JPH0715671A - 固体撮像素子の駆動装置 - Google Patents
固体撮像素子の駆動装置Info
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- JPH0715671A JPH0715671A JP5156967A JP15696793A JPH0715671A JP H0715671 A JPH0715671 A JP H0715671A JP 5156967 A JP5156967 A JP 5156967A JP 15696793 A JP15696793 A JP 15696793A JP H0715671 A JPH0715671 A JP H0715671A
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- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号へのノイズの飛び込みを皆無にした
固体撮像素子の駆動装置を提供する。 【構成】 基準クロックパルス発振器1からのクロック
パルスをパルスカウンタ4により分周し、その分周出力
によりあらかじめ固体撮像素子駆動のためのパルスデー
タが書き込まれているROM5をアドレス指定して必要
な駆動パルスを取り出すようにした固体撮像素子の駆動
装置において、さらにデータセレクタ2、フリップフロ
ップ回路7および1水平期間より少し短い期間信号を遅
らせる1ラインアナログ遅延素子3を具えて水平有効期
間の開始から終了までの期間(映像期間)は駆動回路の
動作を停止させるようにした。
固体撮像素子の駆動装置を提供する。 【構成】 基準クロックパルス発振器1からのクロック
パルスをパルスカウンタ4により分周し、その分周出力
によりあらかじめ固体撮像素子駆動のためのパルスデー
タが書き込まれているROM5をアドレス指定して必要
な駆動パルスを取り出すようにした固体撮像素子の駆動
装置において、さらにデータセレクタ2、フリップフロ
ップ回路7および1水平期間より少し短い期間信号を遅
らせる1ラインアナログ遅延素子3を具えて水平有効期
間の開始から終了までの期間(映像期間)は駆動回路の
動作を停止させるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に用いる
固体撮像素子を駆動するための固体撮像素子の駆動装置
に関し、特に映像信号へのノイズの飛び込みによる縦縞
状ノイズを皆無にした駆動装置に関するものである。
固体撮像素子を駆動するための固体撮像素子の駆動装置
に関し、特に映像信号へのノイズの飛び込みによる縦縞
状ノイズを皆無にした駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を用いる固体撮像装置で
は、固体撮像素子を駆動するため、1画素ごとの読出し
タイミングを作る基準クロックパルスと、1ラインまた
は1フィールド周期で基準クロックパルスに同期した駆
動パルスを用意することが必要となる。従来、これら駆
動パルスは基準クロックパルスをパルスカウンタにより
分周し、その後論理回路を用いて生成するか、パルスカ
ウンタの出力をフィールド内で必要なパルスデータが書
き込まれたROMのアドレスラインに接続して生成する
のが一般的であった。
は、固体撮像素子を駆動するため、1画素ごとの読出し
タイミングを作る基準クロックパルスと、1ラインまた
は1フィールド周期で基準クロックパルスに同期した駆
動パルスを用意することが必要となる。従来、これら駆
動パルスは基準クロックパルスをパルスカウンタにより
分周し、その後論理回路を用いて生成するか、パルスカ
ウンタの出力をフィールド内で必要なパルスデータが書
き込まれたROMのアドレスラインに接続して生成する
のが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】固体撮像素子は、素子
内で、光電変換された微小な映像信号と素子を駆動する
振幅数ボルトにも達する駆動パルスとが混在する回路で
ある。この駆動パルスを生成する際、発生するパルスが
パルスノイズとして映像信号に飛び込むことにより、映
像信号のS/Nを著しく低下させる。例えば、1ライン
周期のパルスを作るため、基準クロックパルスを分周す
るパルスカウンタの出力が映像信号に飛び込むと、画面
上では縦縞状の固定パターンノイズとなる。この縦縞状
