JPH07146837A - コンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法 - Google Patents

コンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法

Info

Publication number
JPH07146837A
JPH07146837A JP5295229A JP29522993A JPH07146837A JP H07146837 A JPH07146837 A JP H07146837A JP 5295229 A JP5295229 A JP 5295229A JP 29522993 A JP29522993 A JP 29522993A JP H07146837 A JPH07146837 A JP H07146837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
storage medium
boot program
peripheral device
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5295229A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Kimura
岳男 木村
Yoshifumi Satake
善文 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5295229A priority Critical patent/JPH07146837A/ja
Publication of JPH07146837A publication Critical patent/JPH07146837A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 書き換え前の動作を保証した周辺装置の起動
プログラムの変更,更新等を容易、かつ確実に行える。 【構成】 RAM2−7に記憶された第2の起動プログ
ラムの実行状態を判定して、CPU2−3がRAM2−
7に記憶された第2の起動プログラムまたは第2の記憶
媒体にバックアップされる第1の起動プログラムのRO
M2−6への書き込みを制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータに
接続してデータの入力や出力等を行なうスキャナ,プリ
ンタ等のコンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺
装置のプログラム更新制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータに接続してデ
ータの入力や出力等を行なうスキャナ,プリンタ等のコ
ンピュータ周辺装置を動作させるプログラム(いわゆ
る、ファームウエア)は、装置内の書き換え不可能なR
OMに記憶された状態で製品化されるのが一般的であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、ROMに記憶
されたプログラムに誤りが見つかったり、機能を拡張し
ようとする場合にはROM毎に交換しなければならない
という問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、周辺装置を制御する起動プログラムを
書き換え可能なROMに記憶し、該起動プログラムを書
き換える際に、ワークメモリ上で既にROM上に書き込
まれている起動プログラムをワークメモリ上に退避し、
ダウンロードされた新規の起動プログラムの実行状態に
基づいてROMの更新またはROMの復元を制御するこ
とにより、ROM内の起動プログラムを確実、かつ復元
可能な状態で更新制御できるコンピュータ周辺装置およ
びコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のコン
ピュータ周辺装置は、所定の周辺装置を制御するための
第1の起動プログラムを記憶する書き換え可能な第1の
記憶媒体と、ワークエリアとなる第2の記憶媒体と、前
記第2の記憶媒体にダウンロードされた第2の起動プロ
グラムの記憶領域と前記第1の記憶媒体の記憶領域との
アドレスマップを指定して起動プログラムを変更する変
更手段と、この変更手段により指定された前記第2の起
動プログラムを実行して前記第1の記憶媒体に記憶され
た前記第1の起動プログラムを前記第2の記憶媒体に書
き換え不可状態に複写するバックアップ手段と、前記第
2の記憶手段に記憶された前記第2の起動プログラムの
実行状態を判定して前記第2の記憶手段に記憶された第
2の起動プログラムまたは前記第2の記憶媒体にバック
アップされる第1の起動プログラムの前記第1の記憶媒
体への書き込みを制御する更新/復元制御手段とを有す
るものである。
【0006】本発明に係る第2のコンピュータ周辺装置
は、第2の起動プログラムは、所定の通信ポートを介し
てホストコンピュータから受信するように構成したもの
である。
【0007】本発明に係る第3のコンピュータ周辺装置
