JPH0715238B2 - 推進工法用の推進装置 - Google Patents

推進工法用の推進装置

Info

Publication number
JPH0715238B2
JPH0715238B2 JP1079108A JP7910889A JPH0715238B2 JP H0715238 B2 JPH0715238 B2 JP H0715238B2 JP 1079108 A JP1079108 A JP 1079108A JP 7910889 A JP7910889 A JP 7910889A JP H0715238 B2 JPH0715238 B2 JP H0715238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propulsion
receiving
receiving surface
retaining
spherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1079108A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02256796A (ja
Inventor
輝夫 壁内
勝彦 向野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1079108A priority Critical patent/JPH0715238B2/ja
Publication of JPH02256796A publication Critical patent/JPH02256796A/ja
Publication of JPH0715238B2 publication Critical patent/JPH0715238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 推進体の複数個が継手部を介して屈曲自在に連結され、
前記継手部が、前記推進体の推進方向前端部に推進体長
手方向に沿う姿勢で設けられた軸部と、その軸部の先端
部に設けられた球状部と、前記推進体の推進方向後端部
に前記球状部の外周面に外嵌するように設けられた受部
とから成り、前記受部は、前記球状部の推進方向前方側
への移動を受け止める推進用の受面と、前記球状部の推
進方向後方側への移動を受け止める抜止用の受面とを備
えている推進工法用の推進装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の推進工法用の推進装置では、第5図に示すよう
に、球状部(12b)の中心を通る断面視において、推進
用の受面(13a)の推進体径方向での内方端部と抜止用
の受面(13b)の推進体径方向での内方端部とを推進体
径方向において同じ位置に位置させて、推進用の受面
(13a)と抜止用の受面(13b)とがほぼ同一の面積を有
するように構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、推進工法用の推進装置では、受部の推進用の受
面や抜止用の受面の面積を極力広くして、スラスト力の
ために、受部が早期に摩耗損傷することを回避すること
が望まれる。
しかしながら、推進用の受面や抜止用の受面の面積を大
きくすべく、推進用の受面や抜止用の受面の推進体径方
向での内方端部を推進体径方向内方側に位置させると、
抜止用の受面の推進体径方向内方側端部が軸部へ接触す
ることによって隣り合う推進体同士の最大屈曲角が小さ
くなる。これを防止するため、軸部の直径を小さくする
ことが考えられるが、この場合軸部の強度が小さくな
り、推進体同士の接続強度が小さくなる。従って、従来
の推進装置では、隣り合う推進体同士の最大屈曲角を大
きくしながらも、受部の摩耗損傷を回避することと、推
進体同士の接続強度の低下を回避することを満足させる
ことができないものであり、改善が望まれていた。
本発明は、隣合う推進体同士の最大屈曲角を大きくしな
がらも、受部の摩耗損傷を回避し、しかも推進体同士の
接続強度の低下を回避できる推進工法用の推進装置を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、前記受部が、前
記球状部の中心を通る断面視において、前記推進用の受
面の推進体径方向での内方端部を、前記抜止用の受面の
推進体径方向での内方端部よりも推進体径方向内方側に
位置させて、前記推進用の受面が前記抜止用の受面より
も広い面を有するように構成されている点を特徴として
いる。
〔作用〕
受部の推進体受面に作用するスラスト力は、推進体を土
中を推進させるに伴う反力として作用するものであるた
め大きなものであるが、受部の抜止め用受面に作用する
スラスト力は、推進体を土中から引き抜くに伴う反力と
して作用するものであるため小さなものである。
そこで、推進用の受面は積極的に広くして、推進に伴う
大きなスラスト力でも十分に受け止められるようにす
る。また、抜止用の受面は推進用の受面よりも狭くし
て、軸部の直径を細くすることなしに最大屈曲角を極力
大きくできるようにする。
〔発明の効果〕
その結果、隣り合う推進体同士の最大屈曲角を大きくし
ながらも、受部の摩耗損傷を回避し、しかも、推進体同
士の接続強度の低下を回避できるものであり、もって、
冒記要望を満足させて、一層良好に使用できる推進工法
用の推進装置を得るに至った。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、外面が円筒面状の推進体として
の、推進用ヘッド(1)や複数の推進管(2)が継手部
(J)を介して屈曲自在に連結されて、土中において屈
