し、本体ケー
ス2および内部機器等の破壊を防止するものである。
【0018】本体ケース2の底面部には、バッテリ収納
部21の挿入口22が開設されており、その挿入口22
よりバッテリ23がバッテリ収納部21内に挿入され、
バッテリカバー24をもって密閉収納されている。
【0019】本体ケース2の平面部には、外部機器との
接続用ケーブル(図示せず)を接続するための2個のコ
ネクタ25、25が左右に露出して並設されている。ま
た、一方のコネクタ25の隣には、外部電源との接続用
ケーブル(図示せず)を接続するための電源用ジャック
26が露出して設けられている。また、他方のコネクタ
25の隣には、本体ケース2の内部機器と外部機器との
接続を可能とさせるオプション用貫通孔27が穿設され
ている。
【0020】本体ケース2の背面には、バッテリ23の
異常時に発生されるガスをケース外部へ排出するための
多数のガス抜き用孔44、44やスピーカ(図示せず)
からの音を外部に出すための音声用透孔45、45が穿
設されている。
【0021】また、本実施例においては、ペンコンピュ
ータ1の嫌水性部分の全体を防水するように構成して完
全な防水性を以下のようにして図っている。
【0022】まず、図7に示すように、本体ケース2は
側面部分において2つの分割ケース2a、2aに分割さ
れており、各分割ケース2a、2aは合成樹脂製の内側
部材28と、その外側を被覆する弾性材製の外側部材2
9との2重構造により、防水性を高くして形成されてい
る。また、一方の内側部材28は、ABS樹脂等の熱硬
化性樹脂等により形成されていて、本体ケース2の剛性
を確保している。他方の外側部材29は、EPDM等の
ゴム様弾性体等により形成されていて、耐衝撃性を確保
している。前記クッション部19の各防護突部20もこ
の外側部材29と一体に形成されている。また、図7お
よび図8に示すように、各分割ケース2a、2aの接合
部の防水性は、シリコーンゴム等により形成されている
無端状のパッキング30を挟持することにより図られて
いる。
【0023】次に、本体ケース2の平面部の開口4とデ
ィスプレイ6のタブレット5との間の防水性は、図7お
よび図9に示すように、本体ケース2の内面の開口4の
周縁部にスポンジテープ等の圧縮変形自在な防水部材3
1を接着等により添着し、組立時に本体ケース2とタブ
レット5とにより防水部材31を圧縮変形させるように
挟圧保持して、防水性を発揮させている。防水部材31
の1例であるスポンジテープは多孔質部材であるために
圧縮変形が容易であり、しかも厚さを薄くするように圧
縮されると極めて高い防水性を発揮する。従って、タブ
レット5と防水部材31であるスポンジテープとを接着
せずに、単に押圧させて密着させておくだけで十分な防
水性が確保されるために、ディスプレイ6自体の交換等
のメンテナンス時に、ディスプレイ6を本体ケース2と
容易に分離させることができ、メンテナンス性にも優れ
ている。また、防水部材31として変形自在な柔軟なス
ポンジテープを用いれば、本体ケース2が衝撃を受けて
多少変形する場合にも、その変形に追従して変形できる
ために、本体ケース2の剛性を確保する内側部材28に
亀裂等が発生するのを防止することもできる。また、防
水部材31としては、スポンジテープと同様の変形自在
性と防水性との機能を有するものであればよく、例えば
柔らかいゴム等を用いることができる。
【0024】次に、電源スイッチ7等のスイッチ部分に
おいては、図10に示すように、本体ケース2の内側部
材28に貫通孔32を穿設し、その貫通孔32を内側部
材28の内面に薄い防水シート33を貼付けることによ
り密封して防水性を確保し、その防水シート33の内側
にメンブレンスイッチ34を配設している。このメンブ
レンスイッチ34のオン、オフは、貫通孔32越しに操
作用ペン3の操作用突起3aにより外側部材29および
防水シート33を介して押動することにより行なわれ
る。貫通孔32の防水性は、一方の外側部材29によっ
ても例えば1万回のオン、オフ操作にも十分耐え得るよ
うにされているが、防水シート33を設けることにより
一層高い防水性が発揮される。
【0025】次に、必要に応じて交換されるバッテリ2
3の部分においては、図4、図11および図12に示す
ように、比較的重量の大きいバッテリ23が本体ケース
2のバッテリ収容部21から飛出ないようにバッテリカ
バー24を2本の止めねじ35、35をもって本体ケー
ス2に固着するようにしている。そして、当該部分の防
水を図るために、バッテリ収納部21の前端面21aと
対面するバッテリカバー24の内面24aにシリコーン
ゴム製等の無端状のパッキング36を装着しておき、前
記止めねじ35を緊締することにより前記パッキング3
6を両面21a、24aで挟持するようにしている。
【0026】次に、コネクタ25の部分においては、図
5、図6および図13に示すように、本体ケース2の外
側部材29にコネクタ25を露出させるとともにコネク
タカバー37を圧入装着するための楕円形の内周面38
