JPH07165057A - 液面警報装置 - Google Patents
液面警報装置Info
- Publication number
- JPH07165057A JPH07165057A JP34340493A JP34340493A JPH07165057A JP H07165057 A JPH07165057 A JP H07165057A JP 34340493 A JP34340493 A JP 34340493A JP 34340493 A JP34340493 A JP 34340493A JP H07165057 A JPH07165057 A JP H07165057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- liquid
- reservoir
- liquid level
- alarm device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブレーキ液リザーバにおいて、車両の加減速
時のブレーキ液の移動による液面警報装置の誤作動を防
止する。 【構成】 リザーバ本体2内の天井部に設けた軸受部5
にフロートガイド6の上端部を回動可能に連結する。フ
ロートガイド6に、磁石9を取付けたフロート7を上下
方向に案内させ、フロートガイド6の下端部に重錘を取
付ける。リザーバ本体2の底部に近接スイッチ10を設け
る。液面が低下してフロート7の磁石9が近接スイッチ
10に接近すると警報信号を出力する。リザーバ1に加速
度が加わってブレーキ液が移動すると、重錘8の慣性に
よりフロートガイド6が回動してフロート7がブレーキ
液に追従して移動する。これにより、磁石9と近接スイ
ッチ10との間隔が大きくなり、ブレーキ液の移動に応じ
て調整されるので、近接スイッチ10の誤作動がなく、液
面警報装置の誤作動を防止することができる。
時のブレーキ液の移動による液面警報装置の誤作動を防
止する。 【構成】 リザーバ本体2内の天井部に設けた軸受部5
にフロートガイド6の上端部を回動可能に連結する。フ
ロートガイド6に、磁石9を取付けたフロート7を上下
方向に案内させ、フロートガイド6の下端部に重錘を取
付ける。リザーバ本体2の底部に近接スイッチ10を設け
る。液面が低下してフロート7の磁石9が近接スイッチ
10に接近すると警報信号を出力する。リザーバ1に加速
度が加わってブレーキ液が移動すると、重錘8の慣性に
よりフロートガイド6が回動してフロート7がブレーキ
液に追従して移動する。これにより、磁石9と近接スイ
ッチ10との間隔が大きくなり、ブレーキ液の移動に応じ
て調整されるので、近接スイッチ10の誤作動がなく、液
面警報装置の誤作動を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキ液リザーバ等
の容器内の液面の低下を検知する液面警報装置の改良に
関するものである。
の容器内の液面の低下を検知する液面警報装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の油圧ブレーキのリザーバに
は、内部に貯留されたブレーキ液の減少による液面の低
下を検知するための液面警報装置を備えたものがある。
液面警報装置は、例えば実開昭54−179384号公
報に記載されたもののように、ブレーキ液を貯留するリ
ザーバ本体のキャップまたは天井部に鉛直下方に延びる
案内部材を固定し、この案内部材に磁石を取付けたフロ
ートを上下方向に移動可能に取付け、さらに、フロート
に対向させてリザーバ本体の底部に近接スイッチを設け
た構造となっている。そして、ブレーキ液の液面の低下
にともなってフロートが案内部材に沿って所定位置まで
下降すると、近接スイッチがフロートに取付けられた磁
石の接近を検知して液面警報信号を出力するようになっ
ている。
は、内部に貯留されたブレーキ液の減少による液面の低
下を検知するための液面警報装置を備えたものがある。
液面警報装置は、例えば実開昭54−179384号公
報に記載されたもののように、ブレーキ液を貯留するリ
ザーバ本体のキャップまたは天井部に鉛直下方に延びる
案内部材を固定し、この案内部材に磁石を取付けたフロ
ートを上下方向に移動可能に取付け、さらに、フロート
に対向させてリザーバ本体の底部に近接スイッチを設け
た構造となっている。そして、ブレーキ液の液面の低下
にともなってフロートが案内部材に沿って所定位置まで
下降すると、近接スイッチがフロートに取付けられた磁
石の接近を検知して液面警報信号を出力するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液面警報装置では、次のような問題がある。すなわ
ち、車両の発進、停止、旋回時の加速度によって、リザ
ーバ内のブレーキ液が移動すると、一時的にフロート部
の液面が低下することがあり、この場合、リザーバ内に
規定量のブレーキ液があっても、フロートが所定位置ま
で下降すれば液面警報信号が出力されることになる。こ
のため、リザーバ内に規定量のブレーキ液があるにもか
かわらず、車両の発進、停止、旋回時には、液面警報装
