JPH07161161A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH07161161A JPH07161161A JP5340667A JP34066793A JPH07161161A JP H07161161 A JPH07161161 A JP H07161161A JP 5340667 A JP5340667 A JP 5340667A JP 34066793 A JP34066793 A JP 34066793A JP H07161161 A JPH07161161 A JP H07161161A
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Abstract
気ディスク装置に関し、リード/ライト動作を安定に行
う。 【構成】 磁気ディスク20と、これを回転するモータ
22と、リードヘッドとライトヘッドが分離された磁気
ヘッド30を有するロータリアクチュエータ32とを有
し、磁気ヘッドとロータリアクチュエータ32との距離
を、磁気ディスク20の中心とロータリアクチュエータ
32との距離より大きくした。又、磁気ディスク20と
ロータリアクチュエータ32とを有するベース10と、
カバー11の分割面を、装置の長辺に対し斜めにした。
Description
な記録を行うための磁気ディスク装置に関する。近年の
磁気ディスク装置の小型化及び大容量化の傾向に対応し
て、磁気ディスクの記録密度の向上、即ち、トラック密
度及びビット密度の向上がなされている。このビット密
度を向上するため、読み取りヘッドに、再生信号のレベ
ルを大きくとれる磁気抵抗ヘッド(MRヘッド)が、従
来のリード/ライトができるインダクティブヘッドに代
わって利用されている。このため、磁気ヘッドは、書き
込み用のインダクティブヘッドと、読み取り用のMRヘ
ッドとの2つになる。
での位置が互いに異なるため、回転型アクチュエータに
よる回転角や軸の倒れによるトラックへの追従性能の低
下が問題となり、その対策が望まれる。
(A)、(B)、(C)、(D)は従来技術の説明図
(その1)、(その2)である。
を中心として回転する磁気ディスク90に対し、アクチ
ュエータ92が、磁気ヘッド93をその半径方向に移動
させる。このアクチュエータ92に回転中心94を中心
に回転するロータリアクチュエータを用いることによ
り、装置を小型にできる。
ット密度を向上できるMRヘッドが用いられている。図
52に示すように、リードヘッド93−2に、このMR
ヘッドを用いると、ライトヘッド93−1を別に設ける
必要がある。例えば、ライト用にインダクティブヘッド
を使用する。このため、磁気ヘッド93における各ヘッ
ド93−1、93−2のギャップ位置が異なることにな
る。
心94を中心に回転して、磁気ヘッド93を磁気ディス
ク90の半径方向に移動するものであるため、その軌跡
は円弧を描く。従って、磁気ヘッド93のトラック(シ
リンダ)の方向に対する角度(ヘッドスキュー角又はヨ
ー角)は0°でない。しかも、磁気ディスク90のイン
ナー側(図52(A)、(B))とアウター側(図52
(C)、(D))で、ヨー角が変化する。
2の回転中心94から磁気ヘッド93のギャップ位置ま
での距離Rcgが、アクチュエータ92の回転中心94
から磁気ディスク90の回転中心91までの距離Rsc
の0.85倍に設定されている。図51(B)に示すよ
うに、この時のヨー各変化は、24°もある。
ては、日本国特許公開平成4年第232610号公報に
知られているように、ヘッド93−1、93−2の位置
をずらす方法が提案されている。又、扇型の軸受を有す
るリニアアクチュエータを用いて、ヨー角変化を小さく
する方法も提案されている(日本国特許公開平成2年第
126497号公報参照)。
成としては、ベースとカバーを上下に分割したものや、
ベースとカバーを左右に分割したたものがあった(日本
国特許公開平成4年第232610号公報参照)。
術では、次の問題があった。 従来の同一エレメントにより、リード/ライトを行う
ものでは、ヨー角によるトラックずれは発生せず、問題
とならかった。しかし、図52(B)、(D)に示すよ
うに、ヘッドに、ライト用インダクティブヘッド93−
1とリード用MRヘッド93−2を2つを設けた場合に
は、インダクティブヘッド93−1とMRヘッド93−
2とのギャップ位置が異なることになる。このため、ヨ
ー角の変化は、特に、MRヘッド93−2のトラック位
置ずれを招き、隣接トラックの信号成分の混在の程度が
各トラックで変動してしまう。これにより、リードデー
タの分解能が低下する。
においても、MRヘッド93−2のギャップが隣接トラ
ックにはみ出さないように、MRヘッド93のギャップ
幅を小さくすると、リード出力レベルが低下し、その分
S/N比も増大するという問題が発生する。又、扇状の
軸受けを用いる方法では、アクチュエータが特殊のもの
となり、構造が複雑化し、且つコストが高くなる。
ディスクエンクロージャーの構成では、スピンドルモー
タ及びロータリアクチュエータのシャフトの両端を支持
できるため、比較的剛性が高い。しかし、上下の部材の
温度変化による変形の度合いが異なるため、ロータリア
クチュエータのシャフトが倒れ易く、オフトラックを発
生し易い。
分割したものでは、ベースに2つの開口を有するため、
剛性が低い。このため、ロータリアクチュエータのシャ
フトが倒れ易く、オフトラックを発生し易い。
出しヘッドを分離しても、ヘッドのトラックずれが少な
い磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
ヘッドを分離しても、ヨー角の変動を簡易な構成で防止
することができる磁気ディスク装置を提供することを目
的とする。
しヘッドを分離しても、ディスクロージャーの剛性を高
く保つことができる磁気ディスク装置を提供することを
目的とする。
ある。本発明の請求項1は、少なくとも1枚の磁気ディ
スク20と、前記磁気ディスク20を回転させる回転手
段22と、ライトヘッド30−1とリードヘッド30−
2とを有する磁気ヘッド30と、前記磁気ヘッド30を
先端に備え、前記磁気ヘッド30を前記磁気ディスク2
0のトラックを横断する方向に移動させる回転型アクチ
ュエータ32とを有し、前記回転型アクチュエータ32
の回転中心から前記磁気ヘッド30への距離Aを、前記
回転型アクチュエータ32の回転中心と前記磁気ディス
ク20との距離B以上に設定したことを特徴とする。
前記距離Aと前記距離Bは、磁気ディスク20のインナ
ー半径Riとアウター半径Roに対し、下記(2)式の
関係を満たすように設定されたことを特徴とする。
転型アクチュエータ32は、その先端において、前記磁
気ディスク20のインナー側に傾けて設けられたことを
特徴とする。
前記回転型アクチュエータ32は、アーム33と、アー
ム33の先端に前記磁気ディスク20のインナー側に傾
けて設けられ、且つ前記磁気ヘッド30を支持するサス
ペンション34とを有することを特徴とする。
前記回転型アクチュエータ32は、アーム33と、アー
ム33の先端に設けられたサスペンション34と、前記
サスペンション34の先端に前記磁気ディスク20のイ
ンナー側に傾けて設けられ、且つ前記磁気ヘッド30を
支持するスライダーとを有することを特徴とする。
3又は4又は5において、前記回転型アクチュエータ3
2は、側面が凸曲面に形成されたアーム33と、アーム
32の先端に設けられ、且つ前記磁気ヘッド30を支持
するサスペンション34とを有することを特徴とする。
3又は4又は5又は6において、前記ライトヘッド30
−1がインダクティブヘッドであり、前記リードヘッド
30−2が、磁気抵抗ヘッドであることを特徴とする。
3又は4又は5又は6又は7において、前記回転手段2
1と前記回転型アクチュエータ32の固定シャフトの両
端が固定されたコの字形状のベース10と、前記ベース
10に嵌め合わされるカバー11とを含み、前記ベース
10と前記カバー11との分割面を磁気ディスク装置の
長辺に対し、斜めに形成したエンクロージャー10、1