は、第2の起動プログラムは、所定のROMカードスロ
ットを介して読み出すように構成したものである。
【0008】本発明に係る第4のコンピュータ周辺装置
は、第2の起動プログラムは、所定の汎用スロットを介
して読み出すように構成したものである。
【0009】本発明に係るコンピュータ周辺装置のプロ
グラム更新制御方法は、所定の周辺装置を制御するため
の第1の起動プログラムを書き換え可能な第1の記憶媒
体に記憶し、ワークエリアとなる第2の記憶媒体に第2
の起動プログラムをダウンロードし、前記第1の起動プ
ログラムが記憶された第1の記憶媒体の記憶領域と前記
第2の起動プログラムが記憶された第2の記憶媒体の記
憶領域とのアドレスマップを切り換え、該切り換えられ
た前記第2の起動プログラムを実行して前記第1の記憶
媒体に記憶された前記第1の起動プログラムを前記第2
の記憶媒体に書き換え不可状態に複写した後、前記第2
の記憶手段に記憶された前記第2の起動プログラムの実
行状態を判定し、該判定結果に基づいて前記第2の記憶
手段に記憶された第2の起動プログラムまたは前記第2
の記憶媒体にバックアップされる第1の起動プログラム
の前記第1の記憶媒体への書き込みを行うものである。
【0010】
【作用】第1の発明においては、第2の記憶手段に記憶
された第2の起動プログラムの実行状態を判定して更新
/復元制御手段が第2の記憶手段に記憶された第2の起
動プログラムまたは前記第2の記憶媒体にバックアップ
手段によりバックアップされる第1の起動プログラムの
前記第1の記憶媒体への書き込みを制御するので、起動
プログラムを確実、かつ復元可能に更新して、装置内の
ROMの内容を自由に書き換えられるようにすることが
可能となる。
【0011】第2の発明においては、第2の起動プログ
ラムは、所定の通信ポートを介してホストコンピュータ
から受信するので、第1の記憶媒体内の起動プログラム
を通信により取得される起動プログラムで容易に更新す
ることが可能となる。
【0012】第3の発明においては、第2の起動プログ
ラムは、所定のROMカードスロットを介して読み出す
ので、第1の記憶媒体内の起動プログラムを所定のRO
Mカードスロットの装着操作で容易に更新することが可
能となる。
【0013】第4の発明においては、第2の起動プログ
ラムは、所定の汎用スロットを介して読み出すので、第
1の記憶媒体内の起動プログラムを所定の汎用スロット
の装着操作で容易に更新することが可能となる。
【0014】第5の発明においては、切り換えられた前
記第2の起動プログラムを実行して前記第1の記憶媒体
に記憶された前記第1の起動プログラムを前記第2の記
憶媒体に書き換え不可状態に複写した後、前記第2の記
憶手段に記憶された前記第2の起動プログラムの実行状
態を判定し、該判定結果に基づいて前記第2の記憶手段
に記憶された第2の起動プログラムまたは前記第2の記
憶媒体にバックアップされた第1の起動プログラムの前
記第1の記憶媒体への書き込みを行うので、起動プログ
ラムを確実、かつ復元可能に更新して、装置内のROM
の内容を自由に書き換えられるようにすることが可能と
なる。
【0015】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示すコンピ
ュータ周辺装置の構成を説明するブロック図である。な
お、本実施例において、コンピュータ周辺装置とは、例
えばプリンタ,スキャナ等でありホストコンピュータと
接続してホストコンピュータと通信して動作する装置で
ある。
【0016】図において、1−1は周辺装置を制御する
ためのCPU、1−2は装置内のメモリのアドレスマッ
プを切り替える切換え器、1−3は周辺装置に用意され
たROMカードのスロット、1−4は周辺装置に用意さ
れた汎用のオプションスロット、1−5は起動用のプロ
グラムを記憶した書き換え可能なROM、1−6は処理
手段(プログラム)を記憶するための記憶領域(RA
M)、1−7はホストコンピュータとの通信を行なう通
信ポートである。1−5は例えばFlashROMやE
EPROMであり、1−7はRS−232CやSCSI
のポートである。この装置には、他に周辺装置として機
能する部分(プリント部やスキャン部等)が存在するが
図では省略している。
【0017】図2は、図1に示したコンピュータ周辺装
置とホストコンピュータとの接続状態を示すシステム構
成を説明するブロック図である。
【0018】図において、2−1はコンピュータ周辺装
置で、基本的には図1と同様の構成となる。2−2は前
記周辺装置2−1と接続するためのホストコンピュー
タ、2−3は周辺装置を制御するためのCPU、2−4
は装置内のメモリのアドレスマップを切り替える切換え
器、2−5はホストコンピュータ2−2との通信を行な
う通信ポートである。2−6は起動用のプログラムを記
憶した書き換え可能なROM、2−7は処理手順(プロ
グラム)を記憶するための記憶領域(RAM)。
【0019】なお、この装置には他に周辺装置として機
能する部分(プリント部やスキャン部等)が存在するが
図では省略している。
【0020】本実施例では、通信ポート2−5を使い、
ホストコンピュータ2−2から新しいプログラムをダウ
ンロードしてROM2−6に記憶されたプログラムを更
