JPH07154317A - Tdma方式無線通信システム - Google Patents
Tdma方式無線通信システムInfo
- Publication number
- JPH07154317A JPH07154317A JP5326003A JP32600393A JPH07154317A JP H07154317 A JPH07154317 A JP H07154317A JP 5326003 A JP5326003 A JP 5326003A JP 32600393 A JP32600393 A JP 32600393A JP H07154317 A JPH07154317 A JP H07154317A
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- JP
- Japan
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- communication
- slot
- received
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特定通信スロットにデータエラーが生じて
も、別の通信スロットより正常なデータを受け取ること
が可能なTDMA方式のデジタル無線通信システムを提
供することを目的とする。 【構成】 1データフレームを構成する通信スロット中
の複数の通信スロットを用いて同一データの送受信を行
うようにした。
も、別の通信スロットより正常なデータを受け取ること
が可能なTDMA方式のデジタル無線通信システムを提
供することを目的とする。 【構成】 1データフレームを構成する通信スロット中
の複数の通信スロットを用いて同一データの送受信を行
うようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA方式のデジタ
ル無線通信システムに関する。
ル無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TDMA方式のデジタル無線通信
システムにおいては、1フレーム中の複数のスロットに
て各々異なるデータを送り、伝送するデータ容量が少な
い場合は、特定のスロットのみを用いてデータを送って
いた。
システムにおいては、1フレーム中の複数のスロットに
て各々異なるデータを送り、伝送するデータ容量が少な
い場合は、特定のスロットのみを用いてデータを送って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、バースト的なノイズ等により、1フレーム内
の通信に使用されている通信スロットにエラーが生じた
場合、音声、映像通信の場合は、ノイズの原因となり、
データ通信の場合は、再送制御に伴うデータ伝送効率の
悪化につながる。
来例では、バースト的なノイズ等により、1フレーム内
の通信に使用されている通信スロットにエラーが生じた
場合、音声、映像通信の場合は、ノイズの原因となり、
データ通信の場合は、再送制御に伴うデータ伝送効率の
悪化につながる。
【0004】本発明は、特定通信スロットにデータエラ
ーが生じても、別の通信スロットより正常なデータを受
け取ることが可能なTDMA方式のデジタル無線通信シ
ステムを提供することを目的とする。
ーが生じても、別の通信スロットより正常なデータを受
け取ることが可能なTDMA方式のデジタル無線通信シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1フレ
ーム内に複数の通信スロットをもつTDMA方式のデジ
タル無線回線を利用する無線端末と無線基地局からなる
デジタル無線通信システムにおいて、前記各通信スロッ
ト毎のデータエラーを検知する手段と、前記1フレーム
内の異なった通信スロットを用いて同一データを送信す
る手段と、受信した通信スロットのデータに誤りがあっ
た場合に、その通信スロットのデータを破棄する手段と
を有し、通信を行う際に、1フレーム内の複数の通信ス
ロットを用い、前記複数の通信スロットにて同一データ
を送受信し、受信側で受信データに誤りのない通信スロ
ットのデータを選択して、受信データに誤りのある通信
スロットのデータを破棄するタイムダイバーシチィ通信
を行うことにより、無線系のバーストノイズ発生に伴っ
て特定通信スロットにデータエラーが生じても、別の通
信スロットより正常なデータを受け取ることが可能とな
るので、データ通信時の再送制御回数を低減し、音声、
映像通信時のノイズを低減できる。
ーム内に複数の通信スロットをもつTDMA方式のデジ
タル無線回線を利用する無線端末と無線基地局からなる
デジタル無線通信システムにおいて、前記各通信スロッ
ト毎のデータエラーを検知する手段と、前記1フレーム
内の異なった通信スロットを用いて同一データを送信す
る手段と、受信した通信スロットのデータに誤りがあっ
た場合に、その通信スロットのデータを破棄する手段と
を有し、通信を行う際に、1フレーム内の複数の通信ス
ロットを用い、前記複数の通信スロットにて同一データ
を送受信し、受信側で受信データに誤りのない通信スロ
ットのデータを選択して、受信データに誤りのある通信
スロットのデータを破棄するタイムダイバーシチィ通信
を行うことにより、無線系のバーストノイズ発生に伴っ
て特定通信スロットにデータエラーが生じても、別の通
信スロットより正常なデータを受け取ることが可能とな
るので、データ通信時の再送制御回数を低減し、音声、
映像通信時のノイズを低減できる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の概念を利用したTDMA−
TDD方式のデジタル無線回線を利用するデジタルコー
ドレス電話(PHP)システムでのタイムダイバーシチ
ィ通信の概念を示す説明図である。
TDD方式のデジタル無線回線を利用するデジタルコー
ドレス電話(PHP)システムでのタイムダイバーシチ
ィ通信の概念を示す説明図である。
【0007】図1において、PHPシステムの1フレー
ムは、通信スロット1〜8で構成されている。また、P
HP用の無線端末9は、PHP用の無線基地局10と無
線接続され、前記無線基地局10は有線通信網11と接
続されている。
ムは、通信スロット1〜8で構成されている。また、P
HP用の無線端末9は、PHP用の無線基地局10と無
線接続され、前記無線基地局10は有線通信網11と接
続されている。
【0008】ここでは、回線接続中のPHP端末9と無
線基地局10との間で、通信スロットAと通信スロット
Cをタイムダイバーシチィ通信に用いる例を示してい
る。
線基地局10との間で、通信スロットAと通信スロット
Cをタイムダイバーシチィ通信に用いる例を示してい
る。
【0009】PHP端末9が送信に用いる通信スロット
AT1、CT3と、PHP無線基地局が送信に用いる通
信スロットAR5、CR7のそれぞれに同一のデータを
挿入し、1データフレーム単位のタイムダイバーシチィ
通信を行う。
AT1、CT3と、PHP無線基地局が送信に用いる通
