JPH07144877A - タイヤ式クレーンの停止位置補正装置 - Google Patents

タイヤ式クレーンの停止位置補正装置

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JPH07144877A
JPH07144877A JP31109893A JP31109893A JPH07144877A JP H07144877 A JPH07144877 A JP H07144877A JP 31109893 A JP31109893 A JP 31109893A JP 31109893 A JP31109893 A JP 31109893A JP H07144877 A JPH07144877 A JP H07144877A
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crane
tire
magnetic
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magnetic plate
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JP31109893A
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Shinji Hara
伸治 原
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面上に突起物を設けることなく、タイヤ式
クレーンの正確な停止位置を検出する。 【構成】 磁気板15を検出する磁気センサ13aがど
れであるかによってクレーン1の進行方向と直角方向の
ズレ量を検出し、その検出量に応じてトロリ2の移動量
を補正する。これによりタイヤ式クレーン特有の進行方
向と直角な方向の位置ズレがあっても、その位置ズレ量
が補正され、トロリ2を正確に目標のコンテナ位置に導
くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナターミナルで
コンテナの蔵置に使用されるタイヤ式クレーンのよう
に、決められた直線走行路上に複数の停止点を有するタ
イヤ式クレーンの自動運転を行うためのタイヤ式クレー
ンの停止位置補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、橋形をしたヤイヤ式クレーンを自
動運転するには、地上にX,Yの絶対座標を定め、走
行、トロリ横行、吊り具巻き上げ目標値を入力し、起動
時における各動作位置を基準とし、必要な移動量を決定
して停止位置を制御することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のタ
イヤ式クレーンにおいては、様々な直線走行技術が実用
化されているものの、理想とする走行レーンからの横ズ
レを完全になくすことができず、このため高精度の位置
決めを必要とするような自動運転を行う際には、クレー
ンの脚部に水平ガイドローラを設け、走行レーンに水平
レールを敷いて横ずれを抑える等の方法を取るしかなか
った。この方法は確実な反面、折角のタイヤ式クレーン
の自由度を制限するばかりか、路面上に突起物が出るた
め、クレーンの下を他の車両が往来するような用途には
適用できない難点がある。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みて成された
もので、路面上に突起物を必要としないでも高精度の位
置決めを行えるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、走行方向と平行な状態で各停止位置
に設けた磁気板と、走行方向と直角な状態でかつ磁気板
と対向する位置に複数設けた磁気検出センサと、磁気板
を検出している磁気センサの個数および位置から進行方
向と直角な方向の位置ズレを検出し、そのズレ量に応じ
てトロリの走行位置を補正する補正装置を備えたもので
ある。
【0006】
【作用】複数ある磁気センサのうち磁気板を検出した磁
気センサがどれであるかによってクレーンの進行方向と
直角な方向に対するズレ量を検出し、トロリの走行量を
そのズレ量によって補正する。
【0007】
【実施例】図1は本発明を適用したクレーンがコンテナ
ヤードで荷役をしている状態の平面図であり、図2は側
面図であり、図1の下側方向から見た状態を示してい
る。このようなコンテナヤードではコンテナ蔵置場所が
長方形の升目で区切られ、クレーン1はこれにまたがっ
てタイヤ12によって走行レーン19に沿って長手手方
向に走行し、ベイと呼ばれる置き場区画の中央に停止し
て、トロリ2および吊り具3によってトレーラシャーシ
18からのコンテナ17の積み降ろし、トレーラシャー
シ18への積み付けに使用される。
【0008】図1および図2において、クレーン1の左
側脚部下方に、センサブラケット4が取り付けられ、そ
のセンサブラケット4の下端に磁気検出センサ群13が
下向き、すなわち地面に向けて取り付けられている。図
3および図4はその磁気センサ群の詳細な取付状態を示
す図であり、磁気センサ群13は図3のIIIb−IIIb矢視
図として図3(b)に示すように、複数の磁気センサ1
3aから構成され、それが走行レーン19に平行な状態
で地面に接着等の方法で取り付けられた磁気板15に接
近した状態で取り付けられている。また磁気センサ13
aは図4(b)に示すように磁気板15の幅と等しいか
それより短い取付ピッチで取り付けられている。
【0009】この装置で自動運転を行うには、地上に敷
設した磁気板15を座標軸の基準とし、各コンテナの蔵
置区画の中心位置をX,Y座標で認識し、先ず目標とし
て入力した座標Yを目指してクレーンを走行させた後、
次に座標Xを目指してトロリ2を横行させる。進行方向
は磁気板15が各停止点の中心に敷設してあるので、走
行位置決め時にクレーン1をこの上で停止するようにす
れば大きなズレは生じない。一方、進行方向と直角な方
向はクレーン1がタイヤ走行式であって、レール式のよ
うに進行方向に機械的ガイドができないために、走行停
止時点で基準位置からずれることが避けられない。
【0010】このため、走行停止直後にクレーン1の脚
部下部に設けた磁気センサ群13のうち動作している磁
気センサ13aから磁気板15とクレーン1のズレを検
出して、トロリ横行距離として、基準値にずれ量分の補
正を加えて横行量を演算するようにしている。
【0011】具体的に図2および図5で説明すると、コ
ンテナ17の蔵置区画は走行レーン19近くに敷設した
磁気板15の中心16を原点として、図2のL1からL
6の位置に基準をおいている。今、クレーン1が走行停
止した時点で磁気検出センサ群13の中心14が磁気板
15の中心16から外側にずれているとすると、作動し
ている磁気センサ13aを判別することにより、ズレ量
Eを検出する。
【0012】トロリ2の横行量Diは目標列をLiとする
と、Di=Li−S+Eによって自動運転を行う。このよ
うにすることでクレーン1が走行停止する度に横方向に
ズレを生じても、トロリ2を横行し、吊り具3を巻き下
げればその位置はヤードを基準として蔵置したコンテナ
の位置に合致し、支障なく自動掴みおよび自動積み付け
を行うことができる。
【0013】すなわち、磁気検出センサ13aを進行方
向と直角な方向に複数配設し、その配設間隔は磁気板1
5の横幅、すなわち進行方向と直角な方向の幅のよりも
充分狭い状態で複数配設し、そのうち磁気板15を検出
してオンになっている磁気センサ13aの数によってズ
レ量とズレ方向を検出し、その検出結果によってトロリ
2の横行量を補正すればよい。
【0014】図6はズレ量を検出する方法を説明する図
であり、磁気センサ13aの取付ピッチbは磁気板15
の感応幅Bと同じか小さいとしている。実際のズレ量を
E’演算によるズレ量をEとすると、演算によるズレ量
Eの演算は次のように行われる。
【0015】磁気センサ群13の中心に設けたセンサを
0とし、各センサに対してその右側に行くに従って#
1,#2,#3・・・・左側に行くに従って#−1,#
−2,#−3・・・の数値を登録する。登録した数値を
Ni 、オンとなったセンサの数をnとすると次の式が成
り立つ。 E=b×(ΣNi×Z)/n
【0016】Zはオンならば1、オフならば0とする。
図6の例ではn=2、#1と#2の磁気センサがオンな
ので次のようになる。 E=b×(1+2)/2=1.5・b 磁気センサ13aはピッチbで取り付けているため、実
際のズレ量E’と演算によるズレ量Eの間には誤差が生
じるが、その最大値はb/2であり、一合わせのために
許容される検出誤差以下になるようにセンサ取付ピッチ
bの値を選べばよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、走行レー
ンと平行な状態で停止点に磁気板を設け、クレーン脚部
の磁気板と対向する位置にクレーン進行方向と直角方向
に複数の磁気センサを配設し、その磁気センサのオンに
なっている個数によって位置ズレ量を検出するようにし
たので、従来のように路面に突起物を設けることなくタ
イヤ式クレーンに生ずる特有の横位置ズレがあってもそ
のズレを補償して、正確なトロリ移動量を決めることが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したクレーンの配置されたコンテ
ナヤードの平面図である。
【図2】クレーンの側面図である。
【図3】脚部の詳細を示す図である。
【図4】磁気センサ群と磁気板の関係を示す図である。
【図5】磁気センサ群部分の詳細を示す図である。
【図6】ズレ量の求め方を説明するための図である。
【符号の説明】
1 クレーン 2 トロリ 3 吊り具 4 センサブラケット 12 タイヤ 13 磁気センサ群 13a 磁気センサ 14 磁気センサ群の中心 15 磁気板 16 磁気板の中心 17 コンテナ 18 トレーラシャーシ 19 走行レーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行レーンに沿って走行し、停止位置で
    トロリを移動させコンテナの積み付けおよび積み降ろし
    を行うタイヤ式クレーンの停止位置を補正するタイヤ式
    クレーンの停止位置補正装置において、 走行方向と平行な状態で各停止位置に設けた磁気板と、 走行方向と直角な状態でかつ前記磁気板と対向する位置
    に複数設けた磁気検出センサと、 前記磁気板を検出している前記磁気センサの個数および
    位置から進行方向と直角な方向のクレーンの停止位置ズ
    レを検出し、その検出量に応じて前記トロリの走行位置
    を補正する補正装置を備えたことを特徴とするタイヤ式
    クレーンの停止位置補正装置。
JP5311098A 1993-11-18 1993-11-18 タイヤ式クレーンの停止位置補正装置 Expired - Lifetime JP3038669B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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