新するコンピュータ周辺装置の例である。
【0021】この場合、問題となるのはROM領域への
書き込みの失敗により、周辺装置が起動しなくなるよう
な事態を如何に防ぐかということである。
【0022】図3は、図2に示したコンピュータ周辺装
置2−1における通常動作時のアドレスマップを説明す
る図である。
【0023】この図に示すように、コンピュータ周辺装
置2−1は、通常ROM2−6から起動し、RAM2−
7のすべてを作業領域として使えるようにマッピングさ
れている。
【0024】以下、図4に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係るコンピュータ周辺装置におけるプロ
グラムダウンロード処理(プログラム更新(グレードア
ップ)の手順)動作について説明する。
【0025】図4は本発明の一実施例を示すコンピュー
タ周辺装置のプログラム更新制御方法の手順を示すフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(15)は各ステッ
プを示し、ホストコンピュータ2−2から新しいプログ
ラムをダウンロードして最終的にROM領域2−6を更
新する手順に対応する。
【0026】まず、通常どおりにROM2−6から起動
した後(1)、ホストコンピュータ2−2からコマンド
を送る等の操作をしてプログラムのダウンロードモード
に移行する(2)。そして、ホストコンピュータ2−2
と通信することで新しいプログラムをRAM2−7上に
格納する(3)。この状態を示したのが図5である。
【0027】図5は、図2に示したコンピュータ周辺装
置2−1におけるプログラムダウンロード時のアドレス
マップを説明する図である。
【0028】RAM2−7上へ格納されたプログラム
は、誤って書き換えられないように保護される。これは
新しいプログラムを格納した領域を書き込み禁止領域と
する等の処理によって実現される。
【0029】なお、ダウンロードされたプログラムは、
もともとROM2−6に格納されたものと置き換えるた
めのものなので起動プログラムとして動作する。
【0030】上記処理により新しいプログラムをRAM
2−7に格納した後、アドレスマップ切替え装置2−4
によって、RAM2−7に格納された新しいプログラム
からコンピュータ周辺装置2−1が起動するようにアド
レスマップを切り換える(4)。
【0031】この様子を示したのが図6である。
【0032】図6は、図2に示したコンピュータ周辺装
置2−1におけるアドレスマップ切換え時のアドレスマ
ップを説明する図である。
【0033】この図に示すように、アドレスマップ切換
え時、通常の起動用のROM2−6のアドレスは起動ア
ドレス以外の場所へマッピングされる。アドレスマップ
切換え後、コンピュータ周辺装置2−1を再起動する
(5)。この時、RAM2−7はクリアされてはならな
い。
【0034】再起動後、新しいプログラムから起動でき
たかどうかを判定して(6)、正常起動できた場合に
は、プログラムの更新モードに移る(7)。
【0035】一方、ステップ(6)の判定で、新しいプ
ログラムから起動できなかった場合には、処理を中止す
るかどうかを判定して(8)、NOならばアドレスマッ
プを元に戻し(9)、再起動すればステップ(1)に戻
る。
【0036】一方、ステップ(7)のプログラムの更新
モードでは、まず、ROM2−6のバックアップを作成
する(10)。
【0037】このようなROMのバックアップは、RO
M2−6の更新に失敗したり、途中で作業を中断する場
合などに使うもので、プログラム更新に失敗してコンピ
ュータ周辺装置2−1が起動できなくなるのを防ぐため
のものである。バックアップ作成の様子を示したのが図
7である。
【0038】図7は、図2に示したコンピュータ周辺装
置2−1におけるバックアップ作成時のアドレスマップ
を説明する図である。
【0039】この図に示すように、バックアップ作成
時、ROM2−6のデータがそのままRAM2−7の一
部にコピーされ、書き換えられないように保護される。
【0040】次いで、バックアップの作成終了後、RO
M2−6の更新を行なう(11)。この作業では、あら
かじめRAM2−7にダウンロードした領域のデータを
ROM2−6にコピーする。
【0041】図8は、図2に示したコンピュータ周辺装
置2−1におけるROM更新時のアドレスマップを説明
する図である。
【0042】この後、コピーが正しくなされたかどうか
チェックし(12)、正しければアドレスマップを元
(ROM2−6から起動)に戻す(15)。
【0043】一方、ステップ(12)でコピーが正しく
行なわれなかった場合には、再度コピーを行なうかを判
定し(13)、NOならばステップ(11)に戻り、Y
ESならばバックアップをROM2−6に戻し(1
4)、アドレスマップを元(ROM2−6から起動)に
戻すことでROMの復元を行い(15)、作業を終了す
る。
【0044】なお、バックアップ時のROM2−6に戻
す(復元)様子を示すアドレスマップを図9に示す。
【0045】図9は、図2に示したコンピュータ周辺装
置2−1におけるROM復元時のアドレスマップを説明
する図である。
【0046】この様に上記方法によれば、切り換えられ
