JPH0715494A - 電話機の送受話器 - Google Patents

電話機の送受話器

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Publication number
JPH0715494A
JPH0715494A JP4042093A JP4042093A JPH0715494A JP H0715494 A JPH0715494 A JP H0715494A JP 4042093 A JP4042093 A JP 4042093A JP 4042093 A JP4042093 A JP 4042093A JP H0715494 A JPH0715494 A JP H0715494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
sound
handset
water
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4042093A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ono
俊幸 小野
Masahiro Sato
正弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4042093A priority Critical patent/JPH0715494A/ja
Publication of JPH0715494A publication Critical patent/JPH0715494A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 [目的] 電話機の送受話器の音孔の内周面に汚れが付
着した場合においても、この汚れを外表面から拭くこと
によって容易に取去ることができるとともに、音孔の部
分に水が入っても毛細管現象を生ずることがなく、通話
障害が起らないようにした送受話器を提供することを目
的とする。 [構成] 送受話器11の受話部18および送話部19
にそれぞれ設けられている音孔20、21を、外方に開
放され、その開放角度が20度以上であって120度以
下の範囲内のテーパ穴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機の送受話器に係
り、とくに受話部と送話部とを備える送受話器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機の送受話器は図5に示すよ
うに構成されていた。すなわち送受話器1はその上端側
に受話部2を備えるとともに、下端側に送話部3を備
え、これらの受話部2と送話部3とをそれぞれ耳および
口の側に配して通話を行なうようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の送受
話器1の欠点は、その受話部2および送話部3にそれぞ
れ形成されている音孔4が図5に示すようにストレート
な小孔から構成されていたために、この音孔4に水5が
入ると、毛細管現象によって水5がなかなか落ちないと
いう問題があった。また音孔4の内周面に汚れ6が付着
すると、受話部2あるいは送話部3の外周側から拭いて
も容易に落ちず、汚れが取れ難いという欠点があった。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、音孔の部分に水が入っても容易に落下
し、あるいはまた汚れが音孔の内周面に付着しても、容
易に拭き取ることができるようにした電話機の送受話器
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、受話部ま
たは送話部の音孔を構成する小孔をテーパ穴とし、外方
に開放されるような形状としたことを特徴とする電話機
の送受話器に関するものである。
【0006】また第2の発明は、上記第1の発明におい
て、前記テーパ穴の開放角度が20度以上であって12
0度以下の範囲内であることを特徴とする電話機の送受
話器に関するものである。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、音孔を構成する小孔がテ
ーパ穴から構成され、外方に開放されるような形状にな
っているために、水がこの音孔に侵入しても毛細管現象
を生じ難くなる。また音孔の内周面に汚れが付着した場
合においても、外方に開放されているために外から拭う
と汚れが簡単に取れるようになる。
【0008】第2の発明によれば、テーパ穴の開放角度
が20度以上であって120度以内の範囲内になってい
るために、とくに付着した水の毛細管現象が発生し難く
なるとともに、外から拭った場合の汚れの除去が非常に
容易になる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る電話機の送受
話器を示すものであって、この送受話器はコードレスホ
ンの子機10の送受話器11を構成している。送受話器
11はスタンド12の凹部13内にその下端が受けられ
た状態で保持されるようになっている。しかもスタンド
12には子機10が前方へ倒れるのを防止するための保
持リング14が取付けられている。そして送受話器11
には上方へ突出するようにアンテナ15が設けられてい
る。
【0010】送受話器11は図2に示すように、その上
端側が受話部18になっており、下端側が送話部19に
なっている。これらの受話部18と送話部19の外表面
にはそれぞれ音孔20、21が形成されている。音孔2
0が形成されている受話部18の内側にはスピーカ22
が配されている。これに対して音孔21が形成されてい
る送話部19の内側にはマイクロホン23が配されてい
る。
【0011】上記スピーカ22は弾性体24を介して送
受話器11のプリント基板25上にマウントされてい
る。またこのプリント基板25上には複数のゴムスイッ
チ26が配されるとともに、このゴムスイッチ26に対
応してボタンキー27が配されている。ボタンキー27
は図1に示すように、この送受話器11の内側の表面に
臨んで配されている。
【0012】このようなコードレスホンの子機10の送
受話器11において、その受話部18に形成されている
