JPH07143844A - カードおよびそれを用いるチーズの製造方法 - Google Patents

カードおよびそれを用いるチーズの製造方法

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JPH07143844A
JPH07143844A JP5095146A JP9514693A JPH07143844A JP H07143844 A JPH07143844 A JP H07143844A JP 5095146 A JP5095146 A JP 5095146A JP 9514693 A JP9514693 A JP 9514693A JP H07143844 A JPH07143844 A JP H07143844A
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JP
Japan
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milk
curd
cheese
card
high frequency
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JP5095146A
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Atsumi Tobiya
篤実 飛谷
Harutaka Yamamoto
晴敬 山本
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳に高周波を照射して、連続的に、短時間で
効率よく、水分調節可能なカードを形成させる。このカ
ードを用いてカゼインやチーズを製造する。 【構成】 乳を酸性化し、高周波を照射することにより
カードを形成させる。そして、得られたカードを型詰め
し、圧搾、成形、加塩し熟成させてチーズを製造する。
また得られたカードを用いて水洗、乾燥してカゼインを
製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乳を原料に用い、高周波
で処理することによって連続的かつ直接的にカードを形
成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乳からカードを得る方法には、レンネッ
トを利用する方法、酸や乳酸菌などで酸凝固させる方
法、濃縮乳を特定のpHに調整して、加熱する方法、さ
らにはこれらの方法を組み合わせるなど多くの方法が知
られている。伝統的なレンネットを利用する方法は、ま
ず原料乳を35℃前後に加熱して、これに適量のレンネ
ットを添加する。そのまま15〜20分間静置すると、
レンネットの酵素反応によってカードができる。得られ
たカードを切断し、加温してホエーを排出させ、水洗、
乾燥するとレンネットカゼインが得られる。この方法で
は酵素反応を利用するために、カードの凝固状態がレン
ネットの活性や原料乳の品質によって大きく変わり、カ
ードの物性を制御することが非常に難しい。その結果、
カードの品質がばらつくという問題があり、歩留まりも
悪い。酸凝固させる方法は、40〜60℃に加温した原
料乳に乳酸菌を加えて発酵させたり、硫酸や塩酸、乳酸
などを添加するなどして、pHを等電点付近まで下げる
ことによって、カードを形成させるというものである。
この方法ではpHを等電点付近まで下げるので、形成し
たカードを中和する必要がある。しかしカード中に残っ
た酸、塩やホエーなどを除くためには大量の水で洗浄し
なければならず、時間もかかる。その結果、得られたカ
ードは灰分が多く、タンパク質が変性した製品となる。
そこで濃縮乳から調製する方法が提案されている。濃縮
乳から調製する方法(特公平3−60466号公報)
は、まず乳をUF(限外濾過)膜などで濃縮し、酸でp
Hを6以下に下げる。つぎに熱水と混合するとカードが
形成する。この方法は多量の熱水を要し、固形の熱水中
への流出がある。得られるカードは通常のチーズよりも
水分が高くなり、また熱の伝わりかたでカードの物性が
変わるので、製品品質を自由にコントロールことはでき
ない。いずれにしても、複雑な工程や原料となる乳の乳
タンパク質濃度を高くしなければならないなどの制限が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術が有する問題点を解決するために、乳から直接的か
つ連続的に、成分変性が少なく、濃縮乳のタンパク質濃
度に左右されない、水分調節可能なカードを形成するこ
とを課題とする。また得られたカードを用いてチーズを
製造する方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の構成上の特徴