1とを有することを特徴とする。
磁気ディスク20と、前記磁気ディスクを回転させる回
転手段22と、前記磁気ディスク20に情報を書き込
み、且つ読み出すための磁気ヘッド30と、前記磁気ヘ
ッド30を先端に備え、前記磁気ヘッド30を前記磁気
ディスク20のトラックを横断する方向に移動させる回
転型アクチュエータ32と、前記回転手段21と前記回
転型アクチュエータ32の固定シャフトの両端が固定さ
れたコの字形状のベース10と、前記ベース10に嵌め
合わされるカバー11とを含み、前記ベース10と前記
カバー11との分割面を磁気ディスク装置の長辺に対
し、斜めに形成したエンクロージャー10、11とを有
することを特徴とする。
て、前記磁気ヘッド30は、ライトヘッド30−1とリ
ードヘッド30−2とを含み、前記ライトヘッド30−
1がインダクティブヘッドであり、前記リードヘッド3
0−2が、磁気抵抗ヘッドであることを特徴とする。
2の回転中心から磁気ヘッド30への距離Aを、回転型
アクチュエータ32の回転中心と磁気ディスク20の回
転中心との距離B以上にすると、ヨー角変化が小さくな
る。このため、距離Aを距離B以上に設定した。これに
より、簡易な構成でヨー角変化を小さくできる。
使用領域に、スキュー角の極大値を持ってきたため、ス
キュー角変化を最小にできる。
ュエータ32等の先端を磁気ディスク20のインナー側
に傾けたため、スキュー角の絶対値が減少する。これに
より、磁気ヘッド30の浮上特性も均一となる。
面に形成した。このため、スキュー角変化を減少させる
ため、アクチュエータのアームを長くしても、アームの
根本の剛性を高め且つ先端を軽量にできる。これによ
り、アームを長くしても、慣性モーメントが増加せず、
シーク方向及び上下方向の固有振動数を高くできる。従
って、ヘッドアームの共振周波数の低下を防止でき、磁
気ディスクの積層間隔を小さくできる。
バーの分割線を斜めとしたため、1つの開口で、磁気デ
ィスク及びアクチュエータを取り付けでき、剛性が高
い。このため、アクチュエータシャフトの倒れを防止で
き、磁気ヘッドのトラック位置ずれを防止できる。又、
斜めの開口のため、磁気ディスクとアクチュエータとの
取り付け作業も容易になる。
図、図3は図2の装置の上断面図、図4は図2のA−
A’断面図、図5は図2の装置の分解図である。
1は、取り付け金具51に防振ゴム52を介して取り付
けられる。この取り付け金具51には、プリント板50
が取り付けられている。プリント板50には、磁気ディ
スクドライブ1の制御回路や外部接続用コネクタが搭載
されている。
ジャーは、図4にも示すように、断面が各々コの字形状
のベース10とカバー11とからなる。図3にも示すよ
うに、ベース10とカバー11の分割線は、磁気ディス
クドライブ1の長辺に対し、斜めに形成されている。こ
の分割線の長さは、即ちベース10の開口線は、前記磁
気ディスクドライブ1の長辺より短い。そして、ベース
10にカバー11を被せて、その重なり部分を粘着テー
プ12を巻いて、内部を密閉する。
形状のベース10により形成される収容空間において
は、図4の左側(図3の上側)に、ベース10に両端が
支持されたシャフト21を中心に回転するスピンドルモ
ータ22が設けられている。このスピンドルモータ22
には、8枚の磁気ディスク20が取り付けられている。
に、ベース10に両端が支持されたシャフト31を中心
に回動するロータリアクチュエータ32が設けられてい
る。このロータリアクチュエータ32のアーム33の先
端には、先端に磁気ヘッド30を設けたスプリングアー
ム(サスペンション)34が取り付けられている。
て、説明する。図4に示すように、シャフト31の下部
は、ベース10にネジ49によりネジ止めされ、その上
部は、同じくベース10にネジ49によりネジ止めされ
る。このシャフト31の周囲には、ベアリング323が
設けられている。このベアリング323を介してアクチ
ュエータ32が設けられる。
心に図の左側に、9本のアーム33が形成されている。
このアーム33の各々には、前述のスプリングアーム3
4が設けられている。このスプリングアーム34の先端
には、磁気ヘッド30が取り付けられる。この磁気ヘッ
ド30は、日本国特許出願公開昭和60年101781
号公報に示されるスライダーに、リードヘッド30−2
にMR(磁気抵抗)素子を、ライトヘッド30−1にイ
ンダクティブ素子を設けたものである。
フト31を中心に図4の右側(図3の下側)に、一対の
コイル支持ブロック321が設けられている。この一対
のコイル支持ブロック321に、図4のように、駆動コ
イル322が設けられる。この駆動コイル322の左右
及び間には、ベース10に固定されたヨーク35が位置
する。このヨーク35の左右ブロックの駆動コイル32
2に対面する面には、磁石350が設けられる。
とにより、アクチュエータ32がシャフト31の中心に
回動し、磁気ヘッド30を磁気ディスク20の半径方向
に移動する。
ク機構であり、図40以下で後述するように、磁気ディ
スクドライブ1の運搬中にアクチュエータ32をロック
するためのものである。37はストッパであり、ベース
10に設けられ、アクチュエータ32の左右回動位置を
規制するためのものである。40はメインFPC(フレ
キシブル・プリント・ケーブル)であり、図32以下で
説明するように、磁気ヘッド30と駆動コイル322と
を外部(プリント板50)と接続するためのものであ
る。
C40の他端を固定するものであり、図33以下で説明
するものである。42は外部コネクタであり、メインF
PC40を外部(プリント板50)と接続するためのも
のであり、図37以下で説明するものである。44は循
環フィルタであり、磁気ディスクドライブ1の内部の空
気を清浄するためのものである。
て作業について説明する。図5の分解図に示すように、
ベース10に、アクチュエータストッパ37を圧入す
る。次に、アクチュエータ32のコイル322に、磁気
回路(ヨーク)35−1を挿入し、サイドヨーク35−
2を取り付ける。サイドヨーク35−2は、磁力により
ヨーク35−1に吸着する。
0、ヨーク35を取り付けたアクチュエータ32を、ベ
ース10に挿入する。そして、アクチュエータ32を、
前述のように、ベース10にネジ49でネジ止めする。
同様に、FPC固定板41、ヨーク35をベース10に
ネジ止めする。
ンドルモータ22を、アクチュエータ32に搭載された
磁気ヘッド30のスライダーが、磁気ディスク20間に
挿入される位置まで、ベース10に挿入する。そして、
その状態で、図示しないヘッドグリップを外し、磁気ヘ
ッド30を磁気ディスク20にロードする。
の所定位置まで移動させ、スピンドルモータ22のシャ
フト21を、ネジ48でベース10にネジ止めする。そ
して、カバー11をベース10のガイド部分に合わせ
て、嵌め込む。その後、粘着テープ12で密閉固定す
る。
分割線を、磁気ディスクドライブ1の長辺に対し、斜め
とし、且つ長辺より短くしたため、分割面が長辺より小
さく且つ開口面も1つのため、ベース10の剛性が高
い。このため、アクチュエータ32のシャフト31の倒
れが発生しにくくなるため、磁気ヘッド30のオフトラ
ックを防止できる。これにより、トラック方向の高密度
記録が可能となる。又、分割面が斜めのため、奥に位置
するアクチュエータ等の取り付け作業が容易である。
は図2の装置のサーボトラック書き込み動作説明図であ
る。
等の導体10−1の両面に、粉体塗装による絶縁被膜1
0−2が設けられている。この理由は、MRヘッドの破
壊防止のためである。
ため常時バイアス電圧(約5.5V)が印加されてい
る。一方、磁気ディスク20には電位が与えられていな
い。このため、MRヘッド30−2から磁気ディスク2
0に電流がリークして、MRヘッド30−2の破壊をも
たらす。
ヘッド30−2の電位と同一にする必要がある。これを
実現するために、プリント板50の端子にベース10の
加工面を直接接続して、プリント板50の電源電位をベ
ース10に電位を付与する。これにより、このベース1