信スロットAR5、CR7のそれぞれに同一のデータを
挿入し、1データフレーム単位のタイムダイバーシチィ
通信を行う。
【0010】図2は、本実施例における1通信スロット
受信時の処理の概要を示すフローチャートである。
受信時の処理の概要を示すフローチャートである。
【0011】まず、通信スロットデータを受信した際、
受信したスロットが自己の通信用に割当てられているも
のかどうかを判定する(S201)。そして、割当てら
れていない場合は、本発明の処理を終了する。
受信したスロットが自己の通信用に割当てられているも
のかどうかを判定する(S201)。そして、割当てら
れていない場合は、本発明の処理を終了する。
【0012】また、割当てられている場合は、今回のデ
ータフレームにおいて、正常スロット(データ誤りのな
いスロットデータ)を受信済みかどうか判定し(S20
2)、受信済みの場合は、今回の受信スロットデータを
破棄し(S205)、受信済みでない場合は、受信した
スロットのデータが正常(誤りがない)であるかどうか
を判定する(S203)。そして、正常でない場合は、
今回の受信スロットデータを破棄し(S205)、正常
である場合は、今回の受信スロットデータを採用し(S
204)、処理を終了する。
ータフレームにおいて、正常スロット(データ誤りのな
いスロットデータ)を受信済みかどうか判定し(S20
2)、受信済みの場合は、今回の受信スロットデータを
破棄し(S205)、受信済みでない場合は、受信した
スロットのデータが正常(誤りがない)であるかどうか
を判定する(S203)。そして、正常でない場合は、
今回の受信スロットデータを破棄し(S205)、正常
である場合は、今回の受信スロットデータを採用し(S
204)、処理を終了する。
【0013】また、受信スロットデータを破棄した時
は、さらに今回受信した通信スロットがデータフレーム
の最終スロットであるかを判定し(S206)、最終ス
ロットである場合には、再送要求処理(S207)を行
った後に処理を終了し、最終スロットでない場合には、
そのまま処理を終了する。
は、さらに今回受信した通信スロットがデータフレーム
の最終スロットであるかを判定し(S206)、最終ス
ロットである場合には、再送要求処理(S207)を行
った後に処理を終了し、最終スロットでない場合には、
そのまま処理を終了する。
【0014】このように、1データフレーム中の複数の
通信スロットに同一のデータを挿入した1データフレー
ム単位のタイムダイバーシチィ通信を行うと、割当てら
れた通信スロットのいずれかが正常に受信できれば、正
常なデータの通信が行えるので、バースト的なノイズに
強いPHP通信サービスの提供が可能となる。
通信スロットに同一のデータを挿入した1データフレー
ム単位のタイムダイバーシチィ通信を行うと、割当てら
れた通信スロットのいずれかが正常に受信できれば、正
常なデータの通信が行えるので、バースト的なノイズに
強いPHP通信サービスの提供が可能となる。
【0015】なお、前記実施例においては、TDMA方
式の無線通信システムとして、PHPシステムでの利用
例について述べたが、これ以外にも、時分割多重方式を
用いているデジタル無線通信システムに利用することも
可能である。
式の無線通信システムとして、PHPシステムでの利用
例について述べたが、これ以外にも、時分割多重方式を
用いているデジタル無線通信システムに利用することも
可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1データフレームを構成する通信スロット中の複数の通
信スロットを用いて同一データの送受信を行うことで、
バースト的なノイズ等により、1フレーム内の通信に使
用されている通信スロットにエラーが生じた場合の音声
や映像通信のノイズを軽減できるとともに、データ通信
の再送制御に伴うデータ伝送効率の悪化を軽減できる効
果がある。
1データフレームを構成する通信スロット中の複数の通
信スロットを用いて同一データの送受信を行うことで、
バースト的なノイズ等により、1フレーム内の通信に使
用されている通信スロットにエラーが生じた場合の音声
や映像通信のノイズを軽減できるとともに、データ通信
の再送制御に伴うデータ伝送効率の悪化を軽減できる効
果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
1〜8…通信スロット、 9…無線端末、 10…無線基地局、 11…有線通信網。
Claims (1)
- 【請求項1】 1フレーム内に複数の通信スロットをも
つTDMA方式のデジタル無線回線を利用する無線端末
と無線基地局とで構成されたデジタル無線通信システム
において、 前記各通信スロット毎のデータエラーを検知するデータ
エラー検知手段と、前記1フレーム内の異なった通信ス
ロットを用いて同一データを送信する送信手段と、受信
した通信スロットのデータに誤りがあった場合に、同通
信スロットのデータを破棄するデータ破棄手段とを有
し、 通信を行う際に、1フレーム内の複数の通信スロットを
用い、前記複数の通信スロットにて同一データを送受信
し、受信側で受信データに誤りのない通信スロットのデ
ータを選択して、受信データに誤りのある通信スロット
のデータを破棄するタイムダイバーシチィ通信を行うこ
とを特徴とするデジタル無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5326003A JPH07154317A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | Tdma方式無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5326003A JPH07154317A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | Tdma方式無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154317A true JPH07154317A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=18183013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5326003A Pending JPH07154317A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | Tdma方式無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07154317A (ja) |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5326003A patent/JPH07154317A/ja active Pending
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