JPH07141302A - 並列計算機における負荷分散方法 - Google Patents

並列計算機における負荷分散方法

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JPH07141302A
JPH07141302A JP30964593A JP30964593A JPH07141302A JP H07141302 A JPH07141302 A JP H07141302A JP 30964593 A JP30964593 A JP 30964593A JP 30964593 A JP30964593 A JP 30964593A JP H07141302 A JPH07141302 A JP H07141302A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のクラスタを、通信ネットワークに接続
した並列計算機において、クラスタ内のPEが動的負荷
分散を行なう際の待ち時間を削減する。 【構成】 各クラスタに設けられた通信用プロセッサ1
50において、定期的に、負荷分散の候補となる他のク
ラスタの番号157をランダムに選択し、分配候補クラ
スタの負荷値と自クラスタの負荷値と比較する。その結
果分配候補クラスタの負荷値が小さい場合には負荷分配
フラグ156を可とし、大きい場合には負荷分配フラグ
156を不可とする。各クラスタのPEが後に負荷分配
するときには、この通信用プロセッサが決めた負荷分配
候補クラスタ番号157と負荷分配の可否を表すフラグ
156の値に応じて負荷分散を行なう。 【効果】 動的負荷分散に必要となる情報をあらかじめ
通信用プロセッサが調べておくことにより、クラスタ内
のPEが負荷分散を行なう際にはネットワークを介した
情報の収集が不要になり、負荷分散の待ち時間をなくす
ことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプロセッシング・
エレメントからなる並列計算機の動的な負荷分散方式に
係り、特に主記憶共有のプロセッサからなるクラスタを
ネットワークにより接続した、階層構造を持った並列計
算機において、負荷の均一分配に好適な負荷分散方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】計算機性能の飛躍的向上に関して、多数
台のプロセッシング・エレメントを並列動作させる、並
列計算機が有望視されている。以下ではプロセッシング
・エレメントを略してPEと呼ぶ。並列計算機において
は負荷となるプロセスを複数のPEに均一に分散させる
ことが重要である。全PEが等しく処理を負担した場合
に最も性能が高くなるのであり、負荷の偏りが大きくな
ればなるほど性能が低下する。また、並列計算機におい
ては、並列化オーバヘッド、つまりプロセスのPE間の
分配に伴う通信処理の低減も重要な課題である。PE間
で頻繁に負荷値(実行待ちプロセス数)をやり取りし、
常に負荷の少ないPEにプロセスを分配すれば、各PE
の負荷は均等化するが、 通信オーバヘッドは高く、全
体の実行効率はかえって低下する。従って、PE間の通
信量を削減しつつ、負荷の均等化を実現する負荷分散方
式が要求される。
【0003】特開平2−208731に示さた技術で
は、プロセスを分配しようとしていたPEがランダムに
選んだPEの負荷値をネットワークを通じて調べ、相手
のPEの負荷値が小さい場合にのみ、負荷分散を行なう
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、全
てのPEがネットワークへの通信路を持っている場合は
有効であるが、主記憶共有のクラスタ構成を採用するこ
とにより、PEがネットワークに直接接続されていない
ときは、他のPEの負荷値を簡単に調べることが出来
ず、効率的な負荷分散を行なうことができない。
【0005】近年高集積LSI技術の発達に伴い、主記
憶共有の密結合マルチプロセッサ(TCMP)を採用す