0に電気的に接続された磁気ディスク20に電位を付与
する。このため、MRヘッド30−2から磁気ディスク
20への電流がリークが防止でき、MRヘッド30−2
の破壊を防止できる。
ース10に導体が触れると、ベース10の電位がアース
に落ち、磁気ディスク20の電位はアース電位となる。
これにより、磁気ディスク20の電位付与が停止し、M
Rヘッド30−2の破壊が発生する。
0−1の外側に絶縁被膜10−2を設けた。これによ
り、ベース10に物体が触れても、磁気ディスク20に
電位を付与し続けることができ、MRヘッド30−2の
破壊を防止できる。ここでは、ベース10のみについて
説明したが、カバー11も同様の構成である。又、この
絶縁被膜10−2は、導体10−1の腐食を防止する効
果もある。
て、図7により説明する。図7に示すように、アーム3
4の先端の移動軌跡に対応したベース10及びカバー1
1の位置にガイド穴13が設けられている。このガイド
穴13に、回転テーブルに設けたプッシュピン(図示せ
ず)を挿入する。
に押し付けて、磁気ヘッド30の位置決めを行いなが
ら、サーボトラックの書き込みを行う。尚、プッシュピ
ンとアクチュエータ32は常に接触するように、駆動コ
イル322に電流を流し、アクチュエータ32にバイア
ス力をかけておく。
2のシャフト31の位置に穴を開け、ここにミラーを乗
せていた。そして、レーザー光をミラーに照射し、アク
チュエータの位置を確認しながら、サーボトラックの書
き込みを行っていた。このため、アクチュエータ32は
シャフト31の片方が支持されていない片持ち構造とな
るため、サーボトラック書き込みの品質が低下する。
又、実際の使用時には、アクチュエータ32は両持ち構
造となるため、サーボトラック書き込み品質が、実際の
使用時と異なる。更に、ベース10に大きな穴を開けな
ければならないため、ベース10の剛性が低下し、これ
によっても、サーボトラック書き込みの品質が低下す
る。
ータ32は、シャフト31がベース10に両端が固定さ
れた完全な両持ち構造において、サーボトラック書き込
みできるため、サーボトラック書き込み品質の低下を防
止できる。又、装置の使用時状態でサーボトラック書き
込みでき、より品質が向上する。更に、ベース10に開
ける穴は、プッシュピンが入るだけでよく、剛性が高い
状態で、サーボトラック書き込みできる。その上、アー
ム34の先端を押すことにより、ベアリング323のリ
ピータブル・ラン・アウト(REPEATABLE R
UNーOUT)の影響を防止できる。
を説明する。図8は図3のスピンドルモータの断面図、
図9(A)、(B)は図8のコイルの説明図、図10は
図3の磁気ディスク装置を下面から見た分解図、図11
は図10の磁気ディスク装置の完成体の下面図である。
うに、シャフト21の下部は、ベース10にネジ48’
によりネジ止めされ、その上部も、ベース10にネジ4
8によりネジ止めされる。図8に示すように、このシャ
フト21の周囲には、コイル220が設けられている。
そして、シャフト21の周囲には、一対のベアリング2
22を介してモータハブ221が設けられる。
向する内面には、磁石223が設けられている。このモ
ータハブ221の外周には、8枚の磁気ディスク20が
嵌め込まれている。
0に電流を流すことにより、モータハブ221が、固定
されたシャフト21を中心に回転する。これにより、モ
ータハブ221に固定された磁気ディスク20が回転す
ることになる。
周囲には、コイル220が、9個設けられている。そし
て、この9個のコイル220は、4本のリード線220
−1で接続される。図9(A)に示すように、スピンド
ルシャフト21には、ネジ穴210、211が設けられ
ている。そして、ネジ穴211は、シャフト21に設け
た連結穴212により、シャフト21の側面に連結して
いる。この連結穴212及びネジ穴211に、前記リー
ド線220−1が這わされる。
ト21のコイル220の上下に、ベアリング222を設
ける。そして、その周囲に、内面に磁石223を設けた
モータハブ221を設ける。これにより、スピンドルモ
ータを完成する。このスピンドルモータを、ベース10
にネジ48’、48により取り付ける。
ジであるが、下側のネジ48は、中央に、中央穴480
が設けられている。このベース10に、スピンドルモー
タが挿入され、ネジ48’、48により取り付けられる
時に、ネジ48の中央穴480に、前述のリード線22
0−1が挿入されて、取り付けられる。
に、両端がネジ止めされるとともに、コイル220のリ
ード線220−1は、連結穴212、ネジ穴211及び
ネジ48の中央穴480を介してベース10の外部に導
かれる。これにより、スピンドルシャフト21は、ベー
ス10に両端が強固に支持されるため、スピンドルモー
タの偏心やオフトラットを防止できる。これとともに、
スピンドルモータの回転に影響を与えずに、リード線2
20−1を外部に導くことができる。図10に示すよう
に、この外部に導かれたリード線220−1は、フレキ
シブルケーブル46に接続される。
に、プリント板50を設けた時の上面図である。プリン
ト板50は、図2で説明したように、先端に外部コネク
タ54を備える。そして、プリント板50は、図11に
示すように、取り付け金具51に5点で接続される。こ
の磁気ディスク装置のフレキシブルケーブル46は、プ
リント板50に設けたコネクタ53に接続される。これ
により、プリント板50に設けたモータ制御回路によ
り、スピンドルモータが回転制御される。
を設けることにより、スピンドルモータのコイル220
のリード線220−1を中央穴480を介して外部に導
くため、スピンドルモータの両端支持を実現しつつ、リ
ード線の処理が容易となり、且つスピンドルモータの回
転特性を低下することを防止できる。
によるヨー角と半径の関係図、図14は本発明によるヨ
ー角とR/Bの関係図、図15(A)、(B)は本発明
によるヨー角変化幅補正の説明図、図16(A)、
(B)は本発明によるヨー角変化幅とヨー角絶対値補正
の説明図(その1)、図17(A)、(B)は本発明に
よるヨー角変化幅とヨー角絶対値補正の説明図(その
2)、図18は本発明によるヨー角絶対値補正の説明図
である。
の回転中心qから磁気ディスク20の回転中心pまでの
距離をBとし、アクチュエータ32の回転中心qから磁
気ヘッド20のギャップ位置hまでの距離をAとする。
そして、磁気ディスク20の回転中心pから磁気ヘッド
30のギャップ位置hまでの距離をRとする。更に、辺
hqと辺hpのなす角をαとすると、ヨー角θを、下記
(3)式で定義する。 θ=α−90° (3)
のヨー角に対し、90度回転させた位置で設定されてい
る。
間では、下記(4)式の関係が成り立つ。 B2 =A2 +R2 −2AR・cosα (4) 従って、角αは下記(5)式により得られる。
ー角θが得られる。
と、図13に示す如くなる。このグラフにおいて、アク
チュエータ32の回転中心qから磁気ヘッド20のギャ
ップ位置hまでの距離(アーム長という)Aが、アクチ
ュエータ32の回転中心qから磁気ディスク20の回転
中心pまでの距離(中心間距離という)Bより小さい
と、ヘッドヨー角θの特性は、半径Rが大きくなるに従
って単調減少する曲線となる。従って、半径に対するヨ
ー角変化が大きい。
ると、ヨー角θは、半径Rmで極大値をとるサイン波曲
線となる。従って、ヨー角変化を小さくするには、A≧
B、即ち、アーム長Aを長くし、中心間距離Bを短くす
れば良いことが判る。
気ディスク20の半径方向の使用領域内に極大値を持っ
てくれば良い。即ち、最インナーの半径をRiと、最ア
ウターの半径をRoとすると、Ri≦Rm≦Roであ
る。
ラメータとした場合に、縦軸にヨー角、横軸にトラック
半径R/中心間距離Bをとった関係図である。図14に
示すように、ヨー角とトラック半径R/中心間距離Bと
の関係は、ア−ム長Aが中心間距離Bより小さいと、ヘ
ッドヨー角θの特性は、トラック半径Rが大きくなるに
従って単調減少する曲線となる。一方、ア−ム長Aと中
心間距離Bが等しいと、ヘッドヨー角θの特性は、ほぼ
直線となる。更に、アーム長Aが中心間距離Bより大き
