JPH07168419A - 帯電方法及びそれに用いる帯電装置 - Google Patents
帯電方法及びそれに用いる帯電装置Info
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- JPH07168419A JPH07168419A JP23366994A JP23366994A JPH07168419A JP H07168419 A JPH07168419 A JP H07168419A JP 23366994 A JP23366994 A JP 23366994A JP 23366994 A JP23366994 A JP 23366994A JP H07168419 A JPH07168419 A JP H07168419A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 電圧が印加された帯電部材と被帯電体とを物
理的に接触させて被帯電体を帯電する方法において、帯
電部材が、可撓性の導電性エンドレスシートと、前記エ
ンドレスシートと被帯電体との接触位置でエンドレスシ
ートを支持し且つこれに押圧力を付与する回転可能な絶
縁性ブラシとから成り、該エンドレスシートを、これに
帯電電圧を印加しつつ、被帯電体と実質上同期した速度
で、絶縁性ブラシと一体に駆動乃至従動させることを特
徴とする。 【効果】 感光体表面にピンホール等の欠陥が生じてい
た場合にも、感光体表面の帯電を均一且つ安定に、しか
も感光体の寿命を低下させることなく行うことができ
る。
理的に接触させて被帯電体を帯電する方法において、帯
電部材が、可撓性の導電性エンドレスシートと、前記エ
ンドレスシートと被帯電体との接触位置でエンドレスシ
ートを支持し且つこれに押圧力を付与する回転可能な絶
縁性ブラシとから成り、該エンドレスシートを、これに
帯電電圧を印加しつつ、被帯電体と実質上同期した速度
で、絶縁性ブラシと一体に駆動乃至従動させることを特
徴とする。 【効果】 感光体表面にピンホール等の欠陥が生じてい
た場合にも、感光体表面の帯電を均一且つ安定に、しか
も感光体の寿命を低下させることなく行うことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コロナ放電を行わずに
感光体表面の主帯電を行うことが可能な帯電方法及び帯
電装置に関する。
感光体表面の主帯電を行うことが可能な帯電方法及び帯
電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方法による画像形成方法におい
ては、感光体表面を一様に帯電し、画像露光を行って感
光体表面に原稿画像に対応する静電潜像を形成し、この
静電潜像を現像し転写することによって画像形成が行わ
れる。このような画像形成方法において、一般に感光体
表面の帯電(主帯電)は、コロナ帯電によって行われて
いたが、この方法ではオゾンの発生という環境汚染の問
題を免れない。最近になって、オゾンの発生を回避する
ために、バイアス電圧を印加しながら導電性ゴムローラ
を感光体表面に摩擦接触させることにより、感光体表面
の主帯電を行う方法が提案されている(特開昭63−1496
69号及び特開平1−267667号)。
ては、感光体表面を一様に帯電し、画像露光を行って感
光体表面に原稿画像に対応する静電潜像を形成し、この
静電潜像を現像し転写することによって画像形成が行わ
れる。このような画像形成方法において、一般に感光体
表面の帯電(主帯電)は、コロナ帯電によって行われて
いたが、この方法ではオゾンの発生という環境汚染の問
題を免れない。最近になって、オゾンの発生を回避する
ために、バイアス電圧を印加しながら導電性ゴムローラ
を感光体表面に摩擦接触させることにより、感光体表面
の主帯電を行う方法が提案されている(特開昭63−1496
69号及び特開平1−267667号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような摩擦接触による帯電方法では、導電性ゴムローラ
と感光体との間にゴミ、紙粉等の異物が挟まると、帯電
の均一性が損なわれるという問題があり、安定して帯電
を行うことが困難であった。また画像形成に際して、感
光体表面のクリーニング不良があり、その表面にトナー
が残存していると、この残存トナーを感光体表面に固着
してしまうという問題があり、感光体の耐久性を低下さ
せるという問題も発生する。さらには、均一な帯電を行
うためには、直流バイアス電圧の印加のみでは不十分で
あり、併せて交流バイアス電圧を印加する必要があっ
た。
ような摩擦接触による帯電方法では、導電性ゴムローラ
と感光体との間にゴミ、紙粉等の異物が挟まると、帯電
の均一性が損なわれるという問題があり、安定して帯電
を行うことが困難であった。また画像形成に際して、感
光体表面のクリーニング不良があり、その表面にトナー
が残存していると、この残存トナーを感光体表面に固着
してしまうという問題があり、感光体の耐久性を低下さ
せるという問題も発生する。さらには、均一な帯電を行
うためには、直流バイアス電圧の印加のみでは不十分で
あり、併せて交流バイアス電圧を印加する必要があっ
た。
【0004】このような問題が解決された帯電方法とし
て、本願出願人は先に、導電性ブラシローラを用いて可
撓性の導電性シートを感光体表面に摩擦接触せしめ、該
ローラに直流電圧を印加しながら摩擦帯電を行う方法を
提案した(特願平4−68148号参照)。
て、本願出願人は先に、導電性ブラシローラを用いて可
撓性の導電性シートを感光体表面に摩擦接触せしめ、該
ローラに直流電圧を印加しながら摩擦帯電を行う方法を
提案した(特願平4−68148号参照)。
【0005】この帯電方法は、導電性ブラシローラによ
り可撓性の導電性シートが押圧されて感光体表面に密着
するので、交流のバイアス電圧を印加することなく低電
圧の直流バイアス電圧の印加のみで均一に摩擦帯電を行
うことができるという点で極めて意義のある帯電方法で
ある。しかし、この帯電方法においては、導電性ブラシ
の先端部分から導電性シートに帯電電圧が印加されるた
め、感光体表面にピンホール等の欠陥が存在していた場
合、ピンホール部分に導電性シートが接触し、導電性ブ
ラシの先端部分からピンホール部分に大電流が流入す
る。このような大電流の発生は、ブラシ先端部分に接触
している導電性シートの穴開け等の不都合をもたらし、
この結果として点状の高電位部分が発生し、帯電不良が
生じるという問題がある。
り可撓性の導電性シートが押圧されて感光体表面に密着
するので、交流のバイアス電圧を印加することなく低電
圧の直流バイアス電圧の印加のみで均一に摩擦帯電を行
うことができるという点で極めて意義のある帯電方法で
ある。しかし、この帯電方法においては、導電性ブラシ
の先端部分から導電性シートに帯電電圧が印加されるた