曲しながら推進していくことが可能な推進工法用の推進
装置を構成してある。
第1図に示すように、推進用ヘッド(1)は、管状の推
進用ヘッド本体(1A)と、推進用ヘッド本体(1A)に対
してその長手方向に沿う軸芯(P)周りで回動自在な掘
削部(3)、及び掘削部(3)を回転操作する操作装置
(4)から成る。
前記掘削部(3)には、推進管(2)を地中推進させる
に伴って土圧を受けて、その土圧を受けた方向に推進用
ヘッド(1)の推進方向を向けるための受圧面(F)
を、長手方向と交差する傾斜面に形成し、更に、水を噴
射して旋回推進方向側の土質を軟弱化させて旋回推進性
を向上させるための水噴射ノズル(5)を設けてある。
つまり、前記推進用ヘッド(1)を直進させる時は、推
進用ヘッド本体(1A)に対して掘削部(3)を回転させ
ながら推進させていく。また、推進用ヘッド(1)を旋
回させる時には、旋回させるべき側に土圧を受けるよう
に受圧面(F)を向けて推進させていく。水噴射ノズル
(5)によって旋回方向側の土質が軟弱化されているた
めに、土から受ける抵抗が少なくて推進用ヘッド(1)
は抵抗少なく旋回していく。
尚、図示はしないが、例えば前記掘削部(3)の内部に
は重錘式のセンサを内蔵して、土中においても受圧面
(F)が上下左右いかなる方向に向いているかを検出で
きるようになっている。これにより、上述の如く受圧面
(F)の向きを変更する際に、受圧面(F)の向きを所
望の向きに適切に向けることができる。
前記操作装置(4)は、推進用ヘッド本体(1A)に内嵌
され、且つ、キー(6)によって回動を規制されて往復
動する筒状の油圧ピストン(7)と、掘削部(3)の後
部に相対回転不能に連結され、且つ、油圧ピストン
(7)が嵌合螺合する螺合溝を備えている回転軸(8)
と、圧油を吸排して油圧ピストン(7)を往復移動させ
る一対の圧油供給部(9A),(9B)とを有している。
そして前記回転軸(8)の内部には、水噴射ノズル
(5)に水を供給するための配管(10)を通してあり、
この配管(10)は、圧油供給部(9A),(9B)に接続さ
れている2本の油圧配管(11A),(11B)と共に後述す
る継手部材(12)を通して後方の推進管(2)へ導いて
ある。
かかる構造により、一方の圧油供給部(9A又は9B)から
圧油を供給し、他方の圧油供給部(9A又は9B)から圧油
を戻すと、それによって油圧ピストン(7)が往復移動
するとともに、この油圧ピストン(7)に螺合している
回転軸(8)が正逆に回転し、掘削部(3)が軸芯
(P)周りに回転駆動されるようになっている。この油
圧ピストン(7)が一往復する間に、掘削部(3)は少
なくとも360度以上回転するようになっている。
ところで詳しくは説明しないが、掘削部(3)を硬質の
土壌で回転する際には、推進用ヘッド本体(1A)が反力
によって逆方向に回転しようとする。これを防止するた
めに、例えば推進ヘッド本体(1A)の外周面に推進体長
手方向に沿う突条を設けたり、或いは、上述の配管(11
A),(11B)と推進用ヘッド(1)とを連結することに
よって、推進用ヘッド(1)の回り止めを図るようにす
るとよい。
次に、前記推進用ヘッド(1)とその後方で隣接する推
進管(2)との連結する継手部(J)の構造について説
明する。尚、推進管(2)同士を連結する継手部(J)
も同じ構造である。
前記推進用ヘッド(1)と推進管(2)との連結のため
に継手部材(12)を設けている。この継手部材(12)
は、推進管(2)の長手方向に沿う姿勢で設けてあり、
後部に形成された軸部(12a)と、その軸部(12a)の前
部に形成された球状部(12b)とからなる。継手部材(1
2)の軸部(12a)は推進管(2)の前部に内嵌固定して
あり、継手部材(12)の球状部(12b)は推進用ヘッド
(1)の後部に設けた受部(13)に摺動自在に内嵌して
ある。前記受部(13)は、後方からの押し込み力に相当
する推進用のスラスト力を受け止める推進用の受面(13
a)と、推進装置を土中から抜く際の後方からの引っ張
り力に相当する引き抜き用のスラスト力を受け止める抜
止用の受面(13b)を形成してある。
前記推進用の受面(13a)は、推進用の強いスラスト力
を受けるために広い面にして強度を高めてあり、抜止用
の受面(13b)は、抜き引き用のスラスト力が弱いこと
と、受部(13)の後端の内周部と軸部(12b)の隙間を
十分に保つことで最大屈曲角が損なわれないようにする
こととを考慮して、推進用の受面(13a)に比較して狭
い面にしてある。即ち、第3図及び第4図に示すよう
に、前記球状部(12b)の中心を通る断面視において、
前記推進用の受面(13a)の内側の端部を、前記抜止用
の受面(13b)の内側の端部よりも軸芯(P)側に位置
させて、前記推進用の受面(13a)が前記抜止用の受面
(13b)よりも広い面を有するようにしている。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、この記入により本発明は添付図面の
構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る推進工法用の推進装置の実施例を示
し、第1図は推進用ヘッドの縦断側面図、第2図は推進
装置の全体側面図、第3図は第1図のIII−III線断面
図、第4図は第1図のIV−IV線断面図であり、第5図は
従来の推進用ヘッドの断面側面図である。 (1),(2)……推進体、(12a)……軸部、(12b)
……球状部、(13)……受部、(13a)……推進用の受
面、(13b)……抜止用の受面、(J)……継手部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】推進体(1),(2)の複数個が継手部
