JPH0716553U - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0716553U
JPH0716553U JP046264U JP4626493U JPH0716553U JP H0716553 U JPH0716553 U JP H0716553U JP 046264 U JP046264 U JP 046264U JP 4626493 U JP4626493 U JP 4626493U JP H0716553 U JPH0716553 U JP H0716553U
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秀樹 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力を供給すべき機器本体が装着されたとき
のみ確実に電力を伝達する。 【構成】 電源部11に機器本体21が載せられると、
バネ17で付勢、支持された上部筐体111が降下し、
整流平滑回路12、発振回路13間に介設されたスイッ
チ151を押してオンにし、発振回路13が動作して機
器本体21に電力を供給する。一方、電源部11に硬貨
等の小さい金属物が載せられても、軽量であるために上
部筐体111が降下せず、スイッチ151がオフのまま
となるので、発振回路13は動作せず、金属物の発熱を
防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コードレス電話器や浴室内等の水回りで使用される機器に適用され る非接触式の充電式電気機器等に用いられる電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コードレス機器の普及に伴い、機器に内蔵された電池を充電するための 電源装置も多くの種類が製品化されている。以前の電源装置は、コードレス機器 と接続するための接点が装置表面に設けられていたので、接点に触れて感電した り、接触不良が起こる等の問題が生じていた。そこで、最近、このような問題を 解決するために、接点を無くした非接触式の電源装置が実用化されている。
【0003】 図13は従来の非接触式の電源装置の構成を示す図で、図14はその概略回路 構成を示す回路図である。この電源装置は、商用電源ACの出力を電源部11の 整流平滑回路12で整流平滑して得られた直流電圧を発振回路13で発振させる ことにより1次巻線部14に磁束を発生させ、電磁誘導により機器本体21の2 次巻線部22に誘起された電力を負荷23に供給するようになっている。このよ うな非接触式の電源装置によれば、電源部11及び機器本体21の両方とも接点 を省略できるので、接触不良等の虞れがなく、また、防水性に優れているので、 水回り等で使用する機器に適用することができる。
【0004】 一方、上記のような非接触式の電源装置の場合には、電磁誘導を利用している ために、機器本体21が電源部11に装着されていないときに、使用者が誤って 硬貨やピン止め等の金属片を電源部11に載せると、この金属片に渦電流が発生 して発熱するという問題が生じる虞れがある。そこで、この問題を解決するため に種々の提案がなされている。
【0005】 特開平3−235626号公報では、電源部11の筐体表面から突出し、発振 回路13と商用電源AC間に設けられたスイッチを備え、機器本体21が載せら れるとスイッチが閉じられることにより発振回路13を動作可能にして、機器本 体21側に電力を伝達するようにしている。また、機器本体21側に発光ダイオ ード、電源部11側にフォトトランジスタを設け、機器本体21の装着を検出す るものが開示されている。
【0006】 また、特公昭60−6657号公報では、機器本体21側にマグネットを、電 源部11側にリードスイッチを設け、リードスイッチがマグネットの近接を検知 すると電源部11に電源が投入され、機器本体21側に電力を伝達するようにし ている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平3−235626号公報記載の装置では、突出して 設けられたスイッチに、硬貨等の機器本体21以外の物体が載せられてもスイッ チを閉じてしまうこととなる。また、発光ダイオードを設けても、機器本体21 側の電池容量が所定レベル以下のときは発光させることができず、機器本体21 を装着してもこれを検出できず、充電できないといった不都合が生じる虞れがあ る。
【0008】 また、上記特公昭60−6657号公報記載の装置では、マグネットの磁界を リードスイッチが感知することができるように、リードスイッチとマグネットが 対向する箇所の電源部11と機器本体21の筐体の厚さが制約を受ける。しかも 、リードスイッチが1次巻線部14の磁界の影響を受けて誤動作しないようにす るために、1次巻線部14に対するリードスイッチとマグネットの配設位置が制 約を受ける。
【0009】 本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、電力を供給すべき機器本体が装 着されたときのみ確実に電力を伝達する電源装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続 された負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2 次巻線部に磁気結合する1次巻線部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1 次巻線部への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有する電源装置に おいて、箱状の下部筐体及びこの下部筐体を覆う蓋状で上記機器本体が装着され る上部筐体からなる筐体と、上記上部筐体を上方に付勢するとともに昇降可能に 支持する付勢支持手段と、上記下部筐体内の上方適所に配設され、上記電源と上 記スイッチング手段間に介設され、上部にオン、オフ切り換えの押込み部を有す るスイッチとを備え、上記スイッチは、上記押込み部が上記機器本体の重量で降 下する上記上部筐体に押されてオンに切り換えられるようになっている(請求項 1)。