た前記第2の起動プログラムを実行してROM2−6に
記憶された前記第1の起動プログラムをRAM2−7に
書き換え不可状態に複写した後、RAM2−7に記憶さ
れた前記第2の起動プログラムの実行状態を判定し、該
判定結果に基づいてRAM2−7に記憶された第2の起
動プログラムまたはRAM2−7にバックアップされる
第1の起動プログラムのROM2−6への書き込みを行
うので、起動プログラムを確実、かつ復元可能に更新し
て、装置内のROMの内容を自由に書き換えられるよう
にすることが可能となる。
【0047】これにより、ROM2−6の更新後、コン
ピュータ周辺装置2−1を再起動すれば新しいプログラ
ムによってコンピュータ周辺装置2−1が起動すること
が可能となる。 〔第2実施例〕図10は本発明の第2実施例を示すコン
ピュータ周辺装置の構成を説明するブロック図である。
【0048】図において、10−2はコンピュータ周辺
装置10−1と接続するためのホストコンピュータ、1
0−3は周辺装置を制御するためのCPU、10−4は
装置内のメモリのアドレスマップを切り替える切換え
器、10−5はホストコンピュータ10−2との通信を
行なう通信ポートである。
【0049】10−6と10−7は起動用のプログラム
を記憶した書き換え可能なROM、10−8は処理手順
(プログラム)を記憶するための記憶領域(RAM)。
【0050】なお、この装置には他に周辺装置として機
能する部分(プリント部やスキャン部等)が存在するが
図では省略している。
【0051】また、本実施例は、第2実施例と同様に通
信ポート10−5を使い、ホストコンピュータ10−2
から新しいプログラムをダウンロードしてROM領域に
記憶されたプログラムを更新するコンピュータ周辺装置
の例である。
【0052】さらに、上記第1実施例では起動用のRO
Mが1つだけ存在したが、本実施例では起動用のROM
をROM10−6とROM10−7との計2つ設け、い
ずれかのROMから起動するようにアドレスマップ切換
え器10−4によってアドレスマップを切替えるように
構成されている。
【0053】また、上記第1実施例では、ホストコンピ
ュータ10−2からダウンロードしたプログラムを一旦
RAM領域に格納してからROMの更新を行なうが、本
実施例では起動に使わなかったもう片方のROMへ直接
ダウンロードする。 これは、本実施例では起動用のR
OMが複数存在し、1つを破壊してもコンピュータ周辺
装置10−1の再起動が保証されるためである。
【0054】そして、プログラムのダウンロードが終了
したら、ダウンロードしたプログラムを書き込んだRO
Mから起動するようにアドレスマップを切り替えて再起
動すると新しいプログラムによってコンピュータ周辺装
置10−1が動作するようになる。
【0055】このように、本例ではプログラムの更新を
複数あるROMを交互に更新することで行なう。
【0056】従って、コンピュータ周辺装置10−1内
には1つ前のバージョンのプログラムが必ず存在し、新
しいプログラムに問題が発生すれば、すぐに前のバージ
ョンのプログラムでコンピュータ周辺装置10−1を起
動し直すことができる。 〔第3実施例〕以下、本発明に係るコンピュータ周辺装
置における第3実施例について図1と図2を参照しなが
ら説明する。
【0057】本実施例は、ROMカードスロット1−3
を使い、スロットにされたROMカードから新しいプロ
グラムをダウンロードしてROM領域に記憶されたプロ
グラムを更新するコンピュータ周辺装置の例である。
【0058】以下、ROMカードから新しいプログラム
をダウンロードしてROM1−5内のプログラムを更新
する手順を説明する。
【0059】まず、ROMカードスロット1−3に新し
いプログラムを格納したプログラム更新用のROMカー
ドをさして装置を起動する。
【0060】通常通りに、ROM1−5から起動した
後、ホストコンピュータ2−2からコマンドを送る等の
操作を行なってプログラムのダウンロードモードに移行
する。
【0061】なお、ダウンロードモードへの移行は、R
OMカードスロット1−3上にあるプログラム更新用の
ROMカードを認識して自動的に移行してもよい。
【0062】この時点で、図3のステップ(3)とダウ
ンロード元と方法が異なるだけの同じ状態になる。従っ
て、この手順は、第1の実施例と同じになる。以下の手
順の詳細は第1の実施例と同様なので説明は省略する。
【0063】また、プログラム更新用のROMカード内
には起動用プログラムが格納されているので、アドレス
マップ切替え器1−2によって、ROMカードから起動
できるようにすれば、ROM1−5の内容が破壊された
時にROMカードから起動し、その後ROMの内容を書
き換えて修復するような制御を実行するように構成する
ことも可能である。 〔第4実施例〕以下、本発明に係るコンピュータ周辺装
置における第4実施例について図1と図2を参照しなが
ら説明する。
【0064】本実施例は、汎用のオプションスロット1
−4を使い、スロットにさしたオプションボードから新
しいプログラムをダウンロードしてROM領域1−5に
記憶されたプログラムを更新するコンピュータ周辺装置
の例である。
【0065】以下、オプションボードから新しいプログ
