JPH07167083A - ポンプ - Google Patents
ポンプInfo
- Publication number
- JPH07167083A JPH07167083A JP6196116A JP19611694A JPH07167083A JP H07167083 A JPH07167083 A JP H07167083A JP 6196116 A JP6196116 A JP 6196116A JP 19611694 A JP19611694 A JP 19611694A JP H07167083 A JPH07167083 A JP H07167083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- suction port
- pump
- stripper
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D23/00—Other rotary non-positive-displacement pumps
- F04D23/008—Regenerative pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D15/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
- F04D15/0027—Varying behaviour or the very pump
- F04D15/005—Varying behaviour or the very pump the pumps being of the circumferential flow type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/16—Sealings between pressure and suction sides
- F04D29/165—Sealings between pressure and suction sides especially adapted for liquid pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 過度の圧力や流量を減少、回避出来る再生ポ
ンプを提供する。 【構成】 ハウジング1と、吸込口と吐出し口との間の
流路4内の羽根車5の回転軸を中心として配された複数
のベーン13を備えた羽根車5と、吸込口と吐出口との
間に位置し、ベーン13が通過する流量ストリッパ17
と、吸込口と吐出口との間の流路4内に開口する第2の
流体吸込口33と、流体吸込口の一方又は両方に選択的
に流体を供給するように制御し、ポンプの出力を変更す
る制御手段とを備えストリッパ17には、ベーン13の
回転方向と交差する流体流ループ22が取付られ、第1
の流体吸込口は、ストリッパ17の下流に位置する。
ンプを提供する。 【構成】 ハウジング1と、吸込口と吐出し口との間の
流路4内の羽根車5の回転軸を中心として配された複数
のベーン13を備えた羽根車5と、吸込口と吐出口との
間に位置し、ベーン13が通過する流量ストリッパ17
と、吸込口と吐出口との間の流路4内に開口する第2の
流体吸込口33と、流体吸込口の一方又は両方に選択的
に流体を供給するように制御し、ポンプの出力を変更す
る制御手段とを備えストリッパ17には、ベーン13の
回転方向と交差する流体流ループ22が取付られ、第1
の流体吸込口は、ストリッパ17の下流に位置する。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、再生ポンプに関するものであ
る。
る。
【0002】
【従来の技術】再生ポンプは、流体吸込口及び流体吐出
し口が設けられたハウジングと、このハウジング内に回
転可能に取り付けられた羽根車とを備えている。かかる
羽根車は、該羽根車の回転軸を中心として一定の角度で
間隔をあけ、ハウジング内で前記吸込口及び吐出し口の
間に延びる流路内に組み込まれた複数のベーンを有し、
これらベーンは、羽根車の回転につれて、該流路の長さ
に沿ってうず巻き流或はらせん流を生じさせるためのも
のである。かかるうず巻き流は、ベーンの流体に対する
遠心力及び摩擦力により生じ、それが流体を吸込口と吐
出し口との間で複数のベーンを横切って繰り返し再循環
させており、それによって流体圧が徐々に上昇するので
ある。該吸込口と吐出し口との間にはストリッパ・ブロ
ック(stripper block)が、羽根車及びベーンを通過さ
せるのに十分であるが、高圧流体吐出し口から低圧流体
吸込口への直行する流体流を制限するクリアランスをも
って配置されている。
し口が設けられたハウジングと、このハウジング内に回
転可能に取り付けられた羽根車とを備えている。かかる
羽根車は、該羽根車の回転軸を中心として一定の角度で
間隔をあけ、ハウジング内で前記吸込口及び吐出し口の
間に延びる流路内に組み込まれた複数のベーンを有し、
これらベーンは、羽根車の回転につれて、該流路の長さ
に沿ってうず巻き流或はらせん流を生じさせるためのも
のである。かかるうず巻き流は、ベーンの流体に対する
遠心力及び摩擦力により生じ、それが流体を吸込口と吐
出し口との間で複数のベーンを横切って繰り返し再循環
させており、それによって流体圧が徐々に上昇するので
ある。該吸込口と吐出し口との間にはストリッパ・ブロ
ック(stripper block)が、羽根車及びベーンを通過さ
せるのに十分であるが、高圧流体吐出し口から低圧流体
吸込口への直行する流体流を制限するクリアランスをも
って配置されている。
【0003】よく知られた種類の再生ポンプでは、環状