【0011】 また、1次巻線部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電 源供給をスイッチングするスイッチング手段を有する電源部と、この電源部に着 脱可能で、上記電源部に装着されると上記1次巻線部に磁気結合する2次巻線部 及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体とからなる電源装置にお いて、上記機器本体は、その筐体の上記電源部との装着面に穿設された本体孔と 、内部から外方に向けて付勢されるとともに、上記本体孔を通して出没可能にな された検出部材とを備え、上記電源部は、上記機器本体の装着状態で上記本体孔 と対向する位置であって上記検出部材が挿入可能な孔と、上記検出部材の挿入を 検出する検出手段と、上記検出部材の挿入が検出されると上記発振駆動を開始さ せる制御手段とを備えた(請求項2)。
【0012】 また、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体が着 脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線 部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチ ングするスイッチング手段を有する電源装置において、互いに距離を有して配設 され、上記機器本体が装着される面に載置される物体を検出する複数の検出手段 と、上記検出手段の全てが上記物体を検出すると上記発振駆動を開始させる制御 手段とを備えた(請求項3)。
【0013】 また、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体が着 脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線 部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチ ングするスイッチング手段を有する電源装置において、上記機器本体が装着され る面の内壁近傍に配設された金属板と、この金属板の静電容量を検出する容量検 出手段と、上記静電容量が所定レベルのときに上記発振駆動を開始させる制御手 段とを備えた(請求項4)。
【0014】 また、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体が着 脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線 部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチ ングするスイッチング手段を有する電源装置において、上記機器本体が装着され る面の内壁近傍に配設され、上記装着面に加えられる圧力を検出する圧力検出手 段と、上記圧力が所定レベル以上になると上記発振駆動を開始させる制御手段と を備えた(請求項5)。
【0015】 また、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体が着 脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線 部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチ ングするスイッチング手段を有する電源装置において、上記機器本体が装着され る面の近傍に配設され、上記装着面の温度を検出する温度検出手段と、検出され た温度が所定レベル以上になると上記発振駆動を停止させる停止制御手段とを備 えた(請求項6)。
【0016】 また、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体が着 脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線 部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチ ングするスイッチング手段を有する電源装置において、上記機器本体が装着され る面に立設され、上記機器本体の装着状態で該機器本体と当接する当接面を有す る背板と、上記当接面に配設され、上記機器本体の当接を検出する検出手段と、 上記機器本体の当接が検出されると上記発振駆動を開始させる制御手段とを備え た(請求項7)。
【0017】 また、1次巻線部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電 源供給をスイッチングするスイッチング手段を有する電源部と、この電源部に着 脱可能で、上記電源部に装着されると上記1次巻線部に磁気結合する2次巻線部 及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体とからなる電源装置にお いて、上記機器本体は、上記2次巻線部に電力が誘起されると検出信号を出力す る信号出力手段を備え、上記電源部は、上記スイッチング手段を間欠駆動させる 間欠駆動手段と、上記検出信号を受信すると上記スイッチング手段を上記間欠駆 動から連続駆動に切り換える制御手段とを備えた(請求項8)。
【0018】 また、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体が着 脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線 部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチ ングするスイッチング手段を有する電源装置において、箱状の下部筐体及びこの 下部筐体を覆う蓋状で上記機器本体が装着される面を有する上部筐体からなる筐 体と、上記上部筐体を上方に付勢するとともに昇降可能に支持する付勢支持手段 とを備え、上記1次巻線部は上記上部筐体が下降位置で上記装着面に接する位置 に設けられており、上記機器本体が装着されるとその機器本体の重量で上記上部 筐体が降下することにより上記1次巻線部と上記2次巻線部とが磁気結合される (請求項9)。