    (J)を介して屈曲自在に連結され、前記継手部(J)
    が、前記推進体(1),(2)の推進方向前端部に推進
    体長手方向に沿う姿勢で設けられた軸部(12a)と、そ
    の軸部(12a)の先端部に設けられた球状部(12b)と、
    前記推進体(1),(2)の推進方向後端部に前記球状
    部(12b)の外周面に外嵌するように設けられた受部(1
    3)とから成り、前記受部(13)は、前記球状部(12b)
    の推進方向前方側への移動を受け止める推進用の受面
    (13a)と、前記球状部(12b)の推進方向後方側への移
    動を受け止める抜止用の受面(13b)とを備えている推
    進工法用の推進装置であって、前記受部(13)は、前記
    球状部(12b)の中心を通る断面視において、前記推進
    用の受面(13a)の推進体径方向での内方端部を、前記
    抜止用の受面(13b)の推進体径方向での内方端部より
    も推進体径方向内方側に位置させて、前記推進用の受面
    (13a)が前記抜止用の受面(13b)よりも広い面を有す
    るように構成されている推進工法用の推進装置。
JP1079108A 1989-03-29 1989-03-29 推進工法用の推進装置 Expired - Fee Related JPH0715238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1079108A JPH0715238B2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 推進工法用の推進装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1079108A JPH0715238B2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 推進工法用の推進装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02256796A JPH02256796A (ja) 1990-10-17
JPH0715238B2 true JPH0715238B2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=13680707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1079108A Expired - Fee Related JPH0715238B2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 推進工法用の推進装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0715238B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4795159B2 (ja) * 2006-08-07 2011-10-19 長野油機株式会社 小口径トンネル形成用掘削装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02256796A (ja) 1990-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6530439B2 (en) Flexible hose with thrusters for horizontal well drilling
US5255749A (en) Steerable burrowing mole
US4974688A (en) Steerable earth boring device
AU2001251251A1 (en) Flexible hose with thrusters for horizontal well drilling
EP0812976A3 (en) Underground apparatus for directional drilling without earth removal
JPH0715238B2 (ja) 推進工法用の推進装置
JPH0739992Y2 (ja) アーティキュレート式シールド掘進機
JP2866577B2 (ja) 推進工法用推進体
JPH0715237B2 (ja) 推進工法
JP2866578B2 (ja) 推進工法用推進体
JPH0768859B2 (ja) 推進工法用の推進装置
GB2350630A (en) Cutter device propelled and steered by fluid ejected through nozzles
JPH0547832Y2 (ja)
JP3961071B2 (ja) 管押し込み用複推進機
JPH02161097A (ja) 推進工法用掘削機
JPH02161096A (ja) 推進工法用掘削機
JP4551427B2 (ja) 圧入推進装置
JP2866576B2 (ja) 推進工法用推進体
JPS6340543Y2 (ja)
JP4569856B2 (ja) 掘削体及び掘削方法
JP3295757B2 (ja) 可撓性管の推進埋設工法及びその装置
JPH01269781A (ja) 既設の本管を新しい本管と取り替える方法および装置
JPH04138492U (ja) 推進工法用推進装置
JPH02261193A (ja) 推進工法
JP4883427B2 (ja) 掘削体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees