JPH07153344A - キー構造 - Google Patents

キー構造

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JPH07153344A
JPH07153344A JP31750893A JP31750893A JPH07153344A JP H07153344 A JPH07153344 A JP H07153344A JP 31750893 A JP31750893 A JP 31750893A JP 31750893 A JP31750893 A JP 31750893A JP H07153344 A JPH07153344 A JP H07153344A
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JP
Japan
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key top
key
light emitting
film substrate
emitting diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP31750893A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Komata
功夫 小俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07153344A publication Critical patent/JPH07153344A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明効率が良く、高輝度の発光素子を用いな
くても、十分な明るさでキートップを照明することので
きるキー構造を提供する。 【構成】 機器ケース1の開口部21に出没自在に配設
された透光性を有する合成樹脂製のキートップ22と、
このキートップ22の下側に配設され、キートップ22
に対応して発光ダイオード26が設けられた可撓性を有
するフィルム基板25と、このフィルム基板25の下側
に配設され、キートップ22の押圧操作に応じて回路基
板5上の一対の固定接点7を導通させるゴムシート4と
を具備した。したがって、発光ダイオード26でキート
ップ22を直接照明することができるので、照明効率が
良く、高輝度の発光ダイオードを用いなくても、十分な
明るさでキートップ22を照明することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はキー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話においては、暗い所でも
使用することができるように、ダイヤルキーを照明する
ようにしたものがある。このような携帯電話のキー構造
は、例えば図4および図5に示すように構成されてい
る。すなわち、機器ケース1に設けられた複数の円形状
の開口部2には、鍔部を有する透明樹脂製のキートップ
3がそれぞれ機器ケース1の内部から出没自在に挿入さ
れている。また、機器ケース1内におけるキートップ3
の下側には、ゴムシート(接点部材)4を介して回路基
板5が配設されている。ゴムシート4には、各キートッ
プ3を弾力的に押し上げる膨出部6がキートップ3と対
応して設けられている。この膨出部6の内部には、回路
基板5上に設けられた一対の固定接点7に接離可能に接
触して一対の固定接点7を導通させるための可動接点8
が設けられている。また、回路基板5上には、キートッ
プ3を照明するための光源としての発光ダイオード(発
光素子)9が、図4に示すように相互に隣接し合う4つ
のキートップ3の中間位置に対応して設けられている。
すなわち、4つのキートップ3の中間位置に対応させて
発光ダイオード9を設けるのは、キートップ3と対応す
る個所の回路基板5上に一対の固定接点7が設けられて
いるため、この部分に発光ダイオード9を設けることが
できないからである。このため、このキー構造では、発
光ダイオード9の光をキートップ3に導くために、ゴム
シート4を透明なシリコンゴムなどで形成するととも
に、ゴムシート4と機器ケース1との間にゴムシート4
を透過した発光ダイオード9からの光をキートップ3に
導く導光板10を設けた構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のキー構造では、発光ダイオード9からの光を
ゴムシート4を透過させた上、この透過した光を導光板
10によってキートップ3に導く間接照明であるから、
照明効率が悪く、十分な明るさでキートップ3を照明す
るためには輝度の高い発光ダイオード9を使用しなけれ
ばならない。特に、1つの発光ダイオード9で複数のキ
ートップ3を照明するためには、非常に輝度の高い発光
ダイオード9が必要となるが、輝度が高くなると、消費
電力が増大したり、発光ダイオード9が大型化したりす
るため、携帯電話などでは輝度を高くすることに限度が
あり、このため十分な明るさでキートップ3を照明する
ことができないという問題がある。この発明は、上記事
情に鑑みてなされたもので、照明効率が良く、高輝度の
発光素子を用いなくても、十分な明るさでキートップを
照明することのできるキー構造を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、機器ケースの開口部に出没自在に配設
された透光性を有するキートップと、このキートップの
下側に配設され、キートップに対応して発光素子が設け
られた可撓性を有するフィルム基板と、このフィルム基
板の下側に配設され、キートップの押圧操作に応じて接
点を導通させる接点部材とを具備したものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、透光性を有するキートップ
の下側に可撓性を有するフィルム基板を配設し、このフ
ィルム基板に発光素子をキートップに対応させて設けた
ので、発光素子でキートップを直接照明することがで
き、このため照明効率が良く、高輝度の発光素子を用い
なくても、十分な明るさでキートップを照明することが
できる。この場合、請求項2に記載の如く、フィルム基
板の接点部材と対向する面にキートップが押圧されたと
きに接点部材に接触する接点を設ければ、キー構造全体
の薄型化を図ることができる。
【0006】
【実施例】以下、図1を参照して、この発明のキー構造
の第1実施例を説明する。なお、図4および図5に示さ
れた従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。機器ケース1には、下面側に座ぐり部20を
有する円形状の複数の開口部21が設けられている。開
口部21内には、透明樹脂もしくは半透明樹脂からなる
キートップ22がそれぞれ出没自在に配置されている。
キートップ22の下部周縁には、開口部21の座ぐり部
20内に挿入する抜け止め用の鍔部23が設けられてい
るとともに、キートップ22の下面中央には、半球状の
凹部24が設けられている。この場合、キートップ22
の下面は、鍔部23が座ぐり部20内に挿入したとき
に、機器ケース1の内面(下面)と同一平面となるよう
になっている。
【0007】キートップ22の下側における機器ケース
1の内面には、可撓性を有するフィルム基板25が配置
されている。このフィルム基板25の上面には、複数の
発光ダイオード26が各キートップ22に対応し、かつ
各キートップ22の凹部24内に収納された状態で設け
られている。なお、フィルム基板25の下側には、従来
例と同様、ゴムシート4を介して回路基板5が配設され
ている。ゴムシート4は、キートップ22に対応する膨
出部6がフィルム基板25を介してキートップ22を弾
力的に押し上げるとともに、膨出部6の内部に設けられ
た可動接点8が回路基板5上に設けられた一対の固定接
点7に接離可能に接触して一対の固定接点7を導通させ
るようになっている。
【0008】このようなキー構造では、キートップ22
の下側に可撓性を有するフィルム基板25を配設し、こ
のフィルム基板25に発光ダイオード26をキートップ
22に対応させて設けたので、発光ダイオード26でキ
ートップ22を直接照明することができ、このため照明
効率が良く、高輝度の発光ダイオード26を用いなくて
も、十分な明るさでキートップ22を照明することがで
きる。この場合、キートップ22の下面に設けられた半
球状の凹部24内に発光ダイオード26が収納されてい
ることにより、発光ダイオード26がキートップ22の
内部に位置し、かつ発光ダイオード26からの光が半球
状の凹部24の球面に向けて放射状に照射され、これら
の放射光がキートップ22の上面側に向けて屈折される
ことになるので、特に照明効率が良く、キートップ22
を非常に明るく照明することができる。なお、このキー
構造では、キートップ22の下側に配設されたフィルム
基板25が可撓性を有しているので、キートップ22を
押圧したときにフィルム基板25が弾性的に伸び、これ
によりキートップ22がゴムシート4の膨出部6を弾性
変形させて回路基板5上の一対の固定接点7を良好に導
通させることができる。
【0009】次に、図2を参照して、この発明のキー構
造の第2実施例を説明する。なお、図1に示された第1
実施例と同一部分には同一符号を付し、その説明は適宜
省略する。キートップ22の下側における機器ケース1
の内面には、可撓性を有する透明なフィルム基板30が
配置されている。このフィルム基板30の上面には、第
1実施例と同様に複数の発光ダイオード26が各キート
ップ22に対応し、かつ各キートップ22の凹部24内
に収納された状態で設けられている。また、フィルム基
板30の下面には、一対の可動接点31が各キートップ
22に対応して設けられている。フィルム基板30の下
方には、接点部材32を搭載した基板33が配設されて
いる。接点部材32は、フィルム基板30の一対の可動