るシステムが増えている。TCMP内ではPEは同一の
アドレス空間を共有できるため、効率的な処理が可能で
ある。TCMPは共有バスのスループットにより接続可
能なPE数が10台程度に制限されるため、より大規模
なシステムを構成するためにはTCMPクラスタをさら
にネットワークにより接続し、階層型のシステム構成を
とる必要が有る。その際、ネットワークのハードウェア
規模を削減するため、全てのPEからネットワークへの
通信路を出すことは通常行なわれず、クラスタ内に1台
通信用のプロセッサを設ける方式が一般的である。通信
用プロセッサのみがネットワークへ接続され、他のPE
はネットワークへの通信路は持たない。クラスタ内のP
Eが通信を行なうには、TCMPを介して通信用プロセ
ッサに通信を依頼しなければならない。
【0006】従来提案された動的負荷分散は、全てのP
Eがネットワークに接続されているアーキテクチャを想
定し、以下の手順で行なわれる。先ず、分配候補となる
PEをランダムに選択し、分配候補PEの負荷値を読み
出す。この際、各PEの負荷値はネットワーク内の専用
レジスタに格納されている。これにより、負荷値を迅速
に読み出すことが出来る。その後分配候補PEの負荷値
と自PEの負荷値の比較が行なわれ、分配候補PEの負
荷値が自PEの負荷値より小さい場合には負荷の分配が
行なわれる。分配候補PEの負荷値が自PEの負荷値よ
り大きい場合には負荷の分配は行なわない。この方式
は、分配候補となるPEの負荷値のみを調べればよいた
め、システム全体の負荷情報等のグローバルな情報を使
うことなく、負荷分散を行なうことが可能である。この
負荷分散方式はスマートランダム方式と呼ばれている。
【0007】クラスタ構成のクラスタの間で、スマート
ランダム方式による動的負荷分散を行なおうとすると、
以下のような問題点が生じる。各クラスタのPEが他の
クラスタへ負荷分散を行なおうとし、分配候補クラスタ
の負荷値を読み出す場合、PEはネットワークに直接は
接続されていないため、TCMPを介して通信用プロセ
ッサに負荷値の読み出しの依頼が行なわれる。また、ネ
ットワークからの負荷値の読み出しが終了した後、読み
出された負荷値を通信用プロセッサから依頼元のPEに
転送する必要が有る。さらに、通信用プロセッサが他の
処理を行なっている場合には、PEからの負荷値読み出
し要求にすぐに応えることが出来るとは限らない。その
ため、クラスタ内のPEが負荷値を得るまでの待ち時間
が非常に大きくなる危険が有る。負荷値読み出しの待ち
時間の増加は、PEの稼働率の低下を招くばかりか、負
荷の分配そのものが遅れるため、効果的な動的負荷分散
を行なう上で大きな障害となる。
【0008】本発明の目的は、クラスタ構成の並列シス
テムにおいて、クラスタ内のPEが負荷分散を行なう際
の待ち時間を少なくすることが可能な、動的負荷分散方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、各通信用プロセッサにおいて、定期的に分配候補と
なるクラスタを決め、そのクラスタの負荷値を読み出す
と共に、自クラスタの負荷値との比較を行ない、あらか
じめ負荷分散の可否を決定しておく。具体的には、分配
候補となるクラスタの負荷値が自クラスタの負荷値より
小さい場合には負荷分散の可否を表すフラグを可とし、
分配候補クラスタの負荷値が自クラスタの負荷値より大
きいか等しい場合は、負荷分散の可否を表すフラグを不
可とする。
【0010】さらに、各PEが、通信用プロセッサが決
めた分配候補クラスタ番号と分配可否を表す上記フラグ
を読む手段を設ける。クラスタ内のPEが負荷分散を行
なおうとした場合、負荷分散の可否を表す上記フラグが
可の場合通信用プロセッサが決めた分配候補クラスタに
負荷を分配し、不可の場合には自クラスタのプロセスプ
ールに負荷をつなぎ込む。
【0011】
【作用】本発明によれば、通信用のプロセッサがあらか
じめ負荷分散候補となるクラスタを決め、負荷分散の可
否を調べておくことにより、クラスタ内のPEが負荷分
