JPH07144269A - アンカーボルト用スリーブの製造方法、アンカーボルトのアセンブリ方法およびアンカーボルト - Google Patents
アンカーボルト用スリーブの製造方法、アンカーボルトのアセンブリ方法およびアンカーボルトInfo
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- JPH07144269A JPH07144269A JP12088794A JP12088794A JPH07144269A JP H07144269 A JPH07144269 A JP H07144269A JP 12088794 A JP12088794 A JP 12088794A JP 12088794 A JP12088794 A JP 12088794A JP H07144269 A JPH07144269 A JP H07144269A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 23
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- 238000005242 forging Methods 0.000 claims abstract description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/04—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
- F16B13/06—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
- F16B13/063—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve by the use of an expander
- F16B13/065—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve by the use of an expander fastened by extracting the screw, nail or the like
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、重量アンカーボルト用スリ
ーブを製造する改良された方法を提供することにある。 【構成】 半径方向外側に延びる多数のセグメント8を
有する円筒状カラー4を備えたブランク2を形成し、セ
グメント8を、セグメントがカラー4の軸まわりにほぼ
円筒状になるアセンブリ位置まで、曲げて、スリーブ2
4を形成する。
ーブを製造する改良された方法を提供することにある。 【構成】 半径方向外側に延びる多数のセグメント8を
有する円筒状カラー4を備えたブランク2を形成し、セ
グメント8を、セグメントがカラー4の軸まわりにほぼ
円筒状になるアセンブリ位置まで、曲げて、スリーブ2
4を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンカーボルト用スリ
ーブを製造する方法、スリーブを用いて、アンカーボル
トをアセンブリする方法およびこうして作られたアンカ
ーボルトに関するものである。
ーブを製造する方法、スリーブを用いて、アンカーボル
トをアセンブリする方法およびこうして作られたアンカ
ーボルトに関するものである。
【0002】
【先行技術】アンカーボルトは、コンクリートおよび同
様な材料中において、固定部を提供するために用いられ
ている。アンカーボルトは、通常、ほぼ、全体が管状の
スリーブアセンブリを備えている。スリーブアセンブリ
は、一体あるいはナット状のエクスパンダーヘッドを備
えたボルト状のセット部材上に配置される。アンカーボ
ルトは、コンクリートなどの穴内に、スリーブおよびエ
クスパンダーヘッドとともに、配置され、次いで、ボル
トは、多くの場合、コンクリートの表面上のナットを締
めることによって、スリーブ内に、引き出され、エクス
パンダーヘッドにより、穴の表面に抗して、スリーブが
外側に拡げられて、アンカーボルトが穴内に固定され
る。アンカーボルトは、異なった強度の固定部を提供す
るように設計されている。軽量アンカーボルトは、比較
的薄い金属シートからなり、ボルトのまわりに、多くの
場合、軸方向スリットを有する管を形成し得るスリーブ
を備えている。しかしながら、高荷重に耐えられる重量
アンカーボルトにおいては、スリーブはより強固なもの
で、典型的には、多数の鋳造セグメントから作られてい
る。鋳造セグメントは、押圧されたキャップおよびセグ
メントの外表面に形成された円周溝内に配置された保持
リングによって、ボルト上の所定の位置に保持されてい
る。
様な材料中において、固定部を提供するために用いられ
ている。アンカーボルトは、通常、ほぼ、全体が管状の
スリーブアセンブリを備えている。スリーブアセンブリ
は、一体あるいはナット状のエクスパンダーヘッドを備
えたボルト状のセット部材上に配置される。アンカーボ
ルトは、コンクリートなどの穴内に、スリーブおよびエ
クスパンダーヘッドとともに、配置され、次いで、ボル
