JPH071421U - メガネの汗取りシート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に吸収紙を内蔵した不織布、裏面に全面
粘着テープを装着させたシートでメガネフレームの鼻パ
ット及び先セル部分に発生する油や水分を吸収させる汗
とりシートである。 【構成】 表面に吸収紙（２）を内蔵した不織布（１）
を設け、裏面に全面粘着テープ（３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、メガネフレームの鼻パット及び先セル部分に吸収材装着の汗取り シートを貼り、皮ふから発生する汗や油を吸収させることにより、メガネのすべ りどめ、又、汗取りシートがクッション作用となりメガネの重みを軽くさせる効 果をもたせたものである。

【０００２】

【従来の技術】

これは次のような欠点があった。 （イ）従来、メガネを長時間かけているとメガネフレームの鼻パット及び先セル 部分に皮ふから発生する汗や油がたまり、メガネのずり落ちの原因となっていた 。特に、夏は大変な不快感であった。 （ロ）化粧している女性は鼻パットでおさえられている皮ふの部分が化粧ファン デーションの油と皮ふから発生する汗と油が混り、その部分がよれて化粧むらの 原因となる。特に夏は、鼻パット部分の化粧ファンデーションを完全にはがして しまい、一度メガネをかけたら途中ではずせない恥しさがあった。 （ハ）鼻パットでおさえられた皮ふの部分にメガネの重みがかかるため、その部 分の皮ふがうっ血し、鼻パットの跡が赤黒く変色して皮ふにくぼみが残り、メガ ネをはずした時、もとに回復するのにかなりの時間を要した。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

したがって、本考案はこれらの欠点を除いて、メガネのずり落ちや化粧むらを 防止し、メガネの重みを軽減させるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いま、その構成を説明すると、表面の皮ふに触れる側に吸収紙（２）を内蔵し 、周囲を完全シールで封入した不織布（１）、裏面のメガネフレームの鼻パット （４）と先セル部分（５）に触れる側に全面粘着テープ（３）を設けたメガネの 汗取りシート。尚、メガネの汗取りシートは鼻パット（４）と先セル部分（５） の形状にそれぞれあわせたものを粘着性のはがせる台紙（６）にあらかじめセッ トしておく。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構成であるから、これを使用するときは粘着性のはが せる台紙（６）よりはぎとり、不織布（１）面を皮ふ側に向け、全面粘着テープ （３）面を鼻パット（４）、先セル部分（５）に貼り付ければよい。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）メガネの汗取りシートは約２ミリから３ミリ程度の厚さにし、必要に応じ て付け替えできるようにする。使用済みのものは使い捨てにしてよい。 （ロ）不織布（１）と吸収紙（２）の材質としては、天然パルプ配合不織布材及 び吸収紙が適していた。 （ハ）メガネの汗取りシートはメガネフレームの鼻パット（４）、先セル部分（ ５）以外の皮ふと接触する部所に貼り付けることもできる。又、メガネフレーム のカラーにあわせて着色することもできる。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、皮ふから発生する汗や化粧油を吸収することにより、化粧むらを なくし、メガネのずり落ちを防止し、又、汗取りシートがクッションの役割をし てメガネの重みを軽減させる。 このような簡単な方法で問題を解決したものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の鼻パット用の拡大斜視図及び一部切断
図

【図２】本考案の鼻パット部分に貼り付ける状態を示す
斜視図

【図３】本考案の先セル部分用の拡大斜視図及び一部切
断図

【図４】本考案の先セル部分に貼り付ける状態を示す斜
視図

【図５】本考案を台紙よりはぎとるときの状態を示す斜
視図

【符号の説明】

１ 不織布 ２ 吸収紙 ３ 全面粘着テープ ４ メガネフレームの鼻パット ５ メガネフレームの先セル部分 ６ 粘着剤付きのはがせる台紙

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０２Ｃ 11/00

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面に吸収紙（２）を内蔵した不織布
   （１）を設け、裏面に全面粘着テープ（３）を装着した
   メガネの汗取りシート。