は、乳をpH6.0以下まで酸性化し、この溶液に高周
波を照射して加熱することにより、カードを形成するこ
と、およびこのカードを用いてチーズを製造することに
ある。本発明において高周波とは、高周波の領域に属す
る周波数であり、周波数3KHz以上の高周波および3
00MHz以上の超高周波、いわゆるマイクロ波を含む
周波数を意味する。以下、本発明を詳しく説明する。
【0005】本発明における乳は、牛、羊、山羊、水牛
などの新鮮な生乳、所定の濃度に調節した脱脂粉乳、乳
脂、植物脂を加えた再構成乳などを用いる。この原料と
する乳を濃縮する必要はないが、乳を限外濾過などで濃
縮して、濃縮乳にしてから用いることもできる。また脱
脂粉乳を添加して、タンパク質濃度を高くした乳も利用
できる。つぎに、乳を必要に応じて殺菌する。通常は7
5℃で15秒間程度行う。この前後に脂肪率等を、目的
に応じて調整してもよい。次いで、冷却する。このとき
の温度は、通常の乳で20℃前後であるが、乳のタンパ
ク質濃度が高い場合には、それに応じて温度を下げると
よい。さらにこの段階で本発明で得られたカードを用い
てナチュラルチーズを製造するときは熟成中に必要なレ
ンネット等の凝乳酵素、プロテアーゼ等のタンパク質分
解酵素、リパーゼ等の脂肪分解酵素等のチーズ熟成用酵
素、あるいは乳酸菌スターター等を添加してもよい。本
発明の凝乳酵素や、他の酵素等のチーズ熟成用酵素、乳
酸菌スターター等の添加はカードを形成するためではな
く、あくまでも熟成中にナチュラルチーズ特有の風味を
醸成するために添加するものである。なぜなら本発明の
骨格をなすカード形成は高周波の照射手段により行うか
らである。したがって当然、熟成しないチーズには、凝
乳酵素等のチーズ熟成用酵素の添加は必要ではない。し
かしながらpH調整のために乳酸菌スターターを添加す
ることはありえる。
【0006】そして、冷却しながらpH調整のための酸
性化剤を添加し、撹拌し混合する。酸性化のpHの範囲
は、タンパク質濃度にもよるが、pH4.8〜6.0の
範囲が適当である。この範囲の中で、タンパク質濃度が
高くなるほど、高いpHで凝固が起こるようになる。酸
性化剤としては、乳酸、酢酸、硫酸、塩酸などいずれの
酸でも使用することができるが、得られたカードを食品
用に供する場合は、食品に適した酸を用いることが望ま
しい。このような酸の代わりに乳酸菌スターターを加え
て乳酸菌の酸生成により、pHを6.0以下、たとえば
4.8程度に下げても本発明の目的は達成される。
【0007】このようにして調製された乳に、高周波を
照射する。照射する高周波は、高周波の領域に属する周
波数であれば、特に問わない。一般的には3KHz以上
が高周波といわれているが、通常は3KHz〜300M
Hzを高周波と称している。しかしながら電波法の規制
をうけないで、しかも実用的に行うには、このような周
波数として我が国では、2450MHzまたは915M
Hzの超高周波、いわゆるマイクロ波が通常用いられて
いる。したがって、これらの周波数を使用すると都合が
よい。2450MHzまたは915MHzによるとき
は、マイクロ波の浸透深度が異なるので目的によって使
い分けると良い。損失係数の大きい厚みのある製品の、
より均一な加熱を目的とする場合は915MHzを使用
する。照射する強度は乳の処理量、求めるカードの水分
等に応じて調整するが、100〜500ワット(W)程
度あればよい。また照射時間は、カードが形成するまで
照射すれば充分であるが、例えば500ml程度の5倍
濃縮乳(pH5.2)か、500ml流量単位の場合、
300Wで約3分間照射すればゲル化してカードの形成
ができる。しかしながら高周波誘電加熱における装置等
の照射出力と照射時間は上記範囲に制限されず、規模の
大小や単位時間当たりの処理量、目的とするカードの硬
さや水分値等によって、適宜設定する。
【0008】高周波を照射すると乳の温度が上がる。そ
うすると乳がゲル化してカードが形成される。乳の温度
は、特に限定しないが20℃以上がよい。温度は高いほ
うがカードの形成は早くなるからである。乳タンパク質
濃度が高い場合、例えば30%(本発明で%はすべて、
重量%を意味する)では硬くしまったゲルとなり、濃度
が低い場合、例えば10%程度では、軟らかく水分の多
いゲルになる。乳の通常のタンパク質の濃度は、例えば
牛乳では3.3%(この例の乳の固形分の濃度は、1
2.7%である)であるがこの濃度でもカード形成は可
能である。ゲル化してカードを形成する温度は、乳の濃
度およびpHによって変化する。濃度が高くなるほど、
あるいはpHが低くなるほど、ゲル化温度は低くなる。
たとえばpH4.8では25℃位でゲル化し、pH5.
