JPH07149396A - 包装容器への充填装置 - Google Patents
包装容器への充填装置Info
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- JPH07149396A JPH07149396A JP6212980A JP21298094A JPH07149396A JP H07149396 A JPH07149396 A JP H07149396A JP 6212980 A JP6212980 A JP 6212980A JP 21298094 A JP21298094 A JP 21298094A JP H07149396 A JPH07149396 A JP H07149396A
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- Japan
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- filling
- flow
- valve
- holding tank
- pipe
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B3/00—Packaging plastic material, semiliquids, liquids or mixed solids and liquids, in individual containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, or jars
- B65B3/26—Methods or devices for controlling the quantity of the material fed or filled
- B65B3/30—Methods or devices for controlling the quantity of the material fed or filled by volumetric measurement
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大幅に簡略化された設計および構造を有す
る、複数の包装容器を充填する装置を実現することであ
る。 【構成】 比較的自由に流れる内容物の場合、複数の包
装容器を同時に充填する本発明による装置は、一つの充
填管に配置され且つ全充填管の充填弁（１８）を制御す
るために操作可能な単一の流量計（２６）が設けられて
いる。各流路が所定の流通面積を有するワッシャの形態
の漸縮管（２８）を含む場合、流路における流れ抵抗を
平衡化することが可能であり、これにより、単一の流量
計を使用する場合でも各包装容器は正確な量の内容物を
受け入れる。
る、複数の包装容器を充填する装置を実現することであ
る。 【構成】 比較的自由に流れる内容物の場合、複数の包
装容器を同時に充填する本発明による装置は、一つの充
填管に配置され且つ全充填管の充填弁（１８）を制御す
るために操作可能な単一の流量計（２６）が設けられて
いる。各流路が所定の流通面積を有するワッシャの形態
の漸縮管（２８）を含む場合、流路における流れ抵抗を
平衡化することが可能であり、これにより、単一の流量
計を使用する場合でも各包装容器は正確な量の内容物を
受け入れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の包装容器へ液体
内容物を同時に充填するための装置に関し、この装置は
レベルメータを設けられた保持タンクを有し、該タンク
に充填管が接続され、各充填管に充填弁が組み合わされ
る。
内容物を同時に充填するための装置に関し、この装置は
レベルメータを設けられた保持タンクを有し、該タンク
に充填管が接続され、各充填管に充填弁が組み合わされ
る。
【０００２】
【従来の技術および発明の課題】醸造業および酪農業に
おいて使用される充填機械においては、高充填能力、正
確な充填精度、許容可能な洗浄および殺菌消毒能力なら
びに全体的な経済性に関する要求が決定的な重要性を有
する。例えば、瓶用の充填機械は多数の瓶を同時に充填
する場合が多く、この場合、各瓶はコンベヤにより充填
管下方の充填ステーションに前進し、充填管を通って計
量された量の所望の内容物が供給される。従って、各充
填管は、計量装置または分配装置、例えば、各作動スト
ロークにおいて、所望量の内容物を計量しかつ保持タン
クから瓶に移すピストンポンプを介して、予定された内
容物のための保持タンクに結合されている。低粘度の内
容物、例えば、ミルクおよびジュースのような自由に流
れる液体の場合、比較的高価かつ複雑なピストンポンプ
の代わりに、各充填管に流量計とこの流量計により制御
される弁とを設けることが可能であり、この弁は瓶が充
填管下方の正確な充填位置に配置されたときに開き、流
量計が所望量の内容物の通過を計測したときに閉じる。
おいて使用される充填機械においては、高充填能力、正
確な充填精度、許容可能な洗浄および殺菌消毒能力なら
びに全体的な経済性に関する要求が決定的な重要性を有
する。例えば、瓶用の充填機械は多数の瓶を同時に充填
する場合が多く、この場合、各瓶はコンベヤにより充填
管下方の充填ステーションに前進し、充填管を通って計
量された量の所望の内容物が供給される。従って、各充
填管は、計量装置または分配装置、例えば、各作動スト
ロークにおいて、所望量の内容物を計量しかつ保持タン
クから瓶に移すピストンポンプを介して、予定された内
容物のための保持タンクに結合されている。低粘度の内
容物、例えば、ミルクおよびジュースのような自由に流
れる液体の場合、比較的高価かつ複雑なピストンポンプ
の代わりに、各充填管に流量計とこの流量計により制御
される弁とを設けることが可能であり、この弁は瓶が充
填管下方の正確な充填位置に配置されたときに開き、流
量計が所望量の内容物の通過を計測したときに閉じる。
【０００３】上記概説した設計および構造原則の双方は
一般的に採用され、効率、精度および洗浄能力に関する
確立された要求を十分に満足させることが証明されてい
る。しかし、各充填管にそれ自体のピストンポンプまた
は流量計を取り付ける必要があるために、必要な経費
（特に、大規模充填プラントにおいて）が比較的増大す
る。８、１６または３２の充填管を備える大規模充填プ
ラントが稀ではないので、その資本投下費用はかなりな
ものとなるであろう。更に、多数のピストンポンプまた
は流量計は細心な個々の調整および制御を必要とし、こ
の調整および制御も稼働費用を対応して増大する。
一般的に採用され、効率、精度および洗浄能力に関する
確立された要求を十分に満足させることが証明されてい
る。しかし、各充填管にそれ自体のピストンポンプまた
は流量計を取り付ける必要があるために、必要な経費
（特に、大規模充填プラントにおいて）が比較的増大す
る。８、１６または３２の充填管を備える大規模充填プ
ラントが稀ではないので、その資本投下費用はかなりな
ものとなるであろう。更に、多数のピストンポンプまた
は流量計は細心な個々の調整および制御を必要とし、こ
の調整および制御も稼働費用を対応して増大する。
【０００４】本発明の一つの目的は、従来技術の装置に
固有な上述の欠点を伴わずかつ大幅に簡略化された設計
および構造を有する、複数の包装容器を充填する装置を
実現することである。
固有な上述の欠点を伴わずかつ大幅に簡略化された設計
および構造を有する、複数の包装容器を充填する装置を
実現することである。
【０００５】本発明の他の目的は、最小数の部品を有し
かつ簡単な設計および構造を有する、包装容器を充填す
る装置を実現することである。
かつ簡単な設計および構造を有する、包装容器を充填す
る装置を実現することである。
【０００６】本発明の更に他の目的は、稼働費用が安く
かつ正確で安定した水準の精度に調整するのが容易な、
包装容器を充填する装置を実現することである。
かつ正確で安定した水準の精度に調整するのが容易な、
包装容器を充填する装置を実現することである。
【０００７】本発明の更に他の目的は、洗浄容易で高水
準の衛生を助成する、包装容器を充填する装置を実現す
ることである。
準の衛生を助成する、包装容器を充填する装置を実現す
ることである。
【０００８】
【課題達成手段および効果】上記および他の目的は、本
発明によると、序文の形で記載された型式の装置に、全
ての充填弁を制御するために操作可能な流量計が保持タ
ンクと一つの流路中の充填弁との間に配置されるという
特徴を与えることで達成される。
発明によると、序文の形で記載された型式の装置に、全
ての充填弁を制御するために操作可能な流量計が保持タ
ンクと一つの流路中の充填弁との間に配置されるという
特徴を与えることで達成される。
【０００９】本発明による装置の好ましい実施例に、添
付従属請求項に記載の特徴が更に与えられる。
付従属請求項に記載の特徴が更に与えられる。
【００１０】単一の流量計を採用し、この流量計により
全ての流路を介する内容物の供給を制御することによ
り、本発明による装置は経済的設計および構造となり、
この設計および構造は簡略であるにも拘らず、特に長時
間の稼働中における所望の分量精度に関する要求を完全
に満足させることが証明されている。
全ての流路を介する内容物の供給を制御することによ
り、本発明による装置は経済的設計および構造となり、
この設計および構造は簡略であるにも拘らず、特に長時
間の稼働中における所望の分量精度に関する要求を完全
に満足させることが証明されている。
【００１１】次に、特に本発明の理解に本質的な詳細の
みを示す添付概略図を参照して、本発明による装置の好
ましい実施例を以下に詳細に説明する。
みを示す添付概略図を参照して、本発明による装置の好
ましい実施例を以下に詳細に説明する。
【００１２】
【実施例】図面に示されている型式の、本発明による装
置は、８つの包装容器または瓶を同時に充填するための
ものであり、これらの包装容器または瓶はコンベヤ装置
（図示せず）によって、装置下方の充填位置に配置され
る。装置は大きな包装機械に組込み可能であるが、本発
明による装置を、コンベヤで段階状に前進する包装容器
を充填するために採用することも可能である。もちろ
ん、装置の実際の設計は、装置の基本的構造が変更され
ずかつ添付特許請求の範囲の精神および範囲内にある限
り、幅広い限界内で変更可能である。
置は、８つの包装容器または瓶を同時に充填するための
ものであり、これらの包装容器または瓶はコンベヤ装置
（図示せず）によって、装置下方の充填位置に配置され
る。装置は大きな包装機械に組込み可能であるが、本発
明による装置を、コンベヤで段階状に前進する包装容器
を充填するために採用することも可能である。もちろ
ん、装置の実際の設計は、装置の基本的構造が変更され
ずかつ添付特許請求の範囲の精神および範囲内にある限
り、幅広い限界内で変更可能である。
【００１３】複数の包装容器を同時に充填するための、
本発明による装置は、細長い保持タンク１を有し、この
タンクは凸状端壁を備えて、所定の過度の内圧に耐える
ために圧力タンクとして設計されている。タンクの容積
は、同時に充填される包装容器の全容積の少なくとも２
倍でなければならない。大きなタンク容量は、内容物を
間欠的に排出するときの液面高さが小さなタンクを採用
する場合よりも小さい度合いで変化するので、好まし
い。保持タンク１の一方の端壁には、このタンクの底部
に沿って軸方向に配置され、タンクの長さに沿って離隔
された２つの出口孔３を有する入口管２が延びている。
入口管２の対向端はポンプまたは弁の形態の流量調整器
４と連通し、この流量調整器は、別の管５、洗浄弁６お
よび入口弁７を介して、予定された内容物用の取入口８
に結合している。取入口８は、予定された内容物用の主
リザーバ（図示せず）または他の型式の源に結合可能で
ある。
本発明による装置は、細長い保持タンク１を有し、この
タンクは凸状端壁を備えて、所定の過度の内圧に耐える
ために圧力タンクとして設計されている。タンクの容積
は、同時に充填される包装容器の全容積の少なくとも２
倍でなければならない。大きなタンク容量は、内容物を
間欠的に排出するときの液面高さが小さなタンクを採用
する場合よりも小さい度合いで変化するので、好まし
い。保持タンク１の一方の端壁には、このタンクの底部
に沿って軸方向に配置され、タンクの長さに沿って離隔
された２つの出口孔３を有する入口管２が延びている。
入口管２の対向端はポンプまたは弁の形態の流量調整器
４と連通し、この流量調整器は、別の管５、洗浄弁６お
よび入口弁７を介して、予定された内容物用の取入口８
に結合している。取入口８は、予定された内容物用の主
リザーバ（図示せず）または他の型式の源に結合可能で
ある。
【００１４】上記システムが洗浄される場合、入口弁７
を使用して取入口８は別の洗浄弁９を介して洗浄管路に
結合可能であり、この洗浄管路は保持タンク１の上部領
域の２つの離隔された点で排出し、これらの点において
洗浄管路１０は２つの、いわゆる、スプリンクラーロー
ズ（ｒｏｓｅ）１１、すなわち、ボール状の出口ノズル
に結合され、これらの出口ノズルはそれらの表面に細孔
が設けられ、タンクの浄化のための洗浄および浄化液を
拡散する（ＣＩＰプロセス）ために通常使用される形式
のものである。
を使用して取入口８は別の洗浄弁９を介して洗浄管路に
結合可能であり、この洗浄管路は保持タンク１の上部領
域の２つの離隔された点で排出し、これらの点において
洗浄管路１０は２つの、いわゆる、スプリンクラーロー
ズ（ｒｏｓｅ）１１、すなわち、ボール状の出口ノズル
に結合され、これらの出口ノズルはそれらの表面に細孔
が設けられ、タンクの浄化のための洗浄および浄化液を
拡散する（ＣＩＰプロセス）ために通常使用される形式
のものである。
【００１５】保持タンク１の中央部にレベルメータ１２
も配置され、このレベルメータは例えば、フロート１３
と共に操作可能であり、このフロート１３の位置は、信
号に応答して弁またはポンプ、すなわち本例の場合は流
量調整器４、を制御するために使用される公知の型式の
外部配置されたレベル調整器１４に電気的に送られる。
当然に、他の型式のレベルメータ１２、例えば、レベル
プローブまたは異なる型式の信号発信機および信号受信
機も使用可能である。
も配置され、このレベルメータは例えば、フロート１３
と共に操作可能であり、このフロート１３の位置は、信
号に応答して弁またはポンプ、すなわち本例の場合は流
量調整器４、を制御するために使用される公知の型式の
外部配置されたレベル調整器１４に電気的に送られる。
当然に、他の型式のレベルメータ１２、例えば、レベル
プローブまたは異なる型式の信号発信機および信号受信
機も使用可能である。
【００１６】保持タンク１は、このタンクの下部領域か
ら排出し、底部弁１６により閉塞可能な排水管路１５も
有している。
ら排出し、底部弁１６により閉塞可能な排水管路１５も
有している。
【００１７】保持タンク１の下部領域に、流路１７への
多数の整合された出口が設けられ、流路１７はこれらの
流路の下端に配置された充填弁１８までほぼ垂直方向下
方に延びている。各充填弁のハウジングは垂直方向に移
動可能な弁体１９と、この弁体の下端に配置された弁座
２０と、ほぼ垂直方向上方に延び、弁体を担持するスピ
ンドル２１とを含んでいる。スピンドル２１またはその
延長部は充填弁の上端部のシール部材２２を介してリン
ク機構２３と連通し、このリンク機構の上端はトランス
ファービーム２４に枢着されている。このトランスファ
ービームは全ての弁１８の上方を水平方向に延び、対応
するリンク機構２３を介してこれらの各弁に結合して、
ビーム２４の垂直方向の移動により協調した操作を行わ
せる。操作を許容するために公知の方法（図面に示され
ていない）で軸支されたビーム２４はピストンおよびシ
リンダユニットの形態の主駆動ないし移動装置（ｍｏｖ
ｅｒ）２５により作動され、この主移動装置はビーム２
４に接続し、全ての弁体１９がそれらの弁座２０と当接
して充填弁１８を閉じる下方位置と、弁体１９がそれら
の各弁座２０から離隔されて、流路１７を介して内容物
が各充填弁１８を通して保持タンク１からこれらの弁の
下方に配置された包装容器（図示せず）へ自由に流れる
上方位置との間で、ビーム２４を移動させる。
多数の整合された出口が設けられ、流路１７はこれらの
流路の下端に配置された充填弁１８までほぼ垂直方向下
方に延びている。各充填弁のハウジングは垂直方向に移
動可能な弁体１９と、この弁体の下端に配置された弁座
２０と、ほぼ垂直方向上方に延び、弁体を担持するスピ
ンドル２１とを含んでいる。スピンドル２１またはその
延長部は充填弁の上端部のシール部材２２を介してリン
ク機構２３と連通し、このリンク機構の上端はトランス
ファービーム２４に枢着されている。このトランスファ
ービームは全ての弁１８の上方を水平方向に延び、対応
するリンク機構２３を介してこれらの各弁に結合して、
ビーム２４の垂直方向の移動により協調した操作を行わ
せる。操作を許容するために公知の方法（図面に示され
ていない）で軸支されたビーム２４はピストンおよびシ
リンダユニットの形態の主駆動ないし移動装置（ｍｏｖ
ｅｒ）２５により作動され、この主移動装置はビーム２
４に接続し、全ての弁体１９がそれらの弁座２０と当接
して充填弁１８を閉じる下方位置と、弁体１９がそれら
の各弁座２０から離隔されて、流路１７を介して内容物
が各充填弁１８を通して保持タンク１からこれらの弁の
下方に配置された包装容器（図示せず）へ自由に流れる
上方位置との間で、ビーム２４を移動させる。
【００１８】充填弁１８を制御して好適かつ均一な内容
物の計量を可能にするために、一つの流路１７′に流量
計２６が配置され、この流量計は通常の型式のもので、
流路１７′を通る液体量を電気的に計測する。流量計２
６は制御装置２７に電気的に接続され、この制御装置
は、例えば、主移動装置２５を構成する型式のピストン
およびシリンダユニットを操作するために使用される公
知の型式のものでよい。
物の計量を可能にするために、一つの流路１７′に流量
計２６が配置され、この流量計は通常の型式のもので、
流路１７′を通る液体量を電気的に計測する。流量計２
６は制御装置２７に電気的に接続され、この制御装置
は、例えば、主移動装置２５を構成する型式のピストン
およびシリンダユニットを操作するために使用される公
知の型式のものでよい。
【００１９】流路１７の各々は更に漸縮管（ｒｅｄｕｃ
ｅｒ）２８を含み、この漸縮管は保持タンク１と充填弁
１８との間の流路に装着されている。流量計２６が取り
付けられた流路１７′において、漸縮管２８は内容物の
流れ方向に見て流量計２６の下流側に装着されている。
ｅｒ）２８を含み、この漸縮管は保持タンク１と充填弁
１８との間の流路に装着されている。流量計２６が取り
付けられた流路１７′において、漸縮管２８は内容物の
流れ方向に見て流量計２６の下流側に装着されている。
【００２０】図３に拡大して示されている漸縮管２８
は、流路１７の面積に対して縮小された面積の管路（チ
ャンネル）２９を有するワッシャまたはスロットルの形
態であり、その結果、漸縮管２８の流通面積は流路１７
の平均面積の５０％以下である。内容物の流れ方向に見
て管路２９の上流側に、漸縮管２８は、流路１７の大き
な流通面積と管路２９の縮径面積との間の遷移部を形成
する入口円錐部３０を有する。漸縮管２８にはまた、管
路２９の下流側に位置し、漸縮管２８の後方に位置する
流路１７の部分の大きな流通面積に対する遷移部を形成
する出口円錐部３１が設けられている。入口円錐部３０
は５°と２０°との間の流入角を有し、出口円錐部３１
は６０°と１８０°との間の広がり角を有する。当然
に、これらの値は充填される内容物の種類および充填弁
１８が開く毎に処理される内容物の量に応じて調整され
る。自由に流れる内容物、例えば、ミルクを１リットル
の容器に充填する場合、約１０°の上部角または流入角
を有する入口円錐部３０を使用することが好適であるこ
とが証明され、同じ条件の場合には出口円錐部３１は約
９０°の広がり角を有すべきである。
は、流路１７の面積に対して縮小された面積の管路（チ
ャンネル）２９を有するワッシャまたはスロットルの形
態であり、その結果、漸縮管２８の流通面積は流路１７
の平均面積の５０％以下である。内容物の流れ方向に見
て管路２９の上流側に、漸縮管２８は、流路１７の大き
な流通面積と管路２９の縮径面積との間の遷移部を形成
する入口円錐部３０を有する。漸縮管２８にはまた、管
路２９の下流側に位置し、漸縮管２８の後方に位置する
流路１７の部分の大きな流通面積に対する遷移部を形成
する出口円錐部３１が設けられている。入口円錐部３０
は５°と２０°との間の流入角を有し、出口円錐部３１
は６０°と１８０°との間の広がり角を有する。当然
に、これらの値は充填される内容物の種類および充填弁
１８が開く毎に処理される内容物の量に応じて調整され
る。自由に流れる内容物、例えば、ミルクを１リットル
の容器に充填する場合、約１０°の上部角または流入角
を有する入口円錐部３０を使用することが好適であるこ
とが証明され、同じ条件の場合には出口円錐部３１は約
９０°の広がり角を有すべきである。
【００２１】流路１７における流れ抵抗に対し決定的な
重要性を有する漸縮管２８が設けられている結果とし
て、全ての流路を平衡化して、ほぼ完全に均一な流れ抵
抗を形成することが可能であり、これにより、全充填弁
１８を均一な態様で制御するために制御装置２７を介し
て同時に操作可能な流量計２６が単一の流路１７′のみ
に設けられているという事実にも拘らず、均一な充填を
保証する。保持タンクの中心に対し流路が異なる位置に
配置されていること、流路およびそれらの内面の設計の
不正確さ、単一の流路のみに流量計２６が配置されてい
ること、およびその他の考えられる影響要因に依存す
る、流れ抵抗における潜在的な不均衡は、異なる漸縮管
２８を個々に設計することにより完全に除去可能であ
る。従って、均一な流れが全流路において得られるよう
にこれらの漸縮管が設計される場合、内容物の分量の制
御は、非常に長期間の稼働時間にわたって満足の行く程
度の精度（約プラスマイナス２％の分量精度）で保証可
能である。
重要性を有する漸縮管２８が設けられている結果とし
て、全ての流路を平衡化して、ほぼ完全に均一な流れ抵
抗を形成することが可能であり、これにより、全充填弁
１８を均一な態様で制御するために制御装置２７を介し
て同時に操作可能な流量計２６が単一の流路１７′のみ
に設けられているという事実にも拘らず、均一な充填を
保証する。保持タンクの中心に対し流路が異なる位置に
配置されていること、流路およびそれらの内面の設計の
不正確さ、単一の流路のみに流量計２６が配置されてい
ること、およびその他の考えられる影響要因に依存す
る、流れ抵抗における潜在的な不均衡は、異なる漸縮管
２８を個々に設計することにより完全に除去可能であ
る。従って、均一な流れが全流路において得られるよう
にこれらの漸縮管が設計される場合、内容物の分量の制
御は、非常に長期間の稼働時間にわたって満足の行く程
度の精度（約プラスマイナス２％の分量精度）で保証可
能である。
【００２２】本発明による上記装置が実施される場合、
内容物は取入口８を介して供給され、洗浄弁９は閉じ、
それにより、内容物は管５および開いた洗浄弁６を介し
て流量調整器４に達する。調整器４の位置に応じて、内
容物は入口管２の双方の出口孔３を介して保持タンク内
に流入し、この保持タンク内では、レベルメータ１２が
レベル調整器１４を介して流量調整器４に信号を発して
保持タンク１内への内容物の流入を阻止または調整する
まで、液体面がフロート１３を持ち上げる。
内容物は取入口８を介して供給され、洗浄弁９は閉じ、
それにより、内容物は管５および開いた洗浄弁６を介し
て流量調整器４に達する。調整器４の位置に応じて、内
容物は入口管２の双方の出口孔３を介して保持タンク内
に流入し、この保持タンク内では、レベルメータ１２が
レベル調整器１４を介して流量調整器４に信号を発して
保持タンク１内への内容物の流入を阻止または調整する
まで、液体面がフロート１３を持ち上げる。
【００２３】コンベヤ（図示せず）が上方に開いた、予
備成型された８つの包装容器を充填弁１８の下方に配置
すると、制御装置２７は信号を受領し、それにより、主
移動装置２５が作動してビーム２４をその上方位置に持
ち上げ、この場合、リンク機構２３は弁体１９を上方の
開放位置に作動する。これにより、内容物が流路１７お
よび充填弁１８を介して流れて包装容器の充填が開始さ
れる。所望量の内容物が流路１７′内を通過したことを
流量計２６が記録すると、信号が制御装置２７にもう一
度発信されて充填弁１８を閉じ、複数の流路１７内にお
ける対称流により、全包装容器は高精度で所定量の内容
物を受け入れる。流路１７を介する内容物の流出は保持
タンク１の液面高さに影響を与え、この液面高さはレベ
ルメータ１２により記録されて、流量調整器４が不足量
の内容物を保持タンク内に取り入れる。これにより、同
時に、その後の充填サイクル用の十分な量の内容物が常
に、保持タンクに存在するので、複数の流路１７内の液
圧を常に所定の限度内に維持することが保証される。も
ちろん、保持タンク１はエア抜き孔（図示せず）も含
み、それにより、内容量は好適なフィルタを介して大気
圧と接触するが、エア抜き孔を介して保持タンクを加圧
して、充填弁１８が開くときに流路１７内における流量
を増加させることも可能である。同様に、保持タンク１
内の僅かに過度の圧力は、高粘度の内容物、例えば、ジ
ュースまたは高濃度コーデイアル（ｃｏｒｄｉａｌ）を
充填する場合に使用可能である。これにより、本発明に
よる装置は、自由に流れる水のような内容物だけでな
く、一般に存在する多くのパック入飲料にも使用可能で
ある。
備成型された８つの包装容器を充填弁１８の下方に配置
すると、制御装置２７は信号を受領し、それにより、主
移動装置２５が作動してビーム２４をその上方位置に持
ち上げ、この場合、リンク機構２３は弁体１９を上方の
開放位置に作動する。これにより、内容物が流路１７お
よび充填弁１８を介して流れて包装容器の充填が開始さ
れる。所望量の内容物が流路１７′内を通過したことを
流量計２６が記録すると、信号が制御装置２７にもう一
度発信されて充填弁１８を閉じ、複数の流路１７内にお
ける対称流により、全包装容器は高精度で所定量の内容
物を受け入れる。流路１７を介する内容物の流出は保持
タンク１の液面高さに影響を与え、この液面高さはレベ
ルメータ１２により記録されて、流量調整器４が不足量
の内容物を保持タンク内に取り入れる。これにより、同
時に、その後の充填サイクル用の十分な量の内容物が常
に、保持タンクに存在するので、複数の流路１７内の液
圧を常に所定の限度内に維持することが保証される。も
ちろん、保持タンク１はエア抜き孔（図示せず）も含
み、それにより、内容量は好適なフィルタを介して大気
圧と接触するが、エア抜き孔を介して保持タンクを加圧
して、充填弁１８が開くときに流路１７内における流量
を増加させることも可能である。同様に、保持タンク１
内の僅かに過度の圧力は、高粘度の内容物、例えば、ジ
ュースまたは高濃度コーデイアル（ｃｏｒｄｉａｌ）を
充填する場合に使用可能である。これにより、本発明に
よる装置は、自由に流れる水のような内容物だけでな
く、一般に存在する多くのパック入飲料にも使用可能で
ある。
【００２４】多数の流路が従来のように流路数と同数の
流量計またはその代わりに対応する数のピストンポンプ
等のような作動的分配装置を使用する代わりに、単一の
流量計を使用して制御可能であるので、実際上、本発明
による装置は良好に機能し、かなりの費用の節約を達成
することが証明されている。装置は可動部材または調整
可能部材をほとんど含んでいないので、この簡略化は、
装置の設計、構造および製造に関連するかなりの費用の
節約を暗示するだけでなく、販売後のサービスおよびモ
ニターを簡略化し且つより経済的なものとすることが可
能となる。
流量計またはその代わりに対応する数のピストンポンプ
等のような作動的分配装置を使用する代わりに、単一の
流量計を使用して制御可能であるので、実際上、本発明
による装置は良好に機能し、かなりの費用の節約を達成
することが証明されている。装置は可動部材または調整
可能部材をほとんど含んでいないので、この簡略化は、
装置の設計、構造および製造に関連するかなりの費用の
節約を暗示するだけでなく、販売後のサービスおよびモ
ニターを簡略化し且つより経済的なものとすることが可
能となる。
【００２５】本発明は上述しかつ図面に示したものに制
限されると考えられるべきでなく、多くの変更が添付特
許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなく考
えられる。
限されると考えられるべきでなく、多くの変更が添付特
許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなく考
えられる。
【図１】本発明による装置を側面から部分的に断面で概
略示する図。
略示する図。
【図２】図１に示す装置を部分的に断面で拡大して示す
図。
図。
【図３】図２による漸縮管の断面図。
１ 保持タンク ４ 流量調整器 １２ レベルメータ １３ フロート １４ レベル調整器 １７，１７′ 流路 １８ 充填弁 ２５ 主移動装置 ２６ 流量計 ２７ 制御装置 ２８ 漸縮管 ２９ 管路 ３０ 入口円錐部 ３１ 出口円錐部
Claims (10)
- 【請求項１】 レベルメータ（１２）を設けられた保持
タンク（１）を有し、充填管が該保持タンク（１）に接
続され、各充填管に充填弁（１８）が組み合わされた、
複数の包装容器に液体内容物を同時に充填する装置にお
いて、 流量計（２６）が前記保持タンクと一つの流路（１
７′）中の充填弁（１８）との間に配置され、この流量
計（２６）は全ての充填弁（１８）を制御するために操
作可能であることを特徴とする充填装置。 - 【請求項２】 前記流量計（２６）は、前記充填弁（１
８）用の制御装置（２７）に接続される請求項１に記載
の充填装置。 - 【請求項３】 前記制御装置（２７）は、前記充填弁
（１８）用の主移動装置（２５）に組み合わされる請求
項２に記載の充填装置。 - 【請求項４】 前記主移動装置（２５）は、全ての弁
（１８）に共通である請求項３に記載の充填装置。 - 【請求項５】 前記主移動装置（２５）は、ピストンお
よびシリンダ組立体である請求項３または４に記載の充
填装置。 - 【請求項６】 各流路（１７）は、漸縮管（２８）を含
む請求項１から５のいずれか一つに記載の充填装置。 - 【請求項７】 前記漸縮管（２８）の流通面積は、前記
流路（１７）の平均面積の５０％以下である請求項６に
記載の充填装置。 - 【請求項８】 前記漸縮管は、縮小面積の管路（２９）
を含み、この管路（２９）は双方向へじょうご状に拡が
った部分（３０，３１）を有する請求項６または７に記
載の充填装置。 - 【請求項９】 前記じょうご状に拡がった部分（３０，
３１）は円錐状である請求項８に記載の充填装置。 - 【請求項１０】 前記保持タンク（１）のレベルメータ
（１２）は、該タンクの入口路に配置された流量調整装
置（４）を制御する請求項１から９のいずれか一つに記
載の充填装置。
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|---|---|---|---|
| ITMI931913A IT1272579B (it) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | Apparecchiatura per riempire contenitori di imballaggio |
| IT93A001913 | 1993-09-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07149396A true JPH07149396A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3565584B2 JP3565584B2 (ja) | 2004-09-15 |
Family
ID=11366858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21298094A Expired - Fee Related JP3565584B2 (ja) | 1993-09-07 | 1994-09-06 | 包装容器への充填装置 |
Country Status (10)
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|---|---|
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| EP (1) | EP0641714B1 (ja) |
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| AT (1) | ATE163606T1 (ja) |
| AU (1) | AU676751B2 (ja) |
| CA (1) | CA2130640C (ja) |
| DE (1) | DE69408754T2 (ja) |
| ES (1) | ES2115118T3 (ja) |
| IT (1) | IT1272579B (ja) |
| RU (1) | RU2113399C1 (ja) |
Cited By (1)
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| US8333224B2 (en) | 2009-06-30 | 2012-12-18 | The Coca-Cola Company | Container filling systems and methods |
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| US2263551A (en) * | 1940-03-26 | 1941-11-18 | Armstrong | Still filling and deaerating machine |
| US2791353A (en) * | 1953-12-08 | 1957-05-07 | Herman W Dorn | Manually operable paint dispensing apparatus |
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1993
- 1993-09-07 IT ITMI931913A patent/IT1272579B/it active IP Right Grant
-
1994
- 1994-08-16 ES ES94112744T patent/ES2115118T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-16 DE DE69408754T patent/DE69408754T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-16 EP EP94112744A patent/EP0641714B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-16 AT AT94112744T patent/ATE163606T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-08-22 CA CA002130640A patent/CA2130640C/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-26 US US08/295,059 patent/US5522438A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-05 AU AU71658/94A patent/AU676751B2/en not_active Ceased
- 1994-09-06 JP JP21298094A patent/JP3565584B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-06 RU RU94031896A patent/RU2113399C1/ru not_active IP Right Cessation
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| RU2113399C1 (ru) | 1998-06-20 |
| DE69408754T2 (de) | 1998-08-27 |
| EP0641714A1 (en) | 1995-03-08 |
| ITMI931913A1 (it) | 1995-03-07 |
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| EP0641714B1 (en) | 1998-03-04 |
| ITMI931913A0 (it) | 1993-09-07 |
| RU94031896A (ru) | 1996-10-20 |
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