コアが流路内に設けられ、流体は該コアを取り巻く前記
うず巻き経路内を流れる。ベーンは、羽根車から流路内
に突き出されて、固定コアのちょうど手前に端部がくる
ように設けられているか、或はコアが回転子と共に回転
するようにコアに接続されている。ベーンは、流体流量
効率を高めるためにエーロフォイル(aerofoil)断面を
有するようにしてもよく、また吸込口で流体の初期うず
巻き流を促進する手段を設けてもよい。そのような再生
ポンプの一例が英国特許番号第2068461号に示さ
れている。英国特許番号第2074242号には、吸込
口と吐出し口との間において、コアを取り巻くうず巻き
経路内を流体が流れる再生ポンプが開示されており、該
再生ポンプには、かかる吸込口と吐出し口との間にスト
リッパ・ブロックが取り付けられ、羽根車のベーンと共
にストリッパ・ブロックを通過する流体の環状運動を保
持するようになっている。これは、ストリッパ・ブロッ
ク内にベーンの回転方向と交差する流体流ループ(flui
d flow loop)を設けることによって成されている。か
かる流体流ループは1以上の閉ループからなり、各ルー
プはベーンを通過する流体を再循環させる個々のダクト
(duct)によって形成されていてもよく、あるいはスト
リッパ・ブロックの吐出口と吸込口との間にダクトの連
続体で形成された単一の準らせんループから形成されて
いてもよい。後者の形態では、準らせん流ループは、ポ
ンプ効率の増進及び圧力上昇を維持するように流体の環
状運動を最大に保つためのものである。上述した種類の
再生ポンプは、機械的に単純で信頼性があり、高速で操
作することが出来、また重量が極めて軽い。また、再生
ポンプにより、高圧かつ高流量をもたらすことが可能で
あり、通常、その圧力は羽根車速度の二乗に比例し、そ
の流量は羽根車速度に比例している。
コアが流路内に設けられ、流体は該コアを取り巻く前記
うず巻き経路内を流れる。ベーンは、羽根車から流路内
に突き出されて、固定コアのちょうど手前に端部がくる
ように設けられているか、或はコアが回転子と共に回転
するようにコアに接続されている。ベーンは、流体流量
効率を高めるためにエーロフォイル(aerofoil)断面を
有するようにしてもよく、また吸込口で流体の初期うず
巻き流を促進する手段を設けてもよい。そのような再生
ポンプの一例が英国特許番号第2068461号に示さ
れている。英国特許番号第2074242号には、吸込
口と吐出し口との間において、コアを取り巻くうず巻き
経路内を流体が流れる再生ポンプが開示されており、該
再生ポンプには、かかる吸込口と吐出し口との間にスト
リッパ・ブロックが取り付けられ、羽根車のベーンと共
にストリッパ・ブロックを通過する流体の環状運動を保
持するようになっている。これは、ストリッパ・ブロッ
ク内にベーンの回転方向と交差する流体流ループ(flui
d flow loop)を設けることによって成されている。か
かる流体流ループは1以上の閉ループからなり、各ルー
プはベーンを通過する流体を再循環させる個々のダクト
(duct)によって形成されていてもよく、あるいはスト
リッパ・ブロックの吐出口と吸込口との間にダクトの連
続体で形成された単一の準らせんループから形成されて
いてもよい。後者の形態では、準らせん流ループは、ポ
ンプ効率の増進及び圧力上昇を維持するように流体の環
状運動を最大に保つためのものである。上述した種類の
再生ポンプは、機械的に単純で信頼性があり、高速で操
作することが出来、また重量が極めて軽い。また、再生
ポンプにより、高圧かつ高流量をもたらすことが可能で
あり、通常、その圧力は羽根車速度の二乗に比例し、そ
の流量は羽根車速度に比例している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、応用に
よっては、例えば航空ガスタービンエンジン用のエンジ
ン駆動燃料ポンプとしては、この圧力/流量速度特性は
操作条件によって問題となるかもしれない。そのため
に、再生燃料ポンプは、低速での所望の燃料圧及び流量
やエンジン着火条件が得られるように設計され得るが、
最高エンジン速度では、それら燃料圧及び/又は流量は
過度となる恐れがあり、ポンプの高エネルギー入力のた
めに燃料加熱や高デルタT(Delta T )が惹起される。
よっては、例えば航空ガスタービンエンジン用のエンジ
ン駆動燃料ポンプとしては、この圧力/流量速度特性は
操作条件によって問題となるかもしれない。そのため
に、再生燃料ポンプは、低速での所望の燃料圧及び流量
やエンジン着火条件が得られるように設計され得るが、
最高エンジン速度では、それら燃料圧及び/又は流量は
過度となる恐れがあり、ポンプの高エネルギー入力のた
めに燃料加熱や高デルタT(Delta T )が惹起される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述の
問題である高速度での過度圧力及び/又は過度流量を減
少あるいは回避し得る再生ポンプを提供することにあ
る。1つの態様によれば、本発明は、流体吸込口及び流
体吐出し口を有するハウジングと、該ハウジング内に回
転可能に取り付られた、またその回転軸を中心として一
定の角度で間隔をあけ、該吸込口と吐出し口との間に延
びるハウジング内の流路に組み込まれた複数のベーンを
備えた羽根車と、該吸込口と吐出し口との間に配置さ
れ、その中をベーンが通過する流量ストリッパとを備え
る再生ポンプにおいて、第2の流体吸込口が前記ハウジ
ング内に設けられて前記流体吸込口と流体吐出し口との
間の流路に対して開口し、また制御手段が設けられて、
前記流体吸込口の一方又は他方、或は片方又は両方に対