2では30℃程度でゲル化する。さらには乳の冷却時に
レンネットを添加した場合も、温度は下がる。たとえば
pH4.8位では、5℃程度低くなる。
【0009】照射時間は長くすればカードのシネリシス
(ゲルを放置するとき結合していた水分を放出して、体
積を減少すること)が進むので、得られるカードの水分
を調整することができるようになる。従来の、濃縮乳と
熱湯を混合させてカードを形成する方法では、カードと
ホエーが本発明のように明瞭に分離できず、このため得
られたカードの水分が高くなるのに比して、本発明によ
るカードの形成は、いわゆるフロック(flock)状にカー
ド形成するのでカードとホエーの分離が、きわめて良
い。このため、カードの水分値を制御できるという特徴
がある。
【0010】たとえば、得られるカードの水分を制御す
る方法は、次のようにして行う。通常、チーズカードの
水分値は、おおむね45%前後であるが、本発明で水分
が60%以上の高水分のカードを製造するときは、乳が
ゲル化を始めた時点で高周波の照射を止める。こうする
と得られたカードは保水性がよく軟らかいものができ
る。一方、水分が40%前後の低水分のカードを製造す
るときには、乳がゲル化し始めた後も照射を続けるとカ
ードのシネリシスが進行する。このようにして得られた
カードは、水分が低く硬い締まったカードになる。この
ように照射時間を調節することによって、カードの水分
を40〜60%以上まで制御することができる。またこ
の水分値に応じてカードの硬さも調節できることにな
る。
【0011】照射の方法は、バットや容器に乳を入れて
照射してバッチ処理してもよいし、乳をパイプ等の中を
通過させながら流動状態で連続的に照射してもよい。こ
の際パイプ等の材質は、照射する高周波(マイクロ波)
が透過する、損失係数が少ない物質、例えばポリエチレ
ン等の合成樹脂、ガラス、陶器、セラミックス、ある種
の金属、その他を用いる。さらにまた、本発明の方法で
得られたカードは、前記した酸凝固させる方法に比べて
pHが高いので、中和処理する必要がない。また加熱時
間が短いことから、タンパク質の変性も少ない。さらに
は高水分から低水分まで、カードの水分を幅広く変えら
れるという特徴もある。したがって、チーズ用のグリー
ンカードや精製カゼインの原料として用いるのに非常に
適したカードとなる。すなわち低水分のカードが得られ
るので、チーズや精製カゼインの原料として広く利用す
ることができる。そしてタンパク質等の成分変性が少な
いので良質のカードが得られる。そしてまた、本発明に
より得られたカードを水洗、乾燥して変性の少ない良質
のカゼインを製造したり、得られたカードを用いて未熟
成のパスタフィラタタイプのチーズや熟成タイプのチー
ズを製造することができる。
【0012】
【実施例】以下実施例を示して具体的に説明する。
【0013】(実施例1)全乳を75℃で15秒間加熱
殺菌し、100kg/cm2 で均質化処理した。この殺
菌乳をUF(限外濾過)膜で処理し、乳糖を含むパーミ
エートを取り除き、乳タンパク質を5倍に濃縮したUF
濃縮乳を得た。これを10℃付近まで冷却したのち、乳
酸を添加してpHを5.2に調整した。この酸性濃縮乳
に、周波数2450MHz、300Wの高周波を3分間
照射して、カードを得た。このカードはモツァレラチー
ズ様の物性を示し、チーズの原料に適するカードが得ら
れた。
【0014】(比較例1)実施例1で得られた濃縮乳を
冷却し、乳酸を加えてpHを5.2に調整した。この乳
と80℃に加熱した熱湯とを瞬間的に混合させて、カー
ドを形成させた。このように熱湯と混合してカードを製
造したものは、カードの水分が50%になったが、本発
明の方法で得られたカードは水分が40%になった。こ
の水分の低いカードは硬く歯ごたえがよい締まったカー
ドであった。
【0015】(実施例2)生脱脂乳を75℃で15秒間
加熱殺菌した。この乳を10℃付近まで冷却したのち、
乳酸を添加してpHを5.0に調整した。つぎに周波数
2450MHz、300Wの高周波を5分間照射する
と、乳が上澄みと沈澱物に分かれカードを形成した。こ
のカードを形成した沈澱物と上澄みを分け、沈殿物をニ
ーダーで混練して水分を除去すると可塑性に富んだカー
ドが得られた。カードはモツァレラチーズの物性を示し
た。
【0016】(比較例2)一方、原料として用いた生脱
脂乳を濃縮しない他は、比較例1と同様にして濃縮しな
い脱脂乳と熱湯とを混合してカードを形成させる試みを
行ったが、乳タンパク質濃度が低くてカードが形成され
なかった。
【0017】(実施例3)実施例1と同様にして製造し
て得られたカードをニーダーを用いて、70℃で混練
し、直径10cmのオリフィスから押し出した。つづい