ラムをダウンロードしてROM1−5内のプログラムを
更新する手順を説明する。
【0066】まず、オプションスロット1−4に新しい
プログラムを格納したROMを持つプログラム更新用の
オプションボードを装着して装置を起動する。
【0067】通常通りにROM1−5から起動した後、
ホストコンピュータ2−2からコマンドを送る等の操作
を行なってプログラムのダウンロードモードに移行す
る。
【0068】ダウンロードモードへの移行は、オプショ
ンスロット1−4上にあるプログラム更新用のオプショ
ンボードを認識して自動的に移行してもよい。
【0069】この時点で、図3のステップ(1)とダウ
ンロード元と方法が異なるだけの同じ状態になる。従っ
て、後の手順は、第1実施例と同じになる。以下の手順
の詳細は第1の実施例と同様なので説明は省略する。
【0070】また、プログラム更新用のオプションボー
ド上のROMには起動用プログラムが格納されているの
で、アドレスマップ切替え器1−2によってこのROM
から起動できるようにすれば、ROM1−5の内容が破
壊された時にオプションボードから起動しその後ROM
の内容を書き換えて修復するということも可能である。
【0071】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0072】また、上記各実施例では、周辺装置をプリ
ンタまたはスキャナ装置を例としたが、プリンタの方式
の違い、レーザビームプリンタ等の電子写真プロセスを
実行するタイプと、インクジェットプリンタ等のように
インクを吐出して印刷するタイプとで本発明の適用が妨
げられるものではない。
【0073】この様に上記実施例によれば、RAM2−
7に記憶された第2の起動プログラムの実行状態を判定
してCPU2−3がRAM2−7に記憶された第2の起
動プログラムまたは前記第2の記憶媒体にバックアップ
される第1の起動プログラムのROM2−6への書き込
みを制御するので、起動プログラムを確実、かつ復元可
能に更新して、装置内のROMの内容を自由に書き換え
られるようにすることが可能となる。
【0074】また、第2の起動プログラムは、所定の通
信ポート2−5を介してホストコンピュータ2−2から
受信するので、ROM2−6内の起動プログラムを通信
により取得される起動プログラムで容易に更新すること
が可能となる。
【0075】さらに、第2の起動プログラムは、所定の
ROMカードスロット1−3を介して読み出すので、R
OM2−6内の起動プログラムを所定のROMカードス
ロットの装着操作で容易に更新することが可能となる。
【0076】また、第2の起動プログラムは、所定の汎
用スロット1−4を介して読み出すので、ROM2−6
内の起動プログラムを所定の汎用スロットの装着操作で
容易に更新することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、第2の記憶手段に記憶された第2の起
動プログラムの実行状態を判定して更新/復元制御手段
が第2の記憶手段に記憶された第2の起動プログラムま
たは前記第2の記憶媒体にバックアップ手段によりバッ
クアップされる第1の起動プログラムの前記第1の記憶
媒体への書き込みを制御するので、起動プログラムを確
実、かつ復元可能に更新して、装置内のROMの内容を
自由に書き換えられるようにすることができる。
【0078】第2の発明においては、第2の起動プログ
ラムは、所定の通信ポートを介してホストコンピュータ
から受信するので、第1の記憶媒体内の起動プログラム
を通信により取得される起動プログラムで容易に更新す
ることができる。
【0079】第3の発明においては、第2の起動プログ
ラムは、所定のROMカードスロットを介して読み出す
ので、第1の記憶媒体内の起動プログラムを所定のRO
Mカードスロットの装着操作で容易に更新することがで
きる。
【0080】第4の発明においては、第2の起動プログ
ラムは、所定の汎用スロットを介して読み出すので、第
1の記憶媒体内の起動プログラムを所定の汎用スロット
の装着操作で容易に更新することができる。
【0081】第5の発明においては、切り換えられた第
2の起動プログラムを実行して第1の記憶媒体に記憶さ
れた第1の起動プログラムを第2の記憶媒体に書き換え
不可状態に複写した後、第2の記憶手段に記憶された第
2の起動プログラムの実行状態を判定し、該判定結果に
基づいて第2の記憶手段に記憶された第2の起動プログ
ラムまたは第2の記憶媒体にバックアップされる第1の
起動プログラムの第1の記憶媒体への書き込みを行うの
で、起動プログラムを確実、かつ復元可能に更新して、
装置内のROMの内容を自由に書き換えられるようにす
ることができる。
【0082】従って、書き換え前の動作を保証した周辺
装置の起動プログラムの変更,更新等を容易、かつ確実
に行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すコンピュータ周辺装
置の構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したコンピュータ周辺装置とホストコ
ンピュータとの接続状態を示すシステム構成を説明する
ブロック図である。
