JPH07151143A - 転がり軸受 - Google Patents
転がり軸受Info
- Publication number
- JPH07151143A JPH07151143A JP5299260A JP29926093A JPH07151143A JP H07151143 A JPH07151143 A JP H07151143A JP 5299260 A JP5299260 A JP 5299260A JP 29926093 A JP29926093 A JP 29926093A JP H07151143 A JPH07151143 A JP H07151143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deep groove
- groove ball
- bearing
- ball bearing
- inner ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
- F16C19/55—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction with intermediate floating or independently-driven rings rotating at reduced speed or with other differential ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、単一の故障により機能を喪失すること
が避けられなかった軸受を、フェールセーフ化し、単一
故障による機能喪失が起こらないようにすること。 【構成】 ２つの深溝玉軸受を同軸上に配置し、内側の
深溝玉軸受１の外輪４ａと、外側の深溝玉軸受２の内輪
５ｂとを直結させ、外側の深溝玉軸受２の外輪４ｂを従
来の深溝玉軸受の外輪とし、内側の深溝玉軸受１の内輪
５ａを従来の深溝玉軸受の内輪として１つの軸受として
構成する。これにより、２つの深溝玉軸受の一方が故障
しても、もう一方の深溝玉軸受が正常に機能する限り、
軸受としての機能は失われない。
が避けられなかった軸受を、フェールセーフ化し、単一
故障による機能喪失が起こらないようにすること。 【構成】 ２つの深溝玉軸受を同軸上に配置し、内側の
深溝玉軸受１の外輪４ａと、外側の深溝玉軸受２の内輪
５ｂとを直結させ、外側の深溝玉軸受２の外輪４ｂを従
来の深溝玉軸受の外輪とし、内側の深溝玉軸受１の内輪
５ａを従来の深溝玉軸受の内輪として１つの軸受として
構成する。これにより、２つの深溝玉軸受の一方が故障
しても、もう一方の深溝玉軸受が正常に機能する限り、
軸受としての機能は失われない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は転がり軸受に関し、特に
高い信頼性が要求される宇宙機器用の軸受に関する。
高い信頼性が要求される宇宙機器用の軸受に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から用いられている最も一般的な転
がり軸受は、深溝玉軸受である。その従来の深溝玉軸受
はＪＩＳ Ｂ ０１０４の図２０１に示されている。そ
の一般的な深溝玉軸受は、図２に示すように、外輪４と
内輪５と保持器６と玉７とを有している。外輪４は支持
構造（ハウジング）８に嵌めて固定され、内輪５は軸３
に嵌めて固定される。
がり軸受は、深溝玉軸受である。その従来の深溝玉軸受
はＪＩＳ Ｂ ０１０４の図２０１に示されている。そ
の一般的な深溝玉軸受は、図２に示すように、外輪４と
内輪５と保持器６と玉７とを有している。外輪４は支持
構造（ハウジング）８に嵌めて固定され、内輪５は軸３
に嵌めて固定される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の深溝玉軸受
は、図２に示すように構成されているから、外輪４と玉
７、内輪５と玉７、玉７と保持器６の間の潤滑剤が失わ
れたり、異物の混入により、それぞれの間の運動が円滑
でなくなった場合、摩擦トルクが増大し、軸受としての
機能を失ってしまう。図２の従来の深溝玉軸受には、そ
の構造上これらの機能喪失に対して有効な回避手段がな
かった。また、軸受を使用する機構部品は、軸受の故障
が機構部品全体の故障に波及してしまい、信頼性確保の
点で軸受が制約となっていた。このように、従来の転が
り軸受には信頼性に関して解決すべき課題があった。
は、図２に示すように構成されているから、外輪４と玉
７、内輪５と玉７、玉７と保持器６の間の潤滑剤が失わ
れたり、異物の混入により、それぞれの間の運動が円滑
でなくなった場合、摩擦トルクが増大し、軸受としての
機能を失ってしまう。図２の従来の深溝玉軸受には、そ
の構造上これらの機能喪失に対して有効な回避手段がな
かった。また、軸受を使用する機構部品は、軸受の故障
が機構部品全体の故障に波及してしまい、信頼性確保の
点で軸受が制約となっていた。このように、従来の転が
り軸受には信頼性に関して解決すべき課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の転がり軸受は、
従来の深溝玉軸受の外側に同軸上にもう１つの深溝玉軸
受を設け、内側の深溝玉軸受の外輪を外側の深溝玉軸受
の内輪に直結してなっている。
従来の深溝玉軸受の外側に同軸上にもう１つの深溝玉軸
受を設け、内側の深溝玉軸受の外輪を外側の深溝玉軸受
の内輪に直結してなっている。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の転がり軸受の断面図であ
る。深溝玉軸受１及び深溝玉軸受２が、軸３の中心線９
を共通の軸線として、同軸に配置され、深溝玉軸受１の
外輪４ａと深溝玉軸受２の内輪５ｂとが直結されてい
る。深溝玉軸受１および２の軌道は、軸３の中心線９に