して選択的に流体を供給するよう制御することによって
ポンプの出力が変更されることを特徴とするものであ
る。該第2の吸込口が第1の吸込口に代えて使用される
場合には、流路の有効長さが短縮され、それによって該
流路内に生じる昇圧がいかなる特殊の出力流量に対して
も減少されることが明かである。前記ストリッパから第
2の吸込口の間の流路部分は余分となるが、減小した圧
力がそこに生じて、吸い込まれた流体が液体である場合
には気化させることが出来る。それによって羽根車に対
する抗力が減少させられる。
問題である高速度での過度圧力及び/又は過度流量を減
少あるいは回避し得る再生ポンプを提供することにあ
る。1つの態様によれば、本発明は、流体吸込口及び流
体吐出し口を有するハウジングと、該ハウジング内に回
転可能に取り付られた、またその回転軸を中心として一
定の角度で間隔をあけ、該吸込口と吐出し口との間に延
びるハウジング内の流路に組み込まれた複数のベーンを
備えた羽根車と、該吸込口と吐出し口との間に配置さ
れ、その中をベーンが通過する流量ストリッパとを備え
る再生ポンプにおいて、第2の流体吸込口が前記ハウジ
ング内に設けられて前記流体吸込口と流体吐出し口との
間の流路に対して開口し、また制御手段が設けられて、
前記流体吸込口の一方又は他方、或は片方又は両方に対
して選択的に流体を供給するよう制御することによって
ポンプの出力が変更されることを特徴とするものであ
る。該第2の吸込口が第1の吸込口に代えて使用される
場合には、流路の有効長さが短縮され、それによって該
流路内に生じる昇圧がいかなる特殊の出力流量に対して
も減少されることが明かである。前記ストリッパから第
2の吸込口の間の流路部分は余分となるが、減小した圧
力がそこに生じて、吸い込まれた流体が液体である場合
には気化させることが出来る。それによって羽根車に対
する抗力が減少させられる。
【0006】該第2の吸込口が第1の吸込口と共に使用
される場合には、圧力上昇及び出力流量がそれぞれ減少
するが、第2の吸込口のみが使用される場合に比して、
減少度合は少ない。
される場合には、圧力上昇及び出力流量がそれぞれ減少
するが、第2の吸込口のみが使用される場合に比して、
減少度合は少ない。
【0007】本発明の他の具体例として、円周状に配置
された3つ以上の流体吸込口が流路の経路に沿って設け
られてもよく、また流体の吸込供給口がそれら選択的に
何れか1つの流体吸込口に或はそれらの流体吸込口の組
み合わせにより連繋されていてもよい。従って、本発明
は、選択的吸込口への流体の供給を制御して再生ポンプ
の出力を変えることができ、それによってポンプ出力の
選択可能性が広くなった。得られる個々の出力は、前記
経路長さに沿う吸込口と吐出し口との位置関係による。
された3つ以上の流体吸込口が流路の経路に沿って設け
られてもよく、また流体の吸込供給口がそれら選択的に
何れか1つの流体吸込口に或はそれらの流体吸込口の組
み合わせにより連繋されていてもよい。従って、本発明
は、選択的吸込口への流体の供給を制御して再生ポンプ
の出力を変えることができ、それによってポンプ出力の
選択可能性が広くなった。得られる個々の出力は、前記
経路長さに沿う吸込口と吐出し口との位置関係による。
【0008】好ましくは、前記ストリッパは、流体がス
トリッパを通過するときに流体の環状運動を維持するよ
うに構成されており、また該ストリッパにベーンの回転
方向に交差する流体流ループが設けられてもよい。さら
に、第1の流体吸込口は、該ストリッパ・ブロックの直
後に位置されるよりも該ストリッパ・ブロックの下流に
離れて配置されることが好ましい。それによって該スト
リッパ・ブロックからの流体の環状流が吸込口からの流
れと接触する前にそれに自体を確立させるのである。最
適位置は、好適には、らせん流をそれが前記吸込口に達
するまでは消えないように確保し、しかも吸込口に続く
流路長さが出来るだけ長くされるように設定されてい
る。通常、該吸込口の中心は、ストリッパ・ブロックの
流体出口から15゜〜90゜の角度範囲に、好ましくは
該出口から45゜〜75゜の範囲に位置されている。
トリッパを通過するときに流体の環状運動を維持するよ
うに構成されており、また該ストリッパにベーンの回転
方向に交差する流体流ループが設けられてもよい。さら
に、第1の流体吸込口は、該ストリッパ・ブロックの直
後に位置されるよりも該ストリッパ・ブロックの下流に
離れて配置されることが好ましい。それによって該スト
リッパ・ブロックからの流体の環状流が吸込口からの流
れと接触する前にそれに自体を確立させるのである。最
適位置は、好適には、らせん流をそれが前記吸込口に達
するまでは消えないように確保し、しかも吸込口に続く
流路長さが出来るだけ長くされるように設定されてい
る。通常、該吸込口の中心は、ストリッパ・ブロックの
流体出口から15゜〜90゜の角度範囲に、好ましくは
該出口から45゜〜75゜の範囲に位置されている。
【0009】他の態様に従えば、本発明は、流体吸込口
及び流体吐出し口を有するハウジングと、該ハウジング
内に回転可能に取り付られた、またその回転軸を中心と
して一定の角度で間隔をあけ、該吸込口と吐出し口との
間に延びるハウジング内の流路に組み込まれた複数のベ
ーンを備えた羽根車と、該吸込口と吐出し口との間に配
置され、その中をベーンが通過する流量ストリッパとを
備える再生ポンプにおいて、前記流体吸込口が前記スト
リッパの下流に離れて設けられ、それによって該ストリ
ッパからの流体の環状流が、前記吸込口からの流れに接
触する前に確立されることに特徴がある。好適には、前
記吸込口は、該ストリッパ・ブロックの出口より下流に
おいて15゜〜90゜の範囲、あるいは該出口より下流
