JPH0716506B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

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JPH0716506B2
JPH0716506B2 JP61061777A JP6177786A JPH0716506B2 JP H0716506 B2 JPH0716506 B2 JP H0716506B2 JP 61061777 A JP61061777 A JP 61061777A JP 6177786 A JP6177786 A JP 6177786A JP H0716506 B2 JPH0716506 B2 JP H0716506B2
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JP
Japan
Prior art keywords
elastic band
back sheets
core
diaper
sheet
Prior art date
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Application number
JP61061777A
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JPS62223301A (ja
Inventor
隆光 伊賀上
浩之 丹治
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Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
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Publication date
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Publication of JPH0716506B2 publication Critical patent/JPH0716506B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウエスト回り、脚回り、特に前者におけるエ
ラスチックバンドの配設に特徴を有する使い捨ておむつ
に関する。いわゆるおむつの概念に含まれるものであれ
ば、それが乳幼児、老人・病人、失禁者のいずれの用に
供されるものであっても、好適に利用することができ
る。
〔従来の技術〕
従来、使い捨ておむつにおいて、そのウエスト回りや脚
回りを着用者の当該部位に弾性的に密着させるためのエ
ラスチックバンドを備えたものが知られている。そし
て、該エラスチックバンドの素材として、ゴム、プラス
チックフォーム、熱処理で伸縮性を発現するプラスチッ
クなどを使用することも知られている。特にウエスト回
りにエラスチックバンドを備えるおむつとしては、該バ
ンドをその長さ方向に間欠的に接着することにより表裏
面シートとの間に通気路を設けたものが特開昭59−1446
01号、同60−17101号の各公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記各公報に開示されたものを含む従来のおむつは、こ
れに備えるエラスチックバンドそれ自体の特性により、
おむつの内部と外部との通気性をはかる技術的思想は開
示されていない。
前記各公報に開示されたおむつにおいては、前記通気路
を設けるためには、エラスチックバンドをおむつの表裏
面シートに間欠的に接着して所要大きさのギャザーを形
成するのでなければ所期の効果が生じないが、ギャザー
である凹凸状態が大きければ大きいほど、体裁・着用感
が、悪いばかりでなく、逆にそこから排泄物が漏れる虞
もまた大きくなる。
本発明は、表裏面シートの間にエラスチックバンドをそ
の長さ方向において連続的に接合しても、おむつの内部
と外部との通気性をはかり、前記問題点を解決すること
ができる使い捨ておむつを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、透水性表面シートと、不透水性裏面シート
と、該表裏面シートの間に介在する吸収性コアと、該コ
アの縦方向対向縁から延出する該表裏面シート部分で形
成されるウエストフラップと該コアの横方向対向縁から
延出する該表裏面シート部分で形成されるサイドフラッ
プとの少なくとも一方の該表裏面シートの間に介在する
エラスチックバンドとを含み、前記エラスチックバンド
がその長さ方向において前記表裏面シートに連続的に接
合されている使い捨ておむつを前提とし、その前提にお
いて、前記エラスチックバンドは、気泡数が20〜70/inc
hの連続気泡を有する通気性ウレタンフォームで作ら
れ、その外縁が前記表裏面シートの外縁と一致するとと
もにこれらの間にあって露出していることを特徴とす
る。
〔実施例〕
さらに、本発明を図示の実施例に基づいて説明すると、
以下のとおりである。
第1図に示すように、透水性表面シート1と、不透水性
裏面シート2との間には、接着剤(図示せず)を介して
比較的不動に吸収性コア3が介在している。表面シート
1は、不織布、多孔性プラスチックフィルムなどから、
また、裏面シート2は、プラスチックフィルム、これと
不織布とのラミネートシートなどから、それぞれ作られ
ている。コア3は、綿状パルプ、これに高吸収性ポリマ
ー粉末が混在するものなどから作られている。表裏面シ
ート1,2の外周部分はコア3の外周縁から延出してウエ
ストフラップ4とサイドフラップ5とが形成されてい
る。
ウエストフラップ4の表裏面シート1,2の間には、エラ
スチックバンド6がその長さ方向、すなわち、おむつの
横方向に伸長下に介在している。エラスチックバンド6
の外縁6aは表裏面シート1,2のそれ1a,2aと接合するよう
に位置することによって露出している。
第2図に示すように、表裏面シート1,2に対するエラス
