JPH0715362Y2 - ボトムプラウ装置 - Google Patents
ボトムプラウ装置Info
- Publication number
- JPH0715362Y2 JPH0715362Y2 JP12419888U JP12419888U JPH0715362Y2 JP H0715362 Y2 JPH0715362 Y2 JP H0715362Y2 JP 12419888 U JP12419888 U JP 12419888U JP 12419888 U JP12419888 U JP 12419888U JP H0715362 Y2 JPH0715362 Y2 JP H0715362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shear knife
- jointer
- view
- knife
- blade edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【産業上の利用分野】 この考案はボトムプラウ装置に関し、さらに詳しくは、
シェアナイフ、ならびに、ジョインタを備えて構成した
ボトムプラウ装置に関する。
シェアナイフ、ならびに、ジョインタを備えて構成した
ボトムプラウ装置に関する。
従来知られているシェアナイフをもつボトムプラウ装置
は、シェアの作業進行方向の前方にシェアナイフをも
ち、さらに、その前方にジョインタを備えた構成であ
る。 したがって、第3図に示すようにジョインタが反転する 土Rの肩口R1を断面形状3角形にカットして 溝RGに飛ばし、その直後をシェアナイフがスリットを形
成し、ボトムがスリットに沿って移動することで、この
スリットから 壁RWに至る 幅分を反転させる構成になっている。
は、シェアの作業進行方向の前方にシェアナイフをも
ち、さらに、その前方にジョインタを備えた構成であ
る。 したがって、第3図に示すようにジョインタが反転する 土Rの肩口R1を断面形状3角形にカットして 溝RGに飛ばし、その直後をシェアナイフがスリットを形
成し、ボトムがスリットに沿って移動することで、この
スリットから 壁RWに至る 幅分を反転させる構成になっている。
上述のようなボトムプラウ装置では、プラウイング作業
の進行方向の先頭がジョインタになっていることから、
圃場表面に麦稈などの残渣物がある場合、ジョインタが
その残渣物を引掛けて移動し、このとき、 土の反転側と反対側に延びる麦稈が次の麦稈を呼込んで
次第に大きな塊となり、その麦稈の塊がジョイタンとシ
ェアナイフとの間の空間に詰まり、ボトムによる麦稈の
鋤込みを妨げる問題があった。 また、枕地などで耕起を始めようとするとき、最初は浅
起しになるが、このとき麦稈などがジョインタとシェア
ナイフの間に詰りがちである。 そこで、この考案はシェアナイフによる麦稈などの詰ま
りが生じないボトムプラウ装置を提供することを目的と
するものである。
の進行方向の先頭がジョインタになっていることから、
圃場表面に麦稈などの残渣物がある場合、ジョインタが
その残渣物を引掛けて移動し、このとき、 土の反転側と反対側に延びる麦稈が次の麦稈を呼込んで
次第に大きな塊となり、その麦稈の塊がジョイタンとシ
ェアナイフとの間の空間に詰まり、ボトムによる麦稈の
鋤込みを妨げる問題があった。 また、枕地などで耕起を始めようとするとき、最初は浅
起しになるが、このとき麦稈などがジョインタとシェア
ナイフの間に詰りがちである。 そこで、この考案はシェアナイフによる麦稈などの詰ま
りが生じないボトムプラウ装置を提供することを目的と
するものである。
上述のような目的を達成するために、この考案は、ボト
ムにおけるシェヤ先端部の未耕地側に下端部を固定し、
側面視上上端部が作業進行方向後方に傾いて配置すると
共に、その刃縁が垂直面に沿って配置されたシェアナイ
フを備えるボトムプラウ装置において、ボトムの側面視
上上記シェアナイフの刃縁線より後方にあって、上記シ
ェアナイフの刃縁線に概ね平行に配置されその軸方向に
移動自在に上端が取り付けられたジョインタステーの下
端に取り付けられ、上記シェアナイフの刃縁線とれき土
反転方向に20〜40mm程オフセットしたジョインタを備え
て構成したことを特徴とするものである。
ムにおけるシェヤ先端部の未耕地側に下端部を固定し、
側面視上上端部が作業進行方向後方に傾いて配置すると
共に、その刃縁が垂直面に沿って配置されたシェアナイ
