JPH0715077U - 台部に対して、回動自在の支柱を取り付け、その支柱に、脚の囲いを取り付けたローラースケート、車輪付きスケート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前、後のローラー、前、後の車輪等に、つ
め車装置を取り付けたローラースケート、車輪付きスケ
ートに於いて、台部に対して、回動自在の支柱を取り付
け、その支柱に、脚の囲いを取り付けてローリング方向
の捻転を防止して、足首の捻挫を防ぐこと、足首の屈伸
運動を制約しないので、疲労を減ずること、支柱が脚の
適正位置から前後方向にずれて移動してしまうことを防
止すること等を目的とする。 【構成】 前、後のローラー、前、後の車輪等に、つめ
車装置を取り付けたローラースケート、車輪付きスケー
トに於いて、台部に対して、回動自在の支柱を取り付
け、その支柱に、脚の囲いを取り付けたローラースケー
ト、車輪付きスケートである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、前、後のローラー、前、後の車輪等に、つめ車装置を取り付けたロ ーラースケート、車輪付きスケートのスケート靴に代えて、台部に対して、回動 自在の支柱を取り付け、その支柱に、脚の囲いを取り付けたことに関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ローラースケートのスケート靴が足首とその上方や周辺を覆って、足、 脚に固定しているので、それによって、ローリング方向の捻転を防止し、足首の 捻挫を防いでいた。

【０００３】

【考案が解決しよぅとする課題】

従来のローラースケートで走行する時は、足首の屈伸運動を繰り返さないが、 前、後のローラー、前、後の車輪等に、つめ車装置を取り付けたローラースケー ト、車輪付きスケートは、路面を後方に蹴って走行するから、足首のスナップ運 動を繰り返すので、スケート靴であると足首の疲労が増す。そこで、前、後のロ ーラー、前、後の車輪等に、つめ車装置を取り付けたローラースケート、車輪付 きスケートに於いて、台部に対して、回動自在の支柱を取り付け、その支柱に付 けてあるベルトを膝下の脚に結付することにより、ローリング方向の捻転を防止 するから足首の捻挫を防ぎ、且つ、足首の屈伸運動を制約しないので、疲労を減 ずるが、使用中に、その支柱が脚の適正位置から前後方向にずれて移動してしま う。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そこで、その支柱に、脚の囲いを取り付けて、支柱が脚の適正位置から前後方 向にずれて移動してしまうことを防止する。又、従来のローラースケート、片足 が一輪のスケートに、本考案の内容を適用しても効果は無い。路面を蹴って走行 する方法が側方でなく、後方であることが、本考案を適用して効果を得るのであ る。では、従来のローラースケートのブレーキシュウではどうかと言うと、それ は、主たる駆動、加速用の部材ではないから、その走行方法に本考案の内容を適 用しても、効果は期待出来ない。

【０００５】

【作用】

台部に対して、回動自在の支柱を取り付け、その支柱に、脚の囲いを取り付け たローラースケート、車輪付きスケートは、足首の屈伸運動を容易にし、そして 、脚の囲いが支柱を、脚の適正位置から前後方向にずれて移動してしまうことを 防止する作用がある。

【０００６】

【実施例】

実施例について、図面を参照してせつめいする。図１は、台部（１）に対して 、回動自在の支柱（４）を取り付け、その支柱に、脚の囲い（８、９）を取り付 けた斜視図の図例である。前、後のローラー、前、後の車輪等に、つめ車装置を 取り付けたローラーや車輪等の図示は省略してある。台部（１）の、くるぶしの 辺りに固定してある中空軸（２）に、軸（３）を回動自在に遊嵌してあり、そし て、その端部に一体構造で上方へ伸びる支柱（４）を取り付けた構造の、台部（ １）に対して、回動自在の支柱（４）を取り付け、その支柱に、脚の囲い（８、 ９）を取り付けたローラースケート、車輪付きスケートにするものである。支柱 （４）に付けたベルト（５）を膝下の脚に付けることにより、ローリング方向の 捻転を防止するから足首の捻挫を防ぎ、且つ、足首の屈伸運動を制約しない。脚 の囲い（８、９）を前後に分割してある理由は、脚の囲いの前後間の長さを延長 、短縮して調節する為であり、この図例では、骨材に孔（１０、１１）を設けて あるから、重ね合わせて支柱（４）からボルトを貫通し、固定するようにしてあ る。孔（１０）の向こう側には、脚の囲い（９）の骨材に設けた孔の一部が見え る。又、支柱（４）を左右対称に、左側の孔も同様である。そして、脚の囲い（ ８、９）には、ピン（１５）、及び、それと同様に左側の脚の囲い（８）にもピ ンを取り付けたベルト（１２、１３）を付けてあり、それを脚に締めればベルト （５）の着装は省略出来る。台部（１）に取り付けた足の甲を締めるバンド（７ ）と、踵や足首を締めるバンド（８）を図示してある。尚、本考案のローラース ケート、車輪付きスケートは、路面を後方に蹴った後は片足立ちで慣性走行をす るので、小石を噛むと車輪が停止してスリップをするから空気タイヤを採用する ものであるが、その図示は省略してある。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおりに構成されているので、路面を後方に蹴りなから走行 する時に、足首の屈伸運動を制約しないので疲労を減少し、そして、ローリング 方向の捻転を防止するから足首の捻挫を防止し、更に、支柱が脚の適正位置から 前後方向にずれて移動してしまうことを防止する。