【0019】 また、2次巻線部及びこの2次巻線部に接続された負荷を有する機器本体が着 脱可能で、上記機器本体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線 部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチ ングするスイッチング手段を有する電源装置において、上記機器本体が装着され る面に立設された背板を備え、上記1次巻線部は上記背板内に配設されている( 請求項10)。
【0020】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、機器本体が取り外された状態では、上部筐体は 上方に付勢され、スイッチはオフになっている。一方、機器本体が上部筐体に装 着されると、上部筐体は機器本体の重量で降下し、押込み部が降下する上部筐体 に押されて、スイッチがオンに切り換えられる。そして、スイッチング手段が電 源の投入を受けて発振駆動し、1次巻線部から2次巻線部を介して機器本体に電 源が供給される。
【0021】 また、請求項2記載の考案によれば、機器本体が電源部に装着されると、検出 部材が孔を通して挿入され、この検出部材の挿入が検出されて、スイッチング手 段の発振駆動が開始され、1次巻線部から2次巻線部を介して機器本体に電源が 供給される。
【0022】 また、請求項3記載の考案によれば、全ての検出手段により、機器本体の装着 面への物体の載置が検出されると、機器本体の装着とみなしてスイッチング手段 の発振駆動が開始され、1次巻線部から2次巻線部を介して機器本体に電源が供 給される。
【0023】 また、請求項4記載の考案によれば、金属板の静電容量が検出される。そして 、機器本体が装着されて、静電容量が所定レベルになると、スイッチング手段の 発振駆動が開始され、1次巻線部から2次巻線部を介して機器本体に電源が供給 される。
【0024】 また、請求項5記載の考案によれば、機器本体の装着面に加えられる圧力が検 出される。そして、機器本体が装着されて、圧力が所定レベル以上になると、ス イッチング手段の発振駆動が開始され、1次巻線部から2次巻線部を介して機器 本体に電源が供給される。
【0025】 また、請求項6記載の考案によれば、機器本体の装着面の温度が検出される。 そして、この温度が所定レベル以上になると、スイッチング手段の発振駆動が停 止され、温度上昇が抑制される。
【0026】 また、請求項7記載の考案によれば、機器本体の背板への当接が検出されると 、スイッチング手段の発振駆動が開始され、1次巻線部から2次巻線部を介して 機器本体に電源が供給される。
【0027】 また、請求項8記載の考案によれば、電源が投入されると、スイッチング手段 は間欠駆動を行っている。機器本体が装着されると、この間欠駆動により2次巻 線部に小電力が誘起される。これにより検出信号が出力され、この検出信号が受 信されると、スイッチング手段が連続駆動に切り換えられ、1次巻線部から2次 巻線部を介して機器本体に電源が供給される。
【0028】 また、請求項9記載の考案によれば、機器本体が取り外された状態では、上部 筐体は上方に付勢され、1次巻線部は上部筐体から離れている。一方、機器本体 が上部筐体に装着されると、上部筐体は機器本体の重量で降下し、1次巻線部が 機器本体の装着面に接する状態となり、1次巻線部と2次巻線部とが磁気結合さ れる。そして、スイッチング手段が電源の投入を受けて発振駆動し、1次巻線部 から2次巻線部を介して機器本体に電源が供給される。
【0029】 また、請求項10記載の考案によれば、機器本体が装着されると、背板内に配 設された1次巻線部と機器本体の2次巻線部とが磁気結合される。そして、スイ ッチング手段が電源の投入を受けて発振駆動し、1次巻線部から2次巻線部を介 して機器本体に電源が供給される。
【0030】
【実施例】
図1は本考案が適用される電気機器の第1実施例の構成を示す図で、(a)は 電源部単体を示し、(b)は電源部に機器本体が装着(載置)された状態を示し ている。図2は図1の電気機器の概略の回路構成を示す回路図である。
【0031】 この電気機器は、例えばコードレス電話器や電気カミソリで、電源部11及び 機器本体21から構成されている。電源部11の筐体は、樹脂等で形成され、各 種の回路部品を収納する箱状の下部筐体112及びこの下部筐体112を覆う蓋 状の上部筐体111からなり、機器本体21は、上部筐体111上の所定位置に 対して着脱可能になっている。
【0032】 電源部11は、機器本体21に負荷電流や充電電流を供給するもので、整流平 滑回路12、発振回路13、巻線とコアとからなる1次巻線部14及び制御部1 5等からなり、接続された商用電源ACからの交流入力を整流平滑回路12で整 流平滑して得られた直流電圧を発振回路13でスイッチングすることにより1次 巻線部14に交番磁束を発生させるようになっている。
【0033】 制御部15は、整流平滑回路12、発振回路13間に介設されたスイッチ15 1及び機器装着検出部152を備え、電源部11への機器本体21の装着を検出 するとともに、その着脱に応じて発振回路13の動作を制御するものである。
【0034】 機器装着検出部152は、上部筐体111及びバネ17からなる。バネ17は 、その一端が下部筐体112の縁に固定され、他端が上部筐体111の底面に固 定されて、上部筐体111を下部筐体112から上方に付勢するとともに、昇降 可能に支持するものである。
【0035】 また、バネ17の付勢力は、機器本体21程度の重量の物体が載せられると上 部筐体111が降下し、硬貨等の軽量物体が載せられても上部筐体111が降下 しないレベルのものが採用されている。
【0036】 スイッチ151は、電源部11の筐体内の上部適所に配設され、上部筐体11 1が上方に付勢された状態、すなわち機器本体21が装着されていない状態では オフになっており、上部筐体111が降下した状態、すなわち機器本体21が装 着された状態では上部筐体111に押込み部151aが押されてスイッチが入る (オンする)ようになっている。