で45゜〜75゜のより好ましい範囲内の最適位置に配
置されている。
及び流体吐出し口を有するハウジングと、該ハウジング
内に回転可能に取り付られた、またその回転軸を中心と
して一定の角度で間隔をあけ、該吸込口と吐出し口との
間に延びるハウジング内の流路に組み込まれた複数のベ
ーンを備えた羽根車と、該吸込口と吐出し口との間に配
置され、その中をベーンが通過する流量ストリッパとを
備える再生ポンプにおいて、前記流体吸込口が前記スト
リッパの下流に離れて設けられ、それによって該ストリ
ッパからの流体の環状流が、前記吸込口からの流れに接
触する前に確立されることに特徴がある。好適には、前
記吸込口は、該ストリッパ・ブロックの出口より下流に
おいて15゜〜90゜の範囲、あるいは該出口より下流
で45゜〜75゜のより好ましい範囲内の最適位置に配
置されている。
【0010】
【実施例】図1〜図3に示される再生ポンプはハウジン
グ1を備え、それは2つの部材2、3が向かい合って連
結されて、それらの間に内部空間4が形成されてなり、
そこに駆動軸6に取り付けられた羽根車5が収納され、
また駆動軸6は複合ジャーナル・スラストベアリング7
によってハウジング内に支持されている。かかる駆動軸
6の一方の端部はエンド・プレート9のブラインド孔8
に収納され、他方の端部は、メカニカルシール10によ
ってハウジングに密封固定されて、また動力源への駆動
接続用内歯スプライン11が形成されている。
グ1を備え、それは2つの部材2、3が向かい合って連
結されて、それらの間に内部空間4が形成されてなり、
そこに駆動軸6に取り付けられた羽根車5が収納され、
また駆動軸6は複合ジャーナル・スラストベアリング7
によってハウジング内に支持されている。かかる駆動軸
6の一方の端部はエンド・プレート9のブラインド孔8
に収納され、他方の端部は、メカニカルシール10によ
ってハウジングに密封固定されて、また動力源への駆動
接続用内歯スプライン11が形成されている。
【0011】前記羽根車5は、内部環状体12と外部ト
ロイダルリング14(outer toroi-dal ring)と、それ
らを連結する複数の放射状突出曲がり断面ベーン13か
ら形成されている。前記羽根車5の環状体12は、ハウ
ジング1の空間4の内壁15に対する締りばめとなって
いるが、ベーン13及びトロイダルリング14は、トロ
イダル・チャンバー16となる該空間4の拡大円周部に
放射状に突出している。該トロイダル・チャンバー16
は、駆動軸6と同心上にあり、且つハウジング部材2、
3が接触する放射状に広がる分割面を中心として羽根車
5に対して対称である。
ロイダルリング14(outer toroi-dal ring)と、それ
らを連結する複数の放射状突出曲がり断面ベーン13か
ら形成されている。前記羽根車5の環状体12は、ハウ
ジング1の空間4の内壁15に対する締りばめとなって
いるが、ベーン13及びトロイダルリング14は、トロ
イダル・チャンバー16となる該空間4の拡大円周部に
放射状に突出している。該トロイダル・チャンバー16
は、駆動軸6と同心上にあり、且つハウジング部材2、
3が接触する放射状に広がる分割面を中心として羽根車
5に対して対称である。
【0012】流量ストリッパ・ブロック17は、前記ト
ロイダル・チャンバー16内に配置され、一対のブロッ
ク18からなるものである。該ブロック18は、ハウジ
ング部材2、3の対向する溝に固定され、図1に示され
るように、それらの内面によりベーン13とトロイダル
リング14を密接に囲んでいる。第1の吸込口19は、
ハウジング部材2に、ストリッパ・ブロック17の下流
側に隣接するトロイダル・チャンバー16に開口するよ
うに設けられ、図2に示されるように、羽根車5が矢印
R方向に回転するようにされている。吐出し口20はハ
ウジング部材2に設けられ、ストリッパ・ブロックの上
流側寄りでトロイダル・チャンバー16に開口するよう
にされている。前記吸込口及び吐出し口19、20間で
チャンバー16により流路が形成され、該流路内で前記
羽根車の回転により、流体がベーン13を通って繰り返
し通過し、圧力が徐々に上昇して、トロイダルリング1
4の周りに流体のらせん流が生じさせられる。
ロイダル・チャンバー16内に配置され、一対のブロッ
ク18からなるものである。該ブロック18は、ハウジ
ング部材2、3の対向する溝に固定され、図1に示され
るように、それらの内面によりベーン13とトロイダル
リング14を密接に囲んでいる。第1の吸込口19は、
ハウジング部材2に、ストリッパ・ブロック17の下流
側に隣接するトロイダル・チャンバー16に開口するよ
うに設けられ、図2に示されるように、羽根車5が矢印
R方向に回転するようにされている。吐出し口20はハ
ウジング部材2に設けられ、ストリッパ・ブロックの上
流側寄りでトロイダル・チャンバー16に開口するよう
にされている。前記吸込口及び吐出し口19、20間で
チャンバー16により流路が形成され、該流路内で前記
羽根車の回転により、流体がベーン13を通って繰り返
し通過し、圧力が徐々に上昇して、トロイダルリング1
4の周りに流体のらせん流が生じさせられる。
【0013】前記流量ストリッパ・ブロック17は、流
路16の高圧吐出端を低圧吸込端から隔て、両端間を直
接に流体が流れることを制限するためのものである。し
かしながら、該ストリッパ・ブロックは内部らせん流路
又はループ22からなり、図3に示されるように、それ
は流路16内のトロイダルリング14の周りのらせん流
体流と同様な向きに進んでいる。該らせん流ループ22
の上流端部は、成形口(shaped port )23が流路16
の吐出し口端に開口し、その下流端部は、成形出口29