【図3】図2に示したコンピュータ周辺装置における通
常動作時のアドレスマップを説明する図である。
【図4】本発明の一実施例を示すコンピュータ周辺装置
のプログラム更新方法の手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】図2に示したコンピュータ周辺装置におけるプ
ログラムダウンロード時のアドレスマップを説明する図
である。
【図6】図2に示したコンピュータ周辺装置におけるア
ドレスマップ切換え時のアドレスマップを説明する図で
ある。
【図7】図2に示したコンピュータ周辺装置におけるバ
ックアップ作成時のアドレスマップを説明する図であ
る。
【図8】図2に示したコンピュータ周辺装置におけるR
OM更新時のアドレスマップを説明する図である。
【図9】図2に示したコンピュータ周辺装置におけるR
OM復元時のアドレスマップを説明する図である。
【図10】本発明の第2実施例を示すコンピュータ周辺
装置の構成を説明するブロック図である。
【符号の説明】
2−1 コンピュータ周辺装置 2−2 ホストコンピュータ 2−3 CPU 2−4 アドレスマップ切換え器 2−5 通信ポート 2−6 ROM 2−7 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周辺装置を制御するための第1の
    起動プログラムを記憶する書き換え可能な第1の記憶媒
    体と、ワークエリアとなる第2の記憶媒体と、前記第2
    の記憶媒体にダウンロードされた第2の起動プログラム
    の記憶領域と前記第1の記憶媒体の記憶領域とのアドレ
    スマップを指定して起動プログラムを変更する変更手段
    と、この変更手段により指定された前記第2の起動プロ
    グラムを実行して前記第1の記憶媒体に記憶された前記
    第1の起動プログラムを前記第2の記憶媒体に書き換え
    不可状態に複写するバックアップ手段と、前記第2の記
    憶手段に記憶された前記第2の起動プログラムの実行状
    態を判定して前記第2の記憶手段に記憶された第2の起
    動プログラムまたは前記第2の記憶媒体にバックアップ
    される第1の起動プログラムの前記第1の記憶媒体への
    書き込みを制御する更新/復元制御手段とを有すること
    を特徴とするコンピュータ周辺装置。
  2. 【請求項2】 第2の起動プログラムは、所定の通信ポ
    ートを介してホストコンピュータから受信することを特
    徴とする請求項1記載のコンピュータ周辺装置。
  3. 【請求項3】 第2の起動プログラムは、所定のROM
    カードスロットを介して読み出すことを特徴とする請求
    項1記載のコンピュータ周辺装置。
  4. 【請求項4】 第2の起動プログラムは、所定の汎用ス
    ロットを介して読み出すことを特徴とする請求項1記載
    のコンピュータ周辺装置。
  5. 【請求項5】 所定の周辺装置を制御するための第1の
    起動プログラムを書き換え可能な第1の記憶媒体に記憶
    し、ワークエリアとなる第2の記憶媒体に第2の起動プ
    ログラムをダウンロードし、前記第1の起動プログラム
    が記憶された第1の記憶媒体の記憶領域と前記第2の起
    動プログラムが記憶された第2の記憶媒体の記憶領域と
    のアドレスマップを切り換え、該切り換えられた前記第
    2の起動プログラムを実行して前記第1の記憶媒体に記
    憶された前記第1の起動プログラムを前記第2の記憶媒
    体に書き換え不可状態に複写した後、前記第2の記憶手
    段に記憶された前記第2の起動プログラムの実行状態を
    判定し、該判定結果に基づいて前記第2の記憶手段に記
    憶された第2の起動プログラムまたは前記第2の記憶媒
    体にバックアップされる第1の起動プログラムの前記第
    1の記憶媒体への書き込みを行うことを特徴とするコン
    ピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法。
JP5295229A 1993-11-25 1993-11-25 コンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法 Pending JPH07146837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295229A JPH07146837A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 コンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295229A JPH07146837A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 コンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07146837A true JPH07146837A (ja) 1995-06-06

Family