【0037】 機器本体21は、巻線とコアとからなる2次巻線部22や負荷部23等からな り、電源部11に装着されると、2次巻線部22と1次巻線部14とが対向して 磁気結合するようになっている。負荷部23は、充電可能な電池やモータ等の負 荷及び整流回路を有している。そして、1次巻線部14の発生電力が、1次巻線 部14に磁気結合された2次巻線部22に電磁誘導により誘起され、整流回路で 整流されて、負荷に供給されるようになっている。
【0038】 このような構成により、電源部11に機器本体21が載せられたときのみスイ ッチ151がオンにされて、発振回路13が動作して機器本体21に電力を供給 することができる。
【0039】 一方、電源部11に硬貨等の小さい金属物が載せられても、軽量であるために 上部筐体111が降下せず、スイッチ151がオフのままとなるので、発振回路 13は動作せず、金属物の発熱を防止することができる。
【0040】 次に、本考案が適用される電気機器の第2実施例について説明する。図3は同 電気機器の第2実施例の構成を示す図で、(a)は電源部単体を示し、(b)は 電源部に機器本体が装着された状態を示している。なお、第1実施例と同一機能 を果たすものには同一符号を付す。
【0041】 第2実施例では、機器本体21の筐体211の下面適所に孔212が穿設され ており、内部から孔212を介して検出部材31が外方に突出するようにして配 設されている。検出部材31は、内部適所に固定されたバネ30により所定長だ け外方に突出するように付勢され、かつ、下面と面一となる位置まで没入可能な 長さを有する棒状体である。
【0042】 一方、電源部11の筐体113上面には、機器本体21が所定位置に装着され たときに孔212に対向する位置に孔114が穿設されており、かつ、この部分 は厚肉に形成され、後述するように検出部材31の直進ガイドとして機能させて いる。この孔114の直下には、所要の間隔をおいて、検出部材31のためのス トッパ115が配設されている。
【0043】 そして、電源部11に機器本体21が装着されると、この孔114を通して検 出部材31がストッパ115に当接するまで、直進、挿入されるようになってい る。
【0044】 また、孔114とストッパ115との間には、挿入される検出部材31を挾む ようにして、発光ダイオード32とフォトトランジスタ33とが、互いにそれぞ れの発光面と受光面とを向き合うように配設されている。
【0045】 制御部15は、発光ダイオード32を常時発光させており、フォトトランジス タ33が発光ダイオード32からの光を受光しているときは、スイッチ151を 開成し、受光していないときは、スイッチ151を閉成するものである。
【0046】 このような構成により、電源部11に機器本体21が装着されていないときは 、フォトトランジスタ33が発光ダイオード32の光を受光するので、スイッチ 151が開成して、発振回路13の動作が停止する。
【0047】 一方、機器本体21が装着されると、フォトトランジスタ33が検出部材31 による遮光によって発光ダイオード32の光を受光しないので、スイッチ151 を閉成して発振回路13を動作させ、機器本体21に電力を供給する。
【0048】 また、検出部材31は、機器本体21の下面と面一となる位置まで没入可能に なっているので、機器本体21が電源部11以外の場所、例えばテーブルに置か れた場合でも、支障を来すことはない。
【0049】 なお、発光ダイオード32とフォトトランジスタ33とを同一側に配設し、発 光ダイオード32からの光を検出部材31で反射させてフォトトランジスタ33 に帰来するようにしてもよい。この場合、制御部15は、反射光有りのときのみ スイッチ151を閉じるようにすればよい。
【0050】 また、発光ダイオード32及びフォトトランジスタ33に代えて、ストッパ1 15の検出部材31との当接位置に、バネ30の付勢力により押込み可能な可動 片を有するメカスイッチを配設し、これをスイッチ151としてもよい。この場 合には、機器本体21が装着されると、検出部材31が上記メカスイッチを押し 込んでオンにすることにより、発振回路13を動作させることができる。
【0051】 次に、本考案が適用される電気機器の第3実施例について説明する。図4は同 電気機器の第3実施例の構成を示す図で、(a)は電源部に機器本体が装着され た状態を示し、(b)は電源部に金属物が載置された状態を示している。なお、 第1実施例と同一機能を果たすものには同一符号を付す。
【0052】 第3実施例では、電源部11の筐体113の上面であって機器本体21が装着 される面域内に複数の窓116が設けられている。窓116の部分は、透明の樹 脂等で形成され、光が透過可能になっている。また、各窓116は、硬貨等の小 さい金属物が筐体113に載せられても全ての窓116が同時に覆われることが ない程度に分散させて、ないしは間隔を互いに有して設けられている。
【0053】 機器装着検出部152は、各窓116の直下に配設された発光ダイオード41 とフォトトランジスタ42とからなる。これらの発光ダイオード41とフォトト ランジスタ42とは、それぞれの発光面と受光面が窓116に向けて配設されて いる。そして、機器本体21が装着されているときは、発光ダイオード41から の光が機器本体21の下面で反射し、フォトトランジスタ42で受光されるよう になっている。
【0054】 制御部15は、発光ダイオード41を常時発光させており、また、全てのフォ トトランジスタ42が受光しているときのみ、スイッチ151を閉成するととも に、少なくとも1個のフォトトランジスタ42が受光していないときは、スイッ チ151を開成するものである。
【0055】 このような構成により、電源部11に機器本体21が装着されたときのみスイ ッチ151が閉じ、発振回路13が動作する。一方、硬貨等の金属物25が載せ られた場合には、図4(b)に示すように、全ての窓116が同時に覆われるこ とがないので、スイッチ151が開くため、発振回路13は動作しない。
【0056】 なお、例えば可動片が窓116の位置に露出してなり、装着される機器本体2 1により押し込まれてオンになるような複数の機械式スイッチを配設し、これら をスイッチ151に代えて、直列に接続するようにしてもよい。この場合には、 発光ダイオード41及びフォトトランジスタ42は不要になる。