フを備えるボトムプラウ装置において、ボトムの側面視
上上記シェアナイフの刃縁線より後方にあって、上記シ
ェアナイフの刃縁線に概ね平行に配置されその軸方向に
移動自在に上端が取り付けられたジョインタステーの下
端に取り付けられ、上記シェアナイフの刃縁線とれき土
反転方向に20〜40mm程オフセットしたジョインタを備え
て構成したことを特徴とするものである。
以下、この考案の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。先ず、第1図はボトムプラウ装置の正面図であり、
符号1はボトムプラウ装置を構成するフレームを示し、
このフレーム1にビーム2の一端が固定されており、ビ
ーム2の下端部はモールドボード11,シェア12,ランドサ
イド13で形成されるボトム10に固定されており、シェヤ
12の先端部の未耕地側には刃縁3Aが垂直面に沿って含ま
れるシェアナイフ3の下端部が固定されている。このシ
ェアナイフ3は正面視上未耕地側に傾いており、側面視
上上端部が作業進行方向の後方に傾いた姿勢になってい
る。 そして、ジョインタステー4は、シェアナイフ3の刃縁
3Aが描く傾斜線と側面視上平行になるように且つ、その
軸方向に移動自在になるように、その上端部をビーム2
に対してホルダ4Aを介して取り付けられ、適当な位置で
ロックボルト4Bにより固定できるようにしている。 さらに、ジョインタステー4の下端部4Cは 土の反転側にオフセットし、その下端部にジョインタ5
が取付けられ、このジョインタ5のポイント5Pは側面視
上前記シェアナイフ3の中心線3Xに沿っており、また、
正面視上ジョインタ5とシェアナイフ3との間に、残渣
物の種類や、ボトムの耕幅などで定められる幅方向約20
〜40mm位の空間Gが形成されている。 具体的にはボトムの耕幅30cmのとき、空間Gは30mm位が
よい。 この考案のボトムプラウ装置を用いたプラウイング作業
では、圃場表面に麦稈などが散在しているような状態の
場合でも、先ず、シェアナイフ3が散在している麦稈を
持ち上げ、その直後をジョインタ5のポイント5Pが持ち
上げられた麦稈をすくい上げ、 土の反転側に麦稈などを移動させて、シェアナイフ3
と、ジョインタ5との間に20〜40cm位の比較的大きな空
間Gが形成されているので、この空間Gに麦稈などが詰
まることなくプラウイング作業を行い得る。
る。先ず、第1図はボトムプラウ装置の正面図であり、
符号1はボトムプラウ装置を構成するフレームを示し、
このフレーム1にビーム2の一端が固定されており、ビ
ーム2の下端部はモールドボード11,シェア12,ランドサ
イド13で形成されるボトム10に固定されており、シェヤ
12の先端部の未耕地側には刃縁3Aが垂直面に沿って含ま
れるシェアナイフ3の下端部が固定されている。このシ
ェアナイフ3は正面視上未耕地側に傾いており、側面視
上上端部が作業進行方向の後方に傾いた姿勢になってい
る。 そして、ジョインタステー4は、シェアナイフ3の刃縁
3Aが描く傾斜線と側面視上平行になるように且つ、その
軸方向に移動自在になるように、その上端部をビーム2
に対してホルダ4Aを介して取り付けられ、適当な位置で
ロックボルト4Bにより固定できるようにしている。 さらに、ジョインタステー4の下端部4Cは 土の反転側にオフセットし、その下端部にジョインタ5
が取付けられ、このジョインタ5のポイント5Pは側面視
上前記シェアナイフ3の中心線3Xに沿っており、また、
正面視上ジョインタ5とシェアナイフ3との間に、残渣
物の種類や、ボトムの耕幅などで定められる幅方向約20
〜40mm位の空間Gが形成されている。 具体的にはボトムの耕幅30cmのとき、空間Gは30mm位が
よい。 この考案のボトムプラウ装置を用いたプラウイング作業
では、圃場表面に麦稈などが散在しているような状態の
場合でも、先ず、シェアナイフ3が散在している麦稈を
持ち上げ、その直後をジョインタ5のポイント5Pが持ち
上げられた麦稈をすくい上げ、 土の反転側に麦稈などを移動させて、シェアナイフ3
と、ジョインタ5との間に20〜40cm位の比較的大きな空
間Gが形成されているので、この空間Gに麦稈などが詰
まることなくプラウイング作業を行い得る。
以上の説明から明らかなように、この考案のボトムプラ
ウ装置は、作業進行方向に沿ってシェアナイフの後方に
ジョインタを配置し、さらに、シェアナイフと、正面視