め、感光体表面にピンホール等の欠陥が存在していた場
合、ピンホール部分に導電性シートが接触し、導電性ブ
ラシの先端部分からピンホール部分に大電流が流入す
る。このような大電流の発生は、ブラシ先端部分に接触
している導電性シートの穴開け等の不都合をもたらし、
この結果として点状の高電位部分が発生し、帯電不良が
生じるという問題がある。
【0006】従って本発明の課題は、帯電電圧が印加さ
れた可撓性の導電性シートを感光体等の被帯電体に物理
的に接触させて被帯電体の帯電を行うタイプの帯電方式
において、感光体表面にピンホール等の欠陥が存在して
いた場合にも、電源の出力低下を生ぜず、帯電を均一且
つ有効に行うことができる帯電方法を提供することにあ
る。本発明の他の課題は、上記帯電方法を好適に実施得
る帯電装置を提供することにある。
れた可撓性の導電性シートを感光体等の被帯電体に物理
的に接触させて被帯電体の帯電を行うタイプの帯電方式
において、感光体表面にピンホール等の欠陥が存在して
いた場合にも、電源の出力低下を生ぜず、帯電を均一且
つ有効に行うことができる帯電方法を提供することにあ
る。本発明の他の課題は、上記帯電方法を好適に実施得
る帯電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電圧が
印加された帯電部材と被帯電体とを物理的に接触させて
被帯電体を帯電する方法において、帯電部材が、可撓性
の導電性エンドレスシートと、前記エンドレスシートと
被帯電体との接触位置でエンドレスシートを支持し且つ
これに押圧力を付与する回転可能な絶縁性ブラシとから
成り、該エンドレスシートを、これに帯電電圧を印加し
つつ、被帯電体と実質上同期した速度で、絶縁性ブラシ
と一体に駆動乃至従動させることを特徴とする帯電方法
が提供される。
印加された帯電部材と被帯電体とを物理的に接触させて
被帯電体を帯電する方法において、帯電部材が、可撓性
の導電性エンドレスシートと、前記エンドレスシートと
被帯電体との接触位置でエンドレスシートを支持し且つ
これに押圧力を付与する回転可能な絶縁性ブラシとから
成り、該エンドレスシートを、これに帯電電圧を印加し
つつ、被帯電体と実質上同期した速度で、絶縁性ブラシ
と一体に駆動乃至従動させることを特徴とする帯電方法
が提供される。
【0008】本発明によれば更に、電圧が印加された帯
電部材と被帯電体とを物理的に接触させて被帯電体を帯
電する装置において、上記帯電部材が、可撓性の中空導
電性ローラと、中空導電性ローラ内に同軸に設けられた
絶縁性ブラシローラと、中空導電性ローラに帯電電圧を
印加する給電機構とから成り、中空導電性ローラと絶縁
性ブラシローラとが一体で被帯電体と同期した速度で駆
動するように設計されていることを特徴とする帯電装置
が提供される。
電部材と被帯電体とを物理的に接触させて被帯電体を帯
電する装置において、上記帯電部材が、可撓性の中空導
電性ローラと、中空導電性ローラ内に同軸に設けられた
絶縁性ブラシローラと、中空導電性ローラに帯電電圧を
印加する給電機構とから成り、中空導電性ローラと絶縁
性ブラシローラとが一体で被帯電体と同期した速度で駆
動するように設計されていることを特徴とする帯電装置
が提供される。
【0009】
【作用】本発明においては、エンドレスの導電性可撓性
シートを感光体等の被帯電体表面に押圧接触させるため
のブラシとして絶縁性のものを用いたことが顕著な特徴
である。即ち、この絶縁性ブラシは、導電性可撓性シー
トへの帯電電圧の印加には全く関与するものでないか
ら、例えば感光体にピンホール部分が存在していたとし
ても、ブラシ先端等の局部からの大電流の発生を回避す
ることができ、ブラシ先端が接触している部分における
導電性可撓性シートの穴開きなどのトラブルを生ぜず、
従って点状の高電位部分の発生による帯電不良を有効に
防止することが可能となる。
シートを感光体等の被帯電体表面に押圧接触させるため
のブラシとして絶縁性のものを用いたことが顕著な特徴
である。即ち、この絶縁性ブラシは、導電性可撓性シー
トへの帯電電圧の印加には全く関与するものでないか
ら、例えば感光体にピンホール部分が存在していたとし
ても、ブラシ先端等の局部からの大電流の発生を回避す
ることができ、ブラシ先端が接触している部分における
導電性可撓性シートの穴開きなどのトラブルを生ぜず、
従って点状の高電位部分の発生による帯電不良を有効に
防止することが可能となる。
【0010】また絶縁性ブラシと導電性可撓性シートと
の組み合わせは、先の出願等において提案した帯電装置
と同様の利点をそのまま保有している。例えば導電性シ
ートは可撓性であるため、変形自在であり、被帯電体面
にどのような凹凸があっても、被帯電体全面と一様に接
触することが可能であり、しかも被帯電体表面にゴミ、
紙粉、残留トナー等の異物が付着していたとしても、こ
の付着部分以外の表面と一様に接触する。また、絶縁性
ブラシの個々の穂が押圧用スプリングとして作用するた
め、最も微細且つ緻密な付勢用スプリングとして作用
し、導電性シートと被帯電体との一様且つスムーズな接
触を可能とする。
の組み合わせは、先の出願等において提案した帯電装置
と同様の利点をそのまま保有している。例えば導電性シ
ートは可撓性であるため、変形自在であり、被帯電体面
にどのような凹凸があっても、被帯電体全面と一様に接
触することが可能であり、しかも被帯電体表面にゴミ、
紙粉、残留トナー等の異物が付着していたとしても、こ
の付着部分以外の表面と一様に接触する。また、絶縁性
ブラシの個々の穂が押圧用スプリングとして作用するた
め、最も微細且つ緻密な付勢用スプリングとして作用
し、導電性シートと被帯電体との一様且つスムーズな接
触を可能とする。
【0011】さらに本発明においては、中空導電性ロー
ラと絶縁性ブラシローラとを一体で被帯電体と同期した
速度で駆動乃至従動させるために、これらのローラを個
別に駆動させる必要がなく、そのための格別の駆動機構
が不要であり、装置のコンパクト化の点で極めて有利で
ある。
ラと絶縁性ブラシローラとを一体で被帯電体と同期した
速度で駆動乃至従動させるために、これらのローラを個
別に駆動させる必要がなく、そのための格別の駆動機構
が不要であり、装置のコンパクト化の点で極めて有利で
ある。
【0012】
(帯電装置)以下、本発明を添付図面に示す具体例に基
づいて詳細に説明する。図1は、本発明の接触帯電装置
の側断面を示す図であり、図2は、図1の接触帯電装置
を電子写真複写機に応用した図を示す。
づいて詳細に説明する。図1は、本発明の接触帯電装置
の側断面を示す図であり、図2は、図1の接触帯電装置
を電子写真複写機に応用した図を示す。
【0013】本発明の帯電装置1は、おおまかに言っ
て、可撓性の中空導電性ローラ2と、該ローラ2内にこ
れと同軸に設けられたブラシローラ3とから成ってい
る。
