JPH07141189A - オーバレイリンク方式 - Google Patents

オーバレイリンク方式

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JPH07141189A
JPH07141189A JP5287899A JP28789993A JPH07141189A JP H07141189 A JPH07141189 A JP H07141189A JP 5287899 A JP5287899 A JP 5287899A JP 28789993 A JP28789993 A JP 28789993A JP H07141189 A JPH07141189 A JP H07141189A
Authority
JP
Japan
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overlay
program
modules
executing
manager
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5287899A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Wada
典之 和田
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
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Publication of JPH07141189A publication Critical patent/JPH07141189A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ダイナミックリンク機能が提供されていないO
S上で、容量の小さな補助記憶装置の環境下でも、大き
いプログラムが実行できるオーバレイリンク方式を提供
する。 【構成】リンカは、オーバレイ構造でリンクされたオー
バレイモジュール22,23,〜をプログラム21とは
別ファイルとして作成する。また、オーバレイマネージ
ャ14はオーバレイモジュール22,23,〜を実行す
るときは、別ファイルのオーバレイモジュール22等を
オーバレイエリア15に読込むとともにリロケーション
を行い実行する。これにより、容量の小さい補助記憶装
置の場合には、別ファイルとなったオーバレイモジュー
ル22,23,〜を組込まないようにすることで、機能
を限定して格納することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーバレイリンク方式、
特にダイナミックリンク機能が提供されていないOS上
で大きいプログラムを実行させるためのオーバレイリン
ク方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のオーバレイリンク方式
は、プログラムを、実行中は常に主記憶装置上にあるプ
ログラムの常駐部と必要なときだけ補助記憶装置から読
込まれる複数のオーバレイモジュールとに論理的に分割
しているが、物理的には両者を一つのファイルとするよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオーバ
レリンク方式は、プログラムの常駐部と複数のオーバレ
イモジュールとを一つのファイルにするようになってい
るので、たとえ全てのオーバレイモジュールを使用しな
くても、また、補助記憶装置の容量が小さくてもプログ
ラムを分割して格納することができず、補助記憶装置に
プログラムを格納するのに十分な空きがなければ格納で
きないとか、或いは格納できても使用しないオーバレイ
モジュールの部分の装置上の容量は無駄になるという欠
点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のオーバレイリン
ク方式は、ダイナミックリンク機能が提供されていない
OS上で、プログラムを読込む主記憶装置のメモリ容量
を越える大きな容量のプログラムを実行する場合に、大
きなプログラムを論理的に分割して、その分割されたプ
ログラムを必要に応じて主記憶装置に読込むことによっ
て大きなプログラムを実行するオーバレイリンク方式に
おいて、論理的に分割されプログラムの常駐部と物理的
に別ファイルに格納されたオーバレイモジュールと、O
Sが提供する入出力機能であるOS機能呼出しを実行す
るためのエントリが並ぶ入口テーブルのオーバレイ実行
に予約されているエントリの内容をオーバレイマネージ
ャのアドレスに書換えた入口テーブルと、前記プログラ
ムの常駐部から前記OS機能呼出しを介して呼出された
とき呼出しに含まれるパラメータから前記オーバレイモ
ジュールのファイルを決定して主記憶装置のオーバレイ
モジュールエリアに読込みオーバレイモジュールを実行
させるオーバレイマネージャとを有することにより構成
される。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を説明するための
図である。図1はプログラムを実行するためのコンピュ
ータの内部メモリである主記憶装置1とプログラムを格
納しておく補助記憶装置2とを示している。主記憶装置
1には予めOS領域12にOSが格納され、またOSの
機能呼出しをサポートするためのOS機能呼出しエント
リが並ぶ入口テーブル11が格納されていて、さらに補
助記憶装置2からロードされるプログラム常駐部13,
オーバレイマネージャ14,およびオーバレイエリア1
5が準備されている。また、補助記憶装置2にはプログ
ラム21,および複数のオーバレイプログラム22,2
3,〜がそれぞれ別のファイルとして格納されているこ
とを示している。
【0007】次に実施例における処理について説明を進
める。まず、プログラム作成の段階では、メインプログ
ラムとしてのプログラム21と複数のオーバレイモジュ
ール22,23,〜とは、オーバレイ構造を指定して、
いくつかのオブジェクトをリンクし、それぞれ実行形成
のファイルとして作成する。このとき、オーバレイモジ
ュール22,23,〜内のサブプログラムを実行する命
令があった場合には、サブプログラム呼出し命令を、オ
ーバレイモジュール番号とオーバレイモジュール内オフ
セットとをパラメータとしてオーバレイマネージャ14
を実行するOS機能呼出し命令に書換える。また、オー
バレイモジュール22,23,〜のそれぞれにはオーバ
レイモジュール番号からファイル名を決定し、プログラ
ム21とはそれぞれ別ファイルで作成する。さらにま
