JPH07157422A - 浴用剤用粉末状組成物 - Google Patents

浴用剤用粉末状組成物

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JPH07157422A
JPH07157422A JP5339441A JP33944193A JPH07157422A JP H07157422 A JPH07157422 A JP H07157422A JP 5339441 A JP5339441 A JP 5339441A JP 33944193 A JP33944193 A JP 33944193A JP H07157422 A JPH07157422 A JP H07157422A
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JP
Japan
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composition
oil
bath
water
powdery composition
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JP5339441A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsui
剛一 松井
Mizuki Ito
美月 伊藤
Teruo Shimizu
照夫 清水
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】必須成分として、(A)少なくとも1種の油性
成分から成る芯物質と、(B)組成物全量に対して1〜
4重量%のカゼインナトリウムを含有し、かつ脱脂粉
乳、全粉乳、ホエーパウダー、デキストリン、上白糖及
び乳糖の中から選ばれた少なくとも1種を含有する水溶
性成分から成る被覆物質とを、重量比45:55ないし
80:20の割合で含有して成る噴霧乾燥により得られ
た浴用剤用粉末状組成物である。 【効果】優れた保存性を有するとともに、スキンケア効
果やアロマテラピー(森林療法)、タラソテラピー(海
洋療法)と称される心理的なリラックス効果、ストレス
解消効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な浴用剤用粉末状組
成物、さらに詳しくは、優れた保存性を有するととも
に、水や温水に投入することにより、被覆の一部が破壊
され、溶出した芯物質によってスキンケア効果やアロマ
テラピー(森林療法)、タラソテラピー(海洋療法)と
称される心理的なリラックス効果及びストレス解消効果
などが得られる浴用剤用粉末状組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者の間では皮膚の滑らかさを
保持することを目的として、あるいは日常生活において
生ずる心理的なストレスからの解放を目的として浴用剤
を用いて入浴する方法が普及しており、様々な浴用剤が
上市されている。油脂成分は皮膚に対して柔軟性の付
与、皮膚上での油膜形成による保護・保湿作用があるこ
とから、スキンケア効果を得るための浴用剤としてバス
オイル、バスミルクなどの液状のものや、粉末状のもの
で油脂を含有するものが知られている。また、心理的な
リラックス効果を得るための浴用剤として、合成香料や
温泉の成分を含有するものが知られている。しかしなが
ら、前記バスオイルにおいては、油脂が空気と接触する
ため、酸化されやすくて保存安定性に劣るという問題が
あるし、一方バスミルクにおいては、被覆物質であるタ
ンパク質が油脂を包み込み、水に分散したエマルション
の形状を呈しているため、該タンパク質が空気と接触し
て腐敗したり、カビが発生するなどして長期間の保存が
困難である上、強固な乳化形態を呈していることから、
油脂が肌に付着しにくく、スキンケア効果を得るにはバ
スオイルより多量に使用しなければならないなどの問題
がある。また、油脂を含有する粉末状浴用剤について
は、いくつかの試みがなされている。例えば、各種油脂
成分を乳化剤と共に塩類などに直接混和する方法(特開
平1−197427号公報、特開平1−197428号
公報、特開平3−209311号公報)や、糖類に含浸
させる方法(特開平3−58921号公報、特開平4−
108727号公報)などが提案されている。しかしな
がら、これらの方法では機械的な力によって油脂のしみ
出しが起こり、油脂が空気と接触するため安定性が損な
われるだけでなく、ブロッキングが発生するため、製剤
化が困難である。さらに、合成香料や温泉の成分を含有
する浴用剤は浴湯を再び加熱した場合に浴槽や風呂釜を
いためたり、刺激臭が発生するなどの問題があり、しか
も、科学的理論に基づいてリラックス効果及びストレス
解消効果が得られる物質ではないため、これらの浴用剤
による心理的効果はあくまで一時的、感覚的なものであ
るにすぎない。ところで、油脂成分に含まれるトリグリ
セライドを構成している脂肪酸の中には、皮膚細胞に対
して活性化作用・保湿作用や抗アレルギー作用があるこ
とが知られている。また、植物から得られる香気物質及
び海藻から得られる香気物質からはアロマテラピー(森
林療法)、タラソテラピー(海洋療法)と称される心理