散を行う場合、あらかじめ決められた分配候補クラスタ
の番号及び、負荷分散の可否を示すフラグを読み出すだ
けで、迅速に負荷分散を行なうことが出来る。
【0012】図1に本発明の並列システムのブロック図
を示す。図中110、120がPE、150が通信用プ
ロセッサである。通信用プロセッサはランダムに決定さ
れた分配候補クラスタ番号157を持つ。さらに、負荷
値読み出し機構153により読み出された分配候補クラ
スタの負荷値154と自クラスタの負荷値161を比較
した結果の分配可否フラグ156を持つ。この分配候補
クラスタ番号157と分配可否フラグ156の組を負荷
分散情報170と呼ぶ。各PEのCPU110、120
がプロセスを生成したときには、プロセス管理機構11
2、122は、負荷分散情報170を調べ、負荷分配が
可の場合は分配候補のクラスタへプロセスを分配する。
負荷分配が不可のときは、自クラスタのプロセスプール
にプロセスを入れる。これにより、各プロセッサが負荷
分散を行なおうとした場合、負荷分散情報170を読み
出すだけで、すぐに負荷分散を行なうことができ、負荷
分散の待ち時間をなくすことが出来る。
【0013】分配候補クラスタ番号157はタイマ割込
151により定期的に更新される。従って、分配候補ク
ラスタの負荷値154や、分配可否フラグ156もタイ
マのインターバルで更新される。従って、タイマ割込の
間隔をプロセスの平均実行時間より十分短くしておけ
ば、常に最新の負荷分散情報を反映することが出来るた
め、正確な負荷分散を行なうことが出来る。
【0014】
【実施例】図1〜図4に本発明の1実施例を示す。図1
はnクラスタ×mPEからなる動的負荷分散機構を持っ
た並列計算機の構成図である。図2はクラスタ内の各P
Eの動作のフローチャートである。図3〜4はクラスタ
内の通信用プロセッサの動作フローであり、それぞれ図
3はプロセスの分配処理、図4は負荷分散情報の更新処
理を示す。
【0015】図1において100、200はクラスタ、
500はネットワークである。クラスタ0(100)の
内部のみ詳細に記す。他のクラスタも全く同一の構成を
持つ。クラスタの内部では110、120が(演算用
の)PE、150が通信用のプロセッサである。PEの
内部では111、121がプロセスを実行するCPU、
112、122がプロセス管理機構である。160がク
ラスタのプロセスプール161がクラスタの負荷値(実
行待ちのプロセス数)である。通信用プロセッサの中で
は151がタイマ割込機構、152は乱数発生機構、1
57は乱数発生機構によりランダムに決定させられた分
配候補クラスタ番号、153は分配候補クラスタの負荷
値を読み出すための機構、154は分配候補クラスタの
負荷値、155は自クラスタの負荷値と分配候補クラス
タの負荷値を比較するための比較器、156は比較に結
果決められる負荷分散の可否を表すフラグである。分配
候補クラスタ番号157と分配可否フラグ156を合わ
せて負荷分散情報170と呼ぶ。ネットワークの中では
502がプロセス等の通信を行なうルータ、501が各
クラスタの負荷値を記憶するための負荷値レジスタであ
る。
【0016】本発明では、通信用プロセッサにおいて定
期的に負荷分散情報170を更新する機能を持つと共
に、クラスタ内の各PEが負荷分散情報を読む機能を設
ける事に特徴がある。
【0017】先ず、システム全体の構成について述べ
る。システムでは、プログラムを実行するPE(11
0、120)が集まり、クラスタ100を構成する。ク
ラスタ100、200をネットワーク500により結合
し、システム全体を構成する。クラスタ内のPEは主記
憶共有の密結合マルチプロセッサシステムとなってい
る。各クラスタは通信用プロセッサ150を持ち、クラ
スタからは通信用プロセッサのみがネットワークに接続
される。その他のPEはネットワークへの通信路を持た
ないため、PEが通信を行なう際には、通信用プロセッ
サ150を経由しなければならない。
【0018】次にプロセスの分配の方式(負荷分散方