ジョインタとの間に幅20〜40cm位の空間をもたせて構成
したから、圃場面の残渣物をシェアナイフで持ち上げて
も、ジョインタとの間にその残渣物が詰まることなくジ
ョインタにより 土反転側に移動させ得、反転 土の移動流れを円滑に行わせることができる効果があ
る。
ウ装置は、作業進行方向に沿ってシェアナイフの後方に
ジョインタを配置し、さらに、シェアナイフと、正面視
ジョインタとの間に幅20〜40cm位の空間をもたせて構成
したから、圃場面の残渣物をシェアナイフで持ち上げて
も、ジョインタとの間にその残渣物が詰まることなくジ
ョインタにより 土反転側に移動させ得、反転 土の移動流れを円滑に行わせることができる効果があ
る。
添付図面はこの考案の実施例を示し、第1図はボトムプ
ラウ装置の正面図、第2図は同側面図、第3図はジョイ
ンタの作用を示す説明図である。 1…フレーム 2…ビーム 3…シェアナイフ、3A…刃縁 4…ジョインタステー、4A…ホルダ、4B…ロックボル
ト、4C…下端部 5…ジョインタ G…空間
ラウ装置の正面図、第2図は同側面図、第3図はジョイ
ンタの作用を示す説明図である。 1…フレーム 2…ビーム 3…シェアナイフ、3A…刃縁 4…ジョインタステー、4A…ホルダ、4B…ロックボル
ト、4C…下端部 5…ジョインタ G…空間
Claims (1)
- 【請求項1】ボトムにおけるシェヤ先端部の未耕地側に
下端部を固定し、側面視上上端部が作業進行方向後方に
傾いて配置すると共に、その刃縁が垂直面に沿って配置
されたシェアナイフを備えるボトムプラウ装置におい
て、 ボトムの側面視上上記シェアナイフの刃縁線より後方に
あって、上記シェアナイフの刃縁線に概ね平行に配置さ
れその軸方向に移動自在に上端が取り付けられたジョイ
ンタステーの下端に取り付けられ、上記シェアナイフの
刃縁線とれき土反転方向に20〜40mm程オフセットしたジ
ョインタを備えて構成したことを特徴とするボトムプラ
ウ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12419888U JPH0715362Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | ボトムプラウ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12419888U JPH0715362Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | ボトムプラウ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246501U JPH0246501U (ja) | 1990-03-30 |
JPH0715362Y2 true JPH0715362Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31373720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12419888U Expired - Lifetime JPH0715362Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | ボトムプラウ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715362Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4795657B2 (ja) * | 2004-08-05 | 2011-10-19 | スガノ農機株式会社 | 前犂用起立片を備えるボトム |
JP2006296227A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Sugano Farm Mach Mfg Co Ltd | ボトム |
-
1988
- 1988-09-21 JP JP12419888U patent/JPH0715362Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0246501U (ja) | 1990-03-30 |
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