置がたびたび誤作動してしまうことがある。
来の液面警報装置では、次のような問題がある。すなわ
ち、車両の発進、停止、旋回時の加速度によって、リザ
ーバ内のブレーキ液が移動すると、一時的にフロート部
の液面が低下することがあり、この場合、リザーバ内に
規定量のブレーキ液があっても、フロートが所定位置ま
で下降すれば液面警報信号が出力されることになる。こ
のため、リザーバ内に規定量のブレーキ液があるにもか
かわらず、車両の発進、停止、旋回時には、液面警報装
置がたびたび誤作動してしまうことがある。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、容器内の液体の移動による誤作動を防止するよ
うにした液面警報装置を提供することを目的とする。
であり、容器内の液体の移動による誤作動を防止するよ
うにした液面警報装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、液体を貯留する容器内に設けられたフ
ロートと、該フロートを案内する案内部材と、前記容器
の底部に設けられ前記フロートの接近を検知する近接ス
イッチとを備えてなる液面警報装置において、前記案内
部材の上端部を前記容器内の天井部に回動可能に連結し
たことを特徴とする。
解決するために、液体を貯留する容器内に設けられたフ
ロートと、該フロートを案内する案内部材と、前記容器
の底部に設けられ前記フロートの接近を検知する近接ス
イッチとを備えてなる液面警報装置において、前記案内
部材の上端部を前記容器内の天井部に回動可能に連結し
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】このように構成したことにより、容器に加速度
が生じて容器内の液体が移動すると、慣性によって案内
部材が回動しフロートが液体に追従して移動するので、
フロートと近接スイッチとの距離が液体の移動に応じて
調整され、また、容器が傾斜して容器内の液体が移動す
ると、重力により案内部材が鉛直下向きに保たれ、フロ
ートが液体に追従して容器内を移動するので、フロート
と近接スイッチとの距離が液体の移動に応じて調整さ
れ、近接スイッチの誤作動が防止される。
が生じて容器内の液体が移動すると、慣性によって案内
部材が回動しフロートが液体に追従して移動するので、
フロートと近接スイッチとの距離が液体の移動に応じて
調整され、また、容器が傾斜して容器内の液体が移動す
ると、重力により案内部材が鉛直下向きに保たれ、フロ
ートが液体に追従して容器内を移動するので、フロート
と近接スイッチとの距離が液体の移動に応じて調整さ
れ、近接スイッチの誤作動が防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、本実施例では、本発明の液面警報
装置を自動車の油圧ブレーキのリザーバに適用した場合
について説明する。
細に説明する。なお、本実施例では、本発明の液面警報
装置を自動車の油圧ブレーキのリザーバに適用した場合
について説明する。
【0008】図1ないし図3に示すように、ブレーキ液
リザーバ1は、略直方体の容器であるリザーバ本体2の
上部に給油口3が設けられ、給油口3にはキャップ4が
取付けられている。また、リザーバ本体2の底部には、
マスタシリンダ(図示せず)に連通する連通口(図示せ
ず)が設けられている。そして、リザーバ本体2内には
規定量のブレーキ液(液体)が貯留されており、温度変
化、ブレーキパッドの摩耗等による油圧系統のブレーキ
液容積の変化をマスタシリンダとの間でブレーキ液を授
受することによって補償するようになっている。
リザーバ1は、略直方体の容器であるリザーバ本体2の
上部に給油口3が設けられ、給油口3にはキャップ4が
取付けられている。また、リザーバ本体2の底部には、
マスタシリンダ(図示せず)に連通する連通口(図示せ
ず)が設けられている。そして、リザーバ本体2内には
規定量のブレーキ液(液体)が貯留されており、温度変
化、ブレーキパッドの摩耗等による油圧系統のブレーキ
液容積の変化をマスタシリンダとの間でブレーキ液を授
受することによって補償するようになっている。
【0009】リザーバ本体2内の天井部には、軸受部5
が設けられ、軸受部5には、案内部材であるフロートガ
イド6の上端部が回動可能に連結されており、フロート
ガイド6の下端部がリザーバ本体2の底部付近まで延ば
されている。フロートガイド6は、互いに平行に配置さ
れた一対のロッド部6aと、これに直交するように配置さ
れロッド部6aの上端部を互いに連結させるシャフト部6b
とで構成されており、シャフト部6bが軸受部5に挿通さ
れて回動可能に支持されている。なお、フロートガイド
6は、車両の前後方向に一致させたリザーバ本体2の長
手方向に沿って回動するように配置されている。
が設けられ、軸受部5には、案内部材であるフロートガ
イド6の上端部が回動可能に連結されており、フロート
ガイド6の下端部がリザーバ本体2の底部付近まで延ば
されている。フロートガイド6は、互いに平行に配置さ
れた一対のロッド部6aと、これに直交するように配置さ
れロッド部6aの上端部を互いに連結させるシャフト部6b