て、可撓性の中空導電性ローラ2と、該ローラ2内にこ
れと同軸に設けられたブラシローラ3とから成ってい
る。
【0014】中空導電性ローラ2は、シームレスチュー
ブ状の可撓性の導電性シートから成っており、またブラ
シローラ3は、導電性の軸ローラ3aと、これに植毛さ
れた絶縁性ブラシ3bとから構成されている。また、中
空導電性ローラ2の両端部は、導電性軸ローラ3aに設
けられた剛性のフランジリング5に固定されている。
ブ状の可撓性の導電性シートから成っており、またブラ
シローラ3は、導電性の軸ローラ3aと、これに植毛さ
れた絶縁性ブラシ3bとから構成されている。また、中
空導電性ローラ2の両端部は、導電性軸ローラ3aに設
けられた剛性のフランジリング5に固定されている。
【0015】このフランジリング5は、キー溝等によっ
て軸ローラ3aに一体的に固定されており、これによ
り、中空導電性ローラ2とブラシローラ3とは、一体的
に同速度で回転し得る。またフランジリング5は、導電
性であることが必要であり、例えばアルミ等の導電性金
属材料で構成される。即ち、導電性軸ローラ3aに給電
機構を接続することにより、該ローラ3a及びフランジ
リング5を介して、中空導電性ローラ2への帯電電圧の
印加が行われる。
て軸ローラ3aに一体的に固定されており、これによ
り、中空導電性ローラ2とブラシローラ3とは、一体的
に同速度で回転し得る。またフランジリング5は、導電
性であることが必要であり、例えばアルミ等の導電性金
属材料で構成される。即ち、導電性軸ローラ3aに給電
機構を接続することにより、該ローラ3a及びフランジ
リング5を介して、中空導電性ローラ2への帯電電圧の
印加が行われる。
【0016】中空導電性ローラ2(以下、単に「可撓性
シート」と呼ぶことがある)のフランジリング5への固
定は、適当な樹脂リング6を用いて、該シート2の端部
をリング6とフランジリング5との間に挟持することに
よって行ってもよいし、適当な接着剤を用いてもよい。
尚、このフランジリング5への固定に関しては後述す
る。
シート」と呼ぶことがある)のフランジリング5への固
定は、適当な樹脂リング6を用いて、該シート2の端部
をリング6とフランジリング5との間に挟持することに
よって行ってもよいし、適当な接着剤を用いてもよい。
尚、このフランジリング5への固定に関しては後述す
る。
【0017】またフランジリング5の内側端部には、シ
リコーンゴムリング等の弾性リング7を設け、この弾性
リング7に密着するようにして可撓性シート2の端部を
フランジリング5に固定することが好ましい。これによ
り、可撓性シート2に適度なテンションをかけておけ
ば、感光体ドラム等の被帯電体の表面に該シート2を物
理的に接触させる時におけるネジレ等の発生を有効に防
止することができる。さらに、弾性リング7に対応する
可撓性シート2の上面領域Aにおいて、該シート2は被
帯電体の端部に密着し、可撓性シート2とブラシローラ
3とは被帯電体の移動に一体となって従動回転する。従
って、可撓性シート2を回転させるために、必ずしも格
別の駆動機構を設ける必要はない。さらに、可撓性シー
ト2と被帯電体表面との接触幅が一般に2乃至10mm程
度となるように弾性リング7の硬さを設定することが好
ましい。
リコーンゴムリング等の弾性リング7を設け、この弾性
リング7に密着するようにして可撓性シート2の端部を
フランジリング5に固定することが好ましい。これによ
り、可撓性シート2に適度なテンションをかけておけ
ば、感光体ドラム等の被帯電体の表面に該シート2を物
理的に接触させる時におけるネジレ等の発生を有効に防
止することができる。さらに、弾性リング7に対応する
可撓性シート2の上面領域Aにおいて、該シート2は被
帯電体の端部に密着し、可撓性シート2とブラシローラ
3とは被帯電体の移動に一体となって従動回転する。従
って、可撓性シート2を回転させるために、必ずしも格
別の駆動機構を設ける必要はない。さらに、可撓性シー
ト2と被帯電体表面との接触幅が一般に2乃至10mm程
度となるように弾性リング7の硬さを設定することが好
ましい。
【0018】また本発明において、可撓性シート2のフ
ランジリング5への固定は、先にも述べた通り、樹脂リ
ング6を用いて行うことができるが、この場合、フラン
ジリング5として、図4に示す通り、その表面に凹凸が
形成されているものを使用し、おおよそ可撓性シート2
の肉厚分だけ内径の大きな樹脂リング6を用いて、可撓
性シート2の端部をリング6と腐乱時リング5との間に
挟持することによって該シート2の固定を行うことが好
ましい。即ち、この固定に際して可撓性シート2の端部
が絞り込まれるが、その際に発生するシワは、フランジ
リング5の凹部5aによって吸収されるため、可撓性シ
ート2の有効帯電領域にまでシワが形成されることがな
いのである。
ランジリング5への固定は、先にも述べた通り、樹脂リ
ング6を用いて行うことができるが、この場合、フラン
ジリング5として、図4に示す通り、その表面に凹凸が
形成されているものを使用し、おおよそ可撓性シート2
の肉厚分だけ内径の大きな樹脂リング6を用いて、可撓
性シート2の端部をリング6と腐乱時リング5との間に
挟持することによって該シート2の固定を行うことが好
ましい。即ち、この固定に際して可撓性シート2の端部
が絞り込まれるが、その際に発生するシワは、フランジ
リング5の凹部5aによって吸収されるため、可撓性シ
ート2の有効帯電領域にまでシワが形成されることがな
いのである。
【0019】このようなローラフランジ5において、隣
合う凹部5a間がなす角度θは、フランジローラ5の大
きさによっても異なるが、通常15乃至90度の範囲に
設定されていることが好ましい。この角度があまり大き
いと、可撓性シート2の固定を有効に行うことが困難と
なり、またあまり小さいとシワの吸収を有効に行うこと
が困難となることがある。またローラフランジ5の外径
は、ブラシローラ3の径に対して0.75乃至0.9倍程度
の大きさに設定されていることが好適である。この範囲
よりもローラフランジ5の外径が大きいと、可撓性シー
ト2の絞り込みを充分に行うことが困難となるため、可
撓性シート2に充分なテンションがかからず、弛みの原
因となる。また上記範囲よりも小さいと、可撓性シート
2の絞り込みが大きくなり過ぎて、シワの発生が大き
く、凹部5aによるシワの吸収が不十分となることがあ
る。さらに、ローラフランジ5の凸部5bには、若干の
テーパーを設け、樹脂リング6による固定をスムーズに
行うようにすることも可能である。
合う凹部5a間がなす角度θは、フランジローラ5の大
きさによっても異なるが、通常15乃至90度の範囲に
設定されていることが好ましい。この角度があまり大き
いと、可撓性シート2の固定を有効に行うことが困難と
なり、またあまり小さいとシワの吸収を有効に行うこと
が困難となることがある。またローラフランジ5の外径
