JP4795657B2 - 前犂用起立片を備えるボトム - Google Patents
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Description
さらに、プラウ作業における作業性と、土中の環境を整えるために、作業機には数々のアタッチメントと云われる機能拡大機器が装備され、使用されている。
1、 土壌、地表面の残渣物や、植生の根を垂直方向に切断して、作業時の牽引抵抗をすくなくし、形の整ったれき溝を形成するために、作業機のフレームに取付けたディスクコールタが使用され、耕深上下、耕幅左右の調整機構を備えている。
2、 ディスクコールタの後方位置にあって、ボトムに先行して緑肥、雑草などの根を斜め切断し、3次元曲面板でボトムの反転前方に放擲させるジョインタが使用され、このジョインタは作業機のフレームに取付けられ、ディスクコールタ同様に耕深上下、耕幅左右方向に調整機構を備えている。
3、 地表面に浮いている茎稈残渣物を飛散させることなく、ボトムのれき土反転前方に落下させるカバーボードが使用され、このカバーボードはモールドボードの上部に取り付けられ、取付け先端部を支点に後部が上下に、および後部が前後調整機構を備えている。
これらは、土中の環境を整えるボトムの機能をさらに満足させるために、浅耕、深耕の度にそれぞれ単独に上下方向に緑肥作物別、雑草等圃場条件に合わせる耕幅左右方向等に作業位置を調節できるようになっている。
言い換えると、浅耕、深耕の度にそれぞれの上下方向の位置を調節する必要がある。
言い換えると、ボトム20とトラクタTとの間にディスクコールタ1、ジョインタ2、カバーボード3を装備するための空間が必要になる。
この空間を確保するために作業機全体の長さ寸法が大きくなり、多連型の作業機にあっては、その長さがさらに拡大され、牽引抵抗が増大する傾向にあり、作業上の安定性欠如の原因になり兼ねない。
なお、詳しい説明は、本発明の実施態様の項目において、両者を比較しながらその説明を行うことにする。
以上の説明に関連して、本出願人により提案されているものを先行例文献として挙げる。
この文献では、上方起立部4aに透孔8が穿けられていて、この透孔8を利用して何らかの他の部品を取付けることでボトムとしての機能拡大を試みている。
これはシェアの強度アップによる耐久性の向上のほか、必要部品を取付けや易くするための工夫が披瀝されている。
これにより、アタッチメントとしてのジョインタや、カバーボードの取付け空間を特別に形成する必要がなくなる。
そして、前記シェア24のランドサイド側の側縁に沿い、かつ、作業進行方向に沿って垂直な面に沿って起立片31が起立形成されていて、この起立片31の下縁はシェアを含む水平面に沿っていて、シェアに対して直角に曲げられた形状で、一体的に形成されている。
この起立片31は作業進行方向に沿い比較的薄い板厚形状で、作業進行方に向かって刃縁31Hをもち、耕深方向に高さをもち、その高さはれき溝の深さより高い寸法が与えられている。
この場合、図7(B)に示すように、起立片31の下端部はシェア側に直角に曲げられて、取付け片31Tが形成されていて、この取付け片31Tの厚さに対応する窪み型の取付け溝21Mがフロッグ21のランドサイド側の縁に形成されている。
言い換えると、取付け片31Tを収容できる深さの取付け溝21Mであり、シェア24の裏側においてフロッグ21との間に形成される取付け空間21Kに収容されて、シェア24、取付け片31T、フロッグ21の3者がボルトXにより結合されている。
この取付け部31Kは起立片31の後端縁の高さ方向に沿ってフランジ状に張り出してモールドボード22の反転空間側に張出して形成したもので、この取付け部31KにボルトXを用いて取付けてある。
この取付け部31Kに対する取付け位置の変更でジョインタ32の起立片31に対する高さ方向の位置を選択することができるようになっている。
本来のジョインタ32として機能するために、下端縁には雑草などの根を斜め切断する機能として、刃縁32Hが形成されている。
この場合、起立片31に対して取付け部31Kを設けたものの他、取付け部31Kを発展させてジョインタとして使用することができる。言い換えると、起立片31とジョインタ32とがボルトXを使用せずに一体的に形成されたものである。
また、前犂であるジョインタなどのれき土と接触する面には土の付着を防止する目的をもって、スチール板あるいは、これに樹脂板を取付けたものを取付けることができる。
