JPH0715061Y2 - エンボス装置 - Google Patents

エンボス装置

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Publication number
JPH0715061Y2
JPH0715061Y2 JP1986203764U JP20376486U JPH0715061Y2 JP H0715061 Y2 JPH0715061 Y2 JP H0715061Y2 JP 1986203764 U JP1986203764 U JP 1986203764U JP 20376486 U JP20376486 U JP 20376486U JP H0715061 Y2 JPH0715061 Y2 JP H0715061Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embossing
piston
holder
electric wire
embossing device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986203764U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63105225U (ja
Inventor
雅也 茅沼
孝男 新井
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Publication of JPS63105225U publication Critical patent/JPS63105225U/ja
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、種々の形状、寸法を有した電線の樹脂外被に
エンボス加工を施すためのエンボス装置に関するもので
ある。
従来の技術及び問題点 一般に、樹脂外被を有した電線は外被表面に製造会社
名、電線の性能等を表示するためにエンボス加工が施さ
れる。エンボス加工を施すエンボス装置としては様々な
装置が提案されているが、電線外被の加硫と同時にエン
ボス加工を行なうエンボス装置が頻繁に使用されてい
る。
斯るエンボス装置1Aは、第3図及び第4図に図示するよ
うに、横断面が概略円形状とされる所定長さを有した中
空の加硫管2を有し、該加硫管2の軸線方向に電線Cが
貫通して配置される。加硫管2の電線入口部4及び出口
部6には電線Cの外周囲に摺動自在に適合されたシール
部材8が配設され、加硫管内を高圧及び高温下に保持す
る。
該加硫管2には円筒状のハウジング10が接続され、該ハ
ウジング内にエンボス手段12が配置される。エンボス手
段12は二又の支持ブラケツト14に回転自在に取付けられ
たエンボスロール16を備えている。又、エンボスロール
16を加硫管内の電線Cに所定の押圧力にて当接せしめる
ために、支持ブラケツトの円筒状ボス部18がホールダ20
に植設された支持案内軸22に摺動自在に取付けられ、且
つ該円筒状ボス部18を囲包する態様にて前記支持ブラケ
ツト14とホールダ20との間に配置された圧縮ばね24によ
り該支持ブラケット14は上方へと付勢される。支持ブラ
ケツト14は案内軸22の先端に設けられたストツパー26に
てそれ以上の運動が阻止される。
更に、加硫管2内に送給される電線の大きさに応じてエ
ンボスロール16の位置を上下に変動せしめ得るように前
記ハウジング10内にはピストン30が配置され、前記エン
ボス手段12のホールダ20は該ピストン30の先端部に固定
される。従つて、ピストン30の他端に設けられたハンド
ル32を操作することによつてピストン30を回転させるこ
となく上下方向に運動させ、それにより、エンボスロー
ル16をハウジング10内で上下方向に運動せしめることが
できる。
上述のように、従来のエンボス装置1Aでは、ハンドル32
を操作することによりピストン30及びエンボス手段12を
上下に移動させ、これにより径の異なる電線に対してエ
ンボスロール16を適正な位置に設定し、所定の押圧力に
て電線のエンボス加工を可能とするように構成された。
しかしながら、場合によつてはエンボスロール16を電線
Cの軸線に対して直交する方向、つまり第3図にて左右
方向にも移動せしめ、電線の所定の位置に設定しエンボ
スを行なうことが望まれることがあつた。従来のエンボ
ス装置では斯る要望に応えることは不可能であつた。
考案の目的 従つて、本考案の目的は、加硫管内にてエンボスロール
を上下及び左右方向に移動せしめ、供給される電線の適
正位置にエンボス加工を施すことのできるエンボス装置
を提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的は本考案に係るエンボス装置にて達成される。
要約すれば本考案は、加硫管を有し、該加硫管内に電線
を送給し、該電線外被にエンボスを施すエンボス装置に
おいて、前記加硫管に連通してハウジングを設け、該ハ
ウジング内にエンボス手段と、該エンボス手段を担持す
るホールダと、前記ハウジング内を上下方向に摺動し得
るピストンとを配置し、前記ホールダは前記ピストンの
運動方向とは直交する方向に摺動し得る態様で前記ピス
トンに担持されたことを特徴とするエンボス装置であ
る。
実施例 次に、本考案に係るエンボス装置を図面に即して更に詳
しく説明する。
第1図には本考案に係るエンボス装置の一実施例が図示
される。本実施例のエンボス装置1は、第3図及び第4
図に関連して説明したエンボス装置1Aと全体構成は同じ
とされ、エンボス手段12を担持するホールダ20の構成に
おいてのみ相違する。従つて、上記エンボス装置1Aと同
じ構成及び作用をなす手段及び部材には同じ番号を付
し、詳しい説明は省略する。
本考案に従えば、支持案内軸22を担持するホールダ20は
ピストン30の上部に固定されることはない。つまり、ホ
ールダ20は、本実施例では断面が矩形とされる段状の角
柱体とされ、段部に形成された肩部20aがピストンの上
端に取付けられたガイド34により摺動自在に保持され、
ピストン30の上面を矢印方向に摺動し得るように構成さ
れる。又、ホールダ20の片面にはT溝の如き係止溝28が
形成され、ハウジング10に抜き差し自在に取付けられた
作動軸36の先端38が摺動自在に嵌合される。作動軸36の
他端には操作ハンドル40が設けられる。勿論、作動軸36
は螺子軸としハウジング10に螺合させ、操作ハンドル40
を回転することによりホールダ20を押動せしめるように
構成することも可能である。
上記構成とされるエンボス装置によれば、操作ハンドル
32を操作することによりピストン30が上下方向に移動さ
れるが、それによつてホールダ20も又上下方向に移動す
ることができる。このとき、作動軸36の先端部38はホー
ルダ20のT溝28内を摺動するため、ホールダ20の上下運
動を防げることはない。ホールダ20の上下運動によりエ
ンボス手段12も上下に移動可能とされ、径の異なる電線
に対してもエンボスロール16を適正な位置に設定し、所
定の押圧力にて電線のエンボス加工を行なうことができ
る。更に本装置によれば、操作ハンドル40を操作するこ
とによつて、作動軸36を第1図で矢印方向に移動させ、
ホールダ20をピストン30の上面にて摺動せしめ得る。斯
る操作によりエンボス手段12も又作動軸36と同じ方向へ
と移動される。これによりエンボスロール16は電線Cの
軸線に対して直交する方向、つまり第1図にて左右方向
に移動せられ、電線の所定の位置に設定され、適正なエ
ンボスが行なわれる。
考案の効果 本考案に係るエンボス装置は、上述のようにエンボスロ
ールが加硫管内にて上下及び左右方向に移動可能とされ
るために、供給される電線の寸法、形状を問わず適正位
置にエンボス加工を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るエンボス装置の一実施例の断面
図である。 第2図は、第1図のエンボス装置のピストン及びホール
ダの関係を示す部分斜視図である。 第3図は、従来のエンボス装置の断面図である。 第4図は、第3図の装置の正面図である。 2:加硫管 10:ハウジング 12:エンボス手段 14:支持ブラケツト 20:ホールダ 22:支持案内軸 28:T溝 34:ガイド 36:作動軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加硫管を有し、該加硫管内に電線を送給
    し、該電線外被にエンボスを施すエンボス装置におい
    て、前記加硫管に連通してハウジングを設け、該ハウジ
    ング内にエンボス手段と、該エンボス手段を担持するホ
    ールダと、前記ハウジング内を上下方向に摺動し得るピ
    ストンとを配置し、前記ホールダは、前記ピストンの上
    面に設けたガイドにより前記ピストンの運動方向とは直
    交する方向に摺動し得る態様で前記ピストンに担持し、
    更に、前記ホールダの片面に係止溝を形成し、この係止
    溝には、前記ホールダを前記ピストンの運動方向とは直
    交する方向に摺動せしめるための作動軸先端を摺動自在
    に嵌合させたことを特徴とするエンボス装置。
JP1986203764U 1986-12-25 1986-12-25 エンボス装置 Expired - Lifetime JPH0715061Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986203764U JPH0715061Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25 エンボス装置

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JP1986203764U JPH0715061Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25 エンボス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63105225U JPS63105225U (ja) 1988-07-07
JPH0715061Y2 true JPH0715061Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=31169398

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986203764U Expired - Lifetime JPH0715061Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25 エンボス装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919908A (ja) * 1972-06-14 1974-02-21
JPS5334963U (ja) * 1976-08-31 1978-03-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919908A (ja) * 1972-06-14 1974-02-21
JPS5334963U (ja) * 1976-08-31 1978-03-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63105225U (ja) 1988-07-07

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