トは、多くの場合、コンクリートの表面上のナットを締
めることによって、スリーブ内に、引き出され、エクス
パンダーヘッドにより、穴の表面に抗して、スリーブが
外側に拡げられて、アンカーボルトが穴内に固定され
る。アンカーボルトは、異なった強度の固定部を提供す
るように設計されている。軽量アンカーボルトは、比較
的薄い金属シートからなり、ボルトのまわりに、多くの
場合、軸方向スリットを有する管を形成し得るスリーブ
を備えている。しかしながら、高荷重に耐えられる重量
アンカーボルトにおいては、スリーブはより強固なもの
で、典型的には、多数の鋳造セグメントから作られてい
る。鋳造セグメントは、押圧されたキャップおよびセグ
メントの外表面に形成された円周溝内に配置された保持
リングによって、ボルト上の所定の位置に保持されてい
る。
【0003】したがって、典型的な重量アンカーボルト
を製造するためには、通常、3以上の鋳造セグメント
と、エンドキャップおよびセグメントアセンブリ、なら
び、にエンドキャップおよびボルト上の収容リングを、
別々に、形成することが必要である。かかるアンカーボ
ルトの製造を簡易化するための方法が、ヨーロッパ特許
出願第0154466に記載されている。この出願に
は、単一の部品としてのキャストであるスリーブを有す
るアンカーボルトが開示されている。ナットは、鋳型内
に組み入れられ、ナットをスリーブ内に引き入れるため
の力が加わると、破壊するもろい部分により、スリーブ
に結合される。スリーブは、砂型鋳造、インベストメン
ト鋳造、その他、捨て(sacrificial)中子あるいは拡張
(expanding)中子を利用する方法によって、形成され
る。
を製造するためには、通常、3以上の鋳造セグメント
と、エンドキャップおよびセグメントアセンブリ、なら
び、にエンドキャップおよびボルト上の収容リングを、
別々に、形成することが必要である。かかるアンカーボ
ルトの製造を簡易化するための方法が、ヨーロッパ特許
出願第0154466に記載されている。この出願に
は、単一の部品としてのキャストであるスリーブを有す
るアンカーボルトが開示されている。ナットは、鋳型内
に組み入れられ、ナットをスリーブ内に引き入れるため
の力が加わると、破壊するもろい部分により、スリーブ
に結合される。スリーブは、砂型鋳造、インベストメン
ト鋳造、その他、捨て(sacrificial)中子あるいは拡張
(expanding)中子を利用する方法によって、形成され
る。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は、捨て中子あるいは拡張中子を必要とするため、形
成プロセスが複雑であり、コストがかかるという問題が
あった。
法は、捨て中子あるいは拡張中子を必要とするため、形
成プロセスが複雑であり、コストがかかるという問題が
あった。
【0005】
【発明の目的】本発明の第一の目的は、重量アンカーボ
ルト用スリーブを製造する改良された方法を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、スリーブを用いて、ア
ンカーボルトをアセンブリする改良された方法を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、改良された
方法により作られたアンカーボルトを提供することにあ
る。
ルト用スリーブを製造する改良された方法を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、スリーブを用いて、ア
ンカーボルトをアセンブリする改良された方法を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、改良された
方法により作られたアンカーボルトを提供することにあ
る。
【0006】
【発明の構成および作用】前記第一の目的は、本件第一
発明によれば、半径方向外側に延びる複数のセグメント
を有する円筒状カラーを備えたブランクを形成し、セグ
メントを、セグメントが、カラーの軸のまわりに、円筒
状になるアセンブリ位置まで、曲げて、アンカーボルト
用スリーブを製造する方法によって達成される。本件第
一発明によれば、手作業の割合を減少させつつ、比較的
簡単な方法により、アンカーボルト用スリーブを製造す
ることが可能になる。本件第一発明の好ましい実施態様
においては、ブランクは、鋳造により形成される。半径
方向外側に延びるセグメントを形成することにより、捨
て中子あるいは拡張中子が不要になり、たとえば、簡単
な二つ割り砂型を利用することができる。鋳造により形
成されるときは、ブランクは、好ましくは、展性のある
鉄から鋳造される。あるいは、ブランクは、プレス加工
または鍛造により形成してもよく、かかる場合には、軟
鋼から形成されることが好ましい。好ましくは、各セグ
メントが、カラーの断面が縮小された部分を介して、カ
ラーの端部に結合される。この場合には、セグメントが
内側に曲げられたとき、変形は、縮小された部分でのみ
生ずる。
発明によれば、半径方向外側に延びる複数のセグメント
を有する円筒状カラーを備えたブランクを形成し、セグ
メントを、セグメントが、カラーの軸のまわりに、円筒
状になるアセンブリ位置まで、曲げて、アンカーボルト
用スリーブを製造する方法によって達成される。本件第
一発明によれば、手作業の割合を減少させつつ、比較的
簡単な方法により、アンカーボルト用スリーブを製造す
ることが可能になる。本件第一発明の好ましい実施態様
においては、ブランクは、鋳造により形成される。半径
方向外側に延びるセグメントを形成することにより、捨
て中子あるいは拡張中子が不要になり、たとえば、簡単
な二つ割り砂型を利用することができる。鋳造により形
成されるときは、ブランクは、好ましくは、展性のある
鉄から鋳造される。あるいは、ブランクは、プレス加工
または鍛造により形成してもよく、かかる場合には、軟
鋼から形成されることが好ましい。好ましくは、各セグ
メントが、カラーの断面が縮小された部分を介して、カ
ラーの端部に結合される。この場合には、セグメントが
内側に曲げられたとき、変形は、縮小された部分でのみ
生ずる。
【0007】サイズの大きいアンカーボルトの場合に
は、6以上のセグメントを設けることが好ましく、サイ
ズの小さいアンカーボルトの場合には、これらのセグメ
ントのみを設けることがより簡便である。セグメント
は、セグメントを半径方向内側に付勢するリングを収容
する円周方向溝とともに、設けてもよい。本件第二発明
によれば、前記第二の目的は、半径方向外側に延びる複
数のセグメントを有する円筒状カラーを備えたブランク
を形成し、セグメントを、セグメントが、カラーの軸の
まわりに、円筒状になるアセンブリ位置まで、曲げて、
製造されたスリーブをアセンブリし、セグメントの端部
と係合する多面ヘッドを有するセット部材上に、スリー
ブを位置させることによって達成される。本件第三発明
によれば、本件第二発明により、製造されたアンカーボ
ルトを得ることができ、前記第三の目的が達成される。
は、6以上のセグメントを設けることが好ましく、サイ
ズの小さいアンカーボルトの場合には、これらのセグメ
ントのみを設けることがより簡便である。セグメント
は、セグメントを半径方向内側に付勢するリングを収容
する円周方向溝とともに、設けてもよい。本件第二発明
によれば、前記第二の目的は、半径方向外側に延びる複
数のセグメントを有する円筒状カラーを備えたブランク
を形成し、セグメントを、セグメントが、カラーの軸の
まわりに、円筒状になるアセンブリ位置まで、曲げて、
製造されたスリーブをアセンブリし、セグメントの端部
と係合する多面ヘッドを有するセット部材上に、スリー
ブを位置させることによって達成される。本件第三発明
によれば、本件第二発明により、製造されたアンカーボ
ルトを得ることができ、前記第三の目的が達成される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
につき、詳細に説明を加える。図1および図2を参照す
ると、アンカーボルト内に用いられるスリーブを形成す
るためのブランク2が示されている。このブランク2
は、円筒状カラー4を備えている。カラー4の一端部に
は、円筒状ボア6が形成されている。複数のセグメント
8、本実施例においては、6つのセグメント8が、カラ
ー4の他端部から半径方向外側に延びている。各セグメ
ント8は、カラー4の端部に取付けるための縮小部10
を備えている。各セグメント8は、平面的には、ほぼ矩
形状をなしており、平行な側部12、12と、平な端面
14を有している。ブランク2内において、セグメント
8は、カラー4の軸に対して、多少の角度を有してい
る。断面図を示す図3に示されるように、各セグメント
8は、ほぼ円の扇状をなし、各セグメント8の外面16
は、その内面18よりも、大きな半径を有しており、セ
グメント8の側面20、20は、約59度の角度をなし
ている。図面から明らかなように、中心線に沿った各セ
グメント8の厚さは、カラー4の半径方向の厚さとほぼ
等しくなっている。各セグメント8の端面14から延び
る傾斜面22は、セグメント8のテーパーのつけられた
端部を形成している。
につき、詳細に説明を加える。図1および図2を参照す
ると、アンカーボルト内に用いられるスリーブを形成す
るためのブランク2が示されている。このブランク2
は、円筒状カラー4を備えている。カラー4の一端部に
は、円筒状ボア6が形成されている。複数のセグメント
8、本実施例においては、6つのセグメント8が、カラ
ー4の他端部から半径方向外側に延びている。各セグメ
ント8は、カラー4の端部に取付けるための縮小部10
を備えている。各セグメント8は、平面的には、ほぼ矩
形状をなしており、平行な側部12、12と、平な端面
14を有している。ブランク2内において、セグメント
8は、カラー4の軸に対して、多少の角度を有してい
る。断面図を示す図3に示されるように、各セグメント
8は、ほぼ円の扇状をなし、各セグメント8の外面16
は、その内面18よりも、大きな半径を有しており、セ
グメント8の側面20、20は、約59度の角度をなし
ている。図面から明らかなように、中心線に沿った各セ
グメント8の厚さは、カラー4の半径方向の厚さとほぼ
等しくなっている。各セグメント8の端面14から延び
る傾斜面22は、セグメント8のテーパーのつけられた
端部を形成している。
【0009】図面から明らかなように、ブランク2は、
比較的簡単な二つ割り型内で、通常の鋳造法によって、
容易に形成することができ、この方法により、展性のあ
る鉄GTW40により作られている。あるいは、ブラン
ク2は、鍛造あるいはプレス成形により、軟鋼から作る
こともできる。図3および図4において、スリーブ24
は、セグメント8が、カラー4の軸のまわりに、ほぼ円
筒状になるアセンブリ位置にまで、セグメント8を内側
に曲げて、ブランク2から作られる。スリーブ24に
は、カラー4の外径にほぼ等しい円上に、セグメント8
の湾曲した外面16が位置している。すなわち、セグメ
ント8の湾曲した外面16は、カラー4の軸まわりに、
ほぼ円形をしている。各セグメント8の傾斜面22は、
スリーブ24内において、各セグメント8の端部に向か
って、テーパーがつけられた内面を形成している。スリ
ーブ24を用いて、アンカーボルト26が作られると、
スリーブ24は、周に沿って配置され、スリーブ24の
傾斜面22に係合する6つの面30を有する多面ヘッド
28を備えたボルトの形に図示されたセット部材26上
に、位置させられる。部材26は、ナット34が取付け
られるねじ付き端部32を有している。ワッシャ36
は、ナット34に隣接する部材26上に位置させられ、
ワッシャ36とスリーブ24のカラー4との間に、別の
スリーブ38が位置している。図面から明らかなよう
に、ナット34を締めると、ヘッド28は、スリーブ2
4内に引き込まれ、セグメント8を拡げることになる。
比較的簡単な二つ割り型内で、通常の鋳造法によって、
容易に形成することができ、この方法により、展性のあ
る鉄GTW40により作られている。あるいは、ブラン
ク2は、鍛造あるいはプレス成形により、軟鋼から作る
こともできる。図3および図4において、スリーブ24
は、セグメント8が、カラー4の軸のまわりに、ほぼ円
筒状になるアセンブリ位置にまで、セグメント8を内側
に曲げて、ブランク2から作られる。スリーブ24に
は、カラー4の外径にほぼ等しい円上に、セグメント8
の湾曲した外面16が位置している。すなわち、セグメ
ント8の湾曲した外面16は、カラー4の軸まわりに、
ほぼ円形をしている。各セグメント8の傾斜面22は、
スリーブ24内において、各セグメント8の端部に向か
って、テーパーがつけられた内面を形成している。スリ
ーブ24を用いて、アンカーボルト26が作られると、
スリーブ24は、周に沿って配置され、スリーブ24の
傾斜面22に係合する6つの面30を有する多面ヘッド
28を備えたボルトの形に図示されたセット部材26上
に、位置させられる。部材26は、ナット34が取付け
られるねじ付き端部32を有している。ワッシャ36
は、ナット34に隣接する部材26上に位置させられ、
ワッシャ36とスリーブ24のカラー4との間に、別の
スリーブ38が位置している。図面から明らかなよう
に、ナット34を締めると、ヘッド28は、スリーブ2
4内に引き込まれ、セグメント8を拡げることになる。
【0010】必要があれば、セグメント8の端部のまわ
りに、リングを配置してもよいが、通常は必要がない。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく、特許請
求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可
能であり、それらも、本発明の範囲内に包含されるもの
であることは言うまでもない。
りに、リングを配置してもよいが、通常は必要がない。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく、特許請
求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可
能であり、それらも、本発明の範囲内に包含されるもの
であることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、重量アンカーボルト用
スリーブを製造する改良された方法を提供することが可
能になる。また、本発明によれば、スリーブを用いて、
アンカーボルトをアセンブリする改良された方法を提供
することが可能になる。さらに、本発明によれば、改良
された方法により作られたアンカーボルトを提供するこ
とが可能になる。
スリーブを製造する改良された方法を提供することが可
能になる。また、本発明によれば、スリーブを用いて、
アンカーボルトをアセンブリする改良された方法を提供
することが可能になる。さらに、本発明によれば、改良
された方法により作られたアンカーボルトを提供するこ
とが可能になる。
【図1】図1は、スリーブの形成に使用されるブランク
の平面図である。
の平面図である。
【図2】図2は、ブランクの側面図である。
【図3】図3は、図1のA−A線に沿った断面図であ
る。
る。
【図4】図4は、アンカーボルトの斜視図である。
【図5】図5は、アンカーボルトの側面図である。
2 ブランク 4 カラー 6 ボア 8 セグメント 10 縮小部 24、38 スリーブ 26 セット部材 28 多面ヘッド 34 ナット 36 ワッシャ
Claims (12)
- 【請求項1】 その軸から半径方向外側に延びる複数の
セグメントを有する円筒状カラーを備えたブランクを形
成し、前記セグメントを、該セグメントが、前記カラー
の軸のまわりに、ほぼ円筒状になるアセンブリ位置ま
で、曲げて、アンカーボルト用スリーブを製造すること
を特徴とするアンカーボルト用スリーブの製造方法。 - 【請求項2】 前記ブランクが鋳造により形成されるこ
とを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト用スリ
ーブの製造方法。 - 【請求項3】 前記ブランクが展性のある鉄から作られ
た鋳造物であることを特徴とする請求項2に記載のアン
カーボルト用スリーブの製造方法。 - 【請求項4】 前記ブランクが、プレス加工あるいは鍛
造により形成されることを特徴とする請求項1に記載の
アンカーボルト用スリーブの製造方法。 - 【請求項5】 前記ブランクが、軟鋼から形成されるこ
とを特徴とする請求項4に記載のアンカーボルト用スリ
ーブの製造方法。 - 【請求項6】 前記各セグメントが、前記カラーの断面
が縮小された部分を介して、前記カラーの端部に結合さ
れることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれ
か1項に記載のアンカーボルト用スリーブの製造方法。 - 【請求項7】 前記各セグメントの中心線に沿った厚さ
が、前記カラーの半径方向の厚さとほぼ等しいことを特
徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載
のアンカーボルト用スリーブの製造方法。 - 【請求項8】 前記アセンブリ位置における前記各セグ
メントの外面が、前記軸まわりに、丸められ、ほぼ円形
であることを特徴とする請求項7に記載のアンカーボル
ト用スリーブの製造方法。 - 【請求項9】 前記各セグメントの端部の内面に、テー
パーがつけられていることを特徴とする請求項8に記載
のアンカーボルト用スリーブの製造方法。 - 【請求項10】 前記ブランクが、6つのセグメントを
備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項9の
いずれか1項に記載のアンカーボルト用スリーブの製造
方法。 - 【請求項11】 前記請求項1ないし請求項10のいず
れか1項に記載の方法で形成されたスリーブをアセンブ
リし、前記セグメントの端部と係合する多面ヘッドを有
するセット部材上に、前記スリーブを位置させることを
特徴とするアンカーボルトのアセンブリ方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の方法により作られ
たアンカーボルト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9311578:0 | 1993-06-04 | ||
GB939311578A GB9311578D0 (en) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | Improvements in an relating to bolt anchors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144269A true JPH07144269A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=10736655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12088794A Pending JPH07144269A (ja) | 1993-06-04 | 1994-06-02 | アンカーボルト用スリーブの製造方法、アンカーボルトのアセンブリ方法およびアンカーボルト |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0627567A1 (ja) |
JP (1) | JPH07144269A (ja) |
GB (1) | GB9311578D0 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110129763A (ko) * | 2010-05-26 | 2011-12-02 | 한국델파이주식회사 | 강관을 이용한 차량용 교류발전기의 칼라 팬의 제조방법 |
US11261894B2 (en) | 2016-04-27 | 2022-03-01 | Hilti Aktiengesellschaft | Anchor having a wave-shaped sleeve |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19735709A1 (de) * | 1997-08-16 | 1999-02-18 | Hilti Ag | Hinterschnittdübel |
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