式)について述べる。クラスタ内のPEは主記憶を共有
しているため、プロセスプール160を共有することが
可能である。従って、クラスタ内のPE間の負荷分散は
共有のプロセスプール160でプロセスを管理すること
により自動的に行なうことが出来る。それに対して、ク
ラスタの間はネットワークにより結合されており、共有
のプロセスプールを持つことが出来ない。従って、クラ
スタ間の負荷分散を行なうためにはプロセスを明示的に
他のクラスタに分ける必要が有る。本発明はこのクラス
タ間の負荷分散を効率良く行なうための方式である。具
体的にはクラスタ間の負荷分散を行なうべきか、及びど
このクラスタに負荷を分配するべきかを通信用プロセッ
サがあらかじめ決定しておくことにより、クラスタ内の
各PEが負荷分散を行なう際の待ち時間を削減すること
を可能にする。以下では上記の機能を実現するための各
構成ユニットの詳細な動作について述べる。
【0019】図2にPEの動作フローを示す。PEでは
先ず、プロセスプール160にプロセスが有るかが調べ
られる(ステップ10)。プロセスが有る場合にはプロ
セスプールよりプロセスを取り出し(ステップ11)、
負荷値(161)を更新(ステップ12)した後、プロ
セスが実行される(ステップ13)。プロセスの実行が
中断されると、子プロセスが生成されたかが調べられる
(ステップ14)。その結果子プロセスが生成されてい
た場合には負荷分散処理が必要になる(ステップ15〜
19)。負荷分散処理では先ず、通信用プロセッサが決
めた負荷分散情報170が読み込まれる(ステップ1
5)。この負荷分散情報の読み込みは、共有メモリをア
クセスするだけなので、待ち時間をほとんどかけずに行
なうことができる。負荷分散情報を読み込んだ結果、分
配可否フラグ156の比較が行なわれる(ステップ1
6)。分配可否フラグがONのとき、すなわち負荷分散
が可能なときは、通信用プロセッサに対して他のクラス
タへのプロセスの分配依頼が行なわれる(ステップ1
7)。それに対して、分配可否フラグがOFFの時は他
クラスタへのプロセスの分配は行なわれず、自クラスタ
のプロセスプールにプロセスを書き戻した後(ステップ
18)、負荷値の更新が行なわれる(ステップ19)。
その後中断したプロセスの継続もしくは新プロセスの取
り出しが行なわれる(ステップ20)。以上の処理によ
り、各PEは通信用プロセッサがあらかじめ決めてある
負荷分散情報170を読み出すことにより、生成したプ
ロセスを迅速に分配することができる。
【0020】次に、通信用プロセッサの動作について述
べる。図3は通信用プロセッサのクラスタ間プロセス分
配処理部158の動作フローを示す。ネットワークから
のプロセスの到着が有る場合には(ステップ30)、自
クラスタのプロセスプールにプロセスをつないだ後(ス
テップ32)、負荷値の更新が行なわれる(ステップ3
3)。それに対して、自クラスタ内のPEからのプロセ
スの分配処理が有った場合には(ステップ31)、ネッ
トワークのルータ502にプロセスの送出が行なわれる
(ステップ34)。
【0021】以上の他に、通信用プロセッサは、PEが
使用する負荷分散情報170の更新を行なう。負荷分散
情報の更新処理はタイマ割込151により定期的に起動
される。図4に通信用プロセッサ150のタイマ割込で
の動作を記す。タイマ割込を受けると先ず、自クラスタ
の負荷値161をネットワーク上の負荷値レジスタ15
1に書込む(ステップ40)。これにより、他のクラス
タに正確な負荷値を知らせることが出来る。その後、乱
数発生機構152を用いてクラスタをランダムに選択
し、分配候補クラスタ番号157を決定する(ステップ
41)。負荷値読み出し機構153を用いて分配候補ク
ラスタの負荷値をネットワーク内の負荷値レジスタ50
1より読み出す(ステップ42)。ネットワーク上で各
クラスタの負荷値が管理されていることにより、負荷値
の読み込みは高速に行なうことが出来る。分配候補クラ
スタの負荷値154と自クラスタの負荷値161を比較