のノイズの人間の目における検知限は0.7 Vの映像信号
に対し−70dB以上であることが報告されている。この
ことから映像信号に飛び込むパルスノイズの中に少しで
も映像帯域内の信号成分が含まれていれば、画面上で目
に見えるノイズとなる。
内で、光電変換された微小な映像信号と素子を駆動する
振幅数ボルトにも達する駆動パルスとが混在する回路で
ある。この駆動パルスを生成する際、発生するパルスが
パルスノイズとして映像信号に飛び込むことにより、映
像信号のS/Nを著しく低下させる。例えば、1ライン
周期のパルスを作るため、基準クロックパルスを分周す
るパルスカウンタの出力が映像信号に飛び込むと、画面
上では縦縞状の固定パターンノイズとなる。この縦縞状
のノイズの人間の目における検知限は0.7 Vの映像信号
に対し−70dB以上であることが報告されている。この
ことから映像信号に飛び込むパルスノイズの中に少しで
も映像帯域内の信号成分が含まれていれば、画面上で目
に見えるノイズとなる。
【0004】従来の駆動回路では1ライン周期のパルス
を作るため、常にパルスカウンタ、および、周辺の論理
回路が働いているため、映像信号が存在する水平有効期
間内にもパルスカウンタで分周された低周波数のパルス
成分が飛び込むおそれがある。この飛び込みを抑えるた
め、パルス回路において伝送路のマッチングをとった
り、接地を切り離して設計するような工夫が必要とされ
ている。しかし、これらの方法は製品ごとに行う必要が
あり、また試行錯誤的な要素も大きく必ずしも最適な対
策とはなり得ない。
を作るため、常にパルスカウンタ、および、周辺の論理
回路が働いているため、映像信号が存在する水平有効期
間内にもパルスカウンタで分周された低周波数のパルス
成分が飛び込むおそれがある。この飛び込みを抑えるた
め、パルス回路において伝送路のマッチングをとった
り、接地を切り離して設計するような工夫が必要とされ
ている。しかし、これらの方法は製品ごとに行う必要が
あり、また試行錯誤的な要素も大きく必ずしも最適な対
策とはなり得ない。
【0005】また、確実に効果のある対策として、常に
変化するビットが1ビットであるグレーコードカウンタ
を用い、発生するディジタルノイズが帯域外となるよう
な方法も提案されているが、カウンタの負荷のばらつき
によってビット毎に発生するノイズが均等でなくなり、
ノイズに低周波数成分が発生し、映像信号に妨害を与え
る。また、上述したすべての方法では、水平有効期間内
にパルスカウンタが動作しているため、カウンタの出力
には基準クロックパルスの1/2、1/4などの低周波
成分が存在し、これらが映像信号に飛び込むおそれがあ
る。特に小型の撮像装置を作ろうとする際、パルス回路
と映像信号回路とを近づけざるを得なくなり、飛び込み
によるパルスノイズを前述した検知限以下にするのは困
難になってきている。
変化するビットが1ビットであるグレーコードカウンタ
を用い、発生するディジタルノイズが帯域外となるよう
な方法も提案されているが、カウンタの負荷のばらつき
によってビット毎に発生するノイズが均等でなくなり、
ノイズに低周波数成分が発生し、映像信号に妨害を与え
る。また、上述したすべての方法では、水平有効期間内
にパルスカウンタが動作しているため、カウンタの出力
には基準クロックパルスの1/2、1/4などの低周波
成分が存在し、これらが映像信号に飛び込むおそれがあ
る。特に小型の撮像装置を作ろうとする際、パルス回路
と映像信号回路とを近づけざるを得なくなり、飛び込み
によるパルスノイズを前述した検知限以下にするのは困
難になってきている。
【0006】そこで本発明の目的は、1ラインアナログ
遅延素子で得られる1水平期間より少し短い期間遅延し
たパルスをもとに1ライン周期のパルスを生成し、水平
有効期間中は固体撮像素子駆動パルス発生回路を構成す
るパルスカウンタや周辺回路を停止させ、飛び込みノイ
ズの原因となるパルスをなくすことにより、パルスの飛
び込みによる画質劣化を防ぎ、感度の向上、S/Nの改
善を図った固体撮像素子の駆動装置を提供せんとするも
のである。
遅延素子で得られる1水平期間より少し短い期間遅延し
たパルスをもとに1ライン周期のパルスを生成し、水平
有効期間中は固体撮像素子駆動パルス発生回路を構成す
るパルスカウンタや周辺回路を停止させ、飛び込みノイ
ズの原因となるパルスをなくすことにより、パルスの飛
び込みによる画質劣化を防ぎ、感度の向上、S/Nの改