ID=17817887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5295229A Pending JPH07146837A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 コンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07146837A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005259064A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Ricoh Co Ltd カード型メモリのインターフェース回路、その回路を搭載したasic、及びそのasicを搭載した画像形成装置
US6957296B2 (en) 1996-09-20 2005-10-18 Denso Corporation Memory writing device for an electronic device
CN100435021C (zh) * 1997-02-27 2008-11-19 佳能株式会社 动作程序可重写的照相机或照相机系统或此照相机的附件

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6957296B2 (en) 1996-09-20 2005-10-18 Denso Corporation Memory writing device for an electronic device
US7493455B2 (en) 1996-09-20 2009-02-17 Denso Corporation Memory writing device for an electronic device
CN100435021C (zh) * 1997-02-27 2008-11-19 佳能株式会社 动作程序可重写的照相机或照相机系统或此照相机的附件
JP2005259064A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Ricoh Co Ltd カード型メモリのインターフェース回路、その回路を搭載したasic、及びそのasicを搭載した画像形成装置
JP4508687B2 (ja) * 2004-03-15 2010-07-21 株式会社リコー カード型メモリのインターフェース回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6615404B1 (en) Method and apparatus for downloading software into an embedded-system
US6928579B2 (en) Crash recovery system
US7206971B2 (en) Selectable and updatable computer boot memory
WO2010035596A1 (ja) ファームウェア更新装置及び方法
JP2007094766A (ja) 制御装置及びバージョンアップ方法並びにプログラム
JP2000090011A (ja) メモリ書き換え方法及びコンピュ―タシステム
JP2002244877A (ja) プリンタ装置およびそのプログラム更新方法
JP2002342102A (ja) プログラム更新方法およびプログラム更新方式
JPH10307726A (ja) 起動エラー時におけるファームウェアリカバリ方式
JP5084853B2 (ja) ファームウエア更新装置、通信装置、電子機器、ファームウエア更新システム、ファームウエア更新方法及びプログラム
JPH07146837A (ja) コンピュータ周辺装置およびコンピュータ周辺装置のプログラム更新制御方法
JP3805195B2 (ja) プログラム書き換え装置及びプログラム書き換え方法
JP2005284902A (ja) 端末装置、その制御方法及び制御プログラム、ホスト装置、その制御方法及び制御プログラム、遠隔更新システム、方法及びプログラム
KR20070044268A (ko) 메인 보드의 부팅 처리 방법 및 그 장치
JP2002189609A (ja) アクシデントに適応したソフトウェア更新方式および方法
JP2004054616A (ja) ファームウェア自動修復機能を有する情報処理装置
KR20060134446A (ko) 전자제어유니트의 메모리 프로그램방법
JP2001344156A (ja) フラッシュメモリを有する装置およびデータの書き換え方法
JP3572861B2 (ja) 印刷装置
JP2827594B2 (ja) マイクロプロセツサ装置のフアームウエア・オンライン更新方式及びその更新方法
JPH08161160A (ja) 光ディスク再生装置のファームウエア更新方法
JP2002044693A (ja) 電子交換機の制御装置
JP2003122575A (ja) 情報処理装置
JPH09265399A (ja) Bios書き込み方法
US20230185564A1 (en) Control device and management method