いと、ピークを有する特性を示す。
較すると、明らかに、アーム長Aが中心間距離B以上の
方が、アーム長Aが中心間距離Bより小さい方より、ヨ
ー角変化が小さいことが判る。特に好ましい範囲として
は、1.0≦A/B≦1.2である。
Bとが等しくなるように中心間距離Bを短くした例であ
る。このようにすると、図15(B)に示すように、ヨ
ー角変化幅は13°と減少する。この例では、アーム3
3の長さを変えないため、アーム33のイナーシャの増
加によるアクセスタイムの長時間化を防止できる利点が
ある。但し、アクチュエータ32のシャフト31が、磁
気ディスク20に当たらないように、磁気ディスク20
の径を小径にするか、シャフト31の一部を切り欠く必
要がある。
Bとが等しくなるようにアーム33を長くした例であ
る。このようにすると、図16(B)に示すように、ヨ
ー角変化幅は11.5°と減少する。又、アーム33を
長くするため、アクセスタイムが長くなるが、シャフト
31の径を大きくとれるため、アクチュエータ32の強
度を強くできる。
ム34をインナー側に斜めに取り付けている。その取り
付け角度は、10°である。これにより、図18に示す
ように、ヨー角の絶対値を小さくできる。この例では、
図16(B)に示すように、ヨー角の絶対値の最大は、
13°と小さくできる。これに対して、図15では、ヨ
ー角の絶対値の最大は25°であった。
と、磁気ヘッド30のスライダーが磁気ディスク20の
回転方向により向くため、磁気ヘッド30のスライダー
の浮上特性の低下を防止できる。
て、ヨー角変化幅が最小となるようにした例である。即
ち、A/Bを1.12とした例である。このようにする
と、図17(B)に示すように、ヨー角変化幅は2°と
減少する。この例では、図16の例と同様に、スプリン
グアーム34をインナー側に斜めに取り付けており、取
り付け角度は30°である。これにより、図17(B)
に示すように、ヨー角の絶対値は、約1°となる。
上としたので、磁気ヘッド30のヨー角変化幅を小さく
できる。このため、磁気ディスク20のどのシリンダ位
置においても、MRヘッドによる良好な読み取りが可能
となる。しかも、簡易な機構で実現できる。
斜めに取り付けたので、ヨー角の絶対値も少なくでき
る。従って、前述のように、アーム長Aを中心間距離B
以上としても、磁気ヘッド30の浮上特性の低下を防止
できる。
図、図20(A)、(B)は図19のアクチュエータの
構成図、図21は図19のアクチュエータの製作のため
の説明図、図22は図19のアクチュエータの段差部分
の拡大図、図23(A)、(B)はアクチュエータの他
の製作方法を説明する図である。
示す図である。従来のアクチュエータ92は、凡そ三角
形の形状をなしていた。このような形状では、前述のよ
うに、ヨー角変化を小さくするため、アームを長くする
と、上下方向の振動が大きくなる。これを防止するた
め、アクチュエータ92のアームの厚みを厚くすると、
磁気ディスクドライブ1内に収容できる磁気ディスクの
枚数が減少する。
を長くしても、振動に強いヘッドアーム形状が必要とな
る。図19(B)及び図20(A)に示すように、アー
ム33の側面の形状を、凸曲線を近似した形状とした。
この凸曲線は、複数の直線と曲線を組み合わせたもので
ある。
モーメントに大きく影響するアーム先端33−2の質量
を減らし、且つアームの根本33−1の剛性を上げるこ
とができる。このため、アーム33の薄さの割りには、
シーク方向及び上下方向の固有振動数を高くできる。
ーム根本33−1のリブ幅bの1/3以下とした。この
例では、リブ幅aをリブ幅bの1/4にしてある。この
リブ幅の形状は、アクチュエータ32の回転中心から磁
気ヘッド方向に延びるリブの各断面に生ずる曲げ応力が
ほぼ一様となるように形成される。これにより、シーク
の加速時や減速時にヘッド、サスペンション及びアーム
自体の物体力による曲げ応力が、均一となり、部分的に
過度な力がかかることを防止できる。
ュエータ32の回転中心までの距離Aの1/40以下と
してある。この例では、約1/50とした。これによ
り、磁気ディスクの間隔を小さくできる。
のアーム33の先端33−2には、サスペンション34
の取り付け面33−3が設けられている。この取り付け
面33−3は、アーム33から段差を有している。この
ようにすると、サスペンション34の取り付け位置決め
が容易となるとともに、アーム33の先端の重量を軽量
化できる。このサスペンション34は、図16及び図1
7で説明したように、10度傾けて設けられている。
説明する。図21に示すように、アクチュエータ32
は、アルミニウムの押し出し(図の矢印で示すアクチュ
エータの回転軸方向への押し出し)により成形される。
そして、アーム33及び磁気回路部分を切削加工により
取り除くことにより製造される。
密度が高くなり、巣ができにくい。又、延性が高いた
め、ヘッド取り付け面33−3へのサスペンション34
のカシメによる固定がし易い。且つカシメ部分の軽量化
が可能となる。
に、板材又は制振鋼板からプレスによりプレス成形アー
ム32−1を成形する。そして、回転軸部分に、スペー
サ23−2を設けることにより、形成できる。図23
(B)は、前記プレス成形アーム32−1に、側面32
−3を設けたものである。このようにすると、更に曲げ
強度が高くなる。
とにより、アーム先端を軽量にしつつアーム根本を丈夫
にできる。このため、アーム長を長くしても、振動を防
止できる。
発明の中継FPCの他の例の構成図、図26は中継FP
C基板の左半面図、図27は中継FPC基板の右半面
図、図28はメインFPCの端部拡大図、図29(A)
乃至図32(B)は図26及び図27の中継FPC基板
を用いた中継FPC取り付け工程図である。
キシブル・プリント・ケーブル)であり、アーム33の
側面に設けられる。この中継FPC60は、先端のヘッ
ド側端部に、第1のランド群600を有し、後端のメイ
ンFPC側端部に、第2のランド群601を有してい
る。この第1のランド群600と第2のランド群601
とは、中継FPC60内の図示しないリードパターンに
より接続されている。
ーム33の側面と図3及び図5で示したメインFPC4
0に固定されている。そして、中継FPC60の第2の
ランド群601は、メインFPC40のランド群40
0、401の位置に位置する。
中継FPC60の第1のランド群600にボンディング
される。一方、メインFPC40のランド群400、4
01は、中継FPC60の第2のランド群601にワイ
ヤボンディング又は半田付けにより接続されている。従
って、磁気ヘッド30は、リード線300、中継FPC
60を介してメインFPC40に電気的に接続される。
を説明する。従来の接続構成では、磁気ヘッド30から
のリード線をアーム33の側面に這わせて、アーム33
の付け根に設けたメインFPC40に導き、メインFP
C40のランド群400、401にボンディングしてい
た。このボンディングの後、接着等によりリード線をア
ーム33の側面に固定していた。
リード線をメインFPC40のランド群400、401
に引き出すため、リード線が長くなる。このため、ボン
ディングの最中に、未ボンディング線が扱いずらく、作
業性が悪い。又、リード線をまとめてアーム33に接着
する際も、微細なリード線を切断しない様に、慎重な作
業が要求される。
めてアーム33に固定しているため、片方の磁気ヘッド
が損傷して、アーム33から取り外す場合には、いった
ん2個の磁気ヘッドのリード線のボンディングを外し
て、2個分のリード線をアーム33から剥がしてから、
損傷した磁気ヘッドを取り外すという手順が必要であ
る。損傷した磁気ヘッドを交換した後は、この逆の作業
を必要とする。つまり、1個の磁気ヘッドを交換するた
めに、2倍の手間がかかる。
用いている場合には、更に重大となる。即ち、従来のイ
ンダクティブヘッドのリード線が2本であるのに対し、
MRヘッドでは、リード線は4本に倍増するため、これ
まで以上にリード線の扱いが困難となる。特に、磁気ヘ
ッドの交換時の場合には、1個の磁気ヘッドを交換する