チックバンド6の固着はホットメルト型接着剤7a,7bで
なされている。接着剤7a,7bはエラスチックバンド6の
長さ方向に線状に延び、かつ、その幅方向に所要間隔を
おいて塗布されている。裏面シート2とエラスチックバ
ンド6とを接合する接着剤7bの間隔は、表面シート1と
エラスチックバンド6とを接合する接着剤7aの間隔より
も狭くしてあり、かくすることにより、表面シート1と
エラスチックバンド6との接合面が裏面シート2とエラ
スチックバンド6との接合面よりも収縮力を大きくし、
よって、ウエストフラップ4が着用者の身体側に弯曲し
て密着し易くなるようにされている。本発明において
は、接着剤7a,7bがエラスチックバンド6のほぼ全体に
面状に塗布されていてもよい。要は、以上のことから明
らかなように、前記接着剤は、表裏面シート1,2の間に
エラスチックバンド6がその長さ方向に連続的に接合さ
れるように塗布されておればよい。また、前記接着剤
は、前記収縮力に差を与える手段として、表面シート1
とエラスチックバンド6との接合面においては線状また
はストライプ状に塗布され、裏面シート2とエラスチッ
クバンド6との接合面においては面状に塗布されていて
もよい。
コア3の外縁とこれに対向するエラスチックバンド6の
内縁との間Lは5mm以上にされており、かくすることに
より、エラスチックバンド6が位置するウエストフラッ
プ4、特におむつの前側におけるそれが該間Lで内側へ
折曲して着用者の腹部に密着し易くなるようにしてあ
る。サイドフラップ5の表裏面シート1,2の間にはエラ
スチックバンド8がその長さ方向、すなわち、おむつの
縦方向に伸長下に介在している。このエラスチックバン
ド8は、その外縁が露出していないが、ウエストフラッ
プ4におけるエラスチックバンド6のように位置・塗布
されていてもよい。ウエストフラップ4におけるエラス
チックバンド6の素材としては、通気性フォームシー
ト、好ましくは、厚さが1〜3mm・幅が5mm以上(特に好
ましくは15〜35mm)、セル(気泡)数が20〜70/inch・
密度が20〜70kg/m3で、かつ、連続気泡であるウレタン
フォームシートが使用される。サイドフラップ5におけ
るエラスチックバンド8は、ウエストフラップ4におけ
るエラスチックバンド6と同様の機能・効果を付与しよ
うとする場合には、前記ウレタンフォームシートが使用
される。
なお、図中9は、粘着テープからなる締結片を示す。
〔発明の効果〕
本発明に係るおむつによれば、ウエストフラップ、サイ
ドフラップの一方、特に前者におけるエラスチックバン
ドとして表裏面シートの間に所要数の連続気泡を有する
通気性フォームシートが使用されるとともにその外縁が
表裏面シートの外縁の間で露出しているから、エラスチ
ックバンドがその長さ方向において表裏面シートに連続
的に接合されていても、おむつの内部と外部との通気が
該エラスチックバンドを介して行われ、そのためおむつ
の内部での蒸れを減少ないし抑制することができる。そ
して、このようにエラスチックバンドの素材自体の特性
を利用して通気性をはかるので、該エラスチックバンド
を表裏面シートの間に接合するための接着手段・接着態
様は、該エラスチックバンドと表裏面シートの各々との
外縁間からの排泄物の漏れ防止のため、該エラスチック
バンドが前述のように連続的に接合される限り、自由に
選択することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明おむつの実施例を示すもので、第1図は一
部を切欠した展開平面図、第2図は第1図II−II線拡大
断面図、第3図は組み立て斜視図である。 1…表面シート、2…裏面シート 3…コア、4…ウエストフラップ 5…サイドフラップ、6…エラスチックバンド 7a,7b…接着剤、8…エラスチックバンド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透水性表面シートと、不透水性裏面シート
    と、該表裏面シートの間に介在する吸収性コアと、該コ
    アの縦方向対向縁から延出する該表裏面シート部分で形
    成されるウエストフラップと該コアの横方向対向縁から
    延出する該表裏面シート部分で形成されるサイドフラッ
    プとの少なくとも一方の該表裏面シートの間に介在する
    エラスチックバンドとを含み、前記エラスチックバンド
    がその長さ方向において前記表裏面シートに連続的に接
    合されている使い捨ておむつにおいて、 前記エラスチックバンドは、気泡数が20〜70/inchの連
    続気泡を有する通気性ウレタンフォームで作られ、その
    外縁が前記表裏面シートの外縁と一致するとともにこれ
    らの間にあって露出していることを特徴とする前記おむ
    つ。
JP61061777A 1986-03-19 1986-03-19 使い捨ておむつ Expired - Lifetime JPH0716506B2 (ja)

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JPS62223301A JPS62223301A (ja) 1987-10-01
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JP3941533B2 (ja) * 2002-02-08 2007-07-04 王子製紙株式会社 使いすておむつ
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DK137784D0 (da) * 1983-03-18 1984-02-29 Procter & Gamble Fremgangsmaade til fremstilling af tildannede engangsbleer samt tildannet engangsble

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