とで構成されており、シャフト部6bが軸受部5に挿通さ
れて回動可能に支持されている。なお、フロートガイド
6は、車両の前後方向に一致させたリザーバ本体2の長
手方向に沿って回動するように配置されている。
【0010】フロートガイド6には、ロッド部6aを摺動
可能に挿通させることにより、フロート7がロッド部7a
に沿って上下に移動可能に取付けられている。ロッド部
7aの下端部には重錘8が取付けられており、重錘8に作
用する重力によってロッド部7aを鉛直下方に向けるとと
もに、フロート7がロッド部6aから抜け落ちないように
なっている。また、フロート7の下端部には、磁石9が
取付けられている。
可能に挿通させることにより、フロート7がロッド部7a
に沿って上下に移動可能に取付けられている。ロッド部
7aの下端部には重錘8が取付けられており、重錘8に作
用する重力によってロッド部7aを鉛直下方に向けるとと
もに、フロート7がロッド部6aから抜け落ちないように
なっている。また、フロート7の下端部には、磁石9が
取付けられている。
【0011】リザーバ本体2の底部には、リザーバ1が
水平に配置され、かつ、フロートガイド7のロッド部6a
が鉛直下方に向いているとき、フロート7に取付けられ
た磁石9に対向する部位に近接スイッチ10が設けられて
いる。近接スイッチ10は、磁石9が所定の距離まで接近
することにより作動するものであり、近接スイッチ10の
作動により液面警報信号が出力されるようになってい
る。
水平に配置され、かつ、フロートガイド7のロッド部6a
が鉛直下方に向いているとき、フロート7に取付けられ
た磁石9に対向する部位に近接スイッチ10が設けられて
いる。近接スイッチ10は、磁石9が所定の距離まで接近
することにより作動するものであり、近接スイッチ10の
作動により液面警報信号が出力されるようになってい
る。
【0012】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
いて次に説明する。
【0013】リザーバ1が水平位置におかれ、加速度が
加わっていない状態では、重錘8およびロッド部6aに作
用する重力によってフロートガイド6のロッド部6aが鉛
直下方に向いているので、フロート7は、磁石9が近接
スイッチ10に対向する位置でロッド部6aに案内され、ブ
レーキ液の液面の昇降にともない上下動する。そして、
リザーバ本体2内のブレーキ液が規定量以下になってフ
ロート7が所定位置まで下降すると、近接スイッチ10が
作動して液面警報信号が出力される。
加わっていない状態では、重錘8およびロッド部6aに作
用する重力によってフロートガイド6のロッド部6aが鉛
直下方に向いているので、フロート7は、磁石9が近接
スイッチ10に対向する位置でロッド部6aに案内され、ブ
レーキ液の液面の昇降にともない上下動する。そして、
リザーバ本体2内のブレーキ液が規定量以下になってフ
ロート7が所定位置まで下降すると、近接スイッチ10が
作動して液面警報信号が出力される。
【0014】車両の発進、停止等によってリザーバ1に
加速度が加わった場合、図1に示すように、リザーバ本
体2内のブレーキ液が慣性により一方に移動して液面位
置が変化する。このとき、フロートガイド6が回動可能
に支持されているので、フロート7および重錘8が慣性
およびブレーキ液の粘性によりブレーキ液に追従して同
じ方向に移動する。これにより、フロート7に取付けら
れた磁石9と近接スイッチ10との間隔が大きくなってブ
レーキ液の移動に応じて調整されるので、ブレーキ液の
移動により近接スイッチ10が誤作動することがない。
加速度が加わった場合、図1に示すように、リザーバ本
体2内のブレーキ液が慣性により一方に移動して液面位
置が変化する。このとき、フロートガイド6が回動可能
に支持されているので、フロート7および重錘8が慣性
およびブレーキ液の粘性によりブレーキ液に追従して同
じ方向に移動する。これにより、フロート7に取付けら
れた磁石9と近接スイッチ10との間隔が大きくなってブ
レーキ液の移動に応じて調整されるので、ブレーキ液の
移動により近接スイッチ10が誤作動することがない。
【0015】また、急な坂道、凹凸路上での停車等によ
りリザーバ1が傾斜した場合、図4に示すように、リザ
ーバ本体2内のブレーキ液の液面は水平に保たれる。こ
のとき、フロートガイド6は、重錘8およびロッド部6a
に作用する重力によって鉛直下向きに保たれる。これに
より、フロート7に取付けられた磁石9と近接スイッチ
10との間隔が大きくなり、リザーバ1の傾斜角、すなわ
ち、ブレーキ液の移動に応じて調整されるので、リザー
バ1の傾斜により近接スイッチ10が誤作動することがな
い。
りリザーバ1が傾斜した場合、図4に示すように、リザ
ーバ本体2内のブレーキ液の液面は水平に保たれる。こ
のとき、フロートガイド6は、重錘8およびロッド部6a
に作用する重力によって鉛直下向きに保たれる。これに
より、フロート7に取付けられた磁石9と近接スイッチ
10との間隔が大きくなり、リザーバ1の傾斜角、すなわ
ち、ブレーキ液の移動に応じて調整されるので、リザー
バ1の傾斜により近接スイッチ10が誤作動することがな
い。
【0016】以上のように、リザーバ本体2内のブレー
キ液の移動に応じてフロートガイド6が回動してフロー
ト7に取付けられた磁石9と近接スイッチ10との間隔が
調整されるので、リザーバ1に加わる加速度およびリザ
ーバの傾斜による液面警報装置の誤作動を防止すること
ができる。
キ液の移動に応じてフロートガイド6が回動してフロー
ト7に取付けられた磁石9と近接スイッチ10との間隔が
調整されるので、リザーバ1に加わる加速度およびリザ
ーバの傾斜による液面警報装置の誤作動を防止すること
ができる。
【0017】なお、上記実施例では、近接スイッチ10と
して磁石9の接近を検知して作動するものを用いている
が、これに限らず、近接スイッチはフロートの接近を検
知できるものであれば他の方式のものを用いてもよい。
また、フロートガイド6は、ロッド部6aの先端部に取付
けた重錘8の慣性および重錘8に作用する重力よって回
動させるようにしているが、重錘8を省略してフロート
ガイド6の自重のみによって回動させるようにすること
もできる。上記実施例では、2本のロッド部6aを有する
フロートガイド6をリザーバ本体2の長手方向(車両の
前後方向)に回動可能に支持することにより、車両の加
減速にともなうブレーキ液の移動による誤作動を防止す
る場合について説明したが、さらに、フロートガイドと
して1本のロッドをリザーバ本体2内の天井部にボール
ジョイント等を介して枢着して車両の前後方向に加えて
左右方向に対しても回動可能に支持することにより、旋
回時等の左右方向の加速度および傾斜に対しても磁石9
と近接スイッチ10との間隔を調整して誤作動を防止する
ことができる。
して磁石9の接近を検知して作動するものを用いている
が、これに限らず、近接スイッチはフロートの接近を検
知できるものであれば他の方式のものを用いてもよい。
また、フロートガイド6は、ロッド部6aの先端部に取付
けた重錘8の慣性および重錘8に作用する重力よって回
動させるようにしているが、重錘8を省略してフロート
ガイド6の自重のみによって回動させるようにすること
もできる。上記実施例では、2本のロッド部6aを有する
フロートガイド6をリザーバ本体2の長手方向(車両の
前後方向)に回動可能に支持することにより、車両の加
減速にともなうブレーキ液の移動による誤作動を防止す
る場合について説明したが、さらに、フロートガイドと
して1本のロッドをリザーバ本体2内の天井部にボール
ジョイント等を介して枢着して車両の前後方向に加えて
左右方向に対しても回動可能に支持することにより、旋
回時等の左右方向の加速度および傾斜に対しても磁石9
と近接スイッチ10との間隔を調整して誤作動を防止する
ことができる。
【0018】以上の説明では、一例として液面警報装置
を車両のブレーキ液リザーバに適用した場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、油圧クラッチ、油圧パ
ワーステアリング、ラジエータのリザーバ等、液体を貯
留する容器に対して同様に適用することができる。
を車両のブレーキ液リザーバに適用した場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、油圧クラッチ、油圧パ
ワーステアリング、ラジエータのリザーバ等、液体を貯
留する容器に対して同様に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の液面警告
装置は、フロートの案内部材の上端部を容器内の天井部
に回動可能に連結したことにより、容器に加速度が生じ
て容器内の液体が移動すると、慣性によって案内部材が
回動しフロートが液体に追従して移動するので、フロー
トと近接スイッチとの距離が液体の移動に応じて調整さ
れ、また、容器が傾斜して容器内の液体が移動すると、
重力により案内部材が鉛直下向きに保たれ、フロートが
液体に追従して容器内を移動するので、フロートと近接
スイッチとの距離が液体の移動に応じて調整され、近接
スイッチの誤作動が防止される。その結果、容器に加わ
る加速度および容器の傾斜による誤作動を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
装置は、フロートの案内部材の上端部を容器内の天井部
に回動可能に連結したことにより、容器に加速度が生じ
て容器内の液体が移動すると、慣性によって案内部材が
回動しフロートが液体に追従して移動するので、フロー
トと近接スイッチとの距離が液体の移動に応じて調整さ
れ、また、容器が傾斜して容器内の液体が移動すると、
重力により案内部材が鉛直下向きに保たれ、フロートが
液体に追従して容器内を移動するので、フロートと近接
スイッチとの距離が液体の移動に応じて調整され、近接
スイッチの誤作動が防止される。その結果、容器に加わ
る加速度および容器の傾斜による誤作動を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の液面警報装置を装着したブ
レーキ液リザーバにおいて、加速度が生じた状態を示す
側面の縦断面図である。
レーキ液リザーバにおいて、加速度が生じた状態を示す
側面の縦断面図である。
【図2】図1のブレーキ液リザーバの斜視図である。
【図3】図1のブレーキ液リザーバの正面の縦断面図で
ある。
ある。
【図4】図1のブレーキ液リザーバが傾斜した状態を示
す側面の縦断面図である。
す側面の縦断面図である。
2 リザーバ本体(容器) 6 フロートガイド(案内部材) 7 フロート 10 近接スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 液体を貯留する容器内に設けられたフロ
ートと、該フロートを案内する案内部材と、前記容器の
底部に設けられ前記フロートの接近を検知する近接スイ
ッチとを備えてなる液面警報装置において、前記案内部
材の上端部を前記容器内の天井部に回動可能に連結した
ことを特徴とする液面警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34340493A JPH07165057A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 液面警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34340493A JPH07165057A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 液面警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07165057A true JPH07165057A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18361255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34340493A Pending JPH07165057A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 液面警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07165057A (ja) |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP34340493A patent/JPH07165057A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1285005C (en) | Control system for motor vehicle suspension unit | |
CA1087706A (en) | Locking sensor for seat belt retractor | |
US3917295A (en) | Fluid operated vehicle body level control system | |
KR900007669A (ko) | 단선 모우터차량용 앤티-록 브레이크장치 | |
CN101417624A (zh) | 包括弹簧减震座椅和弹簧减震驾驶室的车辆和悬挂方法 | |
EP0663872A4 (en) | ANTI-SCHLINGER SYSTEM. | |
JPH04230804A (ja) | 坂走行を検出する装置 | |
GB2186369A (en) | Sensor for the automatic release of passenger safety devices in the event of an accident | |
JP3115052B2 (ja) | 車体状態検出方法および装置 | |
JPH07165057A (ja) | 液面警報装置 | |
CN112046625B (zh) | 一种驾驶室悬置系统、驾驶室悬置系统控制方法及商用车 | |
CN220508229U (zh) | 一种物流运输震动安全监测装置 | |
US5979616A (en) | Tilt control apparatus for vehicles | |
KR0151986B1 (ko) | 차량용 자동제어식 비상등 점등장치 | |
US20020056952A1 (en) | Shock absorbing apparatus | |
JP2678645B2 (ja) | マスタシリンダ内蔵式車体傾斜センサ | |
KR100559856B1 (ko) | 차량의 내리막 길 주행시 차고 및 차속 제어장치 | |
JPH0226724Y2 (ja) | ||
JPH0389802A (ja) | 小型電動車の走行制御装置 | |
JPH0341948Y2 (ja) | ||
US3771370A (en) | Sensor for a positive or negative acceleration responsive switch | |
KR100412801B1 (ko) | 경사 센서 | |
JP3042513U (ja) | 立席運転構内運搬車における立席運転振動吸収装置 | |
JP2001192200A (ja) | 作業車両 | |
JPH036486Y2 (ja) |