ために、8箇所のボンディングを外して、8本のリード
線の接着を剥がしてから、交換を行うことになる。この
ため、作業効率は更に悪化する。
ブ幅は小さく、アーム33の長さが長いため、一層作業
効率は悪化する。
側面に這わせる代わりに、中継FPC60を設けてい
る。このため、ボンディング作業において、線材の取扱
いが容易である。又、リード線の切断を気にする必要が
なくるため、ボンディング作業の改善が図れる。しか
も、リード線切断に伴う歩留りも向上する。更に、ヘッ
ド交換作業において、中継FPC60とリード線300
との間のボンディングを外すのみで良いため、ヘッド交
換作業の効率化を図れる。
中継FPCの幅は、アーム33の幅以下でなければなら
ない。しかし、MRヘッドに対し、中継FPCを適用す
る場合には、中継FPCに8本のパターンが必要とな
る。従って、FPCの幅をアーム33の幅に収めようと
すると、パターン幅が非常に狭くなる。例えば、50μ
m程度のパターン幅のFPCが必要となる。このような
微細パターンのFPCは、高価である。
ン本数が4本の中継FPC60−1、60−2を2枚重
ねている。即ち、第1のランド群600と第2のランド
群601とを有する第1の中継FPC60−1に、第1
のランド群602と第2のランド群603とを有する第
2の中継FPC60−2を積層したものである。
60−2のパターン幅は、100μmで良いため、安価
なFPCを使用できる。この中継FPCは一層のパター
ンを有するため、より安価である。又、多層のFPCを
用いても、パターン幅を大きくできる。しかし、一層の
FPCより高価となる。
続線数が多くなっても、安価なFPCを用いて、接続で
きる。
中継FPCを取り付ける工程を説明する。図26及び図
27に示すような梯子型の中継FPC基板61を用い
る。尚、図26は梯子型FPC基板61の右半面図、図
27は梯子型FPC基板61の左半面図である。
板61の左端に、多数の窓610と第2のランド群60
1を設けたベース61−2を設ける。そして、ベース6
1−2に対し、アーム33の部分に対応するバー部61
−1をアーム33の本数分設ける。そして、図27に示
すように、基板61の右端において、各バー部61−1
は接続部61−3により接続されている。
を並列に設け、且つアーム33間を打ち抜いた形状を有
する。
0の端部には、ランド群400が千鳥配列されている。
このランド群400は、1つの磁気ヘッド30に対応す
る4つのランドから成る。このように、ランド群400
を千鳥配列すると、各々リードパターンに接続されたラ
ンド群400を、アクチュエータ32の高さ内の幅のメ
インFPC40に収容できる。このため、メインFPC
40の幅をアクチュエータ32の高さ内に収めることが
できる。
て、図29乃至図32を用いて説明する。先ず、図29
(A)に示すように、アクチュエータ32のアーム33
の根元に、メインFPC40を固定する。図29(B)
の図29(A)のA部拡大図に示すように、このメイン
FPC40には、多数のランド群400が、千鳥配置さ
れている。
33の根元のメインFPC40上及びアーム33に、前
述のFPC基板61を張りつける。この時、図30
(B)の図30(A)のB部拡大図に示すように、FP
C基板61の窓610から、下部のメインFPC40の
ランド群400が露出している。FPC基板61の第2
のランド群601は、このランド群400に対向した位
置にある。
基板61の接続部61−3を切断する。そして、図31
(B)の図31(A)のC部拡大図に示すように、FP
C基板61の窓610から露出しているメインFPC4
0のランド群400と、FPC基板61の第2のランド
群601をボンディングワイヤ62によりボンディング
する。
ッド30を取り付けたサスペンション34をアーム33
の先端に取り付ける。そして、図32(B)の図32
(A)のD部拡大図に示すように、FPC基板61の各
バー部61−1の第1のランド群600に、磁気ヘッド
30のリード線300をボンディングする。
板61を取り扱って、取り付け作業ができる。従って、
アーム幅が2mmであっても、容易に中継FPC60を
取り付けることができる。
機構の分解図、図35はリトラクタ機構の動作説明図、
図36(A)、(B)は図35のA部拡大図である。
は、その一端がガイド板43でガイドされて、アクチュ
エータ32の側面に取り付けられる。一方、メインFP
C40は、その他端側は、ケーブル固定板41に固定さ
れる。従って、メインFPC40のアクチュエータ32
とケーブル固定板41との間の部分は、屈曲された自由
部分である。このメインFPC40は、ケーブル固定板
41において、折り曲げられ、ケーブル固定板41に固
定される。更に、メインFPC40の先端は、折り曲げ
られて、外部コネクタ42に固定される。
一端側では、ガイド板43に、押さえ部材430により
押さえられている。一方、メインFPC40の他端側で
も、ケーブル固定板41に、押さえ部材410により押
さえられている。
ータ32の回動に伴い、メインFPC40の屈曲部分4
0’の屈曲度は変化する。このため、アクチュエータ3
2に屈曲反力を与えることになる。
36(A)、(B)において、S、S’は、力点であ
り、メインFPC40とガイド板43との接点である。
この接点の位置は、一般に、ガイド板43の押さえ部材
430の押さえ位置である。この接点位置を通り、ガイ
ド板43に垂直な方向D、D’が屈曲反力の方向であ
る。
置S’は、次のように設定されていた。即ち、反力方向
D’からアクチュエータシャフト31の中心への距離
B’が、アクチュエータシャフト31の中心からベアリ
ング323の内輪(固定輪)323−1までの距離C’
より小さかった。これは反力によるシークへの影響を小
さくするためである。
インFPC40が、アクチュエータ32をインナー側に
押し付けようとする力がかかりにくくなる。このため、
最インナー(CSSゾーン)でない位置において、メイ
ンFPC40の反力の釣り合う所(不感帯)が発生す
る。これにより、不感帯を越えるシークについては、力
の方向が逆転してしまい、シーク制御が複雑になる問題
が発生した。
示すように、反力方向Dからアクチュエータシャフト3
1の中心への距離Bが、アクチュエータシャフト31の
中心からベアリング323の内輪(固定輪)323−1
までの距離Cより大きくなるように、力点位置Sを設定
した。
り、アクチュエータ32がインナー側に回転し易くな
る。このため、不感帯が生じなくなり、シーク制御が容
易になる。尚、図において、323−2はベアリング3
23の外輪である。
至図39により説明する。図37はコネクタの説明図、
図38(A)、(B)はコネクタ固定動作の説明図、図
39(A)、(B)はコネクタ固定動作の拡大図であ
る。
板50(図2参照)とメインFPC40とを接続するコ
ネクタ42として、密閉型コネクタを使用する。密閉型
コネクタ42は爪を有する。そして、ベース10に設け
られた穴105に、ベース10内部からコネクタ42を
押し込んで、爪の引っ掛かりによって、ベース11に固
定される。
に分割されるものでは、メインFPC40をベース10
に挿入する方向と、コネクタ42をベース10に挿入す
る方向が同じであるため、密閉型コネクタ42を使用し
ても問題はない。しかし、図4及び図37に示す図の左
右に分割されるベース10の場合には、次の問題があ
る。
て、図37のように、コネクタ42をベース10に固定
する場合には、コネクタ42のベース10の穴105へ
の押し込み方向は、メインFPC40のベース10への
挿入方向と垂直方向になる。
で張りつけたケーブル固定板41をベース10に固定す
るには、コネクタ42がベース10の上面にぶつからな
いように、メインFPC40を折り曲げながら、ケーブ
ル固定板41をベース10に挿入する。そして、ケーブ
ル固定板41が、固定位置に到達したら、メインFPC
40を折り曲げ返して、コネクタ42をベース10の穴
105に押し込んで固定する。
り曲げ線回りの回転自由度しか持たないため、ベース1
0に押し込もうとすると、コネクタ42の爪が、ベース