【0057】 次に、本考案が適用される電気機器の第4実施例について説明する。図5は同 電気機器の第4実施例の電源部の構成を示す図である。なお、第1実施例と同一 機能を果たすものには同一符号を付す。
【0058】 第4実施例では、電源部11は、筐体113の上面であって機器本体21が装 着される部分の内壁近傍にこの面と対向させて電極板51を備えており、制御部 15は、筐体113の上面に載置された物体の材質が樹脂か金属物かを、電極板 51の静電容量の変化による電圧変化に基づき判別するものである。そして、判 別結果が樹脂であるときのみスイッチ151を閉じるようにしている。
【0059】 このような構成により、硬貨等の金属物が電源部11に載せられた場合には、 発振回路13が動作しないので、金属物の発熱を確実に防止することができる。
【0060】 次に、本考案が適用される電気機器の第5実施例について説明する。図6は同 電気機器の第5実施例の電源部の構成を示す図である。なお、第1実施例と同一 機能を果たすものには同一符号を付す。
【0061】 第5実施例では、電源部11は、筐体113の上面であって機器本体21が装 着される部分の好ましくはほぼ中央付近位置となる内壁に接するとともに、筐体 113の上面に加わる荷重により変形しない、例えば筐体113の底面に固設さ れ、上記荷重を圧力として検出する圧力センサ61を備えている。
【0062】 筐体113の上面は、機器本体21が装着されるとその重量で下方に撓む。こ の下方への撓みにより、圧力センサ61が筐体113の上面から圧力を受け、こ れを検出するようになっている。
【0063】 そして、制御部15は、圧力センサ61で検出される圧力が所定レベル以上の ときに、スイッチ151を閉成するようにしている。上記所定レベルは、所定の 重量を有する機器本体21が載置されたときに検出される圧力値以下に予め設定 されている。
【0064】 このような構成により、硬貨等の軽量の金属物が電源部11に載せられた場合 には、スイッチ151は開成したままとなるので、発振回路13が動作せず、金 属物の発熱を防止することができる。
【0065】 次に、本考案が適用される電気機器の第6実施例について説明する。図7は同 電気機器の第6実施例の電源部の構成を示す図である。なお、第1実施例と同一 機能を果たすものには同一符号を付す。
【0066】 第6実施例では、電源部11は、筐体113の上面であって機器本体21が装 着される部分の近傍に、または接して筐体113の温度を検出する温度センサ7 1を内設している。そして、制御部15は、温度センサ71で検出される温度が 所定レベル以上になるとスイッチ151を開成するようにしている。
【0067】 このような構成により、硬貨等の金属物が筐体113に載せられ、1次巻線部 14と磁気結合して金属物にうず電流が発生して発熱した場合でも、筐体113 の温度が上昇して所定レベルになるとスイッチ151を開成し、発振回路13の 動作を停止するので、やけどや筐体113の変形等を防止することができる。
【0068】 次に、本考案が適用される電気機器の第7実施例について説明する。図8は同 電気機器の第7実施例の構成を示す図で、(a)は電源部に機器本体が装着され た状態を示し、(b)は電源部に金属物が載置された状態を示している。なお、 第1実施例と同一機能を果たすものには同一符号を付す。
【0069】 第7実施例では、電源部11の筐体113の背面に背板117が立設され、こ の背板117の適所であって、装着された機器本体21と対向する、例えば略中 央位置に検出片153が配設されている。検出片153は、一端で背板117の 肉厚内の支軸に回動自在に設けられ、不図示のバネにより前面側に付勢されて所 要の角度で突出しており、機器本体21が装着されると、図8(a)に示すよう に、機器本体21に押されて背板117の肉厚内に没入するようになっている。
【0070】 制御部15は、検出片153の突出、没入を検出するとともに、検出片153 が突出しているときはスイッチ151を開成し、検出片153の没入を検出する とスイッチ151を閉成するものである。
【0071】 このような構成により、硬貨やピン止め等の金属物25が筐体113上に載置 されても、検出片153を没入位置に押し込むことはないので、スイッチ151 が開いたままとなり、発振回路13は動作しない。そして、機器本体21が装着 されたときのみスイッチ151が閉じて、発振回路13を動作させる。
【0072】 なお、検出片153は、突出、没入可能な部材であればよく、例えば前後に移 動して、突出、没入するように構成されている部材でもよい。
【0073】 次に、本考案が適用される電気機器の第8実施例について説明する。図9は同 電気機器の第8実施例の構成を示す図である。なお、第1実施例と同一機能を果 たすものには同一符号を付す。
【0074】 第8実施例では、電源部11の筐体113の機器本体21が装着される面に窓 118が設けられている。また、機器本体21の筐体211上面であって、上記 窓118に対向する位置には、窓213が設けられている。窓118,213の 部分は、透明の樹脂等で形成され、光が透過可能になっている。
【0075】 電源部11は、窓118の直ぐ内側に受光面を窓118に向けたフォトトラン ジスタ92を有し、一方、機器本体21は、窓213の直ぐ内側に発光面を窓2 13に向けた発光ダイオード91を有している。また、発光ダイオード91は、 2次巻線部22に誘起される電圧から電源供給を受けるようになっている。
【0076】 さらに、電源部11の発振回路13は、電源に接続されると間欠動作を行い、 一方、フォトトランジスタ92が発光ダイオード91からの光を受光すると、こ れに伴って連続動作に切り換わるようになっている。そして、フォトトランジス タ92が再び受光しなくなると、間欠動作に復帰するようになっている。
【0077】 このような構成により、機器本体21が電源部11に装着されると、発振回路 13の間欠動作により1次巻線部14に小電力が発生し、これによって2次巻線 部22に小電力が誘起され、発光ダイオード91が発光する。そして、フォトト ランジスタ92が発光ダイオード91からの光を受光すると、発振回路13が連 続動作を開始して、負荷部23へ電力を供給する。
【0078】 一方、機器本体21以外のもの、例えば金属物が筐体113に載せられた場合 には、発振回路13は間欠動作を継続するに過ぎないので、金属物の発熱を抑制 することができる。
【0079】 なお、発光ダイオード91は、発振回路13の間欠動作により2次巻線部22 に誘起される電圧から電源供給を受け、機器本体21内の蓄電池から電源供給を 受けるようにしていないので、機器本体21が電源部11に装着されると、電池 の残容量に関わりなく確実に発光することができる。
【0080】 また、発光ダイオード91に代えて発振巻線を、フォトトランジスタ92に代 えて受信巻線を備え、発振回路13の間欠動作により2次巻線部22に流れる電 流により発振巻線に交番磁界を誘起させ、この磁界により受信巻線に電圧を誘起 させて、発振回路13でこの誘起電圧を検出するようにしてもよい。
【0081】 次に、本考案が適用される電気機器の第9実施例について説明する。図10は 同電気機器の第9実施例の構成を示す図で、(a)は電源部単体を示し、(b) は電源部に機器本体が装着された状態を示している。なお、第1実施例と同一機 能を果たすものには同一符号を付す。
【0082】 第9実施例では、整流平滑回路12と発振回路13間にスイッチ151は介設 されておらず、発振回路13は、電源に接続されると動作を開始するようになっ ている。
【0083】 また、電源部11の筐体は、上部筐体111と下部筐体112とから構成され ている。上部筐体111と下部筐体112とは、バネ18を介して接続されてい る。バネ18は、所定レベルの付勢力を有し、機器本体21程度の重量の物体が 載せられると上部筐体111が降下し、硬貨等の軽量物体が載せられても上部筐 体111がほとんど降下しないようになっている。
【0084】 1次巻線部14は、そのコア上面が下部筐体112の縁と略同一の高さとなる 位置に配設されている。従って、上部筐体111は、機器本体21が装着されて いない状態では、図10(a)に示すように、バネ18の付勢力により、1次巻 線部14のコア上面から離れた状態になっている。
【0085】 このような構成により、機器本体21が装着されると、機器本体21の重量に より上部筐体111が1次巻線部14のコア上面と接触するまで降下して、1次 巻線部14と機器本体21の2次巻線部22が磁気結合し、2次巻線部22に電 圧が誘起されて電力の伝達が行われる。
【0086】 一方、バネ18の付勢力より重量の軽い硬貨等の金属物25が載せられた場合 には、上部筐体111は降下せず、1次巻線部14のコアと金属物25が離れた 状態にすることができるので、金属物25に1次巻線部14の磁束が鎖交せず、 金属物25の発熱を防止することができる。
【0087】 次に、本考案が適用される電気機器の第10実施例について説明する。図11 は同電気機器の第10実施例の構成を示す図である。なお、第1実施例と同一機 能を果たすものには同一符号を付す。
【0088】 第10実施例では、整流平滑回路12と発振回路13間にスイッチ151は介 設されておらず、発振回路13は、電源に接続されると動作を開始するようにな っている。
【0089】 また、電源部11の筐体113の背面には、立直背板119によって、背空間 が形成されている。1次巻線部14は、この背空間内の適所、好ましくは筐体1 13の上面より高い位置に前方に向け、かつ横向けにされて配設され、2次巻線 部22は機器本体21内で後方に向けられて、かつ横向きにされて配設されてい る。そして、機器本体21が装着されると1次巻線部14と2次巻線部22とが 磁気結合するようになっている。
【0090】 このような構成により、筐体113の機器本体21が装着される面に金属物が 載せられた場合に、金属物に鎖交する1次巻線部14からの磁束が低減するので 、金属物の発熱を抑制することができる。
【0091】 なお、図12に示すように、筐体113の機器本体21の装着面と立直背板1 19との交叉部分に曲面部121を設けてもよい。この曲面部121により、金 属物25は立直背板119に対して斜めにもたれかかるように置かれても、曲面 部121で滑って装着面に横たわることとなり、また、斜めにもたれかかった場 合でも、金属物25と1次巻線部14との距離が充分に確保されることとなるの で、いずれの場合でも、より確実に金属物25の発熱を防止することができる。
【0092】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、機器本体が装着されたときのみスイッチング 手段が発振駆動するようにしたので、誤って硬貨やピン止め等の金属物が載せら れた場合でも、その発熱を防止することができる。
【0093】 また、機器本体が装着される面の近傍に装着面の温度を検出する温度検出手段 を配設し、検出された温度が所定レベル以上になるとスイッチング手段の発振駆 動を停止させるようにしたので、誤って載せられた金属物の発熱によるやけどや 筐体の変形を防止することができる。
【0094】 また、機器本体が装着されると、機器本体が上部筐体に装着されると、上部筐 体は機器本体の重量で降下し、1次巻線部が機器本体の装着面に接する状態とな り、1次巻線部と2次巻線部とが磁気結合するようにしたので、軽量の金属物が 載せられた場合には磁気結合されず、金属物の発熱を防止することができる。
【0095】 また、機器本体が装着される面に背板を立設し、1次巻線部を背板内に配設す るようにしたので、誤って載せられた金属物に鎖交する磁束を低減することがで き、発熱を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用される電気機器の第1実施例の構
成を示す図で、(a)は電源部単体を示し、(b)は電
源部に機器本体が装着された状態を示す。
【図2】図1の電気機器の概略の回路構成を示す回路図
である。
【図3】本考案が適用される電気機器の第2実施例の構
成を示す図で、(a)は電源部単体を示し、(b)は電
源部に機器本体が装着された状態を示す。
【図4】本考案が適用される電気機器の第3実施例の構
成を示す図で、(a)は電源部に機器本体が装着された