音孔20は図3に示すようにテーパ穴から構成されてお
り、外方に開放されたような形状になっている。またそ
の送話部19に形成されている音孔21は図4に示すよ
うに同じく外方に開放されたテーパ穴から構成されてい
る。なおこれらの音孔20、21が形成されている部分
の肉厚は例えば2mmになっている。
【0013】このようにコードレスホンの送受話器11
の受話部18および送話部19にそれぞれ形成されてい
る音孔20、21を外方に向って開放されたようなテー
パ穴20、21から構成することによって、例えば図3
に示すように音孔20の内表面に汚れ31が付着した場
合においても、その外表面から布等で拭き取ることによ
り容易に除去される。すなわち汚れ31の除去が容易に
なる。また音孔20、21はともにテーパ穴から構成さ
れているために、水が入っても毛細管現象を発生し難く
なる。すなわちこれらの音孔20、21に侵入した水は
自然に流れ落ち、例え残ったとしても図4に示すように
膜状になるだけである。従ってこのような水32が通話
の妨げになることがなく、通話障害を発生し難くなる。
【0014】なお音孔20、21を構成するテーパ穴の
開放角度、すなわち図3および図4における角度θの値
は、20度〜120度の範囲内であることを要し、とく
に40〜90度の範囲内にすることがより好ましい。こ
のような角度にすることによって、汚れ31の除去効果
が高まるとともに、水32の毛細管現象の発生をより確
実に防止できる。なおθの角度を120度以上にする
と、穴の占める面積が大きくなって穴をあまり多く設け
ることができなくなる。またθの角度があまり小さいと
ストレートな音孔とほぼ同じくなり、従来と同様の欠点
を生ずることになる。
【0015】
【発明の効果】以上のように第1の発明は、受話部また
は送話部の音孔を構成する小孔をテーパ穴とし、外方に
開放されるような形状にしたものである。
【0016】従ってこのような構成によれば、音孔の内
周面に汚れが付着しても外側から容易に拭き取ることが
でき、あるいはまた水が音孔内に侵入しても、毛細管現
象を発生することがなく、容易に流れ落ち、例え残って
も膜状になるために通話障害とならない。
【0017】第2の発明は、上記音孔のテーパ穴の開放
角度を20度以上であって120度以下の範囲内にした
ものである。このような角度に設定することによって、
穴が占める面積があまり大きくなることがなく、しかも
ストレートな穴の音孔における欠点を効果的に解消する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コードレスホンの子機を示す外観斜視図であ
る。
【図2】コードレスホンの送受話器の一部を破断した側
面図である。
【図3】受話部側の音孔の拡大断面図である。
【図4】送話部側の音孔の拡大断面図である。
【図5】従来の送受話器の一部を破断した側面図であ
る。
【図6】従来の音孔の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 子機 11 送受話器 12 スタンド 13 凹部 14 保持リング 15 アンテナ 18 受話部 19 送話部 20、21 音孔 22 スピーカ 23 マイクロホン 24 弾性体 25 プリント基板 26 ゴムスイッチ 27 ボタンキー 31 汚れ 32 水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話部または送話部の音孔を構成する小
    孔をテーパ穴とし、外方に開放されるような形状とした
    ことを特徴とする電話機の送受話器。
  2. 【請求項2】 前記テーパ穴の開放角度が20度以上で
    あって120度以下の範囲内であることを特徴とする請
    求項1に記載の電話機の送受話器。
JP4042093A 1993-02-04 1993-02-04 電話機の送受話器 Pending JPH0715494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4042093A JPH0715494A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 電話機の送受話器

Applications Claiming Priority (1)

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JP4042093A JPH0715494A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 電話機の送受話器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0715494A true JPH0715494A (ja) 1995-01-17

Family

ID=12580174

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4042093A Pending JPH0715494A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 電話機の送受話器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464344B1 (ko) * 1997-12-23 2005-04-06 삼성전자주식회사 전화기 스피커의 그릴 구조
US8873783B2 (en) 2010-03-19 2014-10-28 Advanced Bionics Ag Waterproof acoustic element enclosures and apparatus including the same
US9132270B2 (en) 2011-01-18 2015-09-15 Advanced Bionics Ag Moisture resistant headpieces and implantable cochlear stimulation systems including the same

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