さらに、ジョインタ32の反転側端部にはカバーボード33がジョインタ32と同様にボルトXにより取付けられていて、取付ける際のボルト孔の選択によりカバーボード33のジョインタ32に対する取付け位置を高さ方向、作業幅方向に調節して反転具合の調節を行うことができるようになっている。
これらの調節用に穿ったボルト孔は、そのボルト孔の位置、数、形状により調節領域が予め決められる。
また、起立片31に対してジョインタ32を取付けた場合、ジョインタ32の最前縁を起立片31の刃縁31Hの延長線上に存在する刃縁32Tとすることが望ましい。
とくに、起立片31に対して、プラウ作業機におけるアタッチメントを構成する前犂としてのジョインタ32、そのカバーボード33を取付けるようになっている。
1 ディスクコールタ
2 ジョインタ
3 カバーボード
20 ボトム
21 フロッグ
22 モールドボード
23 ランドサイド
23S ランドサイド先頭部材
24 シェア
25 シン部材
31 起立片
31K 取付け部
31H 刃縁
32 ジョインタ
32H 刃縁
32T 刃縁
33 カバーボード
X ボルト(あるいはボルト孔)
T トラクタ
Claims (4)
- フロッグに、れき土を水平にせん断するシェアと、該シェアから供給されるれき土を反転しながら砕土し放擲する3次元曲面をもつモールドボードと、ランドサイドと、が取付けられて構成され、前犂用起立片を備えるプラウ作業機用ボトムにおいて、
前記モールドボードの前方かつ側方に位置し、前記シェアのランドサイド側の側縁に沿い該シェアと一体に形成され、かつ、作業進行方向に沿って垂直な面に沿って起立した前犂用起立片が設けられており、該前犂用起立片は、作業進行方向に向かって刃縁を有し、れき土を垂直にせん断してれき溝を形成するものであり、
前記前犂用起立片には、モールドボードの前方に張出して位置するように、ジョインタの一端部が取付けられており、該ジョインタは、緑肥及び雑草の根を切断しモールドボードの前方に放擲させるものであり、
前記ジョインタの他端部には、カバーボードが取付けられており、該カバーボードは地表面に浮いている茎稈残渣物を飛散させることなく、ボトムの前方に落下させるものであり、
前記ランドサイドは、作業進行に際しては、前記れき溝のれき壁に沿って前進し、れき土の反転、放擲で受ける側圧を受け、プラウ作業機の作業姿勢を安定させて、進行方向に対する耕起幅を保持するものであることを特徴とする前犂用起立片を備えるプラウ作業機用ボトム。 - 前記前犂用起立片にジョインタの一端部が取付けられる位置は、上下方向に調節自在であることを特徴とする請求項1記載の前犂用起立片を備えるプラウ作業機用ボトム。
- 前記前犂用起立片にジョインタの一端部が取付けられる位置は、作業進行方向に沿って前後に調整自在であることを特徴とする請求項1記載の前犂用起立片を備えるプラウ作業機用ボトム。
- フロッグに、れき土を水平にせん断するシェアと、該シェアから供給されるれき土を反転しながら砕土し放擲する3次元曲面をもつモールドボードと、ランドサイドと、が取付けられて構成され、前犂用起立片を備えるプラウ作業機用ボトムにおいて、
前記モールドボードの前方かつ側方に位置し、前記シェアのランドサイド側の側縁に沿い形成され、かつ、作業進行方向に沿って垂直な面に沿って起立した前犂用起立片が設けられており、該前犂用起立片は、作業進行方向に向かって刃縁を有し、れき土を垂直にせん断してれき溝を形成するものであり、しかも該前犂用起立片は、これと直角に曲げられて形成された取付け部をもち、前記取付け部が前記シェアと前記フロッグに挟まれて取付けられており、
前記前犂用起立片には、モールドボードの前方に張出して位置するように、ジョインタの一端部が取付けられており、該ジョインタは、緑肥及び雑草の根を切断しモールドボードの前方に放擲させるものであり、
前記ジョインタの他端部には、カバーボードが取付けられており、該カバーボードは地表面に浮いている茎稈残渣物を飛散させることなく、ボトムの前方に落下させるものであり、
前記ランドサイドは、作業進行に際しては、前記れき溝のれき壁に沿って前進し、れき土の反転、放擲で受ける側圧を受け、プラウ作業機の作業姿勢を安定させて、進行方向に対する耕起幅を保持するものであることを特徴とする前犂用起立片を備えるプラウ作業機用ボトム。
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