は、ブラシローラ3の径に対して0.75乃至0.9倍程度
の大きさに設定されていることが好適である。この範囲
よりもローラフランジ5の外径が大きいと、可撓性シー
ト2の絞り込みを充分に行うことが困難となるため、可
撓性シート2に充分なテンションがかからず、弛みの原
因となる。また上記範囲よりも小さいと、可撓性シート
2の絞り込みが大きくなり過ぎて、シワの発生が大き
く、凹部5aによるシワの吸収が不十分となることがあ
る。さらに、ローラフランジ5の凸部5bには、若干の
テーパーを設け、樹脂リング6による固定をスムーズに
行うようにすることも可能である。
【0020】また樹脂リング6の内径は、フランジリン
グ5の凸部5bでの外径よりも、可撓性シート2の肉厚
程度だけ大きく設定されているが、この場合、熱収縮性
の樹脂を用い、その熱収縮性を利用して可撓性シート2
の固定を行うことも可能である。さらにこの樹脂リング
6は、電流のリークを防止するために、その体積抵抗が
1015Ω−cm以上であることが好適である。
グ5の凸部5bでの外径よりも、可撓性シート2の肉厚
程度だけ大きく設定されているが、この場合、熱収縮性
の樹脂を用い、その熱収縮性を利用して可撓性シート2
の固定を行うことも可能である。さらにこの樹脂リング
6は、電流のリークを防止するために、その体積抵抗が
1015Ω−cm以上であることが好適である。
【0021】また本発明においては、弾性リング7を利
用することにより、上述した樹脂リング6を用いること
なく、またフランジリング5に凹凸を形成することな
く、可撓性シート2の端部の固定を行うことができる。
この様な弾性リング7を利用しての可撓性シート2の固
定方法を図5(a)及び(b)に示す。
用することにより、上述した樹脂リング6を用いること
なく、またフランジリング5に凹凸を形成することな
く、可撓性シート2の端部の固定を行うことができる。
この様な弾性リング7を利用しての可撓性シート2の固
定方法を図5(a)及び(b)に示す。
【0022】即ち、図5(a)に示す様に、軸ローラ3
aの端部に押え板20を設けておき、この状態でシャフ
ト3を通して可撓性シート2内に弾性リング7を挿入す
る。この場合、弾性リング7の外径は、可撓性シート2
の内径よりも若干小さいものとする。一般的には、可撓
性シート2の内径よりも0.5〜0.1mm程度小さい外径を
有する弾性リング7を用いる。次いで、小径部5aを有
するフランジリング5をシャフト3を通して弾性リング
7内に挿入する。ここで、小径部5aの外径を弾性リン
グ7の内径よりも若干大きくしておくことにより、該小
径部5aの挿入によって弾性リング7は外側に広がった
状態となり、かくして図5(b)に示される如く、可撓
性シート2の端部内面は弾性リング7に密着し、しっか
りと固定される。またフランジリング5はビス等により
シャフト3に固定される。
aの端部に押え板20を設けておき、この状態でシャフ
ト3を通して可撓性シート2内に弾性リング7を挿入す
る。この場合、弾性リング7の外径は、可撓性シート2
の内径よりも若干小さいものとする。一般的には、可撓
性シート2の内径よりも0.5〜0.1mm程度小さい外径を
有する弾性リング7を用いる。次いで、小径部5aを有
するフランジリング5をシャフト3を通して弾性リング
7内に挿入する。ここで、小径部5aの外径を弾性リン
グ7の内径よりも若干大きくしておくことにより、該小
径部5aの挿入によって弾性リング7は外側に広がった
状態となり、かくして図5(b)に示される如く、可撓
性シート2の端部内面は弾性リング7に密着し、しっか
りと固定される。またフランジリング5はビス等により
シャフト3に固定される。
【0023】この様な固定方法においては、フランジリ
ング5の小径部5aの先端にはテーパーをつけておくこ
とが望ましく、これにより、該小径部5aの弾性リング
7内への挿入を容易に行うことができる。また可撓性シ
ート2の端部は、弾性リング7と密着し、フランジリン
グ5には直接接触していないため、可撓性シート2への
電圧印加のため、弾性リング7としては導電性のゴム等
を使用する。勿論、可撓性シート2の端部を、弾性リン
グ7との密着部よりもさらに先に延ばし、前述した樹脂
リング6を用いてフランジリング5に密着させる場合に
は、弾性リング7は絶縁性であってもよい。
ング5の小径部5aの先端にはテーパーをつけておくこ
とが望ましく、これにより、該小径部5aの弾性リング
7内への挿入を容易に行うことができる。また可撓性シ
ート2の端部は、弾性リング7と密着し、フランジリン
グ5には直接接触していないため、可撓性シート2への
電圧印加のため、弾性リング7としては導電性のゴム等
を使用する。勿論、可撓性シート2の端部を、弾性リン
グ7との密着部よりもさらに先に延ばし、前述した樹脂
リング6を用いてフランジリング5に密着させる場合に
は、弾性リング7は絶縁性であってもよい。
【0024】図1の帯電装置を電子写真複写機に応用し
た例を示す図2において、電子写真感光層(被帯電体)
20を備えた回転ドラム21の周囲には、上記帯電装置
1、画像露光機構22、現像機構23、トナー転写機構
24、クリーニング機構25及び露光除電機構26が順
次配置されている。
た例を示す図2において、電子写真感光層(被帯電体)
20を備えた回転ドラム21の周囲には、上記帯電装置
1、画像露光機構22、現像機構23、トナー転写機構
24、クリーニング機構25及び露光除電機構26が順
次配置されている。
【0025】帯電装置1全体は、例えば一面が開口した
箱18に収納させ、これを押しスプリング27等の手段
で、感光体ドラム21に一定の圧力で当接させる。また
帯電装置1には、可撓性中空導電性ローラ2の外面に接
触するようにスポンジ等から成るクリーニングローラ4
0が設けられており、該ローラ2に付着したトナー等の
異物が除去される。クリーニングローラ40に回収され
た異物は、スクレーパ41によって掻き取られる。
箱18に収納させ、これを押しスプリング27等の手段
で、感光体ドラム21に一定の圧力で当接させる。また
帯電装置1には、可撓性中空導電性ローラ2の外面に接
触するようにスポンジ等から成るクリーニングローラ4
0が設けられており、該ローラ2に付着したトナー等の
異物が除去される。クリーニングローラ40に回収され
た異物は、スクレーパ41によって掻き取られる。
【0026】更に、中空導電性ローラ2内の導電性軸ロ
ーラ3aは、機枠や駆動系から電気的に絶縁された状態
にあり、集電子(図示せず)、配線28、切替スイッチ
29を介して、直流電源30、脈流帯電電源31に接続
されている。
ーラ3aは、機枠や駆動系から電気的に絶縁された状態
にあり、集電子(図示せず)、配線28、切替スイッチ
29を介して、直流電源30、脈流帯電電源31に接続
されている。
【0027】本発明の帯電装置を用いて感光層20の帯
電を行うと、該層20を摩耗することなく一様に帯電を