善を図った固体撮像素子の駆動装置を提供せんとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明固体撮像素子の駆動装置は、少なくとも基準
クロックパルスを発生する基準クロックパルス発振器
と、クロックパルス数に応じてカウンタ出力が変化する
パルスカウンタと、固体撮像素子の走査に必要な駆動パ
ルスに関するデータが書き込まれているROMと、該R
OMのデータ出力をラッチし少なくとも水平期間開始パ
ルスおよび固体撮像素子の駆動に関するパルスを出力す
るラッチ回路とを具える固体撮像素子駆動パルス発生回
路を有する固体撮像素子の駆動装置において、前記固体
撮像素子駆動パルス発生回路がさらにデータセクレタ
と、該データセクレタを制御するためのフリップフロッ
プ回路と、前記ラッチ回路から前記水平期間開始パルス
を受信し該パルスを1水平期間より少し短い期間遅延さ
せて前記パルスカウンタおよび前記フリップフロップ回
路をリセットするリセットパルスを形成する1ラインア
ナログ遅延素子とを具えて、水平有効期間の開始から終
了までの期間は少なくとも前記パルスカウンタに加える
前記基準クロックパルスを遮断するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
め、本発明固体撮像素子の駆動装置は、少なくとも基準
クロックパルスを発生する基準クロックパルス発振器
と、クロックパルス数に応じてカウンタ出力が変化する
パルスカウンタと、固体撮像素子の走査に必要な駆動パ
ルスに関するデータが書き込まれているROMと、該R
OMのデータ出力をラッチし少なくとも水平期間開始パ
ルスおよび固体撮像素子の駆動に関するパルスを出力す
るラッチ回路とを具える固体撮像素子駆動パルス発生回
路を有する固体撮像素子の駆動装置において、前記固体
撮像素子駆動パルス発生回路がさらにデータセクレタ
と、該データセクレタを制御するためのフリップフロッ
プ回路と、前記ラッチ回路から前記水平期間開始パルス
を受信し該パルスを1水平期間より少し短い期間遅延さ
せて前記パルスカウンタおよび前記フリップフロップ回
路をリセットするリセットパルスを形成する1ラインア
ナログ遅延素子とを具えて、水平有効期間の開始から終
了までの期間は少なくとも前記パルスカウンタに加える
前記基準クロックパルスを遮断するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下に添付図面を参照し実施例により本発明
を詳細に説明する。図1は本発明による駆動装置の一実
施例を示すブロック線図である。図1において、基準ク
ロックパルス発振器1によって発生したクロックパルス
は、水平有効期間(映像期間)以外において接点d−e
が接続されているデータセレクタ2を介してパルスカウ
ンタ4およびラッチ回路6に入力され、ROM5やラッ
チ回路6などの周辺回路を動作させる。なお、本発明の
もとになっている、基準クロックパルス発振器1、パル
スカウンタ4、ROM5およびラッチ回路6で構成され
る固体撮像素子駆動パルス発生回路は、江川ほか「同期
性ノイズを抑圧したハイビジョンCCDセンサ用パルス
発生回路のIC化」テレビジョン学会技術報告Vol.17,
No. 16,pp 51 〜56,Mar. 1993 にその動作説明がなさ
れているので、詳細は当該文献(刊行物)を参照された
い。
を詳細に説明する。図1は本発明による駆動装置の一実
施例を示すブロック線図である。図1において、基準ク
ロックパルス発振器1によって発生したクロックパルス
は、水平有効期間(映像期間)以外において接点d−e
が接続されているデータセレクタ2を介してパルスカウ
ンタ4およびラッチ回路6に入力され、ROM5やラッ
チ回路6などの周辺回路を動作させる。なお、本発明の
もとになっている、基準クロックパルス発振器1、パル
スカウンタ4、ROM5およびラッチ回路6で構成され
る固体撮像素子駆動パルス発生回路は、江川ほか「同期
性ノイズを抑圧したハイビジョンCCDセンサ用パルス
発生回路のIC化」テレビジョン学会技術報告Vol.17,
No. 16,pp 51 〜56,Mar. 1993 にその動作説明がなさ
れているので、詳細は当該文献(刊行物)を参照された
い。
【0009】本発明は、この種従来周知の固体撮像素子
駆動パルス発生回路を、映像期間すなわち、水平有効期
間においてはその動作を停止(駆動パルスの基準信号と
