JPH07159134A - 外形寸法測定器 - Google Patents

外形寸法測定器

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Publication number
JPH07159134A
JPH07159134A JP30635893A JP30635893A JPH07159134A JP H07159134 A JPH07159134 A JP H07159134A JP 30635893 A JP30635893 A JP 30635893A JP 30635893 A JP30635893 A JP 30635893A JP H07159134 A JPH07159134 A JP H07159134A
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JP
Japan
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light
base plate
measured
scanning
reflected
Prior art date
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Pending
Application number
JP30635893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Kishida
任晤 岸田
Yukio Kano
幸雄 狩野
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で被測定物の保持を容易とし測定範囲を
明確にする。 【構成】 投光レンズ28では入射した光はガルバノミ
ラー26の駆動に応じて図1のaからbまで移動する。
この光は、ビームスプリッタ30、1/4λ板32を通
過(1回目)して丸棒34及びその周辺を走査し、その
反射光は1/4λ板32を通過し(2回目)、ビームス
プリッタ30によって図1の右方向へ直角に屈曲され、
ラインセンサ38へと至る。ラインセンサ38では、半
導体レーザ22の出力に同期して、図1の下から上にか
けて順次光を受光し、コントローラでは、アナログ処理
回路から入力されるデータに基づいて丸棒34の外形寸
法を演算して表示器40に表示される。光路の一部を共
通として実質的に光路長を短くすることができ、装置を
小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物の外形寸法を
測定する外形寸法測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外形寸法測定器としては、図3に
示されるような構造のものが市販されている。
【0003】図3に示される如く、外形寸法測定器10
0は、矩形ブロック状のベース部102を備え、このベ
ース部102の長手方向両端上面からはそれぞれ支柱部
104、106が延設され、全体として略コ字型の検査
台108が形成されている。支柱部104、106の互
いに向き合った面には、それぞれラインセンサ110の
投光部110Aと受光部110Bとが配設されている。
受光部110Bは複数の画素(ピクセル)が1列に配列
されており、投光部110Aからの光の出力に同期して
順次光を受光するようになっている。
【0004】被測定物(例えば丸棒112)の外形(こ
の場合は外径)を測定する場合には、この丸棒112を
投光部110Aと受光部110Bとの間の空間に配置
し、ラインセンサ110によって支柱部104、106
の上方から下方にかけて走査することにより、図4
(A)に示されるような波形を得ることができる。
【0005】この測定波形を、コンパレータ(図示省
略)にかけることによって矩形波に変換し(図4(B)
参照)、その立ち上がりから立ち下がりまでの画素数を
カウントして画素サイズ(走査方向)を乗算することに
よって、丸棒112の外径を得ることができる。
【0006】また、図4(A)の測定波形を微分して立
ち上がりと立ち下がりとにパルス波形を形成し(図4
(C)参照)、この一対のパルス波形間の画素数をカウ
ントし画素サイズを乗算するようにしても、丸棒112
の外径を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造の外形寸法測定器100では、被測定物を空間に
保持しなければならず、このため被測定物の両端を何ら
かの手段で保持するといった構造を必要とし、装置全体
が大型となる。
【0008】また、投光部110Aから受光部110B
までの距離が必ず必要であり、これも装置が大型となる
原因にもなっている。
【0009】さらに、被測定物の配置位置が空間である
ため、ラインセンサ110による測定範囲が不明確とな
り、測定有効幅を逸脱する可能性がある。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、小型で被測定
物の保持が容易であり、かつ測定範囲を明確にすること
ができる外形寸法測定器を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被測定物の外形寸法を測定する外形寸法測定器であ
って、被測定物を載置すると共に該載置面が鏡面とされ
たベース板と、前記ベース板に対応配置され前記ベース
板の所定範囲を走査する走査光を出力する走査手段と、
前記走査手段とベース板との間に配設され、前記走査手
段からの走査光とベース板からの反射光とを偏光するこ
とによって、前記走査光又は反射光の一方を透過し他方
を反射させる偏光手段と、前記走査手段に同期して反射
光を受光し、電気信号に変換する光電変換素子と、前記
光電変換素子からの信号に基づいて被検査物の外形を演
算する演算手段と、を有している。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、走査手段から
走査光が出力されると偏光手段を通過する際に透過又は
反射してベース板へと至る。このベース板上には被測定
物が載置されており、走査光が少なくともこの被測定物
とその周囲を走査する。ベース板の被測定物載置面は鏡