行うことができるので、画像露光により高いコントラス
トでしかも乱れのない静電潜像を形成することができ、
次いで行う現像及び転写で、高濃度でしかも画質に優れ
た複写物を得ることができる。
電を行うと、該層20を摩耗することなく一様に帯電を
行うことができるので、画像露光により高いコントラス
トでしかも乱れのない静電潜像を形成することができ、
次いで行う現像及び転写で、高濃度でしかも画質に優れ
た複写物を得ることができる。
【0028】本発明において、中空導電性ローラ2を構
成する可撓性の導電性シートは、一般に、体積抵抗率が
107 Ω・cm以下、特に106 Ω・cm以下の範囲である
ことが好ましい。即ち、この体積抵抗率が上記範囲より
も高いと、感光体表面の帯電を均一且つ有効に行うこと
が困難となる傾向がある。また該シートは、このものが
導電性であり且つ可撓性を有するという条件を満足する
限りにおいて任意の材料を使用することができるが、一
般的には、各種の導電剤を配合した樹脂乃至ゴム、或い
は金属箔が使用される。
成する可撓性の導電性シートは、一般に、体積抵抗率が
107 Ω・cm以下、特に106 Ω・cm以下の範囲である
ことが好ましい。即ち、この体積抵抗率が上記範囲より
も高いと、感光体表面の帯電を均一且つ有効に行うこと
が困難となる傾向がある。また該シートは、このものが
導電性であり且つ可撓性を有するという条件を満足する
限りにおいて任意の材料を使用することができるが、一
般的には、各種の導電剤を配合した樹脂乃至ゴム、或い
は金属箔が使用される。
【0029】かかる樹脂としては、ポリエステル系エラ
ストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリウレタン系
エラストマー、軟質塩化ビニル樹脂、スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック共重合体エラストマー、アクリ
ル系エラストマー等の各種熱可塑性エラストマーが好適
であるが、他にナイロン6、ナイロン6,6 、ナイロン6
−ナイロン6,6 共重合体、ナイロン6,6 −ナイロン6,10
共重合体や、メトキシメチル化ナイロン等のアルコキシ
メチル化ナイロンの如きポリアミド、コポリアミド或い
はそれらの変性体、シリコーン樹脂、ポリビニルブチラ
ール等のアセタール樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等も使用できる。ゴ
ムとしては、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレンゴ
ム、ブタジエン−スチレンゴム、ニトリル−ブタジエン
ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム、クロロプレン
ゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、ア
クリルゴム等が好ましい。また上記で述べたもの以外
に、フッ素系の樹脂乃至ゴム、例えばポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体(PTFE・HFP)、パーフルオロア
ルコキシ系フッ素樹脂等も好適に使用することができ
る。これらフッ素系の樹脂乃至ゴムを使用すると、不活
性でしかも摩擦係数が小さいため、感光体の寿命及びシ
ート寿命の点で大きなメリットがある。
ストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリウレタン系
エラストマー、軟質塩化ビニル樹脂、スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック共重合体エラストマー、アクリ
ル系エラストマー等の各種熱可塑性エラストマーが好適
であるが、他にナイロン6、ナイロン6,6 、ナイロン6
−ナイロン6,6 共重合体、ナイロン6,6 −ナイロン6,10
共重合体や、メトキシメチル化ナイロン等のアルコキシ
メチル化ナイロンの如きポリアミド、コポリアミド或い
はそれらの変性体、シリコーン樹脂、ポリビニルブチラ
ール等のアセタール樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等も使用できる。ゴ
ムとしては、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレンゴ
ム、ブタジエン−スチレンゴム、ニトリル−ブタジエン
ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム、クロロプレン
ゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、ア
クリルゴム等が好ましい。また上記で述べたもの以外
に、フッ素系の樹脂乃至ゴム、例えばポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体(PTFE・HFP)、パーフルオロア
ルコキシ系フッ素樹脂等も好適に使用することができ
る。これらフッ素系の樹脂乃至ゴムを使用すると、不活
性でしかも摩擦係数が小さいため、感光体の寿命及びシ
ート寿命の点で大きなメリットがある。
【0030】体積抵抗率を調整するために、上記の樹脂
乃至ゴムに配合される導電剤としては、導電性カーボン
ブラックや、銀、金、銅、黄銅、ニッケル、アルミニウ
ム、ステンレススチール等の金属粉や、酸化スズ系導電
剤等の粉末導電剤を用いることができ、他に、非イオン
系、陰イオン系、陽イオン系、両性系等の有機導電剤
や、有機スズ系導電剤を用いることもできる。一般に、
これらの導電剤粒子が樹脂乃至ゴム中でチェーンストラ
クチュアを形成しているほうがより高い導電性が得られ
るが、この場合には、電圧を印加したときに点状の高電
位部が発生し、帯電ムラを生じるおそれがある。従っ
て、これらの導電剤は、樹脂乃至ゴム中に一様且つ微細
に分散させることが好ましく、このためには、導電剤配
合樹脂乃至ゴムを十分に混練することが重要である。ま
た、導電剤の均一分散を有効に行うためには、アクリル
酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等のエチレン系不飽
和カルボン酸等を共重合させた酸変性樹脂乃至ゴムを、
一部使用することも有効である。
乃至ゴムに配合される導電剤としては、導電性カーボン
ブラックや、銀、金、銅、黄銅、ニッケル、アルミニウ
ム、ステンレススチール等の金属粉や、酸化スズ系導電
剤等の粉末導電剤を用いることができ、他に、非イオン
系、陰イオン系、陽イオン系、両性系等の有機導電剤
や、有機スズ系導電剤を用いることもできる。一般に、
これらの導電剤粒子が樹脂乃至ゴム中でチェーンストラ