が流路16の吸込口に開口している。該成形出口29に
より、前記ループ22からの流体流がトロイダルリング
14の円周上においてベーン13を通過して流路16の
吸込口端に導かれている。前記ループ22に供給された
流体は該ループ内をらせん状に流れ、出口29から出た
後、流路16内を同様ならせん経路に流れることにな
る。該出口29から円周状に導かれた流体の噴出は、吸
込口19の辺りでらせん流の発生に役立ち、それによ
り、流体がベーン13中を繰り返し通過することによっ
て惹起される流路16内の昇圧が高められることにな
る。
路16の高圧吐出端を低圧吸込端から隔て、両端間を直
接に流体が流れることを制限するためのものである。し
かしながら、該ストリッパ・ブロックは内部らせん流路
又はループ22からなり、図3に示されるように、それ
は流路16内のトロイダルリング14の周りのらせん流
体流と同様な向きに進んでいる。該らせん流ループ22
の上流端部は、成形口(shaped port )23が流路16
の吐出し口端に開口し、その下流端部は、成形出口29
が流路16の吸込口に開口している。該成形出口29に
より、前記ループ22からの流体流がトロイダルリング
14の円周上においてベーン13を通過して流路16の
吸込口端に導かれている。前記ループ22に供給された
流体は該ループ内をらせん状に流れ、出口29から出た
後、流路16内を同様ならせん経路に流れることにな
る。該出口29から円周状に導かれた流体の噴出は、吸
込口19の辺りでらせん流の発生に役立ち、それによ
り、流体がベーン13中を繰り返し通過することによっ
て惹起される流路16内の昇圧が高められることにな
る。
【0014】上述したように、前記ポンプは流体吸込口
19と流体吐出し口20を備えている。しかしながら、
該ポンプは第2の流体吸込口33も備えており、該吸込
口33は、吸込口19と吐出し口20との間の径の略半
分のところで流路16に開口している。前記吸込口1
9、33は、図4に示されるように、両方とも切換えバ
ルブ34に接続されており、その切換えバルブ34は、
吸込供給口35からの流体の供給を前記吸込口19、3
3の何れか一方に切り換えるか、或は両吸込口19、3
3間で流体の吸込供給を設定割合において分割するよう
に形成されている。またこの切換バルブ34は、両吸込
口19、33を特定の流量条件において流体がバルブ3
4を通過して両吸込口間で再循環するように接続するも
のである。
19と流体吐出し口20を備えている。しかしながら、
該ポンプは第2の流体吸込口33も備えており、該吸込
口33は、吸込口19と吐出し口20との間の径の略半
分のところで流路16に開口している。前記吸込口1
9、33は、図4に示されるように、両方とも切換えバ
ルブ34に接続されており、その切換えバルブ34は、
吸込供給口35からの流体の供給を前記吸込口19、3
3の何れか一方に切り換えるか、或は両吸込口19、3
3間で流体の吸込供給を設定割合において分割するよう
に形成されている。またこの切換バルブ34は、両吸込
口19、33を特定の流量条件において流体がバルブ3
4を通過して両吸込口間で再循環するように接続するも
のである。
【0015】図6に示されるように、バルブ34への流
体の供給が第2の吸込口33へ完全に切り換えられる
と、ポンプの出力は、曲線Aで示されるポンプの出力と
比較して、同様な出力流量Qに対して減少した昇圧δP
を示す図8中の曲線Cで示される形となり、その時吸込
供給口35は第1の吸込口19に接続されることにな
る。この圧力減少は、流路16の長さが実際上短縮さ
れ、それによって流体がより狭い範囲でベーン13中を
再循環させられることにより説明される。吸込口19及
び33間の流路長さは余分となるが、流体が液体である
時にその流体の羽根車に対する抗力は、羽根車の連続し
た吸込み動作のために減少する圧力によって生じる流路
内の液体の蒸発によって減少させられる。
体の供給が第2の吸込口33へ完全に切り換えられる
と、ポンプの出力は、曲線Aで示されるポンプの出力と
比較して、同様な出力流量Qに対して減少した昇圧δP
を示す図8中の曲線Cで示される形となり、その時吸込
供給口35は第1の吸込口19に接続されることにな
る。この圧力減少は、流路16の長さが実際上短縮さ
れ、それによって流体がより狭い範囲でベーン13中を
再循環させられることにより説明される。吸込口19及
び33間の流路長さは余分となるが、流体が液体である
時にその流体の羽根車に対する抗力は、羽根車の連続し
た吸込み動作のために減少する圧力によって生じる流路
内の液体の蒸発によって減少させられる。
【0016】前記切換バルブ34は、図5に示されるよ
うに、2つの吸込口19と33との間で流体の吸込量を
分割するように調節される。そのときのポンプの出力
は、図8の曲線Eで示されており、出力流量Qは、第2
の吸込口33のみが使用された時の曲線Cで示される出
力と比較して、昇圧値δP全てにおいて増加している
が、昇圧δPは、図7で示されるように第1の吸込口1
9のみが使用された時の曲線Aで示される出力と比較し
て流量値Qの殆どで減少している。出力流量Qがある程
度高い値を越えると、図5に示されるように対の吸込供
給口を備えたポンプの昇圧δPは、図7に示される第1
の吸込口19のみを使用するポンプの昇圧よりも高い。
うに、2つの吸込口19と33との間で流体の吸込量を
分割するように調節される。そのときのポンプの出力
は、図8の曲線Eで示されており、出力流量Qは、第2
の吸込口33のみが使用された時の曲線Cで示される出
力と比較して、昇圧値δP全てにおいて増加している
が、昇圧δPは、図7で示されるように第1の吸込口1
9のみが使用された時の曲線Aで示される出力と比較し