10の角にぶつかって、上手く押し込むことができな
い。
るには、コネクタ42の左右方向にる程度自由度を持た
せつつ、且つコネクタ42をベース10上面に対し、垂
直に押し込む必要がある。このため、図38(A)、
(B)に示すように、FPC40に、N字形状の折り曲
げ部分40−1〜40−4を設ける。
(A)、(B)に示すように、この折り曲げ部分40−
1〜40−4の折り返しにより、コネクタ42は左右方
向にある程度の自由度を持ちながら、垂直方向に移動で
きる。即ち、左右方向の位置ずれを吸収しながら、コネ
クタ42の爪420を、ベース10の上面に対して垂直
方向に押し込むことができる。
造のため、FPC40の挿入方向とコネクタ42の押し
込み方向が垂直であっても、コネクタ42の固定が容易
となる。
(A)、(B)は図40の漏れ磁束機構の説明図、図4
2(A)、(B)はロック機構の説明図である。
の磁気回路を構成する構成ヨーク35は、E型形状のヨ
ーク35−1と、サイドヨーク35−2で構成されてい
る。このE型ヨーク35−1の内面には、前述の磁石3
5−3が設けられている。
ーク35−1のセンターヨークには、段差部分350が
形成されている。これにより、図41(B)に示すよう
に、E型のヨーク35−1とサイドヨーク35−2を接
合してヨーク35を構成した場合に、E型のヨーク35
−1のセンターヨークとサイドヨーク35−2との間
に、スリット35−4が形成される。従って、このスリ
ット35−4より漏れ磁束が発生する。
クチュエータ32の側面には、ロック機構36が設けら
れている。図42(B)に示すように、このロック機構
36は、アルミ板を折り曲げて形成した支持部36−1
と、圧延鋼板(軟磁性体材料)をプレスで打ち抜いて形
成したロック部材36−2から構成されている。
1の先端に、接着されて、取り付けられる。又、支持部
36−1は、アクチュエータ32の側面に、ネジ36−
3により取り付けられる。
に、アクチュエータ32が最インナーに位置した時に、
アクチュエータロック機構のロック部材36−2が、ヨ
ーク35のスリット35−4付近に位置する。これによ
り、スリット35−4の漏れ磁束が、ロック部材36−
2の中を通り、磁気回路の一部が構成される。このた
め、ロック部材36−2は、スリット35−4に吸引さ
れ、アクチュエータ32は最インナーのCSSゾーンに
ロックされる。
ータ32が動くと、磁気ディスク20及びアクチュエー
タ32を損傷するため、このロックが必要となる。この
アクチュエータのロックのため、漏れ磁束を利用するこ
とは周知である。
がヨーク35の磁束方向であった。このため、漏れ磁束
に対し、アクチュエータロック部材が垂直に移動するも
のであった。このため、ロック部材が漏れ磁束のスリッ
トに衝突して、塵埃が発生したり、アクチュエータ32
の変形及び破壊が発生する問題があった。又、漏れ磁束
の範囲が広く、シーク動作や位置決め動作に影響を与え
ていた。
対し、アクチュエータロック部材36−2は、必ず非接
触であり、約0.4mmの間隔を保つ。このため、塵埃
の発生を防止できる。又、アクチュエータ又はその支持
部の変形、破壊を防止できる。
漏れ磁束は、スリット35−4に集中しているため、通
常の使用状態において、インナー側のシリンダにおいて
も、シーク動作や位置決め動作に悪影響を与えることも
ない。
ータのロック位置において、アクチュエータ32の突き
出し部324が、ストッパ37に接触しない。即ち、ギ
ャップgapを有する。このため、アクチュエータ32
のストッパ37への衝突も防止できる。このスリット3
5−4は、E型ヨーク35−1に段差350を設けるこ
とにより形成するため、容易に製造できる。
図である。この実施例では、E型ヨーク35−1のセン
ターヨークに、凸部35−5を設け、これにスリット3
50を設けたものである。アクチュエータ32に設けら
れるロック機構36は、図42のものと同一である。従
って、前述の図41と同様の作用効果を奏する。
ック機構の別の例の説明図である。図44(A)は、ス
テータ35Aに、コイル32A、32Bを設けている。
そして、ローター(アクチュエータ)32のヨーク35
B側に、磁石351を設けたものである。このヨーク3
5Bに、スリット352を設けている。即ち、図44
(B)に示すように、ヨーク35Bの磁石351の間
に、スリット352を設けている。
10のロック位置に、軟磁性体材料からなるロック部材
101を設ける。これにより、スリット352の漏れ磁
束が、ロック部材101の中を通り、磁気回路の一部が
構成される。このため、ロック部材101は、スリット
352に吸引され、アクチュエータ32は最インナーの
CSSゾーンにロックされる。
ック部材36−2の側面に、ゴム等の弾性材料をライニ
ング又は圧入又は接着する。又、スリット35−4の近
傍にストッパ37を設ける。
6がアクチュエータストッパの役目を果たすことができ
る。このため、前記スリット位置35−4とストップ位
置との位置調整が容易となる利点を有する。
け、スリットにより漏れ磁束を外部に発生して、ロック
するため、塵埃の発生や、機構の破壊、損傷を防止でき
る。又、データシリンタへのシーク精度や位置決め精度
に悪影響を与えない。
図、図46(A)、(B)は循環フィルタの取り付け図
である。
し、図45(A)は、側面を示し、図45(C)は、断
面を示す。図45に示すように、フィルタ44の枠44
−1は、柔軟性のあるプラスチック材料で構成されてい
る。フィルタ44の枠44−1内には、メッシュ材等で
構成されたフィルタ部材44−2が設けられる。
は、半円形の凸部44−3が設けられている。一方、図
46(A)に示すように、ベース10のフィルタ取り付
け位置において、ベース10の上側10−1に、凹部1
06が設けられている。
側面からフィルタ44を挿入する。この時、フィルタ4
4の枠44−1が柔軟性を有するため、枠44−1が変
形する。このため、凸部44−3があっても、ベース1
0間に挿入できる。そして、図46(B)に示すよう
に、フィルタ44の凸部44−3が、ベース10の凹部
106に嵌め込まれ、位置が固定される。
も、スムーズにフィルタ44を取り付けることができ
る。
循環フィルタの他の例説明図である。図47(A)はそ
の正面図、図47(B)はその上面図である。図47
(C)はその正面図、図47(D)はその上面図であ
る。
の枠44−1には、2つの凸部44−3、44−4が設
けられている。図47(A)に示すように、一方、ベー
ス10の上側10−1には、2つの凹部106、107
が設けられている。従って、フィルタ44は、上2点で
支持される。このようにすると、フィルタ44の回動を
防止できる。このため、フィルタ44の位置の固定が正
確となる。
タ44の枠44−1の凸部44−5を、長円形とする。
このようにしても、図47(C)に示すように、フィル
タ44の回動を防止できる。
に他の例説明図である。図48(A)はその側面図、図
48(B)はその正面図、図48(C)はその側面図、
図48(D)はその正面図である。
ルタ44の枠44−1の上下に、一対の凸部44−3、
44−6が設けられている。一方、ベース10の上側1
0−1と下側10−2とに、凹部106、108が設け
られている。従って、フィルタ44は、上下で固定され
る。
タ44の枠44−1の上部には、2つの凸部44−3、
44−4が設けられている。一方、フィルタ44の枠4
4−1の下部には、1つの凸部44−6が設けられる。
従って、この実施例は、図47(A)と図48(A)の
実施例を組み合わせたものである。これにより、フィル
タ44の回動を防止できる。これとともに、フィルタ4
4の下側の移動を防止できる。
の実施例説明図である。図49(A)はその側面図、図
49(B)はその正面図、図49(C)、図49(D)
はその正面図である。
ルタ44の枠44−1の上側には、長円形の凸部44−
5が設けられている。一方、フィルタ44の枠44−1
の下側には、半円形の凸部44−6が設けられている。
部44−5、44−6を設けているため、フィルタ44