なる基準クロックパルスを発生する基準クロックパルス
発振器は勿論動作し続けるが)させ、また水平有効期間
以外においては、1水平期間より少し短い期間遅延した
パルスをもとに1ライン周期のパルスを生成させるよう
にして回路を動作させ、必要な駆動パルスを取り出すよ
うにした点に特長があり、そのために上記基本となる回
路に必要な回路要素を付加し所望の動作を行わせるもの
であるが、これにつき説明する。
駆動パルス発生回路を、映像期間すなわち、水平有効期
間においてはその動作を停止(駆動パルスの基準信号と
なる基準クロックパルスを発生する基準クロックパルス
発振器は勿論動作し続けるが)させ、また水平有効期間
以外においては、1水平期間より少し短い期間遅延した
パルスをもとに1ライン周期のパルスを生成させるよう
にして回路を動作させ、必要な駆動パルスを取り出すよ
うにした点に特長があり、そのために上記基本となる回
路に必要な回路要素を付加し所望の動作を行わせるもの
であるが、これにつき説明する。
【0010】すなわち、水平有効期間以外においてパル
スカウンタ4にクロックパルスが入力されると、パルス
数に応じてカウンタ出力が変化し、ROM5のアドレス
データが変化する。ROM5には固体撮像装置において
必要な駆動パルスに関するデータが書き込まれており、
アドレスの変化にともないROM5のデータ出力も変化
し、そのデータをラッチ回路6によりラッチし、図示の
5種類のパルス信号(l〜oおよびf)を出力する。こ
こにパルス信号(l),(m)および(f)はデータセ
レクタ2および後述するフリップフロップ回路7を駆動
するのに必要なパルス信号(それぞれ水平有効期間開始
パルス、垂直ブランキングパルスおよび水平期間開始パ
ルス)を示し、またパルス信号nおよびoはそれぞれ水
平同期信号および固体撮像素子駆動用の素子駆動パルス
を示している。
スカウンタ4にクロックパルスが入力されると、パルス
数に応じてカウンタ出力が変化し、ROM5のアドレス
データが変化する。ROM5には固体撮像装置において
必要な駆動パルスに関するデータが書き込まれており、
アドレスの変化にともないROM5のデータ出力も変化
し、そのデータをラッチ回路6によりラッチし、図示の
5種類のパルス信号(l〜oおよびf)を出力する。こ
こにパルス信号(l),(m)および(f)はデータセ
レクタ2および後述するフリップフロップ回路7を駆動
するのに必要なパルス信号(それぞれ水平有効期間開始
パルス、垂直ブランキングパルスおよび水平期間開始パ
ルス)を示し、またパルス信号nおよびoはそれぞれ水
平同期信号および固体撮像素子駆動用の素子駆動パルス
を示している。
【0011】図2に、図1で示される回路各部のパルス
のタイミングチャートを示す。データセレクタ2におい
て、端子a,bは、データ接続の組合わせを決定する選
択用パルス信号入力端子である。図3に入力によるデー
タセレクタ2の接続組み合せを示す。データセレクタ2
の端子a,bに入力されるパルス信号として、aには垂
直ブランキングパルス(m)を、bには水平有効期間開
始パルス(l)をトリガーとしたフリップフロップ回路
7の出力が接続されている。垂直有効期間内では、常に
水平有効期間開始とともにデータセレクタ2において接
点c−eが接続されるようにする。これにより、パルス
カウンタ4およびラッチ回路6に入力されるクロックパ
ルスが停止するので、これらパルスカウンタ4およびラ
ッチ回路6は動作を停止した状態となる。なお図2のタ
イミングチャートで接点dおよびeにおけるパルスd,
eの×印は基準クロックパルスが入力されている期間を
示す。
のタイミングチャートを示す。データセレクタ2におい
て、端子a,bは、データ接続の組合わせを決定する選
択用パルス信号入力端子である。図3に入力によるデー
タセレクタ2の接続組み合せを示す。データセレクタ2
の端子a,bに入力されるパルス信号として、aには垂
直ブランキングパルス(m)を、bには水平有効期間開
始パルス(l)をトリガーとしたフリップフロップ回路
7の出力が接続されている。垂直有効期間内では、常に
水平有効期間開始とともにデータセレクタ2において接
点c−eが接続されるようにする。これにより、パルス
カウンタ4およびラッチ回路6に入力されるクロックパ
ルスが停止するので、これらパルスカウンタ4およびラ
ッチ回路6は動作を停止した状態となる。なお図2のタ