的なリラックス効果及びストレス解消効果が得られるこ
とが近年の心理学分野において明らかとなり注目されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、優れた保存性を有するとともに、水や温
水に投入することにより、被覆の一部が破壊され、溶出
した芯物質によってスキンケア効果やアロマテラピー、
タラソテラピーと称される心理的リラックス効果及びス
トレス解消効果などが得られる浴用剤用粉末状組成物を
提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有する浴用剤用粉末状組成物を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、芯物質として、植物や海藻から
得られる香気物質などを含む油性成分を、被覆物質とし
て特定の水溶性成分を用い、かつ該芯物質と被覆物質と
を所定の割合で含有する粉末状組成物が、その目的に適
合しうることを見い出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は、必須成分とし
て、(A)少なくとも1種の油性成分から成る芯物質
と、(B)組成物全量に対して1〜4重量%のカゼイン
ナトリウムを含有し、かつ脱脂粉乳、全粉乳、ホエーパ
ウダー、デキストリン、上白糖及び乳糖の中から選ばれ
た少なくとも1種を含有する水溶性成分から成る被覆物
質とを、重量比45:55ないし80:20の割合で含
有して成る噴霧乾燥により得られた浴用剤用粉末状組成
物を提供するものである。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明組
成物においては、(A)成分の芯物質として油性成分が
用いられる。この油性成分としては、例えば植物性油
脂、動物性油脂及びそれらの加工油脂、スクワレン類、
スクワラン類、流動パラフィン、ワックス類など一般的
に香粧品の原料として用いられているもの、さらには植
物及び海藻から得られる香気物質などを用いることがで
きる。前記の一般的に香粧品の原料として用いられてい
るものの具体例としては、大豆油、オリブ油、ホホバ
油、マカデミアナッツ油、シソ油、ツバキ油、ヒマシ
油、アボカド油、アルモンド油、ヒマワリ油、サフラワ
ー油、タートル油、ミンク油など及びそれらの加工油
脂、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、液状ポ
リブテン、液状ラノリン、木ロウ、鯨ロウ、カルナウバ
ロウ、キャンデリラロウなどが挙げられる。また、植物
から得られる香気物質とは、植物から得られる精油、エ
キス、若しくはそれらの植物の香気を構成する成分であ
り、具体的にはアンソクコウ、イトスギ、イランイーラ
ン、ビャクダン、ラベンダー、アロエ、オレンジ、オウ
ゴン、オウバク、カモミラ、オウレン、キウイ、サボン
ソウ、ジオウ、シコン、シナノキ、シャクヤク、ショウ
ブ、シラカバ、スイカズラ、エイジツ、スギナ、セー
ジ、センキュウ、センブリ、タイソウ、茶、チョウジ、
チンピ、トウヒ、ドクダミ、ニンジン、ノバラ、ビワ、
ホップ、ベニバナ、ボダイジュ、マツカサ、マロニエ、
ムクロジ、モモ、ユリ、クワ、ヨモギ、ローズマリー、
ワレモコウ、ヨクイニンなどの精油、エキス、若しくは
それらの香気を構成する成分を挙げることができる。
【0006】一方、海藻から得られる香気物質とは、海
藻類から得られる精油、エキス、若しくはそれらの海藻
の香気を構成する成分であり、具体的には緑藻、褐藻、
紅藻から得られる精油及びエキス、若しくはアオノリの
香気成分である硫化ジメチル;ガゴメの香気成分である
ベンゼンチアゾール、ジメチルキノリン;ワカメの香気
成分であるセスキテルペンアルコール、キュベノール;
マコンブの香気成分であるエピキュベノール;ミツイシ
コンブの香気成分である(2E)−ノネナール、2−ノ
ネノール、テトラデカン酸;ノリの香気成分であるノル
カロチノイド;ヒトエグサ、スジアオノリ及びアナアオ
サの香気成分である(7Z,10Z)−ヘキサデカジエ
ナール、(8Z,11Z)−ヘプタデカジエナール、
(8Z,11Z,14Z)−ヘプタデカトリエナール、
(8Z)−ヘプタデセナールなどを挙げることができ
る。本発明においては、芯物質として、これらの油性成
分を1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよ
いが、特に芯物質の一部若しくは全部として、植物及び
海藻から得られる香気物質を1種又は2種以上用いるの
が好ましい。
【0007】本発明組成物においては、(B)成分の被
覆物質として水溶性成分が用いられる。この水溶性成分
は、組成物全量に対して1〜4重量%のカゼインナトリ
ウムを含有し、かつ脱脂粉乳、全粉乳、ホエーパウダ
ー、デキストリン、上白糖及び乳糖の中から選ばれた1
種又は2種以上を含有するものである。これらの水溶性
成分は一般的に香粧品の原料として用いられるものであ
ればよい。デキストリンとは、デンプンを部分的に加水
分解したものであり、分子量などについては特に制限は
ない。また、該カゼインナトリウムの含有量が1重量%
未満では噴霧乾燥する前の水中油型乳化液の乳化安定性