て流量値Qの殆どで減少している。出力流量Qがある程
度高い値を越えると、図5に示されるように対の吸込供
給口を備えたポンプの昇圧δPは、図7に示される第1
の吸込口19のみを使用するポンプの昇圧よりも高い。
【0017】図9は本発明の他の実施例を示す。ここで
は、吸込口19、33への流体流を制御する切換バルブ
34に代えて、吸込口19への吸込接続部36に可変絞
り弁35が、また吸込口33への吸込接続部38に逆止
め弁37が設けられている。流体供給接続部39は、前
記絞り弁35と逆止め弁37との間の接続部40へ流体
を供給し、両弁へ同時に流体を供給するようにされてい
る。かかる逆止め弁37は、高圧第2吸込口33と低圧
第1吸込口19との間で接続部40を介しての流体の再
循環を防止しているが、可変絞り弁35の調節により吸
込口33で出される圧力要求信号に対応している。例え
ば、絞り弁35が完全に開かれている場合には、羽根車
によって第2の吸込口33で生じる圧力は最大となり、
逆止め弁37の開口が閉じられるか又は制限される。そ
の結果、第2の吸込口33を通る流体が零または最低量
となる。しかしながら、絞り弁35が部分的に開かれる
にすぎない場合には、第2の吸込口33で生じる圧力は
低く、従って逆止め弁37は、第2の吸込口33を通る
流体量を増加させるために、より開かれることとなる。
反対に、絞り弁35が閉じられると、逆止め弁37は、
第2の吸込口33への流体を供給するために最大まで開
かれる。
は、吸込口19、33への流体流を制御する切換バルブ
34に代えて、吸込口19への吸込接続部36に可変絞
り弁35が、また吸込口33への吸込接続部38に逆止
め弁37が設けられている。流体供給接続部39は、前
記絞り弁35と逆止め弁37との間の接続部40へ流体
を供給し、両弁へ同時に流体を供給するようにされてい
る。かかる逆止め弁37は、高圧第2吸込口33と低圧
第1吸込口19との間で接続部40を介しての流体の再
循環を防止しているが、可変絞り弁35の調節により吸
込口33で出される圧力要求信号に対応している。例え
ば、絞り弁35が完全に開かれている場合には、羽根車
によって第2の吸込口33で生じる圧力は最大となり、
逆止め弁37の開口が閉じられるか又は制限される。そ
の結果、第2の吸込口33を通る流体が零または最低量
となる。しかしながら、絞り弁35が部分的に開かれる
にすぎない場合には、第2の吸込口33で生じる圧力は
低く、従って逆止め弁37は、第2の吸込口33を通る
流体量を増加させるために、より開かれることとなる。
反対に、絞り弁35が閉じられると、逆止め弁37は、
第2の吸込口33への流体を供給するために最大まで開
かれる。
【0018】上記では、前記流路16に2つの吸込口1
9、33だけを備えたポンプを説明してきたが、3つ以
上の吸込口を流路16の径に沿って間隔をあけて設け、
そのそれぞれに対する流体の供給を制御する適当な手段
を備えることも可能であることは明かである。3つの吸
込口を有するポンプの一例が図10に示されており、そ
れは3つの吸込口19、42、33のそれぞれに対する
流体の供給を制御する切換バルブ41を備えている。
9、33だけを備えたポンプを説明してきたが、3つ以
上の吸込口を流路16の径に沿って間隔をあけて設け、
そのそれぞれに対する流体の供給を制御する適当な手段
を備えることも可能であることは明かである。3つの吸
込口を有するポンプの一例が図10に示されており、そ
れは3つの吸込口19、42、33のそれぞれに対する
流体の供給を制御する切換バルブ41を備えている。
【0019】上記各実施例において、ポンプによる特定
出力は、流路16における吸込口19、33若しくは1
9、33、42及び吐出し口20の位置関係に依存して
いる。しかし、第1の吸込口19が図2に示されるよう
にストリッパ・ブロック17の下流に離れて設けられる
と、ストリッパ・ブロック17の直後に配置されるより
も、出力値の改善が得られる。このような吸込口19の
下流配置によって、出口29からの流体のらせん流は、
吸込口19からの流体と接触する前に確立される。しか
し、もし下流に離れすぎていると、らせん流は消散して
しまい、しかも吐出し口20の設定位置に対して流路1
6の有効長さが短縮されることになる。かかる吸込口1
9の最適位置は出口29の下流15゜〜90゜の範囲内
にあり、より好適には45゜〜75゜の範囲内にある。
出力は、流路16における吸込口19、33若しくは1
9、33、42及び吐出し口20の位置関係に依存して
いる。しかし、第1の吸込口19が図2に示されるよう
にストリッパ・ブロック17の下流に離れて設けられる
と、ストリッパ・ブロック17の直後に配置されるより
も、出力値の改善が得られる。このような吸込口19の
下流配置によって、出口29からの流体のらせん流は、
吸込口19からの流体と接触する前に確立される。しか
し、もし下流に離れすぎていると、らせん流は消散して
しまい、しかも吐出し口20の設定位置に対して流路1
6の有効長さが短縮されることになる。かかる吸込口1
9の最適位置は出口29の下流15゜〜90゜の範囲内
にあり、より好適には45゜〜75゜の範囲内にある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明に従う再生ポンプでは、圧力及び/又は流量が高速
で過度なるのを減少あるいは回避させることが出来る。
発明に従う再生ポンプでは、圧力及び/又は流量が高速
で過度なるのを減少あるいは回避させることが出来る。
【図1】本発明に従う再生ポンプにおける、図2のI−
I線概略断面図である。
I線概略断面図である。
【図2】図1のポンプハウジングにおける左手部分の内
面の概略図である。
面の概略図である。
【図3】図1のポンプの流量ストリッパの動作を示す概
略図である。
略図である。
【図4】図1乃至は図3のポンプの概略側面図であり、
2つの吸込口、吐出し口及び切換バルブの外部流体接続
部を示す図である。
2つの吸込口、吐出し口及び切換バルブの外部流体接続
部を示す図である。
【図5】図4と同様な図において、ポンプ吸込口の制御
手段の異なる設定を示す図である。
手段の異なる設定を示す図である。
【図6】図4と同様な図において、ポンプ吸込口の制御
手段の異なる設定を示す図である。
手段の異なる設定を示す図である。
【図7】図4と同様な図において、ポンプ吸込口の制御
手段の異なる設定を示す図である。
手段の異なる設定を示す図である。
【図8】図5乃至図7の異なる制御設定に対する昇圧δ
P及び流量Qに関するポンプ特性を示すグラフである。
P及び流量Qに関するポンプ特性を示すグラフである。
【図9】ポンプ吸込口に対する選択制御手段以外は、図
4のものと同様なポンプの概略側面図である。
4のものと同様なポンプの概略側面図である。
【図10】共同制御手段によって制御される3つのポン
プ吸込口以外は、図4のものと同様なポンプの概略側面
図である。
プ吸込口以外は、図4のものと同様なポンプの概略側面
図である。
1 ハウジング 4 内部空間 5 羽根車 6 駆動軸 13 ベーン(羽根) 14 外部トロイダル・リング 16 トロイダルチャンバ 17 ストリッパ・ブロック 19 第1吸込口 20 吐出し口 22 らせん流ループ 33 第2吸込口 34 切換バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギボンス・ジョン・チャールズ イギリス国、ジーエル18、1エスエス、グ ロスターシャー州ニューアント、フォーレ イ・ロード 317 (72)発明者 カミング・ロジャー・ジョン イギリス国、ジーエル52、6エイチジェ イ、グロスターシャー州チェルトナム、ロ ンドン・ロード 128
Claims (9)
- 【請求項1】 流体吸込口及び流体吐出し口を有する
ハウジングと、該ハウジング内に回転可能に取り付られ
た、またその回転軸を中心として一定の角度で間隔をあ
け、該吸込口と吐出し口との間に延びるハウジング内の
流路に組み込まれた複数のベーンを備えた羽根車と、該
吸込口と吐出し口との間に配置され、その中をベーンが
通過する流量ストリッパとを備える再生ポンプにおい
て、 第2の流体吸込口が前記ハウジング内に設けられて、前
記流体吸込口と流体吐出し口との間の流路に対して開口
し、また制御手段が設けられて、前記両流体吸込口の一
方又は他方、或は片方又は両方に対して選択的に流体を
供給するよう制御することによってポンプの出力が変更
されることを特徴とするポンプ。 - 【請求項2】 円周上に離れて配された3つ以上の吸
込口が流路の径に沿って設けられており、また前記制御
手段は、それら吸込口に対して何れか1つ或はそれらを
組み合わせた何れかに選択的に流体を供給するよう制御
するものであることを特徴とする請求項1に記載のポン
プ。 - 【請求項3】 前記ストリッパは、流体が該ストリッ
パを通過するときに流体の環状運動を維持するように構
成されており、また該ストリッパにベーンの回転方向に
交差する流体流ループが備えられている請求項1又は2
に記載のポンプ。 - 【請求項4】 前記第1の流体吸込口は、前記ストリ
ッパ・ブロックの下流に離れて配置されている請求項1
乃至3に記載のポンプ。 - 【請求項5】 前記第1の吸込口の中心は、前記スト
リッパ・ブロックの流体出口から15゜〜90゜の角度
範囲に位置されている請求項4に記載のポンプ。 - 【請求項6】 前記第1の吸込口は、前記ストリッパ
・ブロックの前記流体出口から45゜〜75゜の角度範
囲に位置されている請求項5に記載のポンプ。 - 【請求項7】 流体吸込口及び流体吐出し口を有する
ハウジングと、該ハウジング内に回転可能に取り付られ
た、またその回転軸を中心として一定の角度で間隔をあ
けて、該吸込口と吐出し口との間に延びるハウジング内
の流路に組み込まれた複数のベーンを備えた羽根車と、
該吸込口と吐出し口との間に配置され、その中をベーン
が通過する流量ストリッパとを備える再生ポンプにおい
て、 前記流体吸込口が前記ストリッパの下流に離れて設けら
れ、それによって該ストリッパからの流体の環状流が、
前記吸込口からの流れに接触する前に確立されることを
特徴とするポンプ。 - 【請求項8】 前記吸込口は、前記ストリッパ・ブロ
ックの出口より下流15゜〜90゜の範囲に位置されて
いる請求項7に記載のポンプ。 - 【請求項9】 前記吸込口は、前記ストリッパ・ブロ
ックの出口より下流45゜〜75゜の範囲に位置されて
いる請求項8に記載のポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB939315630A GB9315630D0 (en) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Pumps |
GB9315630.5 | 1993-07-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07167083A true JPH07167083A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=10739581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6196116A Pending JPH07167083A (ja) | 1993-07-28 | 1994-07-27 | ポンプ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0636791A1 (ja) |
JP (1) | JPH07167083A (ja) |
GB (1) | GB9315630D0 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19725249C2 (de) * | 1997-06-14 | 2002-05-02 | Siemens Ag | Förderpumpe |
GB0327149D0 (en) | 2003-11-21 | 2003-12-24 | Boc Group Plc | Vacuum pumping arrangement |
DE102015213549A1 (de) * | 2015-07-17 | 2017-01-19 | Gardner Denver Deutschland Gmbh | Seitenkanal-Maschine |
CN106968958B (zh) * | 2017-03-30 | 2023-03-31 | 河北技投机械设备有限公司 | 一种应用于金属内衬渣浆泵内的可调节的高效耐磨盘装置 |
US11371515B2 (en) | 2017-11-03 | 2022-06-28 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Regenerative blower |
US11230979B2 (en) | 2019-03-08 | 2022-01-25 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Aircraft engine fuel system and method |
US11459958B2 (en) | 2019-03-22 | 2022-10-04 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Rotodynamic pump having a body defining a body cavity with a first and second housing portion defining a portion of an impeller cavity and disposed within the body cavity wherein the body cavity extends at least in part around the second housing portion and the housing portions defining an impeller clearance |
US11280342B2 (en) | 2019-04-05 | 2022-03-22 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Rotodynamic pump and method |
US12085081B1 (en) * | 2023-09-23 | 2024-09-10 | Cooper-Standard Automotive Inc. | Fluid pump and valve switch |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR902803A (fr) * | 1943-01-27 | 1945-09-13 | Hermes Patentverwertungs Gmbh | Pompe à gaz annulaire à sec |
GB864168A (en) * | 1958-10-03 | 1961-03-29 | Westinghouse Electric Corp | Improvements in or relating to rotary fluid pumps |
GB1561000A (en) * | 1977-03-16 | 1980-02-13 | Stieger H | Pumps |
GB2068461A (en) * | 1980-02-01 | 1981-08-12 | Utile Eng Co Ltd | Regenerative turbo machines |
GB2074242B (en) * | 1980-03-20 | 1983-11-02 | Secr Defence | Axial-flow rotary compressor |
DE3446856C2 (de) * | 1984-12-21 | 1987-04-23 | Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting | Seitenkanalgebläse |
-
1993
- 1993-07-28 GB GB939315630A patent/GB9315630D0/en active Pending
-
1994
- 1994-07-18 EP EP94305264A patent/EP0636791A1/en not_active Withdrawn
- 1994-07-27 JP JP6196116A patent/JPH07167083A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0636791A1 (en) | 1995-02-01 |
GB9315630D0 (en) | 1993-09-08 |
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