接点31を包むようにフィルム基板30の下面に各キー
トップ22に対応して配置された金属ドーム34と、こ
の金属ドーム34を基板33上に支持するクリックゴム
35とからなり、これら全体の厚さが第1実施例のゴム
シート4の膨出部6よりも薄く形成された構造となって
いる。この場合、金属ドーム34は、ほぼ半球状に形成
され、キートップ22が押圧されたときに、フィルム基
板30を介して弾性変形して一対の可動接点31に接触
して一対の可動接点31を導通させた上、弾性復帰力に
よりフィルム基板30を介してキートップ22を元の初
期位置に復帰させるようになっているとともに、フィル
ム基板30を透過した発光ダイオード26からの光をキ
ートップ22に向けて反射するリフレクタの役目をも兼
ねた構造となっている。
【0010】このようなキー構造では、第1実施例と同
様、発光ダイオード26でキートップ22を直接照明す
ることができるとともに、フィルム基板30を透過した
発光ダイオード26からの光を金属ドーム34がキート
ップ22に向けて反射させることができるので、第1実
施例のものよりも、照明効率が良く、十分な明るさでキ
ートップ22を照明することができる。また、このキー
構造では、フィルム基板30の下面にキートップ22の
押圧操作時に金属ドーム34が接触して導通する一対の
可動接点31を設けたので、第1実施例のようなゴムシ
ート4が不要となり、ゴムシート4の膨出部6よりも厚
さの薄い接点部材32を用いることができ、これにより
キー構造全体の薄型化を図ることができる。
【0011】なお、上記第2実施例では、キートップ2
2の下側における機器ケース1の内面にフィルム基板3
0を直接配置したが、これに限らず、例えば図3(a)
に示すように、機器ケース1の内面に防水シート36を
設け、この防水シート36の下面にフィルム基板30を
接着するようにしてもよい。この場合、防水シート36
は防水性を確保するために機器ケース1の開口部21の
周縁部分(図3(b)に示す斜線部分)を除く機器ケー
ス1の内面に接着剤により接着され、フィルム基板30
はキートップ22の押圧操作に応じて円滑に伸縮させる
ために相互に隣接し合う4つのキートップ22の中間位
置に対応するような中間部分(図3(b)に黒丸で示す
部分)およびフィルム基板30の両端部分(図3(b)
に黒帯で示す部分)のみが接着剤で接着されている。こ
のようにすれば、キー操作性が良く、防水性に優れたキ
ー構造を得ることができる。
【0012】また、上記各実施例では、携帯電話に適用
した場合について述べたが、これに限らず、携帯用無線
機などの電子機器にも広く適用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、透光性を有する合成樹脂製のキートップの下側に可
撓性を有するフィルム基板を配設し、このフィルム基板
に発光素子をキートップに対応させて設けたので、発光
素子でキートップを直接照明することができ、このため
照明効率が良く、高輝度の発光素子を用いなくても、十
分な明るさでキートップを照明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のキー構造を示す要部断
面図。
【図2】この発明の第2実施例のキー構造を示す要部断
面図。
【図3】図2の変形例を示し、(a)はその要部拡大断
面図、(b)は防水シートおよびフィルム基板の接着位
置を示す図。
【図4】従来の携帯電話の要部平面図。
【図5】図4のA−A断面図。
【符号の説明】
1 機器ケース 4 ゴムシート 7 固定接点 21 開口部 22 キートップ 25、30 フィルム基板 26 発光ダイオード 31 可動接点 32 接点部材 36 防水シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ケースの開口部に出没自在に配設さ
    れた透光性を有するキートップと、 前記キートップの下側に配設され、前記キートップに対
    応して発光素子が設けられた可撓性を有するフィルム基
    板と、 前記フィルム基板の下側に配設され、前記キートップの
    押圧操作に応じて接点を導通させる接点部材と、 を具備したことを特徴とするキー構造。
  2. 【請求項2】 前記フィルム基板の前記接点部材と対向
    する面には、前記キートップが押圧されたときに、前記
    接点部材に接触する接点が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載のキー構造。
  3. 【請求項3】 前記キートップと前記フィルム基板との
    間には可撓性を有する防水シートが設けられていること
    を特徴とする請求項1、2記載のキー構造。
JP31750893A 1993-11-25 1993-11-25 キー構造 Pending JPH07153344A (ja)

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