イミングチャートで接点dおよびeにおけるパルスd,
eの×印は基準クロックパルスが入力されている期間を
示す。
【0012】一方、水平期間開始パルス(f)は、例え
ばガラス遅延線などで構成され、遅延時間が1水平期間
より少し短いアナログ遅延素子3の入力端子に加えら
れ、当該期間遅延されて出力される。この遅れて出力さ
れたパルス(g)はフリップフロップ回路7のリセット
端子Rに加えられ、データセレクタ2の端子bがL
(低)レベルになることにより接点d−eが接続され、
再び基準クロックパルスがパルスカウンタ4およびラッ
チ回路6に加えられ、パルスカウンタ4が分周動作を開
始する。同時にアナログ遅延素子3の出力はパルスカウ
ンタ4のリセット端子Rにも入力され、カウンタ4がリ
セットされる(実際には、リセットされてから分周動作
を開始する)。このリセットされてから次にリセットさ
れるまでの時間が1水平ライン周期となるよう、アナロ
グ遅延素子3の遅延時間を調整することによって、1ラ
イン周期のパルス生成が始まり、このパルスは水平有効
期間(映像期間)の直前まで継続する。
ばガラス遅延線などで構成され、遅延時間が1水平期間
より少し短いアナログ遅延素子3の入力端子に加えら
れ、当該期間遅延されて出力される。この遅れて出力さ
れたパルス(g)はフリップフロップ回路7のリセット
端子Rに加えられ、データセレクタ2の端子bがL
(低)レベルになることにより接点d−eが接続され、
再び基準クロックパルスがパルスカウンタ4およびラッ
チ回路6に加えられ、パルスカウンタ4が分周動作を開
始する。同時にアナログ遅延素子3の出力はパルスカウ
ンタ4のリセット端子Rにも入力され、カウンタ4がリ
セットされる(実際には、リセットされてから分周動作
を開始する)。このリセットされてから次にリセットさ
れるまでの時間が1水平ライン周期となるよう、アナロ
グ遅延素子3の遅延時間を調整することによって、1ラ
イン周期のパルス生成が始まり、このパルスは水平有効
期間(映像期間)の直前まで継続する。
【0013】また、垂直ブランキング期間内において
は、データセレクタの接続点eにおける基準クロックパ
ルス(e)のタイミングチャート(図2参照)に示すよ
うに、同パルスがパルスカウンタ4に供給され続けるこ
とにより固体撮像素子駆動のために必要な同期信号や素
子駆動パルス(それぞれラッチ回路6の出力n,o)の
生成を継続する。
は、データセレクタの接続点eにおける基準クロックパ
ルス(e)のタイミングチャート(図2参照)に示すよ
うに、同パルスがパルスカウンタ4に供給され続けるこ
とにより固体撮像素子駆動のために必要な同期信号や素
子駆動パルス(それぞれラッチ回路6の出力n,o)の
生成を継続する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、水平有効期間内で動作
しているパルス信号が映像帯域外で単一なものであるた
め、飛び込みが原因となる縦縞状のノイズを皆無にする
ことができる。
しているパルス信号が映像帯域外で単一なものであるた
め、飛び込みが原因となる縦縞状のノイズを皆無にする
ことができる。
【図1】本発明による駆動装置の一実施例を示すブロッ
ク線図である。
ク線図である。
【図2】図1で示される回路各部のパルスのタイミング
チャートを示す図である。
チャートを示す図である。
【図3】データセレクタの接続組み合せを示す図であ
る。
る。
1 基準クロックパルス発振器 2 データセレクタ 3 1ラインアナログ遅延素子 4 パルスカウンタ 5 ROM 6 ラッチ回路 7 フリップフロップ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 敏紀 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも基準クロックパルスを発生す
る基準クロックパルス発振器1と、クロックパルス数に
応じてカウンタ出力が変化するパルスカウンタ4と、固
体撮像素子の走査に必要な駆動パルスに関するデータが
書き込まれているROM5と、該ROM5のデータ出力
をラッチし少なくとも水平期間開始パルス(f)および
固体撮像素子の駆動に関するパルス(n),(o)を出
力するラッチ回路6とを具える固体撮像素子駆動パルス
発生回路を有する固体撮像素子の駆動装置において、前
記固体撮像素子駆動パルス発生回路がさらにデータセク
レタ2と、該データセクレタ2を制御するためのフリッ
プフロップ回路7と、前記ラッチ回路6から前記水平期
間開始パルス(f)を受信し該パルス(f)を1水平期
間より少し短い期間遅延させて前記パルスカウンタ4お
よび前記フリップフロップ回路7をリセットするリセッ
トパルス(g)を形成する1ラインアナログ遅延素子3
とを具えて、水平有効期間の開始から終了までの期間は
少なくとも前記パルスカウンタ4に加える前記基準クロ
ックパルスを遮断するように構成されていることを特徴
とする固体撮像素子の駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像素子の駆動装置
において、前記1ラインアナログ遅延素子3に固体撮像
装置の一構成要素である輪隔強調回路用のアナログ遅延
素子を用いることを特徴とする固体撮像素子の駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156967A JPH0715671A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 固体撮像素子の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156967A JPH0715671A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 固体撮像素子の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715671A true JPH0715671A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15639242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156967A Pending JPH0715671A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 固体撮像素子の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715671A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6160488A (en) * | 1996-10-14 | 2000-12-12 | Denso Corporation | Anti-theft device using code type transponder |
JP2009065475A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Canon Inc | 撮像システム |
JP2009232446A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-10-08 | Canon Inc | 撮像装置、撮像システム、及び撮像装置の駆動方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5156967A patent/JPH0715671A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6160488A (en) * | 1996-10-14 | 2000-12-12 | Denso Corporation | Anti-theft device using code type transponder |
JP2009065475A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Canon Inc | 撮像システム |
JP2009232446A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-10-08 | Canon Inc | 撮像装置、撮像システム、及び撮像装置の駆動方法 |
US8363137B2 (en) | 2008-02-28 | 2013-01-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus and imaging system |
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