が不十分であって、噴霧乾燥が困難であったり、被覆が
十分に形成されず、保存中に芯物質がしみ出すおそれが
あるし、4重量%を超えると粉末状組成物の被覆が必要
以上に強固となり、水や温水に投入しても芯物質が溶出
せず、十分なスキンケア効果やアロマテラピー、タラソ
テラピーと称される心理的なリラックス効果及びストレ
ス解消効果が得られない。本発明組成物においては、前
記(A)成分の芯物質である油性成分と、(B)成分の
被覆物質である水溶性成分との配合割合は、重量比で4
5:55ないし80:20の範囲にあることが必要であ
る。この配合割合が前記範囲を逸脱すると本発明の目的
が十分に達せられない。
【0008】本発明の浴用剤用粉末状組成物には、前記
の(A)及び(B)成分以外に、所望に応じ、乳化性を
安定させることを目的として、例えばレシチンやモノグ
リセライドなどの乳化剤、リン酸塩などの塩類、ガム質
やセルロースなどの安定剤を適宜配合して製造すること
もできる。また、芯物質として用いる油性成分の酸化安
定性を向上させるために、トコフェロール、アスコルビ
ン酸、アスコルビン酸パルミテート、アスコルビン酸ス
テアレート及び没食子酸プロピル中から選ばれた1種又
は2種以上を適宜配合して製造することができる。さら
に、アロマテラピー、タラソテラピーと称される心理的
リラックス効果及びストレス解消効果を強化することを
目的として、海水乾燥物、海藻末、ラベンダー末、ロー
ズマリー末などを被覆物質の一部として適宜配合して製
造することもできる。ただし、これらの物質を配合した
場合、噴霧乾燥後の浴用剤用粉末状組成物のカゼインナ
トリウムの重量は油性成分に対し、10重量%以下とな
らなければならない。10重量%を超えると必要以上に
被覆が強固となり、水や温水に投入しても芯物質が十分
に溶出せず、スキンケア効果やアロマテラピー、タラソ
テラピーと称される心理的なリラックス効果及びストレ
ス解消効果が得られない。
【0009】本発明の浴用剤用粉末状組成物の製造方法
については、噴霧乾燥法であればよく、特に制限はな
い。例えば、前記の油性成分及び水溶性成分に適当量の
水を添加し、ホモミキサー、ホモジナイザー、コロイド
ミルなどの公知の水中油型乳化物製造機にて処理して得
られた水中油型乳化液をノズル式、アトマイザー式など
の公知の噴霧乾燥機を用いて噴霧乾燥して製造すること
ができる。このようにして得られた浴用剤用粉末状組成
物の粒径については特に制限はないが、平均粒径が3〜
200μm、特に5〜100μmの範囲のものが好まし
い。本発明の浴用剤用粉末状組成物を浴用剤として用い
る場合、保温力の向上や浴湯に色調、芳香を付与するこ
とを目的として硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
セスキ炭酸ナトリウム、硝酸ナトリウムなどの無機塩
類、シャクヤク、ケイヒ、コウボクなどの生薬類、赤色
2号、黄色4号、青色1号などの色素類、香料類などを
適宜混合して用いることができるが、これらに限定され
るものではない。
【0010】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明をさら
に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなん
ら限定されるものではない。なお、組成物の物性は次の
方法により評価した。 (1)他の添加物質との混和性 粉末状組成物5gと硫酸ナトリウム95gとを混合し、
混和性を目視で観察し、次の評価基準により判定した。 ○:良好 △:やや良好 ×:不良 (2)ブロッキング性 粉末状組成物5gと硫酸ナトリウム95gとを混合した
粉末混合物100gをアルミパウチに充填し、40℃で
3ケ月間保存し、ブロッキングの有無を観察し、次の評
価基準により判定した。 ○:ブロッキングなし △:一部ブロッキングあり ×:ブロッキング多い (3)流動性 粉末状組成物2.5gと硫酸ナトリウム47.5gとを混
合した粉末混合物50gを内径1cmのガラス製ロートに
充填し、粉末の落下状態を目視で観察し、次の評価基準
により判定した。 ○:良好 △:やや良好 ×:不良
【0011】(4)溶解性 粉末状組成物25gと硫酸ナトリウム475gとを混合
した粉末混合物500gを40℃の温水100kgに投入
し、泡立て器(ハンドホイッパー)で5回撹拌したとき
の溶解性を次の評価基準により判定した。 ○:良好 △:やや良好 ×:不良 (5)芯物質の溶出性 上記(4)により得られた液体の表面に芯物質が溶出し
ているか否かを次の評価基準により官能評価した。 ○:適度な溶出あり △:やや溶出あり ×:溶出なし (6)入浴後の肌の滑らかさ 上記(4)により得られた液体に3分間入浴したのちタ
オルで体を拭き、肌の滑らかさを次の評価基準により官
能評価した。 ○:適度な滑らかさを感じる △:滑らかさをやや感じる ×:滑らかさを感じない (7)香気の有無 上記(4)により得られた液体から香気が発生している
か否かを次の評価基準により官能評価した。 ○:適度な香気あり △:やや香気あり ×:香気なし −:香気成分を配合していないため評価対象外
【0012】実施例1 次の方法により浴用剤用粉末状組成物を製造した。水溶
性成分(脱脂粉乳、カゼインナトリウム、乳糖、デキス