状態を示し、(b)は電源部に金属物が載置された状態
を示す。
【図5】本考案が適用される電気機器の第4実施例の電
源部の構成を示す図である。
【図6】本考案が適用される電気機器の第5実施例の電
源部の構成を示す図である。
【図7】本考案が適用される電気機器の第6実施例の電
源部の構成を示す図である。
【図8】本考案が適用される電気機器の第7実施例の構
成を示す図で、(a)は電源部に機器本体が装着された
状態を示し、(b)は電源部に金属物が載置された状態
を示す。
【図9】本考案が適用される電気機器の第8実施例の構
成を示す図である。
【図10】本考案が適用される電気機器の第9実施例の
構成を示す図で、(a)は電源部単体を示し、(b)は
電源部に機器本体が装着された状態を示す。
【図11】本考案が適用される電気機器の第10実施例
の構成を示す図である。
【図12】図11の電気機器の電源部の変形例の要部を
示す図である。
【図13】従来の電気機器の構成を示す図である。
【図14】図13の電気機器の概略の回路構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
11 電源部 12 整流平滑回路 13 発振回路(スイッチング手段) 14 1次巻線部 15 制御部 17,18,30 バネ 21 機器本体 22 2次巻線部 23 負荷部 25 金属物 31 検出部材 32,41,91 発光ダイオード 33,42,92 フォトトランジスタ 51 電極板 61 圧力センサ 71 温度センサ 111 上部筐体 112 下部筐体 113,211 筐体 114,212 孔 115 ストッパ 116,118,213 窓 117 背板 119 立直背板 151 スイッチ 151a 押込み部 152 機器装着検出部 153 検出片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 3/00 H 8726−5H Y 8726−5H H04B 7/26 H04M 1/00 N

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続さ
    れた負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体
    が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線
    部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部
    への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有
    する電源装置において、箱状の下部筐体及びこの下部筐
    体を覆う蓋状で上記機器本体が装着される上部筐体から
    なる筐体と、上記上部筐体を上方に付勢するとともに昇
    降可能に支持する付勢支持手段と、上記下部筐体内の上
    方適所に配設され、上記電源と上記スイッチング手段間
    に介設され、上部にオン、オフ切り換えの押込み部を有
    するスイッチとを備え、上記スイッチは、上記押込み部
    が上記機器本体の重量で降下する上記上部筐体に押され
    てオンに切り換えられるようになっていることを特徴と
    する電源装置。
  2. 【請求項2】 1次巻線部及び電源の投入を受けて発振
    駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチングす
    るスイッチング手段を有する電源部と、この電源部に着
    脱可能で、上記電源部に装着されると上記1次巻線部に
    磁気結合する2次巻線部及びこの2次巻線部に接続され
    た負荷を有する機器本体とからなる電源装置において、
    上記機器本体は、その筐体の上記電源部との装着面に穿
    設された本体孔と、内部から外方に向けて付勢されると
    ともに、上記本体孔を通して出没可能になされた検出部
    材とを備え、上記電源部は、上記機器本体の装着状態で
    上記本体孔と対向する位置であって上記検出部材が挿入
    可能な孔と、上記検出部材の挿入を検出する検出手段
    と、上記検出部材の挿入が検出されると上記発振駆動を
    開始させる制御手段とを備えたことを特徴とする電源装
    置。
  3. 【請求項3】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続さ
    れた負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体
    が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線
    部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部
    への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有
    する電源装置において、互いに距離を有して配設され、
    上記機器本体が装着される面に載置される物体を検出す
    る複数の検出手段と、上記検出手段の全てが上記物体を
    検出すると上記発振駆動を開始させる制御手段とを備え
    たことを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続さ
    れた負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体
    が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線
    部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部
    への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有
    する電源装置において、上記機器本体が装着される面の
    内壁近傍に配設された金属板と、この金属板の静電容量
    を検出する容量検出手段と、上記静電容量が所定レベル
    のときに上記発振駆動を開始させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする電源装置。
  5. 【請求項5】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続さ
    れた負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体
    が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線
    部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部
    への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有
    する電源装置において、上記機器本体が装着される面の
    内壁近傍に配設され、上記装着面に加えられる圧力を検
    出する圧力検出手段と、上記圧力が所定レベル以上にな
    ると上記発振駆動を開始させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とする電源装置。
  6. 【請求項6】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続さ
    れた負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体
    が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線
    部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部
    への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有
    する電源装置において、上記機器本体が装着される面の
    近傍に配設され、上記装着面の温度を検出する温度検出
    手段と、検出された温度が所定レベル以上になると上記
    発振駆動を停止させる停止制御手段とを備えたことを特
    徴とする電源装置。
  7. 【請求項7】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続さ
    れた負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体
    が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線
    部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部
    への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有
    する電源装置において、上記機器本体が装着される面に
    立設され、上記機器本体の装着状態で該機器本体と当接
    する当接面を有する背板と、上記当接面に配設され、上
    記機器本体の当接を検出する検出手段と、上記機器本体
    の当接が検出されると上記発振駆動を開始させる制御手
    段とを備えたことを特徴とする電源装置。
  8. 【請求項8】 1次巻線部及び電源の投入を受けて発振
    駆動して上記1次巻線部への電源供給をスイッチングす
    るスイッチング手段を有する電源部と、この電源部に着
    脱可能で、上記電源部に装着されると上記1次巻線部に
    磁気結合する2次巻線部及びこの2次巻線部に接続され
    た負荷を有する機器本体とからなる電源装置において、
    上記機器本体は、上記2次巻線部に電力が誘起されると
    検出信号を出力する信号出力手段を備え、上記電源部
    は、上記スイッチング手段を間欠駆動させる間欠駆動手
    段と、上記検出信号を受信すると上記スイッチング手段
    を上記間欠駆動から連続駆動に切り換える制御手段とを
    備えたことを特徴とする電源装置。
  9. 【請求項9】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続さ
    れた負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本体
    が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻線
    部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線部
    への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を有
    する電源装置において、箱状の下部筐体及びこの下部筐
    体を覆う蓋状で上記機器本体が装着される面を有する上
    部筐体からなる筐体と、上記上部筐体を上方に付勢する
    とともに昇降可能に支持する付勢支持手段とを備え、上
    記1次巻線部は上記上部筐体が下降位置で上記装着面に
    接する位置に設けられており、上記機器本体が装着され
    るとその機器本体の重量で上記上部筐体が降下すること
    により上記1次巻線部と上記2次巻線部とが磁気結合さ
    れることを特徴とする電源装置。
  10. 【請求項10】 2次巻線部及びこの2次巻線部に接続
    された負荷を有する機器本体が着脱可能で、上記機器本
    体が装着されると上記2次巻線部に磁気結合する1次巻
    線部及び電源の投入を受けて発振駆動して上記1次巻線
    部への電源供給をスイッチングするスイッチング手段を
    有する電源装置において、上記機器本体が装着される面
    に立設された背板を備え、上記1次巻線部は上記背板内
    に配設されていることを特徴とする電源装置。
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