の上下で固定できる。しかも、フィルタ44の上側の凸
部44−5は長円形のため、フィルタ44の回動も防止
できる。
枠44−1を変形しない丈夫なものとしている。そし
て、枠44−1に、凸部44−3を設けている。一方、
ベース10の上側10−1は若干撓むことができる薄さ
にしてある。このベース10の上側10−1には、凹部
106が設けられている。
10の側面からフィルタ44を挿入する。この時、ベー
ス10の上側10−1が柔軟性を有するため、上側フレ
ーム10−1が変形する。このため、枠44−1に凸部
44−3があっても、ベース10間に挿入できる。そし
て、図49(D)に示すように、フィルタ44の凸部4
4−3が、ベース10の凹部106に嵌め込まれ、位置
が固定される。
に別の実施例説明図である。図50(A)、図50
(B)はその正面図、図50(C)はその側面図、図5
0(D)はその正面図である。
の固定枠44−1を柔軟性のあるものとしている。そし
て、枠44−1に、凸部44−3を設けている。一方、
ベース10の上側10−1は若干撓むことができる薄さ
にしてある。このベース10の上側10−1には、凹部
106が設けられている。
10の側面からフィルタ44を挿入する。この時、フィ
ルタ44の枠44−1及びベース10の上側10−1が
柔軟性を有するため、枠44−1及び上側フレーム10
−1が変形する。このため、枠44−1に凸部44−3
があっても、ベース10間に挿入できる。そして、図5
0(B)に示すように、フィルタ44の凸部44−3
が、ベース10の凹部106に嵌め込まれ、位置が固定
される。
ィルタ44の枠44−1に、凹部44−7を設けてい
る。一方、ベース10の上側フレーム10−1には、凸
部108を設けてある。
に、枠44−1又は上側フレーム10−1が変形して、
フィルタ44の凹部44−7が、ベース10の凸部10
8に嵌め込まれ、位置が固定される。
も、フィルタを容易にセットでき、且つ交換も容易であ
る。
である。 上述の実施例では、スプリングアームをアームに斜め
に取り付けているが、ジンバルを斜めに取り付けても良
く、同様に、アーム先端を斜めに形成しても良い。
れず、10枚等他の枚数であっても良い。
をインダクティブ素子としたが、他のリードヘッドとラ
イトヘッドが分離されたヘッドに適用できる。以上、本
発明を実施例により説明したが、本発明の主旨の範囲内
で種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から
排除するものではない。
次の効果を奏する。 ヘッド先端とアクチュエータの回転中心との距離を、
磁気ディスクの回転中心とアクチュエータの回転中心と
の距離より長く設定したので、ヘッドのヨー角変動を小
さくできる。
が分離されても、安定なリード/ライト動作が可能とな
る。
ある。
る。
る。
ある。
1)である。
2)である。
る。
る。
る。
である。
の構成図である。
る。
半面図である。
半面図である。
端部拡大図である。
1)である。
2)である。
3)である。
4)である。
る。
ある。
る。
説明図である。
る。
ある。
る。
ある。
Claims (26)
- 【請求項1】 少なくとも1枚の磁気ディスク(20)
と、 前記磁気ディスク(20)を回転させる回転手段(2
2)と、 ライトヘッド(30−1)とリードヘッド(30−2)
とを有する磁気ヘッド(30)と、 前記磁気ヘッド(30)を先端に備え、前記磁気ヘッド
(30)を前記磁気ディスク(20)のトラックを横断
する方向に移動させる回転型アクチュエータ(32)と
を有し、 前記回転型アクチュエータ(32)の回転中心から前記
磁気ヘッド(30)への距離Aを、前記回転型アクチュ
エータ(32)の回転中心と前記磁気ディスク(20)
との距離B以上に設定したことを特徴とする磁気ディス
ク装置。 - 【請求項2】 前記距離Aと前記距離Bは、磁気ディス
ク(20)のインナー半径Riとアウター半径Roに対
し、下記(1)式の関係を満たすように設定されたこと
を特徴とする請求項1の磁気ディスク装置。 【式 1】 - 【請求項3】 前記回転型アクチュエータ(32)は、
その先端において、前記磁気ディスク(20)のインナ
ー側に傾けて設けられたことを特徴とする請求項1又は
2の磁気ディスク装置。 - 【請求項4】 前記回転型アクチュエータ(32)は、
アーム(33)と、アーム(33)の先端に前記磁気デ
ィスク(20)のインナー側に傾けて設けられ、且つ前
記磁気ヘッド(30)を支持するサスペンション(3
4)とを有することを特徴とする請求項3の磁気ディス
ク装置。 - 【請求項5】 前記回転型アクチュエータ(32)は、
アーム(33)と、アーム(33)の先端に設けられた
サスペンション(34)と、前記サスペンション(3
4)の先端に前記磁気ディスク(20)のインナー側に
傾けて設けられ、且つ前記磁気ヘッド(30)を支持す
るスライダーとを有することを特徴とする請求項3の磁
気ディスク装置。 - 【請求項6】 前記回転型アクチュエータ(32)は、
側面が凸曲面に形成されたアーム(33)と、アーム
(33)の先端に設けられ、且つ前記磁気ヘッド(3
0)を支持するサスペンション(34)とを有すること
を特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5の磁気
ディスク装置。 - 【請求項7】 前記ライトヘッド(30−1)がインダ
クティブヘッドであり、前記リードヘッド(30−2)
が、磁気抵抗ヘッドであることを特徴とする請求項1又
は2又は3又は4又は5又は6の磁気ディスク装置。 - 【請求項8】 前記回転手段(22)と前記回転型アク
チュエータ(32)の固定シャフトの両端が固定された
コの字形状のベース(10)と、前記ベース(10)に
嵌め合わされるカバー(11)とを含み、前記ベース
(10)と前記カバー(11)との分割面を磁気ディス
ク装置の長辺に対し、斜めに形成したエンクロージャー
とを有することを特徴とする請求項1又は2又は3又は
4又は5又は6又は7の磁気ディスク装置。 - 【請求項9】 前記回転型アクチュエータ(32)に一
端が固定され、前記磁気ヘッド(30)との電気的接続
のためのフラットケーブル(40)と、前記フラットケ
ーブル(40)に前記回転型アクチュエータ(32)を
前記磁気ディスク(20)のインナー側に押し付ける力
を生ぜしめるためのフラットケーブルガイド(43)と
を更に有することを特徴とする請求項1の磁気ディスク
装置。 - 【請求項10】 前記回転型アクチュエータ(32)に
一端が固定され、外部との電気的接続を行うためのフラ
ットケーブル(40)と、前記回転型アクチュエータ
(32)の側面に設けられ、前記磁気ヘッド(30)と
前記フラットケーブル(40)とを電気的に中継接続す
るための中継フラットケーブル(60)とを更に有する
ことを特徴とする請求項1の磁気ディスク装置。 - 【請求項11】 前記回転型アクチュエータ(32)の
ステータを構成するヨーク(35)と、前記ヨーク(3
5)のロック位置に設けられ、漏れ磁束を発生するスリ
ット(35−4)と、前記回転型アクチュエータ(3
2)のロータに設けられ、軟磁性体材料で構成されるア
クチュエータロック部材(36)と、前記ロック位置に
対応して設けられ、回転型アクチュエータ(32)の一
部が突き当てられるストッパ(37)とを更に有するこ
とを特徴とする請求項1の磁気ディスク装置。 - 【請求項12】 前記回転型アクチュエータ(32)の
ロータを構成するヨーク(35)と、前記ヨーク(3
5)のロック位置に設けられ、漏れ磁束を発生するスリ
ット(35−4)と、ベースに設けられ、軟磁性体材料
で構成されるアクチュエータロック部材(36)と、前
記ロック位置に対応して設けられ、回転型アクチュエー
タ(32)の一部が突き当てられるストッパ(37)と
を更に有することを特徴とする請求項1の磁気ディスク
装置。 - 【請求項13】 前記アクチュエータロック部材(3
6)は、前記ヨーク(35)のスリット(35−4)を
有する面と平行な僅かに離れた面上を移動するように構