てこれを9倍に延伸して、10℃の冷水で冷却して繊維
性チーズを得た。従来のレンネットを添加して形成され
たカードを用いて、上記と同様にして製造した従来の繊
維性チーズと比較したところ、本発明で得られた繊維性
チーズは、10℃に3カ月間保存しても、繊維性は、レ
ンネット等の凝乳酵素を使用していないため製造直後と
ほとんど変わらず、風味もほとんど低下しなかったのに
対し、従来の繊維性チーズは、10℃、1カ月間で、繊
維性は、いちじるしく低下し商品として適しないくらい
であった。
【0018】(実施例4)全乳400kgを75℃で1
5秒間加熱殺菌し、この殺菌乳を55℃に調整し限外濾
過装置に通し乳糖を含むパーミエートを取り除き、乳タ
ンパク質を4倍に濃縮したUF濃縮乳を得た。これを1
0℃付近まで冷却したのち、5倍に希釈した乳酸を添加
してpHを5.3に調整した。この酸性濃縮乳に、凝乳
酵素(レンネット)を0.005%量、およびラクトバ
チルス・ブルガリクスとストレプトコッカス・サーモフ
ィラスからなる混合乳酸菌スターターを5%量添加し、
凝固させないで、915MHz、500Wの高周波を4
分間照射してカードを形成させた。このカードからホエ
ーを除去して、モールドに型詰め後、常法によりプレ
ス、加塩し、10℃で熟成を行って、ゴーダタイプのチ
ーズ44kgを得た。得られたチーズは、風味、テクス
チャーとも良好であった。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、従来の方法では得られ
なかった次の利点を有する。
【0020】加熱処理する時間が短く、pHが高いの
で、得られるカードのタンパク質等の成分変性が少な
い。
【0021】照射時間を調節することによって、シネリ
シスの程度を変えることができるので、低水分から高水
分まで、さまざまな水分のカードが得られる。。
【0022】原料乳の乳タンパク質濃度が低くても、な
んら濃縮することなくカードを造ることができる。
【0023】カードの製造を短時間で、連続的に行うこ
とができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸性化された乳に、高周波を照射して形
    成されてなるカード。
  2. 【請求項2】 乳をpH6.0以下に酸性化し、高周波
    を照射してカードを形成させることを特徴するカードの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 乳をpH6.0以下に酸性化し、チーズ
    熟成用酵素および/または乳酸菌スターターを添加し、
    高周波を照射してカードを形成させ、ホエーを除去し
    て、カードを型詰め、成形、加塩し、熟成させてチーズ
    を製造することを特徴とするチーズの製造方法。
JP5095146A 1993-03-31 1993-03-31 カードおよびそれを用いるチーズの製造方法 Pending JPH07143844A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014180247A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Snow Brand Milk Products Co Ltd 白カビ系チーズ及びその製造方法
US8932657B2 (en) * 2012-12-13 2015-01-13 Johnson Industries International, Inc. Methods and apparatuses for making pasta filata
US10258017B2 (en) 2014-04-21 2019-04-16 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Continuous cooker stretcher and methods of use thereof
US10278360B2 (en) 2015-02-20 2019-05-07 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Single auger extruder
US10426129B2 (en) 2013-11-27 2019-10-01 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Cheese-making methods and apparatuses

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