器155で比較を行なう(ステップ44)。分配候補ク
ラスタの負荷値が自クラスタの負荷値より小さい場合に
は分配可否フラグをONとし(ステップ45)、クラス
タ内のPEが分配候補クラスタにプロセスを分配できる
ようにする。分配候補クラスタの負荷値が自クラスタの
負荷値より大きい時(等しい時も含む)は、分配可否フ
ラグをOFFとし(ステップ46)、他のクラスタへの
プロセスの分配は行なわれないようにする。以上に記し
た方法により、負荷分散情報を決定しておくことによ
り、クラスタ内のPEが負荷分散を行なおうとした場
合、すぐにその挙動を決定することが出来る。ここで、
PEが負荷分散を行なう際に、常に新しい負荷分散情報
を得、かつ特定のクラスタへの負荷の集中を避けるるた
めには、負荷分散情報を更新するためのタイマ割込の頻
度はプロセスの平均実行時間より十分小さくしておかな
くてはならない。
【0022】以上により、通信用プロセッサ150はク
ラスタ内のPEに常に新しい負荷分散情報を供給し、ク
ラスタ内のPEはその負荷分散情報を用いて迅速に動的
負荷分散を行なうことが可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、TCMPのPEからな
るクラスタを、通信専用プロセッサを介してネットワー
クに接続した階層構成の並列計算機において、ネットワ
ークに直接接続されていないクラスタ内のPEが負荷分
散を行なう際の待ち時間を大幅に削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動的負荷分散方式を持った並列計算機
のブロック図である。
【図2】図1のクラスタ内のプロセッシングエレメント
(PE)の動作のフローチャートである。
【図3】図1の通信用プロセッサがプロセスを分配する
際のフローチャートである。
【図4】図1の通信用プロセッサが負荷情報を更新する
際のフローチャートである。
【符号の説明】
100〜200…クラスタ、500…ネットワーク、1
10〜120…プロセッシングエレメント(PE)、1
50……通信用プロセッサ、160…プロセスプール、
161…クラスタの負荷値(実行待ちプロセス数)、1
11〜121…CPU、112〜122…プロセス管理
機構、151…タイマ割込機構、152…乱数発生機
構、153…負荷値読み出し機構、154…分配候補ク
ラスタの負荷値、155…比較機、156…負荷分配可
否フラグ、157…負荷分配候補クラスタ番号、158
…クラスタ間プロセス分配機構、501…負荷値レジス
タ、502…ルータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ以上のプロセッシング・エレメント
    と、通信用プロセッサと、これらに共有された主記憶を
    有するクラスタを構成要素とし、複数のクラスタがネッ
    トワークにより接続された並列計算機において、各クラ
    スタの通信用プロセッサが、定期的に、そのクラスタの
    負荷を分配する候補クラスタをランダムに選択し、その
    分配候補クラスタの番号を記憶し、分配候補クラスタの
    負荷値と自クラスタの負荷値とを比較し、分配候補クラ
    スタの負荷値が自クラスタの負荷値より小さいときには
    負荷分散の可否を表すフラグとして、分配可を表すフラ
    グを記憶し、分配候補クラスタの負荷値が自クラスタの
    負荷値より大きいか等しい時には負荷分散の否を表すフ
    ラグを記憶し、そのクラスタ内のプロセッシング・エレ
    メントが後に負荷の分散を行なう際に、上記フラグが負
    荷分散を可としている場合には上記記憶された番号を有
    する分配候補クラスタに負荷を分配し、該フラグが負荷
    分散を不可としている場合には、自クラスタに負荷を分
    配することを特徴とする並列計算機の負荷分散方法。
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