JPH07166565A - 重力式海洋構造物の施工方法およびその構造物 - Google Patents

重力式海洋構造物の施工方法およびその構造物

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JPH07166565A
JPH07166565A JP5318142A JP31814293A JPH07166565A JP H07166565 A JPH07166565 A JP H07166565A JP 5318142 A JP5318142 A JP 5318142A JP 31814293 A JP31814293 A JP 31814293A JP H07166565 A JPH07166565 A JP H07166565A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的大水深の設置位置に重力式海洋構造物
を構築するに際し、静穏な大水深の沿岸海域を確保でき
ない地域でも採用することができ、しかも大規模な駆動
装置を用いることなく、躯体を容易に伸長設置できるよ
うにする。 【構成】 ドライドックでフロートを兼ねるフーチング
2と、下部躯体3Aに対して上部躯体3Bが上下動可能
な水中下部工3と、水中下部工3に対して上下動可能な
上部仮設フロート4を築造する。浅い沿岸海域でも大水
深用の構造物を築造できる。大水深の設置地点でフーチ
ング2にバラスト水Wb を注入し、上部仮設フロート4
を案内として水中下部工3を沈降させ、次いで上部仮設
フロート4に固定した上部躯体3Bに対して下部躯体3
Aを伸長させる。フーチング着底後、水中下部工3の接
合部を固定し、必要に応じ中詰材をフーチング2または
水中下部工3に充填し、必要に応じ上部仮設フロート4
を撤去し、筒体3の上部に海上上部工を施工する。浮力
と重力の利用により、巨大な構造物を容易に沈設でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大水深の海域に設置
する長大渡海橋の橋脚や石油(ガス)生産プラットフォ
ームなどに適用される重力式海洋構造物の施工方法およ
び重力式海洋構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大水深の海域に設置する海洋構造
物の建設の需要が高まっている。海洋構造物の構造形式
は、重力式,有脚式あるいは浮体式に大別されるが、長
大渡海橋の橋脚や石油(ガス)生産プラットフォームな
どは、海底に強固に固定する必要があるため、重力式あ
るいは有脚式が基本となる。
【0003】この発明で取り扱うのは、特に、要求性能
として躯体全体に高い剛性が求められる場合に最適な構
造様式の重力式であり、この重力式海洋構造物の施工方
法としては、通常、設置地点での長期間の危険な海上施
工を避けるために、躯体の大部分を陸上や静穏な沿岸海
域で構築し、好天を選んでこれを設置地点まで曳航し沈
設する急速施工が採られている。
【0004】即ち、従来においては、ドライドック内に
おいて、ドライドックの喫水内でできる範囲内の躯体を
築造し、これをドック外へ浮上・引き出しを行った後、
設置地点水深と殆ど同等の沿岸静穏海域において、長期
間にわたる海上施工によって残りの躯体部分を浮上施工
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の施工方法では、設置地点が大水深の場合、
躯体の大部分を構築するための静穏な沿岸海域も設置地
点と同等の水深を必要とする。従って、このような極め
て稀な条件を満たす地域、例えばフィヨルド海岸を持つ
北欧等では、大規模な重力式海洋構造物の建設に既に多
くの実績があるが、その他の地域では、沿岸に近い地点
において大水深で、しかも波浪,潮流等の自然条件の静
穏な海域を長期間確保することは不可能であった。
【0006】このため、特定の地域を除いて大水深用に
重力式海洋構造物を採用できず、これが従来の重力式海
洋構造物の欠点となっている。
【0007】なお、海洋構造物を問わず、各種の構造物
において、特定のエネルギーを用いた駆動装置により、
躯体を伸長あるいは収縮させて所要の形状とする方法は
既に様々のものがあるが、大水深に適用する場合、過酷
な自然条件(強大な静水圧・波力・潮流力・氷圧力・風
力・地震力など)に耐える必要があるため、陸上の構造
物と比較にならないぼどの規模と強度を必要とする。
【0008】そのため、躯体はそれに耐えるために巨大
なものとなり、通常の機械的な駆動装置で伸縮させよう
とすると、多大のエネルギーを消費し、コストがかか
り、また駆動装置が大型化するなどから現状では不可能
に近い。
【0009】この発明は、前述のような事情に鑑みてな