た、これらのオーバレイモジュール22,23,〜のそ
れぞれの先頭にはファイルサイズおよびリロケーション
に必要なヘッダ情報を設けておく。
【0008】次に、プログラム実行段階では、プログラ
ム21が主記憶装置1に読込まれると、プログラム21
はメモリ上のプログラム常駐部13とオーバレイマネー
ジャ14とに割付け記憶される。第1段階として、プロ
グラム21の実行に先立って入口テーブル11の中のオ
ーバレイ実行に予約されているエントリの内容をオーバ
レイマネージャ14の入口のアドレスに書換えておく。
第2段階として、プログラム21を実行するため、プロ
グラム常駐部13を先頭から順次実行していくが、例え
ばオーバレイモジュール22を実行する場合には、オー
バレイモジュール番号とオーバレイモジュール内オフセ
ットをパラメータとしてOS機能呼出し命令を実行す
る。このとき、第1段階で入口テーブル11の中のオー
バレイ実行に予約されているエントリがオーバレイマネ
ージャ14の入口のアドレスに書換えられているので、
オーバレイマネージャ14に実行の制御が移る。第3段
階として、オーバレイマネージャ14が図3にフロー図
を示す処理を行なう。即ち、オーバレイマネージャ14
はパラメータのオーバレイモジュール番号により、複数
のオーバレイモジュール22,23〜の中から読込むべ
きファイルを決定し、ファイルが存在するかを検査して
(ステップ101)ファイルが存在しない場合には、実
行できないメッセージを表示してオーバレイマネージャ
14の処理を終了する。ファイルが存在した場合には、
オーバレイマネージャ14はオーバレイモジュール22
をオーバレイエリア15に読込み、オーバレイモジュー
ル22のアドレスの整合をとるため、オーバレイモジュ
ール22の先頭にあるヘッダ情報から関数や変数のエン
トリ情報のリロケーションを実行する(ステップ10
2)。次に、オーバレイマネージャ14はパラメータの
オーバレイモジュール内オフセットからオーバレイエリ
ア15の実行すべきアドレスを決定し実行する(ステッ
プ103)。このときオーバレイエリア15上のオーバ
レイモジュール22の実行が終了したときに、再びオー
バレイマネージャ14に実行の制御が戻るように戻り番
地を操作しておく。次に、オーバレイマネージャ14
は、ステップ103によってオーバレイモジュール22
の実行が終了したときに実行の制御が戻ってくるので、
オーバレイマネージャ14の割込の終了処理を行なう
(ステップ104)。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ダイナミ
ックリンク機能が提供されていないOS上で、オーバレ
イマネージャにオーバレイモジュールの番号から決定さ
れるファイルを読込ませることによりオーバレイ構造で
リンクしたプログラムのオーバレイモジュールをプログ
ラム常駐部とは別ファイルにしてリンクさせることがで
き、容量が小さい補助記憶装置の場合には機能を限定す
ることで最小限にしてファイルを組込むことが可能とな
り、従来なら使用できない補助記憶装置の環境下でも使
用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図2】図1のオーバレイマネージャの処理のフロー図
である。
【符号の説明】
1 主記憶装置 2 補助記憶装置 11 入口テーブル 12 OS領域 13 プログラム常駐部 14 オーバレイマネージャ 15 オーバレイエリア 21 プログラム 22,23 オーバレイモジュール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイナミックリンク機能が提供されてい
    ないOS上で、プログラムを読込む主記憶装置のメモリ
    容量を越える大きな容量のプログラムを実行する場合
    に、大きなプログラムを論理的に分割して、その分割さ
    れたプログラムを必要に応じて主記憶装置に読込むこと
    によって大きなプログラムを実行するオーバレイリンク
    方式において、論理的に分割されプログラムの常駐部と
    物理的に別ファイルに格納されたオーバレイモジュール
    と、OSが提供する入出力機能であるOS機能呼出しを
    実行するためのエントリが並ぶ入口テーブルのオーバレ
    イ実行に予約されているエントリの内容をオーバレイマ
    ネージャのアドレスに書換えた入口テーブルと、前記プ
    ログラムの常駐部から前記OS機能呼出しを介して呼出
    されたとき呼出しに含まれるパラメータから前記オーバ
    レイモジュールのファイルを決定して主記憶装置のオー
    バレイモジュールエリアに読込みオーバレイモジュール
    を実行させるオーバレイマネージャとを有することを特
    徴とするオーバレイリンク方式。
JP5287899A 1993-11-17 1993-11-17 オーバレイリンク方式 Withdrawn JPH07141189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287899A JPH07141189A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 オーバレイリンク方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287899A JPH07141189A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 オーバレイリンク方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07141189A true JPH07141189A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17723160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5287899A Withdrawn JPH07141189A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 オーバレイリンク方式

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JP (1) JPH07141189A (ja)

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Effective date: 20010130