垂直な１つの平面内にある。外輪４ａと内輪５ｂとを直
結するには、両者を嵌め合わせてもよいし、ゆるく嵌め
合わせてから接着剤で固定してもよいし、両者を一体で
成形することにより構成してもよい。軸３は深溝玉軸受
１の内輪５ａに嵌合されて固定されている。図１の実施
例では、２つの深溝玉軸受１又は２のうちのどちらか一
方が故障して軸受としての機能を低下しもしくは喪失し
ても、残りの軸受が機能するかぎり本軸受全体としては
完全に機能し、機能の低下や喪失をきたすことはない。
る。図１は本発明の一実施例の転がり軸受の断面図であ
る。深溝玉軸受１及び深溝玉軸受２が、軸３の中心線９
を共通の軸線として、同軸に配置され、深溝玉軸受１の
外輪４ａと深溝玉軸受２の内輪５ｂとが直結されてい
る。深溝玉軸受１および２の軌道は、軸３の中心線９に
垂直な１つの平面内にある。外輪４ａと内輪５ｂとを直
結するには、両者を嵌め合わせてもよいし、ゆるく嵌め
合わせてから接着剤で固定してもよいし、両者を一体で
成形することにより構成してもよい。軸３は深溝玉軸受
１の内輪５ａに嵌合されて固定されている。図１の実施
例では、２つの深溝玉軸受１又は２のうちのどちらか一
方が故障して軸受としての機能を低下しもしくは喪失し
ても、残りの軸受が機能するかぎり本軸受全体としては
完全に機能し、機能の低下や喪失をきたすことはない。
【０００６】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、２つの
深溝玉軸受を同軸上に配置し、組み合わせて１つの軸受
として構成しているので、構成する１つの深溝玉軸受が
故障しても軸受としての機能を失わないフェールセーフ
の機能を有する。本発明の転がり軸受を使用することに
より、従来、軸受部の故障という単一故障点を持ち信頼
性上問題のある機構部品から、単一故障を排除すること
が可能になる。特に、宇宙機器には原則として単一故障
点のないことが要求されるにもかかわらず、軸受部を有
する機器のフェールセーフ化は不可能であったのに、本
発明の軸受の採用により、軸受部を有する機器のフェー
ルセーフ化が実現できることとなった。
深溝玉軸受を同軸上に配置し、組み合わせて１つの軸受
として構成しているので、構成する１つの深溝玉軸受が
故障しても軸受としての機能を失わないフェールセーフ
の機能を有する。本発明の転がり軸受を使用することに
より、従来、軸受部の故障という単一故障点を持ち信頼
性上問題のある機構部品から、単一故障を排除すること
が可能になる。特に、宇宙機器には原則として単一故障
点のないことが要求されるにもかかわらず、軸受部を有
する機器のフェールセーフ化は不可能であったのに、本
発明の軸受の採用により、軸受部を有する機器のフェー
ルセーフ化が実現できることとなった。
【図１】本発明の一実施例の断面図。
【図２】従来の深溝玉軸受の断面図。
１ 深溝玉軸受（内側） ２ 深溝玉軸受（外側） ３ 軸 ４ 外輪 ５ 内輪 ６ 保持器 ７ 玉 ８ 支持構造（ハウジング）
Claims (2)
- 【請求項１】 中心軸に関して同軸上に配置された２つ
の深溝玉軸受から構成され、外側の深溝玉軸受の外輪を
ハウジングに嵌め合わされる側とし、外側の深溝玉軸受
の内輪と内側の玉軸受の外輪が結合され、内側の深溝玉
軸受の内輪を軸に嵌め合わされる側とすることを特徴と
する転がり軸受。 - 【請求項２】 内側および外側の深溝玉軸受の軌道が軸
に垂直な１つの平面内にあることを特徴とする請求項１
に記載の転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5299260A JPH07151143A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5299260A JPH07151143A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07151143A true JPH07151143A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=17870239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5299260A Pending JPH07151143A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07151143A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008206473A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用リール |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3088019B2 (ja) * | 1995-07-31 | 2000-09-18 | 富士通株式会社 | 媒体処理装置及び媒体処理方法 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5299260A patent/JPH07151143A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3088019B2 (ja) * | 1995-07-31 | 2000-09-18 | 富士通株式会社 | 媒体処理装置及び媒体処理方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008206473A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用リール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960625 |