aを有する装着孔38が開設されている。このコネクタ
カバー37は外側部材29と同じ材質の弾性体の一体成
型により形成されており、長方形状の蓋部37aの内面
に前記装着孔38に圧入される楕円形の外周面37cを
有する環状の圧入突部37bが突設されている。これら
の楕円形の外周面37cと内周面38aとの圧入代は、
弾性体の材質をEPDMとした場合には、片側0.3〜
0.5mmとするとよい。本実施例においては、各コネ
クタ25を使用しない場合には、コネクタカバー37の
圧入突部37bを装着孔38内に圧入することにより、
コネクタ25部分の防水性が図られる。本実施例のよう
に、圧入突部37bおよび装着孔38を楕円形もしくは
円形等の角部のない形状とすることにより、圧入突部3
7bを全周に亘って均一に潰れるように変形させて、完
璧な防水性を発揮させるようにするとよい。
【0027】次に、電源用ジャック26およびオプショ
ン用貫通孔27の部分においては、図5、図6および図
14に示すように、本体ケース2の外側部材29に電源
用ジャック26およびオプション用貫通孔27を露出さ
せるとともにジャックカバー39を圧入装着するための
円形の内周面40aを有するの装着孔40が開設されて
いる。このジャックカバー39は外側部材29と同じ材
質の弾性体の一体成型により形成されており、円形状の
蓋部39aの内面に前記装着孔40に圧入される円形の
外周面39cを有する環状の圧入突部39bが突設され
ている。これらの円形の外周面39cと内周面40aと
の圧入代は、前記のコネクタ部と同様に弾性体の材質を
EPDMとした場合には、片側0.3〜0.5mmとす
るとよい。また、本実施例においては、ジャックカバー
39を本体ケース2に常時取付けておくために、蓋部3
9aから連結用ベロー41を延出させ、その連結用ベロ
ー41の先端部に形成した係合突部42を本体ケース2
の背面の取付け孔43内に嵌入させて取付け、接着等に
取付け部の防水性を図っている。本実施例においては、
電源用ジャック26およびオプション用貫通孔27を使
用しない場合には、ジャックカバー39の圧入突部39
bを装着孔40内に圧入することにより、電源用ジャッ
ク26およびオプション用貫通孔27部分の防水性が図
られる。
【0028】次に、前記のようにして防水性が図られて
いるバッテリ23の部分について更に説明すると、本実
施例のバッテリ23はニッケル・水素電池であり、図1
1および図15に示すように、被覆ケース23aの上面
および下面の左右部に合計12個の縦長のガス抜き用孔
46、46が穿設されており、下面には更に2個の横長
のガス抜き用孔47、47が穿設されている。また、前
記バッテリ収納部21は、図16に示すようなバッテリ
23を挿入する側面部分が開かれている箱状の本体内部
カバー48を本体ケース2の内面に止めねじ49をもっ
て固着することにより、奥部が閉じられている断面矩形
のトンネル状に形成されている。この本体内部カバー4
8にはバッテリ23から排出された爆発性ガスを本体ケ
ース2内に流入させるために、6個の縦長の連通孔5
0、50がバッテリ23の上面のガス抜き用孔46、4
6と対面する位置に開設されており、更に2個の横長の
連通孔51、51も開設されている。本体ケース2の背
面に開設されている10個の横長のガス抜き用孔44、
44は、バッテリ23の下面の横長のガス抜き用孔4
7、47とほぼ対面する位置に開設されている。そし
て、本体ケース2内の爆発性ガスを外部に排出させる開
口として機能する背面の多数のガス抜き用孔44、44
および音声用透孔45、45部分は、図17に示すよう
に、通気性はあるが通水性はない多孔膜52をもって密
封することにより防水性が図られている。
【0029】本実施例における前記の各部の防水性は、
ペンコンピュータ1の使用条件等に応じて決定するとよ
い。例えば、防水性の試験規格を規定している、IEC
525 SPEC.IPX4「水しぶきに対しての保
護」の内容に従って決定するとよい。
【0030】本実施例によれば、本体ケース2に内蔵さ
れている電子機器等の嫌水性部分の全体が前述した防水
構造により完全に防水されているために、電子機器等を
雨水から確実に遮断することができ、ペンコンピュータ
1を劣悪な使用環境下においても動作の信頼性を高く保
持したまま使用することができる。
【0031】更に、本実施例においては、ニッケル・水
素電池であるバッテリ23に異常が発生して、被覆ケー
ス23aの各ガス抜き孔46、47から爆発性ガスであ
る水素ガスが排出された場合、当該水素ガスは本体内部
カバー48の各連通孔50、51を通して一旦本体ケー
ス2内に流入する。この時バッテリ23の上面側のガス
抜き孔46と本体内部カバー48の連通孔50とが対面
しているために、水素ガスは本体内部カバー48内に滞
留することなく円滑に本体ケース2内に流入し、本体内
部カバー48内の水素ガス濃度が爆発濃度の4vol.%に
達しないようにされる。また、本体ケース2内に流入し
た水素ガスは多孔膜52、ガス抜き用孔44および音声
用透孔45を通して外部に排出され、本体ケース2内の
水素ガス濃度が爆発濃度の4vol.%に達しないようにさ
れる。この時本体ケース2のガス抜き用孔44がバッテ
リ23の下面側のガス抜き用孔47に対面する位置に配
置されているので、水素ガスの外部への排出が円滑に行
なわれる。
【0032】本実施例においては、バッテリ23が過充
電になった時または外気温度が0℃以下になった時に水
素ガスを排出するニッケル・水素電池を用いた場合、前
記本体ケース2のガス抜き用孔44の大きさを2×13
mmとし、バッテリ23の被覆ケース23aのガス抜き
用孔46、47の大きさをそれぞれ1.5×8mm、1
×20mm、本体内部カバー48の連通孔50、51の
大きさをそれぞれ2.5×8mm、2×20mmとし、
多孔膜52の通気性を0.8(cc/cm2 ・sec)
とすると、バッテリ23の異常時の被覆ケース23a
内、本体内部カバー48内および本体ケース2内の水素
ガス濃度を3vol.%以下に抑えることができた。
【0033】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。
【0034】
【発明の効果】このように本発明は構成され作用するも
のであるから、防水性を有するコンピュータにおいて、
異常時に爆発性ガスを発生するバッテリをケース内に内
蔵することができ、しかも前記爆発性ガスが発生しても
ケース内部の安全性を維持することのできるコンピュー
タを得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンピュータの1実施例を示す外観斜
視図
【図2】図1のコンピュータの正面図
【図3】図2の背面図
【図4】図2の底面図
【図5】コネクタカバーおよびジャックカバーを装着し
た状態の図2の平面図
【図6】コネクタカバーおよびジャックカバーを取外し
た状態の図2の平面図
【図7】図2のA−A線に沿った内部機構を省略した拡
大断面図
【図8】本体ケースの分割ケースの接合部の拡大断面図
【図9】図7のB部拡大図
【図10】図2のC−C線に沿った内部機構を省略した
拡大断面図
【図11】バッテリの装着部を示す分解斜視図
【図12】バッテリカバーの内面を示す正面図
【図13】aはコネクタカバーの斜視図、bは外面部を
示す正面図、cはbの右側面図
【図14】aはジャックカバーの斜視図、bは外面部を
示す正面図、cはbの右側面図
【図15】バッテリの下面図
【図16】本体内部カバーの上面図
【図17】図3のD−D線に沿った内部機構を省略した
拡大断面図
【符号の説明】
1 ペンコンピュータ 2 本体ケース 5 タブレット 7 電源スイッチ 21 バッテリ収納部 23 バッテリ 24 バッテリカバー 25 コネクタ 26 電源用ジャック 28 内側部材 29 外側部材 30 パッキング 31 防水部材 33 防水シート 36 パッキング 37 コネクタカバー 39 シャックカバー 44、46、47 ガス抜き用孔 50、51 連通孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/00 331 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常時に爆発性ガスを発生するバッテリ
    を本体ケース内に気密および液密に密閉するとともに、
    前記バッテリから発生した爆発性ガスの1次収容部を前
    記本体ケースとし、前記本体ケースに開設されているガ
    ス抜き用孔を通気性はあるが通水性はない多孔膜により
    封止したことを特徴とするコンピュータ。
JP5315218A 1993-12-15 1993-12-15 コンピュータ Pending JPH07168649A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315218A JPH07168649A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 コンピュータ
US08/353,656 US5583742A (en) 1993-12-15 1994-12-09 Computer with protective cover having outwardly projecting cushioning portions
US08/673,696 US5623390A (en) 1993-12-15 1996-06-25 Computer having nickel-hydrogen battery and vent holes sealed with porous film

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315218A JPH07168649A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 コンピュータ

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