JPH0714636U - 起動コンデンサ - Google Patents
起動コンデンサInfo
- Publication number
- JPH0714636U JPH0714636U JP4233593U JP4233593U JPH0714636U JP H0714636 U JPH0714636 U JP H0714636U JP 4233593 U JP4233593 U JP 4233593U JP 4233593 U JP4233593 U JP 4233593U JP H0714636 U JPH0714636 U JP H0714636U
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- JP
- Japan
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- capacitor
- starting
- compressor
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- relay
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- Pending
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- Motor And Converter Starters (AREA)
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- Induction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】単相誘導電動機を用いた圧縮機１の補助巻線３
と直列に起動リレー７を接続し、この起動リレー７で通
電が制御される起動コンデンサ１２において、コンデン
サ１２の暴爆弁１６を覆う空間２０をコンデンサ内部に
設けたことを特徴とする起動コンデン 【効果】暴爆弁が作動してもコンデンサの内部素子や電
解液が空間に収納される。
と直列に起動リレー７を接続し、この起動リレー７で通
電が制御される起動コンデンサ１２において、コンデン
サ１２の暴爆弁１６を覆う空間２０をコンデンサ内部に
設けたことを特徴とする起動コンデン 【効果】暴爆弁が作動してもコンデンサの内部素子や電
解液が空間に収納される。
Description
【０００１】
本考案は、単相誘導電動機を用いた圧縮機の起動に用いられる起動コンデンサ の改良構造に関するものである。
【０００２】
圧縮機の起動回路としては図１に示すようなものが用いられていた。１は単相 誘導圧縮機であり、主巻線２と補助巻線３とから構成されている。主巻線２、補 助巻線３は端子４、５を介して単相交流電力に接続される。６、７は夫々圧縮機 １の過負荷保護装置、及び起動用のリレーであり、一体に組み立てられている。 従って、コネクタＣ，Ｓ，Ｒを夫々圧縮機の端子Ｃ，Ｓ，Ｒに接続すれば圧縮機 １への取り付けが終わる。
【０００３】 過負荷保護装置６は電気ヒータ８とこのヒータで加熱される位置に設けられた バイメタル接片９とから構成されている。圧縮機に１に過電流（過負荷時）が流 れてヒータ８の発熱量が増加すると、バイメタル接片９が反って圧縮機への通電 を遮断する。
【０００４】 起動リレー７は励磁コイル１０（圧縮機の誘導電流で励磁される）と常閉接片 １１とから構成されこの起動リレー７には起動コンデンサ１２と運転コンデンサ １３とが接続されて、図に示すような起動回路を構成している。
【０００５】 この起動回路は、まず、圧縮機１が停止した状態で端子４、５に交流電力を供 給すると、圧縮機１の主巻線２と補助巻線３が通電される。この時、圧縮機１が 設計回転数に至るまでは圧縮機から充分な誘導電流発生せず、常閉接片１１は閉 じたままである。従って、圧縮機１が回転するまでは常閉接片１１は閉じたまま になって、起動コンデンサ１２が有効な状態になり、充分な起動トルクが得られ る。
【０００６】 圧縮機１が通常回転に至ると、圧縮機１から充分な誘導電流が得られる。この 誘導電流は補助巻線３、励磁コイル１０間で閉ループを構成する。従って、励磁 コイル１０が励磁されて常開接片１１を開く。従って、起動コンデンサ１２が切 り放されて圧縮機の起動が終了する。
【０００７】 図２は起動コンデンサ１２の断面図である。この図において１４、１５は端子 であり、１６はコンデンサの内部に収納された電解液であり、１７は内部の素子 である。このようなコンデンサは、内部の圧力上昇を逃がす暴爆弁１７（図３参 照）が設けられている。
【０００８】 この暴爆弁は、起動リレー７の常閉接片１１の端子が、長年の使用や、火花な どで溶着した際の保護であり、コンデンサ１２が連続通電状態になって、数分後 に内部の素子が異常発熱しコンデンサのケース内圧力が上昇した際のコンデンサ の爆発をするのものである。すなわちコンデンサが爆発する前に作動してない部 の圧力を逃がすものである。
【０００９】
このような従来の起動コンデンサでは、暴爆弁が作動した際にコンデンサの内 部素子や電解液が外部に放出され、悪臭と汚れを伴う問題点があったと共に、周 囲に配置された電気機器に影響を及ぼす問題点があった。
【００１０】 このような問題点に対して本考案はあ暴爆弁の作動による周囲への影響を防止 したコンデンサを抵抗するものである。
【００１１】
本考案は単相誘導電動機を用いた圧縮機の補助巻線と直列に起動リレーを接続 し、この起動リレーで通電が制御される起動コンデンサにおいて、コンデンサの 暴爆弁を覆う空間をコンデンサ内部に設けたものである。
【００１２】
このように構成された起動コンデンサは、コンデンサが暴爆した際にも内部の 素子や電解液が空間に収容されるので、これら素子や液がコンデンサの外部に放 出されることはない。
【００１３】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図４は本考案の実施例を示す 起動コンデンサの断面図である。尚、図２と同じ構成要素には同じ符号を付す。
【００１４】 コンデンサ１２のケース１９内を仕切板２０で仕切り、空間２１を形成する。 仕切板２０には図３に示した暴爆弁１６が設けられている。２２、２３は仕切板 に設けられた端子であり、コンデンサの電極に接続されている。２４、２５はこ の端子２２、２３と端子１４、１５をつなぐ接続部である。
【００１５】 このように構成された起動コンデンサでは、暴爆弁１６が作動した際にコンデ ンサの素子や電解液が空間２１に収納される。暴爆弁１６が作動してもコンデン サの内部素子や電解液がコンデンサの外部に放出される子てゃない。
【００１６】
本考案は単相誘導電動機を用いた圧縮機の補助巻線と直列に起動リレーを接続 し、この起動リレーで通電が制御される起動コンデンサにおいて、コンデンサの 暴爆弁を覆う空間をコンデンサ内部に設けたので、暴爆弁が作動した際にコンデ ンサのない簿素子や電解液が空間に収納され、コンデンサの外部に放出されるこ とはない。
【図１】圧縮機の起動回路図である。
【図２】図１に示した起動回路に用いる従来の起動コン
デンサの断面図である。
デンサの断面図である。
【図３】図２に示した起動コンデンサの状面図である。
【図４】本考案の実施例を示す起動コンデンサの断面図
である。
である。
１２ 起動コンデンサ １４ 端子 １５ 端子 １６ 暴爆弁 １７ 電解液 １８ 内部素子 ２１ 空間 ２２ 端子 ２３ 端子
Claims (1)
- 【請求項１】 単相誘導電動機を用いた圧縮機の補助巻
線と直列に起動リレーを接続し、この起動リレーで通電
が制御される起動コンデンサにおいて、コンデンサの暴
爆弁を覆う空間をコンデンサ内部に設けたことを特徴と
する起動コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233593U JPH0714636U (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 起動コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233593U JPH0714636U (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 起動コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0714636U true JPH0714636U (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=12633147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4233593U Pending JPH0714636U (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 起動コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714636U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113129574A (zh) * | 2021-03-15 | 2021-07-16 | 中国石油天然气集团有限公司 | 一种近钻头伽马成像工具无线控制装置及控制方法 |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP4233593U patent/JPH0714636U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113129574A (zh) * | 2021-03-15 | 2021-07-16 | 中国石油天然气集团有限公司 | 一种近钻头伽马成像工具无线控制装置及控制方法 |
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