トリン)を粉体混合したのち、油性成分と水溶性成分の
合計重量と同じ重量の水に添加し、撹拌溶解しながら6
5℃まで加熱する。この液体に、あらかじめ大豆レシチ
ンを添加し65℃で撹拌加熱溶解したオリブ油を徐々に
添加して65℃で15分間撹拌溶解して予備乳化した。
次にこの予備乳化した液体をピストン式ホモジナイザー
を用いて圧力150kg/cm2で均質化して水中油型乳化
液を得た。配合割合を以下に示す。油相部 オリブ油 50.0重量部 大豆レシチン 0.5重量部水相部 脱脂粉乳 8.0重量部 カゼインナトリウム(商品名:インスタンラックS) 2.0重量部 乳糖 14.0重量部 デキストリン(商品名:パインデックス#2) 25.5重量部 水 100.0重量部 この乳化液をノズル式噴霧乾燥機にて噴霧乾燥し浴用剤
用粉末状組成物を得た。第1表に、該組成物の組成及び
物性の評価結果を示す。 実施例2〜6 実施例1と同様の方法により、第1表に示す組成の浴用
剤用粉末状組成物を製造した。各組成物の物性の評価結
果を第1表に示す。
【0013】
【表1】
【0014】注 1)商品名:インスタンラックS メーカー名:中央商
工(株) 2)商品名:パインデックス#2 メーカー名:松谷化
学工業(株) 3)商品名:ハイコールK−230 メーカー名:カネ
ダ(株) 4)商品名:エマルジーMS メーカー名:理研ビタミ
ン(株) 5)商品名:パインデックス#3 メーカー名:松谷化
学工業(株) 6)商品名:アビセルRC−N81 メーカー名:旭化
成工業(株) 7)商品名:ホエーパウダー メーカー:よつ葉乳業
(株)
【0015】比較例1〜6 実施例1と同様の方法により、第2表に示す組成の浴用
剤用粉末状組成物を製造した。各組成物の物性の評価結
果を第2表に示す。
【0016】
【表2】
【0017】注 1)商品名:インスタンラックS メーカー名:中央商
工(株) 2)商品名:パインデックス#2 メーカー名:松谷化
学工業(株) 3)商品名:ハイコールK−230 メーカー名:カネ
ダ(株) 4)商品名:エマルジーMS メーカー名:理研ビタミ
ン(株) 5)商品名:パインデックス#3 メーカー名:松谷化
学工業(株) 6)商品名:アビセルRC−N81 メーカー名:旭化
成工業(株) 7)商品名:ホエーパウダー メーカー:よつ葉乳業
(株)
【0018】
【発明の効果】本発明の浴用剤用粉末状組成物を水や温
水に投入することにより被覆の一部が破壊され、溶出し
た芯物質によって肌に滑らかさを与えるスキンケア効果
やアロマテラピー(森林療法)、タラソテラピー(海洋
療法)と称される心理的なリラックス効果及びストレス
解消効果が得られる。また、芯物質である油性成分を被
覆物質である水溶性成分が被覆しているため保存中の芯
物質の安定性に優れており、また硫酸ナトリウム、炭酸
水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、硝酸ナトリウ
ムなどの無機塩類、シャクヤク、ケイヒ、コウボクなど
の生薬類、赤色2号、黄色4号、青色1号などの色素
類、香料類などと混合しても油性成分のしみ出しやブロ
ッキングを起こすことがない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必須成分として、(A)少なくとも1種の
    油性成分から成る芯物質と、(B)組成物全量に対して
    1〜4重量%のカゼインナトリウムを含有し、かつ脱脂
    粉乳、全粉乳、ホエーパウダー、デキストリン、上白糖
    及び乳糖の中から選ばれた少なくとも1種を含有する水
    溶性成分から成る被覆物質とを、重量比45:55ない
    し80:20の割合で含有して成る噴霧乾燥により得ら
    れた浴用剤用粉末状組成物。
  2. 【請求項2】芯物質の一部若しくは全部が、植物及び海
    藻から得られる少なくとも1種の香気物質である請求項
    1記載の浴用剤用粉末状組成物。
JP5339441A 1993-12-03 1993-12-03 浴用剤用粉末状組成物 Pending JPH07157422A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998019652A1 (en) * 1996-11-06 1998-05-14 The Boots Company Plc Spray-dryed powder comprising at least one protein and one hydrolysed starch and its use for topical compositions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998019652A1 (en) * 1996-11-06 1998-05-14 The Boots Company Plc Spray-dryed powder comprising at least one protein and one hydrolysed starch and its use for topical compositions

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