クチュアを形成しているほうがより高い導電性が得られ
るが、この場合には、電圧を印加したときに点状の高電
位部が発生し、帯電ムラを生じるおそれがある。従っ
て、これらの導電剤は、樹脂乃至ゴム中に一様且つ微細
に分散させることが好ましく、このためには、導電剤配
合樹脂乃至ゴムを十分に混練することが重要である。ま
た、導電剤の均一分散を有効に行うためには、アクリル
酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等のエチレン系不飽
和カルボン酸等を共重合させた酸変性樹脂乃至ゴムを、
一部使用することも有効である。
【0031】また金属箔としては、ニッケル、アルミニ
ウム、銅、黄銅あるいはスズ等を例示することができ、
これらは、電鋳法或いは押出しにより得られる。
ウム、銅、黄銅あるいはスズ等を例示することができ、
これらは、電鋳法或いは押出しにより得られる。
【0032】可撓性シート2の厚みは、その柔軟性によ
っても異なるが、一般的に言って、50〜400μm 、
特に100〜300μm の範囲とすることが望ましい。
また可撓性シート2の外面可及的に平滑であることが好
ましく、JIS B0601による平均粗さが5μm 以
下、特に1μm 以下であることが望ましい。
っても異なるが、一般的に言って、50〜400μm 、
特に100〜300μm の範囲とすることが望ましい。
また可撓性シート2の外面可及的に平滑であることが好
ましく、JIS B0601による平均粗さが5μm 以
下、特に1μm 以下であることが望ましい。
【0033】本発明において、ブラシローラ3は、先に
も説明した通り、絶縁性繊維から成るブラシ4bを導電
性軸ローラ3aに植毛したものである。絶縁性ブラシの
体積抵抗率は1013Ω・cm以上、特に1014Ω・cm以上
の範囲にあることが好ましい。ブラシ繊維の太さは2乃
至10デニール(d)、特に3乃至6d、繊維長(毛足
の長さ)は2乃至7mm、特に3乃至5mmの範囲にあ
るのがよく、また植毛密度は1万〜20万本/平方イン
チ、特に3万乃至10万本/平方インチの範囲にあるこ
とが、スムーズで一様な押圧力を与える上で好適であ
る。またブラシの先端を丸めておくことが、導電性シー
ト2の摩耗を抑制する上で好ましい。
も説明した通り、絶縁性繊維から成るブラシ4bを導電
性軸ローラ3aに植毛したものである。絶縁性ブラシの
体積抵抗率は1013Ω・cm以上、特に1014Ω・cm以上
の範囲にあることが好ましい。ブラシ繊維の太さは2乃
至10デニール(d)、特に3乃至6d、繊維長(毛足
の長さ)は2乃至7mm、特に3乃至5mmの範囲にあ
るのがよく、また植毛密度は1万〜20万本/平方イン
チ、特に3万乃至10万本/平方インチの範囲にあるこ
とが、スムーズで一様な押圧力を与える上で好適であ
る。またブラシの先端を丸めておくことが、導電性シー
ト2の摩耗を抑制する上で好ましい。
【0034】絶縁性繊維としては、合成乃至再生繊維が
使用され、例えばナイロン6、ナイロン6,6 等のポリア
ミド繊維、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステ
ル繊維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポ
リ塩化ビニル繊維、レーヨン、アセテート等が挙げられ
る。
使用され、例えばナイロン6、ナイロン6,6 等のポリア
ミド繊維、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステ
ル繊維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポ
リ塩化ビニル繊維、レーヨン、アセテート等が挙げられ
る。
【0035】一般に、ブラシ3bが導電性である時に
は、感光体ドラム1表面にピンホール等の欠陥があった
場合には、ブラシ3bの先端からの局部電流が欠陥部分
に流れ込むため、ブラシ先端部に接触している導電性シ
ートの破壊を生じ易いが、ブラシ3bを絶縁性とした態
様においては、可撓性シート2から電流が流れ込むた
め、局部電流は発生せず、上記のようなトラブルのおそ
れが全くない点で極めて有利である。
は、感光体ドラム1表面にピンホール等の欠陥があった
場合には、ブラシ3bの先端からの局部電流が欠陥部分
に流れ込むため、ブラシ先端部に接触している導電性シ
ートの破壊を生じ易いが、ブラシ3bを絶縁性とした態
様においては、可撓性シート2から電流が流れ込むた
め、局部電流は発生せず、上記のようなトラブルのおそ
れが全くない点で極めて有利である。
【0036】(帯電方法)本発明の帯電方法によれば、
導電性の可撓性シートを、絶縁性ブラシローラと一体で
被帯電体(例えば感光層)の移動速度と同期した速度で
従動させながら、該シートに帯電電圧を印加して帯電を
行う。
導電性の可撓性シートを、絶縁性ブラシローラと一体で
被帯電体(例えば感光層)の移動速度と同期した速度で
従動させながら、該シートに帯電電圧を印加して帯電を
行う。
【0037】この可撓性シート2に印加する帯電電圧
は、感光層等の被帯電体表面の帯電開始電圧値の1.5乃
至3.5倍、特に2乃至3倍に設定することが好ましい。
図3は、有機感光体を用いた場合に本発明の帯電方法を
適用した時の、導電性可撓性シート3に印加した電圧と
感光体層20の表面電位との関係を示す図である。この
図から明らかな通り、有効帯電領域において、印加電圧
と表面電位との間に良好な直線関係が維持されているこ
とが理解される。このことから、本発明の帯電方法で
は、例えば感光体の周囲に表面電位検出センサを配置
し、このセンサで検出された表面電位値に基づいて、印
加電圧を増減することにより、感光体の表面電位を一定
して最適値に維持することが可能となることが了解され
よう。
は、感光層等の被帯電体表面の帯電開始電圧値の1.5乃
至3.5倍、特に2乃至3倍に設定することが好ましい。
図3は、有機感光体を用いた場合に本発明の帯電方法を
適用した時の、導電性可撓性シート3に印加した電圧と
感光体層20の表面電位との関係を示す図である。この
図から明らかな通り、有効帯電領域において、印加電圧
と表面電位との間に良好な直線関係が維持されているこ
とが理解される。このことから、本発明の帯電方法で
は、例えば感光体の周囲に表面電位検出センサを配置
し、このセンサで検出された表面電位値に基づいて、印
加電圧を増減することにより、感光体の表面電位を一定
して最適値に維持することが可能となることが了解され
よう。
【0038】本発明においては、ブラシローラ3bを経
由せずに導電性可撓性シート2への帯電電圧の印加を行
うため、感光層20表面にピンホール等の欠陥が存在し
ていた場合にも、大電流の流入が阻止され、感光層20
表面の帯電を均一且つ有効に行い得ることが顕著な利点
であるが、直流電圧を用いるのみで均一でムラのない帯