面とされているため、被測定物以外を走査した光は光量
が変化することなく、反射光となる。一方、被測定物を
走査した範囲は光量が小さくなって反射光となる。これ
らの反射光は偏光手段によって前記走査光に対して偏光
されるため、走査光が透過してきた場合には反射され、
反射してきた場合には透過する。すなわち走査光と反射
光との一部の光路を同一光路となる。実質的な光路長を
短くすることができる。
【0013】偏光手段を通過した反射光は光電変換素子
で受光され、電気信号に変換される。その後、例えば、
光電変換素子がCCDラインセンサであれば、被測定物
を走査した反射光の画素数とこの画素のサイズ(走査方
向)とを乗算することにより、被測定物の外形寸法を得
ることができる。
【0014】このように、本実施例では、ベース板に鏡
面を用い、走査光と反射光との一部の光路を共有するこ
とによって、光路長を短くでき、装置全体をコンパクト
にすることができる。また、被測定物をベース板上に載
置するのみでよいため、被測定物を空間に保持するとい
った、従来構造に比べて作業効率が向上する。
【0015】
【実施例】図1には、本実施例に係る外形寸法測定器1
0が示されている。
【0016】ベース板12上には4本(図1では2本の
み記載)の柱14が立設されており、ケーシング16に
よって被覆された測定器本体18が載置されている。
【0017】ケーシング16の下面、すなわちベース板
12に向けられた面には矩形状の貫通孔20が設けられ
ており、この貫通孔20を光が通過する構造となってい
る。
【0018】測定器本体18の上方には半導体レーザ2
2が配設され、その出力方向にはコリメータレンズ24
が配設され、拡散光が集光光に変換されるようになって
いる。
【0019】コリメータレンズ24の下流側にはガルバ
ノミラー26が配設されている。このガルバノミラー2
6は、前記コリメータレンズ24から出力される光を反
射する反射鏡面26Aと、この反射鏡面26Aを一定速
度で一定角度範囲内を往復回転する駆動部26Bとで構
成されている。
【0020】このため、ガルバノミラー26の反射鏡面
26Aによって反射された光は、駆動部26Bによる回
転角度(コリメータレンズ24からの出力方向に対して
90°を中心に左右約25°の範囲)に応じて振られる
ようになっている。
【0021】この振り幅に対応して投光レンズ28(凸
レンズ)が配設されており、この投光レンズ28によっ
て、全ての光がコリメータレンズ24からの出力方向に
対して90°の平行光とされるようになっている。すな
わち、投光レンズ28からの光は、1回の走査で図1の
aからbまで移動することになる。
【0022】投光レンズ28の下流側にはビームスプリ
ッタ30が配設されている。このビームスプリッタ30
は前記貫通側端面に1/4λ板32が取付けられてお
り、この結果、投光レンズ28側から入射する光を透過
し(ここで、1/4λ板32を1回通過する)、前記貫
通孔20側から1/4λ板32を通過した光(2回目と
なり、これによって90°偏光されたことになる)を図
1の右直角方向へ反射させるようになっている。
【0023】前記ベース板12の上面は、被検査物(本
実施例では丸棒34)の載置台としての役目を有してい
る。
【0024】ベース板12には一対の突起部36が形成
されており、この突起部36間が少なくとも鏡面とさ
れ、被検査物の測定範囲とされている。すなわち、前記
ビーブスプリッタ30から出力され、貫通孔から出力さ
れる光は図aからbまでの範囲と一致しており、この突
起部36間の範囲内に被測定物を載置することによって
光を受けることができる。
【0025】ここで、ビームスプリッタ30、貫通孔2
0を通って出力される光は、ベース板12の鏡面或いは
丸棒34の表面で反射されて、再度貫通孔20方向へ至
るようになっている。
【0026】この反射光は、前述の如く1/4λ板32
を2回通過するため、ビームスプリッタ30で図1の右
方向へ直角に屈曲反射され、ラインセンサ38で受光す
ることができるようになっている。ここで、ケーシング
16の一部には表示器40が取付けられており、ケーシ
ング16内に設けられた制御装置42によって、ライン
センサ38で受光した光に基づいて演算される丸棒34
の外形寸法が表示されるようになっている。
【0027】図2には、本実施例の外形寸法測定器10
の制御ブロック図が示されている。制御装置42は、コ
ントローラ44を備えており、このコントローラ44に
はドライブ回路46を介して前記半導体レーザ22が接
続されている。また、コントローラ44には前記ライン
センサ38の入力端がドライブ回路48を介して接続さ
れている。これにより、ラインセンサ38は半導体レー
ザ22の出力開始に同期して、図1の下から上に向けて
受光するように制御される。
【0028】また、このラインセンサ38の出力端はア
ナログ処理回路50を介してコントローラ44に接続さ
れており、前記受光した信号を順次アナログ処理回路5
0(A/D変換器)へ供給するようになっている。コン
トローラ44では、アナログ処理回路50から入力され
るデータに基づいて、例えば所定のしきい値でコンパレ
ータにかけ、丸棒34を検出開始時に立ち上がり、検出
終了時に立ち下がる矩形状の出力波形を得、丸棒34を
検出している画素数(立ち上がりから立ちさがりまでの
画素数)に画素サイズ(走査方向)を乗算することによ
り得られた丸棒34の外形寸法を演算し、表示器40へ
表示するようになっている。
【0029】以下に本実施例の作用を説明する。ベース
板12の突起部36間の何れかに被測定物(丸棒34)
を載置する。すなわち、ベース板12上に被測定物を載
置すればよいため、従来のように空間に保持するような
機構が不要となり、その分装置がコンパクトになると共
に作業性が向上する。
【0030】丸棒34の載置が完了した時点で、半導体
レーザ22の出力を開始し、同時にガルバノミラー26
の駆動部26Bの駆動を開始する。
【0031】これによって、半導体レーザ22から出力
された光は、コリメータレンズ24を介して反射鏡面2
6Aで反射され、所定の角度(約50°)の範囲で振ら
れ、投光レンズ28へ入射する。
【0032】この投光レンズ28では入射した光を全て
半導体レーザ22から出力される光に対して90°の平
行光に偏向され、ガルバノミラー26の駆動に応じて図
1のaからbまで移動する。
【0033】この光は、ビームスプリッタ30を透過
し、1/4λ板32を通過(1回目)して貫通孔20か
らベース板12方向へ出力される。すなわち、ベース板
12の突起部36間を図1の左から右へ移動することに
なり、丸棒34をとらえることができる。
【0034】ここで、突起部36間のベース板12は鏡
面とされているため、丸棒34に対応しない部分の光は
全て180°反射され、丸棒34に対応した部分の光は
光量が極めて弱い状態で180°反射される。
【0035】この反射光は、再度貫通孔20を通って1
/4λ板32を通過する(2回目)。ここで、反射光は
投光レンズ28を通過した時の光に対して90°偏光さ
れることになり、ビームスプリッタ30によって図1の
右方向へ直角に屈曲され、ラインセンサ38へと至る。
【0036】ラインセンサ38では、半導体レーザ22
の出力に同期して、図1の下から上にかけて順次光を受
光し、それぞれの受光量が電気信号に変換されて、アナ
ログ処理回路50へ入力される。
【0037】このアナログ処理回路50ではA/D変換
された後、コントローラ44へ入力される。このコント
ローラ44では、アナログ処理回路50から入力される
データに基づいて、丸棒34を検出している画素数に画
素サイズを乗算することにより得られた丸棒34の外形
寸法を演算する。演算結果は、表示器40へ送られ、こ
の表示器40によって表示されることにより、オペレー
タは、丸棒34のサイズを認識することができる。
【0038】このように、本実施例では、ベース板12
を鏡面とし、この鏡面とされたベース板12上に被測定
物(丸棒34)を載置し、投光部から受光部までの光路
の一部を共通したので、装置をコンパクトにすることが
でき、被測定物の保持が容易となる。
【0039】なお、本実施例では1個の半導体レーザ2
2を用いて、ガルバノミラー26及び投光レンズ28等
によって平行に移動する光を形成したが、半導体レーザ
を複数個並べるようにしてもよい。
【0040】また、シリンドリカルレンズ等を用いて扇
状に拡がる光を形成し、これを投光レンズ28へ導入す
ることによって得られる平行光を用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る外形寸法
測定器は、小型で被測定物の保持が容易であり、かつ測
定範囲を明確にすることができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る外形寸法測定器の概略構成図で
ある。
【図2】本実施例に係る外形寸法測定器の制御ブロック
図である。
【図3】従来の外形寸法測定器の斜視図である。
【図4】測定結果から外形を得るための波形変換の例を
示す特性図であり、(A)は受光素子からの出力波形、
(B)はコンパレータにかけた後の図4(A)の波形、
(C)は微分した後の図4(A)の波形である。
【符号の説明】
10 外形寸法測定器 12 ベース板 18 測定器本体 22 半導体レーザ(走査手段) 30 ビームスプリッタ(偏光手段) 32 1/4λ板(偏光手段) 38 ラインセンサ(光電変換素子) 42 制御装置(演算手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の外形寸法を測定する外形寸法
    測定器であって、 被測定物を載置すると共に該載置面が鏡面とされたベー
    ス板と、 前記ベース板に対応配置され前記ベース板の所定範囲を
    走査する走査光を出力する走査手段と、 前記走査手段とベース板との間に配設され、前記走査手
    段からの走査光とベース板からの反射光とを偏光するこ
    とによって、前記走査光又は反射光の一方を透過し他方
    を反射させる偏光手段と、 前記走査手段に同期して反射光を受光し、電気信号に変
    換する光電変換素子と、 前記光電変換素子からの信号に基づいて被検査物の外形
    を演算する演算手段と、 を有する外形寸法測定器。
JP30635893A 1993-12-07 1993-12-07 外形寸法測定器 Pending JPH07159134A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30635893A JPH07159134A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 外形寸法測定器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30635893A JPH07159134A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 外形寸法測定器

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JPH07159134A true JPH07159134A (ja) 1995-06-23

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JP30635893A Pending JPH07159134A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 外形寸法測定器

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JP (1) JPH07159134A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190138117A (ko) * 2018-06-04 2019-12-12 주식회사 코엠에스 반도체 기판용 보호필름 박리 여부 감시 장치 및 방법

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KR20190138117A (ko) * 2018-06-04 2019-12-12 주식회사 코엠에스 반도체 기판용 보호필름 박리 여부 감시 장치 및 방법

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