されたもので、その目的は、比較的大水深の設置位置に
重力式海洋構造物を構築するに際し、静穏な大水深の沿
岸海域を確保できない地域でも採用することができ、し
かも特定のエネルギーによる駆動装置を用いることな
く、躯体を容易に伸長設置することのできる重力式海洋
構造物の施工方法およびその重力式海洋構造物を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る施工方法
は、重力式海洋構造物を比較的大水深の海域に設置する
に際し、ドライドック内で重力式海洋構造物の中空のフ
ーチングを築造し、ドライドックあるいは浅海域海上ヤ
ードにおいて前記フーチング上に重力式海洋構造物の伸
縮可能な水中下部工と、この水中下部工に対して上下動
可能な上部仮設フロートとを築造し、これらフーチング
・水中下部工・上部仮設フロートからなる躯体全体を設
置位置まで曳航し、設置地点で浮遊静止したフーチング
にバラスト水を注入してフーチングを沈降させることに
より、浮体となった上部仮設フロートを案内として水中
下部工を沈降させ、次いで水中下部工の上部分を上部仮
設フロートに固定して下部分を伸長させ、フーチングが
着底後、水中下部工の接合部を固定し、必要に応じフー
チングまたは水中下部工に中詰材を充填し、上部仮設フ
ロートを撤去する。
【0011】フーチング・水中下部工・上部仮設フロー
トの躯体構造は、鋼製,コンクリート製またはこれらを
合成したハイブリッド製などを使用することができる。
水中下部工は、単体でもよいし、複数配設してもよい。
フーチング上の水中下部工などは、ドライドック内で築
造するが、浅海域海上ヤードで築造することも可能であ
る。
【0012】この発明に係る重力式海洋構造物は、浮力
を発生可能でバラスト水を充填可能な中空のフーチング
と、このフーチング上に築造され、フーチング上に固定
された下部躯体に対して上部躯体が伸縮可能な水中下部
工と、この水中下部工に対して上下動可能にフーチング
上に設けられる上部仮設フロートと、この上部仮設フロ
ートに設けられ、水中下部工を把持可能な把持装置から
構成する。また、上部仮設フロートとフーチングとは、
伸長調整装置で連結しておく。
【0013】
【作用】以上のような構成において、躯体の築造に際し
て、フーチングがフロートとして働き、このフーチング
の上で水中下部工・上部仮設フロートを築造することに
より、躯体全体をドライドックまたは浅海域海上ヤード
で全て構築することができる。これにより、静穏で大水
深の沿岸海域海上ヤードを確保できない地域において
も、大水深に設置する重力式海洋構造物を構築すること
ができる。
【0014】築造されたフーチング・水中下部工・上部
仮設フロートからなる躯体全体を大水深の設置位置へ曳
航し、フーチングにバラスト水を注入するだけで、浮体
となった上部仮設フロートを案内として水中上部工が沈
降し、次いで水中上部工の上部躯体が上部仮設フロート
に固定されて下部躯体が自動的に伸長し、浮力と重力を
利用して沈降に必要な巨大な力を容易に得ることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明を図示する実施例に基づいて
説明する。これは、長大渡海橋の橋脚を想定したコンク
リート製の重力式海洋構造物の例である。図1,図2は
この重力式海洋構造物の一例を示す概略縦断面図、部分
詳細図、図3〜図5は、この重力式海洋構造物の施工法
を順に示した概略断面図である。
【0016】図1において、重力式海洋構造物1は、フ
ーチング2と、水中下部工3と、上部仮設フロート4
と、把持装置5と、伸長調整装置6とから構成されてい
る。
【0017】フーチング2は、中空でフロートを兼ね、
かつバラスト水の注入により沈降可能な躯体であり、中
空内部に例えば外版と同心状の内版と、放射状の隔壁を
設けて分割・補強する。また、図1に示すように、遠隔
操作される注水弁7によりバラスト水を内部に注入可能
とし、さらに遠隔操作により開閉可能な投入口8を設け
て中詰材を充填可能とする。
【0018】水中上部工3は、フーチング2上に構築さ
れる筒状躯体であり、一方が他方内に挿入される鞘管状
の下部躯体3Aと上部躯体3Bとから構成する。下部躯
体3Aは、フーチング2上に一体的に築造して固定と
し、上部躯体3Bを分離築造して上下移動可能とする。
これにより水中上部工3がフーチング2に対して伸縮可
能となる。
【0019】上部躯体3Bは、下部躯体3A内に収めた
状態で上部が所定長さで突出するようにし、上部躯体3
Bの上端どうしを、一体的に築造した台座9により連結
する。
【0020】上部仮設フロート4は、中空の浮体であ
り、水中下部工3が挿通可能な貫通孔10が形成され、
水中下部工3が上部仮設フロート4に対して上下動可能
となる。