電を行い得ることも本発明の利点である。この場合、一
層ムラのない帯電を行うために、脈流帯電電源31を直
流電源30に組み合わせ、前述した直流電圧にさらに交
流電圧を重畳した電圧を印加することも可能である。こ
のような交流としては、周波数が300乃至1500H
z、特に400乃至1000Hzで、ピーク間電圧が帯
電開始電圧の2.5乃至4倍、特に2.8乃至3.5倍の交流
を使用することが好適である。
由せずに導電性可撓性シート2への帯電電圧の印加を行
うため、感光層20表面にピンホール等の欠陥が存在し
ていた場合にも、大電流の流入が阻止され、感光層20
表面の帯電を均一且つ有効に行い得ることが顕著な利点
であるが、直流電圧を用いるのみで均一でムラのない帯
電を行い得ることも本発明の利点である。この場合、一
層ムラのない帯電を行うために、脈流帯電電源31を直
流電源30に組み合わせ、前述した直流電圧にさらに交
流電圧を重畳した電圧を印加することも可能である。こ
のような交流としては、周波数が300乃至1500H
z、特に400乃至1000Hzで、ピーク間電圧が帯
電開始電圧の2.5乃至4倍、特に2.8乃至3.5倍の交流
を使用することが好適である。
【0039】本発明の帯電方法は、複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンター等の各種電子写真法に使用される
感光体の帯電に有用であり、単層乃至積層構造の各種感
光体、例えばa−Si感光体、セレン感光体、単層また
は多層の有機感光体等の任意の感光体の帯電に適用可能
である。これらの内でも、有機感光体に対して本発明の
帯電方法を適用すると、オゾンやNOX の発生がないた
め、感光体を構成する電荷発生顔料、電荷輸送物質、結
着剤、誘電体等の劣化がなく、その寿命を延ばすことが
可能である。勿論、本発明の帯電方法は、狭義の帯電に
限定されることなく、バイアス電圧印加による除電にも
適用できることは当然である。
リ、レーザプリンター等の各種電子写真法に使用される
感光体の帯電に有用であり、単層乃至積層構造の各種感
光体、例えばa−Si感光体、セレン感光体、単層また
は多層の有機感光体等の任意の感光体の帯電に適用可能
である。これらの内でも、有機感光体に対して本発明の
帯電方法を適用すると、オゾンやNOX の発生がないた
め、感光体を構成する電荷発生顔料、電荷輸送物質、結
着剤、誘電体等の劣化がなく、その寿命を延ばすことが
可能である。勿論、本発明の帯電方法は、狭義の帯電に
限定されることなく、バイアス電圧印加による除電にも
適用できることは当然である。
【0040】
【実施例】実施例1 図1の帯電装置を、有機感光体を用いた三田工業(株)
製電子写真複写機DC−2566改造機に装着し、交流
電圧を印加することなしに、帯電、露光、現像、転写及
び定着を行った。帯電装置の各部材の物性及び帯電条件
は、以下の様に設定した。尚、可撓性導電性シート(導
電性ローラ)の体積抵抗率の測定は、三菱油化(株)製
の体積抵抗率測定計RORESTERを使用し、印加電
圧10Vにて測定を行った。
製電子写真複写機DC−2566改造機に装着し、交流
電圧を印加することなしに、帯電、露光、現像、転写及
び定着を行った。帯電装置の各部材の物性及び帯電条件
は、以下の様に設定した。尚、可撓性導電性シート(導
電性ローラ)の体積抵抗率の測定は、三菱油化(株)製
の体積抵抗率測定計RORESTERを使用し、印加電
圧10Vにて測定を行った。
【0041】導電性ローラ; 材質 : ポリウレタン系エラストマー 厚さ : 0.3mm 体積抵抗率 : 2.8×106 Ω・cm ローラ内径 : 20mm
【0042】ブラシローラ; 材質 : 絶縁性レーヨン(1.0×1015Ω・cm) 外径 : 19.8mm 繊維太さ: 6デニール 繊維長さ: 3mm 植毛密度: 86,000本/inch2
【0043】帯電条件; 印加直流電圧 :+1600V(帯電開始電圧:+
600V) ブラシローラ回転数:150 rpm (感光体と従動回転) 無端状シート回転数:150 rpm (ブラシローラに固定、
感光体と従動回転) 感光体周速度 :157mm/sec
600V) ブラシローラ回転数:150 rpm (感光体と従動回転) 無端状シート回転数:150 rpm (ブラシローラに固定、
感光体と従動回転) 感光体周速度 :157mm/sec
【0044】上記の条件で、ピンホールのある感光体を
用いて帯電を行ったところ、ピンホール部への帯電電流
のリークは発生したが、ブラシ先端からのリークに起因
する穴開き等のローラの破損は発生しなかった。また感
光体を、ピンホールの無いものと交換して同様の条件で
帯電を行ったところ、感光体の表面電位は+800Vと
なり、得られた複写物は、黒斑点状のムラのない良好な
画像であった。
用いて帯電を行ったところ、ピンホール部への帯電電流
のリークは発生したが、ブラシ先端からのリークに起因
する穴開き等のローラの破損は発生しなかった。また感
光体を、ピンホールの無いものと交換して同様の条件で
帯電を行ったところ、感光体の表面電位は+800Vと
なり、得られた複写物は、黒斑点状のムラのない良好な
画像であった。
【0045】比較例1 ブラシローラを以下のものに交換した以外は、実施例1
と全く同じ実験を行った。 ブラシローラ; 材質 : 導電性レーヨン 外径 : 19.8mm 体積抵抗率 : 1.0×103 Ω・cm 繊維太さ: 6デニール 繊維長さ: 3mm 植毛密度: 100,000本/inch2
と全く同じ実験を行った。 ブラシローラ; 材質 : 導電性レーヨン 外径 : 19.8mm 体積抵抗率 : 1.0×103 Ω・cm 繊維太さ: 6デニール 繊維長さ: 3mm 植毛密度: 100,000本/inch2
【0046】上記の条件で、ピンホールのある感光体を
用いて帯電を行ったところ、ピンホール部への帯電電流
のリークが発生し、且つブラシ先端からのリークに起因
する穴開きが導電性ローラに発生した。また感光体を、
ピンホールの無いものと交換して同様の条件で帯電を行
ったところ、感光体の表面電位は+800Vとなり、得
られた複写物は、黒斑点状のムラのある画像であった。
用いて帯電を行ったところ、ピンホール部への帯電電流
のリークが発生し、且つブラシ先端からのリークに起因
する穴開きが導電性ローラに発生した。また感光体を、
ピンホールの無いものと交換して同様の条件で帯電を行
ったところ、感光体の表面電位は+800Vとなり、得
られた複写物は、黒斑点状のムラのある画像であった。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、感光体表面にピンホー
ル等の欠陥が生じていた場合にも、感光体表面の帯電を
均一且つ安定に、しかも感光体の寿命を低下させること
なく行うことができる。