【提出日】平成６年４月１３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】

【実施例】

実施例について、図面を参照してせつめいする。図１は、台部（１）に対して 、回動自在の支柱（４）を取り付け、その支柱に、脚の囲い（８、９）を取り付 けた斜視図の図例である。前、後のローラー、前、後の車輪等に、つめ車装置を 取り付けたローラーや車輪等の図示は省略してある。台部（１）の、くるぶしの 辺りに固定してある中空軸（２）に、軸（３）を回動自在に遊嵌してあり、そし て、その端部に一体構造で上方へ伸びる支柱（４）を取り付けた構造の、台部（ １）に対して、回動自在の支柱（４）を取り付け、その支柱に、脚の囲い（８、 ９）を取り付けたローラースケート、車輪付きスケートにするものである。支柱 （４）に付けたベルト（５）を膝下の脚に付けることにより、ローリング方向の 捻転を防止するから足首の捻挫を防ぎ、且つ、足首の屈伸運動を制約しない。脚 の囲い（８、９）を前後に分割してある理由は、脚の囲いの前後間の長さを延長 、短縮して調節する為であり、この図例では、骨材に孔（１０、１１）を設けて あるから、重ね合わせて支柱（４）からボルトを貫通し、固定するようにしてあ る。孔（１０）の向こう側には、脚の囲い（９）の骨材に設けた孔の一部が見え る。又、支柱（４）を左右対称に、左側の孔も同様である。そして、脚の囲い（ ８、９）には、ピン（１５）、及び、それと同様に左側の脚の囲い（８）にもピ ンを取り付けたベルト（１２、１３）を付けてあり、それを脚に締めればベルト （５）の着装は省略出来る。台部（１）に取り付けた足の甲を締めるバンド（６ ）と、踵や足首を締めるバンド（７）を図示してある。尚、本考案のローラース ケート、車輪付きスケートは、路面を後方に蹴った後は片足立ちで慣性走行をす るので、小石を噛むと車輪が停止してスリップをするから空気タイヤを採用する ものであるが、その図示は省略してある。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、台部（１）に対して、回動自在の支柱
（４）を取り付け、その支柱に、脚の囲い（８、９）を
取り付けた斜視図の図例である。

【符号の説明】

１ 台部、２ 中空軸、３ 軸、４ 支柱、５ ベル
ト、６ 足の甲を締めるバンド、７ 踵や足首を締める
バンド、８、９ 脚の囲い、１０、１１ 孔、１２、１
３ ベルト、１４ ボルト

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【手続補正書】

【提出日】平成６年４月１３日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、台部（１）に対して、回動自在の支
柱（４）を取り付け、その支柱に、脚の囲い（８、９）
を取り付けた斜視図の図例である。

【符号の説明】 １ 台部、２ 中空軸、３ 軸、４ 支柱、５ ベルト ６ 足の甲を締めるバンド、７ 踵や足前を締めるバン
ド、８、９ 脚の囲い、１０、１１ 孔、１２、１３
ベルト、１４ ボルト、１５ ピン。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 前、後のローラー、前、後の車輪等
   に、つめ車装置を取り付けたローラースケート、車輪付
   きスケートに於いて、台部に対して、回動自在の支柱を
   取り付け、その支柱に、脚の囲いを取り付けたローラー
   スケート、車輪付きスケート。