【0021】把持装置5は、前記貫通孔10内に設置さ
れ、上部躯体3Bの外周を把持できるようにされてい
る。この把持装置5は、水中下部工3に対して進退自在
に支持された上下一対のグリップ5Aと、これを水平に
進退移動させる駆動装置とを貫通孔10に複数組配設
し、グリップ5Aの摩擦力で水中下部工3を保持する。
【0022】伸長調整装置6は、水中上部工3の伸長時
にフーチング2を移動可能に支持する装置であり、シー
ブ11と、ワイヤロープ12と、制動装置13などから
構成する。
【0023】シーブ11は、図1に示すように、フーチ
ング2の上面と、上部仮設フロート4の側部に取り付
け、図2に示すように、一端をフーチング2に固定した
ワイヤロープ12を下部シーブ11Aと上部シーブ11
Bに巻き掛け、他端にブレーキ等を備えた制動装置13
に取り付ける。
【0024】以上のような構成において、次のように重
量式海洋構造物の施工を行う(図3〜図5参照)。
【0025】(1) 図3に示すように、海に接した陸域
に、次工程でフーチングの浮上曳航が可能な深さのドラ
イドック20を築造し、このドライドック20内でフー
チング2・水中上部工3・上部仮設フロート4を築造す
る。上部仮設フロート4は水中上部工3とは分離独立し
てフーチング2上に築造される。また、把持装置5と伸
長調整装置6を取り付けておく。なお、後述する設置地
点での海底(あるいはマウンド)着定時にスカートやダ
ウェル等が必要な場合には、この時点でこれらをフーチ
ング2の下面に設けておく。
【0026】(2) 築造が終了すると、ドライドック20
内に注水してフーチング2を浮上させ、ゲート21を開
いて躯体全体をドライドック外へ引き出す。ここで、フ
ーチング2の喫水Dで、躯体全体の総重量Wと等しい浮
力Fが得られる。従って、ドライドック20および沿岸
の浅海域22は、この喫水Dより大きい深さがあればよ
い。
【0027】また、ドライドック20内でフーチング2
のみを築造し、これより深い浅海域海上ヤード22にお
いて残りの躯体を築造することも可能である。
【0028】(3) タグボート等により躯体全体を設置地
点23へ曳航する。この工程は好天を選んで行う。図4
に示すように、設置地点23には、必要に応じて海底を
掘削または盛り立てすることにより水平で所定の強度を
持ったマウンド24を築造しておき、この上に躯体全体
をアンカー等で係留して浮遊静止させる。
【0029】(4) フーチング2内にバラスト水Wb を注
入し、躯体全体の重量W1 が僅かにその浮力F1 より大
きい状態にして緩やかに沈降を開始させる。このバラス
ト水深d1 は、フーチング2と下部躯体3Aが水没する
ことによる浮力上昇分より僅かに大きくしておけばよ
い。
【0030】ここで、フーチング2が沈降を開始する
と、上部仮設フロート4が浮体となり、この後この上部
仮設フロート4を案内として下部躯体3Aが沈降してい
く。この際、伸長調整装置6を適宜緩めてワイヤロープ
12を伸ばし、沈降状態を調整する。なお、この水中下
部工3の沈降に際しては、浮心と重心との位置を調整
し、躯体全体が安定した状態で沈降できるようにする。
【0031】(5) フーチング2にさらにバラスト水Wb
を注入し、下部躯体3Aの上端が上部仮設フロート4を
離れると、把持装置5による把持を上部躯体3Bに作用
させ、上部躯体3Bの上部所定位置を把持装置5で把持
して上部仮設フロート4に固定する。
【0032】(6) 図5に示すように、フーチング2にさ
らにバラスト水Wb を注入し、上部仮設フロート4を浮
体とし、上部仮設フロート4に固定された上部躯体3B
に対して下部躯体3Aを重力で伸長・沈降させる。把持
装置5は把持固定を維持し、伸長調整装置6のワイヤロ
ープ12は、適宜緩めて伸ばし、沈降状態を調整する。
【0033】なお、下部躯体4Aには通水孔14を設け
て海水が自然に流入できるようにしてもよい。
【0034】(7) 沈降がさらに進むと、フーチング2が
着底する。なお、着底後、海底(あるいはマウンド)と
フーチングとの間には、必要に応じてグラウト等を行
い、過度の局所接地圧の発生を防止する。躯体の着底後
は、水中下部工3の接合部を固定し、完成時の要求性能
を満足させるだけの中詰材(砂,砂利など)15をフー
チング2あるいは水中下部工3A・3B内に投入して躯
体の安定,強度を確保する。引き続き、必要に応じ上部
仮設フロート4を撤去し、台座9の上に所定の海上上部
工30を施工して完成させる。
【0035】なお、下部躯体3Aと上部躯体3Bとの接
続部には、所定の強度となるように固定工を施し、また
上部仮設フロート4と水中下部工3を把持装置5,伸長
調整装置6などにより固定する。
【0036】なお、フーチング2の平面形状は円形, 方
形,多角形など任意の平面形状とすることができる。ま
た、図6に示すように、水中下部工3のフーチング上の
平面配置も単数から複数まで任意に対応できるととも
に、筒体の形状も円形,方形,多角形など任意に対応で
きる。なお、水中下部工3は3段以上にすることもでき
る。
【0037】以上は長大渡海橋の橋脚を想定した例につ
いて説明したが、その他の大規模な重力式海洋構造物に
も本発明を適用できることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】前述の通り、この発明は、ドライドック
または浅海域海上ヤードで、フロートを兼用するフーチ
ング上に、水中下部工・上部仮設フロートを築造し、大
水深の設置地点で上部仮設フロートを案内として水中下
部工を沈降させ、次いで水中下部工の下部躯体を上部躯
体に対して伸長させ、フーチングを着底させて設置する
ように構成したため、次のような効果を奏する。
【0039】(1) 大水深の設置地点と同等の水深で、静
穏な沿岸地域を確保できない地域においても、大水深の
重力式海洋構造物を構築することが可能となる。
【0040】(2) 躯体全体の沈降と水中下部工の伸長に
海水の浮力と重力を利用することにより巨大な力を得る
ことができ、大規模な駆動装置を必要とすることなく、
従来不可能であった巨大な重力式海洋構造物を容易に設
置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る重力式海中構造物の一例を示す
概略縦断面図である。
【図2】図1の重力式海中構造物の伸長調整装置を示す
概略側面図である。
【図3】この発明に係る重力式海洋構造物の施工法(そ
の1)を示す概略図である。
【図4】この発明に係る重力式海洋構造物の施工法(そ
の2)を示す概略図である。
【図5】この発明に係る重力式海洋構造物の施工法(そ
の3)を示す概略図である。
【図6】この発明に係る重力式海洋構造物の躯体形状,
筒体配置の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…重力式海洋構造物 2…フーチング 3…水中下部工 3A…下部躯体 3B…上部躯体 4…上部仮設フロート 5…把持装置 5A…グリップ 6…伸縮調整装置 7…注水弁 8…投入口 9…台座 10…開口 11…シーブ 12…ワイヤロープ 13…制動装置 14…通水孔 15…中詰材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重力式海洋構造物を比較的大水深の海域
    に設置するに際し、ドライドック内で重力式海洋構造物
    の中空のフーチングを築造し、ドライドックあるいは浅
    海域海上ヤードにおいて前記フーチング上に重力式海洋
    構造物の伸縮可能な水中下部工と、この水中下部工に対
    して上下動可能な上部仮設フロートとを築造し、これら
    フーチング・水中下部工・上部仮設フロートからなる躯
    体全体を設置位置まで曳航し、設置地点で浮遊静止した
    フーチングにバラスト水を注入してフーチングを沈降さ
    せることにより、浮体となった上部仮設フロートを案内
    として水中下部工を沈降させ、次いで水中下部工の上部
    分を上部仮設フロートに固定して下部分を伸長させ、フ
    ーチングが着底後、水中下部工の接合部を固定し、必要
    に応じフーチングまたは水中下部工に中詰材を充填し、
    必要に応じ上部仮設フロートを撤去することを特徴とす
    る重力式海洋構造物の施工方法。
  2. 【請求項2】 比較的大水深の海域に設置する重力式海
    洋構造物であって、浮力を発生可能でバラスト水を充填
    可能な中空のフーチングと、このフーチング上に築造さ
    れ、フーチング上に固定された下部躯体に対して上部躯
    体が伸縮可能な水中下部工と、この水中下部工に対して
    上下動可能にフーチング上に設けられる上部仮設フロー
    トと、この上部仮設フロートに設けられ、水中下部工を
    把持可能な把持装置を備えていることを特徴とする重力
    式海洋構造物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101399452B1 (ko) * 2013-12-11 2014-05-28 (주)대우건설 해양 구조물의 시공방법
KR20160037693A (ko) * 2014-09-29 2016-04-06 한국전력공사 부유이송 해상지지구조물 및 이의 시공방법
KR101691895B1 (ko) * 2015-09-21 2017-01-03 강희주 고추세척기

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