ル等の欠陥が生じていた場合にも、感光体表面の帯電を
均一且つ安定に、しかも感光体の寿命を低下させること
なく行うことができる。
【図1】本発明の帯電装置の側断面を示す図。
【図2】図1の帯電装置を電子写真複写機に適用した例
を示す図。
を示す図。
【図3】本発明の帯電方法を有機感光体に適用した場合
における印加電圧と感光体の表面電位との関係を示す線
図。
における印加電圧と感光体の表面電位との関係を示す線
図。
【図4】図1の帯電装置に好適に使用されるフランジリ
ングを示す図。
ングを示す図。
【図5】導電性可撓性シート2の固定方法の一例を示す
図。
図。
1:帯電装置 2:可撓性中空導電性ローラ(無端状
可撓性シート) 3:ブラシローラ 5:フランジリング 6:樹脂
リング 7:弾性リング
可撓性シート) 3:ブラシローラ 5:フランジリング 6:樹脂
リング 7:弾性リング
フロントページの続き (72)発明者 飯田 浩永 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 白井 昌宏 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】 電圧が印加された帯電部材と被帯電体と
を物理的に接触させて被帯電体を帯電する方法におい
て、 帯電部材が、可撓性の導電性エンドレスシートと、前記
エンドレスシートと被帯電体との接触位置でエンドレス
シートを支持し且つこれに押圧力を付与する回転可能な
絶縁性ブラシとから成り、 該エンドレスシートを、これに帯電電圧を印加しつつ、
被帯電体と実質上同期した速度で、絶縁性ブラシと一体
に駆動乃至従動させることを特徴とする帯電方法。 - 【請求項2】 可撓性の導電性エンドレスシートがシー
ムレスのチューブである請求項1に記載の帯電方法。 - 【請求項3】 絶縁性ブラシが絶縁性の有機繊維から成
る請求項1に記載の帯電方法。 - 【請求項4】 エンドレスシートに印加する帯電電圧
が、被帯電体の帯電開始電圧値の1.5乃至3.5倍の直流
電圧である請求項1に記載の帯電方法。 - 【請求項5】 電圧が印加された帯電部材と被帯電体と
を物理的に接触させて被帯電体を帯電する装置におい
て、 上記帯電部材が、可撓性の中空導電性ローラと、中空導
電性ローラ内に同軸に設けられた絶縁性ブラシローラ
と、中空導電性ローラに帯電電圧を印加する給電機構と
から成り、 中空導電性ローラと絶縁性ブラシローラとが一体で被帯
電体と同期した速度で駆動するように設計されているこ
とを特徴とする帯電装置。 - 【請求項6】 絶縁性ブラシローラは、導電性の回転軸
ローラとその上に植毛された絶縁性ブラシとから成り、
中空導電性ローラの端部は、前記回転軸ローラと一体に
設けられている導電性のフランジリングに固定されてい
る請求項5に記載の帯電装置。 - 【請求項7】 中空導電性ローラには、その外面に接触
するようなクリーニングローラが設けられている請求項
5に記載の帯電装置。 - 【請求項8】 クリーニングローラがスポンジローラで
ある請求項7に記載の帯電装置。 - 【請求項9】 前記フランジリングの表面には、一定間
隔で軸方向に延びている凹凸が形成されており、前記中
空導電性ローラの両端部は、樹脂リングにより上記凹凸
面上に固定されている請求項6に記載の帯電装置。 - 【請求項10】 前記樹脂リングは、体積抵抗が1015
Ω-cm 以上のものである請求項9に記載の帯電装置。 - 【請求項11】 前記樹脂リングは、熱収縮性のもので
ある請求項9又は10の何れかに記載の帯電装置。 - 【請求項12】 前記フランジリングの端部上に弾性リ
ングが設けられ、中空導電性ローラの端部が該弾性リン
グ上に固定されている請求項6に記載の帯電装置。 - 【請求項13】 前記弾性リングが導電性ゴムから成る
請求項12に記載の帯電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23366994A JPH07168419A (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-28 | 帯電方法及びそれに用いる帯電装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24504793 | 1993-09-30 | ||
JP5-245047 | 1993-09-30 | ||
JP26107093 | 1993-10-19 | ||
JP5-261070 | 1993-10-19 | ||
JP23366994A JPH07168419A (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-28 | 帯電方法及びそれに用いる帯電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07168419A true JPH07168419A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=27332023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23366994A Pending JPH07168419A (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-28 | 帯電方法及びそれに用いる帯電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07168419A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100495639B1 (ko) * | 2002-05-29 | 2005-06-14 | 주식회사 인바이포 | 기능성 식모 롤러 |
JP2010117590A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Ricoh Co Ltd | 転写装置と画像形成装置 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23366994A patent/JPH07168419A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100495639B1 (ko) * | 2002-05-29 | 2005-06-14 | 주식회사 인바이포 | 기능성 식모 롤러 |
JP2010117590A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Ricoh Co Ltd | 転写装置と画像形成装置 |
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