成されたことを特徴とする請求項11又は12の磁気デ
ィスク装置。 - 【請求項14】 前記ロック位置が、前記回転型アクチ
ュエータ(32)の一部が前記ストッパ(37)の近傍
で且つ突き当てられない位置に設定されたことを特徴と
する請求項13の磁気ディスク装置。 - 【請求項15】 前記ヨーク(35)に設けられ、前記
スリット(35−4)が形成される凸部(35−5)を
有することを特徴とする請求項11又は12又は13又
は14の磁気ディスク装置。 - 【請求項16】 前記スリット(35−4)は、磁気回
路を構成する複数に分割されたヨーク(35)の一方又
は両方のヨーク接合面に設けられた段差により形成され
たことを特徴とする請求項11又は12又は13又は1
4の磁気ディスク装置。 - 【請求項17】 前記アクチュエータロック部材(3
6)は、圧延綱板をプレスして形成されたことを特徴と
する請求項11又は12又は13又は14又は15又は
16の磁気ディスク装置。 - 【請求項18】 少なくとも1枚の磁気ディスク(2
0)と、 前記磁気ディスク(20)を回転させる回転手段(2
2)と、 磁気ディスク(20)に情報を書き込み、且つ読み出す
ための磁気ヘッド(30)と、 前記磁気ヘッド(30)を先端に備え、前記磁気ヘッド
(30)を前記磁気ディスク(20)のトラックを横断
する方向に移動させる回転型アクチュエータ(32)
と、 前記回転手段(21)と前記回転型アクチュエータ(3
2)の固定シャフトの両端が固定されたコの字形状のベ
ース(10)と、前記ベース(10)に嵌め合わされる
カバー(11)とを含み、前記ベース(10)と前記カ
バー(11)との分割面を磁気ディスク装置の長辺に対
し、斜めに形成したエンクロージャーとを有することを
特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項19】 前記磁気ヘッド(30)は、ライトヘ
ッド(30−1)とリードヘッド(30−2)とを含
み、前記ライトヘッド(30−1)がインダクティブヘ
ッドであり、前記リードヘッド(30−2)が、磁気抵
抗ヘッドであることを特徴とする請求項18の磁気ディ
スク装置。 - 【請求項20】 前記エンクロージャーに絶縁のための
粉体塗装を施したことを特徴とする請求項18又は19
の磁気ディスク装置。 - 【請求項21】 前記エンクロージャー内の気体を浄化
するため、フレームが弾性体で構成された循環フィルタ
(44)を設けたことを特徴とする請求項18の磁気デ
ィスク装置。 - 【請求項22】 前記エンクロージャーは弾性部材で構
成されるとともに、前記エンクロージャー内の気体を浄
化する循環フィルタ(44)を設けたことを特徴とする
請求項18の磁気ディスク装置。 - 【請求項23】 前記ベース(10)又は前記カバー
(11)の少なくとも一方に設けられ、サーボライトの
ために前記回転型アクチュエータ(32)を移動するピ
ンを挿入するための窓(13)を有することを特徴とす
る請求項18の磁気ディスク装置。 - 【請求項24】 前記ベース(10)と前記カバー(1
1)の分割面が、前記磁気ヘッド(30)がその近傍で
移動する位置に形成されたことを特徴とする請求項18
の磁気ディスク装置。 - 【請求項25】 前記回転型アクチュエータ(32)
は、板材からプレスによって形成されたアーム(32−
1)を有することを特徴とする請求項6の磁気ディスク
装置。 - 【請求項26】 前記アクチュエータロック部材(3
6)に弾性部材を設けるとともに、前記ロック位置に、
前記アクチュエータロック部材(36)のためのストッ
パを設けたことを特徴とする請求項11又は12又は1
3又は14の磁気ディスク装置。
Priority Applications (8)
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JP34066793A JP2939937B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 磁気ディスク装置 |
KR1019940027459A KR950020658A (ko) | 1993-12-07 | 1994-10-26 | 자기디스크장치 |
DE4439406A DE4439406C2 (de) | 1993-12-07 | 1994-11-04 | Magnetplattenvorrichtung |
DE4447813A DE4447813B4 (de) | 1993-12-07 | 1994-11-04 | Aufzeichnungs-/Wiedergabevorrichtung |
US08/726,414 US5870253A (en) | 1993-12-07 | 1996-10-03 | Flat cable connecting system for rotary type actuators in magnetic disk drives |
US08/829,783 US5910862A (en) | 1993-12-07 | 1997-03-31 | Magnetic disk apparatus |
KR1019980013882A KR0164029B1 (ko) | 1993-12-07 | 1998-04-18 | 중계접속용 중계 유연성 케이블을 갖는 자기디스크장치 |
US09/079,111 US6243236B1 (en) | 1993-12-07 | 1998-05-14 | Magnetic disk apparatus |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4197199A Division JPH11288574A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 磁気ディスク装置 |
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JPH07161161A true JPH07161161A (ja) | 1995-06-23 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34066793A Expired - Fee Related JP2939937B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 磁気ディスク装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6301066B1 (en) | 1997-11-17 | 2001-10-09 | Fujitsu Limited | Storage device having internal and external recording circuits |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP34066793A patent/JP2939937B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6301066B1 (en) | 1997-11-17 | 2001-10-09 | Fujitsu Limited | Storage device having internal and external recording circuits |
US6757121B2 (en) | 1997-11-17 | 2004-06-29 | Fujitsu Limited | Storage device having internal and external recording circuits |
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JP2939937B2 (ja) | 1999-08-25 |
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